JPH1089565A - 管継ぎ手 - Google Patents
管継ぎ手Info
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- JPH1089565A JPH1089565A JP8272797A JP27279796A JPH1089565A JP H1089565 A JPH1089565 A JP H1089565A JP 8272797 A JP8272797 A JP 8272797A JP 27279796 A JP27279796 A JP 27279796A JP H1089565 A JPH1089565 A JP H1089565A
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- Japan
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- pipe joint
- cylinder
- inner cylinder
- key
- outer cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明の目的とする所は、簡易な構成のも
とに、管の抜け止めと回転を防止する一方、管の外径に
比較しコンパクトな外径形状を有する管継ぎ手を提供し
ようとするものである。 【解決手段】 相互に先端部が重合した内・外筒におけ
る対向位置に夫々設けた環状溝部で空孔を形成し、該空
孔に剪断キーを挿脱自在に臨ませる一方、先端部の夫々
に形成された多角形成形部の相互接触で内・外筒間で回
り止めを構成すると共に、相互の多角形縮径基部の係止
により長手方向の位置決め手段を構成したものである。
とに、管の抜け止めと回転を防止する一方、管の外径に
比較しコンパクトな外径形状を有する管継ぎ手を提供し
ようとするものである。 【解決手段】 相互に先端部が重合した内・外筒におけ
る対向位置に夫々設けた環状溝部で空孔を形成し、該空
孔に剪断キーを挿脱自在に臨ませる一方、先端部の夫々
に形成された多角形成形部の相互接触で内・外筒間で回
り止めを構成すると共に、相互の多角形縮径基部の係止
により長手方向の位置決め手段を構成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として建築設備の衛
生・空調配管において、薄肉管の接続に際し、管の着脱
が容易であり、接続した管の回転を防止可能とし、長手
方向の位置決めが確保される管継ぎ手に関するものであ
る。
生・空調配管において、薄肉管の接続に際し、管の着脱
が容易であり、接続した管の回転を防止可能とし、長手
方向の位置決めが確保される管継ぎ手に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の設備配管に用いられる比較
的薄肉の管(例えば一般配管用ステンレス鋼鋼管「通称
薄肉ステン管」や各種の銅管、樹脂管など)を接続する
際、メカニカルジョイントとして各種の管継ぎ手が提案
されているが、部品点数が少なく簡便な構成にして、確
実な抜け止めおよび回り止め手段を設けているものは少
ない。
的薄肉の管(例えば一般配管用ステンレス鋼鋼管「通称
薄肉ステン管」や各種の銅管、樹脂管など)を接続する
際、メカニカルジョイントとして各種の管継ぎ手が提案
されているが、部品点数が少なく簡便な構成にして、確
実な抜け止めおよび回り止め手段を設けているものは少
ない。
【0003】近年、建築設備の空調・衛生各種の配管に
おいて、保温保冷や結露防止を目的としてほとんどの配
管に断熱材を取り付ける工事がなされると言っても良い
が、従来の管継ぎ手はロックナットを用いた方式や分割
したハウジングで固定する構成であるため、図17に示
すように従来のロックナット式管継ぎ手19の外径aは
管20の外径bに比べて遥かに大きな外形寸法となって
しまうので、継ぎ手部分の断熱材21取り付け工事が管
部分と連続して行えず断熱工事費の上昇要因となってい
た。
おいて、保温保冷や結露防止を目的としてほとんどの配
管に断熱材を取り付ける工事がなされると言っても良い
が、従来の管継ぎ手はロックナットを用いた方式や分割
したハウジングで固定する構成であるため、図17に示
すように従来のロックナット式管継ぎ手19の外径aは
管20の外径bに比べて遥かに大きな外形寸法となって
しまうので、継ぎ手部分の断熱材21取り付け工事が管
部分と連続して行えず断熱工事費の上昇要因となってい
た。
【0004】また、前述の大径となったロックナット式
管継ぎ手19の外径は、スリーブ(梁、壁、床スラブな
どの配管貫通部の案内筒)を貫通することができない場
合もあり、配管工事に不便であった。
管継ぎ手19の外径は、スリーブ(梁、壁、床スラブな
どの配管貫通部の案内筒)を貫通することができない場
合もあり、配管工事に不便であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術で
は以下のような問題点があった。即ち、ロックナットを
用いたりハウジングで固定する構成の管継ぎ手は、ナッ
トやボルトなどを回す工具が必要になると共に、ねじの
締め込み加減は作業者の感覚で行うことが多く、この作
業を一定の締め込みトルクで管理することは極めて難し
いため、安定した品質での施工工事ができない。
は以下のような問題点があった。即ち、ロックナットを
用いたりハウジングで固定する構成の管継ぎ手は、ナッ
トやボルトなどを回す工具が必要になると共に、ねじの
締め込み加減は作業者の感覚で行うことが多く、この作
業を一定の締め込みトルクで管理することは極めて難し
いため、安定した品質での施工工事ができない。
【0006】また、管用ねじ接続を含め配管部材の施工
工事におけるねじの締め込み作業は相当な重労働であ
り、かつ高所作業が多いなど建築設備の作業環境の改善
施策として「配管部材の軽量化」と共にこの様な力仕事
や感覚的な作業をなくす配管作業の「単純化」、「省力
化」が望まれている。
工事におけるねじの締め込み作業は相当な重労働であ
り、かつ高所作業が多いなど建築設備の作業環境の改善
施策として「配管部材の軽量化」と共にこの様な力仕事
や感覚的な作業をなくす配管作業の「単純化」、「省力
化」が望まれている。
【0007】最近は設備の更新(リニューアル工事)の
重要度が増し、管継ぎ手に要求される仕様として「更新
時に容易に分解可能である」ことおよび廃棄材料リサイ
クルの観点から「分解後の部材の材料分別の容易性」が
挙げられ、これに対処した管の接続構成が求められてい
る。
重要度が増し、管継ぎ手に要求される仕様として「更新
時に容易に分解可能である」ことおよび廃棄材料リサイ
クルの観点から「分解後の部材の材料分別の容易性」が
挙げられ、これに対処した管の接続構成が求められてい
る。
【0008】管と管継ぎ手との接続にOリングなどの密
封部材を利用した差し込み式の構成は種々あるが、円筒
どうしの嵌合は回転自在であるという利点の反面、配管
途中にバルブを設けたりバイパスセットを組む際にこれ
らが不測のうちに回転してしまう恐れがあり、バルブの
傾倒などの事態発生によりはなはだ不都合である。よっ
て、管と管継ぎ手との回転を防止する観点から簡便な
「回り止め機構」を設ける必要がある。
封部材を利用した差し込み式の構成は種々あるが、円筒
どうしの嵌合は回転自在であるという利点の反面、配管
途中にバルブを設けたりバイパスセットを組む際にこれ
らが不測のうちに回転してしまう恐れがあり、バルブの
傾倒などの事態発生によりはなはだ不都合である。よっ
て、管と管継ぎ手との回転を防止する観点から簡便な
「回り止め機構」を設ける必要がある。
【0009】一般に薄肉の管を接続するメカニカル型の
管継ぎ手において、かしめ方式の管継ぎ手(ただし、一
般にかしめ方式の管継ぎ手は容易に分解できない欠点が
ある)を除き、管と継ぎ手との外径寸法に大きな段差が
あるため、断熱材取り付け工事において、管と管継ぎ
手とは別々に断熱施工工事を行う必要があり極めて施工
工事の効率が悪く、スリーブの穴を貫通させることが
できないから配管工事自体不便で、結局管の外径寸法に
大きな段差のないコンパクトな管の継ぎ手を必要とす
る。
管継ぎ手において、かしめ方式の管継ぎ手(ただし、一
般にかしめ方式の管継ぎ手は容易に分解できない欠点が
ある)を除き、管と継ぎ手との外径寸法に大きな段差が
あるため、断熱材取り付け工事において、管と管継ぎ
手とは別々に断熱施工工事を行う必要があり極めて施工
工事の効率が悪く、スリーブの穴を貫通させることが
できないから配管工事自体不便で、結局管の外径寸法に
大きな段差のないコンパクトな管の継ぎ手を必要とす
る。
【0010】建築設備の配管では、配管施工上のミス防
止やポカ避けなど、管の抜け予防として管の接続固定に
ついて確実な「確認手段」が求められている。
止やポカ避けなど、管の抜け予防として管の接続固定に
ついて確実な「確認手段」が求められている。
【0011】
【目的】本発明は前述の欠点に鑑み提案されたもので、
その目的とする所は、主として薄肉の管を接続する管継
ぎ手において、簡易な構成で管の抜け止めと回転を防止
する一方、管の外径と比較しコンパクトな外径形状を有
することを特徴とする管継ぎ手を提供しようとするもの
である。
その目的とする所は、主として薄肉の管を接続する管継
ぎ手において、簡易な構成で管の抜け止めと回転を防止
する一方、管の外径と比較しコンパクトな外径形状を有
することを特徴とする管継ぎ手を提供しようとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る管継ぎ手は、密封部材1を介し互いに長手
方向に重合下に係合する一対の外筒2と内筒3とを有
し、可とう性を有する棒状の剪断キー4を収納する空孔
5を、前記外筒2の内側周縁部6と前記内筒3の外側周
縁部7とが係合下対向する位置にそれぞれ設けた一対の
環状溝部8,9により形成すると共に、前記外筒2の環
状溝部8の周縁の一部に設けた開口に前記剪断キー4を
外方より挿入可能となし、前記空孔5に前記剪断キー4
を少なくとも1/2周を超えて収納した管の接続構成に
おいて、前記開口を前記空孔5の接線方向に合致して成
形した膨隆部18に設けた挿入口15としたことを第1
の特徴とし、前記密封部材1と密接する前記内筒3の先
端部外周を多角形成形部12に成形すると共に、前記外
筒2の中間部を前記内筒3の多角形成形部12と係合す
る多角形成形部14に成形し、前記外筒2と前記内筒3
との間で軸回転方向に回り止めを構成したことを第2の
特徴とし、前記密封部材1と密接する前記内筒3の先端
部外周を多角形成形部12に成形すると共に、前記外筒
2の中間部を前記内筒3の多角形成形部12と係合する
多角形成形部14に成形し、前記外筒2の多角形縮径基
部wに前記内筒3の多角形縮径基部zを係止せしめて長
手方向の位置決めを構成したことを第3の特徴とし、前
記剪断キー4の挿入手元側hに前記剪断キー4の装着を
確認可能な表示部16を設けたことを第4の特徴とし、
前記挿入口15に係止するねじ係止部材17を剪断キー
4の挿入手元側hに設けたことを第5の特徴とし、前記
剪断キー4を密着コイルばねで形成すると共に、該コイ
ルばねの外径を前記空孔5の内径より僅かに大きく形成
して、挿入先端側kを引っ張れば、前記専断キー4自身
の外径が縮径して空孔5内に進入し装着が完了した所で
引っ張りを停止すると、前記密着コイルばね4の外径が
膨脹・復径して空孔5内に充満し空孔5の内径壁を押圧
して、剪断キー4の緩み・抜け防止を構成することを第
6の特徴とするものである。
本発明に係る管継ぎ手は、密封部材1を介し互いに長手
方向に重合下に係合する一対の外筒2と内筒3とを有
し、可とう性を有する棒状の剪断キー4を収納する空孔
5を、前記外筒2の内側周縁部6と前記内筒3の外側周
縁部7とが係合下対向する位置にそれぞれ設けた一対の
環状溝部8,9により形成すると共に、前記外筒2の環
状溝部8の周縁の一部に設けた開口に前記剪断キー4を
外方より挿入可能となし、前記空孔5に前記剪断キー4
を少なくとも1/2周を超えて収納した管の接続構成に
おいて、前記開口を前記空孔5の接線方向に合致して成
形した膨隆部18に設けた挿入口15としたことを第1
の特徴とし、前記密封部材1と密接する前記内筒3の先
端部外周を多角形成形部12に成形すると共に、前記外
筒2の中間部を前記内筒3の多角形成形部12と係合す
る多角形成形部14に成形し、前記外筒2と前記内筒3
との間で軸回転方向に回り止めを構成したことを第2の
特徴とし、前記密封部材1と密接する前記内筒3の先端
部外周を多角形成形部12に成形すると共に、前記外筒
2の中間部を前記内筒3の多角形成形部12と係合する
多角形成形部14に成形し、前記外筒2の多角形縮径基
部wに前記内筒3の多角形縮径基部zを係止せしめて長
手方向の位置決めを構成したことを第3の特徴とし、前
記剪断キー4の挿入手元側hに前記剪断キー4の装着を
確認可能な表示部16を設けたことを第4の特徴とし、
前記挿入口15に係止するねじ係止部材17を剪断キー
4の挿入手元側hに設けたことを第5の特徴とし、前記
剪断キー4を密着コイルばねで形成すると共に、該コイ
ルばねの外径を前記空孔5の内径より僅かに大きく形成
して、挿入先端側kを引っ張れば、前記専断キー4自身
の外径が縮径して空孔5内に進入し装着が完了した所で
引っ張りを停止すると、前記密着コイルばね4の外径が
膨脹・復径して空孔5内に充満し空孔5の内径壁を押圧
して、剪断キー4の緩み・抜け防止を構成することを第
6の特徴とするものである。
【0013】
【作用】以上の構成を採用したこの発明においては、以
下のような作用を呈する。外筒を管継ぎ手、内筒を管に
対応させて説明すれば、外筒(管継ぎ手)内側にはOリ
ングの如き自封性を有する密封部材を収納する溝部を設
けて密封部材を収納し、可とう性を有する棒状の剪断キ
ーを収納する空孔の外半分を形成する環状溝部とを設け
ると共に、内筒(管)外側には前記外筒の溝部と差し込
み後に係合する前記空孔の内半分を形成する環状溝部を
設け、前記外筒と内筒とを差し込み係止し、前記外筒の
外方より前記空孔の中心部位に達する接線位置に前記剪
断キーの挿入口を形成するための膨隆部を設け、前記挿
入口より周縁上に形成された前記空孔に沿って前記剪断
キーを挿入すれば、可とう性を有する棒状の剪断キーは
前記環状空孔に沿って湾曲して進み少なくとも1/2周
を超えて(おおむね3/4周)前記環状空孔内に装着さ
れる。前記空孔の内径は剪断キーの外径より僅かに大き
くし、空孔内における剪断キーの移動は自在であり前述
の空孔内に充填・装着された剪断キーにより内筒と外筒
の抜け防止作用を奏する。
下のような作用を呈する。外筒を管継ぎ手、内筒を管に
対応させて説明すれば、外筒(管継ぎ手)内側にはOリ
ングの如き自封性を有する密封部材を収納する溝部を設
けて密封部材を収納し、可とう性を有する棒状の剪断キ
ーを収納する空孔の外半分を形成する環状溝部とを設け
ると共に、内筒(管)外側には前記外筒の溝部と差し込
み後に係合する前記空孔の内半分を形成する環状溝部を
設け、前記外筒と内筒とを差し込み係止し、前記外筒の
外方より前記空孔の中心部位に達する接線位置に前記剪
断キーの挿入口を形成するための膨隆部を設け、前記挿
入口より周縁上に形成された前記空孔に沿って前記剪断
キーを挿入すれば、可とう性を有する棒状の剪断キーは
前記環状空孔に沿って湾曲して進み少なくとも1/2周
を超えて(おおむね3/4周)前記環状空孔内に装着さ
れる。前記空孔の内径は剪断キーの外径より僅かに大き
くし、空孔内における剪断キーの移動は自在であり前述
の空孔内に充填・装着された剪断キーにより内筒と外筒
の抜け防止作用を奏する。
【0014】前記内筒外周部が密封部材と密接する部位
の先端を多角形に縮径成形し、かつ外筒の前記内筒の先
端部と係合する位置の少なくとも一部を前記内筒外周先
端部が係合する多角形の一面を構成するように成形し、
内筒と外筒とを適当な回転角度で嵌合すれば、管継ぎ手
の回り止めを構成することが可能である。また、内筒と
外筒との差し込み時の回転角度を前記多角形の一面の角
度に応じた回動で、弁やティーなど配管姿勢に方向性を
有する部材の位置決めや配管の振り角度の設定に利用で
きる。
の先端を多角形に縮径成形し、かつ外筒の前記内筒の先
端部と係合する位置の少なくとも一部を前記内筒外周先
端部が係合する多角形の一面を構成するように成形し、
内筒と外筒とを適当な回転角度で嵌合すれば、管継ぎ手
の回り止めを構成することが可能である。また、内筒と
外筒との差し込み時の回転角度を前記多角形の一面の角
度に応じた回動で、弁やティーなど配管姿勢に方向性を
有する部材の位置決めや配管の振り角度の設定に利用で
きる。
【0015】前記各筒の多角形縮径部を相互に係止する
のみで長手方向の位置決めが可能となり、重合下に係合
する各筒の半円形環状溝部が容易に対向して円形の空孔
を形成するから剪断キーの挿入が容易となる。
のみで長手方向の位置決めが可能となり、重合下に係合
する各筒の半円形環状溝部が容易に対向して円形の空孔
を形成するから剪断キーの挿入が容易となる。
【0016】前記剪断キーの挿入手元側に剪断キーが確
実に装着されていることを示すインジケータ(表示機能
部材)を設ければ、遠方からも剪断キーの装着確認が可
能である。
実に装着されていることを示すインジケータ(表示機能
部材)を設ければ、遠方からも剪断キーの装着確認が可
能である。
【0017】外筒膨隆部の挿入口に差し入れる剪断キー
の挿入手元側外径を挿入口の穴径より僅かに大きく設け
て嵌め込むなどの係止手段を講ずれば、剪断キーの係止
(抜け防止)が確実となり配管の振動や地震時などに離
脱防止を構成して安全である。
の挿入手元側外径を挿入口の穴径より僅かに大きく設け
て嵌め込むなどの係止手段を講ずれば、剪断キーの係止
(抜け防止)が確実となり配管の振動や地震時などに離
脱防止を構成して安全である。
【0018】また、剪断キーを密着コイルばねで形成
し、その外径を空孔の内径より僅かに大きく設定し、着
脱には引っ張ることにより縮径化するを利用し、挿入後
は空孔内に充満・密接して緩み・抜けることがない。前
記の外筒膨隆部の挿入口や剪断キーの係止手段も必要な
く、簡単・便利である。
し、その外径を空孔の内径より僅かに大きく設定し、着
脱には引っ張ることにより縮径化するを利用し、挿入後
は空孔内に充満・密接して緩み・抜けることがない。前
記の外筒膨隆部の挿入口や剪断キーの係止手段も必要な
く、簡単・便利である。
【0019】
【実施例】本発明に係る実施例を図1ないし図13を参
照し外筒を管継ぎ手に、内筒を管にそれぞれ対応させて
説明する。まず第1実施例の図2ないし図3において、
外筒2内側には密封部材1(Oリング)を収納する環状
の溝部を設け、挿入した内筒3との気密を構成すると共
に、可とう性を有する棒状の剪断キー4を収納する空孔
5の外半分を形成する環状溝部8とをそれぞれ設ける。
内筒3の外側には前記外筒2の環状溝部8と差し込み後
に係合する前記空孔5の内半分を形成する環状溝部9を
設け、前記外筒2と内筒3とを差し込み係合させる。
照し外筒を管継ぎ手に、内筒を管にそれぞれ対応させて
説明する。まず第1実施例の図2ないし図3において、
外筒2内側には密封部材1(Oリング)を収納する環状
の溝部を設け、挿入した内筒3との気密を構成すると共
に、可とう性を有する棒状の剪断キー4を収納する空孔
5の外半分を形成する環状溝部8とをそれぞれ設ける。
内筒3の外側には前記外筒2の環状溝部8と差し込み後
に係合する前記空孔5の内半分を形成する環状溝部9を
設け、前記外筒2と内筒3とを差し込み係合させる。
【0020】第1実施例の図1および図4において、空
孔5を構成する外筒環状溝部8の一部を外方に膨出成形
させ、この端部に空孔5の中心線接線延長上に穿孔した
剪断キー4挿入用の挿入口15を設け、この挿入口15
を案内として剪断キー4を挿入すれば剪断キー4の装着
がより容易になり便利である。剪断キー4をこの挿入口
15より差し込んで、周縁上に形成した前記環状の空孔
5に沿って進めれば、可とう性を有する棒状の剪断キー
4は前記空孔5に沿って湾曲して進み、少なくとも1/
2周以上、おおむね3/4からほぼ1周に亘って図4の
如く装着される。
孔5を構成する外筒環状溝部8の一部を外方に膨出成形
させ、この端部に空孔5の中心線接線延長上に穿孔した
剪断キー4挿入用の挿入口15を設け、この挿入口15
を案内として剪断キー4を挿入すれば剪断キー4の装着
がより容易になり便利である。剪断キー4をこの挿入口
15より差し込んで、周縁上に形成した前記環状の空孔
5に沿って進めれば、可とう性を有する棒状の剪断キー
4は前記空孔5に沿って湾曲して進み、少なくとも1/
2周以上、おおむね3/4からほぼ1周に亘って図4の
如く装着される。
【0021】前記空孔5の内径は剪断キー4の外径より
僅かに大きく形成されており、空孔5内における剪断キ
ー4の移動・湾曲は自在であり、空孔5内に装着された
剪断キー4は外筒2と内筒3との長手方向の移動の剪断
抵抗体となり内筒3と外筒2との長手方向の移動が防止
される。挿入する剪断キー4は空孔5の外周溝に沿って
湾曲(図15で後述する剪断キー装着の方法によっては
回転・湾曲の態様もある)して進退するため、剪断キー
4は可とう性を有する材料であることが要求されるが、
樹脂や弾性不銹金属などの可とう性材料のほか不銹金属
製の密着コイルばねなどが剪断強度もあり好適である。
僅かに大きく形成されており、空孔5内における剪断キ
ー4の移動・湾曲は自在であり、空孔5内に装着された
剪断キー4は外筒2と内筒3との長手方向の移動の剪断
抵抗体となり内筒3と外筒2との長手方向の移動が防止
される。挿入する剪断キー4は空孔5の外周溝に沿って
湾曲(図15で後述する剪断キー装着の方法によっては
回転・湾曲の態様もある)して進退するため、剪断キー
4は可とう性を有する材料であることが要求されるが、
樹脂や弾性不銹金属などの可とう性材料のほか不銹金属
製の密着コイルばねなどが剪断強度もあり好適である。
【0022】管継ぎ手を分解する際は、前述の逆の作業
工程を取れば容易に取り外しが可能である。前記挿入口
15の空孔5から露出している剪断キー4の挿入手元側
hは、図4に示すようにその一部が露出しているため、
プライヤーやペンチなどの汎用工具または手で掴んで引
き抜けば剪断キー4を容易に取り外すことが可能であ
る。とくに、前記剪断キー4を密着コイルばねとすれ
ば、剪断キー4の挿入手元側hを掴んで引っ張れば、剪
断キー4自身の外径が縮径して取り外し易くなる。
工程を取れば容易に取り外しが可能である。前記挿入口
15の空孔5から露出している剪断キー4の挿入手元側
hは、図4に示すようにその一部が露出しているため、
プライヤーやペンチなどの汎用工具または手で掴んで引
き抜けば剪断キー4を容易に取り外すことが可能であ
る。とくに、前記剪断キー4を密着コイルばねとすれ
ば、剪断キー4の挿入手元側hを掴んで引っ張れば、剪
断キー4自身の外径が縮径して取り外し易くなる。
【0023】本発明実施例ではOリング形状の密封部材
1を装着する環状溝部は円筒素材の液圧バルジ加工の成
型性を考慮して「V字状溝」としたが、図7に示すよう
に「矩形溝」でも勿論構わない。また、本発明実施例で
は密封部材1としてOリングを示しているが、自封性を
有する密封部材、例えばYリング、Uパッキン、Xリン
グなど種々の部材が応用可能なことは言うまでもない。
1を装着する環状溝部は円筒素材の液圧バルジ加工の成
型性を考慮して「V字状溝」としたが、図7に示すよう
に「矩形溝」でも勿論構わない。また、本発明実施例で
は密封部材1としてOリングを示しているが、自封性を
有する密封部材、例えばYリング、Uパッキン、Xリン
グなど種々の部材が応用可能なことは言うまでもない。
【0024】次に、本発明の継ぎ手接続部の軸方向の回
転を防止した第2実施例を図7ないし図9により説明す
る。第1実施例の図1において、空孔5を形成する環状
溝部9は前記内筒3の周縁上に連続した溝形状であるた
め、剪断キー4の装着後も内筒3と外筒2とは回転自由
である。一般に管と管継ぎ手との接続は回転自由状態で
もなんら差支えないが、配管の途中経路にバルブや計器
など取り付け姿勢に天地の方向性を有する部材が設けら
れていたり、バイパス回路の管継ぎ手部位(ティー)が
自由に回転することは前記部材やバイパス回路の傾倒を
生じ不都合な場合がある。
転を防止した第2実施例を図7ないし図9により説明す
る。第1実施例の図1において、空孔5を形成する環状
溝部9は前記内筒3の周縁上に連続した溝形状であるた
め、剪断キー4の装着後も内筒3と外筒2とは回転自由
である。一般に管と管継ぎ手との接続は回転自由状態で
もなんら差支えないが、配管の途中経路にバルブや計器
など取り付け姿勢に天地の方向性を有する部材が設けら
れていたり、バイパス回路の管継ぎ手部位(ティー)が
自由に回転することは前記部材やバイパス回路の傾倒を
生じ不都合な場合がある。
【0025】そこで図7に示すように、前記内筒3の外
周部が密封部材1と密接する部位より先端に外れた円筒
しゅう動部を多角形成形部12に縮径成形し、かつ外筒
2の前記内筒3の多角形成形部12と係合する中間部の
少なくとも一部を前記内筒多角形成形部12が係合する
平形14′に成形し(図8は多角形14、図9は二面形
14′)、内筒3と外筒2とを前記多角形成形部12、
14、(14′)の角度を合わせ係止するまで差し込み
内装着すれば、管継ぎ手の長手方向外の回転を防止する
ことができると共に前記外筒2の多角形縮径内基部Wに
前記内筒3の弓角形縮径外基部Zが係止して、両筒の長
手方向の位置決め手段となって、連結した外筒2の環状
溝部8と内筒3の環状溝部9とが合致して空孔5が形成
され、空孔5に挿入口15から剪断キー4を挿入するこ
とにより挿嵌した内筒3と外筒2とは抜け防止を奏して
連結される。
周部が密封部材1と密接する部位より先端に外れた円筒
しゅう動部を多角形成形部12に縮径成形し、かつ外筒
2の前記内筒3の多角形成形部12と係合する中間部の
少なくとも一部を前記内筒多角形成形部12が係合する
平形14′に成形し(図8は多角形14、図9は二面形
14′)、内筒3と外筒2とを前記多角形成形部12、
14、(14′)の角度を合わせ係止するまで差し込み
内装着すれば、管継ぎ手の長手方向外の回転を防止する
ことができると共に前記外筒2の多角形縮径内基部Wに
前記内筒3の弓角形縮径外基部Zが係止して、両筒の長
手方向の位置決め手段となって、連結した外筒2の環状
溝部8と内筒3の環状溝部9とが合致して空孔5が形成
され、空孔5に挿入口15から剪断キー4を挿入するこ
とにより挿嵌した内筒3と外筒2とは抜け防止を奏して
連結される。
【0026】各種の管継ぎ手には周知のごとく90度お
よび45度のエルボが市販されているように、設備配管
の曲げ方向は前述の二種でおおむね賄うことができる。
したがって、本発明の管継ぎ手と管に設ける成形多角形
は図6ないし図9および図11に示すような45度回転
による固定が可能な正八角形とするのが望ましく、管加
工性も考慮して外筒は図9の二面形状とするのが好適で
ある。
よび45度のエルボが市販されているように、設備配管
の曲げ方向は前述の二種でおおむね賄うことができる。
したがって、本発明の管継ぎ手と管に設ける成形多角形
は図6ないし図9および図11に示すような45度回転
による固定が可能な正八角形とするのが望ましく、管加
工性も考慮して外筒は図9の二面形状とするのが好適で
ある。
【0027】次に、外筒2をソケット(管継ぎ手)と
し、両端に管(内筒3)を接続した本発明の第3実施例
を図10に示す。図11は回り止めと長手方向位置決め
の両手段を講じた実施例である。
し、両端に管(内筒3)を接続した本発明の第3実施例
を図10に示す。図11は回り止めと長手方向位置決め
の両手段を講じた実施例である。
【0028】さらに、本発明の剪断キーの実施態様に関
する第4実施例を図12ないし図15により説明する。
本発明に係る管継ぎ手構成では、剪断キー4の装着の有
無が配管の抜け止め構成として極めて重要である。した
がって、施工作業における剪断キー装着の確認と装着後
の剪断キー4が振動などで免脱しないことが重要とな
る。そこで図12に示すように、前記剪断キー4の挿入
手元側hに剪断キー4が確実に装着されていることを示
す表示部16(色彩や形状などによるインジケータ機
構)を設ければ、遠方からも剪断キー4の装着を容易に
確認可能である。
する第4実施例を図12ないし図15により説明する。
本発明に係る管継ぎ手構成では、剪断キー4の装着の有
無が配管の抜け止め構成として極めて重要である。した
がって、施工作業における剪断キー装着の確認と装着後
の剪断キー4が振動などで免脱しないことが重要とな
る。そこで図12に示すように、前記剪断キー4の挿入
手元側hに剪断キー4が確実に装着されていることを示
す表示部16(色彩や形状などによるインジケータ機
構)を設ければ、遠方からも剪断キー4の装着を容易に
確認可能である。
【0029】また、さらに図13および図14に示すよ
うに、外筒2に設けた前記挿入口15に挿入する剪断キ
ー4の挿入手元側h部分の外径を前記挿入口15の内径
より僅かに大きくして嵌め込むなどの手段や図15に示
すように密着コイルばねで形成された剪断キーは回転も
可能となるから前記挿入口15にねじsを設けて剪断キ
ー4の挿入手元側h部分と連接一体化した蝶ボルト17
をねじ込んで係止するなどの手段を講ずれば、剪断キー
4の装着確認と共に剪断キーの抜け防止が確実となり配
管の振動や地震などに対して安全である。
うに、外筒2に設けた前記挿入口15に挿入する剪断キ
ー4の挿入手元側h部分の外径を前記挿入口15の内径
より僅かに大きくして嵌め込むなどの手段や図15に示
すように密着コイルばねで形成された剪断キーは回転も
可能となるから前記挿入口15にねじsを設けて剪断キ
ー4の挿入手元側h部分と連接一体化した蝶ボルト17
をねじ込んで係止するなどの手段を講ずれば、剪断キー
4の装着確認と共に剪断キーの抜け防止が確実となり配
管の振動や地震などに対して安全である。
【0030】本発明に係る管の接続構成は、主として管
と管継ぎ手(ソケット)との関係として説明したが、管
とソケット以外の管継ぎ手部とは勿論、管と管同志の接
続にも応用が可能なことは言うまでもない。
と管継ぎ手(ソケット)との関係として説明したが、管
とソケット以外の管継ぎ手部とは勿論、管と管同志の接
続にも応用が可能なことは言うまでもない。
【0031】また、図16に示す外筒2側に設けたOリ
ング形状の密封部材1を内筒3側に装着することも可能
だが、この場合は管の内径が縮径して好ましくない。な
お、密封部材1は、機能的には図16に示すように1個
で良く、他図の実施例に示す密封部材1を2個装着して
いるものは流体封止の確実性と、安全性を意図した構成
である。
ング形状の密封部材1を内筒3側に装着することも可能
だが、この場合は管の内径が縮径して好ましくない。な
お、密封部材1は、機能的には図16に示すように1個
で良く、他図の実施例に示す密封部材1を2個装着して
いるものは流体封止の確実性と、安全性を意図した構成
である。
【0032】図17および図18は、共に管の継ぎ手部
に断熱工事を実施した態様を示す正面断面図であり、図
17は従来のロックナットを利用した管継ぎ手への断熱
工事実施例を、図18は本発明の管継ぎ手への断熱工事
実施例を示す。
に断熱工事を実施した態様を示す正面断面図であり、図
17は従来のロックナットを利用した管継ぎ手への断熱
工事実施例を、図18は本発明の管継ぎ手への断熱工事
実施例を示す。
【0033】
【効果】本発明によれば以下のような特有の効果を奏す
る。従来のロックナットを用いたりハウジングで固定す
る構成の管継ぎ手におけるナットやボルトなどを回す工
具が不要になると共に、ねじの締め込み作業の様な感覚
的な、しかも力仕事が無いので安定した品質での施工工
事が可能である。加えて、軽量・コンパクトであり、高
所作業性、作業の単純化、省力化に有効である。
る。従来のロックナットを用いたりハウジングで固定す
る構成の管継ぎ手におけるナットやボルトなどを回す工
具が不要になると共に、ねじの締め込み作業の様な感覚
的な、しかも力仕事が無いので安定した品質での施工工
事が可能である。加えて、軽量・コンパクトであり、高
所作業性、作業の単純化、省力化に有効である。
【0034】部品点数が極めて少なく、設備配管の更新
工事時において容易に分解が可能であると共に、分解後
の部材の材料分別が容易であり廃棄材料リサイクルにも
貢献できる。
工事時において容易に分解が可能であると共に、分解後
の部材の材料分別が容易であり廃棄材料リサイクルにも
貢献できる。
【0035】簡易な構成で管と管継ぎ手との回転を防止
する「回り止め機構」を設けているので不測のうちに管
もしくは管継ぎ手が回転する恐れがなく、またこの回り
止め機構は、長手方向の位置決め手段ともなるので、容
易に空孔が形成できて剪断キーの挿入に便利である。
する「回り止め機構」を設けているので不測のうちに管
もしくは管継ぎ手が回転する恐れがなく、またこの回り
止め機構は、長手方向の位置決め手段ともなるので、容
易に空孔が形成できて剪断キーの挿入に便利である。
【0036】管継ぎ手の外径寸法が管の外径寸法と比し
著しい差異がなく、断熱材取り付け工事において、管と
管継ぎ手とを連続して断熱施工工事を行う事ができ、ま
た本発明の管継ぎ手はスリーブを貫通できるから極めて
施工工事の効率が良い。
著しい差異がなく、断熱材取り付け工事において、管と
管継ぎ手とを連続して断熱施工工事を行う事ができ、ま
た本発明の管継ぎ手はスリーブを貫通できるから極めて
施工工事の効率が良い。
【0037】配管系の外部より容易に剪断キーの装着の
有無が確認できるため、管の逸脱予防が万全であると共
に、剪断キーの離脱防止の対策も適切である。
有無が確認できるため、管の逸脱予防が万全であると共
に、剪断キーの離脱防止の対策も適切である。
【図1】本発明に係る第1実施例(剪断キーを装着完了
した状態)の管継ぎ手の正面上部半断面図である。
した状態)の管継ぎ手の正面上部半断面図である。
【図2】同上の管継ぎ手の接続前の状態を示す正面上部
半断面図である。
半断面図である。
【図3】同上の管継ぎ手の管挿入接続後の状態(剪断キ
ーは未装着)を示す正面上部半断面図である。
ーは未装着)を示す正面上部半断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図1の正面外観図である。
【図6】同上の内筒側の凸部(長手方向位置決め手段)
を外筒側に凹部設定とした態様を示す正面上部半断面図
である。
を外筒側に凹部設定とした態様を示す正面上部半断面図
である。
【図7】本発明に係る第2実施例の管継ぎ手の正面上部
半断面図である。
半断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】図8とは別の態様を示す断面図である。
【図10】本発明に係る第3実施例の管継ぎ手の正面上
部半断面図である。
部半断面図である。
【図11】同上の管継ぎ手の外筒の中間部と内筒の先端
部とを多角形に成形の上、挿入接続した状態を示す正面
上部半断面図である。
部とを多角形に成形の上、挿入接続した状態を示す正面
上部半断面図である。
【図12】本発明に係る第1ないし第3実施例の管継ぎ
手の剪断キーとその挿入口の図4とは別の実施態様を示
す断面図である。
手の剪断キーとその挿入口の図4とは別の実施態様を示
す断面図である。
【図13】同上の他の実施態様を示す断面図である。
【図14】同上のさらに他の実施態様を示す断面図であ
る。
る。
【図15】同上のなお他の実施態様を示す断面図であ
る。
る。
【図16】本発明に係る管継ぎ手の剪断キーを挿入接続
した状態を示す断面図である。
した状態を示す断面図である。
【図17】同上の剪断キーの実施態様を示す外観図であ
る。
る。
【図18】同上の他の実施態様を示す外観図である。
【図19】同上のさらに他の実施態様を示す外観図であ
る。
る。
【図20】図19の剪断キーの引っ張り操作用弾性索状
体の実施態様を示す外観図である。
体の実施態様を示す外観図である。
【図21】外筒側に設けた密封部材を内筒側に設定の実
施態様を示す正面上部半断面図である。
施態様を示す正面上部半断面図である。
【図22】従来のロックナット式管継ぎ手に断熱工事を
実施した態様を示す正面断面図である。
実施した態様を示す正面断面図である。
【図23】図10の本発明による管継ぎ手に断熱工事を
実施した態様を示す正面断面図である。
実施した態様を示す正面断面図である。
1 密封部材 2 外筒 3 内筒 4 剪断キー 5 空孔 6 外筒の内側周縁部 7 内筒の外側周縁部 8 外筒の環状溝部 9 内筒の環状溝部 10 凸部(位置決め手段) 10′ 凹部(位置決め手段) 11 内筒の先端部外周 12 内筒の多角形成形部 13 外筒の中間部 14 外筒の多角形成形部 14′ 外筒の平形成形部 15 挿入口 16 表示部 17 ねじ付係止部材 18 膨隆部 19 従来のロックナット式管継
ぎ手 20 従来のロックナット式の管 21、21′ 断熱材 a 従来のロックナット式管継
ぎ手の外径寸法 b 同上の管の外径寸法 c 開放口 d 本発明の管継ぎ手の外径寸
法 e 挿入手元側ストッパー f フック部(剪断キー) f′ フック部(索状体単体) g 引っ張り索状体 g′ 引っ張り索状体(単体) h 挿入手元側 k 挿入先端側 s ねじ w 外筒の多角形縮径内基部 z 内筒の多角形縮径外基部
ぎ手 20 従来のロックナット式の管 21、21′ 断熱材 a 従来のロックナット式管継
ぎ手の外径寸法 b 同上の管の外径寸法 c 開放口 d 本発明の管継ぎ手の外径寸
法 e 挿入手元側ストッパー f フック部(剪断キー) f′ フック部(索状体単体) g 引っ張り索状体 g′ 引っ張り索状体(単体) h 挿入手元側 k 挿入先端側 s ねじ w 外筒の多角形縮径内基部 z 内筒の多角形縮径外基部
Claims (6)
- 【請求項1】密封部材1を介し互いに長手方向に重合下
に係合する一対の外筒2と内筒3とを有し、可とう性を
有する棒状の剪断キー4を収納する空孔5を、前記外筒
2の内側周縁部6と前記内筒3の外側周縁部7とが係合
下対向する位置に、それぞれ設けた一対の環状溝部8,
9により形成すると共に、前記外筒2の環状溝部8の周
縁の一部に設けた開口に前記剪断キー4を外方より挿入
可能となし、前記空孔5に前記剪断キー4を少なくとも
1/2周を超えて収納した管の接続構成において、前記
開口を前記空孔5の接線方向に合致して成形した膨隆部
18に設けた挿入口15としたことを特徴とする管継ぎ
手。 - 【請求項2】前記密封部材1と密接する前記内筒3の先
端部外周を多角形成形部12に成形すると共に、前記外
筒2の中間部を前記内筒3の多角形成部12と係合する
多角形成形部14に成形し、前記外筒2と前記内筒3と
の間で軸回転方向に回り止めを構成したことを特徴とす
る請求項1記載の管継ぎ手。 - 【請求項3】前記密封部材1と密接する前記内筒3の先
端部外周を多角形成形部12に成形すると共に、前記外
筒2の中間部を前記内筒3の多角形成形部ににと係合す
る多角形成形部14に成形し、前記外筒2の多角形縮径
内基部wに前記内筒3の多角形縮径外基部zを係止せし
めて長手方向の位置決めを構成したことを特徴とする請
求項1または請求項2記載の管継ぎ手。 - 【請求項4】前記剪断キー4の挿入手元側hに前記剪断
キー4の装着を確認可能な表示部17を設けたことを特
徴とする請求項1ないし請求項3記載の管継ぎ手。 - 【請求項5】前記挿入口15に係止するねじ付き係止部
材17を剪断キー4の挿入手元側hに設けたことを特徴
とする請求項1ないし請求項3記載の管継ぎ手。 - 【請求項6】密封部材1を介し互いに長手方向に重合下
に係合する一対の外筒2と内筒3とを有し、可とう性を
有する棒状の剪断キー4を収納する空孔5を、前記外筒
2の内側周縁部6と前記内筒3の外側周縁部7とが係合
下対向する位置に、それぞれ設けた一対の環状溝部8,
9により形成すると共に、前記外筒2の環状溝部8の周
縁の一部に設けた開口に前記剪断キー4を外方より挿入
可能となし、前記空孔5に前記剪断キー4を少なくとも
1/2周を超えて収納した管の接続構成において、前記
剪断キー4を密着コイルばねで形成すると共に該コイル
ばねの外径を前記空孔5の内径より僅かに大きく形成
し、挿入先端側kを引張して外径を縮径することによ
り、空孔5内に進入・装着せしめたことを特徴とする管
継ぎ手、および請求項1ないし請求項4記載の管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8272797A JPH1089565A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管継ぎ手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8272797A JPH1089565A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管継ぎ手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1089565A true JPH1089565A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17518888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8272797A Pending JPH1089565A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 管継ぎ手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1089565A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001159183A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Kubota Corp | 既設管更正工法用耐震継手 |
JP2004239289A (ja) * | 2003-02-03 | 2004-08-26 | Hideo Suzuki | 継手機構 |
JP2006033417A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Rion Co Ltd | 内装型イヤホンの取付構造 |
JP2010078150A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-04-08 | Heerema Fabrication Group Bv | 水中パイプラインシステムで使用するためのパイプ部、水中パイプラインシステム、及びその使用方法 |
JP1562036S (ja) * | 2015-10-20 | 2016-10-31 | ||
JP2017129196A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社多久製作所 | 管部の接続構造 |
CN108775462A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-09 | 广东科朗管道修复技术有限公司 | 一种可快速安装管道 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP8272797A patent/JPH1089565A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001159183A (ja) * | 1999-12-02 | 2001-06-12 | Kubota Corp | 既設管更正工法用耐震継手 |
JP2004239289A (ja) * | 2003-02-03 | 2004-08-26 | Hideo Suzuki | 継手機構 |
JP2006033417A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Rion Co Ltd | 内装型イヤホンの取付構造 |
JP2010078150A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-04-08 | Heerema Fabrication Group Bv | 水中パイプラインシステムで使用するためのパイプ部、水中パイプラインシステム、及びその使用方法 |
JP1562036S (ja) * | 2015-10-20 | 2016-10-31 | ||
JP2017129196A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社多久製作所 | 管部の接続構造 |
CN108775462A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-11-09 | 广东科朗管道修复技术有限公司 | 一种可快速安装管道 |
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---|---|---|---|
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A02 | Decision of refusal |
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