JPH0372472A - 新規チアジアジン系化合物、その製造法および該化合物を含有する殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents

新規チアジアジン系化合物、その製造法および該化合物を含有する殺虫、殺ダニ剤

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JPH0372472A
JPH0372472A JP6640789A JP6640789A JPH0372472A JP H0372472 A JPH0372472 A JP H0372472A JP 6640789 A JP6640789 A JP 6640789A JP 6640789 A JP6640789 A JP 6640789A JP H0372472 A JPH0372472 A JP H0372472A
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group
insecticide
carbon atoms
compound
formula
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JP6640789A
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English (en)
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Michihiko Nakaya
中屋 道彦
Kenji Odaka
建次 小高
Masayuki Ooka
大岡 真行
Shiro Shiraishi
白石 史郎
Hidekazu Yamada
英一 山田
Masahiko Nakamura
雅彦 中村
Satoshi Numata
智 沼田
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式(1) す、特に殺虫、殺ダニ剤として農業分野において有用で
ある。 〔従来の技術〕 従来、テトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−
オン類が、殺虫、殺ダニ作用をもつことは、日本国公開
特許公報間54−3083号、開開54−12390号
、開開54−154780号に記載されている。 この中で、式(mV) (式中、R′は水素原子、ハロゲン原子または炭素数1
〜4のアルキル基を示し、R8は炭素数1〜4のハロア
ルキルオキシ基、炭素数1〜4のハロアルキルチオ基、
炭素数1〜4のハロアルキル基を示す、)で表されるテ
トラヒドロ−1,3゜5−チアジアジン−4−オン類ま
たはその塩類、それらの製造方法およびそれらの1種ま
たは2種以上を有効成分として含有することを特徴とす
る殺虫、殺ダニ剤に関する。 本発明化合物は各種産業分野において有用であで表わさ
れる2−ターシャリ−ブチルイミノ−3−イソプロピル
−5−7エニルーテトラヒドロー1.3.5−チアジア
ジン−4−オン(−船名:ブプロフェジン: Rupr
ofezin)が殺虫剤として実用に供されている。さ
らに日本国公開特許公報間61−140577号におい
ては、2−イミノ基または3−位又は5−位のうち少な
くとも1つ以上がある種の置換フェニルアルキル基で置
換されたテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4
−オン類は殺虫、殺ダニ作用をもつ新規化合物であり、
特に2−イミノ基または3−位のうち少なくとも1つ以
上がある種の置換フェニルアルキル基で置換されたテト
ラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−オン類は公
知化合物であるブプロフェジンに比べて顕著な殺虫、殺
ダニ作用を示したとの記述がある。しかしながらこれら
の殺虫、殺ダニ剤は半翅目害虫、鞘翅目害虫には殺虫活
性を有するが、鱗翅目害虫には十分な殺虫活性を有して
いない、これらの殺虫、殺ダニ剤と同様な作用性を持ち
鱗翅目害虫にも卓越した殺虫活性を有する新規薬剤の開
発が要望されている。 〔本発明が解決しようとする課題〕 本発明は、前記従来技術の問題点を解決した、新しい構
造、広い殺虫スペクトラムおよび高い殺虫活性を示す優
れた殺虫性化合物、殺虫、殺ダニ剤およびその簡易な製
造法を提供することを!1題とする。 〔課題を解決するための手段および作用〕本発明者らは
前記i1題を解決すべくテトラヒドロ−1,3,5−チ
アジアジン−4−オン類について鋭意検討した結果、2
−(1−メチル−2゜2.2−)リフルオロエチルイミ
ノ)−テトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−
オン類またはその塩類が広い殺虫スペクトラムを持ちし
かも公知の類縁化合物では十分な殺虫活性を示さない鱗
翅目害虫に対しても高い殺虫活性を有することを見いだ
し本発明を完成させた。 すなわち、本発明は一般式(1) (式中、R’は水素原子、ハロゲン原子または炭素数1
〜4のアルキル基を示し、R1は、炭素数1〜4のハロ
アルキルオキシ基、炭素数1〜4のハロアルキルチオ基
、炭素数1〜4のハロアルキル基を示す、)で表される
れるテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−オ
ン類またはその塩類、一般式(II) (式中、R1は前記の意味を示す、)で表わされる化合
物を、一般式(III) (式中、Rzは前記の意味を示す、)で表わされる化合
物と反応させることを特徴とする一般式(■)で表わさ
れるテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−オ
ン類またはその塩類の製造法、および一般式(1)で表
わされるテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4
−オン類およびそれらの塩類の1種または2種以上を有
効成分量として含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ
剤である。 一般式(1)で表わされるテトラヒドロ−1゜3.5−
チアジアジン−4−オン類およびそれらの塩類は文献未
記載であり、新規化合物である。 −S式(1)で表わされる本発明化合物のうちチアジア
ジン環の置換基である3−位ベンジル基の4−位置換基
がハロアルキルオキシ基である場合は、ハロゲン原子と
しては、臭素原子、塩素原子またはフッ素原子が好まし
く、特にフッ素原子が好ましい、ハロアルキルオキシ基
としては、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキ
シ基、クロロジフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロ
メトキシL 2,2.2−トリフルオロエトキシ基、I
、l、2.2−テトラフルオロエトキシ基、2.2,3
.3−テトラフルオロプロピルオキシ基または2,2,
3,3,4.4.4−へキサフルオロブトキシ基が好ま
しく、特にトリフルオロメトキシ基が好ましい、4−位
置換基がハロアルキルチオ基である場合は、ハロゲン原
子としては、臭素原子、塩素原子またはフッ素原子が好
ましく、特にフッ素原子が好ましい、ハロアルキルチオ
基としては、ジフルオロメチルチオ基、トリフルオロメ
チルチオ基、クロロジフルオロメチルチオ基、ブロモジ
フルオロメチルチオ基、2,2.2−トリフルオロエチ
ルチオ基、1,1,2.2−テトラフルオロエチルチオ
基、2,2,3.3−テトラフルオロプロピルチオ基ま
たは2,2,3,3.4.4.4−へキサフルオロブチ
ルチオ基が好ましく、特にトリフルオロメチルチオ基が
好ましい、4−位置換基がハロアルキル基である場合は
、ハロゲン原子としては、臭素原子、塩素原子または、
フッ素原子が好ましく、特にフッ素原子が好ましい、ハ
ロアルキル基としては、トリフルオロメチル基、ペンタ
フルオロエチル基、ノルマル−ヘプタフルオロプロピル
基または2,2.2−トリフルオロエチル基が好ましく
、特にトリフルオロメチル基またはペンタフルオロエチ
ル基が好ましい。 またチアジアジン環の置換基である5−位フェニル基の
置換基としては、ハロゲン原子ではフッ素原子が好まし
く、特に2−位フッ素原子置換が好ましい、また、アル
キル基ではメチル基が好ましく、特に4−位メチル基置
換が好ましい。 一般式(1)で表わされる本発明化合物の塩類の例とし
ては、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨー化水素酸塩、フン化
水素酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、硝酸塩、塩素酸塩、過
塩素酸塩、リン酸塩、リン酸水素塩、リン酸二水素塩、
チオシアン酸塩、テトラフルオロホウ酸塩などの無機酸
塩、ギ酸塩、酢酸塩、トリクロル酢酸塩、トリフルオロ
酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、シュウ酸塩、グリコール
酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、リンゴ酸塩、ドデシル
ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、サリチル酸塩、ニ
コチン酸塩などの有機酸塩が挙げられる。 次に一般式(りで表わされる本発明化合物の代表例を第
1表に示すが゛、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。 第1表 一般式(1)で表わされる本発明化合物は次の方法によ
り製造することが出来る。 (式中、R1、R1は前記の意味を示す、)すなわち、
一般弐〇〇で表わされるカルバモイルクロリド誘導体と
式(III)で表わされるチオ尿素誘導体とを溶媒不存
在下または存在下、好ましくは溶媒存在下に反応させて
得ることが出来る。 適当な溶媒としては、アセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
エチルエーテル、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル
、エタノール、プロパノール、ジクロロメタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、l、3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノン、水および反応に影響しない
その他の溶媒を使用することが出来る。 反応は、加熱又は塩基の存在下に行われる。加熱により
反応を行う場合には、反応温度は出発物質に応じて広範
囲に変化させることが出来るが、−船釣には30〜25
0’C,好ましくは40〜150°C1反応時間は、0
81〜30時間、好ましくは0.5〜24時間である。 塩基を用いて反応を行う場合には、適当な塩基としては
、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアく
ン、ピリジン、N、N−ジメチルアニリン、1.8−ジ
アザビシクロ−[5,4,01−7−ウンデセン等が挙
げられる0反応温度および反応時間は出発物質に応じて
広範囲に変化させることができるが、−a的には反応温
度は−lO〜200“C1好ましくは室温ないし150
”C,反応時間は0.1〜30時間、好ましくは0.5
〜24時間である。 本発明に係わる反応を行うに当たって、一般式(I[)
で表わされるカルバモイルクロリド誘導体と式([1)
で表わされるチオ尿素誘導体は等モルまたはどちらか一
方をやや過剰に用いても良い。 塩基を用いて一般式(1)で表わされる化合物を遊離の
形で得る反応の際には、塩基を、一般式(■)で表わさ
れるカルバモイルクロリド誘導体の2倍モルないしやや
過剰に用いると良い。 また前記反応式において一般式(ff)で表わされる出
発化合物であるカルバモイルクロリド誘導体は公知の方
法(ジャーナル オプ オーガニツタ ケ旦ストリー:
 Journal of OrganicChe+5i
stry  :第39巻、2897頁 (1974) 
)に従って台底することが出来る。また式()で表わさ
れるチオ尿素は公知の方法に従って台底することができ
る。 一般式(1)で表わされる本発明化合物の塩類は公知の
方法に従って製造することが出来る。すなわち、一般式
(1)で表わされる本発明化合物を塩酸、臭化水素酸、
ヨー化水素酸、フッ化水素酸、硫酸、硝酸、塩素酸、過
塩素酸、リン酸、チオシアン酸、テトラフルオロホウ酸
などの無m酸類;ギ酸、酢酸、トリクロル酢酸、トリフ
ルオロ酢酸、クエン酸、乳酸、シュウ酸、グリコール酸
、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、ドデシルベンゼンス
ルホン酸、安息香酸、サリチル酸、ニコチン酸などの有
機酸類等の所望の酸により処理することにより製造する
ことができる。 一般式(1)で表わされる本発明化合物は農業、林業、
園芸等の分野において遭遇する多種の有害な節足動物類
から植物を保護するために供することができる。 例えば、ヒメトビウンカ、トビイロウンカ、セジロウン
カ、ツマグロヨコバイ、イナズマヨコバイ、チャ逅ドリ
ヒメヨコバイ、キジラ果類、オンシツコナジラミ、ごカ
ントゲコナジラ電、モモアカアブラムシ、ワタアブラム
シ、ダイコンアブラムシ、ユキヤナギアブラムシ、ダン
バイムシ類、ホソヘリカメムシ、ホソハリカメムシ、ク
モへりカメムシ、シラホシカメムシ、ξすξアカカメム
シ、ヤノネカイガラムシ、サンホーゼカイガラムシ、ク
ワシロカイガラムシ等の半翅目(Hee+1ptera
)害虫、ニカメイガ、コブノメイガ、アワノメイガ、イ
ネットムシ、フタオビコヤガ、キンモンホソガ、クマナ
ギンウワバ、タマナヤガ、カブラヤガ、リンゴコカクモ
ンハマキ、モモシンクイガ、ミカンハモグリガ、ナシチ
ビガ、コスカシバ、マイマイガ、アメリカシロヒドリ、
コナガ、アワヨトウ、ヨトウガ、ハスモンヨトウ、モン
シロチョウ等の鱗翅目(Lepidoptera)害虫
、ドウガネプイブイ、ヒメコガネ、マメコガネ、コアオ
ハナムグリ、イネもズゾウムシ、イネゾウムシ、カンシ
ャクシコメツキ等の鞘翅目(Coleoptera)害
虫、キリウジガガンボ、ダイズサヤタマバエ、ウリミバ
エ、ミカンコミバエ、イネミギワバエ、ネギハモグリバ
エ、ナスハモグリバエ、タマネギバエ、タネバエ等の双
翅目(Oiptera )害虫、チ中ノキイロアザミウ
マ、逅すξキイロアザミウマ、ネギアザミウマ等のスリ
ラプス類、ナミハダニ、カンザワハダニ、ニセナミハダ
ニ、ミカンハダニ、リンゴハダニ、オウトウハダニ、チ
+ノホコリハダニ等のダニ類に有効である。 また上記分野に限らず、人間や家畜に対して伝染病媒介
、吸血、刺咬、皮膚炎の発生等の害をなす各種の害虫類
、例えば、アカイエカ、アカイエカ、コガタアカイエカ
、ヒトスジシマカ、イエバエ、センチニクバエ、オオク
ロバエ、クロキンバエ、キイロショウジョウバエ、ワモ
ンゴキブリ、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、トビイ
ロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、イエダニ、コロモジラ逅
、アタマジラミ、トコジラミ、ヒトノミ、イヌノミ、ネ
コノミ、ドクガ、チャドクガ、アオズムカデ、アオバア
リガタハネ力クシ、アオカξキリモドキ等、また食品や
貯穀に被害を与える害虫類、例えばケナガコナダニ、コ
クヌスト、ヒラタコクヌストモドキ、コクゾウ、アズキ
ゾウムシ、ハラジロ力ツオブシムシ、シノシメマダラメ
イガ等、また家具、建材、書籍、衣類等に被害を与える
害虫類、例えば、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、ヒラ
タキクイムシ、フルホンシバンムシ、イガ、ヒメカツオ
ブシムシ等、またいわゆる不快害虫類、例えばオウチツ
ウバエ、オオユスリカ、カマドラマ、クサギカメムシ、
ゲジ、ヤケヤスデ、才力ダンゴムシ、ワラジムシ等、多
種の有害な節足動物からの被害防止にも有用である。と
りわけ本発明化合物は鱗翅目害虫に対し公知化合物と比
較して顕著な殺虫活性を示した。 本発明化合物を実際に施用する場合には、他の成分を加
えずに単味の形でも使用できるが、防除薬剤として使い
やすくするため担体を配合して適用するのが一般的であ
る0本発明化合物の製剤化に当たっては、何らの特別の
条件を必要とせず、−am薬に準じて5業技術の熟知す
る方法によって乳剤、水和剤、粉剤、粒剤、微粒剤、油
剤、エアゾール、燻煙剤、毒餌等の任意の剤型に調整で
き、これらをそれぞれの目的に応じた各種用途に供しう
る。 ここでいう担体とは、処理すべき部位への有効酸分の到
達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送、取扱いを
容易にするために配合される台底または天然の無機また
は有機物質を意味する。 適当な固体担体としてはモンモリロナイト、カオリナイ
トなどの粘土頻;ケイソウ土、白土、タルク、バーえキ
ュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリカゲル、硫安な
どの無機物質;大豆粉、鋸屑、小麦粉などの植物性有機
物質および尿素などがあげられる。 適当な液体担体としてはトルエン、キシレン、クメンな
どの芳香族炭化水素類;ケロシン、鉱油などのパラフィ
ン系炭化水素類;四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロ
エタンなどのハロゲン化炭化水素類;アセトン、メチル
エチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、テトラヒド
ロフランなどのエーテル頬:メタノール、エタノール、
プロパノール、エチレングリコールなどのアルコール頬
;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド;水な
どが挙げられる。 さらに本発明化合物の効力を増強するために、製剤の剤
型、適用場面等を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に
、または組合わせて以下のような補助剤を使用すること
もできる。 乳化、分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目的ではり
ゲニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキル硫酸エステル等のアニオン界面活性剤;ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレ
ンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンア
ルキルアミン、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、
ポリオキシアルキレンアルキルチオエーテル、ポリオキ
シアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン
ソルビクン脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレンポリ
オキシエチレンプロックボリマー等の非イオン性界面活
性剤;ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤:イ
ソプロビルヒドロジエンホスフェート等の安定剤;その
他メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カ
ゼイン、アラビアゴム等が挙げらる。しかし、これらの
成分は以上のものに限定されるものではない。 さらにこれら本発明化合物は2種以上の配合使用によっ
て、より優れた殺虫力を発現させることも可能である。 また例えばフェンチオン、フエニトロチオン、夛゛イア
ジノン、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、メチ
ダチオン、ジクロルボス、チオントン、アセフェート、
トリクロルホン、イソキサチオン、ピリダフェンチオン
、サリチオン、プロチオホス、プロパホス、EPN、ス
ルプロホス、NACSMTMC,MI PC,BPMC
。 PHC,MPMCSXMC,ピリミカーブ、カルボスル
フアン、ベンフラカルブ、メソミル、オキサミル、ピレ
トリン、テトラメスリン、フタルスリン、ベーパースリ
ン、アレスリン、レスメトリン、フェンバレレート、ニ
スフェンバレレート、パーメスリン、サイパーメスリン
、フルパリネート、エトフエンブロックス、フルパリネ
ート、ジハロスリン、ビフェンスリン、ジフルベンズロ
ン、クロロフルアズロン、テフルベンズロン、フルフェ
ノクスロン、シプロマジン、ブプロフェジン、フェノキ
シカルブ、ペンゾエピン、ネライストキシン、ペンスル
タップ、チオシクラム、アベルメクチン、ディコホル、
ア稟トラズ、ポリナクチン複合体、酸化フェンブタスズ
、水酸化トリシクロヘキシルスズ、ヘキシチアゾクス、
フルベンザミン、トリアラセン、クロフェンテジン、ミ
ルベマイシンなどの殺虫剤、殺ダニ剤その他の殺虫剤、
殺ダニ剤あるいは殺菌剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長
調整剤、肥料、機械油、その他の農薬等と混合すること
によりさらに効力の優れた多目的組成物をつくることも
出来、また相乗効果も期待できる。なお、本発明化合物
は光、熱、酸化等に安定であるが、必要に応じ酸化防止
剤あるいは紫外線吸収剤、例えばBHT (2,6−ジ
ーt−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(ブチ
ルヒドロキシアニソール)のようなフェノール講導体、
ビスフェノール誘導体、またフェニル−αナフチルアミ
ン、フェニル−β−ナフチルアごン、フェネチジンとア
セトンの縮合物等のアリ−ルアくン類あるいはベンゾフ
ェノン系化合物類を安定剤として適量加えることによっ
て、より効果の安定したAt1tc物を得ることが出来
る。 本発明に係わる殺虫、殺ダニ剤は有効成分として該化合
物を0.1〜95重量%、好ましくは0.3〜50重量
%含有させる0本発明殺虫、殺ダニ剤を施用するには、
一般に有効成分0゜01〜5000ppm %好ましく
は0.1〜11000ppの濃度で使用するのが望まし
い、またloaあたりの施用量は、−aに有効成分で1
g〜300gである。 [実施例] 次に、−a式(1)で表わされる本発明化合物の実施例
をあげて本発明化合物の合成方法を説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。 実施例1゜  2−(l−メチル−2,2,2−)リフ
ルオロエチルイミノ)−3−(4−)リフルオロメトキ
シベンジル)−5−フェニル−テトラヒドロ−1,3,
5−チアジアジン−4−オン(化合物No、 1 )の
合成。 N−クロロメチル−N−フェニルカルバモイルクロライ
ド0.60gと1−(4−)リフルオロメトキシベンジ
ル)−3−(1−メチル−2,2,2トリフルオロエチ
ル)チオ尿素0.63gをベンゼン50−lに溶解し5
時間加熱還流した0反応終了後、減圧下でベンゼンを留
去し、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シ
リカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサン−酢酸エチル ()0
:1))で精製し目的の2−(1−メチル−2,2,2
−)リフルオロエチルイミノ)−3−(4−トリフルオ
ロメトキシペンシル)−5−7エニルーテトラヒドロー
1.3.5−チアジアジン−4−オン0.50gを得た
。 1270.1170.1120.1090.1020.
835DCIs ’HNMRδ    (ppm):1.27(3H,d
、J−5)IZ)。 MS 3.80〜4.08(IH,+s)、4.72(IH,
d、J=121!z)。 4.89(IH,d、J−12Hz)、5.28(2H
,d、J−311z)、7、12〜7.58(9t+、
*)           (100MHz)実施例2
.  2−(1−メチル−2,2,2−トリフルオロエ
チルイミノ)−3−(4−ペンタフルオロエチルベンジ
ル)−5−(4−メチルフェニル)−テトラヒドロ−1
,3,5−チアジアジソー4−オンの合成(化合物No
、12) 。 N−クロロメチル−N−(4−メチルフェニル)カルバ
モイルクロライド0.63gと1−(4−ペンタフルオ
ロエチルベンジル)−3−(1−メチル−2,2,2−
)リフルオロエチル)チオ尿素1.1gをトルエン30
−1に溶解し4時間加熱還流した。 反応終了後、減圧下でトルエンを留去し、得られた油状
物をカラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶
媒;ヘキサン−酢酸エチル (10:l))で精製し目
的の2−(1−メチル−2,2,2−トリフルオロエチ
ルイミノ)−3−(4−ペンタフルオロエチルベンジル
)−5−(4−メチルフェニル)−テトラヒドロ−1,
3,5−チアジアジン−4−オン0.25gを得た。 0 屈折率n o  = 1.4964 1280、1200.1170.1140.1115.
1090.1020.970.810゜IHNMRδ”
”’(ppm):1.21(3H,d、J−6,4Hz
)MS 2.36(3H,s)、3.85〜3.95(IO,s
)。 4.75(IH,d、J−12,9Hz)、4.93(
IH,d、J−12,9Hz)、5.27(111,d
、J=14.4Hz)、7.177.24(411,m
)、7.48〜7.57(4H4)、        
  (270MHz)実施例3.  2−(1−メチル
−2,2,2−)リフルオロエチルイ藁ノ)−3−(4
−)リフルオロメチルベンジル)−5−(2−フルオロ
フェニル)−テトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン
−4−オンの合成(化合物No、 7 ) 。 1.3.5−)リス(2−フルオロフェニル)−へキサ
ヒドロ−s−トリアジン1.23gをテトラヒドロフラ
ン30m1に溶かした溶液に室温にて撹拌下、窒素気流
下に、トリクロロメチルクロロホルメー)1.0Hgを
ベンゼン20−1に溶かした溶液を滴下した0反応液を
室温で1時間撹拌した0次に、1−(4−)リフルオロ
メチルベンジル)−3−(l−メチル−2,2,2−ト
リフルオロエチル)−チオ尿素3.16gを室温にて撹
拌下に添加し、続いてトリエチルアミンを1.5+*1
加え、そのまま室温にて6時間撹拌した0反応液に水5
0−1を加え酢酸エチル200m1で抽出した。酢酸エ
チル溶液を水洗、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去し
、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカ
・ゲル、展開溶媒;ヘキサン−酢酸エチル(10:1)
)で精製し目的の2−(l−メチル−2,2゜2−トリ
フルオロエチルイミノ)−3−(4−)リフルオロメチ
ルベンジル)−5−(2−フルオロフェニル)−テトラ
ヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−オン0.37
gを得た。 第2表実施例 1390.1325.1270.1160.1070.
1015.845.?60゜3.79〜4.08(IH
,m)、4.7?(IH,d、J−12To)。 4.92(IH,d、J−12Hz)、5.35(2H
,d、J−3Hz)。 7.02〜?、60(911,■)         
 (100問2〉次に実施例1〜3に準じた方法で製造
される化合物例の’HNMRデータ、IRデータ及び物
性値を第2表に示す。 第2表実施例(つづき) 次に本発明化合物の出発原料の製造例を以下に示す。 参考例1.  1−(4−)リフルオロメトキシベンジ
ル) −3−(1−メチル−2,2,2−1−リフルオ
ロエチル)チオ尿素の合成。 (1)N−(4−)リフルオロメトキシベンジル)フタ
ルイミド 4−トリフルオロメトキシベンジルアルコール10.0
g ニ、三臭化燐5.17gを−10°C”i?10分
間で滴下し、そのまま室温で2時間撹拌した0反応液を
氷水にそそぎ込みヘキサン100+alで抽出した。ヘ
キサン溶液を水洗、乾燥後、減圧下でヘキサンを留去し
、白色結晶13.13gを得た。これをジメチルホルム
アミド60−1に熔解しフタルイξドカリウム19.2
6g、ヨウ化カリウム1gを加え100℃にて3時間加
熱撹拌した0反応液に水50m1を加え酢酸エチル20
0m1で抽出した。酢酸エチル溶液を水洗、乾燥後、減
圧下で酢酸エチルを留去し、得られた油状物をカラムク
ロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサン
−酢酸エチル(5:1) )で精製し目的のN−(4−
)リフルオロメトキシベンジル)フタルイミド14.1
7gを得た。 融点、82.1〜83.6℃ 1425.1410.1395.1300.1265.
1260.1205.1180.11601110゜ DCI s ’HNMRδ    (ppm) :4.83(2H,
s)、MS 7.04〜7.85(8N、m)、         
   (100MHz)(2) 4− )リフルオロメ
トキシベンジルイソチオシアネート N−(4−トリフルオロメトキシベンジル)フタルイミ
ド12gをエタノール50m1に溶解し、ヒドラジンヒ
トラード2.34gを滴下した0次に4時間、加熱還流
し放冷後、濃塩酸10−1を加え、濾過し、濾液のエタ
ノール溶液を減圧下で留去し、水酸化ナトリウム水溶液
によりp旧工とした。酢酸エチル100m1を添加し、
水洗、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去し、油状物6
.55gを得た。得られた油状物6.55gをジシクロ
へキシルカルボジイミド(DCC)IO,32g 、二
硫化炭素20mLエチルエーテル100■lの混合溶液
に撹拌しながら一1O°Cで滴下した。そのまま室温に
戻し、12時間放置した。 反応液を濾過し、残査をエチルエーテルで洗浄し濾液と
合わせて減圧下で溶媒を留去し、得られた油状物をカラ
ムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキ
サン−酢酸エチル(19:1) )で精製し目的の4−
トリフルオロメトキシベンジルイソチオシアネー) 7
.53gを得た。 1215.1160.1015.920゜DC13 IHNMRδ    (ppm):4.69(2H,s
)、MS 7.28(211,d、J=9Hz)、7.40(2H
,d、J=9Hz)、  (100MHz)参考文献 
アンゲバンテ へ逅−インターナショナル ニジジョン
: Angewandte ChemieInter−
national Edition !第6巻、174
頁(1967)(3)1−(4−)リフルオロメトキシ
ベンジル)−3−(1−メチル−2,2,2−トリフル
オロエチル)チオ尿素 (2)で得られた4−トリフルオロメトキシベンジルイ
ソチオシアネート2.40JIと1−メチル−2,2,
2−)リフルオロエチルアミン塩酸塩1.54gをクロ
ロホルム50m1に加え、さらにトリエチルアミン1.
25gを滴下し室温で24時間放置した。減圧下でクロ
ロホルムを留去後、酢酸エチル50m1を加えて不溶物
を除き、減圧下で酢酸エチルを留去して得られた油状物
をカラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒
;ヘキサン−酢酸エチル(5:1) )で精製し目的の
1−(4−)リフルオロメトキシベンジル)−3−(1
−メチル−2゜2.2−トリフルオロエチル)チオ尿素
1.95gを得た。 1165.1115.1040.1020.880,8
05.750゜’HNMR6CDC!’(PI)I+)
:1.34(311,d、J−7Hz)。 MS 4、?H2jl、d、J−6Hz)、5.23〜5.5
1(ill、m)、6.29(IH,d、J−101L
z)、6.8tJ(lIl、br)。 7.26(2H,d、J=9Hz)、7.40(2H,
d、J−9Hz)、(100MHz)参考例2.  1
−(4−)リフルオロメチルチオベンジル)−3−(1
−メチル−2,2,2−)リフルオロエチル)チオ尿素
の合成。 (1)N−(4−)リフルオロメチルチオベンジル)フ
タルイミド 4−トリフルオロメチルチオトルエン15.5gとN−
プロモスクシンイξド1?、2gをベンゼン100−l
に加え、さらに2.2゛−アゾビスイソブチロニトリル
約100−gを加えて徐々に加温した。内温86℃付近
で反応液が赤黄色に変色した。同温度で40分間撹拌し
た0反応液を氷水にそそぎ込み酢酸エチル200m1で
抽出した。酢酸エチル溶液を水洗、乾燥後、減圧下で酢
酸エチルへキサンを留去し、油状物21gを得た。これ
をジメチルホルムアミド50鵬lに熔解しフタルイミド
カリウム14.9g 、ヨウ化カリウム1gを加え60
℃にて1時間加熱撹拌した。 反応液に水50■lを加えトルエン200m1で抽出し
た。 トルエン溶液を水洗、乾燥後、減圧下でトルエンを留去
し、目的のN−(4−)リフルオロメチルチオベンジル
)フタルイミド21.0gを得た。 融点S 130.0〜131.5°C01430、13
90,1340,1325,1150,1120,10
80,935,735,710゜ ’HNMR6CD”’(pH):4.92(2H,s)
。 MS 7.40〜7.90(8H,s)、         
       (100MHz)(2) 4− )リフ
ルオロメチルチオベンジルインチオシアネート N−(4−トリフルオロメチルチオベンジル)7511
44118gをエタノール200m1に溶解し、ヒドラ
ジンヒトラード4gを滴下した0次に3時間、加熱還流
し放冷後、濃塩酸10m1を加え、さらに4時間加熱還
流した。析出物を濾別し、濾液のエタノール溶液を減圧
下で留去し、残炎を水100―lに溶解した。これをヘ
キサン50−lで洗浄後、水酸化ナトリウム水溶液によ
りPHIIとした。酢酸エチルloOmlを添加し、水
洗、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去し、油状物8.
0gを得た。得られた油状物8.0gをジシクロへキシ
ルカルボシイ主ド(DCC)7.9g 、二硫化炭素4
0鵬l、エチルエーテル20si1の混合溶液に撹拌し
ながら25℃以下に氷冷しながら滴下した。そのまま室
温に戻し、12時間放置した0反応液を濾過し、残炎を
エチルエーテルで洗浄し濾液と合わせて減圧下で溶媒を
留去し、得られた油状物をカラムクローマドグラフィー
(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサン)で精製し目的の
4−トリフルオロメチルチオベンジルインチオシアネー
ト6.0gを得た。 1160.112G、1085.1020゜DC1m IHNMRδ      (ppm):4.?6(2N
、s)。 MS 7.34 (21,d 、 J=9Hz) 、 7.6
6 (211,d 、 J−9Hz) 、 (100M
II2)(3)1−(4−トリフルオロメトキシベンジ
ル)−3−(1−メチル−2,2,2−)リフルオロエ
チル)チオ尿素 (2)で得られた4−トリフルオロメチルチオベンジル
イソチオシアネート1.50.とl−メチル−2,2,
2−)リフルオロエチルアミン塩酸塩0.89g ヲク
ロロホルム50+alに加え、さらにトリエチルアミン
0.61gを滴下し室温で24時間放置した。 減圧下でクロロホルムを留去後、酢酸エチル50■Iを
加えて不溶物を除き減圧下で酢酸エチルを留去して得ら
れた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル
、展開溶媒;ヘキサン−酢酸エチル(3:l) )で精
製し目的の1−(4−トリフルオロメチルチオベンジル
)−3−(1−メチル−2,2,2−トリフルオロエチ
ル)チオ尿素1.60gを得た。 1050.1020.970.890゜DCIs IHNMRδ   (ppm) :1.44(3H,d
、J=7tlz)、MS 4.78〜4.99(3H,m)、6.17〜6.28
(111,m)、6.45 〜6.54(IH,m)、
7.38(2H,d、J−7,911z)。 7.62(211,d、 J−7,9Hz) 、   
    (270MHz)参考例3.  1−(4−ト
リフルオロメチルベンジル)−3−(1−メチル−2,
2,2−トリフルオロエチル)チオ尿素の合成。 (1) 4− )リフルオロメチルベンジルイソチオシ
アネート 4−トリフルオロメチルベンジルアミツ10gをジシク
ロへキシルカルボジイミド(DCC)11.78g 。 二値化炭素25m1.エチルエーテル50m1の混合溶
液に撹拌しながら一1O°Cで滴下した。そのまま室温
に戻し、12時間放置した0反応液を濾過し、残炎をエ
チルエーテルで洗浄し濾液と合わせて減圧下で溶媒を留
去し、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シ
リカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサン−酢酸エチル(10:
1))で精製し目的の4−トリフルオロメチルベンジル
イソチオシアネート11.15gを油状物として得た。 1340.1285.1200.1145.1095.
970,805.745゜DC1z ’HNMRδ    (ppm):4.70(2H,s
)。 丁MS 7.30(2H,d、J−8Hz)、7.50(2H,
d、J−8Hz)、  (100MHz)(2)1−(
4−トリフルオロメチルベンジル)−3−(l−メチル
−2,2,2−トリフルオロエチル)チオ尿素 (1)で得られた4−トリフルオロメチルベンジルイソ
チオシアネー) 0.65gと1−メチル−2゜2.2
−)リフルオロエチルア稟ン塩酸塩0.45gをクロロ
ホルム50*1に加え、さらにトリエチルアミン0.3
0gを滴下し室温で24時間放置した。減圧下でクロロ
ホルムを留去後、酢酸エチル50−1を加えて不溶物を
除き減圧下で酢酸エチルを留去して得られた油状物をカ
ラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘ
キサン−酢酸エチル(3:1) )で精製し目的の1−
(4−)リフルオロメチルベンジル)−3−(1−メチ
ル−2,2゜2−トリフルオロエチル)チオ尿素0.4
8gを得た。 1270.1165.1115.1090.1060.
1015.830゜4.74(211,d、J−6Hz
)、5.10〜5.46(18,m)、6.42(18
,d、J−9Hz)、6.90(IH,br)。 7、45 (211,d、 J−9Hz) 、 ?、 
64 (2H、d 、 J−9Hz) 、 (100M
tlz)参IM4.  1−(4−ペンタフルオロエチ
ルベンジル)−3−(1−メチル−2,2,2−トリフ
ルオロエチル)チオ尿素の合成。 (1)4−ペンタフルオロエチルベンゾニトリルペンタ
フルオロブロピオン酸ナトリウム塩15.0gとヨウ化
11i115.8gを減圧下乾燥し、そこへ乾燥N−メ
チルピロリドン80m1に溶解した4−ブロモベンゾニ
トリル4.9gを加えた0反応液を乾燥アルゴン気流下
162℃で5時間撹拌し、放冷後ジエチルエーテル30
0■lと水200g+1を加え不溶物を濾過することに
よって取り除いた。濾液を水、飽和食塩水、で順次洗浄
し乾燥後、減圧下でジエチルエーテルを留去し、得られ
た油状物壱カラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル、
展開溶媒;ヘキサン−酢酸エチル(9:1) )で精製
し目的の4−ペンタフルオロエチルベンゾニトリル3.
2gを油状物として得た。 eat I Ry   (cs+−’):2215.1410.
1345.1330.128〇aX 1205.1155.1100.985,960,83
5.740゜CDCl5 ’HNMRδ     (ppm)=7.70(2H,
d、J−8Hz)、MS 7.84(2H,d、J−8Hz)、        
  (100MHz)(2)4−ペンタフルオロベンジ
ルアミンリチウムアルミニウムハイドライド0.79g
をジエチルエーテル50−1に懸濁し、ジエチルエーテ
ル30−1に溶解した4−ペンタフルオロエチルベンゾ
ニトリル4.6gを滴下した0滴下終了後室温で30分
撹拌し水5s+1を30分間で滴下した。不溶物を濾過
することにより除きエーテル層を乾燥後、減圧下でジエ
チルエーテルを留去して目的の4−ペンタフルオロエチ
ルベンジルアミン4.7gを油状物として得た。 1415.1340.12B5.1200.1140.
1090.97Q、805.74G。 CDC1* IHNMRδ      (ppm):1.4G(2H
,br)、MS 3.90(211,br)、7.32(2H,d、J−
8Hz)、7.44(28,d、J−8Hz)、   
       (100MHz)(3)4−ペンタフル
オロエチルベンジルイソチオシアネート 4−ペンタフルオロエチルベンジルアミン4.7gをジ
シクロへキシルカルボシイくド(DCC)4.8g 。 二硫化炭素20m1.エチルエーテル50m1の混合溶
液に撹拌しながら一10℃で滴下した。そのまま室温に
戻し、12時間放置した。 反応液を濾過し、残炎をエチルエーテルで洗浄し濾液と
合わせて減圧下で溶媒を留去し、得られた油状物をカラ
ムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキ
サン)で精製し目的の4−ペンタフルオロエチルベンジ
ルイソチオシアネー) 2.1gを油状物として得た。 1340.1285.1200.1145.1095.
970.8G5.745゜DCIs IHNMRδ   (ppm) :4.70(2H,s
)、MS 7.30(2H,d、J−8Hz)、7.50(2H,
d、J−8Hz)、  (100MH2)(4)1−(
4−ペンタフルオロエチルベンジル)−3−(1−メチ
ル−2,2,2−トリフルオロエチル)チオ尿素 (3)で得られた4−ペンタフルオロエチルベンジルイ
ソチオシアネート1.5gと1−メチル−2,2,2−
トリフルオロエチルアミン塩酸塩0.84gをクロロホ
ルム50m1に加え、さらにトリエチルアミン0.57
gを滴下し室温で24時間放置した。*圧下でクロロホ
ルムを留去後、酢酸エチル50m1を加えて不溶物を除
き減圧下で酢酸エチルを留去して得られた油状物をカラ
ムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキ
サン−酢酸エチル (4;1))で精製し目的の1−(
4−ペンタフルオロエチルベンジル)−3−(1−メチ
ル−2,2゜2−トリフルオロエチル)チオ尿素1.4
1gを得た。 I Ry”ath(cm−’):1700.161O1
1525,1370,1335鵬ax 1285、1285.127G、1210.1090,
970.935,890゜’HNMR1jCD”’(p
pm):1.36(311,d、J・7.山)MS 4.80〜4.97(311,s’)、6.42(11
1,br)、6.96(11,br)、7.46 (2
H,d、 J−7,9Hz) 、7.58 (21,d
、 J−7,911z)。 (27ONIIz) 次に、一般式(りで表わされる本発明化合物を有効成分
とする製剤および本発明に係わる殺虫剤の製剤方法を製
剤例を挙げて具体的に説明するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。 製剤例1. 乳剤 本発明化合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・lO部ソルボール355S・・・・・・・・・・・・
・・・・10部(東邦化学登録商品名) キシレン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・80部以上を溶解混合して乳剤を得る。 製剤例2. 水和剤 本発明化合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20部リグニンスルホン酸ナトリウム 0.lO部アル
キルナフタレンスルホン酸ナトリウム5部 ホワイトカーボン・・・・・・・・・・・・・・・5部
ケイソウ土 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
60部以上を均一に混合粉砕して水和剤を得る。 製剤例3. 粉剤 本発明化合物3部をアセトン10部に溶解し、粉剤用ク
レー97部を加えた後アセトンを蒸発させて粉剤を得る
。 製剤例4. 粒剤 本発明化合物3部、リグニンスルホン酸ナトリウム1部
、タルク20部、ベントナイト76部を混合し、適量の
水を加えて混練した後、造粒、乾燥して粒剤を得る。 製剤例5. 毒餌剤 本発明化合物1部、砂1!5部、フスマ50部、米ヌカ
20部、小麦粉24部を混合し、適量の水を加えて混練
した後、造粒、乾燥して毒餌剤を得る。 次に、本発明化合物がすぐれた殺虫活性を有することを
明確にするため以下の試験例において具体的に説明する
。また、試験はすべて3連制で実施し、結果はその平均
値で示した。 試験例1. ハスモンヨトウに対する効果製剤例1に従
って調整した乳剤を水で500pp−150pp−の濃
度になるように希釈しカンラン葉を浸漬処理する。風乾
後、処理薬をプラスチックカップへ移し、ハスモンヨト
ウ2令幼虫lO頭ずつに摂食させて5日後に死魚率を調
査した。結果を第3表に示す。 第3表から、本発明化合物は、公知の構造類似比較化合
物に比べて強い殺虫活性を有することがわかる。 試験例2. コナガに対する効果 ポット植のカンラン苗(5〜6葉期)に、製剤例1によ
って調製した乳剤を水で500ppm、50ppmの濃
度になるように希釈しハンドスプレイヤーで薬液がかる
くしたたる程度に散布した。風乾後葉を切り取ってプラ
スチック・カップに入れ、コナガ2令幼虫10頭に摂食
させて5日後に死魚率を調査した。結果を第4表に示す
。 第4表から、本発明化合物は、公知の構造類似比較化合
物に比べて強い殺虫活性を有することがわかる。 試験例3.  ヒメトビウンカに対する効果イネ苗(3
葉vI)5〜6本に、製剤例1によって調製した乳剤を
水で500ppm、50ρp■の濃度になるように希釈
しハンドスプレイヤーで薬液がかるくしたたる程度に散
布した。風乾後、樹脂円筒中に保持させる。そこへ脱皮
後約1日のヒメトビウンカ終令幼虫を10頭づつ接種し
て、25°C,16時間明、8時間暗条件下に保ち、5
日後に死魚率を調査した。結果を第5表に示す。 第5表から、本発明化合物は、公知の構造類似比較化合
物に比べて同等またはそれ以上の強い殺虫活性を有する
ことがわかる。 従って、以上の試験例により本発明化合物は、鱗翅目害
虫に対しては公知の構造類似比較化合物に比べてそれ以
上の強い殺虫活性を有することがわかり、また半翅目害
虫に対しては公知の構造類似比較化合物に比べて同等ま
たはそれ以上の強い殺虫活性を有することがわかる。 第3表 ハスモンヨトウに対する効果 第4表 コナガ対する効果 第5表 ヒメトビウンカ対する効果 比較化合物(a) 日本国公開特許公報 に記載の化合物。 昭61−140577号 比較化合物(e)−船名 ブプロフェジン日本国公開特
許公報 昭54−3083号に記載の化合物。 比較化合物(b)−船名 ジクロルボス比較化合物(c
) −船名 ダイアジノン(DDVP) 比較化合物(d) 一船名 ピリダフェンチオン
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明に係わる一般式
(1)で表わされるテトラヒドロ−1゜3.5−チアジ
アジン−4−オン類またはその塩は非常に優・れた有害
生物防除効果を示す化合物である。また、本発明に係わ
る一般式(1)で表わされるテトラヒドロ−1,3,5
−チアジアジン−4−オン類またはその塩を含有する農
薬は殺虫剤として優れた特性を具備し有用である。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子または炭素数
    1〜4のアルキル基を示し、R^2は、炭素数1〜4の
    ハロアルキルオキシ基、炭素数1〜4のハロアルキルチ
    オ基、炭素数1〜4のハロアルキル基を示す。)で表さ
    れるれるテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4
    −オン類またはその塩。
  2. (2)R^1が水素原子である請求項第1項記載の化合
    物。
  3. (3)R^1がフッ素原子である請求項第1項記載の化
    合物。
  4. (4)フッ素原子が2−位置換である請求項第3項記載
    の化合物。
  5. (5)R^1がメチル基である請求項第1項記載の化合
    物。
  6. (6)メチル基が4−位置換である請求項第5項記載の
    化合物。
  7. (7)R^2がトリフルオロメトキシ基である請求項第
    1〜6項のいずれかに記載の化合物。
  8. (8)R^2がトリフルオロメチルチオ基である請求項
    第1〜6項のいずれかに記載の化合物。
  9. (9)R^2がトリフルオロメチル基である請求項第1
    〜6項のいずれかに記載の化合物。
  10. (10)R^2がペンタフルオロエチル基である請求項
    第1〜6項のいずれかに記載の化合物。
  11. (11)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子または炭素数
    1〜4のアルキル基を示す。)で表わされる化合物を、
    一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^2は、炭素数1〜4のハロアルキルオキシ
    基、炭素数1〜4のハロアルキルチオ基、炭素数1〜4
    のハロアルキル基を示す。)で表わされる化合物と反応
    させることを特徴とする一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2はそれぞれ前記の意味を示す。 )で表わされるテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジ
    ン−4−オン類またはそれらの塩類の製造法。
  12. (12)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子または炭素数
    1〜4のアルキル基を示し、R^2は、炭素数1〜4の
    ハロアルキルオキシ基、炭素数1〜4のハロアルキルチ
    オ基、炭素数1〜4のハロアルキル基を示す。)で表さ
    れるれるテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4
    −オン類またはそれらの塩類の1種または2種以上を有
    効成分として含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ剤
  13. (13)R^1が水素原子である請求項第12項記載の
    殺虫、殺ダニ剤。
  14. (14)R^1がフッ素原子である請求項第12項記載
    の殺虫、殺ダニ剤。
  15. (15)フッ素原子が2−位置換である請求項第14項
    記載の殺虫、殺ダニ剤。
  16. (16)R^1がメチル基である請求項第12項記載の
    殺虫、殺ダニ剤。
  17. (17)メチル基が4−位置換である請求項第16項記
    載の殺虫、殺ダニ剤。
  18. (18)R^2がトリフルオロメトキシ基である請求項
    第12〜17項のいずれかに記載の殺虫、殺ダニ剤。
  19. (19)R^2がトリフルオロメチルチオ基である請求
    項第12〜17項のいずれかに記載の殺虫、殺ダニ剤。
  20. (20)R^2がトリフルオロメチル基である請求項第
    12〜17項のいずれかに記載の殺虫、殺ダニ剤。
  21. (21)R^2がペンタフルオロエチル基である請求項
    第12〜17項のいずれかに記載の殺虫、殺ダニ剤。
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