JPH0369320B2 - - Google Patents

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JPH0369320B2
JPH0369320B2 JP25386184A JP25386184A JPH0369320B2 JP H0369320 B2 JPH0369320 B2 JP H0369320B2 JP 25386184 A JP25386184 A JP 25386184A JP 25386184 A JP25386184 A JP 25386184A JP H0369320 B2 JPH0369320 B2 JP H0369320B2
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JP
Japan
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pen
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JP25386184A
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Hajime Tatezawa
Tatsuhide Nakagawa
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Publication of JPS61132395A publication Critical patent/JPS61132395A/ja
Publication of JPH0369320B2 publication Critical patent/JPH0369320B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は芯自動繰り出し機構を内蔵した記録ペ
ンを作画面に対して昇降制御する一方、該記録ペ
ンを作画面に対して一定間隔を保持した状態で移
動制御して作図を行うようにした自動製図機にお
いて、前記記録ペン内の芯が所定量消耗したとき
に芯なし信号が発生するようにした芯なし検出装
置に関する。
〔従来の技術〕
鉛芯などの消耗性筆記芯を使用した自動製図機
において、上記芯を作画動作に伴うその摩減に応
じて作画面に繰り出すには、従来、特公昭58−
54677号公報に開示されているように、画線ヘツ
ドに昇降可能に配設した押し軸を芯に圧接して、
該芯をその摩耗量に応じて作画面に押し出してい
る。
このような構成において、芯が作図に適しなく
なるまで減少した場合には、押し軸と連動する突
起が画線ヘツドの基板に配設したリミツトスイツ
チに衝突し、該リミツトスイツチの投入信号によ
つて芯が作画に不適当な程摩耗した状態即ち芯な
し状態を検出するように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに最近、芯自動繰り出し機構を内蔵した
記録ペンが開発された。この記録ペンを自動製図
機の画線ヘツドに、作画面に対して昇降可能に保
持し、該記録ペンを作画面に対して昇降制御すれ
ば、上記押し軸を用いなくとも、自動作画が可能
となる。この場合、作画中、記録ペン内の芯が摩
減により短くなり、作画に不適当な状態になる
と、線がかすれしかる後に、線が描くなり、該状
態で画線ヘツドが移動制御されることになる。こ
の芯なし状態をどのようにして検出するかが問題
となる。
本発明は、芯自動繰り出し機構を内蔵した記録
ペンを用いた自動製図機において、記録ペン内の
芯が減つて所定の寸法まで短くなつたときこれを
検出して芯なし信号を出力するようにした芯なし
検出装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決する手段〕
本発明は上記目的を達成するため消耗性筆記芯
46のホルダー筒40に対する上昇方向の移動を
阻止し前記芯4のホルダー筒40に対する下降方
向の移動に対しては前記芯4に対する固定力が作
用しないように、前記芯46を挾持する前記ホル
ダー筒40内に配設された芯チヤツク48,50
と、前記ホルダー筒40の下方に所定量弾発的に
突出し、前記ホルダー筒40が作画面に対して下
降したとき下端が前記作画面に当接するとともに
前記芯チヤツク48,50から所定間隔離れた下
方で前記芯46を所定の摩擦力を有してスライド
自在に保持し、前記ホルダー筒40がコントロー
ラからのペンアツプ信号で作画面に対して所定位
置まで上昇されると、前記芯46を前記芯チヤツ
ク48,50に対して該芯46のペンアツプ信号
までの摩耗量分だけ下降方向に繰り出す芯保持管
56とを備え前記芯46の下降方向への繰り出し
によつて前記芯チヤツク48,50から芯46が
離説すると、該芯チヤツク48,50の下端面に
よつて前記芯46の前記ホルダー管40に対する
上昇方向の移動が係止されるようにした芯自動繰
り出し機構を内蔵した記録ペン18の前記ホルダ
ー管40を、コントローラのペンダウン信号によ
る画線ヘツド8に内蔵したソレノイド24の駆動
力によつて前記芯46の下端が作画面に圧接する
まで下降し、該下降状態で前記画線ヘツド8をコ
ントローラの指令により前記作画面に対して相対
的に移動制御して所定の作図を行うようにした自
動製図機において、前記芯保持管56の前記ホル
ダー管40に対する最下降位置における該芯保持
管56の上端と前記芯チヤツク48,50の下端
との対向間隔を、予じめ設定したペンダウン状態
継続時間における前記芯46の摩減長よりも長く
設定し、前記芯チヤツク48,50と前記芯保持
管56との間に電圧を印加し、前記芯46が前記
芯保持管56の全長とほぼ同一長となるまで摩減
した状態において前記芯保持管56の上端が前記
芯チヤツク48,50の下端に接触したとき両者
間に流れる電流を芯なし信号としたものである。
〔作用〕
上記した構成において、新しい長い芯46は予
じめ、芯保持管56がホルダー筒40に対して最
下降位置にあるとき芯46の下端と芯保持管56
の下端とが丁度一致するように初期位置が設定さ
れる。上記した芯の初期位置において、ホルダー
筒40がソレノイド24の付勢力によつて下降す
ると、芯46の下端は作画面に衝突し、これによ
り、ホルダー筒40の下降が停止し、芯46の下
端は、ソレノイド24の励磁力によつて決定され
る圧力で作画面に圧接する。次に、画線ヘツド8
がコントローラによつて駆動され、作画面に対し
て一定の間隔を保持した状態で該作画面に対して
移動し、これにより、作画面に所定の作図が行わ
れる。この作図中、芯46の減少に応じてホルダ
ー筒40はソレノイド24の励磁力によつて下降
方向に移動し、芯圧が一定に保持される。このと
き、芯46の減少に応じて芯保持管56は作画面
からの圧力によつてホルダー筒40に対して上昇
し、該芯保持管56の上端が芯チヤツク48,5
0の下端に接近する。予じめ設定したペンダウン
状態継続時間が経過すると、コントローラの指令
によつてホルダー筒40は作画面に対して所定位
置まで上昇する。このとき、芯保持管56は芯4
6の減少分に応じて、ホルダー筒40に対して上
昇した分だけ該ホルダー筒40に対して最下降位
置まで下降し、芯46はこの芯保持管56の下降
と連動して、芯チヤツク48,50に対して下降
し、芯46は芯チヤツク48,50から、その減
少分だけ下降方向に繰り出される。このような記
録ペン18の昇降動作が複数回行われると、芯4
6は徐々に短くなり、ついには、芯46は芯チヤ
ツク48,50から離脱する。該状態において、
ホルダー筒40が作画面に対して下降すると、芯
46の上端は芯チヤツク48,50の下端により
係止され、この係止作用によつて作画面に所定の
芯圧が加わる。即ち、ソレノイド24の励磁力に
よるホルダー筒40の作画面に対する下降力は、
芯チヤツク48,50の下面で受けることにな
る。上記のように芯46が芯チヤツク48,50
から離脱した状態で、一定時間毎にホルダー筒4
0の昇降動作が行われると、芯46の減少に伴
い、ホルダー筒40は、芯46が芯チヤツク4
8,50に挾持されていた状態のときよりも、作
画面により近く接近する。芯46が芯保持管56
と同じ長さになるまで減少すると、芯保持管56
の上端から芯46が突出しなくなり、芯保持管5
6の上端が芯チヤツク48,50の下面に接触し
て、芯チヤツク48,50と芯保持管56との間
に電流が流れ、この電流によりリレーが働いて該
リレーは芯なし信号を出力する。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を
参照して説明する。
第4図において、2はX−Yプロツタの機体で
あり、テーブル4上にYレール6がX座標軸方向
に沿つて移動自在に配設され、該Yレール6には
画線ヘツド8が移動自在に取付けられている。前
記画線ヘツド8には、第4図に示す如く、昇降体
10に固設されたペン保持枠12と、一端部が前
記昇降体10にテーブル2面に対して平行な平面
内で回転自在に軸支され、開放端側が前記ペン保
持枠12と接近する方向に付勢されたペン保持ア
ーム14とから成るペンホルダー16が設けら
れ、、該ペンホルダー16に芯自動繰り出し機構
が内蔵された記録ペン18が脱可能に保持されて
いる。前記昇降体10はヘツド8の基板に固設さ
れたガイド軸20にスライド自在に嵌挿され、該
昇降体10はコイルばね22によつて上方向に付
勢されている。24はヘツド8の基板に固定され
たソレノイドであり、これの出力軸は昇降体10
に形成された突片10aに対向している。前記ソ
レノイド24はパーソナルコンピユータのCPU
30(第5図参照)から成るコントローラのソレ
ノイドドライバ32に接続している。33は昇降
体10に配設されたペン保持検出器であり、リミ
ツトスイツチにより構成されている。前記Yレー
ル6と画線ヘツド8はコントローラによつて制御
されるXYモータ34,36に連係し、これらの
駆動によつてテーブル4上の所定の位置に送られ
る。38は、ペンストツカーであり、複数の記録
ペン18が保持されている。前記画線ヘツド8を
前記ペンストツカー38の空の保持部38aに移
動させ、そのペンホルダー16を該保持部38a
内に位置させ、しかる後に、画線ヘツド8を保持
部38aから離反させると、ペンストツカー38
に内蔵された公知のペン交換機構(図示省略)に
よつて、ペンホルダー16に保持されている記録
ペン18が前記保持部38aに移移行し、ペンの
交換が行われるように構成されている。また、記
録ペンを保持していない画線ヘツド8を、記録ペ
ンを保持しているペンストツカー38の保持部3
8bに移動させ、ペンホルダー16を該保持部3
8b内に位置させ、しかる後に、画線ヘツド8を
保持部38bから離反させると、上記ペン交換機
構によつて、保持部38bに保持されている記録
ペンが画線ヘツド8のペンホルダー16に保持さ
れ、ペンの交換が行われるように構成されてい
る。
次に、上記記録ペンの内部構造を第1図を参照
して説明する。
40は絶縁体40aと導電体40bとから成る
ホルダー筒であり、これらの内周面に導電体から
成る案内筒42が固定されている。44は導電体
から成る頭部ブロツクであり、これの外周部に環
状の鍔部44aが形成され、該ブロツク44の下
部は前記案内筒42の上部に固定されている。前
記ブロツク44の中心部には、鉛芯から成る筆記
用消耗芯46をスライド自在に保持するための軸
穴が透設されている。前記案内筒42の下部内壁
面には下方に向けて拡径するテーパー面42aが
形成されている。48,50は一対の導電体から
成る芯チヤツクであり、これらの下部には下方に
向けて該芯チヤツク48,50の横幅が増大する
ように曲面48a,50aが形成されている。前
記テーパー面42aと前記曲面48a,50aと
の間には複数個の鋼球52が配置されている。前
記一対の芯チヤツク48,50は、コイルスプリ
ングの弾発力によつて上方向に付勢されている。
54は前記ホルダー筒40の下部に固着された有
底の導電性筒体であり、これの内周面には絶縁膜
が固着され、該絶縁性内周面にスライド自在に導
電体から成る芯保持管56の鍔部から上方の外周
面及び該鍔部の上面及び内周面の全域に絶縁膜が
固着されている。前記保持管56の下半分は、前
記筒体54の底部に形成された穴から下方に突出
している。前記保持管56の鍔部の上面と前記芯
チヤツク48,50の下面との間にはコイルスプ
リングが圧縮配置されている。57は環状のゴム
体であり、前記保持管56の上端凹部に固着さ
れ、該ゴム体57の軸穴の径は芯46の径よりも
若干小径に形成されている。前記ブロツク44の
軸穴、芯チヤツク48,50、ゴム体57の軸穴
及び保持管56内には1本の芯46が嵌挿配置さ
れている。前記ブロツク44にはマイナスの直流
電圧が印加され前記ホルダー筒の導電体40bに
はプラスの直流電圧が印加され、これにより、芯
チヤツク48,50にはマイナス電圧、芯保持管
56にはプラスの電圧が印加されている。59は
筒体54に固着された摺電ブラシであり、前記芯
保持管56の導電性外周面に接触している。第5
図において、、60はコントローラのマニユアル
操作盤、62はモータドライバ、64はカウント
回路であり、所定のプリセツト値が設定され、該
プリセツト値に達するまでパルス数をカウントす
ると、ペンアツプ号を出力するように設定されて
いる。このプリセツト値により一作画動作におけ
る芯46の摩耗量が決定される。66,68,7
0はオア回路である。39はリレーであり、前記
芯チヤツク48,50と芯保持管56との間に電
圧を印加する供電回路に直列に接続されている。
上記頭部ブロツク44その他の記録ペン18の構
成部分を透明体により構成し、記録ペン18内部
に芯46が内置されているか否かを外部から確認
し得るように構成している。
次に本実施例の作用について説明する。まず、
記録ペン18内に新しい芯46をセツトする。芯
46はその下端が丁度芯保持管56の下端と一致
するようにその突出量が設定される。コントロー
ラのCPU30からペンダウン信号が出力される
と、ドライバー32が駆動されてソレノイド24
が通電し、ソレノイド24のロツドが下降する。
これにより、昇降体10が下降し、ペンホルダー
16に保持された記録ペン18が下降して芯46
の先端がテーブル4上の画紙面にソレノイド24
の励磁力により、所定の圧力で弾接する。芯46
が画紙に圧接すると、芯46は、画紙からの圧力
によつて芯チヤツク48,50に対して相対的に
上昇しようとする。芯チヤツク48,50は芯4
6が上昇しようとすると、鋼球52が曲面48a
とテーパー面42aとの間にきつく喰い込み、鋼
球52によつてチヤツク48,48aは互いに接
近する方向に加圧される。この加圧力によつて芯
46は、チヤツク片48,48aに対して上昇す
る方向の移動が阻止される。芯46の下端がテー
ブル4上の画紙即ち作画面に圧接すると昇降体1
0の下降が停止する。芯46が画紙に圧接した状
態において、保持管56は、第1図に示すよう
に、筒体54に対して最下降位置にあり、保持管
56の鍔部の下面は、筒体54の底壁の上面に弾
接している。次に、CPU30からモータドライ
バ62にパルスが供給されて、XYモータ34,
36が駆動されると、画線ヘツド8がテーブル4
面に対して平行な平面内で所定の方向に移動し、
画紙上に所定の作図が行われる。作図中、芯46
は芯チヤツク48,50に固定された状態で、そ
の先端が摩減する。芯46先端の摩減に伴つて、
昇降体10及びペンホルダー16はソレノイド2
4の励磁力によつて下降し、芯46の下端の作画
面との圧力を一定に維持する。この芯46下端の
摩減により、保持管56は、芯46の摩減量と同
量だけ筒体54に対してコイルばねの弾力に抗し
て相対的に上昇し、保持管56の鍔部の下面は筒
体54の底壁の上面から離反する。作画の一工程
における芯46の摩減量はパルス数に換算され、
該パルス数は、予じめカウント回路64にプリセ
ツトされている。芯46が所定量摩耗したところ
で、カウント回路64は、ペンアツプ信号を出力
する。上記ペンアツプ信号によつてドライバー3
2が駆動され、ソレノイド24への通電が遮断さ
れると、昇降体10はコイルスプリング22の弾
発力によつて所定の位置まで上昇する。この昇降
体10の上昇により、記録ペン18は上昇し、芯
46の先端が作画面から離反する。この記録ペン
18が上昇するとき、保持管56は、コイルスプ
リングS1の弾発力によつて該保持管56の鍔部
が筒体54の底壁に係止されるまで、筒体54に
対して相対的に下降する。この保持管56の筒体
54に対する下降により、ゴム体57に密嵌する
芯46は、該ゴム体57との摩擦力により、保持
管56と連動して下降する。この芯46の下降に
より、芯46は、チヤツク48,50に対して相
対的に下降方向に引張られるのであるが、この芯
46の引張方向は、チヤツク48と50の締付力
が緩む方向に作用するため、芯46は、その摩耗
量分だけ、保持管56と連動してチヤツク48,
50間をスライドし、下方向に繰り出されること
になる。尚、カウント回路64がペンアツプ信号
を出力すると、この信号はオア回路68を経て、
カウント回路64のリセツト端子に入力され、カ
ウント回路64がリセツトされる。このようにし
て、ペンアツプ動作ごとに芯46がその摩耗量分
下方向に繰り出される。芯46が短くなると、芯
46は第2図に示すように、チヤツク48と50
との間から外れ、チヤツク48,50は、これら
の下部がテーパー面42aと曲面48a,50
a、鋼球52及びコイルスプリングの相互案内作
用により、互いに当接し、この当接状態のチヤツ
ク48,50の下端面によつて芯46の上端を係
止されることになる。更に芯46が摩耗すると、
芯46の下端がテーブル4上の画紙に圧接するの
に必要とされる昇降体10の下降量が増大し、こ
の増大分に応じて芯保持管56の上端は芯チヤツ
ク48,50の下端に接近する。芯46の全長が
第3図に示すように、ゴム体57を含む芯保持管
56の全長より若干長い又は同長程度まで短くな
り、芯46の上端が芯保持管56の上端と同一平
面上に位置した状態で、ペンダウン信号により、
芯46の下端が画紙面に当接するまで、ソレノイ
ド24の励磁力により昇降体10が下降すると、
芯保持管56の上端と芯チヤツク48,50の下
端とが接触し、両者間を電流が流れる。これによ
りリレー39が働いて、芯無し信号を出力する。
もし、第3図に示す状態において、画線ヘツド8
の作画方向の駆動を続行すると、芯46先端の摩
減により、芯保持管56の下端に作画面からの圧
力がかかつてしまい、芯46の下端が画線面に圧
接しなくなり、画線がかすれ、その後、画線が不
可能な状態となる。上記39のペン無し信号は
CPUに送られ、CPUはこの信号を受け、予じめ
記憶されたプログラムに従つて、画線ヘツド8を
停止し、しかる後に、ペン交換信号を出力する。
このペン交換信号に基いて、画線ヘツド8の記録
ペン18は、ペンストツカー38の所望の記録ペ
ンと自動的に交換される。尚、上記リレー39の
ペン無し信号に基いて、CPUは、芯無し警報ラ
ンプを点灯し、あるいは、芯無し警報ブザーを駆
動するようにしても良い。また、自動製図機は作
画面を床面に対して垂直とした構成即ち、第4図
が正面図となるような構成としても良い。従つ
て、上記明細書において、用いた上昇と下降とい
う表現は作画面を基準としたものであり、作画面
を垂直に設定した場合には、作画面に垂直に近づ
く移動が下降、遠ざかる方向の移動が上昇という
ことになる。
〔効果〕
本発明は上述の如く、芯自動繰り出し機構を内
蔵した記録ペンをソレノイドの励磁力によつて作
画面に対して下降させ、記録ペン内の消耗性筆記
芯をソレノイドの励磁力によつて作画面に弾接さ
せ、上記芯が摩耗により減少するとその減少に応
じて記録ペンがソレノイドの励磁力により作画面
方向に接近するとともに、芯保持管が芯チヤツク
方向に接近し、芯が芯保持管と同長となるまで摩
減すると、ペンダウン時、芯保持管が芯チヤツク
に接触し、両者間に印加された電圧によつて電流
が流れ、この電流を芯なし信号とするように構成
したので、記録ペン内の芯が所定量摩減したと
き、これを検出することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図は断
面図、第2図は断面図、第3図は断面図、第4図
は全体平面図、第5図は断面図、第6図は本装置
の電子回路ブロツク図である。 2……機体、4……テーブル、6……Yレー
ル、8……画線ヘツド、10……昇降体、12…
…ペン保持枠、14……ペン保持アーム、16…
…ペンホルダー、18……記録ペン、20……ガ
イド軸、22……コイルばね、24……ソレノイ
ド、30……CPU、32……ソレノイドドライ
バ、33……ペン保持検出器、34,36……モ
ータ、38……ペンストツカー、39……リレ
ー、40……ホルダー筒、44……頭部ブロツ
ク、42……案内筒、46……芯、48,50…
…芯チヤツク、56……芯保持管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 消耗性筆記芯46のホルダー筒40に対する
    上昇方向の移動を阻止し前記芯4のホルダー筒4
    0に対する下降方向の移動に対しては前記芯4に
    対する固定力が作用しないように、前記芯46を
    挾持する前記ホルダー筒40内に配設された芯チ
    ヤツク48,50と、前記ホルダー筒40の下方
    に所定量弾発的に突出し、前記ホルダー筒40が
    作画面に対して下降したとき下端が前記作画面に
    当接するとともに、前記芯チヤツク48,50か
    ら所定間隔離れた下方で前記芯46を所定の摩擦
    力を有してスライド自在に保持し、前記ホルダー
    筒40がコントローラからのペンアツプ信号で作
    画面に対して所定位置まで上昇されると、前記芯
    46を前記芯チヤツク48,50に対して該芯4
    6のペンアツプ信号までの摩耗量分だけ下降方向
    に繰り出す芯保持管56とを備え前記芯46の下
    降方向への繰り出しによつて前記芯チヤツク4
    8,50から芯46が離説すると、該芯チヤツク
    48,50の下端面によつて前記芯46の前記ホ
    ルダー筒40に対する上昇方向の移動が係止され
    るようにした芯自動繰り出し機構を内蔵した記録
    ペン18の前記ホルダー筒40を、コントローラ
    のペンダウン信号による画線ヘツド8に内蔵した
    ソレノイド24の駆動力によつて前記芯46の下
    端が作画面に圧接するまで下降し、該下降状態で
    前記画線ヘツド8をコントローラの指令により前
    記作画面に対して相対的に移動制御して所定の作
    図を行うようにした自動製図機において、前記芯
    保持管56の前記ホルダー筒40に対する最下降
    位置における該芯保持管56の上端と前記芯チヤ
    ツク48,50の下端との対向間隔を、予じめ設
    定したペンダウン状態継続時間における前記芯4
    6の摩減長よりも長く設定し、前記芯チヤツク4
    8,50と前記芯保持管56との間に電圧を印加
    し、前記芯46が前記芯保持管56の全長とほぼ
    同一長となるまで摩減した状態において前記芯保
    持管56の上端が前記芯チヤツク48,50の下
    端に接触したとき、両者間に流れる電流を芯なし
    信号としたことを特徴とする芯なし検出装置。
JP25386184A 1984-11-30 1984-11-30 自動製図機の芯なし検出装置 Granted JPS61132395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25386184A JPS61132395A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 自動製図機の芯なし検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25386184A JPS61132395A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 自動製図機の芯なし検出装置

Publications (2)

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JPS61132395A JPS61132395A (ja) 1986-06-19
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