JPH0371337B2 - - Google Patents
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- JPH0371337B2 JPH0371337B2 JP4277683A JP4277683A JPH0371337B2 JP H0371337 B2 JPH0371337 B2 JP H0371337B2 JP 4277683 A JP4277683 A JP 4277683A JP 4277683 A JP4277683 A JP 4277683A JP H0371337 B2 JPH0371337 B2 JP H0371337B2
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- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 claims 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/02—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
- B65H23/032—Controlling transverse register of web
- B65H23/038—Controlling transverse register of web by rollers
Landscapes
- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
産業上の利用分野
紙や合成樹脂等可撓性で帯状をしたフイルムベ
ースを多数のノズルから吹出す空気によつて浮か
せた状態で無接触のループを作りながら搬送する
可撓性フイルムのエアーループ搬送装置に関する
もので、写真やフイルム、製紙等の製造工程にお
いて多く用いられる。 従来技術 可撓性の帯状をしたフイルムベース(以下、ウ
エブと呼称する)を高速安定でかつまたウエブ面
を損傷しないように搬送することは容易ではな
い。単に固定位置でローラが回転し、平行に設け
られたローラによつてウエブを搬送するようにす
るときは、ウエブは次第に片寄りが生じて、搬送
不良に陥いつてしまう。このようなことからウエ
ブ搬送の蛇行状態を検知する検知部材を設けてそ
の蛇行状態を検知すると共にその検知した情報に
基づいて回転軸を振ることのできる可動ローラ軸
を適宜に振ることによつて搬送不良を防止し高速
搬送を行なうことがなされている。 第1図は一般にEPC(Edge Position
Controller)と呼ばれるエアーループ搬送装置を
示したものである。ウエブFを矢示方向に搬送す
るのに、軸固定の搬送ローラ1a,1bの他に回
転軸を振ることのできる可動の補正用搬送ローラ
2a,2bを設けたもので、補正用搬送ローラ2
a,2bの下流でフイルムのエツジ部に相当する
箇所に設けた検知部3によつてウエブの片寄りを
チエツクし、この検知情報にもとずいて可動の補
正用搬送ローラ2a,2bを例えば第2図に示す
ように振つてウエブ送りを修正することがなされ
ている。 第3図はウエブ片寄りの検知部材の一例として
空電変換センサを示したもので、空電変換センサ
3は対向した位置に送気口31と吸気口32とを
設け、一定の風速で送気口31より矢示方向に送
出される空気が吸気口32で吸気される空気量に
よつてその中間に位置したウエブFの端面位置を
検知する。空電変換センサ3はこの検知情報を空
電変換してシリンダ4を駆動し、之によつて補正
用搬送ローラ2a,2bを第2図に示すように片
側にθ、両方向で2θだけ振るようにして搬送時の
片寄りを修正する。 このような搬送系でウエブ表面を傷つけないた
めには、第1図に示すようにリバーサ5をフイル
ムループの下部に設け、リバーサ5から空気を送
出してウエブを充分捕捉しないようにして搬送す
るエアーループ搬送系が採られているが、このよ
うなエアーループ搬送系ではガイドローラに押し
つけて保持されるウエブ搬送系と異なり、僅かの
外乱によつても蛇行しやすく、それが増幅してト
ラブルを誘発し大きなロスを発生する。また前記
のEPCが充分な条件を満たしていない状態では、
ウエブの曲りやスプライスの曲り、あるいはズレ
等が原因で外乱がはいり、それがリバーサ5へ直
接ひびいて搬送張力バランスの変動を誘発し、最
初の外乱が搬送ローラ2a,2bとリバーサ5と
の間で共鳴状態を起こすため、ウエブFの蛇行を
無限大に増幅させることとなる。 以上説明したように、エアーループ搬送系にあ
つてはウエブが高速搬送されるときに、之に充分
追従できる形で搬送制御し、安定した搬送がなさ
れることは容易ではなかつた。 発明の目的 本発明者らは、上記のエアーループ搬送系でウ
エブ搬送が相当高速でなされても、なお安定した
搬送がなされるような方法について鋭意研究を行
つた。本発明は安定して高速搬送がなされるエア
ーループ搬送の装置を提供することを目的とした
ものである。 発明の構成 本発明は上記目的を達成したもので、2つのエ
アーループの間に2本の平行ローラを設けて可撓
性帯状物(ウエブ)の搬送路を構成し、該搬送路
に設けたウエブの左右の片寄りを検知する検知部
材からの検知情報にもとづいて前記2本の平行ロ
ーラの振れ角を変更することにより搬送ウエブ端
位置を制御するウエブガイド装置を有した可撓性
帯状物のループ搬送装置において、前記2本の平
行ローラの表面を溝切りとするか、または前記2
本の平行ローラの表面をマツト面とするか、また
は前記2本の平行ローラの一方の表面を溝切りと
し他方の表面をマツト面とし、かつ前記2本の平
行ローラ間隔を搬送されるウエブの幅に対し0.3
〜1.0倍の範囲に設定し、更に前記2本の平行ロ
ーラのローラへの抱き角が88°〜93°の間に入るよ
うに前記ローラを設置し、前記2本の平行ローラ
の作動条件を、ローラ振れ角が−3°〜+3°、
ローラ振れ角速度が0.02〜0.1rad/secの範囲に
取り得るようにしたガイドウエブ装置を有したこ
とを特徴とする可撓性帯状物のエアーループ搬送
装置を提供するものである。 本発明は実施例で明らかなように、上記装置に
おいて下記の条件を満たすような方法を採用する
ことにより更にその効果を顕著なものとする。 即ち、上記装置において、2本の平行ローラの
作動条件を、ローラ振れ角が−3°〜+3°、ロ
ーラ振れ角速度が0.02〜0.10rad/secの範囲に取
り得るようにしたことを特徴とする可撓性帯状物
のエアーループ搬送装置を提供するものである。 実施例 1 直径75mm、長さ1400mmの2本の平行ローラによ
つてウエブの片寄りを補正するEPC装置とエア
ー吹出しノズルを持つたリバーサーとによつて構
成された第1図に示す如きエアーループ搬送装置
を用いてウエブ搬送張力を15Kg、ウエブ走行速度
を100m/minの条件で幅1200mm厚さ175μの写真
用フイルム支持体(ウエブ)を搬送させた。この
時の2本のEPC平行ローラの間隔を対ウエブ巾
比でlとし、及びウエブの該ローラへの抱き角を
α°とし、l、αをそれぞれ変化させてウエブの蛇
行収束実験を行つた。蛇行収束実験はウエブに故
意に外乱を与えて蛇行を発生させ、EPCローラ
によつて蛇行が収束し安定搬送状態に復帰するま
での収束時間Tsecとその時の搬送状態を評価す
ることにより行われた。 尚ここで用いたローラは表面がクロームメツキ
仕上げされた平滑面ローラ(以下、平ローラと称
する)である。 第1表に結果を要約する。
ースを多数のノズルから吹出す空気によつて浮か
せた状態で無接触のループを作りながら搬送する
可撓性フイルムのエアーループ搬送装置に関する
もので、写真やフイルム、製紙等の製造工程にお
いて多く用いられる。 従来技術 可撓性の帯状をしたフイルムベース(以下、ウ
エブと呼称する)を高速安定でかつまたウエブ面
を損傷しないように搬送することは容易ではな
い。単に固定位置でローラが回転し、平行に設け
られたローラによつてウエブを搬送するようにす
るときは、ウエブは次第に片寄りが生じて、搬送
不良に陥いつてしまう。このようなことからウエ
ブ搬送の蛇行状態を検知する検知部材を設けてそ
の蛇行状態を検知すると共にその検知した情報に
基づいて回転軸を振ることのできる可動ローラ軸
を適宜に振ることによつて搬送不良を防止し高速
搬送を行なうことがなされている。 第1図は一般にEPC(Edge Position
Controller)と呼ばれるエアーループ搬送装置を
示したものである。ウエブFを矢示方向に搬送す
るのに、軸固定の搬送ローラ1a,1bの他に回
転軸を振ることのできる可動の補正用搬送ローラ
2a,2bを設けたもので、補正用搬送ローラ2
a,2bの下流でフイルムのエツジ部に相当する
箇所に設けた検知部3によつてウエブの片寄りを
チエツクし、この検知情報にもとずいて可動の補
正用搬送ローラ2a,2bを例えば第2図に示す
ように振つてウエブ送りを修正することがなされ
ている。 第3図はウエブ片寄りの検知部材の一例として
空電変換センサを示したもので、空電変換センサ
3は対向した位置に送気口31と吸気口32とを
設け、一定の風速で送気口31より矢示方向に送
出される空気が吸気口32で吸気される空気量に
よつてその中間に位置したウエブFの端面位置を
検知する。空電変換センサ3はこの検知情報を空
電変換してシリンダ4を駆動し、之によつて補正
用搬送ローラ2a,2bを第2図に示すように片
側にθ、両方向で2θだけ振るようにして搬送時の
片寄りを修正する。 このような搬送系でウエブ表面を傷つけないた
めには、第1図に示すようにリバーサ5をフイル
ムループの下部に設け、リバーサ5から空気を送
出してウエブを充分捕捉しないようにして搬送す
るエアーループ搬送系が採られているが、このよ
うなエアーループ搬送系ではガイドローラに押し
つけて保持されるウエブ搬送系と異なり、僅かの
外乱によつても蛇行しやすく、それが増幅してト
ラブルを誘発し大きなロスを発生する。また前記
のEPCが充分な条件を満たしていない状態では、
ウエブの曲りやスプライスの曲り、あるいはズレ
等が原因で外乱がはいり、それがリバーサ5へ直
接ひびいて搬送張力バランスの変動を誘発し、最
初の外乱が搬送ローラ2a,2bとリバーサ5と
の間で共鳴状態を起こすため、ウエブFの蛇行を
無限大に増幅させることとなる。 以上説明したように、エアーループ搬送系にあ
つてはウエブが高速搬送されるときに、之に充分
追従できる形で搬送制御し、安定した搬送がなさ
れることは容易ではなかつた。 発明の目的 本発明者らは、上記のエアーループ搬送系でウ
エブ搬送が相当高速でなされても、なお安定した
搬送がなされるような方法について鋭意研究を行
つた。本発明は安定して高速搬送がなされるエア
ーループ搬送の装置を提供することを目的とした
ものである。 発明の構成 本発明は上記目的を達成したもので、2つのエ
アーループの間に2本の平行ローラを設けて可撓
性帯状物(ウエブ)の搬送路を構成し、該搬送路
に設けたウエブの左右の片寄りを検知する検知部
材からの検知情報にもとづいて前記2本の平行ロ
ーラの振れ角を変更することにより搬送ウエブ端
位置を制御するウエブガイド装置を有した可撓性
帯状物のループ搬送装置において、前記2本の平
行ローラの表面を溝切りとするか、または前記2
本の平行ローラの表面をマツト面とするか、また
は前記2本の平行ローラの一方の表面を溝切りと
し他方の表面をマツト面とし、かつ前記2本の平
行ローラ間隔を搬送されるウエブの幅に対し0.3
〜1.0倍の範囲に設定し、更に前記2本の平行ロ
ーラのローラへの抱き角が88°〜93°の間に入るよ
うに前記ローラを設置し、前記2本の平行ローラ
の作動条件を、ローラ振れ角が−3°〜+3°、
ローラ振れ角速度が0.02〜0.1rad/secの範囲に
取り得るようにしたガイドウエブ装置を有したこ
とを特徴とする可撓性帯状物のエアーループ搬送
装置を提供するものである。 本発明は実施例で明らかなように、上記装置に
おいて下記の条件を満たすような方法を採用する
ことにより更にその効果を顕著なものとする。 即ち、上記装置において、2本の平行ローラの
作動条件を、ローラ振れ角が−3°〜+3°、ロ
ーラ振れ角速度が0.02〜0.10rad/secの範囲に取
り得るようにしたことを特徴とする可撓性帯状物
のエアーループ搬送装置を提供するものである。 実施例 1 直径75mm、長さ1400mmの2本の平行ローラによ
つてウエブの片寄りを補正するEPC装置とエア
ー吹出しノズルを持つたリバーサーとによつて構
成された第1図に示す如きエアーループ搬送装置
を用いてウエブ搬送張力を15Kg、ウエブ走行速度
を100m/minの条件で幅1200mm厚さ175μの写真
用フイルム支持体(ウエブ)を搬送させた。この
時の2本のEPC平行ローラの間隔を対ウエブ巾
比でlとし、及びウエブの該ローラへの抱き角を
α°とし、l、αをそれぞれ変化させてウエブの蛇
行収束実験を行つた。蛇行収束実験はウエブに故
意に外乱を与えて蛇行を発生させ、EPCローラ
によつて蛇行が収束し安定搬送状態に復帰するま
での収束時間Tsecとその時の搬送状態を評価す
ることにより行われた。 尚ここで用いたローラは表面がクロームメツキ
仕上げされた平滑面ローラ(以下、平ローラと称
する)である。 第1表に結果を要約する。
【表】
第1表の実験の結果から次の結論が得られる。
(1) EPC平行ローラの間隔はウエブ巾に対して
0.3〜1.0倍の範囲にあることが望ましい。 (2) EPC平行ローラへのウエブの抱き角は93〜
88°の間に入るように位置させることが望まし
い。 実施例 2 実施例1の結論をもとにしてEPC平行ローラ
とウエブとの間のスベリ(スリツプ)の影響を考
慮して、平ローラに代えて溝切りローラ及びマツ
トローラを用いて蛇行収束実験を行つた。この
時、ウエブの走行速度が該ローラとウエブとの間
に空気を巻き込む事によりスリツプの度合に影響
を与えると考えられるので走行速度(LS)を80
m/min〜240m/minの範囲で変化させた他は
実施例1と同様の操作を行つた。尚ここで用いた
溝切りローラは山:溝の巾の比が1:1、3:1
及び5:1であり溝の深さは溝巾の1/5以上ある
ものを使用した。又、マツトローラは表面の凹凸
部の平均突起高さが5μ以上あるものを使用した。 以下に第2表実験条件を、又第4図に蛇行収束
時間とウエブ走行速度との関係を示す。
0.3〜1.0倍の範囲にあることが望ましい。 (2) EPC平行ローラへのウエブの抱き角は93〜
88°の間に入るように位置させることが望まし
い。 実施例 2 実施例1の結論をもとにしてEPC平行ローラ
とウエブとの間のスベリ(スリツプ)の影響を考
慮して、平ローラに代えて溝切りローラ及びマツ
トローラを用いて蛇行収束実験を行つた。この
時、ウエブの走行速度が該ローラとウエブとの間
に空気を巻き込む事によりスリツプの度合に影響
を与えると考えられるので走行速度(LS)を80
m/min〜240m/minの範囲で変化させた他は
実施例1と同様の操作を行つた。尚ここで用いた
溝切りローラは山:溝の巾の比が1:1、3:1
及び5:1であり溝の深さは溝巾の1/5以上ある
ものを使用した。又、マツトローラは表面の凹凸
部の平均突起高さが5μ以上あるものを使用した。 以下に第2表実験条件を、又第4図に蛇行収束
時間とウエブ走行速度との関係を示す。
【表】
これらの結果から溝切りローラ及びマツトロー
ラが平ローラに比して蛇行収束制御性が優れるこ
とが理解されよう。 実施例 3 実施例1に於て、2本のEPC平行ローラのロ
ーラ振れ角とローラ振れ角速度を変化させる以外
は実施例1と同様の方法で実験を行い蛇行収束性
を調べた。尚ここで使用したローラは実施例2で
用いたC2〜5の1:1溝切りローラである。第
5図にLS120m/minにおけるウエブハンチング
量とEPCローラの振れ角速度との関係を該ロー
ラ振れ角−6°〜+6°、−3°〜+3°、−1°〜
+
1°の3つの場合について示す。ここでハンチング
量は、ウエブ搬送中に生じる蛇行幅でありこの値
が小さい程蛇行制御性が優れていることを示す。 第5図の結果、ローラ振れ角は−3°〜+3°の範
囲に抑えるのが最も良く、大きすぎても小さすぎ
ても制御は不安定になる。又、振れ角速度は0.02
〜0.10rad/secの範囲が適当でより望ましくは
0.04〜0.08が最適である。 発明の効果 従来のループ搬送装置にあつては、僅かの外乱
によつても蛇行を生じ、搬送されるフイルムに多
大のロスを発生することが多かつた。本発明によ
り搬送されるフイルムの状態は極めて安定し、搬
送速度を高速化してもなおかつ安定したフイルム
搬送を実現することが可能となつた。
ラが平ローラに比して蛇行収束制御性が優れるこ
とが理解されよう。 実施例 3 実施例1に於て、2本のEPC平行ローラのロ
ーラ振れ角とローラ振れ角速度を変化させる以外
は実施例1と同様の方法で実験を行い蛇行収束性
を調べた。尚ここで使用したローラは実施例2で
用いたC2〜5の1:1溝切りローラである。第
5図にLS120m/minにおけるウエブハンチング
量とEPCローラの振れ角速度との関係を該ロー
ラ振れ角−6°〜+6°、−3°〜+3°、−1°〜
+
1°の3つの場合について示す。ここでハンチング
量は、ウエブ搬送中に生じる蛇行幅でありこの値
が小さい程蛇行制御性が優れていることを示す。 第5図の結果、ローラ振れ角は−3°〜+3°の範
囲に抑えるのが最も良く、大きすぎても小さすぎ
ても制御は不安定になる。又、振れ角速度は0.02
〜0.10rad/secの範囲が適当でより望ましくは
0.04〜0.08が最適である。 発明の効果 従来のループ搬送装置にあつては、僅かの外乱
によつても蛇行を生じ、搬送されるフイルムに多
大のロスを発生することが多かつた。本発明によ
り搬送されるフイルムの状態は極めて安定し、搬
送速度を高速化してもなおかつ安定したフイルム
搬送を実現することが可能となつた。
第1図はループ搬送装置の概略構造を示し、第
2図は補正用ローラの振れ角を示し、第3図はフ
イルム片寄りの検知部材を示す。第4図はローラ
形状、ローラ間隔、ローラへのウエブ抱き角の影
響を示すグラフで、第5図は、ローラ振れ角と振
れ角速度の影響を示すグラフである。 1a,1b……搬送ローラ、2a,2b……補
正用ローラ、3……検知部材(空電変換センサ)、
4……シリンダ、5……リバーサ。
2図は補正用ローラの振れ角を示し、第3図はフ
イルム片寄りの検知部材を示す。第4図はローラ
形状、ローラ間隔、ローラへのウエブ抱き角の影
響を示すグラフで、第5図は、ローラ振れ角と振
れ角速度の影響を示すグラフである。 1a,1b……搬送ローラ、2a,2b……補
正用ローラ、3……検知部材(空電変換センサ)、
4……シリンダ、5……リバーサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2つのエアーループの間に2本の平行ローラ
を設けて可撓性帯状物(ウエブ)の搬送路を構成
し、該搬送路に設けたウエブの左右の片寄りを検
知する検知部材からの検知情報にもとづいて前記
2本の平行ローラの振れ角を変更することにより
搬送ウエブ端位置を制御するウエブガイド装置を
有した可撓性帯状物のループ搬送装置において、 前記2本の平行ローラの表面を溝切りとする
か、または前記2本の平行ローラの表面をマツト
面とするか、または前記2本の平行ローラの一方
の表面を溝切りとし他方の表面をマツト面とし、 かつ前記2本の平行ローラ間隔を搬送されるウ
エブの幅に対し0.3〜1.0倍の範囲に設定し、 更に前記2本の平行ローラのローラへの抱き角
が88°〜93°の間に入るように前記ローラを設置
し、 前記2本の平行ローラの作動条件を、ローラ
振れ角が−3°〜+3°、ローラ振れ角速度が0.02
〜0.1rad/secの範囲に取り得るようにしたガイ
ドウエブ装置を有したことを特徴とする可撓性帯
状物のループ搬送装置。 2 前記溝切りローラの溝部の山と谷の巾の比率
が1:1〜5:1の範囲にありかつ山と谷の高さ
の差が谷巾に対し1/5以上ある特許請求の範囲第
1項記載の可撓性帯状物のループ搬送装置。 3 前記平行ローラの表面をマツト化したマツト
ローラの表面荒さが凹凸部の山と谷の高さの差で
5μm以上あることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の可撓性帯状物のループ搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277683A JPS59167443A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 可撓性帯状物のル−プ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4277683A JPS59167443A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 可撓性帯状物のル−プ搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167443A JPS59167443A (ja) | 1984-09-20 |
JPH0371337B2 true JPH0371337B2 (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=12645367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4277683A Granted JPS59167443A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | 可撓性帯状物のル−プ搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167443A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203059A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 帯板蛇行修正装置 |
DE3915056A1 (de) * | 1989-05-09 | 1990-11-15 | Koenig & Bauer Ag | Einrichtung zum ausrichten einer intermittierend transportierten warenbahn |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4277683A patent/JPS59167443A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59167443A (ja) | 1984-09-20 |
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