JPH03729Y2 - - Google Patents

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JPH03729Y2
JPH03729Y2 JP20214185U JP20214185U JPH03729Y2 JP H03729 Y2 JPH03729 Y2 JP H03729Y2 JP 20214185 U JP20214185 U JP 20214185U JP 20214185 U JP20214185 U JP 20214185U JP H03729 Y2 JPH03729 Y2 JP H03729Y2
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JP
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connecting pipe
tip
drive cord
tip bar
bar
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JP20214185U
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JPS62109506U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のような車両に搭載する電動
アンテナにおいて、伸縮アンテナ素子の先端バー
にドライブコードを接続する接続装置に関するも
のである。
【従来の技術】
一般に、車載用電動アンテナでは、正逆転する
電動機によつて駆動されるドライブコードの先端
部を伸縮ロツドアンテナ素子の先端バーに接続
し、前記ドライブコードを介して前記アンテナ素
子を伸縮させるようにしている。 従来、前記のような車載用電動アンテナのドラ
イブコードを先端バーに接続する接続装置とし
て、第5図、第6図に示すように、先端バー1の
基端部に次段のパイプ(図示省略)の内周面に摺
動可能に弾持される摺動ばね2を半田付けによつ
て固定すると共に、先端バー1の摺動ばね2固定
部より基端側の環状溝1aを設けた部分に、接続
パイプ3の先端側小径部3aを嵌めて、これらを
かしめ固定し、さらに接続パイプ3の基端側大径
部3bにラツク4aが形成されている可撓性のド
ライブコード4の先端部を嵌めて、これらをかし
め固定したものがあつた。なお、第5図中、符号
5は先端バー1の先端部に嵌合固定した飾玉であ
る。 また、従来、ドライブコード接続装置として、
第7図、第8図に示すようにパイプからなる先端
バー6の基端部にドライブコード4の小径に削つ
た先端部4bを嵌めてかしめ固定すると共に、前
記先端バー6の外周に筒状部を有する摺動ばね7
を嵌めてこれらを適宜の手段で固定したものもあ
つた。
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、第5図、第6図に示す従来のドライブ
コード接続装置は、部品が先端バー1、摺動ばね
2、接続パイプ3およびドライブコード4の4点
となつて、コスト高になると共に、摺動ばね2を
先端バー1に半田付けしているので、組立時の作
業性が悪いという問題点があつた。また、第7
図、第8図に示すものは、先端バー6を構成する
パイプの内、外径が制限され、強度を大きくすれ
ばアンテナ素子の外径が大きくなるので強度が不
足しやすく、しかもドライブコード4の先端部を
2次加工してラツク4aを削つて小径にする必要
があり、加工が面倒であるという問題点があつ
た。 本考案は、前述した問題点を解決して、少ない
部品数ですみ、先端バーの強度不足をなくすこと
ができ、さらに組立時などの作業性がよく、安価
にすることができる、車載用電動アンテナのドラ
イブコード接続装置を提供することを目的として
いる。
【問題点を解決するための手段】
本考案による車載用電動アンテナのドライブコ
ード接続装置は伸縮ロツドアンテナ素子の先端バ
ーの基端部外周に潰しによる突起を突設し、接続
パイプの軸方向中間部に絞り部を形成すると共に
接続パイプの絞り部より先端側に摺動ばねを外周
側に切起し、前記先端バーを接続パイプに嵌挿
し、先端バーの突起を接続パイプの絞り部基端側
に当接させ、ラツクを形成したドライブコードの
先端部を接続パイプの先端バー嵌挿部より基端側
に嵌挿し、前記接続パイプを先端バーおよびドラ
イブコードにかしめ固定したものである。
【作用】
本考案によるドライブコード接続装置は、前述
のように構成し、摺動ばねを切起しによつて接続
パイプに設けたので、部品数が第5図、第6図に
示すものに比べて少なく、また、先端バーは突起
を潰し加工で設ければよく、パイプを用いる必要
がなくロツドでよいために小径でも所要の強度が
得られ、ドライブコードの先端部には何ら加工を
する必要がなく、接続パイプの加工も、切起し、
絞り、かしめであるので、各部品の加工が容易で
あると共に、半田付けを必要としないことにより
組立作業性もよく、信頼性も高い。
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき第1図乃至第4
図を参照して説明する。 本実施例の車載用電動アンテナのドライブコー
ド接続装置は、第1図乃至第3図に示すように、
伸縮ロツドアンテナ素子の先端バー8の基端部に
は1対の突起8aが潰し加工によつて外周から突
設され、第1図、第2図、第4図に示すように、
接続パイプ9の軸方向中間部には小径に絞つた絞
り部9aが形成され、接続パイプ9の絞り部9a
より先端側には、先端側が接続パイプ9に連着さ
れ末端側が半径延長方向に放射状に拡がる複数の
切起し片からなる摺動ばね9bが形成されてい
る。そして、接続パイプ9にこれの基端側から先
端側に向つて先端バー8が先端側を先にして嵌挿
され、先端バー8の突起8aが接続パイプ9の絞
り部9aの基端側に当接されて、接続パイプ9と
先端バー8とが軸方向に位置決めされる。また、
接続パイプ9にこれの基端側からラツク4aを有
するドライブコード4の先端部が嵌挿され、接続
パイプ9は、これの外周側からポンチによつて先
端バー8の基端とドライブコード4間をかしめる
などにより、先端バー8とかしめ固定され、さら
に外周側からラツク4aを利用してドライブコー
ド4とかしめ固定されている。なお、第1図、第
2図中符号9cは接続パイプ9と先端バー8との
かしめ固定部、9dは接続パイプ9とドライブコ
ード4とのかしめ固定部を示す。 本考案において、組立順序は必ずしも前記実施
例のようにしなくてもよく、例えば先端バー8を
接続パイプ9に嵌めてこれらをかしめ固定した
後、接続パイプ9にドライブコード4を嵌めてこ
れらをかしめ固定するなど適宜変更できる。
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、外周側に
切起した摺動ばねと絞り部とを設けた接続パイプ
を用い、この接続パイプに先端バーとドライブコ
ードを嵌挿してかしめ固定したので部品数が少な
く、先端バーには接続パイプの絞り部に当接する
突起を潰し加工で設ければよく、先端バーはロツ
ドでよいので小径でも所要の強度が得られ、ドラ
イブコードの先端部には何ら加工をする必要がな
く、接続パイプの加工も、切起し、絞り、かしめ
であるので、各部品の加工が容易であると共に、
半田付けを必要としないことにより、組立作業性
もよく、信頼性の高いドライブコード接続装置を
安価に提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による車載用電動ア
ンテナのドライブコード接続装置を示す縦断面
図、第2図は同斜視図、第3図は同先端バーの斜
視図、第4図は同接続パイプの斜視図であり、第
5図は従来の一例によるドライブコード接続装置
を示す一部を縦断した側面図、第6図は同接続パ
イプの側面図、第7図は従来の他例によるドライ
ブコード接続装置を示す一部を縦断した側面図、
第8図は同ドライブコード先端部の斜視図であ
る。 1……先端バー、1a……環状溝、2……摺動
ばね、3……接続パイプ、3a……小径部、3b
……大径部、4……ドライブコード、4a……ラ
ツク、4b……小径に削つた先端部、5……飾
玉、6……先端バー、7……摺動ばね、8……先
端バー、8a……突起、9……接続パイプ、9a
……絞り部、9b……摺動ばね、9c,9d……
かしめ固定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伸縮ロツドアンテナ素子の先端バーの基端部外
    周に潰しによる突起を突設し、接続パイプの軸方
    向中間部に絞り部を形成すると共に接続パイプの
    絞り部より先端側に摺動ばねを外周側に切起し、
    前記先端バーを接続パイプに嵌挿し、先端バーの
    突起を接続パイプの絞り部基端側に当接させ、ラ
    ツクを形成したドライブコードの先端部を接続パ
    イプの先端バー嵌挿部より基端側に嵌挿し、前記
    接続パイプを先端バーおよびドライブコードにか
    しめ固定したことを特徴とする車載用電動アンテ
    ナのドライブコード接続装置。
JP20214185U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH03729Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20214185U JPH03729Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20214185U JPH03729Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62109506U JPS62109506U (ja) 1987-07-13
JPH03729Y2 true JPH03729Y2 (ja) 1991-01-11

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ID=31166244

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JP20214185U Expired JPH03729Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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JPS62109506U (ja) 1987-07-13

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