JPH0369343A - 三次元物体の形成方法 - Google Patents
三次元物体の形成方法Info
- Publication number
- JPH0369343A JPH0369343A JP20474989A JP20474989A JPH0369343A JP H0369343 A JPH0369343 A JP H0369343A JP 20474989 A JP20474989 A JP 20474989A JP 20474989 A JP20474989 A JP 20474989A JP H0369343 A JPH0369343 A JP H0369343A
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 9
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims abstract description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は三次元物体の形成方法に係り、特に光硬化性
樹脂を用いて大型の三次元物体を得る方法に関する。
樹脂を用いて大型の三次元物体を得る方法に関する。
(ロ) 従来の技術
光硬化性樹脂に光線を照射し、三次元物体を形成する技
術が実用化されている。
術が実用化されている。
特開昭62−35966号公報には光源から発射された
光線のスポットを、鏡その他の光学的又は機械的な素子
の移動によって所定の面積内に移動できるようにした露
光装置を用いて、三次元物体の断面を表すパターンに基
づいて走査し、これを積層することによって三次元物体
を形成する方法が示されている。
光線のスポットを、鏡その他の光学的又は機械的な素子
の移動によって所定の面積内に移動できるようにした露
光装置を用いて、三次元物体の断面を表すパターンに基
づいて走査し、これを積層することによって三次元物体
を形成する方法が示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
この先行技術の場合、第4図に示すように、平面上に照
射されるビームの照射角θが0度の中央部と、照射角θ
が最大の端部とではビームスポットの形状及び焦点のず
れ量Sがそれぞれ異なり、中央部から端部に行くに従っ
てスポット形状は真円形から次第にはずれて長円形とな
っていくと共に、焦点のずれ量SはOから次第に最大値
Sへと大きくなっていく。このように真円形から長円形
へとビームの形状が歪むことに加え、焦点のボケによる
影響が原因となって、形成される三次元物体の実用上の
大きさが制限されることになる。
射されるビームの照射角θが0度の中央部と、照射角θ
が最大の端部とではビームスポットの形状及び焦点のず
れ量Sがそれぞれ異なり、中央部から端部に行くに従っ
てスポット形状は真円形から次第にはずれて長円形とな
っていくと共に、焦点のずれ量SはOから次第に最大値
Sへと大きくなっていく。このように真円形から長円形
へとビームの形状が歪むことに加え、焦点のボケによる
影響が原因となって、形成される三次元物体の実用上の
大きさが制限されることになる。
そこで、より大きい三次元物体を精度良く形成するため
には、露光装置の光源から照射平面までの距離りを大き
くすることが考えられるが、このようにすると、一般に
装置の高さが大きくなり、平面上に到達する光のエネル
ギーは小さくなるため、より大型の光源が必要になるな
どの理由によって装置が著しく大型になるという欠点が
ある。
には、露光装置の光源から照射平面までの距離りを大き
くすることが考えられるが、このようにすると、一般に
装置の高さが大きくなり、平面上に到達する光のエネル
ギーは小さくなるため、より大型の光源が必要になるな
どの理由によって装置が著しく大型になるという欠点が
ある。
本発明は上記した従来の三次元物体形成方法に見られた
欠点を解消するためになされたものであって、少なくと
も高さの低い小型の装置によって、大型の三次元物体を
形成する方法を提供することを目的とする。
欠点を解消するためになされたものであって、少なくと
も高さの低い小型の装置によって、大型の三次元物体を
形成する方法を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この問題を解決するための本発明は、光硬化性樹脂を収
容した容器上に三次元物体形成装置の露光装置を位置さ
せて所定の面積内をパターン走査して部分的な露光、形
成を行い、次に露光装置と容器とを相対的に所定距離だ
け移動させ、該当する部分のパターン走査を行うことを
繰り返して大きい面積のパターンを形成し、これを順次
積層することにより、大型の三次元物体を形成すること
を要旨とする。すなわち、光源から発射される光ビーム
を鏡その他の光学的又は機械的な素子の移動によって所
定の面積内を走査するようにした露光装置を、光硬化性
樹脂を収容した容器上に位置させて前記の所定の面積内
をパターン走査して部分的な露光、形成を行い、次に露
光装置と容器とを相対的に所定距離だけ移動させ、該当
する部分のパターン走査を行うことを繰り返して大きい
面積のパターンを形成し、これを順次積層することによ
って、大型の三次元物体を形成することを特徴とする三
次元物体の形成方法である。
容した容器上に三次元物体形成装置の露光装置を位置さ
せて所定の面積内をパターン走査して部分的な露光、形
成を行い、次に露光装置と容器とを相対的に所定距離だ
け移動させ、該当する部分のパターン走査を行うことを
繰り返して大きい面積のパターンを形成し、これを順次
積層することにより、大型の三次元物体を形成すること
を要旨とする。すなわち、光源から発射される光ビーム
を鏡その他の光学的又は機械的な素子の移動によって所
定の面積内を走査するようにした露光装置を、光硬化性
樹脂を収容した容器上に位置させて前記の所定の面積内
をパターン走査して部分的な露光、形成を行い、次に露
光装置と容器とを相対的に所定距離だけ移動させ、該当
する部分のパターン走査を行うことを繰り返して大きい
面積のパターンを形成し、これを順次積層することによ
って、大型の三次元物体を形成することを特徴とする三
次元物体の形成方法である。
(ホ) 作用
形成しようとする三次元物体の最も大きい断面積部分の
パターンを所定の面積で区画し、まず、光硬化性樹脂を
収容した容器内の第1の区画に相当する位置に露光装置
を位置させる。容器内の作業台を例えば最も上昇した位
置に位置させ、最低面のパターンの該当する区画部分の
露光を行い、露光された部分の樹脂を硬化させる。次に
、この第1の区画に隣接する第2の区画内に露光装置又
は容器を移動させる。該当する区画部分のパターンの露
光を行い、以後同様な移動、露光を繰り返して全体の最
低面のパターンを露光し底面を形成させる。次に容器内
の作業台を1段下げ、同様に下から2段目のパターンの
相当する部分を露光し、硬化させる。このような操作を
繰り返して大型の三次元物体を形成することになる。な
お、上記の説明ではまず、最低面のパターン全体を形成
してから2段目に進むようにしたが、例えば、第1の区
画において最低面から最上面までの断面のパターン露光
を行ってから、すなわち、第1の区画内の各パターンの
積層を完成させてから、第2・の区画へ移動し、同様の
操作を繰り返すようにしてもよい。
パターンを所定の面積で区画し、まず、光硬化性樹脂を
収容した容器内の第1の区画に相当する位置に露光装置
を位置させる。容器内の作業台を例えば最も上昇した位
置に位置させ、最低面のパターンの該当する区画部分の
露光を行い、露光された部分の樹脂を硬化させる。次に
、この第1の区画に隣接する第2の区画内に露光装置又
は容器を移動させる。該当する区画部分のパターンの露
光を行い、以後同様な移動、露光を繰り返して全体の最
低面のパターンを露光し底面を形成させる。次に容器内
の作業台を1段下げ、同様に下から2段目のパターンの
相当する部分を露光し、硬化させる。このような操作を
繰り返して大型の三次元物体を形成することになる。な
お、上記の説明ではまず、最低面のパターン全体を形成
してから2段目に進むようにしたが、例えば、第1の区
画において最低面から最上面までの断面のパターン露光
を行ってから、すなわち、第1の区画内の各パターンの
積層を完成させてから、第2・の区画へ移動し、同様の
操作を繰り返すようにしてもよい。
(へ) 実施例
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳細に
説明する。まず、この方法を適用する装置の例について
第1ないし3図を用いて説明する。
説明する。まず、この方法を適用する装置の例について
第1ないし3図を用いて説明する。
三次元物体形成装置10の露光袋gL12としては、光
源から発射される光ビームを2つのミラーで反射させ、
一方のミラーで平面上のX方向を走査可能とし、他方の
ミラーで平面上のX方向と直交するY方向を走査可能と
し、所定の面積内を走査する方式のものとする。なお、
光ビームが所定の面積内を走査できるものであれば、上
記のミラー以外の光学的又は機械的な素子を用いても差
支えない。
源から発射される光ビームを2つのミラーで反射させ、
一方のミラーで平面上のX方向を走査可能とし、他方の
ミラーで平面上のX方向と直交するY方向を走査可能と
し、所定の面積内を走査する方式のものとする。なお、
光ビームが所定の面積内を走査できるものであれば、上
記のミラー以外の光学的又は機械的な素子を用いても差
支えない。
三次元物体2の最大部分の断面4の面積は露光装置12
が単独で描画可能な面積すなわち、基準露光面積6より
も大きいものであるとする。露光装置12はXYテーブ
ル装置16によって一平面内を横方向及び縦方向に移動
可能である。これにより露光装置12は断面4の全面積
をカバーすることができるようになっている。
が単独で描画可能な面積すなわち、基準露光面積6より
も大きいものであるとする。露光装置12はXYテーブ
ル装置16によって一平面内を横方向及び縦方向に移動
可能である。これにより露光装置12は断面4の全面積
をカバーすることができるようになっている。
光硬化性樹脂を収容した容器14は少なくとも三次元物
体2を収容可能な容積のものを準備する。
体2を収容可能な容積のものを準備する。
なお、容器14内には三次元物体2を形成させる作業台
18が設けられており、この作業台18は昇降装置20
によって容器14内を垂直方向に移動することが可能で
ある。
18が設けられており、この作業台18は昇降装置20
によって容器14内を垂直方向に移動することが可能で
ある。
次に、この装置を用いて本発明の三次元物体2を形成す
る方法を説明する。あらかじめ、最も大きい断面積部分
のパターンを表す断面4を、所定の面積、すなわち基準
露光面積6を用いて区画する。これにより縦方向に例え
ばAからNまで区画される。また、横方向に例えば1か
らmまで区画される。任意の区画はNmと表示される。
る方法を説明する。あらかじめ、最も大きい断面積部分
のパターンを表す断面4を、所定の面積、すなわち基準
露光面積6を用いて区画する。これにより縦方向に例え
ばAからNまで区画される。また、横方向に例えば1か
らmまで区画される。任意の区画はNmと表示される。
まず、断面4の第1の区画A1に対応する容器14の上
方の所定位置に露光装置12を位置させる。図示しない
制御装置から露光装置12に指令信号が送られ、区画A
1のパターンが走査され、薄い板状の三次元物体2の一
部が形成される。次に、XYテーブル装置16を駆動し
て例えば区画A2に露光装置12を移動させる。区画A
2のパターンが走査され、以下同様の走査を繰り返して
区画Nmのパターンを走査して断面4の全体の形成が行
われる。次に、昇降装置20を駆動して作業台18を液
面22から所定距離だけ沈ませ、断面4の次の断面部分
のパターン走査を行わせ、このような走査を繰り返して
最終的に三次元物体2を完成させる。
方の所定位置に露光装置12を位置させる。図示しない
制御装置から露光装置12に指令信号が送られ、区画A
1のパターンが走査され、薄い板状の三次元物体2の一
部が形成される。次に、XYテーブル装置16を駆動し
て例えば区画A2に露光装置12を移動させる。区画A
2のパターンが走査され、以下同様の走査を繰り返して
区画Nmのパターンを走査して断面4の全体の形成が行
われる。次に、昇降装置20を駆動して作業台18を液
面22から所定距離だけ沈ませ、断面4の次の断面部分
のパターン走査を行わせ、このような走査を繰り返して
最終的に三次元物体2を完成させる。
以上の説明では露光装置12を移動するようにしたが、
容器14側を移動するようにしても差支えない。
容器14側を移動するようにしても差支えない。
(ト) 発明の効果
以上述べたように本発明の三次元物体形成方法によれば
、比較的小型の装置を用いて大型の三次元物体を形成す
ることが可能となった。
、比較的小型の装置を用いて大型の三次元物体を形成す
ることが可能となった。
第1図は本発明の方法を実施するために用いられる装置
の概略図であり、第2図は三次元物体の立体図、第3図
は三次元物体の断面パターンと、その区画状況を説明す
る平面図、第4図は照射角度によるビームの説明図であ
る。 2・・・三次元物体、4・・・断面、6・・・基準露光
面積、10・・・三次元物体形成装置、12・・・露光
装置、14・・・容器、16・・・XYテーブル装置、
18・・・作業台、20・・・昇降装置。
の概略図であり、第2図は三次元物体の立体図、第3図
は三次元物体の断面パターンと、その区画状況を説明す
る平面図、第4図は照射角度によるビームの説明図であ
る。 2・・・三次元物体、4・・・断面、6・・・基準露光
面積、10・・・三次元物体形成装置、12・・・露光
装置、14・・・容器、16・・・XYテーブル装置、
18・・・作業台、20・・・昇降装置。
Claims (1)
- 光源から発射される光ビームを、鏡その他の光学的又
は機械的な素子の移動によって、所定の面積内を走査す
るようにした露光装置を、光硬化性樹脂を収容した容器
上に位置させて前記の所定の面積内をパターン走査して
部分的な露光、形成を行い、次に露光装置と容器とを相
対的に所定距離だけ移動させ、該当する部分のパターン
走査を行うことを繰り返して大きい面積のパターンを形
成し、これを順次積層することによって、大型の三次元
物体を形成することを特徴とする三次元物体の形成方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20474989A JPH0369343A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 三次元物体の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20474989A JPH0369343A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 三次元物体の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0369343A true JPH0369343A (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=16495697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20474989A Pending JPH0369343A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | 三次元物体の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0369343A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0321432A (ja) * | 1989-04-21 | 1991-01-30 | E I Du Pont De Nemours & Co | 立体像形成システム |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP20474989A patent/JPH0369343A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0321432A (ja) * | 1989-04-21 | 1991-01-30 | E I Du Pont De Nemours & Co | 立体像形成システム |
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