JPH0749113B2 - 管の内面ライニング方法 - Google Patents

管の内面ライニング方法

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JPH0749113B2
JPH0749113B2 JP61246092A JP24609286A JPH0749113B2 JP H0749113 B2 JPH0749113 B2 JP H0749113B2 JP 61246092 A JP61246092 A JP 61246092A JP 24609286 A JP24609286 A JP 24609286A JP H0749113 B2 JPH0749113 B2 JP H0749113B2
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pipe
lining
lining material
wire
auxiliary
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俊範 辻
耕一 細谷
文雄 月本
光秀 藤田
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通線に連結したライニング用物体を管内に入
れ、その物体の後側で前記管内にライニング材を充填
し、前記管内に加圧ガスを供給して、前記補助物体への
ガス圧付与で前記物体及びライニング材を前記管内に送
り込み、前記物体が所定位置に到達したところで加圧ガ
ス供給を停止し前記通線を前記管の外側から引き戻し
て、前記物体で前記管の内面に一次塗布したライニング
材を平滑化する管の内面のライニング方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、通線に連結したライニング用物体を管内に入れ、
その物体の後側で前記管内にライニング材を充填し、前
記管内に加圧ガスを供給して、前記補助物体へのガス圧
付与で前記物体及びライニング材を前記管内に送り込
み、前記物体が所定位置に到達したところで加圧ガス供
給を停止し前記通線を前記管の外側から引き戻して、前
記物体で前記管の内面に一次塗布したライニング材を平
滑化する管の内面のライニング方法には、第3図に示す
ようなライニング用具が用いられていた。補助物体(1
5)は、通線(3)を挿通可能な孔が設けられており、
その孔に前記通線(3)を挿通してある。このライニン
グ用物体(4)と前記補助物体(15)とを順に管(2)
の中に入れ、前記物体(4)と前記補助物体(15)との
間にライニング材を充填し、前記補助物体(15)にガス
圧を付与して、ライニング材と前記物体(4)を前記管
(2)内に送り込むとともに、前記補助物体(15)によ
りライニング材を前記管(2)の内面に一次塗布し、前
記物体(4)が所定位置に到達したところでガス供給を
停止し、次いで、前記通線(3)を引き戻しつつ、前記
物体(4)により一次塗布したライニング材の仕上げを
行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、補助物体にガス圧を付与して、ライニング材と
ライニング用物体を管内に送り込むに際して、前記補助
物体が前記管の曲がり部にさしかかると、先行する前記
ライニング用物体がこの曲がり部の先に位置した状態で
は、通線にこの送り込みに対する抵抗があり、前記ライ
ニング用物体との間の前記通線に張力が生じ、前記補助
物体に先行する前記ライニング用物体と前記補助物体と
の間の前記通線に加わる張力の方向と前記通線に作用す
る抵抗力の方向とが異なるために、前記補助物体を前記
管の曲がり部の内側に押付けるような前記補助物体に作
用する合力が生じ、前記補助物体が前記通線によって前
記管の曲がり部の内側に押付けられて止まってしまい、
圧送できなくなることがある。また、前記通線を引き戻
して前記補助物体で一次塗布したライニング材を仕上げ
る際に、同様に、前記管の曲がり部に前記補助物体がさ
しかかったところで、前記通線を引き戻す力の方向と前
記ライニング用物体に加わる一次塗布されたライニング
材を仕上げるために余剰のライニング材によってもたら
される抵抗力の方向とが異なるために、前記補助物体を
前記管の曲がり部の内側に押付けるような前記補助物体
に作用する合力が生じ、前記補助物体が前記通線によっ
て前記管の曲がり部の内側に押付けられ、そのまま引き
戻されるので、一旦一次塗布したライニング材が擦り取
られ、前記ライニング用物体が通過した後も、この部分
のライニング材の厚みは不足し、ライニングの欠陥を招
く問題もあった。
本発明の目的は、余剰ライニング材を少量にしながら、
そのための手段に起因して、ライニング用物体及びライ
ニング材の圧送におけるトラブルを解消すると同時に、
ライニング層の損傷といったライニング施工上のトラブ
ルを解消する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴手段は、通線に連結したライニング用物体
の後側で管内にライニング材を充填した後、そのライニ
ング材の後側で前記管内にライニング用補助物体を、前
記通線と前記管の内面との間に介在させた状態で入れる
ことにより、その作用効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、ライニング用補助物体を、通線と管の内面との
間に介在させた状態で入れることにより、前記補助物体
と前記通線とは回転、移動に関して独立であり、管の曲
がり部においても前記通線に生ずる張力が前記補助物体
に影響を及ぼすことがないので、前記通線が前記補助物
体を前記管の曲がり部の内側に押付けることを防止でき
る。しかも、圧送に際して、前記補助物体でライニング
材を管の内面に一次塗布するので、余剰のライニング材
を多く必要とせず、管全周への一次塗布を確実に行え
る。
〔発明の効果〕
その結果、管が埋設されていても、適量のライニング材
の準備で十分にライニングでき、補助物体が管の曲がり
部に引っ掛かってライニング材及びライニング用物体の
圧送を妨げることを防止でいるので、一次塗布の際の作
業中断を回避でき、同時に、仕上げの際に補助物体が通
線によって前記管の曲がり部の内側に押付けられたまま
引き戻されて一旦一次塗布したライニング材を擦り取っ
て前記ライニング用物体が通過した後もこの部分のライ
ニング材の厚みの不足が生じてライニング層に損傷が残
るという問題を回避できるので、全体として、作業性、
経済性、ライニング処理の信頼性の全てにおいて優れた
管の内面ライニング方法を提供できるようになった。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第1図(イ)に示すように、地中の都市ガス供給用主管
(1)に接続した分岐管(2)において、その顧客用ガ
スメータを外し、メータコック(11)から分岐管(2)
内にガスバッグ(12)を入れ、ガスバッグ(12)を膨張
させて分岐管(2)を遮断する。
そして、メータコック(11)を外して、第1図(ロ)に
示すようにライニング用コック(13)を分岐管(2)に
取付ける。
第1図(ハ)に示すように、ライニング用コック(13)
に接続するパイプ(6)内にライニング用の物体(4)
と補助物体(5)を収容し、帯鋼製などの通線(3)
を、物体(4)に連結すると共に、繰出し及び巻取自在
なホルダー(7)に巻付け、かつ、補助物体(5)とパ
イプ(6)の間を通し、両物体(4),(5)間でパイ
プ(6)にライニング材の注入器(8)を接続し、コン
プレッサー(10)を注入器(8)とパイプ(6)にバル
ブで選択送風できるように接続して構成したライニング
装置を準備しておく。尚、物体(4)はポリエチレン等
から成り、補助物体(5)はウレタンスポンジ等の軟質
材から成り、物体(4)より少し小径である。
そして、ガスバッグ(12)を取出して、パイプ(6)を
ライニング用コック(13)に接続し、コンプレッサー
(10)の圧力で注入器(8)から適量の液状ライニング
材(9)を両物体(4),(5)間に入れる。
次に、第1図(ニ)に示すように、ライニング用コック
(13)を開いて、コンプレッサー(10)でパイプ(6)
内に加圧ガスを供給し、補助物体(5)へのガス圧付与
によって、通線(3)に連結した物体(4)を分岐管
(2)内に入れ、物体(4)の後側で分岐管(2)内に
ライニング材(9)を充填し、ライニング材(9)の後
側で分岐管(2)内に補助物体(5)を、補助物体
(5)と分岐管(2)の隙間を通線(3)が通る状態で
入れ、物体(4)、ライニング材(9)、補助物体
(5)を分岐管(2)内で移動させ、補助物体(5)で
管内面にライニング材(9)を塗布し、物体(4)の管
内移動に伴って通線(3)をホルダー(7)から引出
し、補助物体(5)が主管(1)内に達して余剰ライニ
ング(9a)材が主管(1)内に落とし込まれるまで両物
体(4),(5)とライニング材(9)を圧送する。
加圧ガス供給を停止した後、第1図(ホ)に示すよう
に、ホルダー(7)で通線(3)を分岐管(2)の外側
から引張って両物体(4),(5)を引戻すと共に、物
体(4)によりライニング材(9)を分岐管(2)の内
面に仕上げ塗布する。
そして、分岐管(2)の全長にわたって内面ライニング
処理を施し、かつ、通線(3)や物体(4),(5)を
ライニング装置に回収し、分岐管(2)からライニング
装置及びライニング用コック(13)を取外して、分岐管
(2)を復元接続し、分岐管(2)による都市ガス供給
を再開する。
〔別実施例〕
次に、別の実施例を説明する。
ライニング材(9)は、二液混合型、常温硬化型、湿気
硬化型、その他各種特性のものを利用できる。
ライニング用物体(4)と補助物体(5)及び通線
(3)は材質、形状、構造、その他において適当に変形
できる。
物体(4)及び補助物体(5)の直径は管径の見合って
適当に選定でき、例えば1 1/4Bの管に対しては物体
(4)の直径を32mm程度に、補助物体(5)の直径を30
mm程度にする。
両物体(4),(5)及びライニング材(9)を管内に
入れたり、加圧ガスを管内供給したり、通線(3)を引
張るに、各種の手段及び設備を利用できる。
ライニング材(9)の管内充填量を決めるに、ライニン
グ対象となる管長や管径を予め適当な手段で調べ、それ
ら情報に基いて適宜決定すればよい。
主管(1)及び分岐管(2)は、例えば天然ガス用、水
道用等であってもよく、本発明は各種の管(2)を対象
にできる。また、管(2)は構造物に隠されたものでも
よく、露出したものでもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示し、第1図
(イ)ないし(ホ)は施工手順の概念図、第2図は曲り
部通過状態の説明図である。第3図は従来技術の説明図
である。 (2)……管、(3)……通線、(4)……物体、
(5)……補助物体、(9)……ライニング材。
フロントページの続き (72)発明者 藤田 光秀 大阪府大阪市東区平野町5丁目1番地 大 阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−63175(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通線(3)に連結したライニング用物体
    (4)と補助物体(5)とを管(2)内に入れ、その物
    体(4)の後側で前記管(2)内にライニング剤(9)
    を充填し、前記管(2)内に加圧ガスを供給して、前記
    補助物体(5)へのガス圧付与で前記物体(4)及びラ
    イニング材(9)を前記管(2)内に送り込み、前記物
    体(4)が所定位置に到達したところで加圧ガス供給を
    停止し、前記通線(3)を前記管(2)の外側から引き
    戻して、前記物体(4)で前記管(2)の内面に一次塗
    布したライニング材(9)を平滑化する管の内面のライ
    ニング方法であって、 前記管(2)内へのライニング材(9)の充填の後、そ
    のライニング材(9)の後側で前記管(2)内にライニ
    ング用補助物体(5)を、前記通線(3)と前記管
    (2)の内面との間に介在させた状態で入れる管の内面
    のライニング方法。
JP61246092A 1986-10-15 1986-10-15 管の内面ライニング方法 Expired - Lifetime JPH0749113B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6059031B2 (ja) * 1980-10-01 1985-12-23 大阪瓦斯株式会社 導管ライニング方法

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