JPH0374750B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0374750B2 JPH0374750B2 JP62071770A JP7177087A JPH0374750B2 JP H0374750 B2 JPH0374750 B2 JP H0374750B2 JP 62071770 A JP62071770 A JP 62071770A JP 7177087 A JP7177087 A JP 7177087A JP H0374750 B2 JPH0374750 B2 JP H0374750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- snow
- trolley
- blade
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241001609370 Puschkinia scilloides Species 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、屋根に積つた雪を降ろす屋根雪除雪
装置に関する。
装置に関する。
[従来の技術]
従来、冬期の豪雪地帯における屋根の雪処理と
しては、人力処理によるものが圧倒的に多く、人
が屋根の上に乗り、シヤベル等を使用して雪降ろ
しをしていた。
しては、人力処理によるものが圧倒的に多く、人
が屋根の上に乗り、シヤベル等を使用して雪降ろ
しをしていた。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、このような従来の人力による屋
根雪処理にあつては、人が屋根の上に乗つてシヤ
ベル等で雪降ろしをしていたため、雪の重量が大
きいことから作業者に重労働を強いることにな
り、特に人口の都市集中化による労力不足や高齢
化とともに安全対策の面等から適切な屋根雪処理
が難しかつた。
根雪処理にあつては、人が屋根の上に乗つてシヤ
ベル等で雪降ろしをしていたため、雪の重量が大
きいことから作業者に重労働を強いることにな
り、特に人口の都市集中化による労力不足や高齢
化とともに安全対策の面等から適切な屋根雪処理
が難しかつた。
また、一部には、屋根上に配管やヒータを配設
し、配管から温水や温風を吹き出して雪を溶か
し、或は加熱したヒータで雪を溶かす装置が試作
されているが、熱のロスが多くてコスト高となる
ばかりでなく、雪の空洞現象が起こるという問題
点があつた。
し、配管から温水や温風を吹き出して雪を溶か
し、或は加熱したヒータで雪を溶かす装置が試作
されているが、熱のロスが多くてコスト高となる
ばかりでなく、雪の空洞現象が起こるという問題
点があつた。
さらに、屋根に沿つてワイパを走行させて雪を
掻き落とす装置も試作されているが、この場合に
は、掻き落した雪が建物の周囲に堆積するため、
建物の周囲に広いスペースが必要とされるという
問題点があつた。
掻き落とす装置も試作されているが、この場合に
は、掻き落した雪が建物の周囲に堆積するため、
建物の周囲に広いスペースが必要とされるという
問題点があつた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、屋根上で積つた雪をブロツク状に切り出
し、その積雪ブロツクを所定位置に搬送して地上
に落下させることにより、上記問題点を解決する
ことを目的としている。
あり、屋根上で積つた雪をブロツク状に切り出
し、その積雪ブロツクを所定位置に搬送して地上
に落下させることにより、上記問題点を解決する
ことを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するため、本出願は、屋根の軒
の近傍及び棟又は他の軒の近傍において互いに平
行に設けた2本の固定レールと、これら固定レー
ルと直交する方向に互いに平行に設けた2本の移
動ルールを有し且つ両固定レールに案内されて屋
根上を固定レール方向に走行する走行けたと、前
記移動レールに案内されて前記走行けた上を移動
レール方向に走行するトロリと、このトロリに設
けられ且つ前記固定レール方向に突出して屋根上
の積雪の底面を切る平面刃と、この平面刃上に降
下して前記積雪の側面を切る箱刃とを備えたこと
を特徴とする屋根雪除雪装置を提供する。
の近傍及び棟又は他の軒の近傍において互いに平
行に設けた2本の固定レールと、これら固定レー
ルと直交する方向に互いに平行に設けた2本の移
動ルールを有し且つ両固定レールに案内されて屋
根上を固定レール方向に走行する走行けたと、前
記移動レールに案内されて前記走行けた上を移動
レール方向に走行するトロリと、このトロリに設
けられ且つ前記固定レール方向に突出して屋根上
の積雪の底面を切る平面刃と、この平面刃上に降
下して前記積雪の側面を切る箱刃とを備えたこと
を特徴とする屋根雪除雪装置を提供する。
[作用]
而して、本出願に係る発明では、屋根上に設置
した固定レール上を走行けたが移動するととも
に、走行けたに設けた移動レール上をトロリが移
動し、任意の位置においてトロリに設置した平面
刃及び箱刃で屋根上の積雪をブロツク状に切り出
し、走行けた及びトロリの走行により所定位置に
搬送し、屋根上から落下して除雪する。
した固定レール上を走行けたが移動するととも
に、走行けたに設けた移動レール上をトロリが移
動し、任意の位置においてトロリに設置した平面
刃及び箱刃で屋根上の積雪をブロツク状に切り出
し、走行けた及びトロリの走行により所定位置に
搬送し、屋根上から落下して除雪する。
[実施例]
次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図乃至第6図は、本発明の一実施例を示す
もので、第1図は要部の外観傾斜図、第2図は三
角屋根の両斜面に個別に本装置を設置した状態を
示す正面図、第3図は同側面図、第4図は同平面
図、第5図は第1図の−線断面図は、第6図
は使用状態を示す説明図である。
もので、第1図は要部の外観傾斜図、第2図は三
角屋根の両斜面に個別に本装置を設置した状態を
示す正面図、第3図は同側面図、第4図は同平面
図、第5図は第1図の−線断面図は、第6図
は使用状態を示す説明図である。
まず、構成を説明すると、図中1は、三角形を
なす屋根2における棟2aの若干下側で当該屋根
上に設けた上固定レール、3は、同屋根2におけ
る軒2bの外側に設けた下固定レールである。両
固定レール1,3は、断面形状が四角形の箱型を
なしていて、棟方向に延在させて互いに平行に配
置している。
なす屋根2における棟2aの若干下側で当該屋根
上に設けた上固定レール、3は、同屋根2におけ
る軒2bの外側に設けた下固定レールである。両
固定レール1,3は、断面形状が四角形の箱型を
なしていて、棟方向に延在させて互いに平行に配
置している。
さらに、両固定レール1,3間には、それらの
下側に複数本の補強ビーム4,4を掛け渡し、そ
れらの補強ビーム4,4により下固定レール3を
屋根2上に支持している。そして、両固定レール
1,3の一端を屋根2から大きく張り出すことに
より、その張出部分に雪を落下させるための落下
位置Aを設定している。5は、両固定レール1,
3の張出部分を下方から支持する支柱であり、6
は、屋根2と上下固定レール1,3又は補強ビー
ム4との間に介在した間材である。
下側に複数本の補強ビーム4,4を掛け渡し、そ
れらの補強ビーム4,4により下固定レール3を
屋根2上に支持している。そして、両固定レール
1,3の一端を屋根2から大きく張り出すことに
より、その張出部分に雪を落下させるための落下
位置Aを設定している。5は、両固定レール1,
3の張出部分を下方から支持する支柱であり、6
は、屋根2と上下固定レール1,3又は補強ビー
ム4との間に介在した間材である。
7は、上下固定レール1,3に案内されて屋根
2上を当該固定レールが延びる方向X(固定レー
ル方向)に走行する走行けたである。この走行け
た7は、四角の枠形をなす枠体8と、この枠体8
を固定レール方向Xに走行させるけた駆動機構9
とから構成している。
2上を当該固定レールが延びる方向X(固定レー
ル方向)に走行する走行けたである。この走行け
た7は、四角の枠形をなす枠体8と、この枠体8
を固定レール方向Xに走行させるけた駆動機構9
とから構成している。
枠体8は、その四隅において固定レール方向X
に回転自在に支持した4個の上部車輪10及び4
個の側部車輪11を有し、各上部車輪10が両固
定レール1,3上に載置されるとともに、各側部
車輪11を側方から両固定レール1,3に接触さ
せることにより、両固定レール1,3からの走行
けた7の脱落を防止している。
に回転自在に支持した4個の上部車輪10及び4
個の側部車輪11を有し、各上部車輪10が両固
定レール1,3上に載置されるとともに、各側部
車輪11を側方から両固定レール1,3に接触さ
せることにより、両固定レール1,3からの走行
けた7の脱落を防止している。
また、けた駆動機構9は、上下固定レール1,
3内を夫々貫通して両端を枠体8に夫々固定した
無端状のけた用チエーン12と、このけた用チエ
ーン12を走行自在に支持する上下各2個の走行
スプロケツト13と、上下の走行スプロケツト1
3,13及び駆動スプロケツト13aを取付けた
駆動軸13bと、駆動スプロケツト14aを有す
る電動機14と、両駆動スプロケツト13a,1
4aに掛け渡したチエーン14bとを有し、電動
機14、上走行スプロケツト13及び駆動スプロ
ケツト13a,14aは家屋の雪割15の内側に
設置している。
3内を夫々貫通して両端を枠体8に夫々固定した
無端状のけた用チエーン12と、このけた用チエ
ーン12を走行自在に支持する上下各2個の走行
スプロケツト13と、上下の走行スプロケツト1
3,13及び駆動スプロケツト13aを取付けた
駆動軸13bと、駆動スプロケツト14aを有す
る電動機14と、両駆動スプロケツト13a,1
4aに掛け渡したチエーン14bとを有し、電動
機14、上走行スプロケツト13及び駆動スプロ
ケツト13a,14aは家屋の雪割15の内側に
設置している。
また、16は、走行けた7の上を屋根2の傾斜
方向に移動するトロリであり、前記枠体8の、上
下の固定レール1,3と直交する方向に延びる二
辺が移動レール17,18をなしていて、互いに
平行をなす左右移動レール17,18に案内され
てトロリ16が屋根2上を当該移動レールが延び
る方向Y(移動レール方向)に走行する。このト
ロリ16は、四角の枠形をなす枠体19と、この
枠体19を移動レール方向Yに走行させるトロリ
駆動機構20とから構成している。
方向に移動するトロリであり、前記枠体8の、上
下の固定レール1,3と直交する方向に延びる二
辺が移動レール17,18をなしていて、互いに
平行をなす左右移動レール17,18に案内され
てトロリ16が屋根2上を当該移動レールが延び
る方向Y(移動レール方向)に走行する。このト
ロリ16は、四角の枠形をなす枠体19と、この
枠体19を移動レール方向Yに走行させるトロリ
駆動機構20とから構成している。
枠体19は、その四隅において移動レール方向
Yに回転自在に支持した4個の上部車輪21及び
4個の側面車輪22を有し、各上部車輪21を両
移動レール17,18上に載置されるとともに、
各側部車輪22を側方から両移動レール17,1
8に接触させることにより、両移動レール17,
18からのトロリ16の脱落を防止している。ま
た、トロリ駆動機構20は、両端を枠体19に
夫々固定した無端状のトロリ用チエーン23と、
このトロリ用チエーン23を支持する複数個のス
プロケツト24と、このスプロケツト24を介し
てトロリ用チエーン23に動力を伝達する電動機
25とを有し、電動機25及びスプロケツト24
は枠体19上に載置している。
Yに回転自在に支持した4個の上部車輪21及び
4個の側面車輪22を有し、各上部車輪21を両
移動レール17,18上に載置されるとともに、
各側部車輪22を側方から両移動レール17,1
8に接触させることにより、両移動レール17,
18からのトロリ16の脱落を防止している。ま
た、トロリ駆動機構20は、両端を枠体19に
夫々固定した無端状のトロリ用チエーン23と、
このトロリ用チエーン23を支持する複数個のス
プロケツト24と、このスプロケツト24を介し
てトロリ用チエーン23に動力を伝達する電動機
25とを有し、電動機25及びスプロケツト24
は枠体19上に載置している。
さらに、枠体19の下側には、屋根2の傾斜面
と略平行に配置した平面刃27を、固定レール方
向Xの一方に突出するよう進退可能に設けてい
る。28は、平面刃27を進退させるための進退
機構であり、この進退機構28は、電動機29
と、この電動機29により減速駆動される減速機
30と、この減速機30を介して回転駆動され且
つ一端平面刃27に固定したネジ軸31とからな
り、電動機29及び減速機30は枠体19上に固
定している。
と略平行に配置した平面刃27を、固定レール方
向Xの一方に突出するよう進退可能に設けてい
る。28は、平面刃27を進退させるための進退
機構であり、この進退機構28は、電動機29
と、この電動機29により減速駆動される減速機
30と、この減速機30を介して回転駆動され且
つ一端平面刃27に固定したネジ軸31とからな
り、電動機29及び減速機30は枠体19上に固
定している。
また、枠体19の、平面刃27の突出する側に
は、上方に突出した門型の案内フレーム32を一
体に設けている。案内フレーム32には、突出し
た状態の平面刃27と重なり合うように、四角の
箱形をなす箱刃33を上下方向Zへ移動可能に支
持している。34は、箱刃33を昇降させるため
の昇降機構であり、この昇降機構34は、電動機
35と、この電動機35により減速駆動される減
速機36と、この減速機36を介して回転駆動さ
れ且つ一端を箱刃33に固定したネジ軸37とか
らなり、電動機35及び減速機36は案内フレー
ム32に固定している。
は、上方に突出した門型の案内フレーム32を一
体に設けている。案内フレーム32には、突出し
た状態の平面刃27と重なり合うように、四角の
箱形をなす箱刃33を上下方向Zへ移動可能に支
持している。34は、箱刃33を昇降させるため
の昇降機構であり、この昇降機構34は、電動機
35と、この電動機35により減速駆動される減
速機36と、この減速機36を介して回転駆動さ
れ且つ一端を箱刃33に固定したネジ軸37とか
らなり、電動機35及び減速機36は案内フレー
ム32に固定している。
上記走行けた7のけた駆動機構9、トロリ16
のトロリ駆動機構20、平面刃27の進退機構2
8及び箱刃33の昇降機構34は、図示しない制
御装置により自動制御可能に構成する。
のトロリ駆動機構20、平面刃27の進退機構2
8及び箱刃33の昇降機構34は、図示しない制
御装置により自動制御可能に構成する。
即ち、制御装置は、例えば入出力装置、演算処
理装置、記憶装置を有するマイクロコンピユータ
ーと、マルチカウンタ等を備えて構成し、予めマ
イクロコンピユータに所定の動作手順を記憶させ
るようにする。そして、走行けた7やトロリ16
等の位置を検出するための、例えばエンコーダ等
からなる位置検出器を設け、その位置検出信号に
基づく制御装置の指令により、上記装置に所定の
動作をさせる。
理装置、記憶装置を有するマイクロコンピユータ
ーと、マルチカウンタ等を備えて構成し、予めマ
イクロコンピユータに所定の動作手順を記憶させ
るようにする。そして、走行けた7やトロリ16
等の位置を検出するための、例えばエンコーダ等
からなる位置検出器を設け、その位置検出信号に
基づく制御装置の指令により、上記装置に所定の
動作をさせる。
なお、本装置は、雪の降らない季節には取り外
しておき、積雪量の多い時期に設置して、必要に
応じて作動させて除雪するようにする。
しておき、積雪量の多い時期に設置して、必要に
応じて作動させて除雪するようにする。
また、図中38は、所定位置に落された雪を溶
かすための平板状をなすヒータ、39は、下固定
レール3のカバーである。
かすための平板状をなすヒータ、39は、下固定
レール3のカバーである。
次に、本実施例の動作について説明する。
屋根に積つた雪を降ろすため、制御装置を作動
させて本装置を駆動すると、まず、けた駆動機構
9の駆動により走行けた7が上下固定レール1,
3に案内されて屋根2上を固定レール方向Xに移
動するとともに、トロリ駆動機構20の駆動によ
りトロリ16が左右移動レール17,18に案内
されて移動レール方向Yに移動する。
させて本装置を駆動すると、まず、けた駆動機構
9の駆動により走行けた7が上下固定レール1,
3に案内されて屋根2上を固定レール方向Xに移
動するとともに、トロリ駆動機構20の駆動によ
りトロリ16が左右移動レール17,18に案内
されて移動レール方向Yに移動する。
このようにして、本装置が所定位置に到達する
と、続いて、進退機構28の駆動により平面刃2
7が固定レール方向Xに突出し、屋根に積つた積
雪40の一部の底面を切るとともに、昇降機構3
4の駆動により箱刃33が下降して平面刃27上
の積雪40aの側面を切り取る。
と、続いて、進退機構28の駆動により平面刃2
7が固定レール方向Xに突出し、屋根に積つた積
雪40の一部の底面を切るとともに、昇降機構3
4の駆動により箱刃33が下降して平面刃27上
の積雪40aの側面を切り取る。
しかる後、本装置は、雪を落下させるために屋
根2からはみ出して設けた所定の落下位置Aまで
固定レール方向Xに走行し、この落下位置Aに達
すると、平面刃27を後退させて箱刃33との間
に切取り保持した雪40aを、建物周囲の任意ス
ペースに設定した所定位置に落下させる。
根2からはみ出して設けた所定の落下位置Aまで
固定レール方向Xに走行し、この落下位置Aに達
すると、平面刃27を後退させて箱刃33との間
に切取り保持した雪40aを、建物周囲の任意ス
ペースに設定した所定位置に落下させる。
かかる動作が制御装置の指令により繰り返さ
れ、これを繰り返すことにより、屋根2の積雪4
0を自動的に雪降ろしすることができる。
れ、これを繰り返すことにより、屋根2の積雪4
0を自動的に雪降ろしすることができる。
そして、例えば落とされた雪をヒータ38で加
熱して融解し、或は流雪溝やトラツクの荷台に落
下させること等により、落下スペースが狭い場合
であつても屋根雪処理を効率良く実行することが
できる。
熱して融解し、或は流雪溝やトラツクの荷台に落
下させること等により、落下スペースが狭い場合
であつても屋根雪処理を効率良く実行することが
できる。
特に、けた駆動機構9及びトロリ駆動機構20
を、共に電動機14,25の動力で駆動されるチ
エーン伝動機構により夫々走行可能に構成したた
め、走行けた7及びトロリ16を雪の積つたレー
ル上を確実に走行させることができる。また、平
面刃27及び箱刃33を、共に電動機29,35
の動力で駆動される減速機30,36及びネジ軸
31,37を介して夫々移動可能に構成したた
め、積雪量が多い場合にも各刃27,33を確実
に作動して雪切りすることができる。
を、共に電動機14,25の動力で駆動されるチ
エーン伝動機構により夫々走行可能に構成したた
め、走行けた7及びトロリ16を雪の積つたレー
ル上を確実に走行させることができる。また、平
面刃27及び箱刃33を、共に電動機29,35
の動力で駆動される減速機30,36及びネジ軸
31,37を介して夫々移動可能に構成したた
め、積雪量が多い場合にも各刃27,33を確実
に作動して雪切りすることができる。
なお、上記実施例では、三角屋根の家屋に適用
した例について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば上面が平らな平屋根
の家屋にも適用することができる。その場合、2
本の固定レールは、一つの軒の近傍と、これに向
かい合う他の一つの軒の近傍とに設けるようにす
る。
した例について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば上面が平らな平屋根
の家屋にも適用することができる。その場合、2
本の固定レールは、一つの軒の近傍と、これに向
かい合う他の一つの軒の近傍とに設けるようにす
る。
また、上記実施例においては、本装置を自動制
御する例について説明したが、本装置の作動を見
ながら遠隔操作する構成としてもよいことは勿論
である。さらに、屋根上の積雪量を検出するセン
サを設け、そのセンサの検出結果に基づき、本装
置を始動から落雪処理を経て所定位置に戻すまで
の全行程を自動化する構成とすることもできる。
御する例について説明したが、本装置の作動を見
ながら遠隔操作する構成としてもよいことは勿論
である。さらに、屋根上の積雪量を検出するセン
サを設け、そのセンサの検出結果に基づき、本装
置を始動から落雪処理を経て所定位置に戻すまで
の全行程を自動化する構成とすることもできる。
[発明の効果]
以上説明してきたように、本出願に係る発明に
よれば、2本の固定レール上を走行する走行けた
と、2本の移動レール上を走行するトロリと、積
雪の低面を切る平面刃と、その積雪と側面を切る
箱刃とを備えて屋根雪落雪装置を構成したため、
屋根に積つた雪を自動的に所定位置に落下させる
ことができ、従来人が屋根に登つて行なつていた
雪落ろし作業が廃止することができる。しかも、
雪を所定位置に搬送して落下させるため、建物周
囲に大きなスペースを確保することができない場
合であつても、屋根雪処理を確実且つ迅速に行な
うことができるという効果が得られる。
よれば、2本の固定レール上を走行する走行けた
と、2本の移動レール上を走行するトロリと、積
雪の低面を切る平面刃と、その積雪と側面を切る
箱刃とを備えて屋根雪落雪装置を構成したため、
屋根に積つた雪を自動的に所定位置に落下させる
ことができ、従来人が屋根に登つて行なつていた
雪落ろし作業が廃止することができる。しかも、
雪を所定位置に搬送して落下させるため、建物周
囲に大きなスペースを確保することができない場
合であつても、屋根雪処理を確実且つ迅速に行な
うことができるという効果が得られる。
さらに、レールのみ常設し、本装置は必要に応
じてセツトして稼動させることができるため、設
備費、運転費が経済的であるとともに、早目に屋
根雪の除雪処理を行なうことにより建物の耐雪強
度を軽減することができるという効果もある。
じてセツトして稼動させることができるため、設
備費、運転費が経済的であるとともに、早目に屋
根雪の除雪処理を行なうことにより建物の耐雪強
度を軽減することができるという効果もある。
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すも
ので、第1図は要部を拡大して示す外観斜視図、
第2図は正面図、第3図は側面図、第4図は平面
図、第5図は第1図の−線断面図、第6図は
使用状態を示す説明図である。 1:上固定レール、2:屋根、2a:棟、2
b:軒、3:下固定レール、5:支柱、7:走行
けた、8:枠体、9:けた駆動機構、16:トロ
リ、17,18:移動レール、19:枠体、2
0:トロリ駆動機構、27:平面刃、28:進退
機構、33:箱刃、34:昇降機構、X:固定レ
ール方向、Y:移動レール方向、A:落下位置。
ので、第1図は要部を拡大して示す外観斜視図、
第2図は正面図、第3図は側面図、第4図は平面
図、第5図は第1図の−線断面図、第6図は
使用状態を示す説明図である。 1:上固定レール、2:屋根、2a:棟、2
b:軒、3:下固定レール、5:支柱、7:走行
けた、8:枠体、9:けた駆動機構、16:トロ
リ、17,18:移動レール、19:枠体、2
0:トロリ駆動機構、27:平面刃、28:進退
機構、33:箱刃、34:昇降機構、X:固定レ
ール方向、Y:移動レール方向、A:落下位置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 屋根の軒の近傍及び棟又は他の軒の近傍にお
いて互いに平行に設けた2本の固定レールと、こ
れら固定レールと直交する方向に互いに平行に設
けた2本の移動レールを有し且つ両固定レールに
案内されて屋根上を固定レール方向に走行する走
行けたと、前記移動レールに案内されて前記走行
けた上を移動レール方向に走行するトロリと、こ
のトロリに設けられ且つ前記固定レール方向に突
出して屋根上の積雪の底面を切る平面刃と、この
平面刃上に降下して前記積雪の側面を切る箱刃と
を備えたことを特徴とする屋根雪除雪装置。 2 前記走行けた及び前記トロリは、電動機の動
力で駆動されるチエーン伝動機構により夫々走行
可能に構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の屋根雪除雪装置。 3 前記平面刃及び前記箱刃は、電動機の動力で
駆動される減速機及びネジ軸を介して夫々移動可
能に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の屋根雪除雪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7177087A JPS63241278A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 屋根雪除雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7177087A JPS63241278A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 屋根雪除雪装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63241278A JPS63241278A (ja) | 1988-10-06 |
JPH0374750B2 true JPH0374750B2 (ja) | 1991-11-27 |
Family
ID=13470121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7177087A Granted JPS63241278A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 屋根雪除雪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63241278A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6603429B1 (ja) * | 2019-05-29 | 2019-11-06 | 長谷川 誠 | 雪下ろし装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6317247B2 (ja) * | 1980-12-29 | 1988-04-13 | Fujitsu Ltd |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6317247U (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-04 |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP7177087A patent/JPS63241278A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6317247B2 (ja) * | 1980-12-29 | 1988-04-13 | Fujitsu Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63241278A (ja) | 1988-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3998486A (en) | Snow remover | |
SE8202610L (sv) | Anordning for bortskaffning av sno fran veg | |
JPH0374750B2 (ja) | ||
US2930441A (en) | Traveling scaffold | |
CA1202455A (en) | Carbon electrode cleaning system | |
JP5252610B2 (ja) | 雪下ろし装置 | |
GB2145927A (en) | Automatic window cleaning machine | |
DE3843367A1 (de) | Hubarbeitsbuehne | |
JPS60195255A (ja) | 屋根用自動除雪装置 | |
JP2007162218A (ja) | 雪下ろし装置 | |
JPH0735854Y2 (ja) | 走行形自動除塵機 | |
EP0459051B1 (en) | Surface treatment of metal billets | |
JPH0352926Y2 (ja) | ||
JPH036757Y2 (ja) | ||
RU2261834C2 (ru) | Рабочая эстакада оператора крана | |
JPH0352923Y2 (ja) | ||
CN114319741A (zh) | 一种楼宇除雪机器人 | |
JPS6229658A (ja) | 屋根の除雪装置 | |
JPS6120188Y2 (ja) | ||
SU1762767A1 (ru) | Мостовой агрегат дл сельскохоз йственных работ | |
JPH0312111Y2 (ja) | ||
JP2946295B2 (ja) | 堆肥置場での堆肥の切り返し、移動装置 | |
JPS6330383Y2 (ja) | ||
JPH0312113Y2 (ja) | ||
JPS6152292B2 (ja) |