JPH11149592A - 建造物の警報システム - Google Patents

建造物の警報システム

Info

Publication number
JPH11149592A
JPH11149592A JP35193597A JP35193597A JPH11149592A JP H11149592 A JPH11149592 A JP H11149592A JP 35193597 A JP35193597 A JP 35193597A JP 35193597 A JP35193597 A JP 35193597A JP H11149592 A JPH11149592 A JP H11149592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
alarm
signal
fire
abnormality occurrence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35193597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Negishi
忠雄 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP35193597A priority Critical patent/JPH11149592A/ja
Publication of JPH11149592A publication Critical patent/JPH11149592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire Alarms (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常発生時には現場で即時に警報を発するこ
とにより、そのつど警備会社に自動通報することなく異
常事態を収拾させ、かつ大幅なコスト削減を可能にする
建造物の警報システムを提供するものである。 【解決手段】 火災検知センサ11等を有し異常発生を
検知する異常発生検知装置10と、前記センサ類からの
信号に基づき判別信号を出力する制御装置20と、この
判別信号に応じて作動する警報発生装置30とを備え
る。いま火災が発生すると火災検知センサ11がこれを
検知し、その信号は制御装置20に送られて異常ありと
判別する。すると火災警報器31が火災の警報を発する
とともに、自動消火器41が作動して速やかに消火を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅などの建造物
において異常が発生した時に、異常発生箇所で即時に異
常発生の警報を発するようにした建造物の警報システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅などの建造物の出入口や台所
等には異常発生検知装置を設置し、不審者侵入、火災、
ガス漏れ等の異常発生の状況を検知するようにしたもの
がある。実際に異常が発生したときには、異常発生検知
装置がこれを検知したうえで、異常発生検知装置からの
異常情報を契約済の警備会社にそのつど自動通報するシ
ステムになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、異常情報を警
備会社にそのつど通通報するシステムにおいては、高い
メンテナンス費用等を警備会社に払わなければならずコ
スト高になる。そればかりか、場所によっては契約会社
の警備員が現場に到着するまでに相当の時間がかかり、
そのため適切な事態の収拾に遅れて異常発生を阻止でき
ないことがある。本発明はこの問題点に鑑み、異常発生
の際に警備会社へ通報することなく即座に対応でき、か
つ費用を大幅に削減できる建造物の警報システムを提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、建造
物の出入口や台所等の所要箇所に設けられ、不審者侵
入、火災、ガス漏れ等の異常発生状況を検知する異常発
生検知装置と、該異常発生検知装置からの信号に基づき
異常発生の有無を判別して、異常発生信号を出力する制
御装置と、前記異常発生検知装置の近くに設けられ、前
記異常発生信号に基づき警報を発生させる警報発生装置
とをそなえることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】異常発生検知装置の近くには、異
常発生信号に基づき異常発生を防止する異常防止装置を
設けもよい。本発明が適用される建造物とは、住宅だけ
でなく商店、学校、庁舎、工場、倉庫など広い意味の建
造物であり、人が常在する場所か否かはとわない。本警
報システムは、停電時でも作動できるように構成するの
がよい。この警報システムにおいて、建造物の出入口や
台所等で不審者侵入、火災、ガス漏れ等の異常が発生す
ると、まず異常発生検知装置がこれを検知してその信号
を制御装置に送る。すると、制御装置では異常発生の有
無を判別し、異常発生ありと判別したときには、異常発
生信号を警報発生装置に送る。この警報発生装置では異
常発生信号に基づき、現場で異常発生を即時に警報す
る。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、一戸建て住宅に適用した本例システム
を示す概略構成図である。全体のおもな構成は、住宅の
必要箇所に設置され異常発生状況を検知する異常発生検
知装置10と、異常発生検知装置10からの信号に基づ
き異常発生の有無を判別して異常発生信号を出力する制
御装置20と、異常発生検知装置10の近くに設置され
前記異常発生信号に応じて警報を発する警報発生装置3
0とからなる。さらに本例では、異常発生検知装置10
の近くには、前記異常発生信号に基づき異常発生を抑制
する異常防止装置40が設けられ、かつ制御装置20の
近くには監視操作装置50が設けられている。異常発生
検知装置10の端末部は、台所等に配置した火災検知セ
ンサ11やガス漏れ検知センサ12と、住宅内外の出入
口等に配置した玄関ドア侵入検知センサ13、部屋ドア
侵入検知センサ14および窓侵入検知センサ15等から
なっている。特にこれら侵入検知センサ13、14、1
5の近くには、図示しない防犯カメラが設置されてい
る。制御装置20の主な構成は、異常発生検知装置10
からの検知信号を入力する信号入力部21と、この入力
信号に基づき異常発生の有無を判別する異常判別部22
と、異常判別部22の判別結果に応じて異常発生信号を
出力する信号出力部23とからなっている。
【0007】警報発生装置30の端末部は、火災警報器
31、ガス漏れ警報器32、玄関ドア侵入警報器33、
部屋ドア侵入警報器34、窓侵入警報器35および携帯
電話機36等からなっている。これら端末部は異常発生
信号に応じて、ブザー音、赤色ライトおよび画面文字表
示のうち少なくともいずれかにより、異常発生の警報を
即時に発するようになっている。異常防止装置40の端
末部は、台所等に配置した自動消火器41や自動ガス栓
元締め器42と、住宅内外の出入口等にそれぞれ配置し
た複数の自動ロック機器43等からなっている。これら
端末部も異常発生信号に応じて、即時に作動するように
なっている。監視操作装置50の主な構成は、異常発生
の有無や異常発生防止装置40等の作動状況を画面表示
するモニター監視部51と、手動により希望のモード設
定を行えるモード切替え操作部52からなっている。モ
ード切替え操作部52により在宅モード53、留守モー
ド54およびオプションモード55の切替え設定が可能
になっている。設定モードが在宅モード53のときに
は、ふつう全体の警報システムはオフに設定されるが、
在宅であっても夜間には玄関などの戸締り箇所のみに対
して、一部の警報システムをオンに手動設定しておくこ
ともできる。また、設定モードが留守モード54のとき
には、ふつう全体の警報システムはオンに設定される。
なお、本例では上記のモード切替え操作部52とは別
に、玄関(電気錠付き)にはモード自動切替え部56が
設置されている。これによっても、たとえば人間がID
カードをつかって玄関を出るときは留守モード54に設
定され、逆にIDカードをつかって玄関に入るときは在
宅モード53に切替わるようになっている。
【0008】つぎに本例の作用を説明する。いま留守モ
ード54の設定において部屋の窓から不審者が侵入した
とすると、窓侵入検知センサ15がこれを検知し、その
信号は制御装置20の信号入力部21に送られ、異常判
別部22で異常発生の有無を判別する。この異常判別部
22で異常発生ありと判別されると、信号出力部23か
ら窓侵入警報器35に異常発生信号が送られ、ブザー音
または赤色ライトにより警報を発して、不審者の侵入を
阻止する。このとき信号出力部23からの異常発生信号
は、携帯電話機36に送られ携帯者に通報されるととも
に、モニター監視部51にも送られ不審者の侵入箇所を
即時に画面表示する。また、いま台所で火災やガス漏れ
が発生したとすると、火災検知センサ11やガス漏れ検
知センサ12がこれを検知し、その信号は信号入力部2
1に送られる。そして、異常判別部22で異常発生あり
と判別されると、信号出力部23から火災警報器31や
ガス漏れ警報器32等に異常発生信号が送られ、ブザー
音または赤色ライトにより警報を発するとともに、自動
消火器41や自動ガス栓元締め器42が作動して火災や
ガス漏れを阻止する。このとき上記と同じく、携帯電話
機36の携帯者に異常発生信号が通報されると共に、火
災やガス漏れの鎮静化の状況がモニター監視部51に表
示される。
【0009】このように本警報システムは、不法侵入や
火災などの異常が発生した際は、制御装置20による異
常発生信号に応じて、警報発生装置30により警報を発
するとともに、異常防止装置40により異常事態を速や
かに阻止する。同時に、携帯電話機36の携帯者に異常
発生を通報すると共に、モニター監視部51には異常発
生状況がリアルタイムで表示される。本発明はこの例に
限らず、異常発生検知装置10の端末部には、水漏れ検
知センサや漏電検知センサを設けてもよい。また、信号
出力部23から発せられる異常発生の情報は、電話回線
により隣の家などの指定電話機や指定ファクシミリに自
動転送できるようにしてもよい。さらに、監視操作装置
50は制御装置20から離れた希望の場所に設けても勿
論よい。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、不法侵入、火災、ガス
漏れ等の異常が発生した時は、その現場で即時に警報を
発するようにしたので、警備会社に通報しなくとも、異
常発生を速やかに阻止することができる。また、高いメ
ンテナンス費用等を警備会社に払う必要がないので、一
般の家庭でも本警報システムを容易に採用して住居環境
の安全性を安価に確保することがができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る建造物の警報システム
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 異常発生検知装置 11 火災検知センサ 12 ガス漏れ検知センサ 13 玄関ドア侵入検知センサ 14 部屋ドア侵入検知センサ 15 窓侵入検知センサ 20 制御装置 21 信号入力部 22 異常判別部 23 信号出力部 30 警報発生装置 31 火災警報器 32 ガス漏れ警報器 33 玄関ドア侵入警報器 34 部屋ドア侵入警報器 35 窓侵入警報器 36 携帯電話機 40 異常防止装置 41 自動消火器 42 自動ガス栓元締め器 43 自動ロック機器 50 監視操作装置 51 モニター監視部 52 モード切替え操作部 53 在宅モード 54 留守モード 55 オプションモード 56 モード自動切替え部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物の出入口や台所等の所要箇所に設
    けられ、不審者侵入、火災、ガス漏れ等の異常発生状況
    を検知する異常発生検知装置と、該異常発生検知装置か
    らの信号に基づき異常発生の有無を判別して、異常発生
    信号を出力する制御装置と、前記異常発生信号に基づき
    警報を発生させる警報発生装置とを備えることを特徴と
    する建造物の警報システム。
  2. 【請求項2】 前記異常発生検知装置の近くに設けら
    れ、異常発生信号に基づき異常発生を防止する異常防止
    装置を備えることを特徴とする請求項1記載の建造物の
    警報システム。
JP35193597A 1997-11-14 1997-11-14 建造物の警報システム Pending JPH11149592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35193597A JPH11149592A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 建造物の警報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35193597A JPH11149592A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 建造物の警報システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11149592A true JPH11149592A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18420636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35193597A Pending JPH11149592A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 建造物の警報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11149592A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228778A (ja) * 2001-11-28 2003-08-15 Osaka Gas Co Ltd 油脂火災防止用ガス検知器及び油脂火災防止用ガス検知方法
JP2022121614A (ja) * 2018-03-30 2022-08-19 日本ドライケミカル株式会社 フライヤーの火災防止装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228778A (ja) * 2001-11-28 2003-08-15 Osaka Gas Co Ltd 油脂火災防止用ガス検知器及び油脂火災防止用ガス検知方法
JP2022121614A (ja) * 2018-03-30 2022-08-19 日本ドライケミカル株式会社 フライヤーの火災防止装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6249225B1 (en) Auxiliary alert process and system thereof for alarm system
KR200188880Y1 (ko) 영상 전송용 보안 시스템
KR101777396B1 (ko) 지능형 댁내 문 개폐 경보 장치 및 지능형 댁내 문 개폐 경보 시스템
KR20100002104A (ko) 무선 디지털 통합 방재시스템
KR20130097258A (ko) 무인 경비 시스템
JP4933359B2 (ja) 警備システム
KR100273873B1 (ko) 다목적 경보장치
JPH11149592A (ja) 建造物の警報システム
KR100440660B1 (ko) 방범, 방재 기능을 갖는 무선 도어락 시스템
JP2005182471A (ja) 監視装置の中央処理装置およびそのプログラム
JP3368994B2 (ja) 警報装置
KR100515056B1 (ko) 통신네트워크로 연결된 비상상황제어관리시스템과 이를이용한 비상상황제어관리사업방법 및 이를 컴퓨터에 의해실행할 수 있는 프로그램이 수록된 기록매체
JP2009265928A (ja) セキュリティシステム
JPH05128388A (ja) セキユリテイ装置
JP2004070564A (ja) セキュリティシステム
JP3049521B2 (ja) 集合住宅用ロビーインターホン
KR200332862Y1 (ko) 사용자 단말기를 이용한 사무실 원격감시장치
KR20000074038A (ko) 무인경비 및 경보 시스템겸 전화기
KR200268740Y1 (ko) 위험을 감지하여 경보하는 보안 장치
RU2390851C1 (ru) Система безопасности объекта недвижимости
KR102055360B1 (ko) IoT 적용 전국 공동주택 원격점검용 수신기 및 수신기 관제시스템
JP2008079106A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP2007025855A (ja) 防犯システム
KR200232389Y1 (ko) 비상구자동개방장치
JP3031588U (ja) 誤報を防止し得且つ二重警報が可能な警報装置