JPH0421062Y2 - - Google Patents

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JPH0421062Y2
JPH0421062Y2 JP5589685U JP5589685U JPH0421062Y2 JP H0421062 Y2 JPH0421062 Y2 JP H0421062Y2 JP 5589685 U JP5589685 U JP 5589685U JP 5589685 U JP5589685 U JP 5589685U JP H0421062 Y2 JPH0421062 Y2 JP H0421062Y2
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measuring instrument
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adapter
circuit
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] この考案は、測定項目により測定器本体に着脱
可能なアダプタ類を装着し、このアダプタ類を介
して測定値の補正用信号を本体側に送り、測定値
を所望の値に補正するような計測器に関するもの
である。
[考案の技術的背景] トランスやモータあるいはリレーなどの巻線抵
抗は周囲温度によつて変化するから、例えば0℃
とか20℃というような基準として扱われる温度に
おける抵抗値が知りたい場合には、抵抗計などで
測定された値に対してそのときの周囲温度と基準
温度の差に対応する抵抗値変化分を補正する必要
がある。
したがつてこのような用に供される抵抗計に
は、通常、周囲温度を検出する温度センサとその
検出出力により抵抗値補正用の信号を発する回路
等を組み込んだアダプタ類が用意されている。こ
のアダプタは抵抗計本体に対して一般に差し込み
形のコネクタなどにより着脱式にされており、補
正を必要とする測定にはこのアダプタを本体に差
し込むようになつている。
この種の抵抗計においては、本体とアダプタ間
に接触不良等が生じたり測定作業中にアダプタが
抜けかかつたりすると、本体側に送られる補正用
信号が不安定になり、最悪の場合には「断」とな
ることもある。従来の抵抗計にはこのようなアダ
プタ接続不良が発生したときそれを検知する適当
な手段が備えられていないため、抵抗計の補正が
正常に行われているものと測定者に誤認を与える
おそれがあつた。
[考案の目的] この考案は上記の点に鑑みなされたもので、そ
の目的は、測定器本体に装着されたアダプタから
測定器本体に入力される測定値補正用信号の異状
の有無を検知する回路を備え、測定値の補正が正
しく行われているかどうかを測定者が容易に判別
できるようにした計測器を提供することにある。
[実施例] 以下、この考案を添付図面に示された実施例に
より詳細に説明する。
同図には、例えば抵抗測定も可能なデイジタル
マルチメータの本体1に着脱可能な測定値補正用
信号を発するアダプタ2を装着し、リード線3を
介して被測定物4の抵抗値を測定する場合が示さ
れている。
この考案による補正信号の異状検知回路の要部
は、本体1内の基準電圧源5で形成される基準電
圧がA/Dコンバータ6に加えられるまでの経路
を例えば抵抗測定とそれ以外の測定の場合とで切
り換える切換器7と、この切換器7の駆動用出力
を発する例えばアンド回路8、および抵抗測定時
における補正信号電圧の異状の有無を表示するた
めの反転回路9と発光ダイオード10などで構成
されている。
また、抵抗測定の際本体1に装着される補正信
号発生用のアダプタ2は、例えば熱電対を用いた
温度センサ20と、この温度センサ20の出力に
よつて基準電圧から測定値補正用信号を形成する
補正信号発生回路21などを備えている。
更に各部の詳細を説明すると、被測定物4には
例えば本体1内の図示しない定電流電源からリー
ド線3を介して既知の電流が流され、被測定物4
の抵抗によりオームの法則に従つた電圧が発生す
る。この電圧は例えばバツフア増幅器11を介し
て上記A/Dコンバータ6の端子Vinに入力され
る。
このA/Dコンバータ6の端子Vrefには、
A/D変換用の基準電圧が次のようにして加えら
れる。すなわち、上記本体1には例えばコネクタ
Pが設けられ、上記補正用信号を選出するアダプ
タ2にはこのコネクタPと着脱可能なコネクタJ
が設けられている。本体1内の電源スイツチ12
をオンにすると、直流電源13からその電源電圧
Vc.c.が各部へ供給されるが、その一部は例えば上
記コネクタP,Jの端子1,1を介して上記アダ
プタ2内の短絡片15などを通り、更に上記コネ
クタP,Jの端子2,2を経て例えばアンド回路
8の一方の入力端に加えられるようになつてい
る。
ここで例えば抵抗測定スイツチ14をオンにす
ると、直流電圧Vc.c.が上記アンド回路8の他方の
入力端に加えられるから、このアンド回路8の出
力側にはHレベルの電圧が現われる。上記切換器
7はこのHレベルの出力によつて駆動され、その
可動片は例えば図示のように接点b側に接続され
る。
この場合、基準電圧源5から発せられる基準電
圧Voは、例えば上記コネクタP,Jの端子3,
3を介して補正信号発生回路21に加えられる。
この補正信号発生回路21には温度センサ20の
出力も加えられており、被測定物4の巻線用銅線
の抵抗が基準温度における値からずれた分に対応
する電圧だけ補正されて測定値補正用信号電圧
Vo′となる。この測定値補正用信号電圧Vo′は、
上記コネクタJ,Pの接点4,4を経て上記切換
器7の接点b側に加えられているから、図示のよ
うに切換器7の可動片が接点b側に接続された抵
抗値の場合には、上記測定値補正用信号電圧
Vo′が基準電圧としてA/Dコンバータ6の端子
Vrefに加えられる。これによりA/Dコンバー
タ6から出力されるデイジタル変換値に対して
は、特にマイクロコンピユータなどで補正のため
の演算処理を施さずに測定、表示することができ
る。
上記抵抗測定において、アンド回路8の出力は
例えば反転回路9を介して発光ダイオード10の
カソード側にも加えられるようになつており、ま
た、この発光ダイオード10のアノード側には、
直流電圧Vc.c.が加えられている。したがつて、上
記アンド回路8の出力がHレベルであつて、上記
切換器7が図示のように接点b側に接続された正
常に抵抗測定の状態においては、発光ダイオード
10が点灯する。
上記コネクタP,Jの各接点間に接触不良が生
じたり、あるいコネクタJが抜けかかつたりする
と、アンド回路8の一方の入力端に加わつている
直流電圧Vc.c.が不安定になり、最悪の場合には
「断」となる。このためアンド回路8の出力はL
レベルになり、切換器7の可動片は接点a側に戻
るとともに発光ダイオード10が消灯する、この
場合、A/Dコンバータ6の端子Vrefに加えら
れる電圧は測定値補正用信号電圧Vo′ではなく基
準電圧源5からの基準電圧Voとなり、補正を必
要とする抵抗測定が不可能な状態であるが、発光
ダイオード10の点灯状態を監視していれば、抵
抗測定時におけるアダプタ接続の異状の有無を容
易に知ることができる。
なお、抵抗測定以外の測定であつて温度検出用
のアダプタ2を装着しない場合には、上記抵抗測
定スイツチ14を図示のようにオフにしておけば
よい。
上記説明は、本体1に対し着脱可能なアダプタ
2が装着されたデイジタルマルチメータにより抵
抗測定を行う場合についてなされているが、上記
の実施例に限られるものではなく、測定値補正用
信号を発するアダプタを装着して測定を行うよう
な計測器に対しては、同様にこの考案が適用でき
る。
[考案の効果] 以上、詳細に説明したように、この考案におい
ては、測定項目により測定器本体に着脱可能に装
着されたアダプタ類を介してA/Dコンバータに
加えられる測定値補正用信号電圧とアダプタ類を
介さないで直接的にA/Dコンバータに加えられ
る基準電圧とを切換え選択する切換器と、アダプ
タ類を装着した際コネクタ間の接続の異状の有無
により上記切換器に所望の切換動作を行わせるゲ
ート回路と、上記異状の有無を表示する表示回路
とを備えている。
したがつて、アダプタ類を装着した測定におい
て、コネクタ間の接触不良や半脱落等により正常
な測定値補正用信号電圧が加えられなくなるよう
な事故が容易に判断でき、むだな測定を防止する
ことができる。
なお、アダプタを使用せず通常の基準電圧を用
いて被測定信号のA/D変換を行うような測定に
もこの考案の回路が利用できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案をデイジタルマルチメータ
による抵抗測定に適用した場合の一実施例を示す
ブロツク線図である。 図中、1はデイジタルマルチメータ、2はアダ
プタ、5は基準電圧源、6はA/Dコンバータ、
7は切換器、8はアンド回路、10は発光ダイオ
ード、13は直流電源、15は発絡片、20は温
度センサ、21は補正信号発生回路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A/Dコンバータと該A/Dコンバータに基準
    電圧を供給する基準電圧源とを含む測定器本体
    と、該測定器本体に着脱可能に接続される温度セ
    ンサ等のアダプタ類とを備えてなり、測定項目に
    より上記アダプタ類を上記測定器本体に接続して
    被測定信号の特性を補正しながら測定し得るデイ
    ジタル計測器において、 上記測定器本体には、上記A/Dコンバータと
    上記基準電圧源との間に介装された切換手段と、
    該切換手段に切換制御信号を出力するゲート回路
    と、該ゲート回路の上記切換制御信号に応じて点
    灯もしくは消灯する表示素子とが設けられてい
    て、 上記切換手段は、上記基準電圧源に接続された
    一方の入力端子と、上記アダプタ類が上記測定器
    本体に接続される際そのアダプタ類に内蔵されて
    いる補正信号発生回路に接続される他方の入力端
    子と、上記A/Dコンバータの基準電圧入力端に
    接続されていて上記ゲート回路からの切換制御信
    号により上記入力端子のいずれか一方に選択的に
    切り換えられるスイツチ回路とを備え、 上記ゲート回路は、人的操作により切換えられ
    るスイツチを介して加えられる信号と、上記アダ
    プタ類に設けられている短絡片を介して測定器本
    体側から加えられる信号とのアンド条件により動
    作する論理回路からなることを特徴とするデイジ
    タル計測器。
JP5589685U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0421062Y2 (ja)

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JP5589685U JPH0421062Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JP5589685U JPH0421062Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JPS61173018U JPS61173018U (ja) 1986-10-28
JPH0421062Y2 true JPH0421062Y2 (ja) 1992-05-14

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JP4515940B2 (ja) * 2005-03-08 2010-08-04 日置電機株式会社 絶縁抵抗計
US8513956B2 (en) * 2010-07-26 2013-08-20 Mettler-Toledo Thornton, Inc. Calibration of conductivity measurement system

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