JP2006033417A - 内装型イヤホンの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内装型イヤホンをケースに接触させることなく安定にケース内部に配設すると共に、音漏れがない内装型イヤホンの取付構造を提供する。
【解決手段】 内装型イヤホン3をイヤホンチューブ4に取り付けてケース1の内部に配設する内装型イヤホンの取付構造において、内装型イヤホン3の音口部11の外形を四角形状にすると共に、音口部11が挿入されて密接に嵌合する嵌合部14をイヤホンチューブ4に形成する。更に、音口部11の先端につば部12を形成すると共に、つば部12が密接に嵌合する凹部15を嵌合部14に形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内装型イヤホンをイヤホンチューブに取り付けてケースの内部に配設する内装型イヤホンの取付構造に関する。
従来、内装型イヤホンをイヤホンチューブに取り付けてケースの内部に配設する内装型イヤホンの取付構造としては、ケースに対するイヤホンチューブの回動及び進退動を防止してイヤホンチューブをケースに固定する固定手段を設け、この固定手段は、イヤホンチューブの径方向に突出形成した一対のケース固定部と、これらのケース固定部に形成した貫通孔と、ケースに形成した一対のボスからなり、貫通孔に一対のボスを嵌合して、内装型イヤホンがケースに形成したイヤホン収容室の側壁に接触しないようにすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、フック部材とノズルの接続は、セルフタップ構造により、音が漏れないよう密着した構造にすることが知られている。
特開平11−146495号公報
しかし、特許文献1に記載された内装型イヤホンの取付構造においては、イヤホンチューブとケースの位置関係は固定できるが、イヤホンチューブとイヤホンの位置関係は、円筒形状のイヤホンチューブに円筒形状のイヤホンの音口部を単に圧入しているだけなので、特にイヤホンの音口部の軸心を中心とした回動方向に対して確実に固定することができず、取り付けの仕方によっては内装型イヤホンがケース内壁に接触する場合がある。
また、イヤホンチューブとイヤホンの音口部が単なる圧入構造で取り付けられているため、イヤホンの音口部が短いこともあって、圧入構造が音漏れの原因になり易いという問題があった。
更に、フック部材とノズルの接続が密着性の高いセルフタップ構造であっても、フック部材の複数回の着脱によりねじ部が損傷し、フック部材の根元から音漏れが生じ、ウインドカバーにある音導口よりマイクロホンに音が帰還しハウリングの原因になるという問題があった。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内装型イヤホンをケースに接触させることなく安定にケース内部に配設すると共に、音漏れがない内装型イヤホンの取付構造を提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、内装型イヤホンをイヤホンチューブに取り付けてケースの内部に配設する内装型イヤホンの取付構造において、前記内装型イヤホンの音口部の外形を多角形状又は長円形状にすると共に、前記音口部が挿入されて密接に嵌合する嵌合部を前記イヤホンチューブに形成したものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の内装型イヤホンの取付構造において、前記音口部の先端につば状の凸部を形成すると共に、前記つば状の凸部が密接に嵌合する凹部を前記嵌合部に形成したものである。
以上説明したように請求項1に係る発明によれば、外形が多角形状又は長円形状の内装型イヤホンの音口部がイヤホンチューブに挿入されて密接に嵌合部と嵌合するので、内装型イヤホンが回動することなくイヤホンチューブに対して確実に固定される。
また、内装型イヤホンがイヤホンチューブに対して確実に固定されることにより、所望の姿勢でケース内に配置される。
請求項2に係る発明によれば、接着することなく、確実に内装型イヤホンをイヤホンチューブに確実に固定することができる。また、接着作業が不要となるので、作業性が向上する。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る内装型イヤホンの取付構造を適用した耳かけ形補聴器の断面図、図2はイヤホンチューブと内装型イヤホンの斜視図、図3はイヤホンチューブに内装型イヤホンを嵌合した状態の断面図である。
本発明に係る内装型イヤホンの取付構造を適用した耳かけ形補聴器は、図1に示すように、ケース1にノズル2をインサート成形し、ノズル2に内装型イヤホン3がイヤホンチューブ4を介して取り付けられている。イヤホンチューブ4は、その一端をノズル2に圧着し、他端に内装型イヤホン3を取り付けている。
なお、5はイヤホンチューブ4をケース1内で所望な姿勢で保持するためにケース1と一体に形成した突起部、6は内装型イヤホン3を収容するためのケース1に形成したイヤホン収容室、6aはイヤホン収容室6を形成する側壁、7はノズル2にセルフタップ構造により密着嵌合するフック部材、8はフック部材7がノズル2に嵌合した時にノズル2とフック部材7を密着させるOリング、9はマイクロホン、10はウインドカバーである。
また、内装型イヤホン3には、図2に示すように、イヤホンチューブ4の他端に嵌挿する樹脂製の音口部11が設けられている。音口部11は、内部に音道空間を形成し、内装型イヤホン3の音口を覆う直方体形状の基部11aと、基部11aから斜めに立設した四角筒状の突部11bからなる。
音口部11は、全体として外形が略四角形状に形成され、突部11bの先端には、全周にわたって突起状のつば部12が形成されている。本発明の実施の形態では、内装型イヤホン3は、2個のイヤホン3a,3bを並列にして構成している。なお、13は内装型イヤホン3と側壁6aとの間に緩衝部材として配設される内装型イヤホン3に巻かれたサスペンションである。
イヤホンチューブ4は、合成ゴム、例えば、NBR(アクリロ・ニトリル・ブタジエン・ラバー)で形成され、樹脂製の音口部11より柔軟である。また、イヤホンチューブ4の内部には、図2及び図3に示すように、内装型イヤホン3の音口部11が嵌挿する嵌合部14が形成されている。
嵌合部14は、外形が四角形状の音口部11を密着して保持するように音口部11の外形形状に倣って形成されている。また、嵌合部14には、突部11bの先端に形成されているつば部12が、嵌合する凹部15が設けられている。更に、イヤホンチューブ4の外周面には、イヤホンチューブ4を保持する突起部5が嵌合する環状の溝部16が設けられている。
また、フック部材7とノズル2の接続は、密着性の高いセルフタップ構造で行うが、図1に示すように、フック部材7とノズル2の接続部には、セルフタップ構造とは別に音漏れを防止するためノズル2とフック部材7の間にOリング8を設けている。Oリング8は、ノズル2の外周面に形成した環状の溝部17に巻装されている。
以上のように構成した本発明に係る内装型イヤホンの取付構造の作用について説明する。先ず、イヤホンチューブ4の嵌合部14に、音口部11を嵌め込んでいく。すると、突部11bの先端に形成されたつば部12が、嵌合部14の凹部15に嵌合する。同時に、音口部11全体が、図3に示すように、嵌合部14に嵌装する。
音口部11の外形が全体として略四角形状に形成され、音口部11が嵌装するイヤホンチューブ4の嵌合部14の形状も音口部11の外形形状に合わせて形成されているので、音口部11全体が嵌合部14に嵌装することによって、内装型イヤホン3とイヤホンチューブ4との位置関係が決定すると共に、内装型イヤホン3がイヤホンチューブ4に対して回動することがない。
次いで、図1に示すように、イヤホンチューブ4の外周面に形成された環状の溝部16に、ケース1と一体に形成した突起部5を嵌合する。すると、イヤホンチューブ4が、その一端をノズル2に圧着させた状態で、且つ所望な姿勢でケース1に固定される。その結果として、内装型イヤホン3は、所望の姿勢でケース1内に固定される。
このように、簡易な構成によりケース1に対して内装型イヤホン3の取付位置が小さなばらつきで容易に決まる。また、接着作業を用いなくても、内装型イヤホン3を構成する2個のイヤホン3a,3bから発された音が、音口部11、イヤホンチューブ4、ノズル2、フック部材7を通過する際に、それらの外部へ漏れるのを防止することができる。
本発明の実施の形態では、音口部11の断面形状を四角形状とし、それに合わせてイヤホンチューブ4の嵌合部14の形状も形成したが、音口部11の断面形状としては、四角形状でなくても、例えば三角形状、小判(長円)形状など、イヤホンチューブ4に対して音口部11が回動せず、且つ音口部11の位置決めが容易な形状であればよい。
また、ノズル2とフック部材7の間にOリング8を設けたことにより、フック部材7のノズル2に対する着脱回数にかかわりなく、安定した気密構造を維持することができる。従って、フック部材7の根元から漏れた音が、ウインドカバー10にある音導口から入ってマイクロホン9に帰還して生じるハウリングを防止することができる。
本発明の実施の形態では、ノズル2とフック部材7の間にOリング8を設けたが、フック部材7の根元端面とケース1の間にOリング8などのガスケットを設けることもできる。
本発明によれば、内装型イヤホンが、回動することなくイヤホンチューブに対して確実に固定されるので、所望の姿勢でケース内に配置される。また、接着作業が不要となるので、作業性が向上する。
本発明に係る内装型イヤホンの取付構造を適用した耳かけ形補聴器の断面図 イヤホンチューブと内装型イヤホンの斜視図 イヤホンチューブに内装型イヤホンを嵌合した状態の断面図
符号の説明
1…ケース、2…ノズル、3…内装型イヤホン、4…イヤホンチューブ、5…突起部、6…イヤホン収容室、7…フック部材、8…Oリング、9…マイクロホン、10…ウインドカバー、11…音口部、11b…突部、12…つば部、14…嵌合部、15…凹部、16…溝部。

Claims (2)

  1. 内装型イヤホンをイヤホンチューブに取り付けてケースの内部に配設する内装型イヤホンの取付構造において、前記内装型イヤホンの音口部の外形を多角形状又は長円形状にすると共に、前記音口部が挿入されて密接に嵌合する嵌合部を前記イヤホンチューブに形成したことを特徴とする内装型イヤホンの取付構造。
  2. 前記音口部の先端につば状の凸部を形成すると共に、前記つば状の凸部が密接に嵌合する凹部を前記嵌合部に形成した請求項1記載の内装型イヤホンの取付構造。
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