JPH0370725A - アミン富裕の弗素化ポリウレタン尿素及び装置表面に抗トロンボゲン剤を固定化する為の方法におけるその使用 - Google Patents

アミン富裕の弗素化ポリウレタン尿素及び装置表面に抗トロンボゲン剤を固定化する為の方法におけるその使用

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JPH0370725A
JPH0370725A JP2161165A JP16116590A JPH0370725A JP H0370725 A JPH0370725 A JP H0370725A JP 2161165 A JP2161165 A JP 2161165A JP 16116590 A JP16116590 A JP 16116590A JP H0370725 A JPH0370725 A JP H0370725A
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キャン・ビー・フ
Donald D Solomon
ドナルド・ディー・ソロモン
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Becton Dickinson and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) (1)発明の分野 この発明は生体医療装置に関し、更に具体的には抗トロ
ンボゲン剤(antithrombogenic ag
ent)を共有結合により固定化する為の方法に関する
(2)  発明の背景 生物学的並びに化学的に人の体液に対し′ζ安定な物質
を見出す為に長年に亙っ゛C高範囲の研究が行なわれC
きた。この分野の研究は血液と接触しなければならない
種々の対象物と物品、例えば、人工器官、脈管移植片、
探触子、カニユーレ、カテーテル等の発達と共に益々重
要になっ”Cきた。
そのような物品に対して好ましい材料として台底プラス
チックが前面に出てきた。しかしながら、これらの物質
は血液凝血性(トロンボゲン性)があると昌゛う主要な
欠点を持っ゛(いる、トロンボゲン性に対しては従来ヘ
パリンのような抗凝血剤の使用によっ゛ζ便宜的に対抗
しζきた。何もしない限りは本来血液凝血性であるポリ
マー表面にヘパリンを固着する為の種々の方法が開示さ
れ゛(いる。
米国特許第3,457,098号の中でRr、ライニン
ガーとG、A、ブロードによって教示された一つの方法
では、第四アミンがエポキシ樹脂に練り込まれている。
その後、水に溶解したヘパリン酸ナトリウムに暉ずと、
イオン的に結合したヘパリンを生ずる。ポリマー系は本
来硬いエポキシ樹脂であり、押し出しを要するカテーテ
ル、その他の装置のような医療用装置を形成するには不
適当である。これらのポリマーは又、装置に柔軟性が必
要とされるような場合には適当でない。
米国特許第3,617,344号の中でライニンガー他
はポリマーの表面を化学的に変性してクロロメチル基を
含ませる方法を開示しこいる。クロロメチル基ヲアミン
化すれば第四アンモニウムハロゲン化物が得られる。ハ
ロゲン化物をヘパリンのナトリウム塩と反応させるとポ
リマー表面にヘパリンのイオン粘合を生じる。
イオン結合に対する関連したアプローチの方法が米国特
許第3,634,123号の中にエリクソン他によっ”
ζ記述されζいる。プラスチックの表面を有する物品を
、長鎖のアルキル′?ミン又は′フルキレンシアミンの
水素ハロゲン化物のようなカチオン性の界面活性剤の水
溶液の中でプラスチックの軟化点近く、又はそれ以上の
温度に加熱する。溶液は予め酸を加えて7.0又はそれ
以下のpiに調節する。その後、プラスチック物品をヘ
パリンの水溶液と一緒に蒸煮すると、約0.1国際車位
のヘパリンをその上に有する物品が得られる。
米国特許第4,349,467号、同第4,613,5
17号の中ζ、ウィリアム他は界面活性剤、ヘパリン法
の修正法を開示している。前者の特許は、もっと高濃度
のヘパリン溶液を用いることによってより大量のヘパリ
ンがプラスチック表面に固着することを開示している。
後者の特許は、ポリマーの表面をプラズマで処理し、プ
ラズマ処理された表面を第四アンモニウム塩と共に蒸煮
し、アンモニウム塩をヘパリンのナトリウム塩と反応さ
せ、ヘパリンをグルタルアルデヒドと架橋結合させるこ
とを開示している。
アミン富裕の表面で被覆したポリマー物品へのヘパリン
の共有結合がソロモン他による米国特許第4,521,
564号に開示されている。米国特許第4.720,5
12号にヒユー他によって開示された改良方法では、ヘ
パリン化する前に弗素原子がソロモン他によるアミン−
リッチな表面にプラズマ沈着される。
米国特許第4.098,742号には、夫々ベルフロオ
ロアルキル置換されたジオールとポリシロキサンから誘
導されたセグメントを含むポリウレタンがミューラーに
よって開示されている。
ピンチュクによる米国特許第4.FIIo、749号は
、弗素化されたポリシロキサン ジオールからill製
される弗素化されたポリウレタンを開示している。
共通譲り受は人の同時継続出願第173.l’192号
は弗素化されたポリエーテルウレタンとそれから作られ
た医療用装置を開示し′Cいる。
医療用装置の製作用の抗トロンボゲン性の表面に向け゛
ζ相当な進歩が為されてきたが、更に一層の改良が必要
とされCいる。特に、長期間に亙り血液と接触するよう
な装置に用いる本質的に非トロンボゲン性の表面を有す
る物質が求められている。この発明の目的とするのは、
この要求を満たずことにある。
(発明の要約) 遊離の“アミノ基を待つ熱可塑性の弗素化されたポリウ
レタン尿素(以降、F P tJ Uと略称する)は、
ジイソシアネート、弗素化されたポリグリコール(以降
、FPGと略称する)、ポリアミン、及びポリアルキレ
ンオキシド ポリオール(以降、PAOと略称する)又
はポリエステル ポリオールのような別のグリコールと
の反応生成物である。
発明の好ましいFPUUは、4.4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)とポリテトラメチレン 
エーテル グリコール(PTMEG)から調製され、0
.1%又はそれ以上のFPGを含む。
発明の別の面は、表面にFPUUの被覆層を有し、遊離
のアよノ基を介してFPUUの被覆層に共有結合した抗
トロンボゲン剤(抗凝血剤)を有するポリマーの支持構
造体を含む医療用装置である。好ましい抗凝血剤はヘパ
リンであり、好ましい装置はカテーテルである。
発明は血液と適合性のある医療用装置を調製する為の方
法を含む。好ましい方法では、末端イソシアネート基を
有するFPUUのプレポリマーが医療用装置の所望の形
を持つ支持構造体の上に塗被される。次いで、遊離のイ
ソシアネート基にポリアミンを反応させて、造形された
支持体構造上のFPUUに遊離のアミノ基を導入する。
次ぎに、遊離のアミノ基をアルデヒド−活性化したヘバ
リンと反応させる。
FPUUの弗素原子は装置の表面に疎水性を導入し、そ
れによっ°ζヘパリンの抗トロンポゲン(抗凝血)効果
が高められる。更に、FPUU分子鎖の中に弗素化され
たポリオールを包含させることによって弗素原子を導入
するのは、複雑で高価なプラズマ発生装置を要する別の
プラズマ沈着モ程ご弗素原子を導入する先行技術の方法
に比べご操作的に簡単なプロセスである。
このように、本発明は゛?ミン リッチなFPtlll
と装置表面に共有粘合したヘパリンを有するFPtlU
を含む医療用装置を提供するものである。装置は体液、
特に血液に対し゛(優れた生物学的および化学的安定性
を有する。ヘパリンは表面に共有粘合しているから、血
液を流しζも装置表面から洗い落とされることはなく、
従っ′ζ装置はその抗トロンボゲンの性質を実質的に永
久に持ち続ける。
(発明の詳細な記述) この発明は多くの異なった形の具体例によっ゛ζ満足さ
せられるが、ごごに発明の好ましい具体例に就いて詳細
に記述ずる。但し、本開示書は発明の原理の典型例と考
えるべきであり、本発明を記述された具体例に限定する
積もりはない。発明の範囲は付随する特許請求の範囲と
その等漬物によっ°ζ測られるだろう。
ヘパリンを添加するのに適した本発明のFPUU被覆物
は三つの必須成分、即ち、ジイソシアネート、FPG及
びポリアミンを含んでいる。好ましい被覆物は更に被弗
素化ポリオールを含有する。
適当なジイソシアネートは、MDI、3.3’ジソエニ
ルメタン ジイソシアネートのような芳香族のジイソシ
アネート、イソフォロン ジイソシアネートと4,4′
−ジシクロヘキシルメタンジイソシ゛?ネートの如き脂
環式のジイソシアネート、及び例えば、ヘキサメチレン
 ジイソシ“?ネートのような脂肪族のジイソシアネー
トを含む、最も好ましいジイソシアネートはMDIであ
る。
用いられるイソシアネートの量は慣習的なイソシアネー
ト指数(Index)を用いζ表わずことがごきる。指
数はヘパリンの結合の為にF P U U上に保持され
る遊離のアミノ末端基の数を最大にする為に100以下
に保つのが好ましい、このように、イソシアネート指数
は約40〜99、好ましくは約65〜95、最も好まし
くは約75〜90である。
重量で約10〜70%の弗素を有するポリエーテルグリ
コールはいかなるものでもFPGとして用いることがで
きる。ここで、すべてのパーセンテージは特に断わらな
い限り重量%である。好ましいFPGは、ペンダント側
鎖のペルフルオロアルキル基中に約30〜6帽1%の弗
素を有し、次の一般式を持つ: H−(0−CI−CHt)x−(0(CHt)lI)y
−OH( CHよ 但し、式中のRは約1〜12個の炭素原子を有するベル
フロオロ化されたアルキル基、Xは約1〜4、yは約0
〜20.2は約2〜5である。好ましいFPGでは、R
は約4〜10個の炭素原子を有する。
最も好ましくは、Rはペルフルオロヘキシル基である0
発明の弗素化されたポリオールは、プラウエア州、ウイ
ルミントンに在るE、1.デュポン ドネムオワース社
から人手できる。
PAOは、例えば、ポリエチレン グリコール、ポリプ
ロピレン グリコール、PTMEG等またはそれらの混
合物である。好ましいポリオールは約500から約50
00の分子量を持つP T M F、 Gであるe最も
好ましいPAOは分子量が約1000から約2000の
PTEGである。そのようなポリオールは夫々テラタン
の1000と2000としく−r′、xポン社から市販
されζいる。
若しもF P U tJの弗素化され°Cいないグリコ
ール成分にポリエステル グリコールを含めることを希
望するならば、適当なグリコールは例えば、ポリエチレ
ン アジピン酸エステルとポリカプロラクトンである。
全グリコール含量の中のFPGのパーセンテージは約0
.1〜100%である。好ましくは、FPGの重量パー
センテージは約5〜40%である。
ポリアミン成分は、発明のF P U tJに遊離のア
ミノ末端基を与えるようないかなる物質または物質の混
合物でも良い。適当なポリアミンは、例えば、炭素原子
を約2〜20個有するジアミンである。
適当なジアミンの代表例は、ヘキサメチレン ジアミン
、オクタメチレンジアミン、ドデカメチレンシア短ン、
2−メチルペンタメチレンジアミンである。ジアミノポ
リエーテルも同じく使用できる。
適当なジアミノポリエーテルの例は、テキサコケミカル
CO,+(ベルレア、テキサス77401)から市販さ
れているポリ(オキシエチレン)をベースとしたジアミ
ンであるシェフアミン(Jeffa+*1ne) ED
600である。
FPUUO中のポリアミンの重量パーセンテージはFP
UUの全重量の約1〜70%、好ましくは約5〜30%
である。
発明のFPUUは一段重合法または、好ましくはプレポ
リマーを通じて進行する二段法によって調製される。−
膜性では、グリコール混合物とポリアミンを化合させ、
そして激しく攪拌しながらジイソシアネートを一度に全
部添加する。プレポリマー法では、グリコール混合物を
ジイソシアネートと反応させて末端ジイソシアネート基
を有するプレポリマーとし、次に末端にイソシアネート
を持つプレポリマーをジアミンと反応させてPPIJI
Iとするか、又は好ましくは下に記す如く、アミン化す
る前にプレポリマーをポリマーの支持構造体の上に塗布
する。
いずれの方法によっても弗素原子は、弗素原子が単にポ
リマー鎖の表面にあるに過ぎない従来方法の処方と対照
的に、ポリウレタン尿素の分子鎖の一部となっているこ
とが直ちに分かるだろう。
固体の支持構造体として本発明で用いられるポリマー物
質は広い範囲のポリマー物質から選ぶことができる。固
体の支持体の表面は、個々の物質いかんによって変性さ
れたり、しなかったりする。
支持構造体として有用なプラスチック材料の具体例は、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリウ
レタン−シリコン共重合体、ポリウレタン尿素、ポリカ
ーボネート、シリコンゴム、ポリエステル、ナイロン、
天然ゴム、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリスチレ
ン、ポリカーボネートとシリコン ゴムの共重合体、及
びそれらの混合物から構成される群から選ばれる。好ま
しい支持構造体はポリウレタン又はポリウレタン尿素で
ある。
固体の支持構造体の特別な形式は、それが本発明に従っ
て更に処理を受ける為の支持体として役立つ以上に、こ
の発明にとって臨界的重要性を持つものではない。好ま
しくは、支持構造体はアミン リッチなFPUU又は末
端イソシアネート基を有するプレポリマーの被覆を受け
る前に所望の最終装置の形に底型、キャスト又は押し出
しされる。!lも好ましくは、支持構造体はカテーテル
、脈管移植片または脈管プロテーゼの形に底型される。
ポリマーの支持構造体にアミン−リッチなppuuを被
覆するには適当ないかなる方法を用いても良い0例えば
、アミン−リッチなFPUUを支持構造体に刷毛で塗っ
たり、又はスプレーすることもできる。好ましい方法は
適当な溶剤、例えば、アルコール、塩化メチレン、テト
ラヒドロフラン、ジメチル スルホキシド、N−メチル
ピロリドン、ジメチルホルムアミド又はそれらの混合物
に溶かした゛?ミンーリッチなFPUUの溶液を調製す
ることごある。次に、支持構造体を溶液中に約0 ’C
から最高溶剤の沸点までの温度で約0.5〜30分間、
好ましくは室iご5分間軽く浸すか、又は浸漬する。そ
れによう・C被覆層は支持構造体の表面に枯合し、アミ
ノ基が抗トロンボゲン性薬剤の共有結合の為の座を提供
する。
最も好ましくは、好ましいポリウレタン又はポリウレタ
ン尿素からなる支持構造体を末端イソシアネート基を有
するプレポリマーの溶剤溶液の中に約25〜75°C1
好ましくは約30〜70°Cの温度で約5〜30分間浸
けることによって被覆される。この反応段階のシーケン
スにおいて、支持構造体へのFPUUの結合はプレポリ
マーのイソシアネート基の幾つかが支持構造体と反応す
ることによっζ高められる。次に、被覆された支持構造
体をポリアミンの溶剤溶液中に浸して残りのイソシアネ
ート基をポリアミンと反応させれば、抗トロンボゲン性
薬剤の結合の為めの゛?ミノ未@基を持った支持構造体
が得られる・ ト述の如くしζ゛??ミンーリツチPUUで被覆した支
持構造体は抗トロンボゲン剤で処理される。ここで用い
ζいるような抗トロンボゲン剤と昌゛う5葉は、支持+
#遺体の表面トの血栓生成を防止するような、又は連鎖
的な凝固反応内の一つ又は一つ以卜の段階を禁止するよ
うな任意の物質、即ち、例えば血小板凝集を減らしたり
、フィブリンを溶解したり、受動的な蛋白質沈着を高め
るような総ての物質を指し′(いる。抗トロンボゲン性
の物質は、ヘパリン、プロスタグランジン、多糖類硫酸
塩、及びそれらの混合物から構成される群より選ぶこと
ができる。ヘパリンが好ましく用いられる。
好ましくは、抗トロンボゲン剤は、F P tJ tJ
の遊離のアミノ基への共有結合を高める為に官能基を導
入するように化学的に変性される。
抗トロンボゲン剤の活性化は色々なやり方で行なうこと
が(きるが、好ましくは酸化剤または還元剤による化学
的変性が用いられる。最も好ましくは、ヘパリンを酸化
してアルデヒド−変性ヘパリンとする。アルデヒド基と
FPUUの遊離のアミノ基が反応するとシッフの塩基が
でき、これを還元することによってヘパリンがFPUU
に共有結合する。
活性化されたヘパリンのアルデヒド基とアミノ基は、表
面上にアミン−リッチなF P U tJの被覆を有す
る支持体を活性化されたヘパリンと還元剤の溶液に浸漬
することによって好都合に反応させることができる。好
ましくは、支持体は約1〜30%のシアノ硼化水素ナト
リウムを含むアルデヒド−変性のヘパリン約0.1−1
5重量%の水溶液中に約0,5〜35時間、1120〜
50°Cの温度に保たれる。
抗トロンボゲン剤のカップリング反応が完了したら、表
面を水で洗浄して緩結合の、又は未反応の抗トロンボゲ
ン剤を洗い落とす。随意ではあるが、洗浄は等張の溶液
を用いて行なっても良い。
それによって、支持体表面に共有結合したヘパリンの量
は約10から80μg/c−になるだろう。
未だ実証された訳ではないが、本発明の、バリンを付与
した装置の高められた抗トロンボゲン活性は、弗素原子
によってF P U 17表面に賦与された高められた
疎水性に起因するものと信ぜられる。
このように、弗素原子は親水性の抗トロンボゲン姓基(
例えば、ヘパリン分子)相互作用を最小にし、それが支
持体表面から外に向かっζ離れた位置に抗トロンポゲン
性基を滞留させる原因となり、それによって血液との有
効接触面積を大じし、枯果とし′C血栓の形成防止に一
層活性的にしCいるものと思われる。
この発明の生産物は体液と接触するように設計された広
い範囲の装置に用いることができることを認識−3べき
(ある。血液のような体液と接触する代表的な物品には
、人ヱ器官、血管移植片、探触子、カニ1−レ、カテー
テル、血液透析のチューブ材料、高栄養補給用カテーテ
ル、長期西在型血管カテーテル等が含まれる。本発明の
製品の中に好ましい用途は、発明の組成物がカテーテル
の内部と外部のいずれか−り又は両方に塗布されている
ようなカテーテル型の装置にある。
以下に特に限定を設けない実施例によっ°ζ発明を更に
具体的に例示する。
実施例 I 末端にイソシ゛?ネート基を有づるプレポリマーを調製
する為の一般的手順 最初に弗素化されたポリオールを塩化メチレンに溶解し
た。次にMDIを混合物に添加1.た。15分間攪拌し
た後、例えば、ポリエチレン グリコール、ポリプロピ
レン グリコール又はポリテトラメチレン グリコール
のような別のポリオールを添加した。反応温度を70±
10°Cにコントロールした。更に攪拌を続けながら追
加のMDIを添加した。2時間攪拌した後、樹脂混合物
を冷却した。
使用したポリオールとMDIの割合に応しζ、上のよう
にして調製されたプレポリマーは約1%から約20%の
遊離のイソシ゛7ネートを持つようになる。
実施例 ■ ポリマーの支持体のヒにプレポリマーを塗布1こと ポリウレタンの配管材料のサンプルを、実施例■に従っ
C分子92000のPTMEGから調製した9、5%の
&離のイソシアネートを持つプレポリマー1)40%(
重it)溶液の中に浸けた。配管材料を窒素雰囲気下に
15分間プレポリマーに接触させ、次に溶液から取り出
して、溶剤を蒸発させた。
実施例 ■ プレポリマーを塗布した支持体をポリアミンと反応させ
ること 実施例■ご得たイソシアネートの末端基を有するプレポ
リマーを塗布した配管材料を25°Cの密閉環境の中に
30分間置い“(溶剤を揮発させた。?8剤の揮発期間
中、雰囲気を連続的に窒素ごフラッシュした。30分後
、配管材料を50゛Cのヘキサチレンジ゛7ミンの20
%溶液に移した。5分後に、配管材料を取り出し、連続
水流の中で最高48時間に亙って濯ぎ共有結合したジア
ミン以外のシア湾ンを完全に取り除いた。
実施例 ■ F P U UのiJQ製とポリマーの支持体への塗布
150コリリソトルの塩化メチレンを用いてソルオロポ
リエーテル グリコール19グラムを?容器した。別の
容器の中で100ミリリ・ノトルの1−メチル2− ピ
ロリドンに10.5グラムのMDIを添J用した。
次に後者を前者に加えた。15分後、188グラムのP
TMOを添加した。MDIの追加分43グラムを加え、
連続的に攪拌した。2時間攪拌した後に、反応混合物を
約25°Cに冷却した。400ミリリツトルの1−メチ
ル−2−ピロリドンに溶解した1、6−ヘキサンジ“ア
ミンをE記の混合物にゆっくりと加えた。次に、1−メ
チル−2−ピロリドンの追加の400ミリリツトルを添
加し、混合物を均質になるように混合した。ポリウレタ
ンの配管材料を均質になった混合物中にI分子jI浸漬
し、引き上げて溶剤を取り除いた。
実施例 V A、放射性同位元素で標識を付けたアルデヒド″−活性
化したヘパリンの調製 150ξリリツトルの1トヘバリン溶液を入れたビーカ
ーに75ミリリツトルの水を添加した0次に、1.5グ
ラムの酢酸ナトリウムをビーカーに移した。
この溶液のpHを米酢M(4,5に調節した。 O,、
’(75グラムの過沃素酸ナトリウム(NalOn)を
添加し、光を遮断した反応容器中ご溶液を絶えず撹拌し
ながら20分間反応させた。反応が終わったところご残
留する過沃素 のグリセリンを添加した。次に、溶液を水を加えて再び
2%に戻した。溶液のpiをIn規定濃度のNaOHを
滴下しなから6,6に調節した。゛?ルデヒドで活性化
されたヘパリン溶液は何時でもアミン化合物と共有結合
できる状態になった。
実施例 ■ jE持体表面Eのアミン−リッチなF P tJ Uヘ
ヘバリンの添加 実施例■で得られた′7ξンーリッチな支持体を、シ′
?ノ硼化水素ナトリウム0.025gを含む゛!ルデヒ
ドー活性化されたヘパリンの2%水溶液に攪拌しながら
pH6、温度50゛Cで2時間浸漬した。温浴からサン
プルを取り出し、3モル濃度の塩水中に入れて緩結合ま
たは吸着したヘパリンを取り除いた。
放射性同位元素で標識を付けたヘパリンに就いて同様な
実験を行なうことによって共有結合したヘパリンの量は
容易に決定される。
(外4名)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ジイソシアネート、ポリアミン、及び、弗素化ポリ
    オールとポリアルキレンオキシドポリオールとポリエス
    テルポリオールから構成される群から選ばれる非弗素化
    ポリオールとを含むポリオール混合物の反応によって得
    られる生成物を含む遊離のアミノ基を有する熱可塑性の
    ポリウレタン尿素。
  2. 2.4,4′−ジフェニルメタン−ジイソシアネート、
    ポリアミン及び弗素化したポリエーテルポリオールとポ
    リテトラメチレンエーテルグリコールから構成されるポ
    リオール混合物の反応によって得られる生成物を含む遊
    離のアミノ基を有する熱可塑性のポリウレタン尿素。
  3. 3.ジイソシアネート、ポリアミン、及び、弗素化ポリ
    オールとポリアルキレンオキシドポリオールとポリエス
    テルポリオールから構成される群より選ばれる非弗素化
    ポリオールとの混合物の反応生成物である熱可塑性のポ
    リウレタン尿素の被覆をその上に持ち、そして該ポリウ
    レタン尿素被覆層のアミノ基に抗トロンボゲン剤 (antithromhogenic agent)が
    共有結合したポリマー造形品からなる血液適合性の表面
    を有する医療用装置。
  4. 4.4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポ
    リアミン、及び弗素化したポリエーテルポリオールとポ
    リテトラメチレンエーテルグリコールから構成されるポ
    リオール混合物の反応生成物である熱可塑性のポリウレ
    タン尿素の被覆をその上に持ち、該ポリウレタン尿素の
    被覆層のアミノ基にヘパリンが共有結合したポリマー造
    形品からなる血液適合性の表面を有する医療用装置。
  5. 5.カテーテルである請求項4記載の医療用装置。
  6. 6.移植片である請求項4記載の医療用装置。
  7. 7.脈管プロテーゼである請求項4記載の医療用装置。
  8. 8.a)弗素化ポリオールと、ポリアルキレンオキシド
    ポリオール及びポリエステルポリオールから構成される
    群から選ばれる非弗素化ポリオールとからなるポリオー
    ルの混合物とジイソシアネートを反応させて末端イソシ
    アネート基を有するプレポリマーとなし; b)該プレポリマーを用いてポリマー支持構造体を被覆
    して、その表面にイソシアネート基を有する支持構造体
    を得; c)その表面にイソシアネート基を有する該支持構造体
    をポリアミンと反応させて、その表面に遊離のアミノ基
    を有する支持構造体を得;d)該遊離のアミノ基を活性
    化した抗トロンボゲン剤と反応させて、それによって抗
    トロンボゲン剤を該支持構造体に共有結合させる; ことからなる血液適合性の表面を有する医療用装置の調
    製方法。
  9. 9.a)弗素化されたポリオールとポリテトラメチレン
    エーテルグリコールから構成されるポリオールの混合物
    と4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートを反応
    させて末端ジイソシアネート基を有するプレポリマーと
    なし; b)ポリマーの支持構造体を該プレポリマーを用いて被
    覆してその表面にイソシアネート基を有する支持構造体
    を得; c)その表面にイソシアネート基を有する該支持構造体
    をポリアミンと反応させてその表面に遊離のアミノ基を
    有する支持構造体を得; d)該遊離のアミノ基をアルデヒド−活性化したヘパリ
    ンと反応させ、それによって該ヘパリンを該支持構造体
    に共有結合させる; ことからなる血液と適合性のある表面を有する医療用装
    置の調製方法。
  10. 10.a)弗素化ポリオールとポリアルキレンオキシド
    ポリオール及びポリエステルポリオールから構成される
    群より選ばれる非弗素化ポリオールとからなるポリオー
    ルの混合物及びポリアミンをジイソシアネートと反応さ
    せて遊離のアミノ基を有する弗素化ポリウレタン尿素を
    得; b)ポリマーの支持構造体を該ポリウレタン尿素で被覆
    してその表面に遊離のアミノ基を有する支持構造体とな
    し; c)該遊離のアミノ基を活性化した抗トロンボゲン剤と
    反応させそれによって該抗トロンボゲン剤を該支持構造
    体に共有結合させる; ことからなる血液適合性の表面を有する医療用装置の調
    製方法。
JP2161165A 1989-06-19 1990-06-19 アミン富裕の弗素化ポリウレタン尿素及び装置表面に抗トロンボゲン剤を固定化する為の方法におけるその使用 Pending JPH0370725A (ja)

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