JPH0371877A - 精細パターンの印刷方法 - Google Patents

精細パターンの印刷方法

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JPH0371877A
JPH0371877A JP1208180A JP20818089A JPH0371877A JP H0371877 A JPH0371877 A JP H0371877A JP 1208180 A JP1208180 A JP 1208180A JP 20818089 A JP20818089 A JP 20818089A JP H0371877 A JPH0371877 A JP H0371877A
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JP1208180A
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Hiroyuki Arai
浩之 新井
Shinya Tachibana
立花 伸也
Yuichi Fujita
裕一 藤田
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は画線溝が繰り返し形成された凹版を用いて、精
細パターンを印刷する印刷方法の改良に関するものであ
る。
【従来の技術】
前記した様1よ精細パターンは、例えば液晶カラーデイ
スプレィに使用するカラーフィルター等に用いられてお
り、その製造には極めて高度の精密性が要求される。即
ち、カラーフィルターに使用する精細パターンは、透明
なガラス基板等に赤、緑、青の所ffRGB三原色から
なる細い画線を繰り返し連続形成して一つの精細パター
ン得るものであるが、この種の精細パターンの形成には
、所定の精細パターンを形成可能に画線溝が形成された
凹版にインキを供給し、スキージング、ドクタリング工
程を経てインキを印刷対象のガラス基板等に転写して所
定の精細パターンを得る凹版印刷法、或はドクタリング
の後インキを一七版胴ブランケットに転移させて印刷対
象のガラス基板等に転写する凹版オフセット印刷法が生
産性に優れた方法として既に採用されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近需要の高まって来た高い解像度のカ
ラーフィルター等に於いては、50nと云う極めて細い
画線を繰り返し印刷形成しなければならないために、凹
版に設ける画線溝も同様に微細となることから、ドクタ
リング工程によって画li!溝に残留させるインキの量
を常時一定に制御することが極めて困難であり、従って
精細パターンを安定して印刷形成し難いと云う問題点が
あった。即ち、従来の凹版、又は凹版オフセット印刷方
法に於いてはドクタリングを画線溝の幅方向にドクタリ
ングしていたため、画線溝幅が狭(なると、凹版上に供
給したインキをスキージングによって均した後、ドクタ
リングによって過剰なインキを取り除く際に、インキと
ドクター刃先部との間に生じる表面張力が、前記画線溝
のインキに対してドクタリング方向、即ち画線溝の幅方
向に引っ張る様に作用するため、画線溝にあるインキの
可なりの部分が引っ張り出されて凹版表面に不規則に残
留するので、画線溝のインキが不足状態となる。この様
な状態にドクタリングされた凹版を用いて印刷すると、
正規の画線部にはインキネ足に起因するピンホール状の
白抜は欠陥が多数発生し、画線のドクタリング方向には
前記インキの不規則な残留により、滲んだ状態の印刷が
隣接して行われる。このため、ドクタリング時にインキ
が凹版表面に引き出されることのない様に、インキ性状
、ドクターの刃先部形状等、種々検討されているが決定
的な改善策がないことから、現在は画線溝のインキが凹
版表面に引っ張り出されることのない遅い速度、例えば
80cm/分程度にドクタリング速度を限定して印刷す
ると云う対処がなされている。しかし、この様な低速度
のドクタリングでは凹版、又は凹版オフセット印刷の高
能率印刷と云う特長が生かせず、生産コストの上昇が避
けられないと云ろ大きな問題点があり、従って画線幅が
50メ璽と云う精細パターンの印刷に於いてもドクタリ
ング速度を上げることが出来、コストの削減を図ること
の可能な印刷方法が待たれていた。
【課題を解決するための手段] 本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、精細パターンの凹版、又は凹版オフセット印刷方法に於いて、凹版に繰り返し形成された画線溝の長さ方向にドクタリングすることを特徴とする精細パターンの印刷方法を提供するものである。 【作用】
ドクタリングが凹版に繰り返し多数本形成された画線溝
の長さ方向に行われる本発明の印刷方法に於いては、イ
ンキとドクターとの間に生じる表面張力によって、前記
画線溝に供給されたインキが凹版表面に引き上げられる
のは、ドクタリング方向の画線溝の終端部に於いてのみ
であり、画線溝の要部に於いてはインキは全て均一に安
定供給される。従って、画線溝に残留したインキを直接
印刷対象のガラス基板等に転写する時にも、或は−旦版
胴ブランケットに転移させた後印刷対象のガラス基板等
に転写する時にも、前記インキは全て鮮明な状態に転写
されるため、多数本の画線が同時に鮮明に印刷形成され
る。
【実施例】
つぎに本発明を図示の一実施例に基づいて詳細に説明す
る。 本実施例は凹版オフセット印刷方法によって液晶カラー
デイスプレィに用いるカラーフィルターを製造した一例
であり、赤、緑、青の所ffRGB三原色から?jる精
細パターン1が、ガラス基板2の平滑な片面に印刷形成
されている。該精細パターン1はストライプ状の赤色の
画線1rs緑色の画線1g、及び青色の画線ibが順次
繰り返し連続印刷されて形成されたものであり、画線1
r11g及び1bは1枚の凹版3によって1色毎に3回
繰り返し印刷して形成した。凹版3の片面に形成された
多数の画線溝31は、製品となるカラーフィルターの規
格に合わせて適宜形成されるものであるが、この場合は
前記精細パターン1を得るために50jmの幅に形成さ
れ、それぞれ幅の2倍の間隔、即ち10011■だけ離
間して平行に多数本設けられている。そして、凹版3自
体は新規なものではなく、当業者にとって熟知された写
真製版技術等の従来手段により製版される。 本発明に於いては前記凹版3に適宜のインキ、例えば粘
性が200pである赤色用のインキを供給し、スキージ
ングによって均した後、刃先が2mmのドクター4を画
線溝31の長さ方向に直角に配置し、図面右手から左手
方向に向かって600as1分の速度で摺動させ、凹版
3上の過剰インキRをかき取った。ドクター4を上記の
様に画線溝31の長さ方向に摺動させると、ドクター4
の刃先部と画線溝31内に残留しようとする印刷インキ
rとの間に生じる表面張力は、該印刷インキrに対して
ドクター4の摺動方向、即ち図面左手方向に引っ張る力
として作用するため、画線溝31の左側端部を除いて凹
版3の表面に引っ張り出されることがない。従って、画
線溝31には十分な量の印刷インキrが安定して残留し
、画線溝31それぞれの左側端部の凹版3表面にのみ、
表面張力によって引っ張り出された零れインキr′が点
状に残留した。即ち、ドクタリングが完了た凹版3は、
画線溝31に必要十分な量の印刷インキrを安定して保
有すると共に、画線構31の要部周囲には不要なインキ
が存在しないため、この様な状態の凹版3に版胴ブラン
ケット5を回転させながら適宜の圧力で接触させると、
前記印刷インキrは安定した状態で版胴ブランケット5
の表面に転移され、更に版胴ブランケット5を印刷対象
のガラス基板2の平滑な被印刷面21に適宜の印圧で回
転接触させると、前記印刷インキrは良好な状態でガラ
ス基板2の表面に転写され、鮮明な赤色の画線1rが1
100j間隔で平行に印刷形成された。尚、このとき画
線1rそれぞれの左側端部には前記零れインキr′によ
る画線1.lも同時に鮮明に転写された。この様にして
多数本の鮮明な赤色の画線1rを100−■間隔でガラ
ス基板2の片面に印刷形成した後、凹版3を版胴ブラン
ケット5の軸方向、例えば図面奥の方向に5On+だけ
ずらして緑色の適宜のインキを供給し、上記同様にドク
タリングして多数の緑色の画線1gを前記赤色画線rに
隣接して印刷形成した。更に同一方向に凹版3を5On
ずらして青色の画線1bを印刷形成することにより、R
GB三原色に対応する50j1幅の画線1rs1g及び
1bそれぞれが、手前から順次繰り返し鮮明に印刷形成
された前記精細パターン1が得られた。上記印刷手段に
よって得られた精細パターン1を片面に有するガラス基
板2のカラーフィルターは、従来と同様必要に応じて研
磨・圧延等の手段によって印刷面の平滑化処理等を行い
、更に電極の配役と液晶の封入等の工程を経て液晶カラ
ーデイスプレィに仕上げられる。尚、零れインキによる
画線1r’、1g’及び1b′は、カラーフィルターに
於いては不要であるた研磨等の手段によって除去しても
良いし、画線溝31を若干大きく作っておいて、画線t
、1等をカラーフィルターとして使用する時に視野の外
に位置する様に形成するものであっても構わない。
【比較例】
ドクター4を画線溝31の長さ方向に一致させて配置(
凹版3を水平面内で80度回転設置)し、図面右手から
左手に向かって画線溝31の幅方向に60cm/分の速
度でドクタリングした第4図〜第6図に示す従来印刷方
法に於いては、ドクター4との間に生じた表面張力が画
線溝31に残留しようとする印刷インキrに対して、ド
クタリングの方向、即ち図面左側に引っ張る様に作用す
るため、画線溝31に残留させたい印刷インキrの可な
りの部分が、画線溝31の全長に渡ってドクタリング方
向の凹版3表面に引っ張り出された。即ち、ドクタリン
グした後の制版3には、必要な印刷インキrが不足する
一方、画線溝31それぞれのドクタリング方向の表面に
零れインキr′が不均一に連続して残留していた。この
様な状態にドクタリングされた凹版3に対しては、版胴
ブランケット5をいかなる圧力で回転接触させても、画
線溝31内の印刷インキrは少量しか版胴ブランケット
5には転移しないため、版胴ブランケット5を印刷対象
のガラス基板2に回転接触させても画線1rは鮮明に印
刷形成されないばかりか、インキネ足に起因するピンホ
ール状の白抜は欠陥6が不規則に多数発生した。加えて
、前記連続した零れインキ、lが版胴ブランケット5の
表面に転移した後、ガラス基板2の表面にも確実に転写
されるため、白抜は欠陥6を持って印刷形成された画線
1rの片側に、不均一に連続した滲んだ画線r′が隣接
して印刷された。この様にして画線1rを印刷形成した
後、凹版3を50jmだけ図面右側にずらして緑色のイ
ンキによって画線1gを形成し、更に同様にして青色の
画線1bを形成したところ、赤色の比較的鮮明?j画線
rには緑色の滲んだ画線g′が重なり、比較的鮮明な画
線gには青色の滲んだ画線b゛が重なり、比較的鮮明な
画線すには最初の赤インキで印刷形成した時の滲んだ赤
色の画線r′がそれぞれ重なって印刷されたため、何れ
の正規の画線も鮮明には成り得す、従って全体的にも不
鮮明なパターン1′Lか形成することが出来なかった。 又、該パターン1′には印刷インキrの不足によるピン
ホール状の白抜は欠陥6が多数発生した。 尚、上記本発明の精細パターンの印刷方法は、液晶カラ
ーデイスプレィに用いるカラーフィルターの製造に限定
されるものではなく、他の一般の精細パターンの印刷形
成にも広く適用されるものであり、凹版3も画線溝31
が完全に平行に形成されたものだけでなく、略平行に形
成されていればその長さ方向にドクタリングすることに
より上記した効果が得られるものであるから、画線溝が
緩やかに蛇行した形状に形成されたものであっても構わ
ない。
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明になる精細パターンの印刷方
法は凹版に繰り返し形成された画線溝の長さ方向にドク
タリングする凹版、又は凹版オフセブト印刷方法である
だめ、インキは画線溝に必要十分な量が安定供給される
一方、不要なインキが画線溝の要部表面に残留すること
がないので、画線が50jmと云う様に極めて細い場合
にも鮮明に印刷形成することが出来る。従って、近年需
要が急増すると共に、要求精度が一段と厳しくなって来
た液晶デイスプレーに使用するカラーフィルター等の製
造にも十分適用し得るものであり、この種の電子部品の
製造に適用して実用的な効果を奏することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の説明図、第2図は要部の拡大説明図
、第3図は実施例により製造したカラーフィルターの説
明図、第4図は比較例の説明図、第5図は比較例の要部
拡大説明図、第6図は比較例により製造したカラーフィ
ルターの説明図である。 1・・・精細パターン、 1 rll gt  1 b−・・画線、2・・・ガラ
ス基板、 3・・・凹版、 31・・・画線溝、 4・・・ドクター 5・・・版胴ブランケット、 6・・・白抜は欠陥、 r・・・印刷インキ、 r′・・・零れインキ、 R・・・過剰インキ。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  精細パターンの凹版、又は凹版オフセット印刷方法に
    於いて、凹版に繰り返し形成された画線溝の長さ方向に
    ドクタリングすることを特徴とする精細パターンの印刷
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5367953A (en) * 1992-07-01 1994-11-29 Nsk Ltd. Roller offset printing apparatus
JP2008525222A (ja) * 2005-08-02 2008-07-17 エルジー・ケム・リミテッド コーティング物のパターニング方法
JP2013203025A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toppan Printing Co Ltd 印刷方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013203025A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toppan Printing Co Ltd 印刷方法

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