JPH0370115A - 電子部品 - Google Patents
電子部品Info
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- JPH0370115A JPH0370115A JP1207703A JP20770389A JPH0370115A JP H0370115 A JPH0370115 A JP H0370115A JP 1207703 A JP1207703 A JP 1207703A JP 20770389 A JP20770389 A JP 20770389A JP H0370115 A JPH0370115 A JP H0370115A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は電子部品に係り、特に、製品本体に製品定格な
どのマーキングを施されるチップ形固体電解コンデンサ
などの電子部品に関する。
どのマーキングを施されるチップ形固体電解コンデンサ
などの電子部品に関する。
[従来の技術]
モールド成形材料で外装モールドされた固体電解コンデ
ンサなどの電子部品においては、そのモールド部表面に
、定格、ロフト番号などを、炭酸ガスやYAGなどのレ
ーザでマーキングしている。
ンサなどの電子部品においては、そのモールド部表面に
、定格、ロフト番号などを、炭酸ガスやYAGなどのレ
ーザでマーキングしている。
第3図は、このようなマーキングを施されたチップ形タ
ンタル固体電解コンデンサの一例を示す図であり、1は
レーザ◆マーキングによって形成された刻印、3はモー
ルド部、4はリードフレームである。
ンタル固体電解コンデンサの一例を示す図であり、1は
レーザ◆マーキングによって形成された刻印、3はモー
ルド部、4はリードフレームである。
このような電子部品のモールド成形材料としては、一般
に、黒色或いはこれに近い暗色を持つものが多い。この
ようなモールド部に、レーザ・マーキング加工した場合
、正確で良好な刻印を得られるものの、黒色などの暗色
の面への刻印であるため、目視による識別が困難である
。これに対し、印刷インクなどの各種塗料の印刷や転写
による色分けを利用したマークは、識別が容易であるが
、レーザ・マーキング加工に比べて、マーク自体の正確
さに劣り、マーク不良を生ずる可能性が高く、また、印
刷マーキング加工や、転写マーキング加工を行う場合、
レーザ・マーキング加工よりも作業性に劣る欠点がある
。
に、黒色或いはこれに近い暗色を持つものが多い。この
ようなモールド部に、レーザ・マーキング加工した場合
、正確で良好な刻印を得られるものの、黒色などの暗色
の面への刻印であるため、目視による識別が困難である
。これに対し、印刷インクなどの各種塗料の印刷や転写
による色分けを利用したマークは、識別が容易であるが
、レーザ・マーキング加工に比べて、マーク自体の正確
さに劣り、マーク不良を生ずる可能性が高く、また、印
刷マーキング加工や、転写マーキング加工を行う場合、
レーザ・マーキング加工よりも作業性に劣る欠点がある
。
[発明が解決しようとする課題]
上述の通り、従来の電子部品においては、黒色などの暗
色のモールド部の表面にレーザ・マーキング加工を施し
ているため、正確で良好な刻印を得られるものの、この
刻印の目視による識別が困難であるという欠点があった
。
色のモールド部の表面にレーザ・マーキング加工を施し
ているため、正確で良好な刻印を得られるものの、この
刻印の目視による識別が困難であるという欠点があった
。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するために
提案されたものであり、その目的は、レーザ・マーキン
グ加工によって形成された正確且つ良好な刻印を有し、
しかもこの刻印の目視識別が、塗料の印刷、転写マーク
と同程度に容易であるような、優れた電子部品を提供す
ることである。
提案されたものであり、その目的は、レーザ・マーキン
グ加工によって形成された正確且つ良好な刻印を有し、
しかもこの刻印の目視識別が、塗料の印刷、転写マーク
と同程度に容易であるような、優れた電子部品を提供す
ることである。
[課題を解決するための手段]
本発明による電子部品は、モールド成形材料で外装モー
ルドされ、このモールド部表面の所定箇所に、定格など
の表示のためにレーザ・マーキング加工を施される電子
部品において、レーザ・マーキング加工を施されるモー
ルド部表面に、印刷またはコーティングによる塗料層を
形成することを特徴としている。
ルドされ、このモールド部表面の所定箇所に、定格など
の表示のためにレーザ・マーキング加工を施される電子
部品において、レーザ・マーキング加工を施されるモー
ルド部表面に、印刷またはコーティングによる塗料層を
形成することを特徴としている。
この場合、レーザ・マーキング加工による刻印深さは、
塗料層を貫通してこの塗料層とモールド部との界面に達
するか、またはモールド部内に食込む深さとすることが
可能である。
塗料層を貫通してこの塗料層とモールド部との界面に達
するか、またはモールド部内に食込む深さとすることが
可能である。
また、塗料の色としては、モールド部の色に対して容易
に識別可能な色、より具体的には、明度、彩度、或いは
色相の異なる色を使用する。この場合、モールド部の色
は前述の通り、通常黒色などの暗色とされているため、
これに対して目視識別可能な明色を使用する。具体的に
は、銀色、白色、黄色、緑色、赤色などが考えられる。
に識別可能な色、より具体的には、明度、彩度、或いは
色相の異なる色を使用する。この場合、モールド部の色
は前述の通り、通常黒色などの暗色とされているため、
これに対して目視識別可能な明色を使用する。具体的に
は、銀色、白色、黄色、緑色、赤色などが考えられる。
例外的に、モールド部の色が明色であるような場合には
、塗料層を暗色とする。すなわち、本発明において、塗
料層に使用する色は、モールド部の色に応じて対照的に
決定されるものであり、識別可能な範囲内で適宜選択さ
れる。
、塗料層を暗色とする。すなわち、本発明において、塗
料層に使用する色は、モールド部の色に応じて対照的に
決定されるものであり、識別可能な範囲内で適宜選択さ
れる。
[作用]
以上のような構成を有する本発明においては、モールド
部の表面に形戊された塗料層の上からレーザ・マーキン
グ加工を施すことにより、レーザ・マーキング部(刻印
)がモールド部の色となり、それ以外の表面には、塗料
層の色が残される。すなわち、レーザ・マーキング加工
による刻印は、塗料の印刷、転写マークと同様に、その
周囲から色分けされるため、その目視識別もこれらのマ
ークと同程度に容易となる。
部の表面に形戊された塗料層の上からレーザ・マーキン
グ加工を施すことにより、レーザ・マーキング部(刻印
)がモールド部の色となり、それ以外の表面には、塗料
層の色が残される。すなわち、レーザ・マーキング加工
による刻印は、塗料の印刷、転写マークと同様に、その
周囲から色分けされるため、その目視識別もこれらのマ
ークと同程度に容易となる。
[実施例]
以下に、本発明による電子部品をチップ形タンタル固体
電解コンデンサに適用した一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。なお、第3図に示した従来技術と同一
部分には同一符号を付し、説明を省略する。
電解コンデンサに適用した一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。なお、第3図に示した従来技術と同一
部分には同一符号を付し、説明を省略する。
まず、コンデンサ素子をリードフレームに装着後、黒色
のエポキシ系成形材料にてトランスファーモールドし、
幅1.6mm、長さ3. 2mm、高さ1.5mmのモ
ールド外装を行った。この後、液体ホーニングで樹脂パ
リを除去し、表面を乾燥後、モールド部のマーキング面
に、銀色の印刷用インクを印刷し、150℃、1時間の
熱効果を行い固化して、塗料層を形成した。この後、塗
料層の表面に炭酸ガスレーザ・マーカーにて例えば、図
示のごとく、rA 155J、「9S」、「+」などの
マーキングを行った。しかる後、電圧エージング、端子
フォーシング、検品、テーピングを行い、第1図および
第2図に示すようなチップ形タンタル固体電解コンデン
サ製品を完成した。第1図および第2図に示すように、
モールド部1の上には、塗料層2が形成され、この塗料
層2の表面から、レーザ・マーキング加工が施され、刻
印3が形戊されている。この場合、刻印3の深さは、塗
料層2を貫通してモールド部1内に食込む深さとされて
いる。
のエポキシ系成形材料にてトランスファーモールドし、
幅1.6mm、長さ3. 2mm、高さ1.5mmのモ
ールド外装を行った。この後、液体ホーニングで樹脂パ
リを除去し、表面を乾燥後、モールド部のマーキング面
に、銀色の印刷用インクを印刷し、150℃、1時間の
熱効果を行い固化して、塗料層を形成した。この後、塗
料層の表面に炭酸ガスレーザ・マーカーにて例えば、図
示のごとく、rA 155J、「9S」、「+」などの
マーキングを行った。しかる後、電圧エージング、端子
フォーシング、検品、テーピングを行い、第1図および
第2図に示すようなチップ形タンタル固体電解コンデン
サ製品を完成した。第1図および第2図に示すように、
モールド部1の上には、塗料層2が形成され、この塗料
層2の表面から、レーザ・マーキング加工が施され、刻
印3が形戊されている。この場合、刻印3の深さは、塗
料層2を貫通してモールド部1内に食込む深さとされて
いる。
以]二のような構成を有する本実施例においては、刻印
1にて、黒色のモールド部3が露出し、これ以外の表面
には、塗料層2の銀色が残されるため、黒色の刻印1が
銀色の塗料層2に対して色分けされることになる。従っ
て、刻印1の色がその周囲の色と同様であった従来技術
に比べ、刻印1の目視識別が容易となる。
1にて、黒色のモールド部3が露出し、これ以外の表面
には、塗料層2の銀色が残されるため、黒色の刻印1が
銀色の塗料層2に対して色分けされることになる。従っ
て、刻印1の色がその周囲の色と同様であった従来技術
に比べ、刻印1の目視識別が容易となる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく
、例えば、刻印lの深さを、モールド部3内に食込むま
で深くする必要はなく、塗料層2とモールド部3との界
面、すなわち、モールド部3の表面までとしても、同様
に、モールド部3を露出させることができるため、同様
の作用効果を得られる。
、例えば、刻印lの深さを、モールド部3内に食込むま
で深くする必要はなく、塗料層2とモールド部3との界
面、すなわち、モールド部3の表面までとしても、同様
に、モールド部3を露出させることができるため、同様
の作用効果を得られる。
また、塗料層2の色としても、モールド部の色に対して
容易に識別可能な色であれば適宜選択可能である。さら
に、モールド部が逆に白色などの明色である場合にも、
本発明は同様に適用でき、同様の作用効果を得られる。
容易に識別可能な色であれば適宜選択可能である。さら
に、モールド部が逆に白色などの明色である場合にも、
本発明は同様に適用でき、同様の作用効果を得られる。
加えて、本発明はチップ形タンタル固体電解コンデンサ
に限定されるものではなく、同様にモールド外装が施さ
れ、このモールド部の表面に定格などをマーキングされ
る電子部品一般に広く適用可能である。
に限定されるものではなく、同様にモールド外装が施さ
れ、このモールド部の表面に定格などをマーキングされ
る電子部品一般に広く適用可能である。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、黒色などの暗色
モールド部を有する電子部品にレーザ・マーキング加工
を施す場合であっても、そのモールド部の表面に塗料層
を形成するという簡単な構成の改良により、正確且つ良
好で、目視識別が容易な刻印を備えた、優れた電子部品
を提供できる。
モールド部を有する電子部品にレーザ・マーキング加工
を施す場合であっても、そのモールド部の表面に塗料層
を形成するという簡単な構成の改良により、正確且つ良
好で、目視識別が容易な刻印を備えた、優れた電子部品
を提供できる。
第1図および第2図は本発明による電子部品をチップ形
タンタル固体電解コンデンサの一実施例を示す図であり
、第1図はレーザ・マーキング加工面を示す平面図、第
2図は側断面図、第3図は従来のチップ形タンタル固体
電解コンデンサの一例を示す側断面図である。 1・・・刻印、2・・・塗料層、3・・・モールド部、
4・・・リードフレーム。
タンタル固体電解コンデンサの一実施例を示す図であり
、第1図はレーザ・マーキング加工面を示す平面図、第
2図は側断面図、第3図は従来のチップ形タンタル固体
電解コンデンサの一例を示す側断面図である。 1・・・刻印、2・・・塗料層、3・・・モールド部、
4・・・リードフレーム。
Claims (2)
- (1) モールド成形材料で外装モールドされ、このモ
ールド部表面の所定箇所に、定格などの表示のためにレ
ーザ・マーキング加工を施される電子部品において、 前記レーザ・マーキング加工を施されるモールド部表面
に、印刷またはコーティングによる塗料層が形成された
ことを特徴とすることを特徴とする電子部品。 - (2) レーザ・マーキング加工によって形成される刻
印の深さが、塗料層を貫通してこの塗料層とモールド部
との界面に達するか、またはモールド部内に食込む深さ
とされたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1207703A JPH0370115A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1207703A JPH0370115A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0370115A true JPH0370115A (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=16544170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1207703A Pending JPH0370115A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0370115A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0587939U (ja) * | 1991-06-03 | 1993-11-26 | ニチコン株式会社 | 電解コンデンサ |
JP2010054202A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Takano Co Ltd | ガススプリング用検査システム |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP1207703A patent/JPH0370115A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0587939U (ja) * | 1991-06-03 | 1993-11-26 | ニチコン株式会社 | 電解コンデンサ |
JP2010054202A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Takano Co Ltd | ガススプリング用検査システム |
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