JPH0372303B2 - - Google Patents

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JPH0372303B2
JPH0372303B2 JP57131786A JP13178682A JPH0372303B2 JP H0372303 B2 JPH0372303 B2 JP H0372303B2 JP 57131786 A JP57131786 A JP 57131786A JP 13178682 A JP13178682 A JP 13178682A JP H0372303 B2 JPH0372303 B2 JP H0372303B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
contact
sensor
timer
compressor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57131786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5922547A (ja
Inventor
Hitoshi Yamamoto
Masaya Kurita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP57131786A priority Critical patent/JPS5922547A/ja
Publication of JPS5922547A publication Critical patent/JPS5922547A/ja
Publication of JPH0372303B2 publication Critical patent/JPH0372303B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は床を空気圧により流動されるビーズ等
の微粒子により形成した流動式ベツドの運転制御
装置に関する。
流動式ベツドは第1図に示すように構成されて
いる。すなわち、50ミクロン程度の硝子粒子(ビ
ーズ)にシリコン樹脂等を被覆してなる微細粒子
材1(以下「ビーズ」という)を収容するタンク
2が設けられる。このタンク2の下部に無数の微
小通気孔を有する多孔質板よりなり空気の拡散を
行なうデイフユーザボード3で仕切られた空気室
4が形成され、この空気室4に配管5を介してリ
ング式圧縮機等の圧縮機6により加圧された空気
が供給される。配管5の途中にはタンク2へ供給
する空気を冷却するための冷却器7が設けられて
いる。
このような構成において圧縮機6によりタンク
2の空気室4に空気を供給すると、供給された空
気がデイフユーザボード3よりビーズ2の収容さ
れた室へ分散され、この分散された空気によりビ
ーズ1が浮上し、流動する。このビーズ1の流動
層の表面に、シーツ8等の適当なカバーを覆せ、
その上に患者等を寝かせるのである。
このような流動式ベツドによれば、床となるビ
ーズ層1が空気圧により流動されているので、人
が横たえた場合、床面が人体の形状に応じて変形
し、人体になじむため、人体と床との接触面の面
圧が人体の各部において均一となり、長期の寝た
きりの療養の場合にも床ずれの発生を防止できる
効果がある。このため、このような流動式ベツド
は医療用ベツドとし極めて有用である。
ところで、このような流動式ベツドにおいては
圧縮機6によつて断熱圧縮により加熱された空気
がビーズ層1に送られるので、ビーズ層1の温度
が使用中に上昇する。このため、タンク2内にセ
ンサーを、制御回路内には温度コントローラを設
け、センサーからの信号によつて温度コントロー
ラを動作させ、冷却器動作用フアンモータFMを
オン、オフさせ、ビーズ1の温度上昇を抑制し、
一定になるようにさせたものが一般的である。
しかし、この方法では周温が急に上昇したと
き、また冷却器7が故障したときは冷却器7によ
る冷却能力が小さいので空気温度の低下が少く、
したがつてビーズ温度を目標温度に保つことがで
きなく患者に苦痛を与えるので甚だ不都合であつ
た。
このため従来、さらに一つのセンサーをタンク
2内に取付け、目標温度より高か目の温度でこの
センサーが動作するようにし、若し動作した場合
には圧縮機6およびフアンモータFMなどをすべ
て停止する方法が行われていたが、制御装置が停
止されるので本来の機能が全く停止されてしまつ
た。すなわちビーズ1の流動が停止されるので人
体が砂型にはめられたようになつた。このときは
人体の面圧にそれ程の変化がないが、患者が姿勢
を変えると、面圧が全く変化して均一でなくなつ
てしまつた。そして周囲温度が降下しても機能が
停止された状態で温度コントローラTCによる制
御に復帰されない欠点があつた。また周温の上昇
で動作したのか、センサーまたは温度コントロー
ラの故障で動作したのか判別できないので点検す
る上で不都合があつた。
この発明の目的は上述の欠点を除去し、より安
全な流動式医療用ベツドを提供することにある。
この目的を達成するために、この発明によれば
医療用ベツドにおいて、ビーズの過昇温度を検知
するセンサーを設け、センサーが動作したとき圧
縮機をタイマによつて間欠運転させて、ビーズ温
度が下つたとき、ビーズ温度が正常なとき作動す
る温度コントローラによる制御に戻るようにした
ものである。
第2図はこの発明の一実施例を示す回路図、第
3図はこの発明の装置の温度による動作を示すタ
イムチヤートである。図において、CMは圧縮機
1を駆動するモータ、FMは冷却器2の冷却用フ
インに風を送るフアンモータ、TCは温度コント
ローラで第1図に示されるようにタンク内に取付
けられビーズ1の温度を検知するセンサーS1と、
センサーS1の検知温度に応じて比較的狭い目標温
度巾にてオン、オフされる接点Cを有している。
X1,X2,X3はリレー、T1,T2はタイマ、Aおよ
びBは交流電源端子、PおよびMはリレー、X1
X2,X3およびタイマT1,T2に給電する直流電源
の端子、S2は第1図に示されるようにタンク内に
取付けられ、センサーS1の検知する目標温度より
高か目の温度Aを検知するために設けられた微過
昇温センサー、SBはこのセンサーS2が高か目の
温度を検知したとき動作させられてオフし、前記
の目標温度に近い温度Bを検知したときオンする
接点であり、リレーX1とが直流電源端子P,M
間に直列接続される。リレーX1のB接点X1Bと
タイマT2のB接点t2Bを介してタイマT1が接続さ
れ、タイマT1のA接点t1A1とタイマT2の直列接
続が接点t2BとタイマT1の直列接続に並列に接続
される。リレーX1のA接点である接点X1Aとタ
イマT1の接点t1BとリレーX2とが端子P,M間に
直列接続されタイマT1の接点t1BとリレーX2の接
続点が接点t1A2を介して接点t1A1とタイマT2
接続点に接続される。上述の接点t1BとリレーX2
の接続点がリレーX3と温度コントローラTCの接
点Cを介して端子Mに接続される。圧縮機用モー
タCMはリレーの接点X2Aに直列接続されその接
続点にフアンモータFMと接点X3Aとの直列接続
がされる。
動作について説明すると、正常時には微過昇温
センサーS2が動作状態にないので接点SBがオン
しており、リレーX1は励磁されている。このた
めリレーX2が励磁されたままであつて接点X2A
がオンのままであり、したがつて圧縮機用モータ
CMが連続して運転しつづけ、またフアンモータ
FMは温度コントローラTCによつて接点Cがオ
ン、オフを繰りかえすのでリレーX3を介して運
転停止を繰りかえし、ビーズ6の流動が連続して
行われその温度が目標温度に制御される。
今、周囲温度が急に上昇してビーズが目標温度
を越えたときは微過昇温センサーS2が動作し接点
SBをオフする。このため、リレーX1が消磁して
接点X1Aがオフし、リレーX2,X3が消磁する。
このため圧縮機用モータCM、フアンモータFM
が無通電となつて停止され、タイマT1が励磁さ
れタイマカウントを始める。なおこのときコント
ローラの接点はビーズ温度が上昇しているのでオ
ンのままである。このタイマT1のタイムアツプ
で接点t1A1,t1A2がオンしタイマT2が励磁され
タイマカウントを始める。このタイマT1のタイ
ムアツプからタイマT2のタイムアツプまでの時
間、リレーX2,X3が通電されるので圧縮機用モ
ータCM、フアンモータFMが回転し、ビーズ6
の流動が始まる。
リレーX2,X3が通電されていないときをt1
通電されたときをt2とすると圧縮機モータCMが
断続され、間欠運転の割合はt1/t1+t2である。
t1の間は圧縮機モータCMが停止しているので、
通常、ビーズの温度は下降する。前記のタイマ
T2のタイムアツプによつて接点t2Bがオフしタイ
マT1の励磁が解かれ、接点t1A1,t1A2がオフす
る。そのためタイマT2の励磁が解かれ、その瞬
間接点t2Bが再びオンするのでタイマT1が励磁さ
れ再びタイムカウントを始める。カウントを始め
てタイムアツプになつたとき接点t1A1,t1A2がオ
ンする。以上の動作をくりかえすことによつて第
3図に示されるようにきわめて徐々にビーズ6の
温度は降下する。降下して微過昇温センサーS2
オン点Bに達したときこのセンサーの接点SBが
オンし再びもとの温度コントローラTCによる制
御にもどる。
上述のようにして周温上昇の場合、もと通りの
正常運転に戻る。なお上述のタイマーによる時間
制御の間、フアンモータFMは連続運転にしても
よい場合もあるので、このときは回路を変えてリ
レーX1の消磁と同時にリレーX3を励磁させフア
ンモータFMを直接制御させればよい。
また温度コントローラTCまたは冷却装置が永
久故障の場合でも、もと通りの正常運転に戻るこ
とができなくても微過昇温度を越えない範囲、す
なわちオフ点Aとオン点B内にてタイマなどによ
つて圧縮機用モータおよびフアンモータFMの間
欠運転を行うことができるので前記欠点が解消さ
れる。
この発明によれば、上述のような微過昇センサ
ーS2を設け、タイマなどにより一時圧縮機の間欠
運転に移行させ、ビーズ温度が下降したときこの
センサーS2のオン点温度で再びもとの温度コント
ローラTCによる運転にもどるように構成したの
で、永久故障の場合、すなわち冷却器7または温
度コントローラTCの故障の場合でも微過昇温セ
ンサーS2の動作に応じて前記間欠運転によつて定
期的にビーズの流動を起こすことができて面圧の
補正ができ、勿論周温上昇などで一時的に温度調
節が不能なときは、微過昇温センサーが動作し、
一時間欠運転に移行させ、その後周温が下がつた
とき温度コントローラTCによる運転に復帰でき
るので、患者への悪影響を僅少に抑えることがで
き、安全性を著しく向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は医療用流動ベツドの構成図、第2図は
この発明の装置の電気回路図、第3図は第2図の
装置のタイムチヤート。 1……圧縮機、2……冷却器、6……ビーズ、
CM……圧縮機モータ、FM……フアンモータ、
TC……温度コントローラ、S2……微過昇温セン
サー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数の微粒子材を充填した床を形成するタン
    クと、前記微粒子材が前記タンク内で流動するよ
    うに前記タンクに圧縮空気を供給する圧縮機と、
    前記タンクに供給する圧縮空気を冷却する冷却器
    とを備えた医療用ベツドにおいて、前記冷却器を
    前記微粒子材の温度に応じて動作させる手段と、
    前記微粒子の微過昇温度を検出するセンサーと、
    前記センサーの動作に応じて前記圧縮機を断続運
    転させる手段とを設けたことを特徴とする医療用
    ベツドの制御装置。
JP57131786A 1982-07-28 1982-07-28 医療用ベツドの制御装置 Granted JPS5922547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57131786A JPS5922547A (ja) 1982-07-28 1982-07-28 医療用ベツドの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP57131786A JPS5922547A (ja) 1982-07-28 1982-07-28 医療用ベツドの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5922547A JPS5922547A (ja) 1984-02-04
JPH0372303B2 true JPH0372303B2 (ja) 1991-11-18

Family

ID=15066105

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JP57131786A Granted JPS5922547A (ja) 1982-07-28 1982-07-28 医療用ベツドの制御装置

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JP (1) JPS5922547A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54128196A (en) * 1978-03-28 1979-10-04 Sapooto Shisutemuzu Intern Bed for hospital that use solid particle medium fluidized
JPS57131786A (en) * 1977-05-06 1982-08-14 Lee Wha S 1,3-oxathiolane sulfoxide

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57131786A (en) * 1977-05-06 1982-08-14 Lee Wha S 1,3-oxathiolane sulfoxide
JPS54128196A (en) * 1978-03-28 1979-10-04 Sapooto Shisutemuzu Intern Bed for hospital that use solid particle medium fluidized

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Publication number Publication date
JPS5922547A (ja) 1984-02-04

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