JPH0369839A - パワープラントのブラケット取付構造 - Google Patents

パワープラントのブラケット取付構造

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JPH0369839A
JPH0369839A JP20369789A JP20369789A JPH0369839A JP H0369839 A JPH0369839 A JP H0369839A JP 20369789 A JP20369789 A JP 20369789A JP 20369789 A JP20369789 A JP 20369789A JP H0369839 A JPH0369839 A JP H0369839A
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JP
Japan
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bracket
mounting
piezoelectric
power plant
voltage
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JP20369789A
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Shigeki Sato
茂樹 佐藤
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車両に搭載されるパワープラントに補器類を
装着するために用いられるブラケットの取付構造に関す
る。
従来の技術 車両のパワープラントは、エンジンおよびトランスミ、
ジョン等が一体に結合されることにより構成され、該パ
ワープラントには各種補器類が装着されるようになって
いる。
上記補器類としては例えばエンジンマウントがあり、該
エンジンマウントには新編自動車工学便覧(昭和62年
6月;社団法人自動車技術全発行)第4編第1−49頁
表1−9に開示されるように丸型、平角型、V型とか円
筒型等各種存在し、なかでも円筒型のエンジンマウント
を用いた場合、第12図に示すように腕状に延設される
取付ブラケット1が用いられる。
即ち、上記取付ブラケットlは円筒状エンジンマウント
を嵌着する筒部2と、該筒部2の外周に固設される腕部
3とからなり、該腕部3に形成された取付穴3aに挿通
される図外のボルトを介してパワープラントに装着され
るようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来のブラケット取付構造にあっ
ては、上記取付ブラケット1を介して補器類がパワープ
ラントに装着されるようになっているので、該取付ブラ
ケットlはエンジン振動に共振して曲げ振動を発生し、
この振動に起因してこもり音等の低級台が発生されてし
まうという課題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、取付ブラ
ケットの結合部角度を振動状態に応じて制御することに
より、該取付ブラケットに発生される振動を効果的に低
減するようにしたパワープラントのブラケット取付構造
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明のパワープラントの
ブラケット取付構造は請求項1では、パワープラントと
、該パワープラントに装着される補器類の取付ブラケッ
トとの間に、外部電界により歪みを生ずる圧電シートを
該取付ブラケットの振動発生方向に対して直角方向に偏
って介在させ、該取付ブラケットの振動状態に応じて上
記圧電シートに電圧を印加し、該取付ブラケットの結合
部角度を制御する構成とする。
請求項2では、上記請求項1において圧電シートを、取
付ブラケットの同一取付面に取付ボルトを挟んで振動発
生方向に対して直角方向に対向して1対配置し、それぞ
れの圧電シートに印加される交流電圧の位相差を90°
に設定することにより構成する。
請求項3では、上記請求項2において取付ボルトを挟ん
で対向配置された1対の圧電シートを、取付ブラケット
の両側面にそれぞれ設け、これら2対の圧電シートのう
ち対角位置となる圧電シートに同一位相電圧を印加する
構成とする。
請求項4では、上記請求項2又は3において取付ボルト
を挟んで同一取付面で対向配置された圧電シート間に絶
縁体を介在させ、該絶縁体の厚さを圧電シートより僅か
に薄く設定することにより構成する。
請求項5では上記請求項1から4のいずれかに記載の圧
電シートは、圧電、電歪素子と、これに電界を与えるた
めの電極板とから構成する。
請求項6では上記請求項1から5のいずれかに記載の圧
電シートに印加される電圧は、エンジン回転数とクラン
ク角とに基づいて制御される構成とする。
請求項7では上記請求項1から5のいずれかに記載の圧
電シートに印加される電圧は、エンジン回転数と取付ブ
ラケットの曲げ歪みとに基づいて制御される構成とする
請求項8では上記請求項2から7のいずれかに記載の圧
電シートに印加される電圧は、エンジン回転数の回転1
次周波数の交流電圧を用いる構成とする。
作用 以上の構成により本発明のパワープラントのブラケット
取付構造にあっては、請求項1ではパワープラントと取
付ブラケットとの間に、外部電界により歪みを生ずる圧
電シートが振動発生方向に対して直角方向に偏って介在
されているので、該圧電シートに電圧を印加することに
より該圧電シートが歪んで取付ブラケットの結合部角度
を変化することができ、このときの取付ブラケットの角
度変化を該取付ブラケットの振動状態に応じて制御する
ことにより、該取付ブラケットに発生される振動を抑制
することができるようになる。
請求項2では、上記圧電シートを取付ブラケットの同一
取付面に取付ボルトを挟んで振動発生方向に対して直角
方向に対向して1対配置し、それぞれの圧電シートに印
加される交流電圧の位相差を90°に設定する構成とす
ることにより、取付ブラケットの結合部角度変化を大き
くすることができ、振動の抑制効果を増大することがで
きる。
請求項3では、取付ボルトを挟んで対向配置された上記
1対の圧電シートを、取付ブラケットの両側面にそれぞ
れ設け、これら2対の圧電シートのうち対角位置となる
圧電シートに同一位相電圧を印加する構成とすることに
より、取付ブラケツトの結合部角度変化を更に大きくす
ることができる。
請求項4では、取付ボルトを挟んで同一取付面で対向配
置された圧電シート間に絶縁体を介在させ、該絶縁体の
厚さを圧電シートより僅かに薄く設定する構成とするこ
とにより、絶縁体が配置されたことで取付ブラケットの
安定性を向上し、かつ、該絶縁体が圧電シートより薄く
設定されたことにより、該圧電シートの歪み効果を十分
に発揮させることができる。
請求項5では上記圧電シートを、圧電、電歪素子と、こ
れに電界を与えるための電極板とから構成したので、該
圧電シートを極薄く形成できて小型化を図ることができ
ると共に、印加電圧に対する圧電シートの応答性を著し
く優れたものとすることができる。
請求項6では上記圧電シートに印加される電圧は、エン
ジン回転数とクランク角とに基づいて制御されるので、
取付ブラケットに入力される振動を遮断するように制御
される。
請求項7では上記圧電シートに印加される電圧は、エン
ジン回転数と取付ブラケットの曲げ歪みとに基づいて制
御されるので、取付ブラケット自体の振動をリアルに制
御することができる。
請求項8では上記圧電シートに印加される電圧は、エン
ジン回転数の回転1次周波数の交流電圧が用いられるこ
とにより、該交流電圧を90’の位相差で1対の圧電シ
ートに印加することにより、近似的に低級振動の原因と
なる回転2次周波数で取付ブラケットの支持方向を振動
変化させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図から第5図は本発明のパワープラントのブラケッ
ト取付構造の一実施例を示し、従来に説明したと同様に
補器類としてエンジンマウント10を用いた場合を例に
とって述べる。
即ち、上記エンジンマウント10は円筒型に形成され、
取付ブラケッ1−12の円筒部12aに嵌着されると共
に、該円筒部12Hの外周に固設された腕部12bは図
外のパワープラントから突出されるサポート14に取付
ボルト16.16aを介して装着される。
上記腕部12bは第2図に示すように逆U字状に折曲さ
れてその一側が上記サポート14に当接され、上記取付
ボルト16.16aが該サポート14方向から挿通され
て、該取付ポル)16,16a先端部にナツト18.1
8a止めされるようになっている。
第3図は上記腕部12bの取付部分の拡大図を示し、当
該取付部分には上記取付ボルト16,16aを挿通する
ための取付穴20.20aが形成されている。
ここで、本実施例にあっては上記取付ブラケット12と
上記サポート14との間に、外部電界により歪みを生ず
る圧電シート30を介在させ、該圧電シート30には電
圧制御装置32から制御電圧が印加されるようになって
いる。
上記圧電シート30は第4図の部分拡大断面図に示すよ
うに、上記取付ブラケット12の腕部12bに当接され
る薄板状の圧電、電歪素子34と、該圧電、電歪素子3
4の該腕部12bとは反対側に固着される電極板36と
、該電極板36の更に外側を被覆する絶縁層38とで構
成され、該圧電シート30の厚さは1〜3m+i程度に
形成されるようになっている。
尚、上記圧電、電歪素子34は、歪み一電界の履歴(ヒ
ステリシス)曲線において抗電界が大きく線形駆動領域
の広い物質「圧電材料」から形成されるものを圧電素子
、また、抗電界が極端に小さく二次曲線近似のできるよ
うな物質「電歪材料」から形成されるものを電歪素子と
される(1986年12月、森北出版株式会社発行「圧
電/電歪アクチュエータ」第51頁参照)が、これらは
主に相転移温度(キュリー点)が異なっているが殆ど良
く似た性質であることから、本発明では両者を1つの物
質として圧電、電歪素子として表現するものとし、該圧
電、電歪素子としては強誘電体セラミックス等が知られ
ている。
ところで、上記圧電シート30は第3図に示したように
取付穴20,208の両側に1対設けられ、これら1対
の圧電シート30間には薄板状の絶縁体40が配置され
、該絶縁体40には該取付穴20.20aに対応して開
口部42,428が形成されている。
尚、上記絶縁体40は圧電シート30の歪み量を考慮し
て、該圧電シート30より僅かに薄く形成されると共に
、これら圧電シート30と絶縁体40との間には若干の
隙間δが設けられている。
また、上記圧電シート30は第5図にも示すように上記
腕部12aの両側にそれぞれ設けられ、第2図中左側に
設けられる1対の圧電シート30は、サポート14と腕
部12aとの間に挾着される状態で取り付けられ、かつ
、第2図中右側に設けられる1対の圧電シート30は、
該腕部12aとワッシャ44.44aとの間に挾着され
る状態で取り付けられる。
従って、上記圧電シート30は取付ボルト16゜16a
の両側に1対設けられたものがそれぞれ腕部12aの両
側に設けられるため、計4個の圧電シート30が設けら
れることになり、これら4個の圧電シート30は第5図
に示すようにそれぞれ対角位置に配置されるものどうし
に、電圧制御装置32から同一の制御電圧が印加される
ようになっている。
つまり、上記電圧制御装置32からはそれぞれ独立した
A電圧とB電圧が出力され、これらA電圧およびB電圧
が上記対角位置に配置される圧電シート30にそれぞれ
印加される。
第6図は上記取付ブラケット12の振動とじて問題とな
る曲げ1次モードのモデル図を示し、この場合片持ち梁
の曲げモードを呈し、図中黒塗り矢印と白塗り矢印とが
それぞれ対角方向に配置された圧電シート30の駆動方
向を示す。
尚、この場合エンジンマウント10等が質量要素として
働き、固有振動数にして60〜200oz程度の曲げ振
動が取付ブラケット12に発生されることが知られてい
る。
以上の構成により本実施例のパワーユニットのブラケッ
ト取付構造にあっては、取付ボルト16゜168を挟ん
だ両側、つまり振動発生方向に偏った位置に対向してl
対の圧電シート30が設けられるため、これら1対の圧
電シート30に交互に電圧を印加して歪みを発生させる
ことにより、取付ブラケット12がサポート14に装着
される結合部角度を制御することが可能となり、このと
きの角度変化を取付ブラケッ)12の振動を抑制する方
向に制御することにより、該取付ブラケット12の曲げ
振動を効果的に抑制することができる。
第7図は圧電シート30に電歪材料を用いた場合の電界
−歪み曲線を示し、該圧電シート30に発生される電界
(電界の方向には関係が無い)に対して歪み量が略決定
されるので、印加電圧により圧電シート30で発生され
る変位量を任意に制御できることになる。
尚、この場合の応答速度は05数m5ec〜数μsec
程度であるため、実際の制御には殆ど問題とはならない
ところで、本実施例では上述したように圧電シート30
は取付ポル)16.16aを挟んで両側に1対配置され
ることにiす、片側に配置される場合に比較して取付ブ
ラケット12の角度変化を大きくすることができるよう
になっており、更に、l対配置された圧電シート30が
取付ブラケット12の両側にそれぞれ配置されることに
より、該取付ブラケット12の角度変化は更に増大して
取り出すことができるようになる。
一方、上記取付ブラケット12の振動で問題となるのは
、エンジンが4気筒の場合はエンジン回転数の2次成分
周波数に該取付ブラケット12が共振する場合で、この
場合は車室内のこもり音として発生される。
従って、回転2次成分の振動を対象に取付ブラケット1
2の角度変化を制御する必要があるが、本実施例では回
転1次周波数(対象周波数の1/2周波数)をもって発
生される通常の交流電圧を、電圧制御装置32のA、B
間に90’の位相差をもって発生させる。
すると、上記取付ブラケット12の両側にそれぞれ1対
設けられた4個の圧電シート30は、対角関係をもって
90’づつ位相がずれて変位されることになり、該取付
ブラケット12は近似的に回転2次周波数で結合部角度
が振動変化されるため、この振動変化を入力される回転
2次周波数の振動に対抗して発生させることにより、該
取付ブラケット12はこもり音原因となる曲げ振動が大
幅に抑制されることになる。
即ち、第6図中x8をエンジン側回転方向加振変位(回
転2次周波数)、Xcを圧電シー)30の回転方向相対
変位、XRを実際にブラケットに入力される加振変位、
XBをブラケット振動とすると、これら各ポイントにお
ける振動周波数特性を従来と本実施例とを比較して示す
と第8図のようになる。
即ち、従来ではX。に相当する変位入力がないため、エ
ンジン側加振変位X8は減衰されることなくブラケット
加振変位XRとして現れ、これによってブラケット振動
XBは大きく現れてしまう。
これに対し、本実施例ではエンジン側加振変位X8に対
し圧電シート変位Xcが逆相で発生されるため、これら
xEとxcと合成するとブラケット入力変位XRは低減
され、これによってブラケット振動Xsが大幅に減少さ
れることが理解される。
一方、上記取付ブラケット12の振動位相情報を検知す
るに、エンジン制御に用いられているクランク角センサ
の信号を用いることができ、この場合はクランク角の位
置および周波数によって取付ブラケット12の振動状態
は略決定されるので、印加交流電圧の位相はクランク角
センサの信号およびエンジン回転数から予め最適に設定
されたマツプにより設定することができる。
即ち、この場合のA電圧およびB電圧の制御は、第9図
に示すアルゴリズムに従って行われ、このアルゴリズム
では、まずブロックlのエンジン回転数はブロック■の
交流電圧周波数を決定し、更に該エンジン回転数とブロ
ック■のクランク角信号とに基づいてブロック■の交流
電圧位相タイミングマツプを読み取り、上記ブロック■
の交流電圧とブロック■で決定された位相タイミングと
によりブロック■のA電圧を決定し、かつ、該A電圧に
対してブロック■で90°の位相遅れをもってB電圧を
発生させる。
尚、上記交流電圧位相タイミングマツプとしては例えば
次の第1表に示すように設定され、エンジン回転数に応
じて電圧およびトリガー時間(クランク角)が変化され
るようになっている。
(以下余白) 第1表 第10図は他の実施例を示し、取付ブラケット12の腕
部12bに歪みゲージ50を設け、該歪みゲージ50で
取付ブラケット12の曲げ歪みを直接検出し、この検出
信号を用いて上記圧電シート30の印加電圧を制御する
ようにしたものである。
そして、この場合の制御は第11図のアルゴリズムに従
って行われ、上記第9図に示すアルゴリズムと主に異な
る点は、上記実施例のブロック■に代えて新たに設けら
れるブロック■aによってブラケット歪みゲージ電圧が
検出されるようになっており、ブロック■ではエンジン
回転数とブラケット歪みゲージ電圧とに基づいて電圧位
相タイミングが図られるようになっている。
発明の詳細 な説明したように本発明のパワープラントのブラケット
取付構造にあっては、請求項1ではパワープラントと取
付ブラケットとの間に、外部電界により歪みを生ずる圧
電シートが振動発生方向に対して直角方向に偏って介在
されたので、該圧電シートに取付ブラケットの振動状態
に応じて電圧を印加することにより、該取付ブラケット
の角度変化が該取付ブラケットの振動状態に応じて制御
されるため、該取付ブラケットに発生される振動を抑制
し、延いては、車体側に発生される低級振動を著しく抑
制して車両乗り心地性の大幅な向上を図ることができる
請求項2では、上記圧電シートを取付ブラケットの同一
取付面に取付ボルトを挟んで振動発生方向に対して直角
方向に対向して1対配置し、それぞれの圧電シートに印
加される交流電圧の位相差を90’に設定する構成とし
たので、取付ブラケットの結合部角度変化を大きくする
ことができ、振動の抑制効果を増大することができる。
請求項3では、取付ボルトを挟んで対向配置された上記
1対の圧電シートを、取付ブラケットの両側面にそれぞ
れ設け、これら2対の圧電シートのうち対角位置となる
圧電シートに同一位相電圧を印加する構成とすることに
より、取付ブラケットの結合部角度変化を更に大きくし
て、振動の抑制効果を更に増大することができる。
請求項4では、取付ボルトを挟んで同一取付面で対向配
置された圧電シート間に絶縁体を介在させ、該絶縁体の
厚さを圧電シートより僅かに薄く設定する構成とするこ
とにより、絶縁体が配置されたことで取付ブラケットの
安定性を向上し、かつ、該絶縁体が圧電シートより薄く
設定されたことにより、該圧電シートの歪み効果を十分
に発揮させることができる。
請求項5では上記圧電シートを、圧電、電歪素子と、こ
むに電界を与えるための電極板とから構成したので、該
圧電シートを極薄く形成できて小型化を図ることができ
ると共に、印加電圧に対する圧電シートの応答性を著し
く優れたものとし、制御効果の著しい向上を図ることが
できる。
請求項6では上記圧電シートに印加される電圧は、エン
ジン回転数とクランク角とに基づいて制御されるので、
取付ブラケットに入力される振動を遮断するよう多こ制
御することができる。
請求項7では上記圧電シートに印加される電圧は、エン
ジン回転数と取付ブラケットの曲げ歪みとに基づいて制
御されるので、取付ブラケット自体の振動をリアルに制
御することができる。
請求項8では上記圧電シートに印加される電圧は、エン
ジン回転数の回転1次周波数の交流電圧が用いられるこ
とにより、該交流電圧を900の位相差で1対の圧電シ
ートに印加することにより、近似的に低級振動の原因と
なる回転2次周波数で取付ブラケットの支持方向を振動
変化させることができ、電圧制御装置の構成を著しく簡
単化することができるという各種母れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は本発
明の一実施例を示す正面図、第3図は本発明の一実施例
を示す要部拡大図、第4図は第3図中IV−IV線から
の拡大断面図、第5図は第3図中の■−v線断面図、第
6図は本発明を概略的に示すモデル図、第7図は本発明
に用いられる圧電シートの電界−歪み特性図、第8図は
従来と本実施例とを比較して示す振動特性図、第9図は
本発明を制御するに用いられるアルゴリズムの一実施例
を示す説明図、第10図は本発明の他の実施例を示す側
面図、第11図は本発明を制御するに用いられるアルゴ
リズムの他の実施例を示す説明図、第12図は従来のブ
ラケット取付構造に用いられる取付ブラケットの側面図
である。 10・・・エンジンマウント、12・・・取付ブラケッ
ト、14・・・サポート(パワープラント側)、16.
16a−−−取付ボルト、20.20a−−−取付穴、
30・・・圧電シート、32・・・電圧制御装置、34
・・・圧電、電歪素子、36・・・電極板、40・・・
絶縁体。 外3名 第1図 第6図 1フ 第2図 4O1e螺/1本 第7図 15 −10 −5  0  5  10  159着
 (kV/am)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パワープラントと、該パワープラントに装着され
    る補器類の取付ブラケットとの間に、外部電界により歪
    みを生ずる圧電シートを該取付ブラケットの振動発生方
    向に対して直角方向に偏って介在させ、該取付ブラケッ
    トの振動状態に応じて上記圧電シートに電圧を印加し、
    該取付ブラケットの結合部角度を制御することを特徴と
    するパワープラントのブラケット取付構造。
  2. (2)取付ブラケットをパワープラントに装着するため
    の取付ボルトを挟んだ同一取付面に、圧電シートを振動
    発生方向に対して直角方向に対向して1対配置し、それ
    ぞれの圧電シートに印加される交流電圧の位相差を90
    ゜に設定したことを特徴とする請求項1に記載のパワー
    プラントのブラケット取付構造。
  3. (3)取付ボルトを挟んで対向配置された1対の圧電シ
    ートを、取付ブラケットの両側面にそれぞれ設け、これ
    ら2対の圧電シートのうち対角位置となる圧電シートに
    同一位相電圧を印加することを特徴とする請求項2に記
    載のパワープラントのブラケット取付構造。
  4. (4)取付ボルトを挟んで同一取付面で対向配置された
    圧電シート間に絶縁体を介在させ、該絶縁体の厚さを圧
    電シートより僅かに薄く設定したことを特徴とする請求
    項2又は3に記載のパワープラントのブラケット取付構
    造。
  5. (5)圧電シートは、圧電、電歪素子と、これに電界を
    与えるための電極板とから構成されることを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載のパワープラントのブ
    ラケット取付構造。
  6. (6)圧電シートに印加される電圧は、エンジン回転数
    とクランク角とに基づいて制御されることを特徴とする
    請求項1から5のいずれかに記載のパワープラントのブ
    ラケット取付構造。
  7. (7)圧電シートに印加される電圧は、エンジン回転数
    と取付ブラケットの曲げ歪みとに基づいて制御されるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のパワ
    ープラントのブラケット取付構造。
  8. (8)圧電シートに印加される電圧は、エンジン回転数
    の回転1次周波数の交流電圧であることを特徴とする請
    求項2から7のいずれかに記載のパワープラントのブラ
    ケット取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535582A (ja) * 1999-01-28 2002-10-22 アクティブ コントロール エキスパーツ,インコーポレイテッド 振動制御のための方法およびデバイス
KR20120087144A (ko) * 2009-09-30 2012-08-06 프레제니우스 메디칼 케어 도이칠란드 게엠베하 약물의 주입을 위한 삽입체를 갖는 튜블링 세트

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