JPH0376000B2 - - Google Patents

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JPH0376000B2
JPH0376000B2 JP63081094A JP8109488A JPH0376000B2 JP H0376000 B2 JPH0376000 B2 JP H0376000B2 JP 63081094 A JP63081094 A JP 63081094A JP 8109488 A JP8109488 A JP 8109488A JP H0376000 B2 JPH0376000 B2 JP H0376000B2
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JP
Japan
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outer skin
films
film
thermocompression
rollers
Prior art date
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Application number
JP63081094A
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English (en)
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JPH01253190A (ja
Inventor
Masahiro Haneizumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPH01253190A publication Critical patent/JPH01253190A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はELパネルの製造方法に関し、詳しく
は、液晶表示装置のバツクライト等に使用される
ELパネルの製造において、EL素子を外皮フイル
ムで挟んで封止する熱圧着方法に関する。
従来の技術 液晶表示装置におけるバツクライト等に使用さ
れている有機型ELパネルの具体例を第6図及び
第7図に、その製造装置例を第8図乃至第10図
に示し説明する。
第6図及び第7図に示すELパネル1において、
2はプレート状のEL素子、3,4はEL素子2の
短辺より外部に導出した二本の平行なリン青銅等
のリード線、5,6はEL素子2を上下から挟ん
で封止するフツ素系樹脂等のフレキシブルな外皮
フイルムである。上記EL素子2は、図示しない
が蛍光体の発光層を絶縁層を介して透明電極を背
面電極と挟んだもので、透明電極と背面電極から
リード線3,4が導出される。また、上記外皮フ
イルム5,6は、内面にポリエチレン等の低融点
の接着剤7,7が塗着されたもので、EL素子2
をサンドイツチ式に挟み、上記EL素子2より食
み出した周辺部分同士を後述の熱圧着法にて気密
的に接着固定することで、EL素子2を気密的に
封止している。リード線3,4は、外皮フイルム
5,6の周辺部分二箇所から外部に導出される。
上記ELパネル1の製造における外皮フイルム
5,6の熱圧着工程は、第8図乃至第10図に示
す装置によつて行われる。
同図において、8,9は上下に配置された一対
の熱圧着ローラで、ヒータ〔図示せず〕を内蔵し
た弾性ローラである。10,11は上記熱圧着ロ
ーラ8,9間に長尺な外皮フイルム5,6を送り
込む繰出し用スプールである。下部のスプール1
1からは外皮フイルム6が熱圧着ローラ8,9間
に略水平方向から送り込まれ、上部のスプール1
0からは別の外皮フイルム5が熱圧着ローラ8,
9間に斜め方向から送り込まれ、両外皮フイルム
5,6は熱圧着ローラ8,9の回転力で前方へと
送り出される。
上記装置による外皮フイルム5,6の熱圧着は
以下のようにして行われる。まず、下部のスプー
ル11から送り出される外皮フイルム6上にEL
素子2を位置決め載置して等間隔で順次に供給す
る。すると、一つのEL素子2が熱圧着ローラ8,
9の間を通過する間に熱圧着ローラ8,9は、第
10図に示すようにEL素子2の形状に応じて弾
性変形して外皮フイルム5,6を上下から加熱し
ながら押圧し、この時に外皮フイルム5,6の
EL素子2から食み出した部分同士が重合して、
この部分での接着剤7,7が溶着して一体化され
る。この熱圧着ローラ8,9でEL素子2を封入
しながら一体化された長尺な一対の外皮フイルム
5,6を、各EL素子2,2…の間の中間点で切
断して所望のELパネル1を得る。
発明が解決しようとする課題 ところで、上述したように長尺な外皮フイルム
5,6でEL素子2を挟んで、熱圧着ローラ8,
9間に通す製造方法は、量産性に優れるが、次な
る問題点があつた。
即ち、外皮フイルム5,6を上下から熱圧着ロ
ーラ8,9で押圧した時に、外皮フイルム5,6
の両側端部5a,6a,5b,6b間で溶融した
接着剤7が外部に食み出し、熱圧着ローラ8,9
の外周面に付着して熱圧着ローラ8,9が汚れる
ことがあつた。特に、外皮フイルム5,6のリー
ド線3,4が導出された一側端部5a,6a間か
ら接着剤7が食み出して上記リード線3,4に付
着すると、後工程でのリード線3,4の半田処理
等が難しくなり、また、上記接着剤7が食み出し
て熱圧着ローラ8,9に付着すると、この付着し
た接着剤7が、後続のEL素子2が熱圧着ローラ
8,9間を通る時に、このEL素子2のリード線
3,4の外皮フイルム5,6からの導出部分に転
写されて、前述の場合と同様、そのリード線3,
4の後工程での半田処理等が難しくなるという問
題があつた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み提案された
もので、その目的とするところは、外皮フイルム
の熱圧着時、外皮フイルムから食み出した接着剤
が外皮フイルムのリード線導出部分に付着するの
を簡便な手段で抑止し得る方法を提供することに
ある。
課題を解決するための手段 本発明における上記目的を達成するための技術
的手段は、プレート状のEL素子及びEL素子から
導出したリード線の一部を上下から外皮フイルム
で挟んで、上下の外皮フイルムのEL素子から食
み出した部分同士を上下から熱圧着ローラで押圧
して熱圧着する方法であつて、 上記外皮フイルムの熱圧着ローラ側に、外皮フ
イルムをその全幅に亘つて被覆する外皮フイルム
よりも幅広の耐熱性保護フイルムを重合させるよ
うにしたELパネルの製造方法である。
作 用 本発明方法によれば、外皮フイルムの熱圧着ロ
ーラ側に外皮フイルムを被覆する保護フイルムを
重合させたから、EL素子を挟んだ外皮フイルム
を熱圧着ローラで押圧する時に、上記外皮フイル
ムと熱圧着ローラ間に、保護フイルムが介在する
ので、外皮フイルム端部から外皮フイルム内面の
接着剤が食み出しても、この食み出した接着剤
は、外皮フイルムのリード線導出部分に付着せず
に保護フイルムに転写され、熱圧着ローラに付着
することがなくなる。また、上記保護フイルムは
外皮フイルムをその全幅に亘つて被覆するため、
外皮フイルムの表面を保護する作用も呈する。
実施例 本発明に係るELパネルの製造方法の一実施装
置例を第1図乃至第5図を参照しながら説明す
る。尚、第6図乃至第10図と同一、又は相当部
分には同一参照符号を付してその説明は省略す
る。
本発明の特徴は、外皮フイルム5,6の熱圧着
ローラ8,9側に、長尺な保護フイルム12,1
3を重合させ、上記熱圧着ローラ8,9と外皮フ
イルム5,6間に保護フイルム12,13を介在
させて外皮フイルム5,6を熱圧着することにあ
る。
この保護フイルム12,13は、例えばポリエ
ステル樹脂等の安価であつて耐熱性、離型性及び
熱的安定性に富んだフレキシブルな素材からな
り、第2図及び第3図に示すように外皮フイルム
5,6の幅W1よりも、例えば片側で5〜10mm程
度広い幅W2を有し、外皮フイルム5,6をその
全幅W1に亘つて被覆するように上記外皮フイル
ム5,6の熱圧着ローラ8,9側に重合させた状
態で繰出し用スプール10,11に巻装される。
尚、上記保護フイルム12,13は外皮フイルム
5,6よりも薄いものであるが、繰出し用スペー
ル10,11に外皮フイルム5,6と共に巻装し
易くする点では可及的に厚い方が好ましい。しか
しながら、保護フイルム12,13を厚くし過ぎ
ると、繰出し用スプール10,11での巻装時に
嵩張ると共に、熱圧着時に熱伝導性が低下すると
いう虞もある。上記保護フイルム12,13と外
皮フイルム5,6とは、後工程での剥離が容易な
ように弱貼着性を有する接着剤で重合させるよう
にしてもよい。しかしながら、上記両フイルムは
共に樹脂製であるため帯電し易く、上記接着剤な
しでもその重合状態を保持することが可能であ
る。
外皮フイルム5,6を熱圧着するに際しては、
第1図及び第4図に示すように繰出し用スプール
10,11から重合状態の外皮フイルム5,6及
び保護フイルム12,13が送り出され、下部の
スプール11からの外皮フイルム6上にEL素子
2を順次に位置決め載置する。そして熱圧着ロー
ラ8,9間を通過するEL素子2は、第5図に示
すように熱圧着ローラ8,9の弾性変形及び加熱
により外皮フイルム5,6が上下から押圧され
て、この外皮フイルム5,6のEL素子2から食
み出した部分同士が重合され、接着剤7,7の溶
融により一体化されて封止される。この熱圧着
時、上記外皮フイルム5,6と熱圧着ローラ8,
9間に、外皮フイルム5,6をその全幅W1に亘
つて被覆する保護フイルム12,13が介在する
ので、仮に、上記外皮フイルム5,6の一側端部
5a,6aから外皮フイルム5,6内面の接着剤
7,7が食み出しても、この食み出した接着剤
7,7は、保護フイルム12,13内面に付着し
て、熱圧着ローラ8,9に付着せず、熱圧着ロー
ラ8,9は汚れない。また、保護フイルム12,
13は外皮フイルム5,6をその全幅W1に亘つ
て被覆するため、上記外皮フイルム5,6を外部
から保護する。これは上述した熱圧着時に限ら
ず、その前後工程においても外皮フイルム5,6
を保護することが可能となる。この熱圧着ローラ
8,9でEL素子2を封入しながら一体化された
長尺な外皮フイルム5,6を被覆する保護フイル
ム12,13は、外皮フイルム5,6の熱圧着後
に剥離され、一方、上記外皮フイルム5,6は各
EL素子2,2…の間の中間点で切断されて第6
図及び第7図に示すELパネル1が得られる。尚、
上記保護フイルム12,13の剥離除去は、外皮
フイルム5,6の切断後であつてもよい。
発明の効果 本発明方法によれば、EL素子を封止する外皮
フイルムを熱圧着ローラで熱圧着する際に、上記
外皮フイルムの熱圧着ローラ側に保護フイルムを
重合させることで外皮フイルムと熱圧着ローラ間
に保護フイルムが介在するので、外皮フイルムか
ら食み出した外皮フイルム間の接着剤は、外皮フ
イルムのリード線導出部分に付着せずに保護フイ
ルムに付着し、而も熱圧着ローラにも付着しない
ので、後続のEL素子についても外皮フイルムの
リード線導出部分に接着剤が転写されることも無
くなつて後工程でのリード線の半田処理等が良好
に行える。また、上記保護フイルムは外皮フイル
ムをその全幅に亘つて被覆するため、外皮フイル
ム表面を外部から保護することもでき、従つて商
品的価値の高いELパネルを量産性良く製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明方法の一実施例を説
明するためのもので、第1図は外皮フイルムの熱
圧着装置を示す概略正面図、第2図は第1図のA
−A線に沿う拡大断面図、第3図は第1図のB−
B線に沿う拡大断面図、第4図は第1図の装置の
部分平面図、第5図は第1図のC−C線に沿う拡
大部分断面図である。第6図はELパネルの具体
例を示す平面図、第7図は第6図のD−D線に沿
う拡大断面図、第8図は第6図のELパネルの製
造装置を示す概略正面図、第9図は第8図の装置
の部分平面図、第10図は第8図のE−E線に沿
う拡大部分断面図である。 2……EL素子、3,4……リード線、5,6
……外皮フイルム、8,9……熱圧着ローラ、1
2,13……保護フイルム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プレート状のEL素子及びEL素子から導出し
    たリード線の一部を上下から外皮フイルムで挟ん
    で、上下の外皮フイルムのEL素子から食み出し
    た部分同士を上下から熱圧着ローラで押圧して熱
    圧着する方法であつて、 上記外皮フイルムの熱圧着ローラ側に、外皮フ
    イルムをその全幅に亘つて被覆する外皮フイルム
    よりも幅広の耐熱性保護フイルムを重合させるよ
    うにしたことを特徴とするELパネルの製造方法。
JP63081094A 1988-03-31 1988-03-31 Elパネルの製造方法 Granted JPH01253190A (ja)

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JP63081094A JPH01253190A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 Elパネルの製造方法

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JPH01253190A JPH01253190A (ja) 1989-10-09
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JPH01253190A (ja) 1989-10-09

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