JPH0372490A - 硫酸化タンニン及びその塩 - Google Patents

硫酸化タンニン及びその塩

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JPH0372490A
JPH0372490A JP1323276A JP32327689A JPH0372490A JP H0372490 A JPH0372490 A JP H0372490A JP 1323276 A JP1323276 A JP 1323276A JP 32327689 A JP32327689 A JP 32327689A JP H0372490 A JPH0372490 A JP H0372490A
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acid
salt
tannin
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sulfuric acid
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JP1323276A
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English (en)
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Matayuki Hirayama
復志 平山
Masashi Hiramoto
昌志 平本
Hiroichi Yamamoto
博一 山本
Narimasa Tsunoda
角田 成正
Keijiro Uchino
内野 敬二郎
Hiroshi Ogawara
小河原 宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
NIPPN Corp
Original Assignee
Nippon Flour Mills Co Ltd
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、新規な硫酸化タンニン及びその塩。
並びにそれを有効成分とする抗ウィルス剤、特に抗レト
ロウィルス剤、及び逆転写酵素阻害剤に関する。
(従来の技術) ウィルス感染症は、その原因療法としての抗ウィルス剤
の開発が望まれているが、臨床的に有効なものが登場せ
ず、一般には対症療法に頼らざるをえない。近年、抗ヘ
ルペスウィルス剤。
抗エイズウィルス剤等の開発研究が活発にたってきた。
そこで1本発明者らは、エイズウィルス、ヘルペスウィ
ルスはもちろん他のウィルスにも有効な抗ウィルス剤の
開発研究を進めている。
エイズ(acquired immune defic
iency syndrome :AIDS )は、 
 1981年アメリカで初めて報告された[ゴツトリー
プ(Gottlieb ) 、 M、 S、等(N。
Engl、 J、Med、 305.1425(198
1)及び、シーガル(Siegal )、 F、 P等
(N、 Engl、 J、 Med、 305゜143
9(1981)]。その後、  1983年フランスの
モンタニz (Montagnier ) [バレーシ
ヌシ(BarreSinoussi )、 F、 ’4
 (サイエンス(Science )、 220゜86
8(1983))]、  次いでアメリカのギヤ口(G
allo)[ボポビノク(Popovic )、 M、
等(サイエンス(Science)、 224.497
(1984))]によってAIDSの原因ウィルスであ
るH I V (human immunodefic
iencyvirus )が発見された。
HIVの感染阻止効果を示す物質の探索の結果。
核酸アナログであるアジドチミジン(AzT)(7R屋
裕明等、  Proc、 Natl、 Acad、 S
et、 USA、 82.7096(1985)、中島
秀喜等、 Antimicrob、 Agents C
he−mother、、 30.933 (1986)
 ]や各種のジデオキシヌクレオンド[満屋裕明等、 
 Proc、 Natl、 Acad。
Sci、 USA、 83.1911(1986)、濱
本(Himamoto )。
Yl等、  AnLimicrob、 Agents、
  Chemother、、 31.907(1987
)コが、インビボ(in vivo)での研究から延命
効果があることが見出され、エイズの治療薬として認司
されるに至っている。
しかしながらAZTは長期服用の必要があり。
副作用等の点で問題が多く残されている。
また最近山水等は、MOLT−4・MOLT−4/HI
V細胞混合培養による巨細胞形成抑制試験に3いて、A
ZTのみでは、この形成を抑制できないと報告している
[中島秀喜等、 Virology、 159゜169
(1987)]。巨細胞形成はAIDS発病に重要た役
割をはたしていると考えられている。
一方、中島、山本らは、海藻に含まれる硫酸多糖体など
天然型多糖体及びレンチナンをはじめ、その他事糖体の
硫酸化誘導体(合成硫酸多糖体)に抗HIV作用がある
ことを発見した(中島秀喜(Nakashima )、
 H,等、 Gann、  78.1164(1987
) ]。
筐た。硫酸エステル化していないポリフェノール体のあ
る種のものには、抗ヘルペスウィルス、抗HIV作用が
知られている(Journal ofNatural 
Products、 vol 52. N114.76
2−768(1989) )。
例えば縮合型タンニンに属する(−)−エピガロカテキ
ン、プロ7アニジン823,3−0−ガレート、ラタメ
ニンの抗ヘルペスウイルス作用(野中源一部等、第34
回 日本ウィルス学会総会要旨集、214頁、  19
86年10月)、加水分解型、タンニンに属するアグリ
モニイン(Agr imoni in )+コリアリイ
ンA (CoriarijnA)、オエノテインB(O
anoLhein B )の抗HIV作用(浅中美幸等
、エイズ研究会 第1回学術集会要旨集、  61頁。
1987年12月)等が知られている。また、最近ゴヨ
ウマツのマツカサを熱湯で抽出し、得た多糖類を含むポ
リフェノール系化合物にインフルエンザ、ヘルペス、a
m肝炎t エイズウィルスに効果が認められることが、
報告された(読売新聞、  1988年12月18日、
朝刊)。
(発明が解決しようとする課題) したがって本発明の目的は、抗ウィルス作用を有する新
規化合物を提供することである。
本発明の他の目的は、逆転写酵素阻害作用を有する新規
化合物を提供することである。。
本発明のさらに他の目的は、上記新規化合物を有効成分
として含有する抗ウィルス剤、及び逆転写酵素阻害剤を
提供することである。
本発明者らは、タンニンの硫酸エステル化物及びその塩
について抗HIV作用を検討した。
その結果、これらの化合物が強い抗HIV作用を有する
ことを見出し9本発明を完成するに至った。
本発明は、新規た硫酸化タンニン及びそれらの塩を提供
するものである。
本発明はさらに、硫酸化タンニン及びそれらの塩からな
る群から選ばれる少なくとも1種の化合物を有効成分と
して含有する抗ウィルス剤及び逆転写酵素阻害剤を提供
するものである。
タンニンは水にとけ9強い渋味をもち、皮革をなめす力
を持つ物質の総称であって、多価フェノールを基本とし
た複雑な構造を有し、植物界に広く存在する。化学構造
上から、加水分解性タンニンと非加水分解性タンニンと
に大別される。加水分解性タンニンは希酸と加熱すると
または酵素タンナーゼで加水分解されて、没食子酸、エ
ラグ酸あるいは更に複雑起ポリフェノールカルボン酸と
糖や多価アルコールを生ずるものである。非加水分解性
タンニンは希酸と加熱するとフェノール性の分解産物が
得られずに不溶性のカッ色のフロパフエンと称する物質
になるもので縮合タンニンあるいはフロパフンニンとい
われている。
本願明細書において「タンニン」という用語子酸、エラ
グ酸、複雑なポリフェノールカルボン酸等]及び非加水
分解性タンニンを意味するものとする。
本発明に釦ける加水分解性タンニン及び加水分解性タン
ニンを加水分解して得られる多価フェノールとしては、
ジ没食子酸、ルテオ酸、エラグ酸、クロゲン酸、グルコ
ガリン、テトラリン。
ハマメリタンニン、没食子タンニン、タンニン酸、ゲラ
ニイン、没食子酸、ガロイル没食子酸。
x5pfタンニン、ヘキサガロイルグルコース。
ヘプタガロイルグルコース、テトラガロイルグルコース
、トリカロイルグルコース、ペンタガロイルグルコース
、シカロイルキニン酸、トリガロイルキニン酸、その他
構造未知の加水分解性タンニン等を挙げることができる
本発明に於て好筐しいものとしては、タンニン酸、エラ
グ酸、タンニン酸の成分の一つであるペンタガロイルグ
ルコースであり、特に好ましいのはタンニン酸、ペンタ
ガロイルグルコース、シカロイルキニン酸が挙げられる
タンニン酸は、植物起源のタンニンであり。
通例5倍子又は没食子などから製造されたものであり、
インキ、染料、酸化防止剤などとして利用されるほか、
薬用には局所収れん、止血薬として用いられ2日本薬局
方、米国薬局方に収載されている。タンニン酸について
は、古くから知られているにも拘らず現在迄明確な構造
が定められていない為9文献により種々の記載がある。
例えば「植物薬品化学」友田正司、93頁(1982年
)床用書店には、タンニン酸の主成分の構造式は以下の
通りであると記載されている。
日本薬局方(XI)にはタンニン酸は通例5倍子又は没
食子から得たタンニンであり、来歴、製法、構造につい
て以下の如く記載されている。
[EIEEl  1793年Deyeux、 1795
年5cquinが没食子中の固有成分としてtanni
nを発見分離命名した。後Berzeliusがほぼ純
品に近いものを製し。
1834年Pe1ouzcが酸であることを認めた。そ
の構造はN1crenstein、 Fe1stにつづ
き1912年E。
Fischer及びその門下が研究したが、現在明確な
構造は定められていない0 [XE]  五倍子、又は没食子を粉砕し、エーテル・
エタノール混液(4:1)で抽出し、浸出液に1/3量
の水を加えて振や混ぜ、タンニン酸を水に移し、エーテ
ル層に樹脂1色素などを移行させ、この操作を繰り返し
て水層を合わせ、これを減圧蒸発して残分を8倍の水に
溶かして。
脱色炭で脱色、ろ過、エーテルで更に不純分を除き、減
圧濃縮しシロノブ状になったものにエタノール、エーテ
ルを加えて泡沫状とすれば軽質のものが得られ、小孔か
ら圧出乾燥すれば針状のものが得られる。本品の製造に
は高熱、アルカリ、鉄を避ける。中国五倍子は65〜7
5%。
日本産五倍子は60〜68%、没食子は55〜65%の
タンニン酸を含む。
■1j] 本品の組成は現在も未解決であるが。
Fischer Freudenbergによるとブド
ウ糖の五つの水酸基とガロイル没食子酸の遊離カルボキ
シル基がエステル結合しているという。
米国薬局方にもタンニン酸は収載されているが、その構
造については記載されていない。
そして2日本でタンニン酸として市販されているものと
しては種々のものがあるが、和光紬薬製及び局方品(岩
城製薬社製、大日本製薬社製)タンニン酸の高速液体ク
ロマトグラフィー(HPLC)の溶出パターンはほぼ一
致したので。
組成もほぼ同一と考えられるが、米国局方品のタンニン
酸のそれは一致しなかったので2組成が異なっているも
のと考えられる。
本発明における非加水分解性タンニンとしては、カテキ
ン、エビカテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキ
ン−3−没食子酸、ガロカテキン、カキタンニン、テア
フラビン、フラバ/3,4−ジオール、プロアントシア
ン、その他構造未知の非加水分解性タンニン等を挙げる
ことができる。本発明に於て好ましいものとしてはエビ
カテキン、エピガロカテキンガレートが挙げられる。
次に、タンニンの硫酸エステル化法について説明する。
タンニンは、硫酸エステル化することによジ高い抗ウィ
ルス活性を有する物質となり、水に対する溶解性が増加
し、水゛溶液が安定なものとたる。またタンニンの水溶
液は、長時間放置すると不溶物が析出し、褐変するが、
硫酸エステル化物の場合そのようなことはない。
本発明において、硫酸エステル化物のイオウ含量は、0
,1〜30重量%であることが好咬しく。
5〜20重量%であることがさらに好ましい。
硫酸エステル化に用いる試薬としては、公知のスルホン
化剤ならどれでもよいが2反応性。
扱い易さからいえば、クロルスルホン酸、三酸化イオウ
、トリメチルシリルスルホン酸クロリド等が適当である
反応は塩基性条件下で行なうことが好ましいが、溶媒は
特に限定されず、有機アミン、ジメチルスルホキシド、
ジオキサン等が使用できる。
しかし、溶媒自身で塩基性条件となるピリジン。
トリエチルアミン、トリメチルアミン等の有機アミンが
好ましく、特に無水ピリジンが好筐しい。
反応温度は、室温下で差し支えないが、有機化学的には
、水冷下硫酸エステル化試薬を加え。
後に室温でまたは加熱して反応させるのが−、般的であ
る。
硫酸エステル化試薬例えば、クロルスルホン酸の添加量
は、得られる硫酸エステル化度にいちじるしく影響する
。しかし本誘導体の目的である抗ウィルス活性、検体の
安定性、溶解性は。
硫酸エステル化度の低いものでも、十分達成させること
ができる。ただし工業上2種々の硫酸エステル化度のも
のをつ〈υ2分離・精製することは不可能なため、大過
剰の硫酸エステル化試薬を用い、可能なかぎり硫酸エス
テル化することが好ましい。
このように大過剰の硫酸エステル化試薬な用いて11、
)だ硫酸エステル化物のイオウ(S)含量は5〜20 
@f’li二%で、容易に再現性良くイオウ含有量がほ
ぼ同一の硫酸エステル化物を得ることができる。
反応は、硫酸エステル化試薬滴下とほぼ同時に進行する
が、室温下しばらく攪拌するほうが好ましい。反応時間
については1時間、24時間。
48時間のものでイオウ含量はほとんど変化がなかった
反応後、硫酸エステル化物を単離する方法としては2種
々考えられるが2例えば反応液をその壕ま脱塩し、硫酸
エステル化物を単離する方法1反応液を中和し、アルカ
リ塩として単離する方法等がある。どちらも有効である
が1例えばナトリウム塩やカリウム塩などの塩の形で。
硫酸エステル化物を得る方法が好ましい。また悪臭を放
つピリジンを、非親水性溶媒9例えばクロロホルム、酢
酸エチル等で除去することも好ましい。
更に以上の硫酸エステル化広を何回か繰り返し実施し、
より硫酸化度の高いものを得ることもできる。
本発明の好ましい実施態様によれば、下記の一役式(I
)により示される硫酸化ペンタガロイルグルコースまた
はその塩が提供される。
す、Rは−Hまたは一8o、Hであり、その際少むくと
も1つは一8o、)[である。) n目 (式中、Rは−Hまたは一8o、Hであり、その際少く
とも一つは一8o、Hである。)更に本発明の別の好ま
しい実施態様によれば、下記、−紋穴(If)により示
される硫酸化ジガロイルキニノ酸若しくはトリガロイル
キニン酸また&まそれらの塩が提供される。
4.5− )リヒドロキシベンゾイル基であり、上記硫
酸化ペンタガロイルグルコース、硫酸化シカロイルキニ
ン酸または硫酸化トリガロイルキニン酸はその硫酸化の
度合により種々の硫酸化物が存在する。上記−紋穴(I
)の化合物は、ガロイル基における水酸基が1個乃至1
5個硫酸化されたものである。また、−紋穴(I)又は
(11)における硫酸化ガロイル基は、同一であっても
よく、相互に異なったものであってもよい。
紋穴(I)の化合物の好適なものは、平均硫酸化率が1
0〜70%のものである。−紋穴(I)の化合物は塩を
形成する。塩としては、ナトリウム塩。
カリウム塩などの無機塩を挙げることができる。
本発明つ一般式(【)または(1■)の化合物は。
ペンタガロイルグルコース、ジガロイルキニン酸または
トリガロイルキニン酸を硫酸エステル化することにより
製造できる。硫酸エステル化は、前述のとおり、フェノ
ール性水酸基を硫酸エステル化する際に用いられる方法
が採用できる。すなわち、硫酸エステル化は、ペンタガ
ロイルグルコース、ジガロイルキニン酸マタハ)リガロ
イルキニン酸とクロルスルポン酸、三酸化硫黄、トリメ
チルシリルスルボン酸クロリド等のスルホン化剤とを冷
却下乃至加温下で、適当な有機溶媒中で反応させること
により行われる。反応は、塩基性条件下が好ましい。反
応溶媒の好適なものは、ピリジン、トリエチルアミン、
トリメチルアミン、ジメチルスルボキサイド、ジオキサ
ン等である。これらの硫酸エステル化の条件、殊にスル
ホン化剤の添加量を適宜調節することにより、硫酸化割
合を任意に調節することができる。たとえば、ピリジン
中、氷冷下でペンタガロイルグルコースに対シ、クロル
スルホン酸を300当量、  20当量および10当量
反応させるときは、夫々およそ60%、47%および4
0%の割合でスルホン化された目的化合物が得られる。
さらに硫酸化割合の高い目的化合物を得ようとするとき
は、目的化合物をさらに硫酸化してもよい。
反応後、目的化合物を単離するには1反応液を中和後、
目的化合物を抽出する。さらに精製するには、こうして
得られた目的化合物をメンブランフィルタ−で透析して
もよい。
本発明の抗ウィルス剤及び抗レトロウィルス剤は、上記
硫酸化タンニン及びそれらの塩からなる群から選ばれた
少なくとも1種の化合物を有効成分とするものである。
(−)  投与方法 本発明の抗ウィルス剤は、経口及び非経口投与のいずれ
も使用可能であり、経口投与する場合は、軟・硬カプセ
ル剤又は錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤として投与され、
非経口投与する場合は、注射剤9点滴剤及び固体状又は
懸濁粘稠液状として持続的な粘膜吸収が維持できるよう
に生薬のような剤型で投与され得るが9局所組織内投与
、皮内、皮下、筋肉内、静脈内注射9局所への塗布、噴
霧、坐剤。
膀胱内注射などの外用的投与法等も用いることができる
(b)  投与量 投与量は、投与法と病気の悪性度、 、li、者の年令
、病状や一般状態、病気の進行度等によって一定したも
のではないが、大人では通常。
■日当り有効成分として0.5〜5,000”[、小人
では通常、0.5〜3,000ff1gである。
(C)  製剤化の方法 本発明の抗ウィルス剤の有効成分の配合割合は、剤型に
よって変更し得るが1通常経口又は粘膜吸収により投与
されるとき、はぼ0.3〜15.0重量%が適当であり
、非経口投与されるときは、はぼ001〜10重量%が
適当である。
また、有効成分に長時間の保存に耐える安定性及び耐酸
性を付与して薬効を完全に持続させるために、更に医薬
的に許容し得る皮膜を施して製剤化すれば、すぐれた安
定性を有する抗ウィルス剤とすることができる。
本発明の有効成分の製剤化に用いられる界面活性剤、賦
形剤、滑沢剤、佐剤及び医薬的に許容し得る皮膜形成物
質等を挙げれば9次のとおりである。
本発明の抗ウィルス剤の崩壊、溶出を良好ならしめるた
めに、界面活性剤9例えばアルコール、エステル類、ホ
+)エチレンf IJ コール誘導体、ノルビタンの脂
肪酸エステル類。
硫酸化脂肪アルコール類等の1種又は2種以上を添加す
ることができる。
また、賦形剤として9例えばm [、乳糖。
デングン、 結晶セルロース、マンニyト、軽質無水珪
酸、アルミン酸マグネシウム、メタ珪酸アルミン酸マグ
ネシウム、合成珪酸アルミニウム、炭酸力ルンウム、炭
酸水素ナトリウム、リン酸水素カルシウム、カルポキン
メチルセルロースカルシウム等の1種又は2種以上を組
合せて添加することができる。
滑沢剤としては9例えばステアリン酸マグネシウム、タ
ルク、硬化油等を1種又は2種以上添加することができ
、また矯味剤及び矯臭剤として1食塩、サノカリン g
、マンニント、オレンジ油、カンゾウエキス、クエン酸
、ブドウ糖、メントール、ユーカリ油、リンゴ酸等の甘
味剤、香料1着色剤、保存料等を含有させてもよい。
懸濁剤、湿潤剤の如き佐剤としては2例えばココナノツ
油、オリーブ油、ゴマ油、落花生油、乳酸カルシウム、
ベニバナ油、大豆リン脂質等を含有させることができる
また皮膜形成物質としては、セルロース・糖類等の炭水
化物誘導体として酢酸フタル酸セルロース(CAP)、
  またアクリル酸系共重合体、二塩基酸モノエステル
類等のポリビニル誘導体としてアクリル酸メチル・メタ
アクリル酸共重合体、メタアクリル酸メチル・メタアク
リル酸共重合体が挙げられる。
また、上記皮膜形成物質をコーティングするに際し1通
常使用されるコーティング助剤。
例えば可堅剤の他、コーティング操作時の薬剤相互の付
着防止のための各種添加剤を添加することによって皮膜
形成剤の性質を改良したり、コーティング操作をより容
易ならしめことができる。
本発明の化合物は逆転写酵素阻害活性を有しているので
エイズウィルス、成人白血病ウィルス(HTLV−1)
に代表されるレトロウィルス感染の治療または予防のた
めの抗ウィルス剤、特に抗レトロウィルス剤として有用
である。ウィルスととして、エイズウィルスに代表され
るレトロウィルスに限らず、その他通常のウィルス例エ
バヘルペスウィルス、インフルエンサウイルス、ライノ
ウィルス等があげられる。更に。
本発明の化合物は、エイズウィルス感染伝搬の原因と考
えられる巨大細胞形成阻害作用を有しているので感染症
、カボシ肉腫、ニューモニスカリー二肺炎といった後天
性免疫不全症候群(AIDS )の治療薬として有用で
ある。
即ち、一般にRNAウィルスでは自分を任う遺伝物とし
て一本鎖又は二本鎖のRNAが使われて(・る。このR
NAウィルス群の中にはRTaseによりRNAからそ
れと相補的なりNAを合成することがそのライフサイク
ルに必須な一群のウィルスがいる。これらのウィルスは
、またDNAの状態で動物細胞の遺伝子の中に組込まれ
ることが判明している。この動物細胞の遺伝子に挿入さ
れたRNAは、宿主(動物細胞)の遺伝子の欠損や、挿
入された強力な制御遺伝子によりその近傍遺伝子を高発
現させることも考えられている。
本発明の化合物)ま、これらのウィルスの遺伝子内に共
通して存在するR Ta5eを特異的に阻害することに
よりウィルス増殖、即ち宿主(動物細胞)遺伝子へのウ
ィルス遺伝子の挿入を抑制することができるものと考え
られる。
(実施例) 以下、実施例、参考例、製剤例及び試験例により9本発
明を更に詳細に説明する。
実施例 1 タンニン酸(和光紬薬工業(株)製)300rngを。
無水ピリジン45mZに懸濁させ、水冷下、クロルスル
ホン酸(ナカライテスク(株)製)11.4gを少量づ
つ滴下し、室温で2日間攪拌した。
次いで、これに氷冷下、水80mtを加え、飽和炭酸水
素ナトリウムで中和した後1等量の酢酸エチルにてピリ
ジンを除去した。この反応液を1分画分子量1,000
のメンブランフィルタ−(スペクトラ/ボア6;スペク
トラムメディカルインダストリー社製)に入れ、水にて
7日間透析し、内容液を凍結乾燥して、タンニン酸の硫
酸エステル化物のナトリウム塩(タンニン酸−3)を、
  323.4mg得た。以下、化合物Aの硫酸エステ
ル化物のす) IJウム塩をrA −S Jの如く表示
する。
次にタンニン酸−5の理化学的性質を示す。
(タンニン酸−5) 印 形状:淡黄?する色粉末 (11)融点:明瞭な融点1分解点を示さむい。
fiiil  元素分析値:5  13.0%■ 赤外
線吸収スペクトル(第1図):vK8’cm−’ ; 
3448,1?31,1634,1505,1428゜
1329、1266、1197.1054.1021゜
954、897.845.726.673.580(■
)安定性:粉末状態及び水溶液中で安定。
実施例 2 局方タンニン酸(居城製薬(株)製) 300mg、無
水ピリジン60m1の混合物に、水冷攪拌下、クロロス
ルホン酸11.4gをゆっくり滴加した。滴加終了後、
室温に戻し、24時間攪拌した。反応液に水冷下、水8
0m1を加え1次いで、飽和重曹水で中和後、酢酸エチ
ル(×2)で洗浄した。水層を濃縮後1分画分子tl、
000のメンブランフィルタ−(スペクトラ/ボア6)
:メディカルインダストリー社製に入れ。
7日間水にて透析した。内液を再度上記メンブランフィ
ルタ−に入れ、水にて1日透析した。内液を凍結乾燥し
て1局方タンニン酸の硫酸エステル化物のナトリウム塩
(タンニン酸−5) 226■を得た。
元素分析値: C23,86H1,94S 13.95
IR(KBr) (第2図):3420,1720,1
625,1600゜1430、1320.1240.1
055゜010 UV (nm) H,O: 207 、 256実施例
 3 米国薬局方タンニン酸1.5gに無水ピリジン250m
tを加え、水冷下よく攪拌した。そこへクロルスルホン
酸57gをゆっくりと滴下し、その後室温にて2日間攪
拌した。水冷下、水250m1を加えた後、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で中和した。この溶液を酢酸エチル
で2回抽出しピリジンを除いた。水層は9分画分子量1
,000のメンブランフィルタ−(スペクトラ/ボア6
;メディカルインダストリー社製)に入れ、水にて7日
間透析した。
内容液を凍結乾燥して米国薬局方タンニン酸の硫酸エス
テル化物のす) IJウム塩を1.3772g得た。
元素分析値: S = 13.39% IR(第3図) : vmax、 cm−’ (KBr
) 3462.1731゜1633.1507,143
1. 1329,1260゜1055、 102]、9
64,900,845゜778.729,673 UV: λmax  nm(H2O) 二  208.
 257実施例 4 エラグ酸(東京化成工業(株))200mgを用いて実
施例1と同様の方法で硫酸エステル化し、エラグ酸の硫
酸エステル化物のナトリウム塩(エラグ酸−5’) 7
6mgを得た。イオウ含有量は、  12.0%(理論
上Max = 19.−1%) 次にこのエラグ酸−5の理化学的性質を示す。
(エラグ酸−5) (1)形状:淡黄褐色粉末 (11)  元素分析値:(:   28.29%8 
 1.50% 5  12.0 % +nll  赤外線吸収スペクトル(第4図)シKB’
cm−’ ; 3450.1718.1617.157
6、1489゜1348、1280.11?2.111
3.1034゜921.824 793,753,71
5,5980ψ 安定性:粉末状態及び水溶液中で安定
実施例 5 (−)−エビカテキン(シグマ社製)200mgを用い
て実施例1と同様の方法で硫酸エステル化し、硫酸エス
テル化物のナトリウム塩(エビカテキン−8) 62m
gを得た。イオウ含有量は、  16.8%(理論上M
ax = 20.0%)であった。
次にこのエビカテキン−5の理化学的性質を示す。
(エビカテキン−5) (1)  形状:淡黄褐色粉末 (1()元素分析値:C20,05% H2,98% S   16.8 % (1111赤外線吸収スペクトル(第5図)vK8’c
m−’ ; 3476、1623.1505.1485
.1436゜ax 1257、1132.1062.1045.1031゜
1006、986.920.878.8216V1  
安定性:粉末状態及び水溶液中で安定。
実施例 6 (−)−エピガロカテキン−3−ガレート(和光紬薬(
株)製)100■を用いて実施例1と同様の方法で硫酸
エステル化し、硫酸エステル化物のナトリウム塩(エピ
ガロカテキンガレート−5)113■を得た。イオウ含
有量は、153%(理論上Max=20.1%)であっ
た。
次にこのエピガロカテキンガレート−5の理化学的性質
を示す。
(エピガロカテキンガレート−5) (1)形状:淡黄1F6色粉末 (11)元素分析値: C21,08%H245% 5 153 % (110赤外線吸収スペクトル(第6図):vK8’c
m−’ ; 3470.1715.1621.1506
.1488゜1436、1362.1265.1141
.1059゜1006、858.780.765.73
0.674゜80 (IVI  安定性:粉末状態及び水溶液中で安定参考
例 1 日本薬局方タンニン酸(居城製薬(株)製)1gにメタ
ノール50ITlt及びアセテートバッファ(pH5,
5> 25m1を加え50℃で18hr攪袢、メタノー
ルを減圧留去したのち酢酸エチルで3回抽出後溶媒を減
圧留去した。この粗生成物をHP L C(YM(、−
PACK 。
D−〇DS−5,20X250mm、メタノール:テト
ラヒドロフラン=7オスフエートバノフアー(pH4,
5)3:1:7)により分取し282mgの1.2.3
.4.6−ペンタ−O−ガロイル−β−D−グルコース
ヲ得た。
4.61. 5.67、 5.72. 6.06. 6
.39. 7.047.08. 7.12. 7.17
. 7.24”CNMR:δppm (125MHz 
、 COM 、、アセト7d、)63.43. 69.
92. 72.35. 73.91. 74,52゜9
3.94,110.78,110.81,110.92
゜111.03,120.50,121.11,121
.12゜121.21,121.98,139.61,
139.74゜139.89,139.94,140.
39,146.40゜!、16.48,146.51,
146.56.I46.67゜165.60,166.
25.166.29,166.53゜167.07 fR(第7図) : νmax、 cm−’ (KBr
) 3380.1700゜+610.1530,145
0,1310,1200゜1090.1020.870
,760 UV  : λmax、nm(H2O)  212,2
77m、p、  : 190℃(分解) 実施例 7 1、2.3.4,6−ペンタ−O−ガロイル−β−り別 グルコース107mgに無水ピリジン21 mlを尋え
窒素雰囲気下、氷冷し、よく攪拌した。そこへクロルス
ルホン酸4.1gをゆっくりと滴下し、その後室温にて
12時間攪拌した。水冷下水5mlを加え飽和炭酸水素
ナトリウムで中和後酢酸エチルで2回抽出しピリジンを
除いた。水層な濃縮後1分画分子[1,000のメンブ
ランフィルタ−(スペクトラ/ボア6;スペクトラムメ
ディカルインダストリー社製)に入れ、水にて7日間透
析した。内容液を凍結乾燥して!、 2.3.4.6−
ベンター0−ガロイルβ−D−グルコースの硫酸エステ
ル化物のナトリウム塩(PGG−S )を131mg得
た。
元素分析値: C;22.52. H;1.88. S
;11.56 (%)IR(第8図) : vrn、、
、 cm−’ (KBr) 3420. l 720゜
1590、1510.1430.1310.1260゜
1200、1050.1010.720.670.59
0Uv:λmm、nm(H2O)  207.255実
施例8 1、2.3.4.6−ベンターO−ガロイルーβ−り一
グルコース20m1に無水ピリジン1 mlを加え、窒
素雰囲気下氷冷し、よく攪拌した。そこへクロルスルホ
ン酸54mgをゆっくりと滴下し、その後室温にて12
時間攪拌した。水冷下水0.3mlを加え飽和炭酸水素
す) IJウムで中和後酢酸エチルで2回抽出しピリジ
ンを除いた。水層を分画分子量1,000のメンブラン
フィルタ−(スペクトラ/ボア6;スペクトラムメディ
カルインダストリー社製)に入れ。
水にて7日間透析した。内容液を凍結乾燥して1゜2、
3.4.6−ベンターO−ガロイルーβ−D−グルコー
スの硫酸エステル化物のナトリウム塩(PGG−5)を
31rr@得た。
元素分析値: C;24.40. H;3.17. S
:9.03(%)IR(第9図)ニジma、cm−’ 
(KBr)  3350.1700゜1620.154
0 1450,1350,1210゜1060.103
0,880,760,590UV : λmax、 n
m(H,O)  213.277実施例 9 1、2.3.4.6−ベンター0−ガロイル−β−D−
グルコース2Offtgに無水ピリジン1mlを加え、
窒素雰囲気下氷冷し、よく攪拌する。そこへクロルスル
ホン酸27rrrgをゆっくりと滴下し、その後室温に
て12時間攪拌した。水冷下水0.3mlを加え飽和炭
酸水素す) IJウムで中和後酢酸エチルで2回抽出し
ピリジンを除いた。水層を分画分子量1,000のメン
ブランフィルタ−(スペクトラ/ボア6:スペクトラム
メディカルインダストリー社製)に入れ。
水にて7日間透析した。内容液を凍結乾燥してl。
2、3.4.6−ペンタ−0−ガロイル−β−D−グル
コースの硫酸エステル化物のナトリウム塩(PGGS)
を20mg得た。
元素分析値: C;29.69. H; 2.78. 
S;7.85 (%)IR(第10図)ニジma、、 
cm−’ (KBr) 3400.1720゜1610
.1540,1460. 1350,1220゜102
0.870,770,590 UV: λmax、 nm(H2O)  212. 2
72実施例 10 1、2.3.4.6−ペンタ−O−ガロイル−β−Dグ
ルコース500 mgに無水ピリジン85m1を加え。
水冷下よく攪拌した。そこへクロルスルホン酸19gを
ゆっくりと滴下し、その後室温にて2日間攪拌した。氷
冷下、水50LIllを加えた後、飽和炭酸水素す) 
IJウム水溶液で中和した。この溶液を酢酸エチルで2
回抽出しピリジンを除いた。水層は9分に入れ、水にて
7日間透析した。内容液を凍結乾燥して1.2.3.4
.6−ベンターO−ガロイルーβ−D−グルコースの硫
酸エステル化物のナトリウム塩(PGG−5)を648
mg得た。
元素分析値: C;26.3. H:2.2. S;1
3.3 (%)IR(第11図)ニジmax、 cm−
’ (KBr) 3+166、1733゜1649.1
638,1633,1614,1509゜1434.1
331,1269,1202,1058゜1010.8
98,851,722,673,584Uv : λm
ax、nm(H2O)  209,258参考例 2 3、4− Digalloyl quinic aci
d (ジガロイルキニン酸)及び3.4.5− Tri
galloyl quinic acidの単離(取得
)米国薬局方タンニン酸200 mg、  0.05 
M酢酸緩衝lFi、 (pH5,5) 40 ml及び
メタノール80m1の混合物を50℃21111’fJ
]反応させる。反応物を減圧下約20m7KI!I縮後
、残渣にエーテル20ffIlを加え1分液する。水層
な更に酢酸エチル20m1で洗浄し、水層をn−ブタノ
ール20mtで抽出する。ブタノール層を減圧下濃縮乾
固して、7011Wを得た。本物質なHPLC(条件:
 RE 5/J C18−10OA’) : 3.9m
m x 15 cm :■0.1モルリン酸緩衝液PH
4,5■0.1モル リン酸:メタノール:テトラハイ
ドロフラン(13: 7: 3 ) Linear g
radieient 、流速0.6 m17M )分取
を行いPeak■(3,4−Digalloyl qu
inic acid )及びPeak■(3゜4、5−
 Trigalloyl quinic acid )
を含む分画を得る。
各分画を減圧下濃縮し、n−ブタノールを加え。
抽出する。ブタノール層を減圧下濃縮乾固し、その残渣
をメタノールで抽出する。メタノール可溶部を濃縮し、
その残渣に水を加え溶解し、マイクロアルライザー(旭
化戒: AC−110−10膜)で脱塩する。脱塩した
浴液を凍縮乾燥し各々、3.4Digalloyl q
uinic acidおよび3.4.5− Triga
lloyl quinicacidの白粉末19.7f
f1gおよび19.3mgを得る。
034− Digalloyl quinic aci
dの理化学的性状FABMS (Neg) : m/z
 495 (M−H)’H−NMRδppm (500
MHz、 CD、0D)7.09.7.00.5.68
.5.21.4.43.2゜38.2.30.2.12
IR(KBr) cm 3400、1700.16−20.1450.1220
.1040UV λmax、nm (MeOH)、 2
15+ 276o3.4.5− Trigalloyl
 quinic acidの理化学的性状FABMS 
(Neg) : m/z 647 (M−H)H−NM
Rδppm (500MHz、 CD、0D)7.10
.7.03.7.00.5.80.5.75.5.46
.2.55゜2.46.2.32.2.25 IR(KBr) Cm 3400、1703.1620.1450.1218.
1040UV  λmax、 nm (MeOH) 、
 215.276実施例 11゜ 3、4− Digalloyl quinic aci
d 125 mg+無水ピリジン21m1の混合物に、
水冷攪拌下、クロールスルホン酸475gを滴下する。
ついで室温にて、24時間攪拌した。水冷下水6mgを
加え、飽和重炭酸ナトリウムで中和後、酢酸エチルで2
回抽出し、ピリジンを除いた。水層な濃縮後9分画分子
量1000のメンブランフィルタ−(スペクトラ/ボア
6:スベクトラムメデイカルイ/ゲストリー社)に入れ
水にて7日間透析した。内容物を凍結乾燥して3゜4−
Digalloyl quinl、c acidの硫酸
エステル化合物のナトリウム塩110mgを得た。
元素分析値: S ; 11.18%、 C; 20.
53%、H;2.14%。
IRvmax、 cm  (KBr) ;第12図34
60、1730.1635.1260.1060.10
25UV  λmax、 nm (H2O) : 20
8.255実施例 12゜ 3、4.5− Trigalloyl quinic 
acid 125 mg+無水ピリジン21m1の混合
物に水冷攪拌下、クロールスルホン酸・4675■を滴
下する。以下実施例1と同様に処理して、  3. i
!、 5−Trigalloyl quinic ac
idの硫酸エステル化物のカリウム塩149mgを得た
元素分析値: S ; 10.48%、 C; 22.
33%、 H; 2.07%IRvrr+ax、 cm
−(KBr) :第13図3470、1720.163
5.1260.1060.1020UV  2n+ax
、 nm (H2O) : 209.255製剤例1 
(注射・点滴剤) 有効成分である酢酸エステル化物又はその塩500 m
gを含有するように粉末ぶどう糖5gを加えてバイアル
に無菌的に分配し、密封した上、窒素。
ヘリウム等の不活性ガスを封入して冷暗所に保存する。
使用前に0.85%生理的食塩水500m1を添加して
静脈内注射剤として、1日10〜500m7を症状に応
じて静脈内注射又は点滴で投与する。
製剤例2 (注射・点滴剤) 有効成分である硫酸エステル化物又はその塩。
50mgを用いた他は、製剤例1と同様の方法により軽
症用静脈内注射剤とし、1日、10〜500mtを症状
に応じて静脈内注射又は点滴で投与する。
製剤例3 (注射剤、カプセル剤) 有効成分である硫酸エステル化物又はその塩30mgを
精製ゴマ油1g及びステアリ/酸アルミニウムゲルio
omgに溶解し密封した上、窒素、ヘリウム等の不活性
ガスを封入して冷暗所に保存し。
皮下注射用製剤とする。症状に応じて1日に、1回、l
〜10mtを皮下注射で投与する。
また、前記製剤を0.5 mlずつカプセルに分注して
経口用カプセル剤とし、1日、1〜10カプセルを症状
に応じて経口投与する。
製剤例4 (腸溶性錠剤) 以下の成分組成で腸溶性錠剤大人用(イ)及び小人用(
ロ)各々1,000個を製造した。
[Aコ (イ)      (ロ) 主剤(硫酸エステル化物    、。O(g)    
50 (g)またはその塩) 乳        糖        99.4   
 49.7ヒドロキシグロ ビi、(! /l/ 0− 、、C160・3ステアリ
ン酸     2.0  1.0マグネシウム 酢酸フタル酸セルロース     6.0 (g)  
  4.0 (g)ヒドロキシプロピルメチル    
6.0     4.0セルロースフタレート [A]の成分を各々とり、よく混合し、このものを直接
に加圧するか、またはよく練合した後、押し出し型製粒
機のスクリーンを通して顆粒成形を行い、十分によく乾
燥したものを加圧して錠剤を製造した。
次に、成形された錠剤によく溶解させた[B]の。
基材を被覆して腸溶性の錠剤とする。
この錠剤について日本薬局方(以下、「日局」という。
)崩壊試験法、腸溶性製剤の人工胃液(pH1,2)試
験を行ったところ、1時間振盪しても崩壊せず2人工腸
W (pH7,5)試験においては5〜6分で崩壊した
以下の成分で腸溶性顆粒剤1,000gを製造した。
[A] 主剤(硫酸エステル化物またはその塩)     10
100f乳        糖           
    737ヒトロキシプロビルセルロース    
     3[Bコ 酢酸フタル酸セルロース so (g) [A]の成分を各々とり、よく混合した後、常法に従っ
て粒状に成形し、それをよく乾燥して篩別し、ビン、ヒ
ートシール包装などに適した顆粒剤を製造した。次に、
この顆粒を浮遊流動させながら溶解した[B]の基材を
被覆し、腸溶性の顆粒剤とする。この顆粒剤は9日局の
崩壊試験器を用いて崩壊試験を行ったところ、  pH
1,2の人工胃液に1時間振盪しても崩壊しない。pH
7,5の人工腸液では5分で崩壊した。
製剤例6 (腸溶性カプセル剤) 以下の成分で腸溶性カプセル剤1,000個を製造した
主剤(硫酸エステル化物   100 (g)    
50 (g)またはその塩) 乳      糖          24,6   
 74.4ヒドロキシプロ ピルセルロース         0.4    0.
4[B] (イ)      (ロ) 酢酸フタル酸セルロール    10 (g)    
10 (g)ヒドロキシプロピルメチル    10 
    10セルロースフタレート 上記の成分で製剤例5に記載したのと同様の方法でカプ
セルに適した腸溶性の顆粒剤を製造し、その組成物をカ
プセルに充填して腸溶性カプセルとした。
このカプセルは9日局の崩壊試験器を用いて崩壊試験を
行ったところ、  pH1,2の人工胃液に1時間振盪
しても崩壊または溶出を認めず、  pH7,5の人工
腸液に5分で崩壊または全量が溶出した。
試験例 I HI V感染による細胞傷害に対する薬剤の抑制作用 本試験には、成人T細胞の白血病の原因ウィルスHTL
V−1によりトランスフオームされたヒトT細胞株MT
−4細胞(Gann monogr、、 Vol、 2
8+ pp219〜228(1982))とHIV4)
一種であるHTLV−mBを使用した。
HTLV−1[13感染MT−4細胞を、各種濃度のタ
ンニン酸−8を添加した補体除去牛胎児血清10%。
ペニシリン100IU/mtおヨヒストレフトマイシン
100 ttg/rnlを含むRPMI 1640培地
中に、30万個/ ml播き、37°Cで炭酸ガスイン
キュベーター内で培養した。3日後に培養物半分を分取
し。
それぞれの生細胞数(X 10’/ ml )および生
存率(%)をトリバンプルー染色法によって測定した。
残余の培養細胞にそれぞれ同濃度の薬剤を含むRPMI
 1640培地を等量添加し、さらに3日間培養を続け
、同様に生細胞数と生存率を測定した。
その結果を表1に示す。
乙v(を 表 の後、りん酸緩衝生理食塩水(PBS)で15分間洗浄
し、フルオレセイン−イソチオシアネートの結合した抗
ヒトIgGで37°C230分間処理した。
再びPBSで洗浄後、蛍光顕微鏡で蛍光を発する。
すなわちHIV特異的ウィルス抗原タンパク質を発現し
ている細胞数を測定した。
結果を表2に示す。
表   2 試験例 2 HIV抗原発現に対する薬剤の抑制作用試験例1で測定
された細胞を、スライドガラス上で乾燥後、冷メタノー
ルで3分間固定し、1/+000に希釈しタヒト抗HT
LV−III陽性血清(IF抗体価X 4096)で3
7℃、  30分間処理した。そ試験例3 試験例1と同様にしてエラグ酸の硫酸エステル化物を試
験した。結果を表3に示す。
試験例 5 試験例1と同様にしてエビカテキンの硫酸エステル化物
を試験した。結果を表5に示す。
試験例 4 試験例2と同様にしてエラグ酸の硫酸エステル化物を試
験した。結果を表4に示す。
試験例 6 試験例2と同様にしてエビカテキンの硫チル化物を試験
した。結果を表6に示す。
試験例 7 試験例Iと同様にしてエピガロカテキンガレートの硫酸
エステル化物を試験した。結果を表7に示す。
試験例 8 試験例2と同様にしてエピガロカテキンガレートの硫酸
エステル化物を試験した。結果を表8に示す。
試験例 9 MoLT−4・MOLT−4/HIvHTLvI[IB
細胞混合培養による巨細胞形成抑制試験 最近報告された山車等の方法によった。[山車等、 V
irology、 164.542(1988)、  
J、ClinicalMicrC11nica1.26
.1229(1988)]HTLV−I陰性のヒトT細
胞株であるMOLT−4細胞とHIVI続感染細胞であ
るMOLT−4/HIvHTLvIIIB細胞をlO%
牛脂児血清添加RPMI/640培地でおのおの5Xl
O’細胞/ mlに調製し、l:1の割合で混合し、薬
剤を添加した。
これを37°C924時間炭酸ガスインキ−ベーターで
培養した後、セルマルチサイザー (CellMult
isizer) [コールタ−・エレクトロニクス社製
(Coulter Electronics Ltd、
、 Luton+ England) ]にて細胞サイ
ズの分布を測定した。その結果を表9に示す。
表には、細胞サイズ20μm以上の割合を%で示した。
MOLT−4,MOLT−4/HIV単独培養では。
それぞれ4.5.3.3%であるが、混合して培養する
と、18.5%に増加する。タンニン酸−8はμg/m
lで8.2%と、明らかな巨細胞形成抑制効果が認めら
れた。エピカテキン−8は200μg/mtで139%
、エラグ酸−3200μg/mtで9.5%、エピガロ
カテキンガレート−8100μg/mlで5.6%であ
った。
表   9 試験例 10 逆転酵素(RTase)阻害活性の測定RTase阻害
活性はJournal of Biological 
Chemistry。
262、2187(1987)に記載の方法に準じ以下
の方法で測定した。
即ち80mMトリス緩衝液(pH8)、 6mM塩化マ
グネシウム、 80mM塩化カリウム、  lornM
 ジチオスレイトール、20μg /rnlポリアデニ
ル酸、0.02u/mtオリゴデオキシチミジン、20
μMトリチウム標識デオキシチミジン−トリフオスフェ
ートとトリ骨髄芽球症つィルスRTaseから成る反応
液に。
本発明化合物を各種濃度で加え全容量を100μlとし
た。この反応液を37℃40分間インキーベーションし
た後、氷冷した10%トリクロロ酢酸を100μl加え
9反応を停止した。
この反応液をガラスフィルター(ワノトマンG F/C
)で濾過し、  10.%トリクロロ酢酸、エタノール
で洗浄した。その後、ガラスフィルターを乾燥し液体シ
ンチレーションカウンターで測定した。
上記方法により測定した本発明の有効成分のRTase
明害活性の I C,oを表 表 0 10に示す。
毒性試験 A)  T細胞増殖に対する影響 試験例1と同様にしてHTLV−111B非感染MT−
4細胞の増殖に及ぼす薬剤の影響を観察した。その結果
を表11〜14に示す。表中の数値は生細胞数(X 1
0’/ml )を示す。
表11 対照(11岩城製薬■製日局タンニン酸対照(2)ヘン
タガロイルグルコース 対照(313,4,5−トリガロイルキニン酸表 2 表14 表 3 上記の表から明らかなように、T細胞の増殖に対する影
響は、非常に弱いものであった。またイオウ含量の高い
方が増殖に影響を与えないことが認められた。
一方、AZTは5 μM (1,3pg/mt )で、
コントロールに比べ25〜50%程度の増殖抑制が認め
られることが、すでに報告されている(中島秀喜。
Gann、 78.583(1987)]。
筺た。これらの薬剤はエーリノヒーレトレ アサイテス
 カルシノー7E株(Ehrlich−LettreA
scites Carcinoma 5train E
 )細胞、マウス白血病細胞L 1210等の培養細胞
に対しても100μg/mt使えないものもあることが
知られている(日本経済新聞、63年12月6日、朝刊
)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で得られたタンニン酸−8の赤外線
吸収スペクトルである。 第2図は、実施例2で得られた日本薬局方タンニン9−
3の赤外線吸収スペクトルである。 第3図は、実施例3で得られた米国薬局方タンニン[−
8の赤外線吸収スペクトルである。 第4図は、実施例4で得られたエラグ酸−8の赤外線吸
収スペクトルである。 第5図は、実施例5で得られたエビカテキンSの赤外線
教収スペクトルである。 第6図は、実施例6で得られたエピガロカテキンガレー
ト−sの赤外線吸収スペクトルである。 第7図は、参考例で得られた1、 2.3.4.6−ペ
ンタ−O−ガロイル−β−D−グルコースの赤外線吸収
スペクトルである。 第8図は、実施例7で得られた化合物の赤外線吸収スペ
クトルである。 第9図は、実施例8で得られた化合物の赤外線吸収スペ
クトルである。 第10図は、実施例9で得られた化合物の赤外線吸収ス
ペクトルである。 第11図は、実施例10で得られた化合物の赤外線吸収
スペクトルである。 第12図は、実施例11で得られた化合物の赤外線吸収
スペクトルである。 第13図は、実施例12で得られた化合物の赤外線吸収
スペクトルである。 優先権主張 O平1(1989) 5月16日[相]日本UP)[相
]特願平1−121700

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タンニンの硫酸エステル化物またはその塩。 2、硫酸エステル化物のイオウ含量が0.1〜30重量
    %である請求項1の化合物又はその塩。 3、タンニンが加水分解性タンニン又は、それを加水分
    解して得られた多価フェノールである請求項1の化合物
    又はその塩。 4、タンニンがタンニン酸、エラグ酸、エピカテキン、
    エピガロカテキンガレート、ペンタガロイルグルコース
    、ジガロイルキニン酸およびトリガロイルキニン酸から
    成る群から選ばれた一員である請求項1の化合物又はそ
    の塩。 5、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R′は、−H、−SO_3Hまたは▲数式、化学
    式、表等があります▼で示される基であり、Rは、−H
    または −SO_3Hであり、その際Rの少くとも一つは−SO
    _3Hである)で示される硫酸化ペンタガロイルグルコ
    ース、硫酸化ジガロイ ルキニン酸若しくは硫酸化トリガロイル キニン酸又はそれらの塩。 6、平均硫酸化率が10〜70%である請求項5の化合
    物又はその塩。 7、ナトリウム塩又はカリウム塩である請求項1の化合
    物の塩。 8、ナトリウム塩又はカリウム塩である請求項4の化合
    物の塩。 9、タンニンの硫酸エステル化物又はその塩を有効成分
    として含有する抗ウィルス剤。 10、ウィルスがレトロウイルスである請求項9の抗ウ
    ィルス剤。 11、硫酸エステル化物のイオウ含量が0.1〜30重
    量%である請求項10の抗ウィルス剤。 12、タンニンがタンニン酸、エラグ酸、エピカテキン
    、エピガロカテキンガレート、ペンタガロイルグルコー
    ス、ジガロイルキニン酸およびトリガロイルキニン酸か
    ら成る群から選ばれた一員である請求項10の抗ウィル
    ス剤。 13、硫酸エステル化物またはその塩が、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R′は、−H、−SO_3Hまたは▲数式、化学
    式、表等があります▼で示される基であり、Rは−Hま
    たは −SO_3Hであり、その際Rの少くとも一つは−SO
    _3Hである。) で示される硫酸化ペンタガロイルグルコース、硫酸化ジ
    ガロイルキニン酸若しくは硫酸化トリガロイルキニン酸
    又はその塩である請求項10の抗ウィルス剤。 14、硫酸エステル化物またはその塩の平均硫酸化率が
    10〜70%である請求項13の抗ウィルス剤。 15、タンニンの硫酸エステル化物またはその塩を有効
    成分として含有する逆転写酵素阻害剤。 16、硫酸エステル化物のイオウ含量が0.1〜30重
    量%である請求項15の逆転写酵素阻害剤。 17、タンニンがタンニン酸、エラグ酸、エピカテキン
    、エピガロカテキンガレート、ペンタガロイルグルコー
    ス、ジガロイルキニンおよびトリガロイルキニン酸から
    成る群から選ばれた一員である請求項15の逆転写酵素
    阻害剤。 18、硫酸エステル化物またはその塩が、 式▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R′は、−H、−SO_3Hまたは▲数式、化学
    式、表等があります▼で示される基であり、Rは−Hま
    たは−SO_3Hであり、その際Rの少くとも一つは−
    SO_3Hである。) で示される硫酸化ペンタガロイルグルコース、リガロイ
    ルキニン酸又はその塩である請求項15の逆転写酵素阻
    害剤。 19、硫酸エステル化物またはその塩の平均硫酸化率が
    10〜70%である請求項18の逆転酵素阻害剤。 20、タンニンを塩基性条件下でスルホン化剤を反応さ
    せることを特徴とするタンニンの硫酸エステル化物又は
    その塩の製造法。 21、タンニンが、加水分解性タンニンまたはそれを加
    水分解して得られた多価フェノールである請求項20の
    製造法。 22、タンニンがタンニン酸、エラグ酸、エピカテキン
    、エピガロカテキンガレート、ペンタガロイルグルコー
    ス、ジガロイルキニンおよびトリガロイルキニン酸から
    成る群から選ばれた一員である請求項20の製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995019782A1 (fr) * 1994-01-20 1995-07-27 Hoashi Masahito Poudre antivirale, extrait antiviral, et preparation pharmaceutique contenant ladite poudre et/ou ledit extrait
US6267993B1 (en) 1994-01-20 2001-07-31 Masahito Hoashi Plant-derived powder and an extract of the same
KR100767620B1 (ko) * 2007-02-24 2007-10-17 김선호 전원의 낙뢰보호장치

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US6267993B1 (en) 1994-01-20 2001-07-31 Masahito Hoashi Plant-derived powder and an extract of the same
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