JPH0375231B2 - - Google Patents

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JPH0375231B2
JPH0375231B2 JP58238086A JP23808683A JPH0375231B2 JP H0375231 B2 JPH0375231 B2 JP H0375231B2 JP 58238086 A JP58238086 A JP 58238086A JP 23808683 A JP23808683 A JP 23808683A JP H0375231 B2 JPH0375231 B2 JP H0375231B2
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JP
Japan
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pipe
tube
rigging
lining
lining material
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JP58238086A
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JPS60129172A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、曲り部のある管内の物体を索具によ
り移動させて、その物体の移動方向側で曲り部の
ある管内に入れたライニング材を前記物体により
管内面に塗布する管内面ライニング方法の改良に
関する。
従来、第2図に示すように、ワイヤー等の索具
5によつて単純に物体6を引張り、ライニング材
9の物体6により管内面に塗布し、物体6の通つ
た後にライニング層11を形成していた。しか
し、物体6が牽引に伴つて管径方向に移動しやす
いため、ライニング層11の厚みにバラツキを生
じやすい欠点があり、また、ライニング層11の
硬化までにライニング材が流下して、ライニング
層11の厚みが不均一になりやすい欠点があつ
た。
この欠点を解消するために、管内の物体を、直
線状の線又は管からなる索具により自転させなが
ら移動させて、その物体の移動方向側の管の一端
側から管内に塗料を入れ、この塗料を前記物体に
より管内面に塗布する塗料塗布方法を利用するこ
とが考えられる(例えば特開昭54−82597号公
報)。
しかしながら、この方法によれば、物体が自転
することによつて、物体は自づと管の中心を通つ
て、管内面と物体との〓間巾で定まるライニング
層の厚みが均一になるといつた利点があるもの
の、索具が剛性の高いものであつた場合、曲り部
のある管内へは挿入できず、また単に索具を可撓
性の優れたもので構成したとしても、弾性変形が
自在になるだけで、物体に管軸心方向への推進力
が伝わりにくくなり、結局上記方法を利用しても
曲り部のある管内をライニングすることはできな
いという欠点があつた。
本発明は上記の欠点を解消し、曲り部のある管
内であつても、ライニング層の厚みを均一にライ
ニングすることができるライニング方法を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、索具とし
て物体を先端側に固着連結したスパイラルワイヤ
ーを使用し、ライニング材を曲り部のある管に注
入する前に、前記索具を回転させながら前記物体
を前記曲り部のある管内の所定位置まで挿入し、
前記ライニング材の塗布に当たつて、管外の駆動
装置により前記スパイラルワイヤーを回転させ
て、前記物体を管内移動に際して自転させること
を特徴とし、その作用効果は次の通りである。
つまり、索具として、弾性変形がしやすく、し
かも軸心方向への推進力を伝達しやすいスパイラ
ルワイヤーを用い、そのスパイラルワイヤーを回
転させながら物体を管内へ挿入するから、複雑に
曲がつた管であつても、管の形状に応じて、姿勢
をあらゆる方向へ自在に変形させて管内を侵入し
ていき、管内の所定の位置まで物体の挿入と容易
に行なうことができる。
そして、物体を管の所定位置まで挿入した状態
で、ライニング材を管内へ注入し、物体を引き戻
しながらライニングするから、管内に障害物や、
管径の縮小部があつても、それらの手前までは確
実にライニングすることができる。
さらに、索具としてスパイラルワイヤーを用い
ているから、曲り部のある管内であつても、トル
ク伝達が良く、そのために、このスパイラルワイ
ヤーを介して、確実に物体を自転させることがで
き、前記物体を自転させることによつて、物体は
自づと管の中心を通つて、管内面と物体との〓間
巾で定まるライニング層の厚みが均一になる。
その結果、曲り部のある管であつて、しかもそ
の管内に物体の移動を妨げる障害物があつても、
その手前までは、管内面のライニング層の厚さを
容易確実にに均一にライニングでき、作業性及び
信頼性のいずれにおいても優れた状態で、例えば
既設導管の補修等の管内面ライニングを行えるよ
うになつた。
次に、第1図により実施例を示す。
第1図イに示すように、鉄筋コンクリート造り
の集合住宅1等の屈曲した共用内管2(曲り部の
ある管の一例)を、屋外地下の共用サービスコツ
ク3及び建物1階の個人用ガスメータ4の取外し
によつて、補修対象部分の両側で開口させる。
尚、共用サービスコツク3よりも上流側の配管に
対して、ガスバツグ5等の適当な手段で予め閉じ
ておく。
次に、第1図ロに示すように、弾性撓み変形自
在なスパイラルワイヤーから成る索具5の先端
に、ライニング層の厚さ設定に見合つて共用内管
2の内径よりも適度に小さい直径に形成した物体
6を連結しておいて、サービスコツクプロテクタ
ー7を利用して、物体6を共用内管2に入れ、屋
外地上の駆動装置8によつて、索具5を回転させ
ながら繰出し、物体6を自転させながらガスメー
タの接続部Aよりも少し下流側まで押込む。
次に、第1図ハに示すように、ガスメータ接続
部Aから共用内管2に適量のライニング材9を注
入装置10の押込み、その後で、空気加圧等の適
当ら手段でライニング材9の全量を共用内管2内
に入る。
次に、第1図ニに示すように、駆動装置8によ
つて索具5を回転させながら引張つて、物体6を
自転させながら管内移動させ、物体6によつて、
その移動方向側のライニング材9を押し流すとと
もに、適量のライニング材を共用内管2の内面全
体に塗布して、ライニング層11を形成する。
物体6とサービスコツクプロテクター7側に引
出すと共に、余剰ライニング材9を回収し、管補
修を完了した後、共用サービスコツク3のガスメ
ータ4の取付け等によつて配管を復元し、作業を
完了する。
次に別の実施例を示す。
物体6の形状は球形状や砲弾状等、その他適当
に変形でき、また、物体6の材質や構造等も適宜
変更でき、さらに、複数個の物体6を連結して、
ライニング材9を物体6間に入れてもよい。
索具5を介して物体6を移動及び自転させる駆
動装置8の具体的構成は適当に選択できるが、一
般的には、索具5を繰り出しや引込み自在に巻取
つたホルダーを原動機で回転させるように構成す
る。
ライニング材9は、二液混合型、熱硬化型、常
温硬化型、その他各種特性のものを利用できる。
対象とする曲り部のある管2は、都市ガス用、
天然ガス用、水道用等の既設導管が一般的である
が、新しい管であつてもよい。また、上記実施例
では、共用内管2の内面全体にライニング層を形
成した場合について説明したが、例えば屈曲した
共用内管2のうちの直管部分のみにライニング層
を形成する場合であつても本発明は適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イないしニは本発明の実施例を示す説明
図である。第2図は従来例の説明図である。 2…曲り部のある管、5…索具、6…物体、8
…駆動装置、9…ライニング材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 曲り部のある管2内の物体6を索具5により
    移動させて、その物体6の移動方向側で曲り部の
    ある管2内に入れたライニング材9を前記物体6
    により管内面に塗布する管内面ライニング方法で
    あつて、前記索具5として前記物体6を先端側に
    固着連結したスパイラルワイヤーを使用し、前記
    ライニング材9を前記曲り部のある管2に注入す
    る前に、前記索具5を回転させながら前記物体6
    を前記曲り部のある管2内の所定位置まで挿入
    し、前記ライニング材9の塗布に当たつて、管外
    の駆動装置8により前記スパイラルワイヤーを回
    転させて、前記物体6を管内移動に際して自転さ
    せる管内面ライニング方法。
JP23808683A 1983-12-16 1983-12-16 管内面ライニング方法 Granted JPS60129172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23808683A JPS60129172A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 管内面ライニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23808683A JPS60129172A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 管内面ライニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60129172A JPS60129172A (ja) 1985-07-10
JPH0375231B2 true JPH0375231B2 (ja) 1991-11-29

Family

ID=17024948

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23808683A Granted JPS60129172A (ja) 1983-12-16 1983-12-16 管内面ライニング方法

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JP (1) JPS60129172A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5482597A (en) * 1977-12-14 1979-06-30 Hitachi Ltd Manufacturing method of graphite powder coated cladding tube

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5482597A (en) * 1977-12-14 1979-06-30 Hitachi Ltd Manufacturing method of graphite powder coated cladding tube

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60129172A (ja) 1985-07-10

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