JPH04370900A - 交通流計測装置 - Google Patents

交通流計測装置

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JPH04370900A
JPH04370900A JP14735691A JP14735691A JPH04370900A JP H04370900 A JPH04370900 A JP H04370900A JP 14735691 A JP14735691 A JP 14735691A JP 14735691 A JP14735691 A JP 14735691A JP H04370900 A JPH04370900 A JP H04370900A
Authority
JP
Japan
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signal
vehicle
ultrasonic
velocity
speed
Prior art date
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Application number
JP14735691A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Kawae
川江 武男
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交通情報を情報信号と
して出力する複数の車両検知器と、これらの車両検知器
に接続され、各車両検知器からの交通情報を基に道路状
況を把握可能にする処理装置とを有する交通流計測装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】渋滞度等の道路状況は、道路管理者が交
通規制等を実施する上で必要なものであると共に、ドラ
イバーが安全運転および運行コースの選択等を行う上で
必要なものであり、所定の区間内の複数箇所から収集さ
れた複数の交通情報を情報処理して得られるようになっ
ている。
【0003】一般に、交通情報の収集および情報処理は
、交通流計測装置で実施されるようになっている。従来
の交通流計測装置は、例えば300m等の所定間隔で道
路に配設された複数の車両検知器と、これらの車両検知
器に伝送線を介して接続された処理装置とを有しており
、上記の車両検知器は、例えば図8に示すように、ルー
プコイルセンサや超音波センサ等により車両の有無を検
知して車両有無信号を出力する検知部51と、車両有無
信号を基にして車両検知信号を形成する検知信号形成回
路53を有した検知器本体部52とからなっている。 そして、この交通流計測装置は、処理装置にて車両検知
信号から台数カウントnおよび時間占有率Oを得て、下
記の計算式から速度vを算出し、この速度vを渋滞度の
判定に使用するようになっている。
【0004】v  =  k・n(lav+d)/O尚
、lavは平均車長(m)、dは検知範囲(m)、kは
定数である。
【0005】これにより、従来の交通流計測装置は、各
車両検知器から収集された車両検知信号を処理装置に送
り、ここで信号を処理して台数、占有率、および速度を
出力する。これにより、これらの車両検知器が配設され
た区間内の渋滞度等の道路状況を把握させることが可能
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、渋滞度等の
道路状況は、車両の安全に密接に関連するため、正確な
把握が望まれている。しかしながら、上記従来の交通流
計測装置では、上述の計算式が大型車の混入率で変動す
る平均車長lavを定数として有しているため、算出さ
れる速度vが時間帯や設置場所等により大きな誤差を生
じ易く、渋滞度の正確な判定が困難であるという問題が
ある。
【0007】そこで、従来の交通流計測装置には、図9
に示すように、所定間隔を有した1組の検知部51・5
1に接続され、車両検知信号を出力する検知信号形成回
路53・53と、これらの検知信号形成回路53・53
からの車両検知信号の時間差から車両速度信号を出力す
る速度信号形成回路54とからなる検知器本体部52を
有した車両検知器もある。
【0008】これにより、上記の車両検知器を有した交
通流計測装置は、車両速度信号から直接的に速度vを得
ることができるため、正確に渋滞度を判定することが可
能になっている。ところが、この交通流計測装置の場合
には、車両が所定間隔を移動する際に要する時間差から
速度を求めるため、検知部51・51同士を数m程度離
す必要があり、この検知部51・51の間隔は、車両検
知器を敷設する際に、設置場所の制限を受け易くさせ、
設置時のコストを増大させるという問題を招来すること
になる。
【0009】従って、本発明においては、1つの検知部
で速度を直接的に検出可能にすることで、正確な渋滞度
の判定と共に、設置場所の制限や設置コストの増大を防
止することができる交通流計測装置を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の交通流計測装置
は、上記課題を解決するために、車両等の測定対象物の
速度を検出して速度データを出力する車両検知器と、こ
の車両検知器からの速度データを基に渋滞度を判定する
処理装置とを有するものであり、下記の特徴を有してい
る。
【0011】即ち、交通流計測装置の車両検知器は、測
定対象物へ発信した例えば超音波信号や赤外線光等の検
知信号と、測定対象物から反射した検知信号とを基に、
測定対象物の速度を検出することを特徴としている。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、測定対象物の速度を車両
検知器により直接的に検出するようになっているため、
大型車の混入率が変動することによる誤差が発生せず、
渋滞度の正確な判定が可能になっている。また、この交
通流計測装置は、測定対象物への発信および測定対象物
からの反射による送受信時の検知信号を基に、測定対象
物の速度を検出するようになっているため、検知信号の
送受信器を1つの筐体に収納することが可能になってい
る。従って、この交通流計測装置は、車両検知器を敷設
する際に、設置場所の制限を受け難く、設置時のコスト
を減少させることが可能になっている。
【0013】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例に係る交通流計測装置は、図2に
示すように、例えば500m等の所定間隔で道路に配設
された複数の車両検知器1…と、これらの車両検知器1
…に例えば電話回線等の伝送線3を介して接続された処
理装置2とを有している。上記の車両検知器1…は、道
路の側方から車両等の測定対象物13の前面に向けて検
知信号である超音波信号を発信可能になっており、図1
に示すように、超音波信号の送受信面が測定対象物13
方向に向けられた一対の超音波送受信器4a・4bを有
している。
【0015】上記の一方の超音波送信器4aには、送信
信号増幅回路5を介してOSC(oscillator
)6が接続されている。OSC6は、数10kHzの発
振周波数f0 を有した交流電圧からなる発振信号を出
力するようになっており、超音波送信器4aは、上記の
発振信号が送信信号増幅回路5で増幅されて入力される
ことにより、超音波信号の発信用として使用されるよう
になっている。
【0016】一方、他方の超音波受信器4bは、超音波
信号の受信用として使用されるようになっており、所定
の速度vを有した測定対象物13の反射によるドップラ
ー効果で受信周波数f1 とされた超音波信号を受信し
た際に生じる交流電圧を受信信号として出力するように
なっている。この超音波受信器4bは、交流電圧を増幅
する受信信号増幅回路7に接続されており、受信信号増
幅回路7は、受信信号の不要な帯域成分を除去するバン
ドパスフィルタ回路8に接続されている。
【0017】上記のバンドパスフィルタ回路8は、ミキ
サー回路9に接続されており、このミキサー回路9には
、上述のOSC6が接続されている。そして、ミキサー
回路9は、バンドパスフィルタ回路8からの受信信号(
受信周波数f1 )とOSC6からの発振信号(発振周
波数f0 )とを混合させ、この混合から得られるドッ
プラー周波数fd =|f1 −f0 |の成分を有す
る混合信号を出力するようになっている。そして、この
ミキサー回路9は、混合信号の不要な高周波成分を除去
するローパスフィルタ回路10に接続されており、ロー
パスフィルタ回路10は、混合信号を矩形化する波形整
形回路11を介してマイクロコンピュータ12に接続さ
れている。
【0018】上記のマイクロコンピュータ12は、CP
U(Central Processing Unit
)やROM(Read Only Memory) 、
RAM(Random Access Memory)
、カウンタ、インターフェース部等からなっており、上
記のROMには、混合信号のドップラー周波数fd か
ら速度を算出する速度算出ルーチン等のプログラムが記
憶されている。
【0019】上記の構成において、交通流計測装置の動
作について説明する。
【0020】先ず、OSC6が発振周波数f0 の発振
信号を出力し、この発振信号が送信信号増幅回路5で増
幅された後、超音波送信器4aに入力されることになる
。 超音波送信器4aは、発振信号の電気的エネルギーを機
械的エネルギーに変換することになり、この機械的エネ
ルギーで空気を振動させて送信周波数f0 の超音波信
号を発信することになる。
【0021】上記の超音波信号は、図2に示すように、
道路の側方から測定対象物13の前面に向けて音速で進
行し、測定対象物13へ衝突して車両検知器1方向に反
射し、図1に示すように、車両検知器1の超音波受信器
4bで受信されることになる。この際、反射した超音波
信号は、測定対象物13の速度vが上記の音速に加えら
れた速度になっており、超音波受信器4bでの超音波信
号の受信周波数は、ドップラー効果により送信周波数f
0 から受信周波数f1 に増大している。
【0022】超音波信号を受信した超音波受信器4bは
、超音波信号の振動による機械的エネルギーを電気的エ
ネルギーに変換し、受信周波数f1 の交流電圧からな
る受信信号を出力することになる。そして、この受信信
号は、受信信号増幅回路7で増幅され、バンドパスフィ
ルタ回路8で不要な帯域成分が除去された後、ミキサー
回路9に入力されることになる。
【0023】ミキサー回路9に入力された受信信号は、
OSC6からの発振周波数f0 の発振信号と混合され
ることになり、ミキサー回路9は、この混合によりドッ
プラー周波数fd =|f1 −f0 |の成分を有す
る混合信号をローパスフィルタ回路10へ出力すること
になる。 そして、混合信号は、ローパスフィルタ回路10で不要
な高周波成分を除去された後、波形整形回路11で矩形
化されてマイクロコンピュータ12に入力されることに
なる。
【0024】混合信号が入力されたマイクロコンピュー
タ12は、速度算出ルーチンを実行しており、この速度
算出ルーチンは、混合信号のドップラー周波数fd =
|f1 −f0 |を下記の計算式に代入することにな
る。
【0025】 v  =  (c・fd )/(2・f0 ・COSθ
)尚、上記のvは速度、cは音速、f0 は超音波送信
器4aから出力される超音波信号の送信周波数であり、
COSθは、図3に示すように、超音波信号の進行方向
と車両の進行方向との角度θから反射した超音波信号の
有効成分を補正するものである。
【0026】これにより、上記の計算式から各測定対象
物13…の速度vが算出されることになり、これらの速
度vデータは、図2に示すように、伝送線3を介して処
理装置2に送信されることになる。そして、処理装置2
は、速度vデータを用いて渋滞度を判定することになる
。即ち、例えば速度vデータを40km/h等の渋滞判
定速度データと比較し、速度vデータが渋滞判定速度デ
ータ以下で、且つ、この渋滞判定速度データ以下が例え
ば1〜1.5km等の渋滞判定距離データ以上の場合に
、渋滞状態であると判定することになる。
【0027】このように、本実施例の交通流計測装置は
、各測定対象物13…の速度vを車両検知器1により直
接的に検出するようになっているため、大型車の混入率
が変動することによる誤差が発生せず、渋滞度の正確な
判定が可能になっている。また、この交通流計測装置は
、超音波送受信器4a・4bを1つの筐体に収納するこ
とが可能になっている。従って、交通流計測装置は、車
両検知器1を敷設する際に、設置場所の制限を受け難く
、設置時のコストを減少させることが可能になっている
【0028】尚、本実施例の車両検知器1…は、超音波
信号の送受信時のドップラー効果により測定対象物13
の速度vを得るようになっているが、これに限定される
ことはなく、例えばマイクロ波や赤外線光等の検知信号
のドップラー効果により速度vを得るようになっていて
も良い。
【0029】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図4な
いし図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0030】本実施例に係る交通流計測装置は、例えば
300m等の所定間隔で道路に配設された複数の車両検
知器1…と、これらの車両検知器1…に伝送線3を介し
て接続された処理装置2とを有している(図2参照)。 上記の車両検知器1…は、図4に示すように、検知信号
である超音波信号の送受信面が測定対象物方向に向けら
れた一対の超音波送受信器21a・21bを有しており
、一方の超音波送信器21aには、2入力のAND回路
22の出力端子が接続されている。
【0031】上記のAND回路22の一方の入力端子に
は、発振周波数が20〜30kHzの発振信号を出力す
るOSC23が接続されている。また、AND回路22
の他方の入力端子には、数100ms程度のパルス周期
t0 で数msのパルス幅の出力パルス信号を出力する
パルス発生回路24が接続されている。そして、OSC
23およびパルス発生回路24が接続されたAND回路
22は、出力パルス信号の入力時に発振信号を超音波送
信器21aへ出力するようになっており、この超音波送
信器21aは、上述のパルス周期t0 で超音波信号を
発信するようになっている。
【0032】上記の超音波信号は、測定対象物で反射さ
れた後、他方の超音波受信器21bで受信されるように
なっており、超音波受信器21bは、受信した超音波信
号から交流電圧の受信信号を出力するようになっている
。この超音波受信器21bは、受信信号を増幅する受信
信号増幅回路25に接続されており、受信信号増幅回路
25は、受信信号の不要な帯域成分を除去するバンドパ
スフィルタ回路26に接続されている。さらに、バンド
パスフィルタ回路26は、受信信号をパルス状の直流電
圧に変換した受信パルス信号を出力するパルス生成回路
27に接続されており、このパルス生成回路27は、フ
リップフロップ回路28のR端子28aに接続されてい
る。
【0033】上記のフリップフロップ回路28は、R端
子28aの他、Q端子28bおよびCK端子28cを有
しており、CK端子28cには、上述の出力パルス信号
を出力するパルス発生回路24が接続されている。また
、フリップフロップ回路28のQ端子28bおよびパル
ス発生回路24は、マイクロコンピュータ29に接続さ
れており、このマイクロコンピュータ29は、パルス発
生回路24からの出力パルス信号と、フリップフロップ
回路28を介したパルス生成回路27からの受信パルス
信号とを基にして測定対象物の速度を算出するようにな
っている。
【0034】上記の構成において、交通流計測装置の動
作について説明する。
【0035】先ず、OSC23が発振信号を出力し、こ
の発振信号がAND回路22の一方の入力端子に入力さ
れることになる。この際、AND回路22の他方の入力
端子には、図7にも示すように、パルス発生回路24か
らの出力パルス信号がパルス周期t0 で入力されてお
り、AND回路22は、出力パルス信号の入力時に発振
信号を超音波送信器21aへ出力し、超音波送信器21
aから数msのパルス幅の超音波信号を間欠的に出力さ
せることになる。
【0036】上記の超音波信号は、測定対象物に向けて
音速で進行し、測定対象物へ衝突して車両検知器方向に
反射し、車両検知器の超音波受信器21bで受信される
ことになる。超音波信号を受信した超音波受信器21b
は、交流電圧からなる受信信号を出力することになり、
この受信信号は、受信信号増幅回路25で増幅され、バ
ンドパスフィルタ回路26で不要な帯域成分が除去され
た後、パルス生成回路27に入力されることになる。
【0037】パルス生成回路27に入力された受信信号
は、交流電圧からパルス状の直流電圧である受信パルス
信号に変換され、フリップフロップ回路28のR端子2
8aに入力されることになる。一方、フリップフロップ
回路28のCK端子28cには、パルス発生回路24か
ら出力パルス信号が入力されており、フリップフロップ
回路28は、出力パルス信号の立ち上がりエッジと受信
パルス信号の立ち上がりエッジとのパルス幅時間t1 
,t2 を有する時間差出力信号をQ端子28bから出
力することになる。
【0038】上記の時間差出力信号は、パルス発生回路
24からの出力パルス信号と共に、マイクロコンピュー
タ29に入力されることになり、マイクロコンピュータ
29は、出力パルス信号のパルス周期t0 および時間
差出力信号のパルス幅時間t1 ・t2 を基にして下
記の演算アルゴリズムで測定対象物の速度vを算出する
ことになる。
【0039】即ち、図5に示すように、超音波信号P1
 が出力されたときに、速度v(m/s)で走行する測
定対象物13と車両検知器1との距離がL1 (m)で
あるとし、音速がC(m/s)であるとすると、超音波
信号P1 が測定対象物13に到達するまでの測定対象
物13の走行距離および超音波信号P1 の進行距離は
、C・t1 /2およびv・t1 /2となる。これに
より、上記の距離L1 は、(C+v)・t1 /2で
表されることになる。
【0040】次に、超音波信号P1 からパルス周期t
0 の時間遅れで超音波信号P2 が出力されたときの
測定対象物13と車両検知器1との距離がL2 である
とすると、超音波信号P2 が測定対象物13に到達す
るまでの測定対象物13の走行距離および超音波信号P
2 の進行距離は、C・t2 /2およびv・t2 /
2となる。これにより、上記の距離L2 は、(C+v
)・t2 /2で表されることになる。
【0041】また、上記のパルス周期t0 間に走行す
る測定対象物13の走行距離L1 −L2 は、速度v
にパルス周期t0 を積算したv・t0 に等しいため
、L1 −L2=v・t0 の関係式が成立し、この関
係式に上述の(C+v)・t1 /2および(C+v)
・t2 /2を代入することで、下記の計算式が導かれ
ることになる。
【0042】   v  =  C・(t1 −t2 )/〔2t0 
−(t1 −t2 )〕そして、マイクロコンピュータ
29は、上記の計算式にパルス周期t0 、パルス幅時
間t1 ,t2 、および音速Cデータを代入して測定
対象物13の速度vを算出することになる。この後、測
定対象物13の進行方向と超音波信号P1 ・P2 の
進行方向とが角度θを有している場合には(図3参照)
、実測値Vがv/COSθで換算された後、伝送線を介
して処理装置に送信されることになる。尚、以降の動作
は、実施例1と同様の動作であるため、その説明を省略
する。
【0043】このように、本実施例の交通流計測装置は
、各測定対象物13…の速度vを車両検知器1により直
接的に検出するようになっているため、大型車の混入率
が変動することによる誤差が発生せず、渋滞度の正確な
判定が可能になっていると共に、車両検知器1を敷設す
る際の設置場所の制限を受け難く、設置時のコストを減
少させることが可能になっている。
【0044】尚、本実施例の車両検知器1…は、超音波
送受信器21a・21bが送信用と受信用とに分離され
ているが、これに限定されることはなく、送信用と受信
用とを兼用させた超音波センサで速度を検出するように
なっていても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明の交通流計測装置は、以上のよう
に、測定対象物の速度を検出して速度データを出力する
車両検知器と、この車両検知器からの速度データを基に
渋滞度を検出する処理装置とを有しており、上記車両検
知器が、測定対象物へ発信した検知信号と、測定対象物
から反射した検知信号とを基に上記速度を検出する構成
である。
【0046】これにより、測定対象物の速度を車両検知
器により直接的に検出するようになっているため、車両
長の異なる車両の混入比率が変動することによる誤差が
発生せず、渋滞度の正確な判定が可能になっている。ま
た、測定対象物への発信および測定対象物からの反射に
よる送受信時の検知信号を基に、測定対象物の速度を検
出するため、検知信号の送受信器を接近または統合させ
て1つの筐体に収納することが可能になり、設置場所の
制限および設置時のコストを減少させることが可能であ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交通流計測装置の車両検知器のブロッ
ク図である。
【図2】交通流計測装置の概略構成図である。
【図3】測定対象物の走行方向と超音波信号の進行方向
との角度を示す説明図である。
【図4】車両検知器のブロック図である。
【図5】測定対象物と車両検知器との位置関係を示す説
明図である。
【図6】測定対象物と車両検知器との位置関係を示す説
明図である。
【図7】車両検知器内の信号の波形図である。
【図8】従来例を示すものであり、車両検知器のブロッ
ク図である。
【図9】従来例を示すものであり、車両検知器のブロッ
ク図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象物の速度を検出して速度データを
    出力する車両検知器と、この車両検知器からの速度デー
    タを基に渋滞度を判定する処理装置とを有する交通流計
    測装置であって、上記車両検知器は、測定対象物へ発信
    した検知信号と、測定対象物から反射した検知信号とを
    基に上記速度を検出することを特徴とする交通流計測装
    置。
JP14735691A 1991-06-19 1991-06-19 交通流計測装置 Pending JPH04370900A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8108135B2 (en) 2006-12-28 2012-01-31 Denso Corporation Traffic congestion degree determination device, traffic congestion degree notification device, and program
JP2019169028A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 東日本高速道路株式会社 渋滞予測システム、渋滞予測方法、学習装置、予測装置、プログラム、および学習済みモデル

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