JP2002290029A - 配線基板の製造方法及び配線基板 - Google Patents
配線基板の製造方法及び配線基板Info
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- JP2002290029A JP2002290029A JP2001087661A JP2001087661A JP2002290029A JP 2002290029 A JP2002290029 A JP 2002290029A JP 2001087661 A JP2001087661 A JP 2001087661A JP 2001087661 A JP2001087661 A JP 2001087661A JP 2002290029 A JP2002290029 A JP 2002290029A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来より高精度の回路パターンを形成し得る
配線基板の製造方法及び配線基板を提供すること。 【解決手段】 焼結した基板1にスルーホール1cと、
前記基板1の両面に配線パターン用の溝1a、1bを形
成する工程と、前記スルーホール1cと配線パターン用
の溝1b、1cに導電ペーストMを充填する工程と、前
記導電ペーストMを硬化させる工程とを有する配線基板
の製造方法、によって解決される
配線基板の製造方法及び配線基板を提供すること。 【解決手段】 焼結した基板1にスルーホール1cと、
前記基板1の両面に配線パターン用の溝1a、1bを形
成する工程と、前記スルーホール1cと配線パターン用
の溝1b、1cに導電ペーストMを充填する工程と、前
記導電ペーストMを硬化させる工程とを有する配線基板
の製造方法、によって解決される
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配線基板の製造方法
及び配線基板に関し、特に焼結した基板を用いる配線基
板の製造方法及び配線基板に関する。
及び配線基板に関し、特に焼結した基板を用いる配線基
板の製造方法及び配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特許第3087899号公報に
記載の「厚膜薄膜混成多層配線基板の製造方法」によれ
ば、その特許請求の範囲にも記載されているように、穿
設されたバイアホール(スルーホール)に導体ペースト
を埋め込み、配線導体が導電ペーストを用いて印刷され
た複数のセラミック基板を積層して焼結している。然し
ながら、この焼結時にはセラミック基板(グリーンシー
ト)は収縮するので高密度の回路パターンを形成するこ
とに限界がある。また回路パターンが変形するので、同
じ密度でも精度が低下する。またセラミック基板を焼結
後に導電ペーストでスクリーン印刷して回路パターンを
形成する方法もあるが、この場合には上記公報のように
グリーンシート焼結時の収縮が与える回路パターン精度
への悪影響はないが、基板平面に導電ペーストを印刷す
るため回路パターンがにじみ、隣接する回路パターン同
志がつながる恐れがあった。このため、やはりセラミッ
ク基板上の回路パターンの高密度化が困難であった。他
方、特許第2880956号公報では焼結後と思われる
セラミック基板に溝を形成し、導電ペーストを充填し回
路パターンを形成することが開示されているが、このセ
ラミック基板にはスルーホールが形成されておらず、両
面の回路パターンを電気的に接続することはできない。
記載の「厚膜薄膜混成多層配線基板の製造方法」によれ
ば、その特許請求の範囲にも記載されているように、穿
設されたバイアホール(スルーホール)に導体ペースト
を埋め込み、配線導体が導電ペーストを用いて印刷され
た複数のセラミック基板を積層して焼結している。然し
ながら、この焼結時にはセラミック基板(グリーンシー
ト)は収縮するので高密度の回路パターンを形成するこ
とに限界がある。また回路パターンが変形するので、同
じ密度でも精度が低下する。またセラミック基板を焼結
後に導電ペーストでスクリーン印刷して回路パターンを
形成する方法もあるが、この場合には上記公報のように
グリーンシート焼結時の収縮が与える回路パターン精度
への悪影響はないが、基板平面に導電ペーストを印刷す
るため回路パターンがにじみ、隣接する回路パターン同
志がつながる恐れがあった。このため、やはりセラミッ
ク基板上の回路パターンの高密度化が困難であった。他
方、特許第2880956号公報では焼結後と思われる
セラミック基板に溝を形成し、導電ペーストを充填し回
路パターンを形成することが開示されているが、このセ
ラミック基板にはスルーホールが形成されておらず、両
面の回路パターンを電気的に接続することはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
問題点に鑑みてなされ、従来より高精度の回路パターン
を形成し、両面の回路パターンを電気的に接続すること
もできる配線基板の製造方法及び配線基板を提供するこ
とを課題とする。
問題点に鑑みてなされ、従来より高精度の回路パターン
を形成し、両面の回路パターンを電気的に接続すること
もできる配線基板の製造方法及び配線基板を提供するこ
とを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、焼結した
基板にスルーホールと、前記基板の少なくとも一面に配
線パターン用の溝を形成する工程と、前記スルーホール
と配線パターン用の溝に導電ペーストを充填する工程
と、前記導電ペーストを硬化させる工程とを有すること
を特徴とする配線基板の製造方法、又は請求項1、2及
び4、5のいずれかによる配線基板の製造方法を用いて
製造されたことを特徴とする配線基板、又は焼結した基
板にスルーホールと、前記基板の少なくとも一面に配線
パターン用の溝を形成させていることを特徴とする配線
基板、によって解決される。以上の構成により、基板上
に高精度及び高密度の回路パターンを形成することがで
きる。
基板にスルーホールと、前記基板の少なくとも一面に配
線パターン用の溝を形成する工程と、前記スルーホール
と配線パターン用の溝に導電ペーストを充填する工程
と、前記導電ペーストを硬化させる工程とを有すること
を特徴とする配線基板の製造方法、又は請求項1、2及
び4、5のいずれかによる配線基板の製造方法を用いて
製造されたことを特徴とする配線基板、又は焼結した基
板にスルーホールと、前記基板の少なくとも一面に配線
パターン用の溝を形成させていることを特徴とする配線
基板、によって解決される。以上の構成により、基板上
に高精度及び高密度の回路パターンを形成することがで
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
配線基板の製造方法及び配線基板に関して図面を参照し
て説明する。
配線基板の製造方法及び配線基板に関して図面を参照し
て説明する。
【0006】図1Aは焼結したセラミック基板1(例え
ばアルミナで成る)を表わす。これに図1Bに示すよう
に所望の位置にドリルでスルーホール1cが形成され
る。これは例えば特開2000−254915号公報に
開示されているようなドリルが好適である。勿論、本発
明はこのようなドリルに限定されない。この材質は研削
工具の材料として一般に用いられるものであるが、例え
ばハイス(高速度鋼)、コバルトハイス(コバルト(C
o))を含むハイス、あるいは粉末ハイス(粉末状の成
分に結合材を加えてプレスにより成形して焼結したハイ
ス)等を用いることができる。このようなドリルは本実
施の形態に用いられるセラミックに対して、非常に研削
性が高い。また正確にスルーホールを形成することがで
きる。次いで、図1Cに示すようにセラミック基板1上
にフォトレジスト層3が形成される。所定のマスクパタ
ーン(図示せず)を介し露光し、現像すると、図2Aに
示すように同所定のパターン開口3aがフォトレジスト
層3に形成される。次いで、同じく図2Aで示すように
サンドブラストノズル5からサンドブラストSを吹き付
けながら所定の方向(白矢印で示す)に走査する。これ
により開口3aで露出しているセラミック基板1が研削
される。所望の深さにまで研削すべくサンドブラストノ
ズル5は矢印で示されるように何回か往復動させられ
る。よって図2Bで示すような被研削体が得られる。こ
こで残存しているフォトレジスト層3はサンドブラスト
Sにより研削されないのであるが、後に薬剤で除去され
る。次に図2Cに示すように図2Bの被研削体は上下ひ
っくり返される。図1に示す工程と同様にフォトレジス
ト層3’が形成され、所定のマスクパターンを介し露光
し現像すると、図3Aで示すような同所定のパターン開
口3a’がフォトレジスト層3’に形成される。次いで
上述したようにサンドブラストノズル5からサンドブラ
ストSを吹き付けながら所定の方向に走査する。これに
より開口3’に露出しているセラミック基板1が研削さ
れる。所望の深さにまで研削すべく矢印で示すように何
回か往復動する。これによって図3Bに示すような被研
削体が得られる。すなわち、セラミック基板1の両面に
配線パターン用の溝1a、1bを形成させており、スル
ーホール1cを形成させた配線基板が得られる。次い
で、図3Cで示されるように熱硬化性の導電ペーストM
がこれら溝1a、1b、スルーホール1cに充填され
る。次いで、この図3Cで示される導電ペーストMを充
填させた基板1全体を加熱する。これによって導電ペー
ストMは硬化する。よって配線基板の完成品が得られ
る。
ばアルミナで成る)を表わす。これに図1Bに示すよう
に所望の位置にドリルでスルーホール1cが形成され
る。これは例えば特開2000−254915号公報に
開示されているようなドリルが好適である。勿論、本発
明はこのようなドリルに限定されない。この材質は研削
工具の材料として一般に用いられるものであるが、例え
ばハイス(高速度鋼)、コバルトハイス(コバルト(C
o))を含むハイス、あるいは粉末ハイス(粉末状の成
分に結合材を加えてプレスにより成形して焼結したハイ
ス)等を用いることができる。このようなドリルは本実
施の形態に用いられるセラミックに対して、非常に研削
性が高い。また正確にスルーホールを形成することがで
きる。次いで、図1Cに示すようにセラミック基板1上
にフォトレジスト層3が形成される。所定のマスクパタ
ーン(図示せず)を介し露光し、現像すると、図2Aに
示すように同所定のパターン開口3aがフォトレジスト
層3に形成される。次いで、同じく図2Aで示すように
サンドブラストノズル5からサンドブラストSを吹き付
けながら所定の方向(白矢印で示す)に走査する。これ
により開口3aで露出しているセラミック基板1が研削
される。所望の深さにまで研削すべくサンドブラストノ
ズル5は矢印で示されるように何回か往復動させられ
る。よって図2Bで示すような被研削体が得られる。こ
こで残存しているフォトレジスト層3はサンドブラスト
Sにより研削されないのであるが、後に薬剤で除去され
る。次に図2Cに示すように図2Bの被研削体は上下ひ
っくり返される。図1に示す工程と同様にフォトレジス
ト層3’が形成され、所定のマスクパターンを介し露光
し現像すると、図3Aで示すような同所定のパターン開
口3a’がフォトレジスト層3’に形成される。次いで
上述したようにサンドブラストノズル5からサンドブラ
ストSを吹き付けながら所定の方向に走査する。これに
より開口3’に露出しているセラミック基板1が研削さ
れる。所望の深さにまで研削すべく矢印で示すように何
回か往復動する。これによって図3Bに示すような被研
削体が得られる。すなわち、セラミック基板1の両面に
配線パターン用の溝1a、1bを形成させており、スル
ーホール1cを形成させた配線基板が得られる。次い
で、図3Cで示されるように熱硬化性の導電ペーストM
がこれら溝1a、1b、スルーホール1cに充填され
る。次いで、この図3Cで示される導電ペーストMを充
填させた基板1全体を加熱する。これによって導電ペー
ストMは硬化する。よって配線基板の完成品が得られ
る。
【0007】以上のようにして、本発明の実施の形態に
よる配線基板が得られるのであるが、焼結したセラミッ
ク基板1に溝1a、1b及びスルーホール1cを形成
し、これに導電ペーストMを充填させて基板全体を加熱
して導電性ペーストMを硬化しているのであるが、従来
のようにグリーンシートとしてのアルミナ基板に形成し
た溝に導電ペーストを充填して全体を加熱するものでは
ないから、従来見られていた収縮現象はなく、高密度で
も高精度の回路パターンを形成することができる。また
焼結したアルミナ基板の表面にスクリーン印刷により回
路パターンを形成した従来技術では、印刷面上で導電ペ
ーストがにじんで隣接するパターン同志が接続されてし
まうという恐れがあったが、本発明によれば溝1a、1
bを形成してこれに導電ペーストMを充填させた上、加
熱して硬化させているので、このようなにじみが出た
り、にじみができて回路パターン同志がつながるという
こともない。また本発明の実施の形態によれば、アルミ
ナ基板1の両面に配線パターンを形成するようにした
が、スルーホール1cにも充填させた導電ペーストMに
よりこれら両面の回路パターンを電気的に接続すること
ができる。
よる配線基板が得られるのであるが、焼結したセラミッ
ク基板1に溝1a、1b及びスルーホール1cを形成
し、これに導電ペーストMを充填させて基板全体を加熱
して導電性ペーストMを硬化しているのであるが、従来
のようにグリーンシートとしてのアルミナ基板に形成し
た溝に導電ペーストを充填して全体を加熱するものでは
ないから、従来見られていた収縮現象はなく、高密度で
も高精度の回路パターンを形成することができる。また
焼結したアルミナ基板の表面にスクリーン印刷により回
路パターンを形成した従来技術では、印刷面上で導電ペ
ーストがにじんで隣接するパターン同志が接続されてし
まうという恐れがあったが、本発明によれば溝1a、1
bを形成してこれに導電ペーストMを充填させた上、加
熱して硬化させているので、このようなにじみが出た
り、にじみができて回路パターン同志がつながるという
こともない。また本発明の実施の形態によれば、アルミ
ナ基板1の両面に配線パターンを形成するようにした
が、スルーホール1cにも充填させた導電ペーストMに
よりこれら両面の回路パターンを電気的に接続すること
ができる。
【0008】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0009】例えば以上の実施の形態では、アルミナ基
板1に所定の回路パターンを形成するのにサンドブラス
トを用いたが、これに代えてレーザー光線により形成さ
せてもよい。あるいは、他材質、例えばグリットを用い
てブラスティングしてもよい。
板1に所定の回路パターンを形成するのにサンドブラス
トを用いたが、これに代えてレーザー光線により形成さ
せてもよい。あるいは、他材質、例えばグリットを用い
てブラスティングしてもよい。
【0010】また以上の実施では、焼結した基板として
アルミナ基板を用いたが、ガラス粉で成る基板を焼結さ
せた基板にも適用可能である。
アルミナ基板を用いたが、ガラス粉で成る基板を焼結さ
せた基板にも適用可能である。
【0011】また以上の実施の形態ではアルミナ基板1
の両面に配線パターンを形成したが、一面のみに形成さ
せるようにしてもよい。この場合には、この一面に形成
させた配線基板を上下に重ねることにより、上下の配線
パターン、もしくは回路パターンはスルーホールを介し
て電気的に接続することができる。
の両面に配線パターンを形成したが、一面のみに形成さ
せるようにしてもよい。この場合には、この一面に形成
させた配線基板を上下に重ねることにより、上下の配線
パターン、もしくは回路パターンはスルーホールを介し
て電気的に接続することができる。
【0012】また、以上の実施の形態では熱硬化性の樹
脂を用いたが、これに代えて熱可塑性樹脂を用いてもよ
い。この場合には、溶融温度以上に加熱した樹脂をスル
ーホール及び溝に充填させた後、基板全体を冷却するこ
とで導電ペーストが硬化される。
脂を用いたが、これに代えて熱可塑性樹脂を用いてもよ
い。この場合には、溶融温度以上に加熱した樹脂をスル
ーホール及び溝に充填させた後、基板全体を冷却するこ
とで導電ペーストが硬化される。
【0013】また、図示した回路パターンやスルーホー
ルの形状や位置に限定されることなく、回路要件に応じ
て従来公知となっている回路パターンを形成するように
してもよい。スルーホールの位置についても上述の位置
に限定されることなく、その数も限定しない。更に上述
の実施の形態にはセラミック基板1の所望の位置に、ま
ずドリルでスルーホールを形成するようにしたが、この
形成より前にアルミナセラミック基板にフォトレジスト
層を形成して、これに所望のパターンに対応した開口を
形成してサンドブラストにより回路パターン用の溝を形
成するようにし、次いでスルーホールを形成してもよ
い。
ルの形状や位置に限定されることなく、回路要件に応じ
て従来公知となっている回路パターンを形成するように
してもよい。スルーホールの位置についても上述の位置
に限定されることなく、その数も限定しない。更に上述
の実施の形態にはセラミック基板1の所望の位置に、ま
ずドリルでスルーホールを形成するようにしたが、この
形成より前にアルミナセラミック基板にフォトレジスト
層を形成して、これに所望のパターンに対応した開口を
形成してサンドブラストにより回路パターン用の溝を形
成するようにし、次いでスルーホールを形成してもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1、6
又は9の配線基板の製造方法及び配線基板によれば、高
精度の回路パターンを、高密度で形成させることができ
る。
又は9の配線基板の製造方法及び配線基板によれば、高
精度の回路パターンを、高密度で形成させることができ
る。
【図1】本発明の実施の形態による配線基板の製造工程
を示し、Aは準備される焼結されたアルミナ基板の断面
図、Bは同基板にスルーホールを形成させた状況を示す
断面図、Cは基板の表面にフォトレジスト層を形成させ
た状況を示す断面図である。
を示し、Aは準備される焼結されたアルミナ基板の断面
図、Bは同基板にスルーホールを形成させた状況を示す
断面図、Cは基板の表面にフォトレジスト層を形成させ
た状況を示す断面図である。
【図2】図1に続く製造工程を示し、Aは図1における
フォトレジスト層に所定の開口を形成した状況を示し、
サンドブラストとの関連を示す断面図、Bは所定の溝パ
ターンを形成させた状況を示す断面図、CはBの基板を
上下逆にして基板にフォトレジスト層を形成させた状況
を示す断面図である。
フォトレジスト層に所定の開口を形成した状況を示し、
サンドブラストとの関連を示す断面図、Bは所定の溝パ
ターンを形成させた状況を示す断面図、CはBの基板を
上下逆にして基板にフォトレジスト層を形成させた状況
を示す断面図である。
【図3】図1、図2に続く工程を示す断面図で、Aは基
板表面に形成したフォトレジスト層に所定の開口パター
ンを形成させて、これにサンドブラストをかけている状
況を示す断面図、Bは両面に溝、及びスルーホールを形
成させた状況を示す断面図、CはBの基板に導電ペース
トを充填させた状況を示す断面図である。
板表面に形成したフォトレジスト層に所定の開口パター
ンを形成させて、これにサンドブラストをかけている状
況を示す断面図、Bは両面に溝、及びスルーホールを形
成させた状況を示す断面図、CはBの基板に導電ペース
トを充填させた状況を示す断面図である。
1……アルミナ基板、1a、1b……回路パターン用の
溝、1c……スルーホール。
溝、1c……スルーホール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E317 AA24 BB04 CC17 CD01 CD32 GG14 5E343 AA07 AA24 EE33 ER18 FF23 GG08
Claims (9)
- 【請求項1】 焼結した基板にスルーホールと、前記基
板の少なくとも一面に配線パターン用の溝を形成する工
程と、前記スルーホールと配線パターン用の溝に導電ペ
ーストを充填する工程と、前記導電ペーストを硬化させ
る工程とを有することを特徴とする配線基板の製造方
法。 - 【請求項2】 前記スルーホールはドリルによって形成
され、前記配線パターン用の溝はサンドブラストによっ
て形成されることことを特徴とする請求項1に記載の配
線基板の製造方法。 - 【請求項3】 前記基板はセラミックで構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の配線基板の製
造方法。 - 【請求項4】 前記導電ペーストは熱硬化性であり、前
記導電ペーストを前記スル−ホールと配線用パターン用
の溝に充填させた後、前記基板を加熱して硬化させるよ
うにしたことを特徴とする請求項1に記載の配線基板の
製造方法。 - 【請求項5】 前記導電ペーストは熱可塑性であり、前
記導電ペーストを前記スル−ホールと配線パターン用の
溝に前記導電ペーストを充填させた後、前記基板を冷却
して硬化させるようにしたことを特徴とする請求項1に
記載の配線基板の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1、2及び4、5のいずれかによ
る配線基板の製造方法を用いて製造されたことを特徴と
する配線基板。 - 【請求項7】 前記配線基板はセラミックで構成されて
いることを特徴とする請求項6に記載の配線基板。 - 【請求項8】 焼結した基板にスルーホールと、前記基
板の少なくとも一面に配線パターン用の溝を形成させて
いることを特徴とする配線基板。 - 【請求項9】 前記配線基板はセラミックで構成されて
いることを特徴とする請求項8に記載の配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001087661A JP2002290029A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 配線基板の製造方法及び配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001087661A JP2002290029A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 配線基板の製造方法及び配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002290029A true JP2002290029A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18942883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001087661A Pending JP2002290029A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 配線基板の製造方法及び配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002290029A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6797367B2 (en) | 2002-02-05 | 2004-09-28 | Sony Corporation | Multilayer wiring board, semiconductor device mounting board using same, and method of manufacturing multilayer wiring board |
US7022399B2 (en) | 2002-02-05 | 2006-04-04 | Sony Corporation | Semiconductor device integrated multilayer wiring board |
JP2010123760A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Denso Corp | 導電用充填材料およびその充填方法 |
JP2011129958A (ja) * | 2005-04-25 | 2011-06-30 | Brother Industries Ltd | パターン形成方法 |
WO2021059092A1 (en) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 3M Innovative Properties Company | Methods and devices using microchannels for interconnections |
-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001087661A patent/JP2002290029A/ja active Pending
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