JPH037097Y2 - - Google Patents

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JPH037097Y2
JPH037097Y2 JP1988043524U JP4352488U JPH037097Y2 JP H037097 Y2 JPH037097 Y2 JP H037097Y2 JP 1988043524 U JP1988043524 U JP 1988043524U JP 4352488 U JP4352488 U JP 4352488U JP H037097 Y2 JPH037097 Y2 JP H037097Y2
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dresser
tip
electrode
grinding
electrode tip
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スポツト溶接機等に使用される電極
チツプを所定の作業が終了すると、これに付着し
た付着物の除去及び変形した電極チツプの研磨を
研削刃物により行う電極整形機に関する。
従来の技術 スポツト溶接の多くは、現在溶接ロボツトによ
つて実施されている。そして、そのような溶接ロ
ボツトにおいてはアームの先端に設けられて電極
チツプが溶接中に磨耗したり異物が付着したりす
るので、定期的にアームを揺動して電極チツプを
電極整形機の研磨位置まで移動し、研削刃物によ
り電極チツプ先端の研削を行うようにしている。
ところで電極チツプの研磨に際しては、電極チ
ツプが研削刃物に対し垂直で接することが必要で
ある。もし、第6図に示すように電極チツプ26
が研削刃物25に対し角度θだけ傾いて位置させ
られたなら、研削後の電極チツプの先端形状がチ
ツプ軸芯Pに対して対称とならず、いびつになる
ため溶接の品質に支障を来すこととなる。
従つて、このような支障を回避するため、溶接
ロボツトにおいて、電極チツプが研削刃物上に正
確に垂直姿勢となるまで移動するようテイーチン
グしなければならない。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、溶接ロボツトにおいて電極チツ
プで研削刃物に対し垂直に位置するようテイーチ
ングすることはロボツトの精度等から非常に難し
くかつ多大な調整時間を要するものである。
本考案はかかる課題に鑑み、電極整形機側の構
成を工夫することによつて溶接ロボツトのテイー
チングに時間をかけることなく、それでいて電極
チツプが研削刃物に対して正確に垂直姿勢で位置
できるようになしたものである。
課題を解決するための手段 本考案は、電極チツプの先端に当接させて該電
極チツプを研削する研削刃物を備えた電極整形機
において、前記研削刃物を先端側に有すると共
に、該研削刃物を駆動するドレツサと、前記ドレ
ツサの基端側寄りの箇所で支持するドレツサ支持
部材と、ドレツサ支持部材との間で形成され、ド
レツサを首振り可能に支持する軸受と、ドレツサ
が首振り状態のとき、前記軸受を挟んで狭くなる
箇所と広くなる箇所とにわたつて設けられ、元の
状態に復帰させる力をドレツサ支持部材に作用さ
せる弾性部材と、ドレツサを電極チツプに対して
接離させ、電極チツプの先端と研削刃物の刃先と
が垂直となるように前記刃先を電極チツプ先端に
当接させるシリンダと、を具備することを特徴と
する。
作 用 本考案にあつては、シリンダを作動させドレツ
サを電極チツプに対して接近させていくことによ
り、研削刃物が電極チツプに当接する。そして、
この当接した状態よりも、電極チツプの傾きに応
じて少し多めにシリンダを作動させると、電極チ
ツプが所定の姿勢より傾いていても、ドレツサが
軸受と弾性部材を介して、傾いた電極チツプに対
応して首振りできる。これにより、電極チツプが
研削刃物に対して垂直に当接することになる。
実施例 第1図は本考案の研削刃物支持装置を備えた電
極整形機の側面図、第2図はその平面図、第3図
はその正面図である。図中1は電極整形機の上部
側の研削刃物支持装置であり、研削刃物支持装置
1は枠体4を備えている。枠体4は電極整形機の
下部側の昇降装置2に備わつた筒体2aの上端に
固着されてあつて高さ位置が固定されており、枠
体4は上板4aと、下板4bと、これらの間の四
隅に位置するガイド軸4c,4c,4c,4cを
備えている。下板4bには前記筒体2a内に設け
た、例えばエアーシリンダ3のシリンダロツド3
aの途中が挿通するようになつており、シリンダ
ロツド3aの上端寄りの位置には昇降板5が取付
けられている。昇降板5の四隅には前記ガイド軸
4cに外挿した状態で管状のスライド部材6が取
付けられており、昇降板5は水平状態を支持した
ままシリンダロツド3aの進退により枠体4内を
上下動できる。
昇降板5上に突出してあるシリンダロツド3a
の上端部は第4図に示す如くネジが切られてあ
り、このネジ部には外周面が球状をした内輪7が
外挿状態で螺着され、内輪7の上はボルト締めさ
れている。内輪7の外側にはこれと表面を凹凸反
転した形状の内周面を有する外輪8が内輪7と面
接触して係合されている。つまり、内輪7と外輪
8とは球面軸受をなす。外輪8の外側には軸受ケ
ース9が固着されており、更にこの軸受ケース9
にはボルト10を介して側面視J形のドレツサ支
持具11が取付けられている。ドレツサ支持具1
1は先端側を枠体4の正面側より突き出したドレ
ツサ12を、これの中央部と基端とにおいて支持
してあり、ドレツサ支持具11と昇降板5との間
には、これらに両端を押圧状態で接触させ、かつ
内部に前記軸受ケース9を入れて弾性部材、例え
ばコイルバネ13が設けらている。
従つて、ドレツサ12はドレツサ支持具11を
介して球面軸受により支持されてあり、球面軸受
を中心として首振りできる。また、ドレツサ12
が首振りしたときには、コイルバネ13は首振り
前の状態に戻そうとする力をドレツサ支持具11
を介してドレツサ12に付与する。
ドレツサ12の先端部には鉛直軸回りに回転す
るようになした刃物ケース14が備わつており、
この刃物ケース14内には上刃と下刃を有する研
削刃物15が内装されている(第2図参照)。こ
の研削刃物15の位置する箇所が研削位置であ
り、研削刃物15の上方及び下方には夫々研削
時、図示しない溶接ロボツトに先端を所定の取付
方向たる真下向きにして取付けられた上側の電極
チツプ16aと、先端を所定の取付方向たる真上
向きにして取付けられた下側の電極チツプ16b
とが、溶接ロボツトにより移動されてくる。
このように構成された電極整形機における研削
刃物支持機構の動作について次に説明する。例え
ば、第5図図に示す如く研削位置に移動したとき
上側の電極チツプ16aの先端側が取付方向(真
下方向)よりも角度θだけ電極整形機側に傾いて
いる場合、オペレータは昇降装置2を操作して研
削刃物15が電極チツプ16aに当接しても更に
シリンダロツド3aを上げていく。このとき、ド
レツサ12が球面軸受により支持されているので
ドレツサ12は球面軸受を中心として回動してい
く。そして、研削刃物15の刃先が電極チツプ1
6aの先端に沿つた状態となると昇降装置2を停
止する。したがつて、シリンダ3を作動させるだ
けで、研削刃物15は図示の如く電極チツプ16
aの先端に垂直に当接し、又ドレツサ12は基端
側よりも先端側が下の首振り状態で傾いている。
このため、コイルバネ13の両端を取付けたド
レツサ支持具11と昇降板5との間隔が、球面軸
受を挟んでドレツサ12の基端側よりも先端側が
狭くなる。従つて、コイルバネ13は間隔が狭く
なる程、狭くなつた側のドレツサ支持具11に、
より大きい反発力を作用させる。これにより、ド
レツサ12が首振り前の元の状態に戻ろうとして
研削刃物15は電極チツプ16aに対して押圧力
を持つて当接した状態で研削が可能となる。
一方、下側の電極チツプ16bについても同様
にすることにより、電極チツプ16bに対して垂
直となつた研削刃物15により研削が可能であ
る。
尚、上記実施例ではドレツサ先端、つまり研削
刃物を水平方向に移動させせる機能が備わつてい
ないが、本考案はこれに限らず、研削刃物を水平
方向に移動させる機能が備わつた電極整形機にも
適用可能であることは勿論である。
また、本考案は球面軸受に限らず、傾いた電極
チツプに対して研削刃物の刃先が垂直になるよう
ドレツサを首振り可能に支持できれば他の支持手
段を用いてもよい。
考案の効果 以上詳述した如く本考案による場合には、研削
刃物が電極チツプに当接しても更にシリンダを作
動させると、電極チツプが所定の姿勢より傾いて
いてもドレツサが軸受と弾性部材を介して、傾い
た電極チツプに対応して首振りできるので、電極
チツプに対して研削刃物が垂直に当接することに
なり、よつてシリンダの作動(例えば昇降)だけ
でドレツサ即ち研削刃物に傾きを与えてテイーチ
ングすることが可能であり、調整に手間どること
がなく容易である。また、研削刃物が弾性部材に
より電極チツプに押圧状態で当接しているので、
電極チツプの当接表面が研削されても、更にそそ
の研削後に外表面として現れた未研削表面を順次
研削することができると共に、電極チツプの先端
を変形させることなく研削が行えるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の研削刃物支持機構を備えた電
極整形機の側面図、第2図はその平面図、第3図
はその正面図、第4図は本案機構の要部を示す側
面図、第5図は本案機構の動作説明図、第6図は
従来技術による場合の問題点の説明図である。 7……内輪、8……外輪、11……ドレツサ支
持具、12……ドレツサ、13……コイルバネ、
14……刃物ケース、15……研削刃物、16
a,16b……電極チツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電極チツプの先端に当接させて該電極チツプを
    研削する研削刃物を備えた電極整形機において、 前記研削刃物を先端側に有すると共に、該研削
    刃物を駆動するドレツサと、 前記ドレツサの基端側寄りの箇所で支持するド
    レツサ支持部材と、 ドレツサ支持部材との間で形成され、ドレツサ
    を首振り可能に支持する軸受と、 ドレツサが首振り状態のとき、前記軸受を挟ん
    で狭くなる箇所と広くなる箇所とにわたつて設け
    られ、元の状態に復帰させる力をドレツサ支持部
    材に作用させる弾性部材と、 ドレツサを電極チツプに対して接離させ、電極
    チツプの先端と研削刃物の刃先とが垂直となるよ
    うに前記刃先を電極チツプ先端に当接させるシリ
    ンダと、 を具備することを特徴とする電極整形機。
JP1988043524U 1988-03-30 1988-03-30 Expired JPH037097Y2 (ja)

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JPH01151988U JPH01151988U (ja) 1989-10-19
JPH037097Y2 true JPH037097Y2 (ja) 1991-02-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60180684A (ja) * 1984-02-29 1985-09-14 Nissan Shatai Co Ltd 溶接ガンのチツプ研磨装置

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