JPH0374634A - クラッチ用流量制御弁 - Google Patents

クラッチ用流量制御弁

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JPH0374634A
JPH0374634A JP20805789A JP20805789A JPH0374634A JP H0374634 A JPH0374634 A JP H0374634A JP 20805789 A JP20805789 A JP 20805789A JP 20805789 A JP20805789 A JP 20805789A JP H0374634 A JPH0374634 A JP H0374634A
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JP
Japan
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spring
piston
throttle device
inlet
outlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP20805789A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Tanaka
隆一 田中
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両等のクラッチ作動装置で用いられるク
ラッチ用流量制御弁に関する。
(従来の技術) この種のクラッチ用流量制御弁の一つとして、実開昭6
2−194217号の公報が示すように。
クラッチマスクシリンダに連絡される入口と、クラッチ
オペレーティングシリンダに連絡される出口と、入口と
出口とに連絡して形成した内孔と。
内孔に移動可能に挿入され、ばね装置により出口側に付
勢されるピストンと、入口から出口に向かう液移動は許
容し、その逆の流れは絞る第1の絞り装置と、出口から
入口に向かう液移動を絞る第2の絞り装置とを備え、前
記ピストンの出口側への移動時には第1の絞り装置を有
効とし、第2の絞り装置を無効とするとともに、前記ビ
ス−ンが入口側へ所定量移動すると第1の絞り装置を無
効ヒし、所定量を越えて移動すると第2の絞り装置を有
効とするようにしたものが知られている。
この従来のものでは、ピストンが出口側にあるとき、第
1の絞り装置を有効ヒし第2の絞り装置を無効として、
マスタシリンダからオペレイティングシリンダ側へは液
移動を自由とし、その逆の流れを絞ること番こより、オ
ペレイティングシリンダ側の脈圧振動がマスクシリンダ
側に伝わるのを防止し、また一方、急弛め時には、第1
の絞り装置を無効とした後第2の絞り装置を有効化して
、オペレイティングシリンダ側の急激な液圧低下を押さ
えてクラッチ装置での急激な接続を防止するようにして
いる。
(発明が解決しようとする課題) こうした従来のものでは、第1の絞り装置と第2の絞り
装置との有効化、無効化を、ピストンとこれを出口側に
付勢する単一のばねによるばね装置により行なっている
ため、ピストンの動きが単一のばねの荷重によって決ま
り、しかも、この単一のばねは、急戻しの検出を兼用す
るものであるため、検出精度が悪くなるという問題があ
る。
そこで、この発明では、第1の絞り装置の無効化と第2
の絞り装置の有効化とを適正に制御できるようにしたク
ラッチ用流量制御弁を提供することを目的とする。
(発明の概要) この発明では、ピストンを出口側に付勢するばね装置を
、ピストンが入口側に移動するとき圧縮される張力が小
さい第1のばねと、ピストンが入口側に所定量を越えて
移動しようとするとき圧縮され、予め所定長さに圧縮さ
れた第2のばねとによって構成するようにしている。
マスタシリンダを作動させると、ピストンが出口側に位
置しているので、オペレイティングシリンダ側で発生し
た脈動は第1の絞り装置により減衰される。また、マス
クシリンダを弛めると、その弛めがゆっくりであれば、
第1のばねが圧縮されるようにピストンが入口側に移動
して第1の絞り装置を無効化し、かつ、第2の絞り装置
を有効化せず、その弛めが急であれば、ピストンの入口
側と出口側との差圧が大きくなることにより、ピストン
は第2のばねを圧縮して入口側に移動して第2の絞り装
置を有効化し、クラッチオペレーティングシリンダの戻
し動作が急激なものとなるのを防止する。
(実施例) 第1図は、この発明の一実施例であるクラッチ用流量制
御弁の断面図であり、非作動時の状態を示している。
図において、全体を符号10で示すクラッチ用流量制御
弁は、Iクラッチマスタシリンダ11に接続される入口
12、およびクラッチオペレーティングシリンダ40に
接続される出口14を備えた本体16を有する。この本
体16は、入口12を形成した第1体13と、出口14
を形成した第2体15とを互いにねじ結合することによ
って構成される。
こうした本体16の内部には、第1体13と第2体15
とにまたがって、段付き孔17が形成されている0段付
き孔17は、第1体13の部分の大径部17Aと、大径
部17Aの入口12側に形成した中径部17Bと、第2
体15に形成した小径部17Gとを含む。
この段付き孔17の内部に、大径部17Aと小径部17
Gとにまたがって、段付き状の筒状ピストン18が移動
自在に挿入されている。筒状ピストン18の内周にも段
付きの内孔19があり、その内孔10の内部に一対の環
状部材21.22が挿入されている。内方に位置する一
方の環状部材21は、左端が段部18Aに当たった状態
で筒状ピストン18に対して固定されている。他方、開
口側に位置するもう一つの環状部材22は、筒状ピスト
ン18の内周を移動可能であり、右端側は抜止め20に
よって位置規制される。
こうした一対の環状部材21.22間に、予め所定長さ
、かつ比較的大きな張力に設定したばね(第2のばね)
23が般けられている。この第2のばね23は、右側の
環状部材22が図示の状態から相対的に移動することに
よって、より圧縮可能である、環状部材21.22には
、その内周壁に各々溝21A、22Aが形成されている
。 1I21Aは後で述べるように絞り用として1個だ
けであり、他方、溝22Aは自由な流通用として多数個
形成されている。
また、ピストン18の内孔の段部18Aより左側には、
環状の座部24と、この座部24に左方から着座するポ
ペット25とが配置し設けられている。ポペット25は
、弁ばね28によって右方に付勢され、非作動状態では
、座部24に着座している。弁ばね28は、一端がポペ
ット25自体に支持され、他端は抜止め26に隣り合っ
たばね受け27に支持されている。ポペット25には。
座部24に着座する部分に絞り用の溝25Aがあり、ま
た、@25Aの右方に、座部24を貫通して延びるステ
ム25Bがある。
ポペット25のステム25Bの右方に目を向けると、左
側の環状部材21の部分から本体16の入口12近くの
中径部17Bにまたがって、軸部材30が配置されてい
る。この軸部材30は、右端のフランジ部30Aが中径
部17Bに軽く圧入され5本体16に対して固定されて
いる。軸部材30には、このフランジ部30Aのほか、
大径部30B、中径部30C1および面取りあるいはテ
ーパ部30Dを介して小径部30Eがある。
軸部材30の大径部30Bは環状部材22よりも径が小
さく、そこで、大径部30Bの周り、フランジ部30A
と環状部材22との間に、比較的張力の小さいばね(第
1のばね)31が設けられている。この第1のばね31
の張力は、前記第2のばね23の張力よりも充分に小さ
いので、第2のばね23は第1のばね31の張力だけに
よって圧縮されることはない、したがって、第1のばね
31は、環状部材22および第2のばね23を通して筒
状ピストン18を左方に付勢している。それにより、図
に示す非作動状態において、ピストン18の肩部18B
が第2体15の端部に当たっている。このとき、軸部材
3oの大径部30Bと環状部材22εの間に、所定の隙
間愈1があくことになる。
軸部材30の大径部30Bには、入口12側と環状部材
22の溝22Aとを自由に連通するための多数の通孔3
2が形成されている。また、軸部材30の中径部30C
は、右側の部分が環状部材22の内孔にはまり合う一方
、テーパ部30Dに隣り合う左側の端部ヒ他方の環状部
材21との間は距離鳳2だけ離れている。この距離Q2
は、前記した隙間Mlより若干大きくなっている。さら
に、軸部材30の小径部30Eは、環状部材21との間
に充分な隙間をもってはまり合い、しかも、その左端は
ポペット25のステム25Bとの間に隙間鳳3をもって
当接可能に対向している。この隙間愈3は、前記隙間n
1よりは若干小さい、その他、第1図において、35a
、35bは0−IJング、36はドレンパルプ、37は
ドレン排出用の溝である。
次に1以上に述べたクラッチ用流量制御弁10の作動に
ついて説明する。なお、流量制御弁10において、ポペ
ット25、その溝25Aおよび座部24が第1の絞り装
置を構成し、軸部材30の中径部30C1環状部材21
およびその溝21Aが第2の絞り装置を構成している。
この点、以下の説明によって、さらに明らかになるであ
ろう。
今、マスタシリンダ11が完全に解放されているとする
。そうすると、各部材は図示の位置にあり、ピストン1
8は、第五のばね31の付勢力で第2体15に肩部18
Bを当て、各隙間QL。
Q2、In2が確保されている。そして、ポペット25
は座部24に着座している。
この状態でマスクシリンダ11を作動させて、液圧をク
ラッチオペレーティングシリンダ40に供給し、クラッ
チを遮断したとする。
このとき、クラッチマスタシリンダ11からの作動液は
1通孔32.溝22A、軸部材30の中径部30Cの外
周、小径部30Eと環状部材21との間を順次流れ、さ
らに、ポペット25を座部24から離座させつつ流れて
ゆき、クラッチオペレーティングシリンダ40側に供給
されてゆ(。
この作動液の移動が完7すると、ポペット25は座部2
4に再び着座する。
こうした状態でクラッチオペレーティングシリンダ40
側で脈動が生じたとする。その脈動圧は。
ポペット25の溝25Aを通してマスクシリンダ11側
に伝達されようとする。しかし、脈動圧は、溝25Aの
絞り作用により充分に減衰されるので。
マスクシリンダ11側への伝達は防止される。この際、
ピストン18は、大径部と小径部との受圧面積差にマス
タシリンダ圧を受けて肩部1gBが第2体15に当接す
るように付勢されているので、脈動圧で移動することは
ない。
次に、マスタシリンダ11を弛める過程について説明す
る。
マスタシリンダ11の弛めがゆっくりであるときには、
ピストン18の入口12側の圧力低下に応じて出口14
側の圧力によって、ピストン18を入口12側に移動さ
せることになる。しかし、入口12側の圧力低下がゆっ
くりであるため、ピストン18を入口12側に移動させ
る付勢力は小さい。したがって、ピストン18は第1の
ばね31!&圧縮して環状部材22と軸部材30の大径
部30Bとが当接するまで移動するが、第2のばね23
を圧縮することはできず、その時点で移動を停止する。
このとき、ポペット25は、ピストン18が隙間j11
分移動することに応じて、ステム25Bが軸部材30の
小径部30Eとの隙間悲3をつめて当接するとともに、
弁部は座部24から隙間の差分(11−13)離座し、
ポペット25による絞り機能を解除する。また、環状部
材21と軸部材30の中径部30Cとの間の距離Q2は
、ピストン18の移動量Qlより大きいので、環状部材
21と中径部30Gとがはまり合うことがない、したが
って、この場合には、流量制御弁10は、ポペット25
による絞りを解除して、マスクシリンダ11の操作に応
答して滑らかにクラッチを接続するように作動する。
他方、クラッチマスクシリンダ11の弛めが早い急戻し
時には、ピストン18の入口12側と出口14側との差
圧が大きくなるため、ピストン18は、環状部材22と
軸部材30の大径部30Bとが当接した後にも第2のば
ね23を圧縮して移動することになる。そして、この移
動によって、軸部材30の中径部30Cを環状部材21
の内周にはまり合うようにする。このはまり合いの結果
、クラッチオペレーティングシリンダ40側の作動液は
環状部材21の内周の溝21Aを通してのみマスクシリ
ンダ11側に戻ろうとする。そのため。
溝21Aの絞り効果によって戻る量を制限され、クラッ
チオペレーティングシリンダ40の急激な戻り作動が防
止される。なお、この際、ピストン18が入口12側へ
移動する最大量は、ピストン18の右端が、本体16の
大径部17Aと中径部17Bとの間の1段部に当たって
制限される。それによって、過剰な絞り作用が、環状部
材21と中径部30Cとの間で生じないようになってい
る。
(発明の効果) この発明によれば、ピストン18を出口14側に付勢す
るばね装置を、ピストン18が入口12側に移動すると
き圧縮される張力が小さい第1のばね31と、ピストン
18が入口12側に所定量を越えて移動しようとすると
き圧縮され、予め所定長さに圧縮された第2のばね23
とから構成しているため、マスタシリンダ11を作動さ
せたときには、ピストン18が出口14側にあって、第
1の絞り装置を有効化し、かつ第2の絞り装置を無効化
しているので、クラッチオペレーティングシリンダ40
側の脈動を第1の絞り装置で減衰することができる。さ
らに、マスタシリンダ11を弛めると、その弛めがゆっ
(りであれば、第1のばね31のみが圧縮されるように
ピストン18が入口12側に移動して第2の絞り装置を
有効化することなく第1の絞り装置を無効化して弛めを
行なえるようにし、その弛めが急であれば、第2のばね
23を圧縮して第1の絞り装置を無効化したまま第2の
絞り装置を有効化して、弛めをゆっくり行なわせ、クラ
ッチの急激な接続を防止することができる。特に、この
発明では、こうした第1の絞り装置および第2の絞り装
置の有効化、無効化を2つのばね31,23によって行
なうようにしているため、各々の有効化、無効化を適正
な時期に行なうことができ、制御特性が安定し、かつ精
度の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例であるクラッチ用流量制
御弁の断面図である。 10・・・クラッチ用流量制御弁、12・・・入口。 14・・・出口、18・・島ピストン、20・・・抜止
め、21.22・・・環状部材、23・・・第2のばね
、31・・・第1のばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、クラッチマスタシリンダに連絡される入口と、クラ
    ッチオペレーティングシリンダに連絡される出口と、入
    口と出口とに連絡して形成した内孔と、内孔に移動可能
    に挿入され、ばね装置により出口側に付勢されるピスト
    ンと、入口から出口に向かう液移動は許容し、その逆の
    流れは絞る第1の絞り装置と、出口から入口に向かう液
    移動を絞る第2の絞り装置とを備え、前記ピストンの出
    口側への移動時には第1の絞り装置を有効とし、第2の
    絞り装置を無効とするとともに、前記ピストンが入口側
    へ所定量移動すると第1の絞り装置を無効とし、所定量
    を越えて移動すると第2の絞り装置を有効とするように
    したクラッチ用流量制御弁において、前記ばね装置は、
    ピストンが入口側に移動するとき圧縮される張力が小さ
    い第1のばねと、ピストンが入口側に所定量を越えて移
    動しようとするとき圧縮され、予め所定長さに圧縮され
    た第2のばねとを有するようにしたクラッチ用流量制御
    弁。
JP20805789A 1989-08-11 1989-08-11 クラッチ用流量制御弁 Pending JPH0374634A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205445A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Aisin Seiki Co Ltd 油圧脈動吸収装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205445A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Aisin Seiki Co Ltd 油圧脈動吸収装置
JP4654927B2 (ja) * 2006-02-01 2011-03-23 アイシン精機株式会社 油圧脈動吸収装置

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