JPH0370795B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0370795B2
JPH0370795B2 JP58090845A JP9084583A JPH0370795B2 JP H0370795 B2 JPH0370795 B2 JP H0370795B2 JP 58090845 A JP58090845 A JP 58090845A JP 9084583 A JP9084583 A JP 9084583A JP H0370795 B2 JPH0370795 B2 JP H0370795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
vehicle
output
doppler
doppler radar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58090845A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5967478A (ja
Inventor
Keisu Booru Aran
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Plessey Overseas Ltd
Original Assignee
Plessey Overseas Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Plessey Overseas Ltd filed Critical Plessey Overseas Ltd
Publication of JPS5967478A publication Critical patent/JPS5967478A/ja
Publication of JPH0370795B2 publication Critical patent/JPH0370795B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/02Systems using reflection of radio waves, e.g. primary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/50Systems of measurement based on relative movement of target
    • G01S13/58Velocity or trajectory determination systems; Sense-of-movement determination systems
    • G01S13/60Velocity or trajectory determination systems; Sense-of-movement determination systems wherein the transmitter and receiver are mounted on the moving object, e.g. for determining ground speed, drift angle, ground track
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2250/00Monitoring, detecting, estimating vehicle conditions
    • B60T2250/04Vehicle reference speed; Vehicle body speed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドツプラ・レーダ装置、特に車両の速
度を表示する車両搭載用レーダ装置に関する。
低速度の車両の速度を正確に評価する必要があ
る場合には特別な問題が存在する。
第1図に示すような既存のレーダは、この種の
車両に搭載されたときに、その車両の傾き及び/
又は振動が車両と地面との間の相対運動を測定す
る目的のドツプラ・レーダの出力に影響し、この
ために不正確な結果をもたらす。このような場合
には車両の車輪に関連する機械的構成を使用する
と精度が高まることが判つているが、これもまた
農業用トラクタの場合におけるように車輪のスリ
ツプが頻繁に起こるところでは不正確な速度測定
が行われるという欠点を有する。速度測定が、例
えば散布の度合いを制御するために使用される場
合には、不正確な測定は過剰散布を招くおそれが
ありこれはきわめて危険であるといえる。したが
つて車両の運動の前進(又は後進)速度を正確に
測定できることはきわめて重要であり、本発明は
このような測定を提供することを追求している。
本発明の目的は、次の諸元を備えているドツプ
ラ感応レーダを提供することにある。
1 高精度 2 短い応答時間 3 設置誤差に対する不感応性 4 簡単な構成 5 振動による誤差の最小化 本発明は、したがつて、振動で誘導された誤差
ドツプラ信号の除去を助長するために方向感知モ
ジユールと新しいデータ処理を使用する。このこ
とによつて、たとえレーダ基台が振動していると
きでもきわめて低い速度を測定することができ
る。振動で誘導された誤差ドツプラ信号は方向感
知変位測定値として処理され、この測定値は真の
変位平均回路内で「積分」される。
前述した型式の2つのレーダをジエナス(背中
合せ)構成に組み合わすことによつて、さらに利
点が得られる。この複合装置はきわめて低速度で
動作する能力を保有し、かつまた傾き誘導誤差に
対しても補償するという利点を有する。
(第3図に示すような公知のジエナス構成は、
基台の速度がしきい速度より低くなると、振動的
誘導誤差を消去しなくなる)。
本発明によれば、それぞれのセンサによつて受
けとられるレーダエコーから同位相および直角位
相のドツプラ周波数出力信号を得る装置と、該セ
ンサからの該出力信号を増幅かつ2乗する増幅装
置と、前記増幅かつ2乗された信号から前進運動
および後進運動を表す2つのパルス列を生成する
ように構成された論理装置と、前記信号パルス列
を組み合わせるように構成された組み合わせ装置
とを有する車載用ドツプラ・レーダ装置であつ
て、 前記論理装置は、前記センサからの前記増幅か
つ2乗されたドツプラ周波数信号のための第1お
よび第2同期回路並びに前進/後進感知回路を含
み、 該第1および第2同期回路において、該信号の
立ち上がり縁および立ち下がり縁は各々4相クロ
ツクからの夫々のクロツクパルスに同期して個々
のパルス列が他のパルス列と非同期である4つの
パルス列を生成し、 該前進/後進感知回路において前記4つのパル
ス列は該増幅かつ2乗された同位相および直角位
相のドツプラ周波数出力信号と比較されて前進運
動および後進運動を表す2つのパルス列を生成
し、この2つのパルス列は前記組み合わせ装置に
おいて組み合わされて該車両の振動に実質的に独
立した該車両の前進運動に比例した出力信号を生
成し、 このために前記組み合わせ装置は、前記組み合
わせ装置の出力端に前進運動を表すパルス列(前
進パルス)を通過させるようにしたパルス操向回
路網と、後進運動を表すパルス列(後進パルス)
を計数してその計数値が非ゼロ状態の間前記組み
合わせ装置の出力を禁止するように前記パルス操
向回路網を制御するアツプ/ダウンカウンタとを
含み、 前記アツプ/ダウンカウンタは、後進パルスの
後に続く該前進パルスによつてゼロ状態までダウ
ンカウントされて、その後該前進パルスが再び前
記組み合わせ装置の出力端に供給され該車両の前
進速度に比例した出力を形成する ことを特徴とする車載用ドツプラ・レーダ装置が
提供される。
これから、本発明の実施例を付図を参照しなが
ら説明する。
さて、第1図に示されている従来の簡単なドツ
プラ・レーダ〔単一混合器、平衡混合器を具備す
るか又は能動素子(ガンダイオード、インパツト
ダイオード等)を混合素子として使用する〕は、
理想条件の下で対地速度を測定するのに使用され
る。
混合器におけるドツプラ信号周波数fDは fD2Vgfcosθp/c〔Hz〕 Vgは真の対地速度〔m/sec〕 fは送信周波数〔Hz〕 cは光速〔m/sec〕 θpは地面と送信ビームの主軸との間の角度 送信機は場所に限らず電磁波中で動作すること
ができるか、又は超音波を使用することができる
が、ただし後者の場合cは音速である。
第1図の装置は、しかしながら、次のような限
界を有する。
傾き もし角度θが変化するか又は不正確に設定され
ているならば、そのときは見かけ速度V′gは誤つ
たものとなる。これはレーダ基台の配置方向がそ
の車両の変動荷重のために変化するところでは特
に問題である。
もしθ=θp+δならば 表示された速度中の誤差は −(tanθ)×δ(δは微小) 振 動 レーダ基台が垂直変位Apk、振動周波数fnを有
すると仮定する。簡単なレーダは、真の対地速度
Vgがゼロのとき、表示対地速度Vgpを生じる。
Vgp=4πfnAtanθ このことは、全てのレーダにおいてあてはま
る。真の対地速度Vgは、平均表示速度が真の対
地速度と等しくなる前に、しきい速度Vgnioを超
えなくてはならないということがわかつている。
Vg<Vgnioの間は、表示速度の平均はつねに真
の対地速度を超える。
通常、しきい値速度Vgnaioは Vgnaio=2πfnAtanθ に設定されている。これは、前述した、真の対地
速度Vgがゼロのときの表示対地速度Vgpの1/2で
ある。
第5図は、第1図の装置において真の対地速度
によるドツプラ周波数fD′が垂直振動の存在下で
いかに周波数変調されて表示ドツプラ周波数信号
を生成するかを示す。
Vg≧2πfnAtanθ=Vgnioの間、 1/fnに比べて長い期間にわたつて平均された
fDneaoは真のドツプラ周波数信号fD′に等しい。
もしVg<Vgnioならば、fD′は瞬間的にゼロにな
るとき位相反転を受ける。簡単なパルスカウント
装置においては、fD′の値は効果的に整流されて、
fDneao>fDに到達する。それゆえ、低速度におい
ては、偽りの読み取りが結果的に生じる。
したがつて、要約すると、第1図の従来の簡単
なレーダは、次のような限界を持つ。
傾きに対する感度 Vg<Vgnioのとき正確な結果を与えることが
できない さて、第2図は本発明のレーダ装置の一実施例
であり、第2図において受信機は直角位相混合器
を具備するように構成され、これによつてドツプ
ラ周波数信号が2つの端子に、しかし直角位相を
とつて現われる。2つの混合器と中間周波数を使
用することによつて、速さ(スカラー値)でなく
速度(ベクトル値)を測定することが可能であ
る。方向情報が種々の振動条件の下でVgの比較
的低い値(Vg<Vgnio)におけるfD′の「整流」を
防止するのに使用される。
方向情報の検出は、いくつかの方法で達成され
る。例えば、高信号対クラツタ比に対しては、2
つのドツプラ周波数信号間の進み/遅れ関係を見
ているだけで良い。もし進み/遅れ判定が両混合
器からのドツプラ周波数信号の各ゼロ交差時にな
され、かつパルスが各ゼロ交差時に発生されてそ
の後進み/遅れ決定に応じて2つのチヤンネルに
おいて導かれるならば、2つのパルス列が生成さ
れこのうち1つのパルス列は走行の意図する方向
に関する前進変位に相当し、他のパルス列は同方
向に関して後進変位に相当する(第9図28,3
0参照)。これらのパルス列の繰返し周波数はこ
のドツプラ周波数の4倍となる(第10図参照)。
従来の簡単な装置においては、通常、混合器の
1つのドツプラ周期当り1回この相対位相を監視
すれば充分である。しかし、本発明の方法は、ド
ツプラ周期当り4回と等価であり、データ速度を
向上し、それゆえ応答時間を短縮し、また雑音除
去を大いに改善する。
パルス繰返し数は速度に比例するので、各パル
スは地面に対するレーダの一定変位に相当する。
2つのパルス列は、減算されかつ1/fmに比べ
て長い時間にわたつて平均化されると、真の平均
ドツプラ周波数を与え、それゆえ低対地速度の場
合の振動条件の下では表示ドツプラ速度は真の対
地速度に等しい。
この装置の限界は、すなわち、 装置が傾き変動に対して依然として感知され
やすい 平均周期≫1/fm しかしながら、この装置の利点は、すなわち、 振動を感知しない。
より高速なデータ速度 雑音及び振動クラツタの改善された除去。
さて、第3図を参照すると、この型の装置は従
来よく知られている。2重及び4重ビーム装置は
航空機内のドツプラ航行装置に使用されている。
種々の振動条件下の低速度使用に対しては、この
ような構成は、第1図の従来の簡単な装置と同じ
低速度しきい速度を有する。しかし、速度>
Vgnioにおいては、両混合器のドツプラ周波数信
号上の振動変調は逆相にあり、それゆえ、これら
のパルス列がインタレースされると、振動成分が
打ち消し合い、かつ所望の信号が補強し合う。
ジエナス(背中合せ)構成にとつての主要な理
由は、傾きの影響を制限することである。この型
のレーダの場合には、レーダ基台に起因するθ中
の振動は打ち消すようになる。誤差は(1−
cosδ)である。混合器におけるドツプラ周波数信
号は第7図に示されている。
この装置の主要な限界は、正確な速度表示に対
してしきい速度Vgnio=2πfnAtanθを必要とする
ということである。
その利点は、次のようである。
傾きに対して感知しない。
振動の影響を除去する平均期間=0(Vg
Vgnio データ速度は簡単な方向感応レーダと同じ程
度 混合器からの不相関信号により√2だけ狭め
られたスペクトル帯域幅。
方向感知ジエナス・レーダ(第4図) 第4図を参照すると、ここには本発明の方向感
知ジエナス・レーダ装置が示されている。振動の
存在下におけるそのドツプラ周波数信号は第8図
に示されている。
この装置の利点は、次のようなものである。
傾きに対して感知しない。
振動の影響を除去する平均期間0 Vgnio=0 非常に高いデータ速度(ドツプラ周波数の8
倍) 良好な雑音及び振動クラツタ除去。
前方及び後方レーダからの非相関信号により
√2だけ狭められたスペクトル帯域幅。
第9図を参照すると、第2図に示された本発明
による回路がブロツク図の形式によつて示されて
いる。
2つの入力sin(ωdt)とcos(ωdt)は、例えば、
ガンダイオード方向感知モジユール10から得ら
れ、このモジユールはガンダイオード12および
第1、第2混合器またはセンサ14,16を含ん
でいる。動作に当つてガンダイオード12は高周
波信号(数GHz)を発射し、この信号は地面から
の反射信号と混合される結果、直角位相出力信号
cos(ωdt)とsin(ωdt)を生成する。これらの信
号は、センサ14と16との間の物理的間隔Sの
ゆえに直角位相にある。
便宜上、ドツプラ周波数情報を搬送する信号
sin(ωdt)とcos(ωdt)を、それぞれa及びbで
表わすことにする。これらの信号は、双方ともそ
れぞれの高利得増幅器18,20内で増幅される
ことによつて方形波出力信号A→とB→を生じる。信
号A→及びB→は、それぞれのクロツク同期回路2
2,24に送られここで各パルスの立上り縁がク
ロツク・パルスφ0及びφ2でクロツク駆動されま
た降下縁がクロツク・パルスφ1及びφ3で同期さ
れている。このことが、各クロツク同期回路
AUP,ADOWN及びBUP,BTOWNからそれ
ぞれ高いクロツク速度の4つのパルス列を出力さ
せる。
4相クロツクを使用するために、各出力パルス
は、いかなる他のパルスとも重なり合うことのな
いそれ特有の時間周期を有する。
この4相クロツクは、2MHzクロツクを4又は
8個のクロツク・パルス列に分割することによつ
て発生する。4相クロツクの場合は、各パルス列
は500kHzのパルス速度を、また8相の場合は
250kHzのパルス速度を有する。8相のクロツク
は、第4図及びこれから説明する第11図の実施
例に対して必要である。予想されているドツプラ
周波数は、10kHzより低い程度のものであり、そ
れゆえ、信号A→及びB→の波形の各縁は充分に正確
にクロツク・パルスと同期をとつてクロツク駆動
され、第10図に示す波形A及びBが得られる。
クロツク・パルスはドツプラ周波数の少くとも25
倍である。したがつて、AUP,ADOWN,BUP
及びBDOWNパルス列は、パルス・タイミング
の上で明確に区別されるはずである。パルス列
AUP,ADOWN,BUP,BDOWNは、前進/後
進感知回路26に送られる。回路26において、
それらのパルス列は、例えば信号A及びBと比較
されるが、これは例えばこれらの信号を一緒に論
理積処理することによつて行われ、結果として出
力線28及び30上に前進及び後進パルス列を生
じる。この処理は、第10図のタイミング図を参
照して説明される。
第10図において、前進出力28が示されてい
る。もしレーダを搭載している車両が全く振動せ
ずに運動しているとすれば、AUPとBの否定と
の論理積をとつて第1出力パルスを生じ、
ADOWNとBとの論理積をとつて第2出力パル
スを生じ、BUPとAとの論理積をとつて第3出
力パルスを生じ、またBDOWNとAの否定との
論理積をとつて第4出力パルスを生じる。もしこ
の装置に振動又はその出力cos(ωdt)及びsin
(ωdt)に位相変化を起こす他の理由があるなら
ば、第10の右手側に示されるように同期が失わ
れるであろう。32で示されるような位相変化が
あると、前進出力パルス28は止まる。なぜなら
ば本来出力を与えるはずの信号AUP等と信号A,
Bとの論理積処理が行われないからである。した
がつて、出力は出力線28には現れないが、パル
ス列は出力線30には現れるであろう。ここで後
進又は異常運動が存在しているときは信号AUP
等はA及びBとの他の組合せ処理が行われて出力
を生じる。例えばパルスAUPとパルスAの同期
に僅かな変化があると出力パルスが失われるとい
うことが第10図の破線から明白なので、これら
のパルスの同期を感知するための論理機能は論理
積又は否定論理積によつて達成されよう。
このように、出力線28上には前進パルス列が
生成され、これが通常出力である。同期外れを招
く振動等がある場合にのみ、後進出力線30上に
パルスが現われる。
通常動作中、前進パルスはパルス操向回路網3
4を通つて出力端子36に直進する。パルス繰返
し数は、出力端子36において車両の速度に比例
する測定値である。
しかし、もし振動その他の理由により後進パル
スが出力線30に出力されるならば、パルス操向
回路網34はこれを検出し、このパルスを通常ゼ
ロに設定されているアツプ/ダウンカウンタ38
のUP入力端子に送る。アツプ/ダウンカウンタ
38は、各後進パルスが受信されるごとにカウン
トアツプし続ける。パルス操向回路網34は、ア
ツプ/ダウンカウンタ38がゼロ状態に復帰を完
了するまで出力端子36に全くパルスを出力でき
ないようにカウンタ38の出力40によつて制御
される。これは簡単なAND機能ゲート構成によ
つて又はフリツプ・フロツプもしくは他の適当な
手段によつて行われる。したがつて、後退パルス
が止まつたとき、前進パルスがアツプ/ダウンカ
ウンタ38のDOWN入力端子に同カウンタがそ
のゼロ状態に復帰するまで送られる。同じくこれ
もアツプ/ダウンカウンタ38の出力によつて制
御される簡単な論理ゲートによつて達成される。
正味結果は通常次のようになる。すなわち、振
動条件に対しては出力端子36におけるパルス列
出力は中断出力であり、中断は後進パルスが受信
されるごとに起こるということになる。したがつ
て、もし車両が停止していて振動していると、前
進パルスと同じ数の後進パルスがあり、出力端子
36上の正味出力はゼロとなる。もし車両の運動
方向が実際に後進ならば、そのときは明らかに出
力線30上の方がパルスが多く、アツプ/ダウン
カウンタは急速にフルカウント状態に近ずく。カ
ウンタによつて記憶される最大数は、振動又は他
の非同期問題によつてはフルカウント状態に到達
できないように調整される。したがつて、フルカ
ウント状態が達成されると、検出器はこれを検出
して車両が後進中であるということを認識し、出
力線42に信号を出力して排他的ORゲート44
の1つの入力端子に入力を供給し、この結果、ゲ
ート44はそのB入力に対し完全な位相反転
(180°)を実施し、これによつて、別の処理を行
なう代りにB入力をAに対して進ませる。これに
よつて、次に、出力線28と30上の出力が逆に
なり、後進方向が補償される。カウンタ38はダ
ウンカウントを行つてそのゼロ状態に復帰する。
カウンタ38がカウントアツプしてフルカウント
状態に達しその後ゼロ状態に復帰する間の読出し
における遅延は比較的短い。
第11図を参照すると、第4図の構成の回路配
置がブロツク図で示されている。ここには、第4
図に示された4つの入力a、b、c、dがある。
その内の2つは第2図及び第9図に示されている
ものと同じであり、他の2つc及びdは反対方向
を監視するレーダからのものである。
信号c及びdの処理は、残りの4つのクロツク
φ4からφ7が全てのパルスの完全な動作を保証す
るために使用されることを除いて先に説明したa
及びbに対するものと同じである。ダツシユ付の
同じ番号は類似の処理回路を指示する。第2前
進/後進感知回路は出力c及びdに対する前進及
び後進パルスを与えるために配設されておりまた
前進パルス列及び後進パルス列双方の組は論理和
ゲート50,52内で組合わされて出力線28及
び30上に組合せパルス列を出力する(第9図参
照)。ここから、これらのパルス列は第9図にお
けるように処理されて所望の出力及び方向反転を
行う。
【図面の簡単な説明】
第1図は、単一混合器を具備する従来の簡単な
ドツプラ・レーダ装置の説明図、第2図は、直角
位相混合器を具備する受信機を有する本発明の実
施例を示すドツプラ・レーダ装置の説明図、第3
図は、従来の簡単なジエナス(背中合せ)構成の
レーダ装置の説明図、第4図は、本発明の他の実
施例を方向感知ジエナス構成のレーダ装置の説明
図、第5図は、第1図の装置における垂直振動の
影響を表す一連のグラフ図、第6図は、第2図の
装置における垂直振動の影響を表す一連のグラフ
図、第7図は、第3図の装置における垂直振動の
影響を表す一連のグラフ図、第8図は、第4図の
装置における垂直振動の影響を表す一連のグラフ
図、第9図及び第9図Aは、本発明による第2図
の装置の回路を表すブロツク図、第10図は、第
9図中の前進/後進感知回路のタイミング線図、
第11図は、本発明による第4図の装置の回路を
表すブロツク図である。 10:方向感知モジユール、12:ガンダイオ
ード、14,16:検出器、18,20:増幅
器、22,24:クロツク同期回路、26:前
進/後進感知回路、34:パルス操向回路網、3
8:アツプ/ダウンカウンタ、44:排他的論理
和ゲート、50,52:論理和ゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれのセンサ14,16によつて受けと
    られるレーダエコーから同位相および直角位相の
    ドツプラ周波数出力信号を得る装置10と、該セ
    ンサ14,16からの該出力信号を増幅かつ2乗
    する増幅装置18,20と、前記増幅かつ2乗さ
    れた信号から前進運動および後進運動を表す2つ
    のパルス列を生成するように構成された論理装置
    22−26と、前記パルス列を組み合わせるよう
    に構成された組み合わせ装置34−40とを有す
    る車載用ドツプラ・レーダ装置であつて、 前記論理装置は、前記センサ14,16からの
    前記増幅かつ2乗されたドツプラ周波数信号のた
    めの第122および第224同期回路並びに前
    進/後進感知回路26を含み、 該第1および第2同期回路において、該信号の
    立ち上がり縁および立ち下がり縁は各々4相クロ
    ツクからの夫々のクロツクパルスに同期して個々
    のパルス列が他のパルス列と非同期である4つの
    パルス列を生成し、 該前進/後進感知回路において前記4つのパル
    ス列は該増幅かつ2乗された同位相および直角位
    相のドツプラ周波数出力信号と比較されて前進運
    動および後進運動を表す2つのパルス列を生成
    し、この2つのパルス列は前記組み合せ装置にお
    いて組み合わされて該車両の振動に実質的に独立
    した該車両の前進運動に比例した出力信号を生成
    し、 このために前記組み合わせ装置は、前記組み合
    わせ装置の出力端に前進運動を表すパルス列(前
    進パルス)を通過させるようにしたパルス操向回
    路網34と、後進運動を表すパルス列(後進パル
    ス)を計数してその計数値が非ゼロ状態の間前記
    組み合わせ装置の出力を禁止するように前記パル
    ス操向回路網を制御するアツプ/ダウンカウンタ
    38とを含み、 前記アツプ/ダウンカウンタは、後進パルスの
    後に続く該前進パルスによつてゼロ状態までダウ
    ンカウントされて、その後該前進パルスが再び前
    記組み合わせ装置の出力端に供給され該車両の前
    進速度に比例した出力を形成する ことを特徴とする車載用ドツプラ・レーダ装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記組み合
    わせ装置は、前記アツプ/ダウンカウンタがフル
    カウント状態に達したときを検出するためのフル
    カウント検出装置を含み、該フルカウント検出装
    置の出力42は前記直角位相増幅かつ2乗回路の
    出力と前記論理装置の関連入力との間に挿入され
    た排他的論理和ゲート44に接続されて該直角位
    相信号の180°位相反転を生じ該ドツプラ・レーダ
    装置の動作を逆転することを特徴とする車載用ド
    ツプラ・レーダ装置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記ドツプ
    ラ・レーダ装置を2つ備え、さらに同位相および
    直角位相出力信号の各対は、前記増幅装置および
    前記論理装置において分離して処理されて第1お
    よび第2の対の前進パルス列および後進パルス列
    を生成し、該第1および第2の対の前進パルス列
    および後進パルス列は結合されて前記組み合わせ
    装置34−40において結合するための一連の前
    進パルス列および一連の後進パルス列を生成する
    ことを特徴とする車載用ドツプラ・レーダ装置 4 特許請求の範囲第3項において、さらに前記
    2つのドツプラ・レーダ装置は、一方は前方監視
    用の第1のドツプラ・レーダとして、他方は後方
    監視用の第2のドツプラ・レーダとして前記車両
    に搭載され、該第1および第2のドツプラ・レー
    ダの各々は、それぞれの同相および直角位相信号
    出力が生成される直角混合器14,16を含み、
    それぞれの第1および第2のドツプラ・レーダか
    らの同相および直角位相出力は組み合わされてそ
    れぞれ第1および第2の信号を生成し、これら第
    1および第2の信号は前記論理装置内で簡約して
    組み合わされて前記車両の傾きおよび振動の両方
    に実質的に感知しない第3の出力を生成すること
    を特徴とする車載用ドツプラ・レーダ装置。 5 特許請求の範囲第4項において、前記第1お
    よび第2のドツプラ・レーダはジエナス(背中合
    わせ)構成に配置搭載されていることを特徴とす
    る車載用ドツプラ・レーダ装置。 6 特許請求の範囲第4項または第5項におい
    て、前記第1および第2のドツプラ・レーダは前
    記車両の下部に搭載されていることを特徴とする
    車載用ドツプラ・レーダ装置。
JP58090845A 1982-05-25 1983-05-25 車載用ドップラ・レーダ装置 Granted JPS5967478A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8215268 1982-05-25
GB8215268 1982-05-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967478A JPS5967478A (ja) 1984-04-17
JPH0370795B2 true JPH0370795B2 (ja) 1991-11-08

Family

ID=10530616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58090845A Granted JPS5967478A (ja) 1982-05-25 1983-05-25 車載用ドップラ・レーダ装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4635059A (ja)
EP (1) EP0095300B1 (ja)
JP (1) JPS5967478A (ja)
AU (1) AU556782B2 (ja)
CA (1) CA1214243A (ja)
DE (1) DE3374149D1 (ja)
GB (1) GB2122834B (ja)
IN (1) IN157457B (ja)
ZA (1) ZA833783B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5422646A (en) * 1983-02-24 1995-06-06 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy High frequency MTI radar
AU575396B2 (en) * 1984-05-14 1988-07-28 Deere & Company Ground speed sensor
JPS6114586A (ja) * 1984-06-30 1986-01-22 Iseki & Co Ltd 対地車速検出装置
US4728954A (en) * 1984-12-20 1988-03-01 Deere & Company Ground velocity sensor with drop-out detection
DE3835510C2 (de) * 1987-10-30 1999-01-07 Volkswagen Ag Nach dem Doppler-Prinzip arbeitende Vorrichtung zur Ermittlung der von einem Fahrzeug zurückgelegten Wegstrecke
GB2221591A (en) * 1988-08-06 1990-02-07 Marconi Gec Ltd Optical vehicle speedometer
DE3909644A1 (de) * 1989-03-23 1990-09-27 Vdo Schindling Verfahren und vorrichtung zur eigengeschwindigkeitsmessung eines fahrzeugs nach dem dopplerradarprinzip
GB9016442D0 (en) * 1990-07-26 1990-10-17 Brelenstar Ltd Microwave transmitter/receiver radar device
US5621413A (en) * 1995-06-27 1997-04-15 Motorola Inc. Vehicle-ground surface measurement system
WO1997037241A1 (fr) * 1996-03-29 1997-10-09 Komatsu Ltd. Detecteur de vitesse de vehicule
AU6633798A (en) 1998-03-09 1999-09-27 Gou Lite Ltd. Optical translation measurement
US6580386B1 (en) * 2001-08-16 2003-06-17 Applied Concepts, Inc. System and method for processing radar data
US7218271B2 (en) * 2001-08-16 2007-05-15 Applied Concepts, Inc. System and method for determining patrol speed
DE102008038615A1 (de) * 2007-09-18 2009-03-19 Continental Teves Ag & Co. Ohg Sensoreinrichtung und Verfahren zum Erfassen der Bewegung eines Fahrzeugs
DE102010038541A1 (de) * 2010-07-28 2012-02-02 Continental Teves Ag & Co. Ohg Sensoranordnung zur Erfassung des Federwegs in einem Kraftfahrzeug
DE102011078989A1 (de) * 2011-07-12 2013-01-17 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Radarsensor zur Unterscheidung zwischen Vorwärtsfahrt und Rückwärtsfahrt bei einem Fahrzeug
WO2013105359A1 (ja) * 2012-01-10 2013-07-18 三菱電機株式会社 移動距離計測装置
US10705105B2 (en) 2017-07-21 2020-07-07 Applied Concepts, Inc. Absolute speed detector
WO2023169652A1 (en) * 2022-03-07 2023-09-14 Volvo Truck Corporation Radar systems for determining vehicle speed over ground
DE102022114239A1 (de) * 2022-06-07 2023-12-07 Itk Engineering Gmbh Radarsystem mit zwei Radarsensoren, Landfahrzeug und Verfahren
DE102022210430A1 (de) 2022-09-30 2024-04-04 Siemens Mobility GmbH Anordnung zur Bestimmung der Geschwindigkeit über Grund eines Schienenfahrzeugs

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3092832A (en) * 1959-03-06 1963-06-04 Bendix Corp Closure signal system
US3181148A (en) * 1959-03-30 1965-04-27 Bendix Corp Selective range detecting system
FR1273530A (fr) * 1960-11-03 1961-10-13 Bosch Arma Corp Dispositif de mesure de la vitesse d'un véhicule terrestre par rapport au sol
AU5326169A (en) * 1969-04-05 1970-10-15 Microelectronics Internationalinc Vehicle anti-collision automatic control system
US3680098A (en) * 1970-11-04 1972-07-25 Univ Syracuse Res Corp Large dynamic range coherent radar processor
GB1403358A (en) * 1971-08-26 1975-08-28 Emi Ltd Doppler movement detectors
US3859660A (en) * 1972-02-14 1975-01-07 Midwest Microwave Inc Doppler radar for land vehicles
US3833906A (en) * 1972-02-14 1974-09-03 Midwest Microwave Inc Doppler radar for land vehicles
JPS5313752B2 (ja) * 1972-05-30 1978-05-12
US3893076A (en) * 1973-10-18 1975-07-01 Raytheon Co Speed measurement system
GB1487201A (en) * 1974-12-20 1977-09-28 Lucas Electrical Ltd Method of manufacturing semi-conductor devices
GB1487701A (en) * 1975-01-02 1977-10-05 Marconi Co Ltd Apparatus for deriving information concerning the movements of a vehicle
US4050071A (en) * 1976-05-17 1977-09-20 Rca Corporation Bi-static radar speed sensor
US4107680A (en) * 1976-11-01 1978-08-15 Rca Corporation Digitally processed radar speed sensor
JPS5442733A (en) * 1977-09-12 1979-04-04 Nissan Motor Co Ltd Alarm system for vehicle
JPS56665A (en) * 1979-06-15 1981-01-07 Nissan Motor Co Ltd Protective device of ground speed radar for vehicle
JPS57128870A (en) * 1981-02-03 1982-08-10 Hitachi Heating Appliance Co Ltd Speedometer
US4414548A (en) * 1981-03-30 1983-11-08 Trw Inc. Doppler speed sensing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
DE3374149D1 (en) 1987-11-26
AU556782B2 (en) 1986-11-20
US4635059A (en) 1987-01-06
AU1487083A (en) 1983-12-01
EP0095300B1 (en) 1987-10-21
EP0095300A2 (en) 1983-11-30
GB2122834B (en) 1985-10-02
IN157457B (ja) 1986-04-05
EP0095300A3 (en) 1984-05-23
CA1214243A (en) 1986-11-18
JPS5967478A (ja) 1984-04-17
ZA833783B (en) 1984-02-29
GB2122834A (en) 1984-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0370795B2 (ja)
JP2003518635A (ja) 車両の周囲領域内の対象を検出して評価する方法と装置
KR20000062430A (ko) 물체와 위치 가변성 장치 사이의 직각 위치를 특정하는 방법
US3648225A (en) Digital sonar doppler navigator
JP3237034B2 (ja) 車載用超音波計測装置
JP3565862B2 (ja) 車道での電磁波の反射を利用するレーダを用いた車両の対地速度の測定方法
JPH03269388A (ja) 車載用多目的超音波計測装置
JPH04278487A (ja) 車両用レーダ装置
JP3563827B2 (ja) 車載計測装置
JPH07128444A (ja) 車両用距離測定装置
JPH0129274B2 (ja)
JPS6034707B2 (ja) Fm−cwレ−ダ
JP2856042B2 (ja) 車両用レーダ装置
JPH0433099A (ja) ドプラー式車両検知装置
US3241138A (en) Radar speed meter
JPS62195578A (ja) 潮流測定装置
TWI474030B (zh) 車輛偵測器及其量測方法
JPH0915330A (ja) レーダ装置
JPH0666935A (ja) 超音波ドップラ式対地速度計
JPH04105086A (ja) 間欠fm―cwレーダ
JPH04370900A (ja) 交通流計測装置
JPH05288849A (ja) 車両用ドップラ速度測定装置
JP2831642B2 (ja) 飛行体の速度測定装置
JPH0128915B2 (ja)
JPH06288748A (ja) 車長計測装置