JPH0750227A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造方法

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Publication number
JPH0750227A
JPH0750227A JP19340193A JP19340193A JPH0750227A JP H0750227 A JPH0750227 A JP H0750227A JP 19340193 A JP19340193 A JP 19340193A JP 19340193 A JP19340193 A JP 19340193A JP H0750227 A JPH0750227 A JP H0750227A
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JP
Japan
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electrolytic capacitor
marking
solid electrolytic
markings
characters
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Withdrawn
Application number
JP19340193A
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English (en)
Inventor
Tetsuhiro Osumi
哲博 大角
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NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
Original Assignee
NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、プリント配線板等への実装
時、塗布する水溶性フラックスにより捺印文字が消失
し、判読が困難となる問題点をなくし、視認性を確保う
することができる固体電解コンデンサの製造方法を提供
することにある。 【構成】捺印工程前の固体電解コンデンサの外装樹脂1
の表面の捺印部分に、レーザー光によるレーザー捺印4
を実施し、つぎにオフセット印刷によって捺印3a,3
bを行う。これにより、プリント配線板等への実装時塗
布する水溶性フラックスに影響を受けても捺印された極
性表示や文字が完全に消失することなく、捺印判別の良
好な製品を供給することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体電解コンデンサの製
造方法に関し、特に捺印方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体電解コンデンサの捺印方法
は、図3に示すように製品捺印面に対し、オフセット印
刷によって捺印インクを転写後、乾燥硬化させて、固体
電解コンデンサの捺印としている。この時用いるインク
は銀色又は白色の発色のためのアルミニウム粉末とフェ
ノール系樹脂の分散系を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法に
よる捺印では、固体電解コンデンサをプリント配線板等
にはんだ付けする時に、塗布するイソプロピルアルコー
ル等を主成分とする水溶性フラックスにより、捺印文字
が消失し、判読が困難となるという問題点がある。
【0004】さらに電解コンデンサにとって非常に重要
な極性表示も消失し、プリント配線板に実装後、検査工
程における極性の正誤確認が困難となり、最悪の場合、
逆実装による焼損といった重大事故になる場合がある。
【0005】また、レーザー照射によるレーザー捺印の
みでは捺印判読は可能だが視認性が悪くプリント配線板
に実装時、作業性も悪いという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、プリント配線板等への実
装時に塗布する水溶性フラックスにより捺印文字が消失
し、判読が困難となる問題点をなくし、視認性を確保す
ることが出来る固体電解コンデンサの製造方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固体電解コンデ
ンサの製造方法は、固体電解コンデンサ素子に陽極引き
出しリード端子及び陰極引き出しリード端子を接続、導
出した後、樹脂外装成形された外装樹脂上部に品名,極
性,その他諸特性を示す捺印を施してなる固体電解コン
デンサの製造方法において外装樹脂上部の捺印部分にレ
ーザー光を照射し、レーザー捺印を実施する工程と、つ
ぎに捺印インクによる捺印を実施する工程とを有するこ
とを特徴として構成される。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を説明するための本実施例
により製作された固体電解コンデンサの斜視図である。
【0009】まず、タンタル材である金属粉末をプレ
ス、焼結した陽極体に誘電体層として酸化皮膜を形成
し、さらにその皮膜上に公知の手段により二酸化マンガ
ン層,グラファイト層,銀ペースト層を順次形成し、コ
ンデンサ素子とした。次にコンデンサ素子に陽極引き出
し,及び陰極引き出しリード端子2を接続導出する。そ
の後、外装樹脂1をトランスファモールド成形により形
成した。
【0010】次に外装樹脂1の表面4にレーザー光を照
射し、表面を5〜10μmの深さで荒らしたレーザー捺
印を行い、その後フェノール系樹脂及びアルミニウム粉
末から成る捺印インクを用いてオフセット印刷にて外装
樹脂1の表面4のレーザー捺印部に捺印を行い、120
℃の炉内に60分間入れて、捺印インク3を乾燥・硬化
させた。その後フォーミング等のリード加工を行い、長
さ2.0mm,巾1.25mm,高さ1.05mmのモ
ールドチップ型固体電解コンデンサを製造した。
【0011】本実施例による固体電解コンデンサと従来
の固体電解コンデンサについて、水溶性フラックスに対
する捺印消え試験を行った。サンプル数各々1000個
にて水溶性フラックスを塗布し、はんだ浴(270℃,
10秒)を通して、プリント配線板に実装した場合の捺
印判読不能品数を比較した結果、従来の製造方法による
製品が250個あったのに対し、本発明方法による製品
では0個であった。
【0012】以上の結果より本発明による実施例におい
て、捺印インクによる捺印は消失したが、レーザー捺印
部により判読が可能であった。さらに実装時、捺印の視
認性が良く作業性も良好であった。
【0013】第2の実施例では、コンデンサ素子形成か
ら捺印までの工程は、第1の実施例と同様の方法で固体
電解コンデンサを製造した後、極性判定捺印部3bにレ
ーザー光を照射し、第1の実施と同様に捺印、リード加
工を行い固体電解コンデンサを製造した。本実施例によ
っても第1の実施例と同等の効果を得た。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の固体電解コ
ンデンサの製造方法は、捺印工程前の外装樹脂1上の捺
印部分にレーザー光を照射し、つぎに捺印を実施する工
程を有するため、本発明により製造された固体電解コン
デンサはプリント配線板等にはんだ付けする際に、塗布
する水溶性フラックスに影響を受けてもレーザー捺印さ
れた極性表示や文字が完全に消失することなく、捺印判
別の良好な製品を供給することが出来る。
【0015】又、第2の実施例では、極性判定捺印部の
みにレーザー捺印を実施しており、捺印が消失しても極
性の判定が可能であり、逆実装による焼損といった重大
事故は防ぐことができる。また実装時の捺印の視認性が
良く、作業性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための本発明の一
実施例により製造された固体電解コンデンサの斜視図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例を説明するための本発明の
他の実施例により製造された固体電解コンデンサの斜視
図である。
【図3】従来の固体電解コンデンサの製造方法を説明す
るために従来方法により製造された固体電解コンデンサ
の斜視図である。
【符号の説明】
1 外装樹脂 2 リード端子 3a 品名表示捺印部及び捺印インク 3b 極性判定捺印部及び捺印インク 4 レーザー光照射面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体電解コンデンサ素子に、陽極引き出
    しリード端子及び陰極引き出しリード端子を接続・導出
    した後、樹脂外装成形された外装樹脂上部に品名,極
    性,その他諸特性を示す捺印を施してなる固体電解コン
    デンサの製造方法において、外装樹脂上にレーザー光を
    照射し、レーザー捺印を実施する工程と、つぎに捺印イ
    ンクによる捺印を実施する工程とを有することを特徴と
    する固体電解コンデンサの製造方法。
JP19340193A 1993-08-04 1993-08-04 固体電解コンデンサの製造方法 Withdrawn JPH0750227A (ja)

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