JPH0375062B2 - - Google Patents

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JPH0375062B2
JPH0375062B2 JP2179885A JP2179885A JPH0375062B2 JP H0375062 B2 JPH0375062 B2 JP H0375062B2 JP 2179885 A JP2179885 A JP 2179885A JP 2179885 A JP2179885 A JP 2179885A JP H0375062 B2 JPH0375062 B2 JP H0375062B2
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wire
electrode
sheave
insulated wire
pinholes
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JP2179885A
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/04Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
    • G01N27/20Investigating the presence of flaws
    • G01N27/205Investigating the presence of flaws in insulating materials

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、導体上に絶縁皮膜を被覆したエナメ
ル電線の絶縁皮膜に発生したピンホールを効率よ
く検出する方法に関する。
〔従来の技術〕
エナメル電線のピンホール試験(無処理法)方
法は、JIS(日本工業規格)に規定されており、そ
れによると次の方法がとられている。
長さ6mの試験片をとり、フエノールフタレイ
ン3%アルコール溶液の適量を滴下した0.2%食
塩水中に試験片5mを浸し、液を正極、試験片の
導体を負極として12Vの直流電圧を1分間加え、
発生するピンホール数を調べ、2種品で5ケ/
5m以下を許容範囲としている。
このJISで規定する方法は、当然のことながら
試験片の採取がボビンの上口の方でしか行われな
い。ところで、このようなエナメル電線のユーザ
ーは、当然のことながら線材の全長に亘る品質保
証を求めている。そのためこのJIS法に代つて以
下の如き方法により線材の全長に亘つて試験する
ことが行われている。
1 接触法: 絶縁電線のパスラインの途中に電極シーブを取
り付け、この電極シーブに電圧をかけて皮膜の絶
縁抵抗を測定し、設定値以下の箇所を検出する。
2 非接触法: 走行線材のごく近傍に電極を取り付け、この電
極に電圧をかけて皮膜の絶縁抵抗を測定し、設定
値以下の箇所を検出する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記の接触法及び非接触法には次の
如き問題があつた。
1 接触法における問題点: 走行線材が電極シーブと接触するので検出感度
は高いけれども、パスライン中に新たに電極シー
ブを取付けるのでこれが大径の場合はスペース的
に取付が困難になる。そのため取り付けられる電
極シーブは小径のものとならざるを得ず、線材が
小径に曲げられることになるので、線材の品質低
下の恐れがあるばかりでなく、作業が煩雑とな
り、またパスライン外れが起り易い等の問題があ
る。
2 非接触法における問題点: 走行線材と電極の間に隙間があるので検出感度
は低い。この検出感度を高めるには前記の隙間を
小さくする必要があり、こうすると走行線材に振
動が生じた場合に電極と接触し傷の付く恐れがあ
る。又、電極部の線通しを行わねばならず作業が
煩雑になる等の問題がある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、上記の問題点に着目してなされたも
のであり、その要旨とするところは、エナメル電
線線材の送線工程の際に使用する案内シーブ又は
トラバースシーブ等のシーブを電極とし、この電
極とエナメル電線の導体間に電圧を印加して、両
者間の絶縁抵抗を測定することにより、走行する
エナメル線絶縁皮膜のピンホールを検出する方法
である。
しかして、上記方法の好ましい一例としては、
上記の電極として用いるシーブの溝径を送線する
線材の外径と等しくすることである。
また、上記の電極として用いるシーブを2箇所
とし、かつその各々のシーブの位相を、送線する
線材に対し180゜変えることも本発明の好ましい一
例である。
さらに、上記の電極として用いるシーブへの印
加電圧を100V以下することも本発明の好ましい
一例である。
〔作用〕
以上説明したような本発明の絶縁電線のピンホ
ール検出方法によれば、通常の送線経路例えばボ
ビンへの巻取りのための送線経路等において、そ
こに設置されている案内シーブ、トラバースシー
ブ等を利用し、これにピンホール検出のための電
圧を印加するものであるから、製品線材の全長に
亘り欠陥を検出することが可能であるし、又従来
行われていた試験片採取も不要となる。
また、電極として用いるシーブの溝径を送線す
る線材の外径を一致させることによつて検出感度
を向上させることができるし、電極シーブを2箇
所としかつその各々の電極シーブの位相を送線す
る線材に対し180゜変えることによつて線材の全周
について欠陥の検出が行われる。
さらに、電極シーブへ印加する電圧を100V以
下としているから、この電圧印加によつて線材に
与える影響が少なく、又一方この検出試験を非破
壊試験とすることもできる。
〔発明の実施例〕
次に、本発明のピンホール検出方法を図に示し
た実施例に基づいて説明する。第1図は本発明方
法の一実施例を示す動作説明図であり、第2図は
シーブの一部断面図である。図中の符号1はエナ
メル電線であり、図示を省略してあるエナメル線
焼付炉等より引取りキヤプスタン2の作動によつ
て巻取ボビン3に巻取られる。4はこの際走行す
るエナメル電線1を案内するため配設された案内
シーブであり、5は同じくトラバースシーブであ
る。なお、塗装前の裸電線(図示せず)は、走行
途中でアースされている。しかして、本発明にお
いては、この従来も用いられていた案内シーブ
4、トラバースシーブ5のいずれか又はそれらの
双方を電極とし、この電極とエナメル線の導体間
に電圧を印加して、両者間の絶縁抵抗を測定す
る。走行するエナメル線の絶縁皮膜にピンホール
があると、電極としたシーブとエナメル線の導体
間の絶縁抵抗が低下し、これによりピンホールが
検出される。この場合、電極とし用いるシーブ4
もしくは5の溝径と走行する線材1の外径を等し
くすることによつて第2図に示す如く線材1の線
長方向表面の略1/2が欠陥検出の対象とされる訳
である。又、案内シーブ4、トラバースシーブ5
の双方を電極とする場合は、第1図に示す如くそ
の各々のシーブの位相を走行する線材1に対し
180゜変えることによつて線材1の全周、全長の欠
陥を検出することが可能である。さらに、前記電
極とするシーブ4,5にピンホール検出のために
印加する電圧を100V以下とすることにより線材
1の品質を損うことなく、又非破壊試験をもなす
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明のピンホール検出方法によれば次の効果
をもたらすことができる。
1 エナメル電線の全長に亘りピンホール等の欠
陥を検出することができる。
2 従来用いられているパスラインをそのまま利
用するので、設備費がかからず、工程を変更し
なくてよいので、作業性も損わない。
3 ピンホール検出に低圧電源を用いるので、作
業上安全が保持され、かつ非破壊試験をしたこ
とにもなる。
4 試験片の採取が不要であるから、その手間と
製品の切断による歩留り減少が防止される。
【図面の簡単な説明】
図は本発明方法の一実施例を示し、第1図は動
作説明図、第2図はシーブの一部断面図である。 図中の符号、1はエナメル電線、2は引取用キ
ヤプスタン、3は巻取ボビン、4は案内シーブ、
5はトラバースシーブである。図中の同一符号は
同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導体表面に絶縁皮膜が絶縁塗料の塗布焼付に
    より形成された絶縁電線の走行工程において、前
    記絶縁電線を走行経路に沿つて支持するシーブを
    電極とし、該電極と前記導体との間に電圧を印加
    して、両者間の絶縁抵抗を測定することにより、
    前記絶縁皮膜のピンホールの存在を検出すること
    を特徴とする絶縁電線のピンホール検出方法。 2 上記電極に用いるシーブの溝径を送線する絶
    縁電線の外径と等しくすることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の絶縁電線のピンホール検
    出方法。 3 上記走行経路中の2箇所のシーブを前記電極
    として用い、かつ電極とするシーブの位相を、送
    線する絶縁電線に対して180゜変えたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の絶縁電線のピン
    ホール検出方法。 4 上記電極に用いるシーブへの印加電圧を
    100V以下とすることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の絶縁電線のピンホール検出方法。
JP2179885A 1985-02-08 1985-02-08 絶縁電線のピンホ−ル検出方法 Granted JPS61182566A (ja)

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JPS61182566A JPS61182566A (ja) 1986-08-15
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JP4712730B2 (ja) * 2007-01-12 2011-06-29 古河電気工業株式会社 ピンホール試験方法及び導線引張装置
CN102539483A (zh) * 2012-02-10 2012-07-04 铜陵鑫晟源工业技术有限责任公司 一种漆包线在线检测设备

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JPS61182566A (ja) 1986-08-15

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