JPS6350111Y2 - - Google Patents

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JPS6350111Y2
JPS6350111Y2 JP4234184U JP4234184U JPS6350111Y2 JP S6350111 Y2 JPS6350111 Y2 JP S6350111Y2 JP 4234184 U JP4234184 U JP 4234184U JP 4234184 U JP4234184 U JP 4234184U JP S6350111 Y2 JPS6350111 Y2 JP S6350111Y2
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JP
Japan
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elongated body
tube
spring
ring
rotary
Prior art date
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JP4234184U
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English (en)
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JPS60154678U (ja
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Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス管、水道管等の内面にチユーブ
を反転させながらライニングするチユーブライニ
ング用反転推進工具に関するものである。
チユーブライニングの基本的な工法は、チユー
ブに対して入口側から推進流体圧力を作用させて
反転進行させるものであるが、この工法は直管に
おいては実用できても、管の内径が小さかつた
り、接続部或いは曲り部の多い管路の場合には、
内部の推進抵抗が大きくて実用できない欠点があ
る。
この欠点を解決する手段として、第1図に示す
ように、ライニング用のチユーブ01内に先導用
テープ02を挿入しておき、圧力推進を行なう際
に前方からウインチ04によりこのテープ02を
引いて反転の補助と推進方向を先導するという提
案がある。
しかし乍ら、このようなテープによる先導方式
を採用する場合には、先導側すなわちテープ02
を引く側に作業穴03を掘削する必要があり、こ
の経費上の問題及び道路の場合には交通障害の問
題がある。
本考案は斯かる点から、先導側の作業穴を掘削
しないで済むチユーブライニング用反転推進工具
を提案するもので、その構成は可撓性を有する中
空状の長尺体と、前記中空状の長尺体内に挿入さ
れた可撓性に富み、撚れにくい性質の回転用長尺
体と、前記中空状の長尺体の一端側において、前
記回転用長尺体に結合された回転駆動部と、前記
回転駆動部の反対側において、回転用長尺体に接
続された先端にリング状の部材を取り付けて成る
曲りぐせのついたスプリングと、から成り、反転
器側において反転用のチユーブ内に前記推進工具
を挿入し、この推進工具にてチユーブの先端反転
部を内部から押して反転を円滑に行なわしめると
共に曲り部においては、回転駆動部を左又は右に
回転させて回転用長尺体を介して先端のスプリン
グ及びリング状の部材に回転方向を伝達し、チユ
ーブに曲りの方向性を強制的に付与するものであ
る。
第2図は本考案の実施例に係る推進工具を示
し、可撓性を有し、内部に中空部2を形成して成
る中空状の長尺体1は、ウレタンを主材として製
造されたもので、中空部2の内壁面には可撓性と
押し力伝達性を付与するためにコイルスプリング
1aが全長に亘つて装着されている。
上記中空状の長尺体1内の中空部2に挿入され
た回転用長尺体3は多条ワイヤーから成り、可撓
性に富み、然も撚れにくい性質を有している。
中空状の長尺体1の一端から露出した前記回転
用長尺体3に結合された回転駆動部4は握り易い
形状と材質から成り、回転駆動部4の回転角度が
判るようにこの回転駆動部4の基部には角度目盛
を表記した固定プレート5が取り付けてある。な
お、回転駆動部4は電動式としてもよい。
前記回転駆動部4と反対側であつて、前記回転
用長尺体3に接続されたスプリング6には湾曲し
た曲りぐせがついており、このスプリング6の先
端には異径断面から成るリング状の部材7がスプ
リング6に対して略90゜方向に向けて取り付けて
ある。
第3図は前記回転用長尺体3とスプリング6と
の接続部の構造を示し、この接続部は回転用長尺
体3とスプリング6とをろう付により接続するた
めのコネクター8と、中空状の長尺体1内の中空
部2とコネクター8(回転用長尺体3)間にあつ
て、中空状の長尺体1の中空部2内に加圧液体が
侵入するのを妨ぐために中空状の長尺体1の端に
嵌合された金属製のシールリング9と、このシー
ルリング9とコネクター8間において、コネクタ
ー8(回転用長尺体3)が回転自在であつて、然
も液シールを行なうように工夫して挿入されたO
リング10とから成つている。第4図はリング状
の部材7の一例を示すもので、図のように欠損
7′があつてもよい。
実施例に係る推進工具は以上の如き構成から成
り、次にその使用例を説明する。
先ず推進工具は反転器側において反転用チユー
ブa内にリング状の部材7側を挿入し、中空状の
長尺体1をチユーブaの反転進行に合わせながら
管路内に挿入する。
そして、第5図に示すようにチユーブaの先端
反転部a′が直角の曲り部に差し掛り、管路方向と
は反対方向に曲つた場合、この侭では決して管路
方向にその向きを変えることはないので、回転駆
動部4を持つてこの回転駆動部4を180゜或いはそ
れ以上に左及び右に回転し、同時に工具全体に少
し出し入れの作用を加えて回転駆動部4の感触を
確め、スプリング6及びリング状の部材7の向き
を180゜転換する。この状態を示したのが第6図で
あり、このようにスプリング6とリング状の部材
7の方向が管路方向を向くと、あとは工具の押し
と加圧流体の推進力で反転進行が可能である。な
お、前記方向転換に際して、加圧流体の圧力を高
めたままで行なうと、チユーブaの先端反転部
a′が管路内において自由な動きがとれないことが
あるので、この場合には加圧流体の圧力を下げて
少しチユーブaを萎ませるとうまく行く。
以上のようにして管路内の曲り部をスムーズに
進行させるために使用されるのが本考案に係る工
具であつて、次の如き効果を奏する。
(1) チユーブaの先端反転部a′が管路内において
特に進行の困難なT字路に差し掛り、管路方向
とは反対方向に向いてストツプした場合、回転
駆動部4により回転用長尺体3を介してリング
状の部材7の方向を管路方向に変えてチユーブ
aの先端反転部a′を強制的に方向転換できる。
この結果、先導用のテープを使用しなくとも
小口径で曲り部の多い管路のチユーブライニン
グが可能であると共に推進抵抗或いはリング状
の部材7の方向を自動検知してリング状の部材
7の方向を自動的に制御するチユーブライニン
グの自動化が可能である。
(2) スプリング6に曲りぐせをつけたので、回転
駆動部4を持つて回転用長尺体3を介してスプ
リング6を回転させた場合、必ずスプリング6
は曲り方向を示すことになる。
この結果、リング状の部材7を介してチユー
ブaの先端反転部a′には方向性が与えられる。
(3) 中空状の長尺体1とコネクター8(回転用長
尺体3)間にシール部分を設けたので、加圧流
体が中空状の長尺体1の中空部2内に侵入する
心配がない。
(4) 工具全体が可撓性を有するため、管路内に曲
り部が多い場合でも自由に出し入れができる。
(5) スプリング6の先端にリング状の部材7を取
り付けたので、チユーブaの先端反転部a′の反
転及び管路内の障害物のクリアーがスムーズに
行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先導用のテープを用いて曲り部の多い
管路をチユーブライニングする従来例の説明図で
ある。第2図は本考案に係る推進工具の斜視図で
ある。第3図は中空状の長尺体、回転用長尺体、
スプリングの接続及びシール構造を示す断面図で
ある。第4図はリング状の部材の一部に欠損のあ
る場合の斜視図である。第5,6図はT字路にお
いてチユーブの先端反転部が逆方向に進行して止
つたものを回転駆動部を利用して方向転換する作
用例を示す断面図である。 1……中空状の長尺体、2……中空部、3……
回転用長尺体、4……回転駆動部、6……スプリ
ング、7……リング状の部材、8……コネクタ
ー、9……シール部材、10……Oリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性を有する中空状の長尺体と、 前記中空状の長尺体内に挿入された可撓性に富
    み、撚れにくい性質の回転用長尺体と、 前記中空状の長尺体の一端側において、前記回
    転用長尺体に結合された回転駆動部と、 前記回転駆動部の反対側において、回転用長尺
    体に接続された先端にリング状の部材を取り付け
    て成る曲りぐせのついたスプリングと、 から成り、前記回転駆動部より前記スプリングを
    回転自在に操作しうるように構成したチユーブラ
    イニング用反転推進工具。
JP4234184U 1984-03-23 1984-03-23 チユ−ブライニング用反転推進工具 Granted JPS60154678U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4234184U JPS60154678U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 チユ−ブライニング用反転推進工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4234184U JPS60154678U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 チユ−ブライニング用反転推進工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60154678U JPS60154678U (ja) 1985-10-15
JPS6350111Y2 true JPS6350111Y2 (ja) 1988-12-22

Family

ID=30553008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4234184U Granted JPS60154678U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 チユ−ブライニング用反転推進工具

Country Status (1)

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JP (1) JPS60154678U (ja)

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JPS60154678U (ja) 1985-10-15

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