JPH026645Y2 - - Google Patents

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JPH026645Y2
JPH026645Y2 JP16589083U JP16589083U JPH026645Y2 JP H026645 Y2 JPH026645 Y2 JP H026645Y2 JP 16589083 U JP16589083 U JP 16589083U JP 16589083 U JP16589083 U JP 16589083U JP H026645 Y2 JPH026645 Y2 JP H026645Y2
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cord
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車などに用いられる電動伸縮アン
テナに関し、詳しくは、電動伸縮アンテナの駆動
部とアンテナ部とが比較的離れた個所に取付けら
れる場合の両者の接続構造に関する。
〔従来の技術〕
上記のような電動伸縮アンテナとして、駆動部
に内蔵されたモータ駆動される巻取ドラムとアン
テナ部側の多段伸縮型のロツドアンテナ素子と
を、ガイドパイプ内に挿通された可撓性のドライ
ブコードを介して連結し、巻取ドラムの正逆回転
でアンテナ素子を伸縮する型式のものが従来一般
に知られている。
ところで駆動部とアンテナ部とが比較的に離れ
た個所に取付けられ、これらを接続するガイドパ
イプおよびドライブコードが自動車のデツドスペ
ースを利用して引廻される場合には、比較的長い
可撓性のあるガイドパイプを用いる必要がある。
そして長いガイドパイプおよびドライブコードを
駆動部側に接続するにあたり、その取扱い作業性
をよくするために、従来は、例えば特開昭57−
69903号公報、あるいは実開昭57−53705号公報に
みられるように、ガイドパイプをアンテナ部に対
してスライド自在に装着しておき、ドライブコー
ドの接続にあたつては、ドライブコード先端部を
露出できるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしこの場合でも、ドライブコードは駆動部
の巻取ドラムに手探り状態で連結させる必要があ
り、そのために別途用意したバツテリにより駆動
部の巻取ドラムを回転させつつドライブコード先
端部を駆動部のコード繰出口から挿通していた。
そしてドライブコードの連結後、可撓性の長いガ
イドパイプを引張つてその先端部のカプラーを上
記コード繰出口部に接続するものであつた。
このように従来の接続構造では、バツテリや、
これを駆動部に接続する結線作業が必須であり、
かつ可撓性の長いガイドパイプを引張るなどの作
業が必要であつて自動車の組立てラインにおける
作業性が悪く、また巻取ドラムを回転させつつ手
探りでドライブコード先端部をコード繰出口に挿
通し、その先端係止部を巻取ドラムの係合溝に喰
付かせて巻取る作業は熟練度を要するばかりでな
く、作業の安全性にも問題があつた。
本考案は、上記の課題を解決することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的のため本考案は、上述のような電動伸
縮アンテナにおいて、ドライブコードを、アンテ
ナ素子の収縮状態でアンテナ部側から延出するメ
インコードと、駆動部側から延出するサブコード
とに分割し、上記メインコードの端部と、この端
部と対向するサブコードの端部には、その一方
に、後部に係合ネツクを有する挿入ヘツドを嵌合
固定する接続パイプ、その他方に、小径絞り加工
を施した管体に軸方向に一対の切割りを形成して
径方向の弾性力を付与した係止片を嵌合固定する
接続受パイプをそれぞれ設け、上記接続受パイプ
に接続パイプの挿入ヘツドを挿入してその係合ネ
ツクに係止片の小径絞り加工部を嵌合させ、か
つ、これら接続パイプと接続受パイプの外側に跨
がつて補強パイプを嵌着してメインコードとサブ
コードとを接続するようにしたを要旨とする。
〔作用〕
上記の構成によつて、駆動部とアンテナ部が比
較的離れた個所にあらかじめ別個に取付けられ、
これらの間を可撓性のガイドパイプで案内された
ドライブコードで接続する場合に、その作業を未
熟練者でも安全かつ簡単に行うことができ、しか
もドライブコードによるアンテナ伸縮に際し確実
な動作が可能となる。
〔実施例〕
以下本考案を、図面に示す一実施例に基づいて
説明する。
第1図において符号1はアンテナ部Aの外側筒
であり、この外側筒1の先端部は合成樹脂製の絶
縁パイプ2の基端部にカシメ固定されている。こ
の絶縁パイプ2の基端側には同軸ケーブル3の一
端部をモールドした給電部2aが一体形成される
と共に、絶縁パイプ2内面には導電金属材料の給
電パイプ4がモールドされ、上記同軸ケーブル3
の芯線3aが給電パイプ4に、またアース線3b
が、この給電部2a外周に嵌合したラグカバー3
aを介して図示省略した給電ベースのアース側に
それぞれ接続されている。上記給電パイプ4は、
外側筒1との間に間〓を空けた状態で外側筒1内
に延びており、この給電パイプ4に接して多段伸
縮型のロツドアンテナ素子組立体5が外側筒1内
に収容されている。そして上記外側筒1と給電パ
イプ4との間の間〓内に、可撓性のある合成樹脂
製のガイドパイプ6の一端部が挿入して固定さ
れ、このガイドパイプ6は、外側筒1の基端部か
ら所定長さ延出されている。
一方、ロツドアンテナ素子組立体5の最大径ポ
ール5aの基端部にはツバ部5bが形成されると
共に、このツバ部5bに結合してロツドアンテナ
素子組立体5の抜け止めを図るストツパ6aが上
記ガイドパイプ6に固定されている。そしてこの
ように抜け止めされたロツドアンテナ素子組立体
5を後述の駆動部Bにより伸縮すべく、合成樹脂
製のドライブコードのメインコード7の一端部が
図示省略した最小径ポールに連結され、このメイ
ンコード7は、ガイドパイプ6内に挿通して案内
されている。なお、メインコード7は、ロツドア
ンテナ素子組立体5の収縮状態においてガイドパ
イプ6の先端部から10cm程度露出する長さに設定
されている。
ここでガイドパイプ6の先端部には、上記メイ
ンコード7の露出部を覆つてこれを案内すべくス
ライドガイドパイプ8が装着される。このスライ
ドガイドパイプ8はガイドパイプ6と同材質のイ
ンナパイプ8aと、これより短い金属製のアウタ
パイプ8bから成り、インナパイプ8aはガイド
パイプ6内にスライド自在に嵌合されてメインコ
ード7の露出端部を案内し、またアウタパイプ8
bはガイドパイプ6の外周にスライド自在に嵌合
され、ガイドパイプ6先端部外周に固定したスト
ツパ6bに小径絞り部8cを係合して抜け止めさ
れている。そしてこのようなスライドガイドパイ
プ8の先端部において、略筒状のカプラ9がアウ
タ、インナパイプ8b,8aの間に挿入してカシ
メ固定されている。なおこのカプラ9には、後述
の駆動部Bのコード延出口にワンタツチで挿入固
定できるためのテーパ状ガイド部9aと、これに
続く外周面にリング溝9bを形成したものであ
る。
駆動部Bは第2図に示すようにケース10に駆
動モータ11が固定され、内蔵した巻取ドラム1
2を図示省略したクラツチ機構、動力伝達機構を
介して正逆回転する従来周知のものであり、この
巻取ドラム12には、所定の繰出し長さ分だけ巻
取つたドライブコードのサブコード13が装着さ
れており、このサブコード13は、コード延出口
10aから5cm程度延出されている。そしてコー
ド延出口10aを形成する筒部14には径方向の
切込みが設けてあり、そこにバネ線材のクリツプ
15が装着してあつて、前記カプラ9を延出口1
0aに差込んだ際に、そのリング溝9bに嵌入し
て抜け止めするようになつている。
しかしてメインコード7の延出端とサブコード
13の延出端の小径部にそれぞれ接続パイプ1
6、接続受パイプ17が嵌合固定される。第3図
a,bに示すように接続パイプ16は、先端部に
円錐形の挿入ヘツド16aと、これに続く小径リ
ング状の係合ネツク16bとが形成されたもので
あり、一方、接続受パイプ17は先端部に小径絞
り加工を施した管体からなる係止片17aが形成
され、この先端部から軸方向に一対の切割り17
bが形成されて上記係止片17aに径方向の弾性
力が付与されたもので、接続パイプ16の挿入ヘ
ツド16aの挿入により弾性的に拡がり、さらに
押込むと係止片17a(小径絞り加工部)が係合
ネツク16bに嵌入して接続されるようになつて
いる。なお係合ネツク16bは挿入による係合を
容易かつ確実にするため、係止片17aより幅広
になつており、接続パイプ16接続受パイプ17
との接続状態でリング状の溝を露出するようにな
つている。
そして、このような接続パイプ16と接続受パ
イプ17とはドライブコードと略同寸法の外径を
呈し、これらに跨がる長さの補強パイプ18がメ
インコード7側に外装、嵌着されている。この補
強パイプ18は、接続パイプ16および接続受パ
イプ17の外径と略同一の内径を有し、その軸方
向移動でこれらに嵌合できるものであり、その内
面には、外面側からのポンチ打ちで前記リング状
に露出した係合ネツク16bの溝内に嵌入する突
起18aが形成されている。
以浄の構成では、あらかじめ離れた個所にそれ
ぞれ別個に取付けられるアンテナ部Aと駆動部B
との接続作業に際し、まず、ロツドアンテナ素子
組立体5を収縮状態にし、またスライドガイドパ
イプ8もガイドパイプ6に沿つて収縮移動させて
メインコード7の接続端部を露出させる。そして
この状態で巻取状態にある駆動部B側のサブコー
ド17の延出端部に上記メインコード7の接続端
部を接続する。すなわちメインコード7側の接続
パイプ16の挿入ヘツド16aをサブコード13
側の接続受パイプ17に挿入し、その係止片17
aを係合ネツク16bに嵌入して接続し、さらに
これら接続パイプ16、接続受パイプ17に跨が
つて補強パイプ18を被せるのである。その際、
補強パイプ18はその突起18aが接続パイプ1
6の外面に圧接するよう弾性変形し、軸方向移動
によりやがて突起18aがリング状の係合ネツク
16bに嵌入して位置決めおよび抜止め固定がさ
れ、メインコードとサブコードの接続が完了する
のである(第4図参照)。
このようにすることで、メインコード7とサブ
コード13とは接続部での屈曲が完全に規制され
て直線的に一体化され、座屈を起こすことなく確
実な動力伝達が可能となる。しかる後、スライド
ガイドパイプ8をガイドパイプ6から伸長してそ
のインナパイプ8aでドライブコードを案内でき
るようにし、端部のカプラ9を駆動部B側のコー
ド延出口10aに挿入して、クリツプ15をリン
グ溝9bに嵌入して固定する。
なお、上記実施例では、接続パイプ16をメイ
ンコード7に、接続受パイプ17をサブコード1
3にそれぞれ嵌合固定したが、これらの固定は逆
の関係にしてもよい。また係合ネツク16bは係
止片17aより幅広にして接続状態でリング状の
溝を露出するようにしたが、係止片17aの厚み
分の幅としてもよく、この場合には補強パイプ1
8の突起18aが嵌入できるリング溝を接続パイ
プ16か接続受パイプ17のいずれかに形成すれ
ばよい。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり本考案によれば、ドライブ
コードがアンテナ部側のメインコードと駆動部側
のサブコードとに分割構成され、その接続は駆動
部の外部での接続パイプと接続受パイプとの係合
動作および補強パイプの嵌着動作の軸方向のみの
動作で行なえるので、組付動作が極めて容易であ
ると共に、従来必要であつたバツテリやその結線
作業が不要となり、ドライブコードが巻取ドラム
により引込まれることに伴う危険もなくなるか
ら、未熟練の作業者においても安全かつ簡単に接
続作業が行なえる。そして前記ドライブコードの
接続個所は、接続パイプと接続受パイプとに跨が
つて外装される補強パイプによつてガタつきや座
屈が完全に防止され、メインコードとサブコード
とが直線的に一体化されるので、モータ駆動部か
らの押上力をそのままアンテナ素子に動力伝達で
きるから、アンテナの伸縮に際し確実な伸縮動作
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による接続構造のア
ンテナ部側を示す断面図、第2図は同駆動部側を
示す概略斜視図、第3図aは要部の正面図、bは
係止片の軸方向の断面図、第4図は同要部の接続
状態の断面図である。 1……外側筒、2……絶縁パイプ、3……同軸
ケーブル、4……給電パイプ、5……ロツドアン
テナ素子組立体、6……ガイドパイプ、7……メ
インコード、8……スライドガイドパイプ、9…
…カプラ、10……ケース、11……モータ、1
2……巻取ドラム、13……サブコード、15…
…クリツプ、16……接続パイプ、16a……挿
入ヘツド、16b……係合ネツク、17……接続
受パイプ、17a……係止片、17b……切割
り、18……補強パイプ、18a……突起、A…
…アンテナ部、B……駆動部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 駆動部とアンテナ部とを、可撓性のガイドパイ
    プに案内されたドライブコードを介して連繋し、
    駆動部の回転動力をドライブコードの直線運動に
    変換してアンテナ素子を伸縮する電動伸縮アンテ
    ナにおいて、 上記ドライブコードを、アンテナ素子の収縮状
    態でアンテナ部側から延出するメインコードと、
    駆動部側から延出するサブコードとに分割し、 上記メインコードの端部と、この端部と対向す
    るサブコードの端部には、その一方に、後部に係
    合ネツクを有する挿入ヘツドを嵌合固定する接続
    パイプ、その他方に、小径絞り加工を施した管体
    に軸方向に一対の切割りを形成して径方向の弾性
    力を付与した係止片を嵌合固定する接続受パイプ
    をそれぞれ設け、 上記接続受パイプに接続パイプの挿入ヘツドを
    挿入してその係合ネツクに係止片の小径絞り加工
    部を嵌合させ、かつ、これら接続パイプと接続受
    パイプの外側に跨がつて補強パイプを嵌着してメ
    インコードとサブコードとを接続するようにした
    ことを特徴とする電動伸縮アンテナの駆動部とア
    ンテナ部との接続構造。
JP16589083U 1983-10-26 1983-10-26 電動伸縮アンテナの駆動部とアンテナ部との接続構造 Granted JPS6074306U (ja)

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JPS6074306U JPS6074306U (ja) 1985-05-24
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