JPH0375059B2 - - Google Patents

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JPH0375059B2
JPH0375059B2 JP9859985A JP9859985A JPH0375059B2 JP H0375059 B2 JPH0375059 B2 JP H0375059B2 JP 9859985 A JP9859985 A JP 9859985A JP 9859985 A JP9859985 A JP 9859985A JP H0375059 B2 JPH0375059 B2 JP H0375059B2
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voltage
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microcomputer
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直流抵抗測定方式を使用したデジタ
ル表示の水分計に関するものである。
〔従来の技術〕 周知のように、アナログ読み取り方式の電気式
水分計は、被測定物そのものとそれに含まれてい
る水との電気的特性の著しい差を利用して含有水
分の量による被測定物の電気的特性の変化を用
い、間接的に被測定物中の含有水分量を検知する
ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記する水分計は、計測の種類により被測定物
に一定の電圧を印加し、電圧差等を計測する場
合、当該電圧を発生させるための電源電圧及びそ
の安定度が計測精度に大きな影響を与えることが
知られている。特に、計測結果をデジタル表示す
る場合には、基準電源と被計測物へ印加させる電
源の2種類が必要となる。このように2つの電源
を使用すると、2つの電源の変動の相乗効果によ
り計測精度がデジタル表示の場合著しく低下する
おそれがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、供給電源を安定化する安定化路の安
定化出力電圧を、被計測信号が入力されるアナロ
グ−デジタル変換部に基準電圧として与えるとと
もにその出力電圧を電圧変換部に与えてその出力
に被計測体に加させる高電圧を得、前記アナログ
−デジタル変換部の出力をマイクロコンピユータ
で演算し、その演算信号をメモリに記憶するとと
もに入出力制御回路を介してデジタル表示させる
ようにしたものである。
〔作 用〕
上記のように構成したので、1個の安定化した
回路と電圧変換部により電圧値の異なる電圧を取
り出し、それら電圧をA/D変換器と被計測体に
印加させたので、電圧の変動については相対的に
キヤンセルすることができるようになり、長期間
に渡つて計測精度の低下を招かない水分計が得ら
れる。
〔実施例〕
以下図面に従つて本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図において、PVTは被計測体(図示省略
する)に接続されるプローブ端子で、このプロー
ブ端子PVTの一端は後述する電圧変換回路の計
測用基準電圧出力端に接続され、その他端はバツ
フアアンプBAと計測範囲切換部MRCに接続さ
る。バツフアアンプBAの出力は、アナログ−デ
ジタルA/D変換器ADに入力される。
このA/D変換器ADには、後述の安定化回路
の出力電圧が基準電圧として与えられる。
MPUはマイクロコンピユータで、このマイク
ロコンピユータMPUはA/D変換器ADの出力
を演算処理し、その処理結果をメモリMEに記憶
させるとともに入出力制御回路INFを介してデジ
タル表示器LCDに与える。入出力制御回路INF
の出力は、前記計測範囲切換部MRCの切換信号
として使用される。
BATは直流電源で、この直流電源BATの正極
側は、スイツチSWを介して電圧制御用ICかはな
る電圧安定化回路REGに接続される。この電圧
安定化回路REGの安定化出力電圧は、可変抵抗
VR1により所定の基準電圧に設定されてA/D変
換器ADに印加される。また安定化出力電圧は、
電圧変換回路VCVに入力され、出力に計測用基
準電圧としての高電圧が得られるものである。
電圧変換回路VCVの出力は、可変抵抗VR2
介して電圧安定化回路REGに安定化制御信号と
して与えられる。
前記計測範囲切換部MRCは、3個の基準抵抗
RL(%)、RM(%)、RH(%)を有し、RL(%)は直
接接地され、RM(%)とRH(%)は高絶縁型リレ
ーRYM、RYHを介して接地される。両リレー
RYM、RYHはドライバーDRM、DRHにより制御さ
れる。尚、基準抵抗RL(%)は比較的水分量があ
る被計測体のときに使用され、RM(%)はRH(%)
では計測できないときに使用され、更にRH(%)
は極めて水分量が少ない被計測体の計測用に使用
される。
次ぎに上記実施例の動作を述べる。
プローブ端子PVTに水分量を測定するために
被計測体を接続する。その後、スイツチSWを閉
成すると電圧変換回路VCVから計測用基準電圧
VHがプローブ端子に接続された被計測体に印加
される。その印加電圧は、例えばリレーRYM
オンされていれば被計測体を介して基準抵抗RM
(%)にも印加される。このときRM(%)の両端
に発生された電圧(測定電圧)は、バツフアアン
プBAを介してA/D変換器ADに入力される。
A/D変換器ADには基準電圧が印加されてい
て、この基準電圧と測定電圧とが比較される。そ
の比較電圧はデジタル信号となつてマイクロコン
ピユータMPUに入力されて演算され、演算結果
がメモリMEに記憶されるとともに入出力制御回
路INFを介して表示器LCDに水分量がデジタル
表示される。
ここで図を用いて被測定対象物の測定手段につ
いて説明する。
第1図において水分を計測する被測定対象物の
直流電気抵抗を「R1」とする。「プローブ=
PVT」が被測定対象物に接触すると、プローブ
の一極に供給されている電圧「VH」より被測定
対象物の直流電気抵抗「R1」とこれに直列に接
続される回路「MRC」に通電され、「R1」と
「MRC」に分圧された電圧がA/D変換器に入力
される。この結果はマイクロコンピユータにより
処理され、マイクロコンピユータの制御により回
路「MRC」中の最適抵抗値「R×(X=HMまた
L)」(RH、RMの抵抗値はRLとの並列抵抗値とす
る)が1つ選択される。
仮に、最適抵抗値の時の値が「VMとすると、
第1図の回路は等価的に第3図のように表現する
ことができる。(第1図中のバツフアアンプ
「BA」は、プローブに対する回路の入力抵抗を
超高抵抗化し、測定値に影響を与えないために挿
入したもので、増幅率は1としており等価回路で
は透過的になる。) R1およびR2は純抵抗成分であるので、第3図
から次式が得られる。
VM=R2/R1+R2×VH …(1) また、電圧変換回路「VCV」は比例昇圧回路
であり、昇圧比を「n=定数」とすると、 VH=n×VREG …(2) (1)式を(2)式に代すると、 VM=R2/R1+R2×n×VREG …(3) アナログ信号電圧値をデジタル値に変換(以下
A/Dと記述)する方法には「追従比較型」、「二
重積分型」、「逐次比較型」、「並列比較型」等の多
くの方法が既に知られている。
どのA/D変換方式においても、アナログ入力
電圧と、A/D変換器に供給される基準電圧とを
変換器内で演算し、デジタル値をA/D変換結果
として出力している。
第1図のA/D変換器は、二重積分型を使用し
た例であり、アナログ入力電圧積分時間をT0
基準電圧積分時間をT1とすると、 VM=T1/T0×VS …(4) の関係があり、T0は一定値、VSは基準電圧で既
知の一定値であるから、T1のカウント数を取り
出すことによつて入力電圧がデジタル値として得
られることは公知の事実である。
VMのデジタル値をDとし、T0をF(=一定値)
と表現すると(4)式は次のように表すことができ
る。
D(=T1)=F×[VM/VS] …(5) VSはVREGを抵抗器で分圧して取り出しており、
分圧比を「k=定数」とすると、 VS=k×VREG …(6) (3)式および(6)式を(5)式に代入すると、 D=F[〓〓〓〓×n×VREG/k×VREG] =F[R2×n/k(R1+R2)] …(7) (7)式より明らかなように本案を採用した本装置
におけるデジタル値「D」は、抵抗値のみの函数
として取り出すことができ、電源のドリフト、経
時変化、経年変化に全く影響されず、安定して確
度の高い計測を実行することが可能となる。
〔効 果〕
一般的に、基準電源は、精密型定電圧素子等を
使用し、電圧変動や経時変化等を10-6程度におさ
えているが、一方、アナログ入力電圧は、商用電
源または電池等で駆動される電子回路または受動
素子回路より取り出されるので、電源の変動、ド
リフト、機器の経時変化等に伴う変動があり、こ
の変動はアナログ入力電圧の変化となつて現れる
ので、測定データを電圧に変換して仲介する電気
計測機器においては誤差や計測中のドリフトを発
生させる原因となり、また経年変化による狂いを
発生させる要因となつている。
本発明では、アナログ力電圧を生成する電子回
路、または、受動素子回路に供給する電源とA/
D変換器の基準電源回路に同一電源回路より電源
を供給し、電源の変動、ドリフト、経時変化をキ
ヤンセルすることが可能である。
これにより、前述の要因より発生する誤差やド
リフトを除去することができ、計測精度の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は計測時の作用を示す説明図、第3図は第
1図を等価的に示すブロツク図である。 PVTはプローブ端子、ADはアナログ−デジタ
ル変換器、MPUはマイクロコンピユータ、ME
はメモリ、INFは入出力制御回路、LCDは表示
器、MPCは計測範囲用切換部、REGは電圧安定
化回路、VCVは電圧変換回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高電圧が印加される被計測体と、この被計測
    体と直列接続される基準抵抗部と、この基準抵抗
    部の両端に発生する電圧及び基準電圧が入力され
    るアナログ−デジタル変換器と、このアナログ−
    デジタル変換器の出力信号を演算するマイクロコ
    ンピユータと、このマイクロコンピユータで演算
    された信号を記憶するメモリと、前記マイクロコ
    ンピユータで演算された信号をデジタル表示する
    表示器と、この表示器とマイクロコンピユータと
    の電路に介在された入出力制御回路と、供給電源
    を安定化し、その安定化出力を基準電圧として前
    記アナログ−デジタル変換器に供給する電圧安定
    化回路と、この電圧安定化回路の安定化出力を高
    電圧に変換して前記被計測体に印加させるととも
    にその電圧を安定化制御信号として電圧安定化回
    路にフイードバツクさせる電圧変換回路とを備え
    てなる水分計。
JP9859985A 1985-05-09 1985-05-09 水分計 Granted JPS61256245A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9859985A JPS61256245A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 水分計

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JP9859985A JPS61256245A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 水分計

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JPS61256245A JPS61256245A (ja) 1986-11-13
JPH0375059B2 true JPH0375059B2 (ja) 1991-11-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04160352A (ja) * 1990-10-23 1992-06-03 Sanko Denshi Kenkyusho:Kk 水分計用a/d変換器の電圧供給装置
JP2002005862A (ja) * 2000-06-20 2002-01-09 Teruo Kawaida 塩分濃度測定回路

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JPS61256245A (ja) 1986-11-13

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