JPH0369253B2 - - Google Patents
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- JPH0369253B2 JPH0369253B2 JP62038725A JP3872587A JPH0369253B2 JP H0369253 B2 JPH0369253 B2 JP H0369253B2 JP 62038725 A JP62038725 A JP 62038725A JP 3872587 A JP3872587 A JP 3872587A JP H0369253 B2 JPH0369253 B2 JP H0369253B2
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- JP
- Japan
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- pigeon
- substrates
- linear body
- prevention device
- pigeons
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、鳩の侵入を防止するための装置に関
し、特に、家屋のベランダの手すりに鳩が飛来す
ることを防止するために実施例するための鳩の侵
入防止装置に関する。
し、特に、家屋のベランダの手すりに鳩が飛来す
ることを防止するために実施例するための鳩の侵
入防止装置に関する。
背景技術
鳩が家屋のベランダに飛来すると、周囲が糞や
羽根で汚損し、衛生的に環境が悪化する。
羽根で汚損し、衛生的に環境が悪化する。
典型的な先行技術は、かかしおよび鳩が驚く目
玉を描いた表示物を、その鳩の侵入を防止すべき
位置に設けることである。このような先行技術で
は、期間が経過するにつれて鳩が慣れてきて、鳩
の侵入を防止する効果がなくなつてくる。また構
造が大形化し、邪魔になるという問題がある。
玉を描いた表示物を、その鳩の侵入を防止すべき
位置に設けることである。このような先行技術で
は、期間が経過するにつれて鳩が慣れてきて、鳩
の侵入を防止する効果がなくなつてくる。また構
造が大形化し、邪魔になるという問題がある。
他の先行技術は、音、超音波および電磁波など
を発生して、鳩の飛来を防ぐ装置である。このよ
うな先行技術では、構造が複雑であり、簡便に設
置するという訳にはいかない。
を発生して、鳩の飛来を防ぐ装置である。このよ
うな先行技術では、構造が複雑であり、簡便に設
置するという訳にはいかない。
発明が解決すべき問題点
本発明の目的は、鳩の侵入を確実に、かつ、簡
単な構造で防止することができるとともに取付け
容易にし、鳩の進入が防止されるべき場所に直接
に取付けることができ、また取付場所からはずれ
て落下してもあるいは接触しても鳩や人体に怪我
をさせることなく安全であり、さらに低コストで
実現できるようにした装置を提供することであ
る。
単な構造で防止することができるとともに取付け
容易にし、鳩の進入が防止されるべき場所に直接
に取付けることができ、また取付場所からはずれ
て落下してもあるいは接触しても鳩や人体に怪我
をさせることなく安全であり、さらに低コストで
実現できるようにした装置を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段
本発明は、建物のベランダに備えられる手すり
2に取付けられる鳩の侵入防止装置3であつて、
一対の可撓性を有する細長い基板4,5間に、一
本の細長い線状体6を螺旋状に巻回することによ
つて、一方の基板4の上面4aと垂直にその上面
4aの幅方向の両端部間にわたつて半円弧状に掛
渡された状態となる複数の曲成部7を形成し、こ
れらの曲成部7は、相互に予め定める間隔d1を
あけて配置され、かつ基板4,5の長手方向に垂
直な仮想平面S1に対して90度以外の予め定める
角度θ2を有するように傾斜しており、 前記線状体の素線の外径は0.5mmφで、前記曲
成部7の高さh1は1.5cm、幅W1は3cmであり、 前記基板4,5の幅方向両端部に、長手方向に
相互に間隔をあけ、かつ幅方向両端部で相互に位
置を違えて複数の切欠き29が形成され、線状体
27が前記切欠き29に嵌り込んで位置決めさ
れ、 前記一対の基板4,5のうち他方の基板5の下
面5aには粘着剤10が塗布されることを特徴と
する鳩の侵入防止装置である。
2に取付けられる鳩の侵入防止装置3であつて、
一対の可撓性を有する細長い基板4,5間に、一
本の細長い線状体6を螺旋状に巻回することによ
つて、一方の基板4の上面4aと垂直にその上面
4aの幅方向の両端部間にわたつて半円弧状に掛
渡された状態となる複数の曲成部7を形成し、こ
れらの曲成部7は、相互に予め定める間隔d1を
あけて配置され、かつ基板4,5の長手方向に垂
直な仮想平面S1に対して90度以外の予め定める
角度θ2を有するように傾斜しており、 前記線状体の素線の外径は0.5mmφで、前記曲
成部7の高さh1は1.5cm、幅W1は3cmであり、 前記基板4,5の幅方向両端部に、長手方向に
相互に間隔をあけ、かつ幅方向両端部で相互に位
置を違えて複数の切欠き29が形成され、線状体
27が前記切欠き29に嵌り込んで位置決めさ
れ、 前記一対の基板4,5のうち他方の基板5の下
面5aには粘着剤10が塗布されることを特徴と
する鳩の侵入防止装置である。
作 用
本発明に従えば、一本の細長い線状体は螺旋状
に巻回され、一対の可撓性を有する細長い基板の
間に挟持される。前記線状体は前記基板のうち上
方に位置する基板の上面と垂直に前記基板の幅方
向両端にわたつて掛渡された状態であり、複数の
曲成部を形成する。したがつて鳩が本発明にかか
る装置上に舞いおりて来て止まるとき、および歩
行してきたとき、および下から飛上がつて止まる
とき、および方向を換えるときなどにおいて足の
前指および後指が曲成部に絡まり、飛来および歩
行が困難となる。このことによつて鳩は、再び曲
成部が設けられている鳩の侵入を防止すべき位置
に侵入してくることが防がれる。また、前記曲成
部は、相互に予め定める間隔をあけて配置される
ので、鳩の足指が前記曲成部のうちの一本または
複数本を踏付けた場合、飛び上がろうとしたり歩
行しようとして移動すると、踏付けた前記曲成部
のうち少なくとも一本がばね復元力によつて元の
形成に戻り、鳩の足指に絡まつて飛行、歩行など
を困難にする。さらに、前記曲成部は前記基板の
長手方向に垂直な仮想平面に対して予め定める角
度に傾斜しているので、鳩がその頭尾方向が前記
基板の長手方向にほぼ垂直な姿勢で止まつた場合
でも、足指が前記曲成部に引掛かり易い。また、
前記基板の幅方向両端部に設けられた切欠きに前
記線状体が嵌まり込み位置決められるので、前記
曲成部がずれることはない。また、前記基板のう
ち下方に位置する基板の下面には粘着剤が塗布さ
れ、本装置は鳩の侵入防止対象物に前記粘着剤に
よつて取付けられる。
に巻回され、一対の可撓性を有する細長い基板の
間に挟持される。前記線状体は前記基板のうち上
方に位置する基板の上面と垂直に前記基板の幅方
向両端にわたつて掛渡された状態であり、複数の
曲成部を形成する。したがつて鳩が本発明にかか
る装置上に舞いおりて来て止まるとき、および歩
行してきたとき、および下から飛上がつて止まる
とき、および方向を換えるときなどにおいて足の
前指および後指が曲成部に絡まり、飛来および歩
行が困難となる。このことによつて鳩は、再び曲
成部が設けられている鳩の侵入を防止すべき位置
に侵入してくることが防がれる。また、前記曲成
部は、相互に予め定める間隔をあけて配置される
ので、鳩の足指が前記曲成部のうちの一本または
複数本を踏付けた場合、飛び上がろうとしたり歩
行しようとして移動すると、踏付けた前記曲成部
のうち少なくとも一本がばね復元力によつて元の
形成に戻り、鳩の足指に絡まつて飛行、歩行など
を困難にする。さらに、前記曲成部は前記基板の
長手方向に垂直な仮想平面に対して予め定める角
度に傾斜しているので、鳩がその頭尾方向が前記
基板の長手方向にほぼ垂直な姿勢で止まつた場合
でも、足指が前記曲成部に引掛かり易い。また、
前記基板の幅方向両端部に設けられた切欠きに前
記線状体が嵌まり込み位置決められるので、前記
曲成部がずれることはない。また、前記基板のう
ち下方に位置する基板の下面には粘着剤が塗布さ
れ、本装置は鳩の侵入防止対象物に前記粘着剤に
よつて取付けられる。
実施例
第1図は、本発明の基礎となる構成を示す斜視
図である。建物のベランダなどには、垂直な支柱
1によつて水平に被取付体である手すり2が設け
られる。この手すり2には、本発明に従う鳩の侵
入防止装置3が固定され、これによつてベランダ
内に鳩が侵入することを防ぐことができる。
図である。建物のベランダなどには、垂直な支柱
1によつて水平に被取付体である手すり2が設け
られる。この手すり2には、本発明に従う鳩の侵
入防止装置3が固定され、これによつてベランダ
内に鳩が侵入することを防ぐことができる。
第2図は鳩の侵入防止装置3の斜視図であり、
第3図はその軸直角断面図であり、第4図はその
平面図である。可撓性を有する2つの細長い基板
であるシート4,5間には、線状体6が螺旋状に
巻回され、この線状体6は逆U字状に形成された
曲成部7と、シート4,5間にサンドイツチされ
て固定された支持部8とを有する。曲成部7の基
板端部とシート4の上面との成す角度θ1は90度
である。曲成部7は、その配列方向9に予め定め
る間隔d1をあけて配置される。曲成部7の軸線
は、配列方向9に垂直な平面(すなわち第4図の
紙面に垂直な平面)に90度以外の予め定める角度
θ2を成して傾斜する平面内にある。シート5
は、粘着剤10によつて手すり2の上部11に固
定される。粘着剤10およびシート5に代えて、
可撓性を有するシートの両表面に粘着剤が付着さ
れたいわゆる両面テープが用いられていてもよ
く、その他の手段によつてシート4,5が手すり
2に固定されてもよい。線状体6は、その素線の
外径が0.5mmφであり、高さh1が1.5cm、幅W1
が3cmであつて、曲成部7が半円弧状に形成され
る。このような構成を有する侵入防止装置3を、
手すり2に設けることによつて鳩が飛来したり歩
行したとき、前述したように曲成部7の軸線が配
列方向9にθ2の角度を成しているため、鳩が侵
入防止装置3の上に頭尾方向がこの装置3の長手
方向にほぼ垂直な姿勢で止まつて、次に前進方向
あるいは後退方向に飛び立つ際に足12の前指1
3aおよび後指13b(以下、総括的には指を1
3とする)が引掛かり飛び立つことを困難にす
る。また、鳩が侵入防止装置3に止まつた状態で
向きを換えようとするときも、足12の前指13
aおよび後指13bが曲成部7に引掛かり易く、
向きを換えることが困難となる。さらにまた、侵
入防止装置3の上を鳩が歩行するときにも足12
の指13が引掛かり易い。このことによつて、鳩
が本件侵入防止装置3の設けられた位置に来るこ
とが防がれる。
第3図はその軸直角断面図であり、第4図はその
平面図である。可撓性を有する2つの細長い基板
であるシート4,5間には、線状体6が螺旋状に
巻回され、この線状体6は逆U字状に形成された
曲成部7と、シート4,5間にサンドイツチされ
て固定された支持部8とを有する。曲成部7の基
板端部とシート4の上面との成す角度θ1は90度
である。曲成部7は、その配列方向9に予め定め
る間隔d1をあけて配置される。曲成部7の軸線
は、配列方向9に垂直な平面(すなわち第4図の
紙面に垂直な平面)に90度以外の予め定める角度
θ2を成して傾斜する平面内にある。シート5
は、粘着剤10によつて手すり2の上部11に固
定される。粘着剤10およびシート5に代えて、
可撓性を有するシートの両表面に粘着剤が付着さ
れたいわゆる両面テープが用いられていてもよ
く、その他の手段によつてシート4,5が手すり
2に固定されてもよい。線状体6は、その素線の
外径が0.5mmφであり、高さh1が1.5cm、幅W1
が3cmであつて、曲成部7が半円弧状に形成され
る。このような構成を有する侵入防止装置3を、
手すり2に設けることによつて鳩が飛来したり歩
行したとき、前述したように曲成部7の軸線が配
列方向9にθ2の角度を成しているため、鳩が侵
入防止装置3の上に頭尾方向がこの装置3の長手
方向にほぼ垂直な姿勢で止まつて、次に前進方向
あるいは後退方向に飛び立つ際に足12の前指1
3aおよび後指13b(以下、総括的には指を1
3とする)が引掛かり飛び立つことを困難にす
る。また、鳩が侵入防止装置3に止まつた状態で
向きを換えようとするときも、足12の前指13
aおよび後指13bが曲成部7に引掛かり易く、
向きを換えることが困難となる。さらにまた、侵
入防止装置3の上を鳩が歩行するときにも足12
の指13が引掛かり易い。このことによつて、鳩
が本件侵入防止装置3の設けられた位置に来るこ
とが防がれる。
第5図は侵入防止装置3にその長手方向に対し
て頭尾方向をほぼ平行とした姿勢で鳩が止まつた
ときの簡略化した平面図であり、第6図はその簡
略化した側面図であり、第7図は侵入防止装置3
にその長手方向に対して垂直に鳩が飛来して止ま
つた状態を示す簡略化した平面図である。第5図
〜第7図を参照して、鳩の足12の指13の侵入
防止装置3の曲成部7への絡まり方についてさら
に詳しく説明する。侵入防止装置3の配列方向9
に沿つて下流側(第5図右側)より飛来した鳩は
侵入防止装置3の上方より複数の曲成部7(以
下、個々の曲成部を7a,7b,…,7oと記
す)をシート4上面に配列方向9の上流側に向か
つて踏付ける。このとき、数本(本実施例では
3)の曲成7a,7b,7cは鳩の足12の前指
13の最先端によつてシート4上面に踏付けられ
た後、前指13の最先端よりはずれ、曲成部7
a,7b,7cの復元力によつて元の状態にもど
る。したがつて、このとき前指13上は曲成部7
a,7b,7cの円弧内に位置することになる。
したがつて、この状態で飛び立とうとすると、曲
成部7a,7b,7cが前指13aに絡まるた
め、飛び立つことが困難となる。そこで、鳩が曲
成部7a,7b,7cに絡まないように後退して
飛び立とうとすると、こんどは、曲成部7jが後
指13bに絡まり、また後退したことによつて前
指13aからはずれ元の状態に戻つた曲成部7d
および7eにも前指13aが絡み、さらに飛び上
がることが困難となる。また、鳩が侵入防止装置
3の上を歩行したり向きを変えようとする場合
も、前述したように指13が曲成部7に絡まり、
歩行したり向きを変えたりすることが困難とな
る。
て頭尾方向をほぼ平行とした姿勢で鳩が止まつた
ときの簡略化した平面図であり、第6図はその簡
略化した側面図であり、第7図は侵入防止装置3
にその長手方向に対して垂直に鳩が飛来して止ま
つた状態を示す簡略化した平面図である。第5図
〜第7図を参照して、鳩の足12の指13の侵入
防止装置3の曲成部7への絡まり方についてさら
に詳しく説明する。侵入防止装置3の配列方向9
に沿つて下流側(第5図右側)より飛来した鳩は
侵入防止装置3の上方より複数の曲成部7(以
下、個々の曲成部を7a,7b,…,7oと記
す)をシート4上面に配列方向9の上流側に向か
つて踏付ける。このとき、数本(本実施例では
3)の曲成7a,7b,7cは鳩の足12の前指
13の最先端によつてシート4上面に踏付けられ
た後、前指13の最先端よりはずれ、曲成部7
a,7b,7cの復元力によつて元の状態にもど
る。したがつて、このとき前指13上は曲成部7
a,7b,7cの円弧内に位置することになる。
したがつて、この状態で飛び立とうとすると、曲
成部7a,7b,7cが前指13aに絡まるた
め、飛び立つことが困難となる。そこで、鳩が曲
成部7a,7b,7cに絡まないように後退して
飛び立とうとすると、こんどは、曲成部7jが後
指13bに絡まり、また後退したことによつて前
指13aからはずれ元の状態に戻つた曲成部7d
および7eにも前指13aが絡み、さらに飛び上
がることが困難となる。また、鳩が侵入防止装置
3の上を歩行したり向きを変えようとする場合
も、前述したように指13が曲成部7に絡まり、
歩行したり向きを変えたりすることが困難とな
る。
また、第7図に示されるように、配列方向9の
垂直方向(たとえば第7図下方)より飛来した鳩
も前指13aが曲成部7k,7lの円弧内に位置
し、飛び立つ際に曲成部7k,7lおよび/ある
いは7oに絡まつて飛び立つことが困難となる。
本件侵入防止装置3は、手すり2の第3図におけ
る参照符14〜17で示された複数の各位置に設
けて、鳩の歩行を一層困難にするようにすること
ができる。
垂直方向(たとえば第7図下方)より飛来した鳩
も前指13aが曲成部7k,7lの円弧内に位置
し、飛び立つ際に曲成部7k,7lおよび/ある
いは7oに絡まつて飛び立つことが困難となる。
本件侵入防止装置3は、手すり2の第3図におけ
る参照符14〜17で示された複数の各位置に設
けて、鳩の歩行を一層困難にするようにすること
ができる。
第8図は、本発明の一実施例の簡略化した斜視
図である。シート4,5には逆U字状の曲成部2
7を形成する線状体28の両端部が、シート4,
5の幅方向両端部に長手方向に相互に間隔をあけ
て設けられた切欠き29に嵌り込んでシート4,
5にサンドイツチされて固定される。このような
構成によれば、曲成部27が切欠き29に嵌り込
み、したがつて曲成部27が配列方向9に不所望
にずれることを防ぐことができる。その他の構成
は、前述の構成と同様である。
図である。シート4,5には逆U字状の曲成部2
7を形成する線状体28の両端部が、シート4,
5の幅方向両端部に長手方向に相互に間隔をあけ
て設けられた切欠き29に嵌り込んでシート4,
5にサンドイツチされて固定される。このような
構成によれば、曲成部27が切欠き29に嵌り込
み、したがつて曲成部27が配列方向9に不所望
にずれることを防ぐことができる。その他の構成
は、前述の構成と同様である。
第9図は、本発明の一実施例の使用状態を示す
軸直角断面図である。水平に設けられた手すり4
3に固定されたシート4,5には、大略的に逆U
字状の曲成部44が固定される。シート4,5は
手すり43の外周面の第9図1に示されるように
直上であつてもよく、また第9図2および第9図
3で示されるように、手すり43の外周面に直上
から外れた位置に固定されてもよい。これによつ
て曲成部44が鳩の足12の指13の絡まる位置
を変化して、最も絡まり易い取付け位置を選んで
シート4,5を手すり43に固定することができ
る。
軸直角断面図である。水平に設けられた手すり4
3に固定されたシート4,5には、大略的に逆U
字状の曲成部44が固定される。シート4,5は
手すり43の外周面の第9図1に示されるように
直上であつてもよく、また第9図2および第9図
3で示されるように、手すり43の外周面に直上
から外れた位置に固定されてもよい。これによつ
て曲成部44が鳩の足12の指13の絡まる位置
を変化して、最も絡まり易い取付け位置を選んで
シート4,5を手すり43に固定することができ
る。
本件発明者の実験によれば、第1図〜第9図に
示された実施例において、本件鳩の侵入防止装置
3を取付けていない状態では、鳩が朝8時から夕
方5時までの間において延べ15回手すり2につか
まつて停止していたけれども、本件鳩の侵入防止
装置3を設けて20日経過した時点では、前記時間
帯においてせいぜい1回程度となり、装置3を設
けた後30経過した時点では0回となつた。これに
よつて本発明は、鳩の侵入を防止することが可能
であることが確認された。
示された実施例において、本件鳩の侵入防止装置
3を取付けていない状態では、鳩が朝8時から夕
方5時までの間において延べ15回手すり2につか
まつて停止していたけれども、本件鳩の侵入防止
装置3を設けて20日経過した時点では、前記時間
帯においてせいぜい1回程度となり、装置3を設
けた後30経過した時点では0回となつた。これに
よつて本発明は、鳩の侵入を防止することが可能
であることが確認された。
効 果
以上のように本発明によれば、鳩の侵入防止対
象物に鳩が舞い降りて来て止まろうとすると、本
装置自体が障害物となるに加えて、鳩の足指が線
状体の曲成部に絡まるため、飛来、方向転換およ
び歩行が困難となる。
象物に鳩が舞い降りて来て止まろうとすると、本
装置自体が障害物となるに加えて、鳩の足指が線
状体の曲成部に絡まるため、飛来、方向転換およ
び歩行が困難となる。
したがつて鳩は、本装置の設置場所に止まろう
とすると困難を伴うという記憶に基づく経験則か
ら再び当該設置場所に飛来することを断念すると
いう可能性が高く、結果として鳩の侵入が防がれ
る。
とすると困難を伴うという記憶に基づく経験則か
ら再び当該設置場所に飛来することを断念すると
いう可能性が高く、結果として鳩の侵入が防がれ
る。
また、本発明では一本の線状体を螺旋状に巻回
することによつて複数の曲成部を形成されるの
で、部品点数が少なく組立ては容易である。
することによつて複数の曲成部を形成されるの
で、部品点数が少なく組立ては容易である。
また前記線状体は一対の可撓性を有する基板に
よつて挟持され、その基板を手すりに粘着すると
いう構成であるので、何ら別途に取付けるための
手段を用いることなく容易に取付けられる。ま
た、基板が可撓性を有するので、手すりの取付面
が弯曲しているか否かに拘わらず容易かつ確実に
粘着可能である。しかも粘着という性質上、手す
りの材質に対する制限も少ないので、どのような
場所でも簡便に鳩の侵入を防止することができ
る。
よつて挟持され、その基板を手すりに粘着すると
いう構成であるので、何ら別途に取付けるための
手段を用いることなく容易に取付けられる。ま
た、基板が可撓性を有するので、手すりの取付面
が弯曲しているか否かに拘わらず容易かつ確実に
粘着可能である。しかも粘着という性質上、手す
りの材質に対する制限も少ないので、どのような
場所でも簡便に鳩の侵入を防止することができ
る。
さらに前記曲性部は高さ1.5cm、幅3cmで、前
記線状体の沿線の外径は0.5mmφという大きさで
あるので、鳩の足指に引掛かり易い。
記線状体の沿線の外径は0.5mmφという大きさで
あるので、鳩の足指に引掛かり易い。
したがつて、簡単な構造でしかも容易にどのよ
うな場所でにでも取付ることができ、確実に鳩の
侵入を防止することができるので、鳩の飛来によ
る汚損や環境の悪化が防止される。
うな場所でにでも取付ることができ、確実に鳩の
侵入を防止することができるので、鳩の飛来によ
る汚損や環境の悪化が防止される。
また、シートの幅方向両端部に形成された切欠
きに前記線状体が嵌まり込んで前記曲成部が不所
望にずれることを防ぐため、鳩の足指に引掛かり
易い角度を保つ。
きに前記線状体が嵌まり込んで前記曲成部が不所
望にずれることを防ぐため、鳩の足指に引掛かり
易い角度を保つ。
第1図は本発明の基礎となる構成を示す斜視
図、第2図は鳩の侵入防止装置3の斜視図で、第
3図は第2図に示された実施例の軸直角断面図、
第4図は第2図および第3図に示された実施例の
平面図、第5図は侵入防止装置3に鳩が止まつた
ときの平面図、第6図は第5図に示された実施例
の側面図、第7図は第5図における他の場合の平
面図、第8図は本発明の一実施例の簡略化した斜
視図、第9図は本発明の一実施例の使用態様を示
す直角断面図である。 4,5……シート、6,28……線状体、7,
19,27,44……曲成部。
図、第2図は鳩の侵入防止装置3の斜視図で、第
3図は第2図に示された実施例の軸直角断面図、
第4図は第2図および第3図に示された実施例の
平面図、第5図は侵入防止装置3に鳩が止まつた
ときの平面図、第6図は第5図に示された実施例
の側面図、第7図は第5図における他の場合の平
面図、第8図は本発明の一実施例の簡略化した斜
視図、第9図は本発明の一実施例の使用態様を示
す直角断面図である。 4,5……シート、6,28……線状体、7,
19,27,44……曲成部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 建物のベランダに備えられる手すり2に取付
けられる鳩の侵入防止装置3であつて、 一対の可撓性を有する細長い基板4,5間に、
一本の細長い線状体6を螺旋状に巻回することに
よつて、一方の基板4の上面4aと垂直にその上
面4aの幅方向の両端部間にわたつて半円弧状に
掛渡された状態となる複数の曲成部7を形成し、
これらの曲成部7は、相互に予め定める間隔d1
をあけて配置され、かつ基板4,5の長手方向に
垂直な仮想平面S1に対して90度以外の予め定め
る角度θ2を有するように傾斜しており、 前記線状体の素線の外径は0.5mmφで、前記曲
成部7の高さh1は1.5cm、幅W1は3cmであり、 前記基板4,5の幅方向両端部に、長手方向に
相互に間隔をあけ、かつ幅方向両端部で相互に位
置を違えて複数の切欠き29が形成され、線状体
27が前記切欠き29に嵌り込んで位置決めさ
れ、 前記一対の基板4,5のうち他方の基板5の下
面5aには粘着剤10が塗布されることを特徴と
する鳩の侵入防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3872587A JPS63207343A (ja) | 1987-02-21 | 1987-02-21 | 鳩の侵入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3872587A JPS63207343A (ja) | 1987-02-21 | 1987-02-21 | 鳩の侵入防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63207343A JPS63207343A (ja) | 1988-08-26 |
JPH0369253B2 true JPH0369253B2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=12533302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3872587A Granted JPS63207343A (ja) | 1987-02-21 | 1987-02-21 | 鳩の侵入防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63207343A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618469Y2 (ja) * | 1988-07-23 | 1994-05-18 | 正博 上田 | 鳥の滞留防止具 |
JPH02234629A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-17 | Herbert Chatten Victor | 鳥を止まらせない装置および方法 |
JPH02238842A (ja) * | 1989-03-13 | 1990-09-21 | Masayoshi Ito | 鳥除け具 |
JPH0672380U (ja) * | 1993-03-27 | 1994-10-11 | 有限会社谷本板金 | 鳩の糞害防止装置 |
WO2020158248A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | 株式会社クボタ | 作業装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216213U (ja) * | 1975-07-23 | 1977-02-04 | ||
JPS60173235A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-06 | 日本電気株式会社 | 屋外構築物頂部の構造 |
JPS60207541A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | 株式会社 ゼニライトブイ | 灯浮標の鳥よけ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS543481U (ja) * | 1977-06-10 | 1979-01-10 |
-
1987
- 1987-02-21 JP JP3872587A patent/JPS63207343A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5216213U (ja) * | 1975-07-23 | 1977-02-04 | ||
JPS60173235A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-06 | 日本電気株式会社 | 屋外構築物頂部の構造 |
JPS60207541A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | 株式会社 ゼニライトブイ | 灯浮標の鳥よけ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63207343A (ja) | 1988-08-26 |
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