JPH0371397A - セキュリティ制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はガス漏れや火災の発生を検知して警報を発す
るセキュリティシステムに関し、特に詳しく言うと、ガ
ス漏れ検知器や火災検知器等の作動に連動して災害発生
の要因となるガスや電気の供給を止めるとともに非難の
ためのドアの解錠も制御するようにしたセキュリティ制
御システムに関する。

〔従来の技術〕

ガス漏れ、火災発生等災害に結び付く事態を速やかに検
知するガス漏れ検知器や火災検知器などの検知器は広く
普及している。さらに、地震等の揺れを検知する振動検
知器も小型で一般家庭において仕様可能なものが提供さ
れている。またこれら各種検知器の状態を−ケ所で常時
モニターできるようにしたセキュリティシステムも提供
されており、このセキュリティシステムを用いればその
モニタ、を見るだけで、どの検知器が作動したかを簡単
に確認することができ、ガス漏れの場合はガスを止めた
り、火災発生の場合は消化作業を行なう等の処置をとる
ことができる。

（発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような災害の発生時にはガス漏れの
場合はガスを止めることに、そして火災の場合は消化に
専念してしまうのが常である。ガス漏れの場合は、電気
機器のモータやスイッチング時の火花によってガス爆発
の危険があり、火災の発生もガス漏れを誘発し、ガス爆
発の危険がある。また、地震の発生時にはガス器具や電
気器具の使用を止めることは広く認識されているが、こ
れらの操作に気を取られ、非難用の通路例えばドアの解
錠を事前に行なっておくこと等は忘れがちになっている
。そのため、器具の停止を行なった時には、ドアが開か
なくなり、非難できないような事態が起こり得る。

そこでこの発明の目的は、ガス漏れや火災等の災害の発
生を検知した時には、それら災害の二次災害の原因とな
る要因を自動的に排除するようにしたセキュリティ制御
システムを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明のセキュリティ制御システムは、ガス漏れ検知
器、火災検知器あるいは振動センサ等災害の発生を検知
する検知手段と、ガスの供給や電気機器の電源を遮断す
る遮断器と、ドアを電気的に鎖錠したり解錠する電気錠
と、検知手段が検知した異常情報を識別するとともに、
その異常情報により予め設定された遮断器の動作や電気
錠の解錠を行なうように制御する制御手段とを有するこ
とを特徴とするものである。

〔実　施　例〕

以下、この発明を図面に示す一実施例について説明する
と、第１図は全体の構成を示しており、台所や浴室等に
設置されたガス漏れ検知器１、台所や各部屋に設置され
た煙あるいは温度検知による火災センサ２、そして居間
や台所等に設置され、地震等による振動を検知する振動
センサ３は制御部４に接続されている。これら検知器１
やセンサ２．３は作動した時には、その検知器１やセン
サ２．３を識別できるコード信号と、複数設置されてい
る場合にはどこに設置されているかの場所情報もコード
信号で出力するように構成されている。

制御部４には、ガスの供給を止めるための図示しないガ
ス管に設けられたガス用電磁弁５、玄関や勝手口のドア
を電気的に鎖錠したり、解錠したりする電子錠６、そし
て電気の供給を止めるブレーカ７がそれぞれ電気的に接
続され、これら機器の動作を指示する信号を該当する機
器に出力する。

ブレーカ７には冷蔵庫、洗濯機、空調機等の電気機器８
が接続され、このブレーカ７の動作により電源の供給が
停止される。なお、ブレーカ７の動作時に発生する接点
スイッチの火花でガス爆発を誘発するのを防止するため
に、このブレーカ７は屋外に設けることが好ましい。

制御部４は、第２図に示すように、マイクロコンピュー
タ等で構成された中央処理手段（以下、ＣＰＵと称する
）１１と、ガス漏れ検知器１、火災センサ２．そして振
動センサ３からの作動信号を受信する警報受信部１２と
、検知器１が作動した場合にはガス用電磁弁５とブレー
カ７を動作させるというように検知器１やセンサ２，３
の作動により止めるべきガスや電気あるいは解錠を予め
設定する制御機器設定部１３とを有している。ＣＰＵ１
１にはまた。ＣＰＵＩＩからの制御信号によってガス用
電磁弁５、電子錠６そしてブレーカ７に対して作動指示
信号を出力する機器制御部１４と、検知器１やセンサ２
，３の作動を在宅者に通報するための警報発生部１５、
およびどの検知器１やセンサ２゜３が作動したかそして
ガス用電磁弁５、電子錠６あるいはブレーカ７が動作し
たかを表示するモニタ１６も接続されている。

このセキュリティ制御システムの使用に当っては、まず
検知器ｌやセンサ２，３の作動によりどの機器を止める
かを制御機器設定部１３により設定する。すなわち１例
えばガス漏れ検知器１が作動した時は、ガス用電磁弁５
を閉じると同時に、ガス爆発の原因になる電気機器８を
停止させるためプレー・カフを切るように設定し、火災
センサ２や振動センサ３が作動した時には、ガス用電磁
弁５を閉じると同時に非難のためのドアの施錠を解くよ
うに電子錠６を解錠するというように設定しておく。

今、ガス漏れ検知器１が作動したとすると、この作動は
警報受信部１２で受信され、ガス漏れ検知器ｌの作動情
報がＣＰＵＩＩに送られる。ｃｐｕｎはこれを受けて、
警報発生部１５に信号を送り災害発生の警報音を出すよ
うに指示する。ＣＰＵＩＩはまた、ガス漏れ検知器１の
作動により何を止めるかの情報を制御機器設定部１３か
ら引き出し、機器制御部１４に送る。これを受けて機器
制御部１４はガス用電磁弁５を閉じるとともにブレーカ
７も切る。

ガス漏れ検知器１が作動したことおよびガス用電磁弁５
やブレーカ７が切られたことは、モニタ１６に表示され
るので、モニタ１６を見るだけでどの検知器やセンサが
動作し、それに伴ってどの機器が止められたかを知るこ
とができる。

なお、ガス漏れに対してはガス器具が設置されている場
所の窓にも電子錠を設けこれも解錠するようにすれば、
ガス漏れ時にはその部屋の窓も簡単に開けることができ
る。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明のセキュリティ制御システムは、
災害の発生を検知すると同時にその災害原因であるガス
漏れ等を止めると同時に、二次災害の可能性のある機器
を停止させることができる。

更にドアの施錠を解くこともできるので、火災や地震発
生時の非ｍ路も確実に確保されるので、安全に非難する
こともできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例における全体の構成を示す
ブロック線図、第２図はその制御部の構成を示すブロッ
ク線図である。 図面において、１はガス漏れ検知器、２は火災センサ、
３は振動センサ、４は制御部、５はガス用電磁弁、６は
電子錠、７はブレーカ、８は電気機器、１１はＣＰＵ、
１２は警報受信部、１３は制御機器設定部、１４は機器
制御部、１５は警報発生部、１６はモニタである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ガス漏れ検知器、火災検知器あるいは振動センサ
   等災害の発生を検知する検知手段と、ガスの供給や電気
   機器の電源を遮断する遮断器と、ドアを電気的に鎖錠し
   たり解錠する電気錠と、前記検知手段が検知した異常情
   報を識別するとともに、その異常情報により予め設定さ
   れた前記遮断器の動作や電気錠の解錠を行なうように制
   御する制御手段とを有することを特徴とするセキュリテ
   ィ制御システム。