JPH054917B2 - - Google Patents

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JPH054917B2
JPH054917B2 JP18757585A JP18757585A JPH054917B2 JP H054917 B2 JPH054917 B2 JP H054917B2 JP 18757585 A JP18757585 A JP 18757585A JP 18757585 A JP18757585 A JP 18757585A JP H054917 B2 JPH054917 B2 JP H054917B2
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pen
recording
recording pen
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counter
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Hajime Tatezawa
Tooru Eshita
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Mutoh Industries Ltd
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Mutoh Industries Ltd
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Publication of JPH054917B2 publication Critical patent/JPH054917B2/ja
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機体側のペンストツカーに、筆記芯を
内蔵した記録ペンを複数保持し、該ペンストツカ
ーと作画ヘツドとの間で相互に記録ペンの交換を
行うための、自動製図機の記録ペン交換制御方法
に関する。
〔従来の技術〕
複数の芯筆記具を保持し、その中の一つの筆記
具を選択して作図を行い、筆記具の芯なしを検出
すると、次の順位の芯筆記具を選択して作図を行
うようにした製図装置は特開昭53−91768号公報
に開示されている。該装置は、作画ヘツドに回転
可能に配設したドラムに複数本の芯筆記具を保持
している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来装置において、ドラムに異なつた種類
の芯筆記具を複数本づつ配設した場合、作画によ
り芯筆記具は芯が摩耗するため、芯がなくなつて
しまうことがある。例えば、ペンストツカー中
に、4本の同種(A種)芯筆記具と、これらに対
して異種で互いに同種(B種)の芯筆記具が4本
並んで配置されており、A、B両種の各4本中の
芯筆記具の中、最初の3本の芯筆記具が芯なし状
態にあると仮定する。今、コントローラにペンチ
エンジコマンドが入力され、A種の芯筆記具が選
択されると、コントローラは、A種の芯筆記具の
最初の3本が芯の無い状態であつても、まず、A
種の、最先順位の1本芯筆記具を選択する。そし
て、芯なしを検出した後、次の順位の芯筆記具を
選択する。このように順番に芯筆記具を選択し
て、その都度、芯有無をチエツクしなければなら
ない。そのため、作図時間が長くなつてしまう。
この場合には、ペンチエンジコマンドによつて、
A種の1番目の芯筆記具が選択されても、作画ヘ
ツドは直接4番目のA種の芯筆記具を選択するこ
とが望ましい。
本発明は上記欠陥を除去することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明は機体側に配
設したペンストツカーに、消耗性筆記芯を内蔵し
た記録ペンを複数保持し、該ペンストツカーと作
画ヘツドとの間で相互に記録ペンの交換を行うよ
うにした、コンピユータにより制御される自動製
図機において、前記ペンストツカーの、順位番号
が付された各記録ペン保持部に対応してカウンタ
ーを設け、該各カウンターの初期値を前記順位番
号と同一に設定し、ペンチエンジコマンドによつ
て、前記各記録ペン保持部のうちの一つを指定
し、該指定された記録ペン保持部に対応するカウ
ンターのカウント値に対応する順位番号の記録ペ
ン保持部に保持されている記録ペンを前記作画ヘ
ツドに保持させ、該作画ヘツドが作図コマンドに
よつて作図動作に移行する前に、該作画ヘツドが
保持する記録ペンの芯有無をチエツクし、該記録
ペンの芯の残量が規定量以下のとき、コンピユー
タは芯なしを確認して、該芯なし記録ペンに対応
するカウンターに1を加算するとともに、該芯な
し記録ペンを前記ペンストツカーに返却し、作画
ヘツドは、前記1を加算したカウンターの加算値
に対応する順位番号の記録ペン保持部に保持され
ている記録ペンを保持するように成し、前記各カ
ウンターは、カウント値が設定値を越えると1に
リセツトされるように成したものである。
〔作用〕
上記した制御方法において、ペンストツカーの
各記録ペン保持部ごとにカウンターが対応し、該
カウンターの初期値は、ペンストツカーにおける
順位番号に対応している。ペンストツカー中の一
つの記録ペンが選択され、該選択された記録ペン
が芯なしであれば、該記録ペンを保持する記録ペ
ン保持部の対応するカウンターに、1が加算され
る。ペンチエンジコマンドによつてこの1が加算
されたカウンターに対応するペンストツカー中の
記録ペン保持部が再び指示された場合には、コン
ピユータは、対応するカウンターのカウント内容
に基づいて、該カウンターのカウント値に対応す
る記録ペン保持部を選択する記録ペン選択信号を
出力し、次の順位の記録ペン保持部の記録ペンが
直接選択される。この選択した記録ペンが芯なし
状態のときは、上記対応するカウンタに更に1が
加算される。このようにして、コンピユータは、
ペンチエンジコマンドによつて指示したペンスト
ツカー中の記録ペン保持部に保持されている記録
ペンが芯なしのときは、この記録ペンを選択しな
いで、カウンターの内容に基づいて、他の、芯有
状態の記録ペンを選択する信号を造出して、作画
ヘツドが直接芯有状態の記録ペンを選択するよう
にする。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を
参照して説明する。
第9図において、2はX−Yプロツタの機体で
あり、テーブル4上にYレール6がX座標軸方向
に沿つて移動自在に配設され、該Yレール6には
画線ヘツド8が移動自在に取付けられている。前
記画線ヘツド8には、第3図に示す如く、アルミ
ニウム等の非磁性体からの成る昇降体10に固設
されたペン保持枠12と、一端部が前記昇降体1
0にテーブル4面に対して平行な平面内で回転自
在に軸支され、開放端側が前記ペン保持枠12と
接近する方向に付勢されたペン保持アーム14と
から成るペンホルダー16が設けられ、該ペンホ
ルダー16に芯自動繰り出し機構が内蔵された記
録ペン18が脱着可能に保持されている。前記昇
降体10はヘツド8の基板に固設されたガイド軸
20にスライド自在に嵌挿され、該昇降体10は
コイルばね22によつて上方向に付勢されてい
る。24はヘツド8の基板に固定されたソレノイ
ドであり、これの出力軸は昇降体10に形成され
た突片10aに対向している。前記ソレノイド2
4はマイクロコンピユータのCPU30(第2図
参照)から成るコントローラのペンアツプダウン
制御回路32に接続している。33は昇降体10
に配設されたペン保持検出器であり、リミツトス
イツチにより構成されている。前記Yレール6と
画線ヘツド8はモータ制御回路35によつて制御
されるXYモータ(図示省略)に連係し、これら
の駆動によつてテーブル4上の所定の位置に送ら
れる。38は、ペンストツカーであり、複数の記
録ペン18が保持されている。コンピユータにプ
ログラムされているペンチエンジコマンドによつ
て前記画線ヘツド8を前記ペンストツカー38の
空の保持部38aに移動させ、そのペンホルダー
16を該保持部38a内に位置させ、しかる後
に、画線ヘツド8を保持部38aから離反させる
と、ペンストツカー38に内蔵された公知のペン
交換機構(図示省略)によつて、ペンホルダー1
6に保持されている記録ペン18が前記保持部3
8aに移行し、ペンの交換が行われるように構成
されている。また、ペンチエンジコマンドによつ
て、記録ペンを保持していない画線ヘツド8を、
記録ペンを保持しているペンストツカー38の保
持部38bに移動させ、ペンホルダー16を該保
持部38b内に位置させ、しかる後に、画線ヘツ
ド8を保持部38bから離反させると、上記ペン
交換機構によつて、保持部38bに保持されてい
る記録ペンが画線ヘツド8のペンホルダー16に
保持され、ペンの交換が行われるように構成され
ている。39は磁束検出器から成る芯なし検出器
であり、前記ヘツド8の基板に、固定され、該検
出器39は前記突片10aの立ち上り部に固定さ
れたヨーク(鉄心)61に固定された永久磁石5
9に対向して、固設されている。
次に、上記記録ペンの内部構造を第6図乃至第
8図を参照して説明する。
40はホルダー筒であり、これの内周面に案内
筒42が固定されている。44は頭部ブロツクで
あり、これの外周部に環状の鍔部44aが形成さ
れ、該ブロツク44の下部は前記案内筒42の上
部に固定されている。前記ブロツク44の中心部
には、鉛芯から成る筆記用消耗芯46をスライド
自在に保持するための軸穴が透設されている。前
記案内筒42の下部内壁面には下方に向けて拡径
するテーパー面42aが形成されている。48,
50は一対の芯チヤツクであり、これらの下部に
は下方に向けて芯チヤツク48,50の横幅が増
大するように曲面48a,50aが形成されてい
る。前記テーパー面42aと前記曲面48a,5
0aとの間には複数個の鋼球52が配置されてい
る。前記一対の芯チヤツク48,50は、コイル
スプリングの弾発力によつて上方向に付勢されて
いる。54は前記ホルダー筒40の下部に固着さ
れた有底の筒体であり、これの内周面にスライド
自在に芯保持管56の鍔部の外周面が嵌合してい
る。前記保持管56の下半分は、前記筒体54の
底部に形成された穴から下方に突出している。前
記保持管56の鍔部の上面と前記芯チヤツク4
8,50の下面との間にはコイルスプリングが圧
縮配置されている。57は環状のゴム体であり、
前記保持管56の上端に固着され、該ゴム体57
の軸穴の径は芯46の径よりも若干小径に形成さ
れている。前記ブロツク44の軸穴、芯チヤツク
48,50、ゴム体57の軸穴及び保持管56内
には1本の芯46が嵌挿配置されている。70
は、芯径、又は芯の色によつて区分されたペン種
類判別器であり、記録ペン18の外周面に形成さ
れたバーコード72を読み取る検出器により構成
されている。第2図において、60はインターフ
エース回路であり、ホストコンピユータに接続し
ている。62はペン種類メモリ、64aは、aカ
ウンタ、64aはbカウンタ、64cはcカウン
タ、64dはdカウンタ、64eはeカウンタ、
64fはfカウンタ、64gはgカウンタ、64
hはhカウンタであり、これらのカウンタは、ペ
ンストツカー38の各記録ペン保持部No.1、No.
2、No.3、No.4、No.5、No.6、No.7、No.8に順番
に対応している。前記各カウンターのプリセツト
入力端及びカウント入力端は、前記CPU30に
接続し、各カウンタの出力端はペンNo.指定回路6
6を介してCPU30に接続している。80はペ
ンチエンジコマンドメモリ、82はカウンタ選択
回路であり、前記カウンタの各出力ゲートに接続
している。68はNカウンタであり、一作画動作
ごとにリセツト且つ所定のプリセツト値Nが設定
され、プリセツト値Nに対してCPU30からの
パルスを減算するように構成されている。69は
ペン種類比較回路である。72はペンストツカー
38即ちペンライン部のペン装着数NをCPU3
0に入力するためのペン有無判別回路であり、キ
ーボードから成るデータ入力装置により構成され
ている。尚、上記ペン有無判別回路72は、ペン
ストツカー38の各ペン保持部ごとにペン検出器
又はペン検出スイツチを配設し、このペン検出器
等の出力信号をデータインスイツチによつて
CPU30に入力して、ペン装着数NをCPU30
に入力するようにしても良い。上記記録ペンの、
頭部ブロツク44その他の構成部分は透明体によ
り構成され、記録ペン18内の芯46の残量が外
部から見ることができるように構成されている。
次に本実施例の作用を第1図に示すフローチヤ
ートを参照して説明する。
まず、記録ペン18内に新しい長い芯46をセ
ツトする。芯46はその下端が丁度芯保持管56
の下端と一致するようにその突出量が設定され
る。新しい芯をセツトした記録ペン18を、ペン
ストツカー38の各保持部a,b,c,d,e,
f,g,hに装着し、ペン有無判別回路72によ
つてペン装着数(N=8)をセツトする。また、
CPU30に接続するデータ入力装置(図示省略)
によつて、保持部aに対応するaカウンタ64a
のプリセツト値aをa=1にセツトし、保持部b
に対応するbカウンタ64bのプリセツト値bを
b=2にセツトし、以下同じ要領で、c=3、d
=4、e=5、f=6、g=7、h=8にプリセ
ツトする(ステツプ1)。前記aカウンタは、パ
ルスをカウントするごとに1、2、3、4、5、
6、7、8とカウントし、次に1パルスをカウン
トすると1に戻り、これを繰り返すように設定さ
れている。他のカウンタ64b,64c,64
d,64e,64f,64g,64hも同様に8
をカウントした状態において、1つのパルスをカ
ウントすると1に戻るように設定されている。
次にリモートスイツチ74を押すと、N=8が
CPUに入力される(ステツプ2)。これにより、
Nカウンタ68はリセツトされ、N=8がプリセ
ツトされる。次にホストコンピユータからコマン
ドがCPU30に入力される(ステツプ3)。CPU
30はコマンドがペンチエンジコマンドであるか
否か判断し(ステツプ4)、ペンチエンジコマン
ドであれば、CPU30はペンチエンジコマンド
を解析し、ペンチエンジの対象がペンストツカー
38の第何番目の保持部であるか解析する(ステ
ツプ5)。ペンストツカ30の各保持部は第9図
に示す通り、No.1からNo.8までの番号xが付せら
れ、ペンチエンジコマンドは上記番号xを指定す
る。今、No.1からNo.4までの保持部には0.3mmの
芯を内蔵した記録ペンが保持され、No.5からNo.8
の保持部には0.5mmの芯が内蔵された記録ペンが
保持されていると仮定する。CPU30は、ペン
チエンジコマンドの指定番号xをPCコマンドメ
モリ80からカウンタ選択回路82に入力し、番
号xに対応するカウンタを選択する。ペンチエン
ジコマンドの指定番号1は、aカウンタ64aに
対応し、指定番号2はbカウンタ64bに対応
し、以下、指定番号3はcカウンタ64cに、指
定番号4はdカウンタ64dに、指定番号5はe
カウンタ64eに、指定番号6はfカウンタ64
fに、指定番号7はgカウンタ64gに、指定番
号8はhカウンタ64hにそれぞれ対応してい
る。従つてペンチエンジコマンドの指定番号がNo.
1であればaカウンタ64が選択され、該カウン
タ64の出力がペンNo.指定回路66を経て、
CPU30に入力される。CPU30は、この入力
信号に基づいて、モータ制御回路35を駆動する
正逆駆動用パルスを出力し、画線ヘツド8をペン
チエンジモードで移動制御して、画線ヘツド8に
aカウンタ64aの出力に対応する番号の記録ペ
ン保持部に保持されている0.3mm芯の記録ペン1
8を第3図に示すように保持させる(ステツプ
6)。このとき、ペン種類判別器70は、記録ペ
ン18のバーコード72から記録ペン18の種類
を判別し、その判別信号をCPU30に入力する。
CPU30は、上記判別信号に基いて、ペン種類
データを造出し、該データをペン種類メモリ62
に記憶させる(ステツプ7)。次にホストコンピ
ユータから作図コマンドが入力されると、CPU
30は作図コマンドを確認し、(ステツプ8)、画
線ヘツド8に芯チエツク動作を指令する。この芯
チエツク動作は次の要領で行われる(ステツプ
9)。CPU30は、制御回路32にペンダウン信
号を出力する。これにより、ソレノイド24に通
電が成され、ソレノイド24のロツドが第3図
中、下降する。この下降により、昇降体10が下
降し、ペンホルダー16に保持された記録ペン1
8が下降して、該記録ペン18内の芯46の先端
が第6図に示すように、テーブル4上の画紙面に
ソレノイド24の励磁力により所定の圧力で弾接
する。芯46が画紙に圧接すると、芯46は、画
紙からの圧力によつて芯チヤツク48,50に対
して相対的に上昇しようとする。芯チヤツク4
8,50は芯46が上昇しようとすると鋼球52
が曲面48aとテーパー面42aとの間にきつく
喰い込み鋼球52によつてチヤツク48,48a
は互いに接近する方向に加圧される。この加圧力
によつて芯46はチヤツク片48,48aに対し
て上昇する方向の移動が阻止される。芯46の下
端がテーブル4上の画紙即ち作画面に圧接すると
昇降体10の下降が停止する。このとき、永久磁
石59は芯なし検出器39に対して所定間隔上方
に位置しているため、芯なし検出器39は無なし
信号を出力しない。これにより即ちペンダウン信
号を作画ヘツドに供給しても芯なし検出器39が
動作しなければCPU30は芯有を判断する。な
を、記録ペン18内に芯が無いかあるいは第8図
に示すように、芯が摩減して芯なし直前の状態に
あると、CPU30からペンダウン信号がソレノ
イド24に供給されると、昇降体10は、永久磁
石59が芯なし検出器39に近接対向する位置ま
で下降し、該下降によつて芯なし検出器39は芯
なし信号を出力する。CPU30は再度ペンダウ
ン信号をソレノイド24に供給して再び芯なし検
出器39が芯なし信号を出力すると、該信号に基
づいてCPU30は芯なしを判断する。上記芯チ
エツク動作によつて芯有状態が確認されると(ス
テツプ10)、作図コマンドに基づき、モータ制御
回路35にパルスが供給され、XYモータが駆動
されて、画線ヘツド8がテーブル4面に対して平
行な平面内で所定の方向に移動し、画紙上に作図
が行われる(ステツプ11)。この作図中、芯46
は芯チヤツク48,50に固定された状態で、そ
の先端が摩減する。芯46先端の摩減に伴つて、
昇降体10及びペンホルダー16はソレノイド2
4の励磁力によつて下降し、芯46の下端の、作
画面との圧力を一定に維持する。この芯46下端
の摩減により、保持管56は、芯46の摩減量と
同量だけ筒体54に対してコイルばねの弾力に抗
して相対的に上昇し、保持管56の鍔部の下面は
筒体54の底壁の上面から離反する。一作画動作
が完了すると、CPU30はペンアツプ信号を出
力する。永久磁石41と検出器30との初期設定
間隔をx、芯46の一作画動作における減少長を
yとすると、x>yとなるように、一作画コマン
ドによる一作画動作の線長が設定されている。上
記ペンアツプ信号によつてペンアツプダウン制御
回路32が駆動され、ソレノイド24への通電が
遮断されると、昇降体10はコイルスプリング2
2の弾発力によつて所定の位置まで上昇する。こ
の昇降体10の上昇により、記録ペン18は上昇
し、芯46の先端が作画面から離反する。この記
録ペン18が上昇するとき、保持管56は、コイ
ルスプリングS1の弾発力によつて該保持管56
の鍔部が筒体54の底壁に係止されるまで、筒体
54に対して相対的に下降する。この保持管56
の筒体54に対する下降により、ゴム体57に密
嵌する芯46は、該ゴム体57との摩擦力によ
り、保持管56と連動して下降する。この芯46
の下降により、芯46は、チヤツク48,50に
対して相対的に下降方向に引張られるのである
が、この芯46の引張方向は、チヤツク48と5
0の締付力が緩む方向に作用するため、芯46
は、その摩耗量分だけ、保持管56と連動してチ
ヤツク48,50間をスライドし、下方向に繰り
出されることになる。このようにして、ペンアツ
プ動作によつて芯46がその摩耗量分下方向に繰
り出される。CPU30には、1作画動作ごとに
芯チエツク動作指令し、芯有の場合には、上記し
た要領で作図コマンドが実行される。このように
して、作図コマンドが順次実行される。この場
合、芯なしが検出されなければ、Nカウンタ68
のプリセツト値N=8は変わらない。
ステツプ9における芯チエツク動作によつて芯
なしが検出されると、CPU30は、一つのパル
スをNカウンタ68に入力し、Nカウンタ68は
N=N−1をカウント出力し(ステツプ12)、該
カウンタ68は、リセツトされその出力N−1値
にプリセツトされる。CPU30はN=0か否か
を判断し(ステツプ13)、否であれば、一つのパ
ルスをaカウンタ64aに入力する。これにより
aカウンタ64aは、a=a+1即ち2をカウン
トし(ステツプ14)、該カウント値aをCPU30
に入力する。CPU30はa=9か否かを判断し
(ステツプ15)、否であればCPU30は、画線ヘツ
ド8を制御して、画線ヘツド8が現に保持する記
録ペン18をペンストツカー38の元の空の保持
部No.1に返却するとともに、ペンNo.指定回路66
からの入力信号に基づき、ペンストツカー38の
No.2の記録ペン18を画線ヘツド8に保持させる
(ステツプ17)。尚、aカウンター64aが8をカ
ウントした状態で更に1をカウントしたときは、
aカウンタ64aのカウント値aは1となる(ス
テツプ16)。これは、作画ヘツド8が保持した記
録ペン18が芯なしのときは、作画ヘツド8は、
ペンストツカー38の次の順次の番号の記録ペン
を取りにゆくことである。画線ヘツド8がNo.2の
ペン18を保持したとき、ペン種類判別器70が
保持ペン18の種類を検出し、保持したペン18
の種類と、ペンチエンジコマンドを解析したとき
に保持したペン即ちペンストツカー38のNo.1の
保持部に保持されていた記録ペンの種類とをペン
種類比較回路69によつて比較し(ステツプ18)、
同種ペンであれば、ステツプ8に戻り、芯チエツ
ク動作が行われる。この芯チエツク動作により、
芯なしが確認された場合、あるいは、ステツプ18
において異種ペンが確認された場合には、ステツ
プ12に移行する。ステツプ12において、Nカウン
ター68の入力端に1パルスが供給され、Nカウ
ンタの出力N(N−1)がN=0でなければ(ス
テツプ12)aカウンター64aの内容に更に1が
加算されて(ステツプ14)ペンストツカー38に
保持されている記録ペン18の次の順位の番号No.
3が指定され、CPU30の制御によつて、画線
ヘツド8は現に保持する記録ペン18をペンスト
ツカー38の元の位置に返却した後、指定された
番号No.3の、ペンストツカー38の記録ペン18
を選択し、これを保持する。
以上の説明は、aカウンター64aが選択され
た場合であるが、ペンチエンジコマンドがペンス
トツカー38のNo.2の記録ペン保持部の記録ペン
を指定したときは、bカウンタ64bが選択さ
れ、ペンチエンジコマンドがペンストツカー38
のNo.3の記録ペン保持部の記録ペンを指定したと
きは、Cカウンタ64Cが選択され、以下同様の
原理で、d,e,f,g,hカウンター64d,
64e,64f,64g,64hが選択される。
aカウンタ64aの内容がa=3即ち、ペンスト
ツカー38の記録ペン保持部中、No.1とNo.2の保
持部の記録ペンが芯なし状態のとき、CPU30
に、ペンストツカー38のNo.1の保持部の記録ペ
ンを指定するペンチエンジコマンドが入力された
ときは、CPU30は、aカウンター64aの内
容a=3に基づいて、ペンストツカー38のNo.3
の保持部の記録ペンを選択する信号を作画ヘツド
8に出力し、作画ヘツド8は直接、ペンストツカ
ー38のNo.3の保持部の記録ペンを取りにゆき、
これを保持する。同様に、eカウンター64eの
内容がe=8において、ペンストツカー中のNo.5
の保持部の記録ペンを選択するためのペンチエン
ジコマンドがCPUに入力されたときは、CPU3
0は、ペンストツカーのNo.8の保持部に保持され
ている記録ペンを選択する信号を作画ヘツド8に
出力し、作画ヘツド8は、ペンチエンジコマンド
の内容とは異なる、No.8の保持部の記録ペンを取
りにゆき、これを保持する。即ち、CPU30は、
作画ヘツド8が芯なし状態の記録ペンを取りにゆ
くことを阻止し、直接芯有状態の記録ペンを取り
にゆくように作画ヘツドを制御する。
尚、ステツプ12において、N=0が確認される
と、CPU30は、ブザー(図示省略)を3回鳴
らし、画線ヘツド8は現に保持する記録ぺン18
をペンストツカー38の元の位置に返却して、所
定の位置で停止し、CPU30はローカル
(LOCAL)状態即ちホストコンピユータからの
データは受け取るが出力しない状態に移行する。
尚、Nカウンター68がゼロを出力する前に、オ
ペレータがペンストツカー38の記録ペン18の
状態を見て、芯なし状態の記録ペン18をペンス
トツカー38の保持部から外して新しい長い芯を
記録ペン18に挿入し、該記録ペン18を、ペン
ストツカー38の記録ペン保持部にセツトすれ
ば、一作画コマンドによる一作画動作ごとにNカ
ウンタ68のプリセツト値は自動的に8にプリセ
ツトされるため、作画動作(一作画動作の多数連
続したもの)が中断されることなく続行される。
尚、N=0におけるローカル状態から自動製図機
を画線状態に復帰させるには、リモートボタンを
ONとするか又はホストコンピユータからのリモ
ートコマンドによる。
〔効果〕
本発明は、上述の如く、ペンストツカー側の複
数の記録ペン保持部に保持された記録ペンのうち
の一つがペンチエンジコマンドによつて指定され
た場合、該指定された位置の記録ペンの芯の有無
を記録ペン保持部に対応するカウンターの内容で
判別し、コンピユータは、芯有状態の記録ペンを
保持する信号を作画ヘツドに出力するようにした
ので、作画ヘツドの無駄な芯交換動作を省略する
ことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図はフ
ローチヤート、第2図はブロツク回路図、第3図
は断面図、第4図は部分断面図、第5図は側面
図、第6図は断面図、第7図は断面図、第8図は
断面図、第9図は平面図である。 2……機体、4……テーブル、6……Yレー
ル、8……画線ヘツド、10……昇降体、12…
…ペン保持枠、14……ペン保持アーム、16…
…ペンホルダー、18……記録ペン、20……ガ
イド軸、22……コイルばね、24……ソレノイ
ド、30……CPU、33……ペン保持検出器、
34,36……モータ、38……ペンストツカ
ー、40……ホルダー筒、44……頭部ブロツ
ク、42……案内筒、46……芯、48,50…
…芯チヤツク、56……芯保持管、70……ペン
種類判別器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機体側に配設したペンストツカーに、消耗性
    筆記芯を内蔵した記録ペンを複数保持し、該ペン
    ストツカーと作画ヘツドとの間で相互に記録ペン
    の交換を行うようにした、コンピユータにより制
    御される自動製図機において、前記ペンストツカ
    ーの、順位番号が付された各記録ペン保持部に対
    応してカウンター手段を設け、該各カウンター手
    段の初期値を前記順位番号と同一に設定し、ペン
    チエンジコマンドによつて、前記各記録ペン保持
    部のうちの一つを指定し、該指定された記録ペン
    保持部に対応するカウンター手段のカウント値に
    対応する順位番号の記録ペン保持部に保持されて
    いる記録ペンを前記作画ヘツドに保持させ、該作
    画ヘツドが作図コマンドによつて作図動作に移行
    する前に、該作画ヘツドが保持する記録ペンの芯
    有無をチエツクし、該記録ペンの芯の残量が規定
    量以下のとき、コンピユータは芯なしを確認し
    て、該芯なし記録ペンに対応するカウンター手段
    に1を加算するとともに、該芯なし記録ペンを前
    記ペンストツカーに返却し、作画ヘツドは、前記
    1を加算したカウンター手段の加算値に対応する
    順位番号の記録ペン保持部に保持されている記録
    ペンを保持するように成し、前記各カウンター手
    段は、カウント値が設定値を越えると1にリセツ
    トされるように成したことを特徴とする記録ペン
    交換制御方法。
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