JPH0370517B2 - - Google Patents

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JPH0370517B2
JPH0370517B2 JP12217585A JP12217585A JPH0370517B2 JP H0370517 B2 JPH0370517 B2 JP H0370517B2 JP 12217585 A JP12217585 A JP 12217585A JP 12217585 A JP12217585 A JP 12217585A JP H0370517 B2 JPH0370517 B2 JP H0370517B2
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JP
Japan
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toy
gear
cam
guide
shaft
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JP12217585A
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JPS61279275A (ja
Inventor
Kazuo Nagamori
Takashi Furuya
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Iwaya Co Ltd
Original Assignee
Iwaya Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iwaya Co Ltd filed Critical Iwaya Co Ltd
Priority to JP12217585A priority Critical patent/JPS61279275A/ja
Publication of JPS61279275A publication Critical patent/JPS61279275A/ja
Publication of JPH0370517B2 publication Critical patent/JPH0370517B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は人形活動玩具に係り、たとえばピエロ
のような人形がぶらんこに乗り、曲芸を行うよう
にしたものに関する。
〔従来の技術〕
従来、ぶらんこ遊びをする如き動作を呈するぶ
らんこ玩具としては、たとえば、特開昭60−
48776号公報がある。この公報に記載された玩具
は、猿の形態に膜して形成された玩具体がぶらん
こに乗り、身体を前後に揺動してぶらんこ遊びを
楽しむ如き動作、長い尾体を下方に垂れ下げた
り、これを持上げて丸める如き動作、および口を
開閉して鳴々しはしやぐ如き動作を呈するように
したものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の玩具は、猿がぶらんこに乗り、ぶら
んこ遊びをする如き外観及び動作を呈するものと
しては斬新で好ましいものである。
しかし、上記のものは、その形態及び動作構造
は、専ら猿のぶらんこ遊びをテーマとし、それを
具体的に実現した構造となつているものである。
一方、ぶらんこ遊びをするものとしては、他に
たとえば、サーカスなどにおいてピエロがぶらん
こに乗り、皿を廻す如き曲芸を披露することが見
受けられるが、これまでに、そのような曲芸動作
を呈するぶらんこに乗つた人形玩具は提案されて
いない。
そこで本発明は上記点に鑑みなされたもので、
活動動作を呈する人形玩具がぶらんこに乗り、大
きなアクシヨンでバランスをとりながら皿を廻す
如き動作状態を呈する人形活動玩具を提供するこ
とを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はぶらんこの止木体上に案内基軸を介し
て玩具体を前後動自在に設け、この玩具体に上端
部に皿体を載せた棒状体を把持した腕体を上下動
自在に設けるとともに、この玩具体に前方に突出
した両脚体を上下動自在に設け、この玩具体内に
上記腕体を上下動するようにその基部を断続的に
押動する押動機構を回動自在に設け、上記玩具体
内に玩具体を案内基軸を中心として所定の間隔毎
に前後動させるとともに玩具体を後方側に倒動さ
れた際に上記両脚体を上下動させるカム機構を設
け、上記玩具体内に玩具体が後方側に倒動された
際に上記カム機構によつて作動されてホイツスル
音を発する発声体を設けたものである。
〔作用〕
本発明は上記のように構成したことにより、ぶ
らんこを吊下げた状態においてスイツチを閉成す
ると、電動機に連動連結された押動機構及びカム
機構が連動される。
そして、押動機構の作動により、玩具体は上体
を起した状態で、枠体が上下動され、バランスを
とりながら皿を廻す如き動作を呈する。
またカム機構の回転作動により、上記動作を所
定の開繰返して行つたのち、玩具体は上体を後方
側に所定の傾斜角度に倒されるとともに、腕体の
上下動動作が停止される一方で両脚体が速い速度
で上下動され、かつまたこれとともに、発声体が
ホイツスル音を発する。
したがつて、玩具体は、ぶらんこに載り曲芸を
行いながら、バランスをとり、皿の落下を防ぎつ
つ安全性を確保する如き動作を所定の間繰返し呈
する。
また玩具体は、上体を起すとともに、両脚体の
上下動動作を停止し、これに代つて再び腕体が上
下動されバランスをとりながら皿を廻す如き動作
を所定の間繰返し呈するものである。
そして上記各種一連の動作を繰返し呈するもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
図において、1はぶらんこで、このぶらんこ1
は内部に電池を収納した電池ケース兼用の合成樹
脂にて筒状に形成された止木体2を有し、この止
木体2の両端部上には吊紐3を係着した取付片4
が一体に立設されているとともに、この止木体2
の一端部には電池を出入れする出入口を開閉する
蓋体5が取着され、さらに上記止木体2の一側部
にはこれに内蔵したスイツチ機構を開閉する図示
しない引紐が導出されるようになつているととも
に、上記吊紐3の上部には間隙保持兼用のネーム
プレート6が取着されている。
つぎに、上記止木体の中間上部に支柱7が一体
に立設され、この支柱7の上部に案内基軸8の中
間部が一体に軸架され、この案内基軸8の一側部
に略扇形状に形成された案内歯車9が一体に止着
されているとともに、この案内歯車9に一体に形
成された突片10が上記案内基軸8の直交する方
向に突出されている。
また上記案内基軸8にピエロに膜して形成され
た玩具体11が取着されている。この玩具体11
は、上記案内基軸8に対してその下端部に形成し
た案内孔12を介して前後方向回動自在に取付け
た機枠13を有し、この機枠13の外側部に分割
され胴体枠14が取付けられ、この胴体枠14の
上端部に頭体枠15が取着され、また上記胴体枠
14の両端下端部に支軸16を介して両側の脚体
として脚枠17の基部が上下動自在に取付けられ
てこれが前方部に突出され、さらに、上記胴体枠
14の一側上部には上記機枠13に取付けた支軸
18を介して腕体としての可動腕体19の基部が
上下動自在に取付られてこれが前方に突出されて
いるとともに、胴体枠14の他側部には針金など
かなる折曲自在の腕枠20の基部が一体に固着さ
れ、そして、諸望の被服21及び帽子22が被着
されている。
つぎに、上記可動腕枠19の基端部に突起23
が後方に一体に延在され、この突起23と側方部
には案内軸24が一体に突設されているととも
に、上記突起23の下面部に摺動面部25が形成
されている。また上記可動腕枠19の案内軸24
が細長板状の揺動支枠26の上端部に形成された
案内長溝27内に摺動自在に挿入され、この案内
軸24の突出端部と上記揺動支枠26の途中に突
出した係止片28との間にコイルスプリング29
が張設され、このコイルスプリング29によつて
案内軸24は案内長溝27の下端部に常時係合す
るように附勢されている。また上記揺動支枠26
の下端部は上記突片10に支軸30を介して回動
自在に取着されている。また上記可動腕枠19の
先端部に固着した挙体31に簡単に折曲せず、し
かも揺動自在なたとえばピアノ線のような線条材
からなる棒状体32の下端部が一体に止着され、
この棒状体32の上端部に皿体33の中心部が一
体に止着されている。
つぎに、上記機枠13の後方下部に電動機34
が固着され、この電動機34の出力軸35に固着
したピニオン36に減速歯車37が噛合され、こ
の減速歯車37に歯車運転機構38を介して噛合
連動される横長の駆動歯車39が上記機枠13に
回動自在に横架された回動軸40に軸架されてい
る。そして上記電動機34は上記止木体2の電池
ににスイツチ機構を介して電気的に接続されてい
る。
また上記駆動歯車39に連続歯車41が常時噛
合され、この連動歯車41は上記機枠13に回動
自在に横架された連動軸42に止着され、この連
動軸42の一端部に押動機構としてのカム43が
止着され、このカム43に上記可動腕枠19の突
起23に形成された摺動面部25が摺動自在に係
合されている。そして、このカム43の回動によ
つて、このカム43に摺動面部25が係合する状
態ではコイルスプリング29に抗して突起23が
断続的に押動され、可動腕枠19が支軸18を介
して上下動されるようになつている。
また上記駆動歯車39に減速連動歯車44が常
時噛合され、この減速連動歯車44は、遊星歯車
を含む逆転減速連動機構45を介して回動軸46
の一側部に軸着され、この回動軸46の他側部に
略ドラム状に形成されたカム機構としてのカム体
47が一体に止着されている。あた上記回動軸4
6は、その一端部が上記機枠13に回動自在に取
着されているとともに、上記回動軸46の他側部
が上記カム体47の略中間部に形成された円筒状
の摺動部48を介して上記機枠13に回動自在に
取着されて横架されている。上記カム体47は、
上記円筒状の摺動部48の内側部には、環状の第
1のカム溝49及び第2のカム溝50が形成さ
れ、この第1及び第2のカム溝49,50内には
相互に位相及び大きさの異なる複数の膨出部51
が弧状に一体に膨出形成され、この各膨出部51
の回動方向の前端部とそれぞれのカム溝49,5
0とは傾斜面52を介して連設されてるととも
に、各膨出部51の回動方向の後端部とそれぞれ
のカム溝49,50とは段部53を介して連接さ
れ、さらに、上記第1及び第2のカム溝49,5
0は、複数の環状の仕切壁54にて区分して形成
されている。また上記カム体47の摺動部48の
外側部には、相互の異径の複数の突部55と凹部
56とを繰返して連設してなる多段カム57が一
体に形成されている。
また上記カム体47の下方部において上記機枠
13に連動軸58が横架され、この連動軸58の
一端部に、すなわち、上記多段カム57の下方部
に位置した一端部に作動歯車59が取着されてい
る。この作動歯車59は、上記案内歯車9のギヤ
60に噛合したギヤ61を有して略扇形状に形成
されているとともに、その一端上部には上記多段
カム57に係合した摺動突片62が一体に形成さ
れている。また上記カム体47を軸架した回転軸
46の一端部と上記揺動支枠26の支持した上記
支軸30の一端部との間にコイルスプリング63
が張設され、このコイルスプリング63にて上記
作動歯車59の摺動突片62は上記多段カム57
に係合し、またそのギヤ61は案内歯車9のギヤ
60に噛合するように常時附勢されている。
つぎに、上記機枠13の前方下部にクランクシ
ヤフト64が回動自在に横架され、このクランク
シヤフト64の両端部のクランクアーム65が上
記脚枠17の上端部に形成された上下方向に長い
案内長溝66内に回動かつ上下動自在に挿通され
ている。また上記クランクシヤフト64の略中間
部に略矩形状に形成された揺動体67の一端部が
回動自在に取着され、この揺動体67に他端部に
クランクシヤフト64と平行状に配設された連動
軸68の一端部が一体に固着され、この連動軸6
8の他端部には上記機枠13に形成された長溝7
1内に移動自在に挿通支架されている。また、こ
の連動軸68には上記減速連動歯車44に係脱自
在に噛合される切換歯車69が回動自在に軸架さ
れ、この切換歯車69は、上記クランクシヤフト
64の一端部に固着された連動歯車70に常時噛
合されている。また上記揺動体67の他端部には
上記カム体47の第2のカム溝50内を摺動する
摺動突片72が一体に突出されているとともに、
この揺動体67の一端部に突設された係止片73
と上記機枠13との間にコイルスプリング74が
張設されこのコイルスプリング74にて上記揺動
体67は回動附勢されその摺動突片72が常時第
2のカム溝50内に係合するようになつている。
また上記機枠13の前方上部に回転軸75が回
動自在に横架され、この回転軸75に連動歯車7
6が止着されているとともに、回動体77が回動
自在に軸架されている。まないこの回動体77の
一端部に取付片78が一体に形成され、この取付
片78の下端部に上記回転軸75と平行状に配設
された連動軸79の一端部が固着され、この回動
軸79の他端部は上記機枠13に形成された長溝
80内に移動自在に挿通支架されている。またこ
の連動軸79には、上記減速連動歯車44に係脱
自在に噛合される切換歯車81が回動自在に軸架
され、この切換歯車81は、上記連動歯車76に
常時噛合されている。さらに、上記回動体77に
は上記カム体47の第1のカム溝49内を摺動す
る摺動突片82が一体に突出されているととも
に、この回動体77の中間部に突設した突片83
と上記機枠13との間にコイルスプリング84が
張設され、このコイルスプリング84にて上記回
動体77は回動附勢されその摺動突片82が常時
第1のカム溝49内に係合するようになつてい
る。また上記回転軸75の一端部に円板85が固
着され、この円板85の偏心位置に突出した軸軒
86に昇降片87の下端部が回動自在に取着さ
れ、この昇降片87の上端部に水平状に突出され
た連杆88に押動されて伸縮するとともにホイツ
スル音を発する発声体89の突片90が係止さ
れ、この発声体89は、上記機枠13の上部に設
けた支枠91内に設けられている。また上記頭体
枠15の顔面部92における口部には笛が93が
附設されている。
つぎに、上記構成の作用を説明する。
第1図に示すように、玩具体11を載置した状
態の止木体2を吊紐3を介して所定高さ位置のフ
ツク94に係止する。これにより玩具体11はぶ
らんこ1に乗り、ぶらんこ遊びをしている如き外
観を呈する。
つぎに、図示しない引紐を引張ると、スイツチ
機構が閉成されるとともに、電動機34が起動さ
れる。また、この電動機34の作動でそのピニオ
ン36が回動されるとともに、これに噛合した減
速歯車37及び歯車連動機構38を介して駆動歯
車39が連動回動され、この駆動歯車39に噛合
した連動歯車41及び減速連動歯車44が同時に
連動回動される。
そして、上記連動歯車41の回動で、連動軸4
2及びこの連動軸42の一端部に固着したカム4
3が回動されるとともに、このカム43が回動腕
枠19の突起23の摺動面部25に摺接回動しつ
つ突起23をコイルスプリング29に抗して断続
的に上下方向に押動する。またこの突起23が押
動されると、この突起23と一体の略水平状の可
動腕枠19は支軸18を中心として上下回動され
るとともに、この可動腕枠19の挙体31に把持
された垂直状の棒状体32の上端部に取付けた皿
体33が上下動される。この場合、第2図及び第
9図に示すように、作動歯車59の摺動突起62
の先端部が、大きく減速されてゆつくりと回動す
るカム47の多段カム57における大きい突部5
5に摺接しているので、玩具体11はぶらんこ1
の止木体2上に腰を掛けて乗り、その上体を垂直
状態に起した状態を呈している。また他方の腕杆
20を上方に引起し、その手体20aを上げた状
態にしておく。
したがつて玩具体11は上体を起した状態でぶ
らんこ1に乗り、左手でバランスをとりながら右
手で皿廻し棒を用いて皿を廻す如き動作の仕草を
所定の間繰返し呈するものである。
また上記のように減速連動歯車44が駆動歯車
39によつて回動されると、この減速連動歯車4
4で、逆転減速連動機構45を介して回動軸46
が大巾に減速されて連動回動され、この回動軸4
6に固着されたカム体47が同様に大きく減速さ
れてゆつくりとした速度で回動される。
そして、このカム体47の多段カム57の突部
55が、作動歯車59の摺動突片62をコイルス
プリング63に抗して引続き押動しながらゆつく
りとした速度で摺接回動している。また、この場
合にはカム体47の第1及び第2のカム溝49,
50内に突設した膨出部51が、揺動体67の摺
動突片72及び回動体77の摺動突片82をコイ
ルスプリング74,84に抗して押動しながらゆ
つりとした速度で摺接回動している。
したがつて上記のように、玩具体11が皿を廻
す如き動作の仕草を呈している場合には、減速連
動歯車44には切換歯車69,81が噛合される
ことがないので、両側の脚枠17及び発声体89
は連動されず、これらが作動されるようなことが
ない。
つぎに、カム体47がさらに回動され、その多
段カム57の突部55が作動歯車59の摺動突片
62を通過してこれとの係合が脱れるとともに、
コイルスプリング63の復帰力によつて、機枠1
3は案内歯車9に対する作動歯車59の噛合回動
を介して案内基軸8を中心に急激に後方側に大き
く回動され、多段カム57の摺動突片62から脱
れた突部55に続く次の大きい凹部56が摺動突
片62に係止され、機枠13の回動が停止され
る。
またこれとともに、揺動支枠26は支軸30を
中心として後方に回動され、機枠13の後方への
回動係止位置においては、揺動支枠26の案内長
溝27の下底部がコイルスプリング29に抗して
可動腕枠19の突起23における案内軸24を押
上げるとともに、この可動腕枠19が支軸18を
中心に第8図に示すように下降回動される。これ
により可動腕枠19に上記突起23は上記カム4
3の回動軌跡より上方に離間され、このカム43
によつて突起23の摺動面部25を断続的に押動
する動作が停止されるとともに、皿体33の上下
動動作が停止される。
したがつて、玩具体11は、上体を急激に後方
側にのけ反らす反面、これと反対に前方に伸ばし
た皿体33を有する棒状体32の把持した右手を
所定角度分だけ下方に引下げ、バランスをとる如
き動作を呈する またこれとともに、カム体47の回動で、この
第1及び第2のカム溝49、50内の膨出部51
が摺動突片72,82を通過するとともに、コイ
ルスプリング74,84の復帰力によつてそれぞ
れの揺動体67及び回動体77が回動され、その
摺動突片72,82が膨出部51の段部53から
急激にそれぞれの第1及び第2のカム溝49,5
0内に落込んで係合され、かつこの摺動突片7
2,82を摺接しつつ第1及び第2のカム溝4
9,50が回動される。
また摺動突片72,82が第1及び第2のカム
溝49,50内に係合するとともに、揺動体67
及び回動体77は取付けた連動軸68,79が機
枠13の長溝71,80内をその回動方向に移動
するとともに、この連動軸68,79に軸架した
切換歯車69,81が減速連動歯車44に噛合さ
れる。そして上記一方の切換歯車69が連動回動
されると、これに噛合した連動歯車70を介して
クランクシヤフト64が回動されこのクランクシ
ヤフト64のクランクアーム65に案内長溝66
を介して連繋した脚枠17は支軸16を中心とし
て比較的速い速度で交互に上下動される。
また上記他方の切換歯車81が連動回動される
と、これに噛合した連動歯車76を介して回転軸
75が回動され、この回転軸75の円板85なお
ける偏心位置の軸杆86に取付けた昇降片87が
昇降動され、この昇降片87の連杆88で発声体
89の伸縮部が押動伸縮されて発声体89が発声
されホイツスル音を発する。したがつて玩具体1
1は、第8図及び第11図に示すように上体を急
激に後方に大きくのけ反らすとともに、皿を持つ
た右手を引下げ、かつまた左右の脚体17aを前
方に伸ばしこれを急激に比較的速い速度で交互に
上下動する動作を行い、かつ発声体89の発生で
あたかも笛93を吹きホイツスル音を発し、バラ
ンスをとるかの如き動作状態を所定の間繰返し呈
するものである。
つぎに、カム体47がさらに回動され多段カム
57が作動歯車59の摺動突片62に対して摺接
回動され、その大きい凹部56からこれに続く次
の突部55に向うにつれてコイルスプリング63
に抗して機枠13は次第に引き起され、突部55
が摺動突片62に係合することにより機枠13は
案内支軸8を中心に後方から前方側に移動回動さ
れる。
このように、多段カム57の突部55が摺動突
片62に係合した場合には機枠13が引き起さ
れ、またその凹部56が摺動突片62に係合した
場合には機枠13がコイルスプリング63の復帰
力によつて後方側に引き倒される。そしてこの場
合、多段カム57の突部55及び凹部56は不規
則の間隔でしかも大きさも異なるので、機枠13
の前後動動作も不規則に行われるものである。
したがつて玩具体11は、上体を間歇的にしか
も不規則的に前後動し、上体を起した動作の場合
には上体でバランスを保ちながら右手を上下動し
つつ皿を廻す如き動作を呈し、また上体を後方に
倒ちた場合には右手の上下動を停止するととも
に、右手を下げる一方で、左右の両脚体17aを
速い速度で上下動するとともに、発声体89を発
生であたかも笛93を吹きホイツスル音を発して
バランスをとり倒れながら皿を廻す如き動作を呈
するものである。そして上記一連の動作を所定の
間交互に繰返し呈するものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ぶらんこの止木体上において
人形に模した玩具体は、押動機構の作動によつて
腕体が上下動されるとともに、その挙体で把持し
た皿体の棒状体が上下動される。そのため玩具体
は高い位置において上体を起しバランスをとりな
がら皿を廻す如き動作状態を所定の間繰返し呈す
る。またその後においてカム機構の作動によつて
玩具体は上体を急激に後方に倒して腕体の上下動
を停止するとともに、前方に突出した両脚体が速
い速度で上下動される一方で、発声体が作動され
てホイツスル音が発せされる。そのため玩具体は
止木体上において崩れそうなバランスを上体と両
脚体とを用いてとり戻す如き動作を呈しながらバ
ランスを確保する如き動作を呈するとともに、そ
れらの動作に際しおどけてホイツスル音にてリズ
ムをとる如き動作を呈する。したがつて、活動動
作を呈する人形玩具体がぶらんこに乗り大きなア
クシヨンでバランスをとりながら皿を廻す如き動
作を呈し、あたかもピエロが皿を用いて曲芸をす
る如き動作を呈する興趣深い人形活動玩具を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
人形活動玩具の正面図、第2図は同上内部機構を
示す一方側の側面図、第3図は同上他方側の側面
図、第4図は同上分解斜視図、第5図は同上カム
機構の正面図、第6図は同上A〜A線部の断面
図、第7図は第5図B〜B線部の断面図、第8図
は玩具体の傾動動作状態の側面図、第9図ないし
第11図は玩具体の動作説明図である。 1……ぶらんこ、8……案内基軸、9……案内
歯車、11……玩具体、12……案内孔、17,
17a……脚体、18,30……支軸、19……
腕体、24……案内軸、25……摺動面部、26
……揺動支枠、27……案内長溝、29……コイ
ルスプリング、32……棒状体、33……皿体、
39……駆動歯車、41……連動歯車、42……
連動軸、43……押動機構、44……減速連動歯
車、47……カム機構、49……第1のカム構、
50……第2のカム構、51……膨出部、55…
…突部、56……凹部、57……多段カム、59
……作動歯車、62,72,82……摺動突片、
63……コイルスプリング、67……揺動体、7
7……回動体、87……昇降片、89……発声
体、93……笛。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ぶらんこと、このぶらんこの止木体上に案内
    基軸を介して前後動自在に設けられ上端部に皿体
    を載せた棒状体を把持した上下動自在の腕体及び
    前方に突出した上下動自在の両脚体を有する玩具
    体と、この玩具体内に回動自在に設けられ上記腕
    体を上下動するようにその基部を断続的に押動す
    る押動機溝と、上記玩具体内に設けられ玩具体を
    案内基軸を中心として所定の間隔毎に前後動させ
    るとともに玩具体を後方側に倒動された際に上記
    両脚体を上下動させるカム機構と、上記玩具体内
    に設けられ玩具体が後方側に倒動された際に上記
    カム機構によつて作動されてホイツスル音を発す
    る発声体と、具備したことを特徴とする人形活動
    玩具。 2 玩具体は、一端部に案内歯車を固着した案内
    基軸に案内孔を介して回動自在に支持されている
    とともに、上記案内歯車に噛合した作動歯車を有
    し、かつこの作動歯車の摺動突片をカム機構の多
    段カムに係合してその相互が常時摺接係合するよ
    うに附勢してなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の人形活動玩具。 3 腕体は、基端側を支軸にて回動自在に支持さ
    れているとともに、この基端部に突出した案内軸
    が案内歯車の支軸に回動自在に枢着された揺動支
    枠の案内長溝内に移動可能に挿通弾持されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の人形活動玩具。 4 押動機構は、駆動歯車に常時噛合した連動歯
    車を介して回動駆動されるカムからなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
    ずれかに記載の人形活動玩具。 5 カム機構は、押動機構の駆動歯車に噛合した
    減速連動歯車を介して減速駆動され、一側部には
    発声体を作動する回動体を断続的に連動する第1
    のカム溝及び両脚体を上下動する揺動体を断続的
    に作動する第2のカム溝を有するとともに他側部
    には作動歯車の摺動突片を係合した多段カムを有
    して構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の人形
    活動玩具。
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