JPH0369087B2 - - Google Patents

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JPH0369087B2
JPH0369087B2 JP59116104A JP11610484A JPH0369087B2 JP H0369087 B2 JPH0369087 B2 JP H0369087B2 JP 59116104 A JP59116104 A JP 59116104A JP 11610484 A JP11610484 A JP 11610484A JP H0369087 B2 JPH0369087 B2 JP H0369087B2
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JP
Japan
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light
erasing
photomultiplier tube
stimulable phosphor
phosphor sheet
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JP59116104A
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JPS60260035A (ja
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Toshitaka Agano
Yoshimi Takasaki
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to EP85106999A priority patent/EP0167835B1/en
Priority to DE8585106999T priority patent/DE3568878D1/de
Priority to US06/741,337 priority patent/US4687937A/en
Publication of JPS60260035A publication Critical patent/JPS60260035A/ja
Publication of JPH0369087B2 publication Critical patent/JPH0369087B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/2012Measuring radiation intensity with scintillation detectors using stimulable phosphors, e.g. stimulable phosphor sheets
    • G01T1/2016Erasing of stimulable sheets, e.g. with light, heat or the like

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は蓄積性螢光体シートに放射線画像情報
を蓄積記録し、次いでこれに励起光を照射し、蓄
積記録された画像情報に応じて輝尽発光する光を
検出して画像情報を読取り、電気信号に変換した
後に、信号処理を施した上でこの読取つた画像情
報を可視像に変換して再生する放射線画像情報記
録再生方法において、繰返し使用される螢光体シ
ートの残像を効果的に消去する装置およびこれを
用いた消去方法に関するものである。
(発明の技術的背景および先行技術) ある種の螢光体に放射線(X線、α線、β線、
γ線、紫外線等)を照射すると、この放射線エネ
ルギーの一部がその螢光体中に蓄積され、その後
その螢光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄
積されたエネルギーに応じて螢光体が輝尽発光を
示す。このような性質を示す螢光体を蓄積性螢光
体と言う。
この蓄積性螢光体を利用して、人体等の放射線
画像情報を一旦蓄積性螢光体のシートに記録し、
これを励起光で走査して輝尽発光させ、この輝尽
発光を光電的に読み出して画像信号を得、この画
像信号を処理して診断適性の良い画像をハードコ
ピーとして或いはCRT上に再生する方法が提案
されている。(例えば米国特許第4258264号、同第
4276473号、同第4315318号、同第4387428号な
ど)。このような放射線画像記録再生方法におい
ては、蓄積性螢光体シート(これは厳密にはパネ
ル状のものあるいはドラム状のもの等、種々の形
態を取ることができるが、総称して「シート」と
言うこととする)を繰返し使用することが経済的
である。
読取り時に、充分な強度の励起光を照射すれば
記録されていた放射線画像情報に起因する蓄積放
射線エネルギーは全て放出され消滅するはずであ
るが、実際には読出し時に照射する励起光の強度
は完全な消去に十分なものではないため螢光体シ
ートを繰返し使用するときは前回の記録画像が残
つてしまい、次回の読取り時にノイズとなるとい
う問題がある。
本発明者等の実験によれば、放射線画像情報の
記録時の蓄積エネルギーの最大レベルを100とす
ると、0.01〜0.0001程度まで、すなわち10-4
10-6倍まで消去しないと、次回の記録において残
像となつて適正な診断を妨げるノイズとなること
が判明している。
上述のような残像は、例えば特開昭56−11392
号公報に示されるように、螢光体シートに放射線
画像情報を記録する前に、該螢光体の励起光波長
領域の光を含む波長の光で螢光体シートを励起せ
しめて、蓄積された放射線エネルギーを十分に放
出させることによつて消去することができる。上
記残像をより完全に消去するためには、上記光の
照射量(すなわち照度×時間)をできるだけ大き
く設定すればよい。しかしながらその一方、前像
の蓄積エネルギーレベルを10-4〜10-6倍になるま
で消去するためには、たとえばタングステン電球
で30000lxの照射を100〜1000秒間行なうというよ
うな高照度で長時間の照射が必要であるため、省
エネルギー、消去時間の短縮化、それに消去用光
源の寿命を考慮すると、上記光の照射量は必要最
小限に抑えることが望ましい。
本出願人は上記の点に鑑み、シートに蓄積され
ている残留エネルギーレベルを検出し、このレベ
ルの大小に応じて消去光の照射量を増減すること
により、前記相反する2つの要求を満足するよう
にした残像消去方向を提案している。(特開昭58
−80663号)。シートに蓄積残留しているエネルギ
ーは、それが画像読取り時に螢光体シートより発
光する発光エネルギーと相関関係にあることか
ら、読取信号に基づいて(すなわち画像情報読取
用光検出器の出力から)求めることができるし、
また画像情報読取り用光検出器と同様の光検出器
を残留エネルギーレベル検出用に独自に設け、該
光検出器の出力から求めることもできる。
なお人体等の放射線画像にあつては、上記残留
エネルギーレベルは画像各部によつて当然異なる
から、通常は最も高レベルの残留エネルギーを放
出できるように消去光照射量が制御される。そし
て人体等の放射線画像にあつては、残留エネルギ
ーが最も高レベルとなる部分は画像記録時に最も
多量の放射線が照射されたいわゆるベタ部分であ
るが、前記画像情報読取り用光検出器として光電
子増倍管(フオトマルチプライヤ)を用い、この
光電子増倍管によつて上記ベタ部分からの輝尽発
光光を検出すると、画像情報読取りに適するよう
にゲイン設定がなされるためその出力電流が飽和
状態に達し、或いは飽和状態に近づいて入射光量
増大に対する増加が漸減するようになり、このベ
タ部分の残留エネルギーレベルを精度良く測定す
ることができない場合がある。また、残留エネル
ギーレベル検出用に独自に設けられた光電子増倍
管は、画像情報読取りのことは考慮せず、ベタ部
分の残留エネルギーレベル検出に適するようにゲ
インを設定できるから、該ベタ部分の残留エネル
ギーレベルを測定することが可能であるが、残留
エネルギーレベル検出用の光検出器を独自に設け
れば、当然装置が大型化し、さらには装置のコス
トアツプを招くという問題がある。
(発明の目的) 本発明はシートの残留エネルギーレベルを検出
しその残留エネルギーレベルに応じて消去光照射
量を制御するようにした蓄積性螢光体シートの残
像消去方法において、残留エネルギーレベルを、
画像情報読取り用の光電子増倍管によつて正確に
検出できるようにした残像消去装置およびこれを
用いた消去方法を提供することを目的とするもの
である。
(発明の構成) 本発明者等は、かかる目的を達成するため鋭意
研究を重ねた結果、画像情報読取り用の光電子増
倍管の出力電流が飽和状態に近づいて入射光強度
の増大に対する増加が漸減するようになつた後に
おいても、該光電子増倍管のブリーダ抵抗に加わ
る電圧は、シートの最大残留エネルギーレベルに
対応する入射光量の範囲では、入射光量の増大に
応じて十分センシテイブに低下するということを
見出した。
第1図は、X線ベタ撮影がなされた螢光体シー
トに励起光を照射して発せられた輝尽発光光を光
電子増倍管(以下、「フオトマル」と称する。)に
よつて検出した際に、ブリーダ抵抗に加わる電圧
(以下、「ブリーダ抵抗電圧」と称する。)のベタ
撮影の照射X線量に対する変化を測定した結果を
示すものである。ここにフオトマルとしては第2
図に概略図示されたものを用い、ブリーダ抵抗電
圧v1、v2、v3の測定は、フオトマル50のプレー
トPからカソードK側に向かつて第1番目、第2
番目、第3番目のブリーダ抵抗Rb1,Rb2,Rb3
(各々56KΩ)についておこなつた。
このフオトマル50は、人体等のX線画像情報
が記録されたシートからの輝尽発光光検出に適す
るようにゲインが設定されるが、人体等のX線撮
影は通常100mR以下でおこなわれるため、この
通常のX線撮影に適するようにゲイン設定された
フオトマルでは、この照射量を越える照射量でX
線撮影がなされたときに、ベタ部分を検出すると
その出力電流が飽和状態に達してしまつたり、或
いは飽和状態に近づき、ベタ部分の残留エネルギ
ーを精度良く測定することができなくなつてしま
う。これに対してブリーダ抵抗電圧は第1図に示
されるように、通常のX線照射量を越える領域に
おいても十分広範囲にわたり、X線照射量の増
大、すなわちフオトマル50が検出する輝尽発光
光量の増大に対して飽和状態に近づくことなく、
十分センシテイブに減少することが見出された。
本発明はかかる新規な知見に基づき、フオトマ
ルのブリーダ抵抗電圧を測定することによりシー
トの残留エネルギーを検出し、これに基づいて残
像消去における光の照射量を制御することによつ
て、前記の目的を達成したものである。
本発明の蓄積性螢光体シートの残像消去装置
は、放射線画像情報読取り時において、読取りを
おこなう光電子増倍管のブリーダ抵抗に加わる電
圧を検出する電圧検出手段と該電圧検出手段によ
り検出された電圧に応じて残像消去のための光の
照射量を制御する制御手段を備えていることを特
徴とするものである。
本発明の残像消去装置によれば、ブリーダ抵抗
に加わる電圧を検出し、この検出された電圧に応
じて残像消去光の照射量を制御することができる
から、X線照射量が過大な場合にもシート中の最
大残留エネルギーを精度良く検出することがで
き、したがつて、あらゆるシートに対してシート
中の残留エネルギーに応じて残像消去光の照射量
を効率良く制御することが可能となる。
本発明の残像消去方法は、少なくともX線照射
量のレベルが所定レベルより大きいシート或いは
シートの部分では、ブリーダ抵抗電圧に基いてシ
ートの残留エネルギーを検出し、残像消去光の照
射量を制御することを特徴とするものである。
ここにX線照射量の「所定レベル」とは、その
残像消去操作に要求される精度に照らして、X線
照射量に対応するフオトマルへの入射光強度の微
小変化に対してフオトマルの出力電流値が十分セ
ンシテイブに変化しなくなるようなX線照射量の
レベルを指す。またX線照射量が「所定レベル」
より大きいかどうかは、フオトマルの出力電流値
を検出することにより検知してもよいし、或いは
撮影条件たとえばX線管電圧によつて検知するこ
とも可能である。
また、フオトマルの出力電流値は、X線照射量
がある一定レベルより小さい範囲では、X線照射
量に対応するフオトマルへの入射光強光の変化に
対して十分にセンシテイブであり、ほゞ線形に変
化するから、X線照射量のレベルがこの範囲にあ
るときは、フオトマルの出力電流値に基づき残像
消去光の照射量を十分精度良く制御することが可
能である。
したがつて、X線照射量がこれに対応する放射
線画像情報の読取りをおこなうフオトマルの出力
電流値がその飽和値よりも小さい所定の値以下と
なるようなレベルにおいては、そのフオトマルの
出力電流値に応じて残像消去光の照射量を制御
し、X線照射量が前記フオトマルの出力電流値が
前記所定の値を超えるようなレベルのときは、前
記フオトマルのブリーダ抵抗に加わる電圧を検出
し、この検出値に応じて残像消去光の照射量を制
御することもできる。
ここに、飽和値より小さい所定の値としては、
X線照射量の微小変化に対してフオトマルの出力
電流値がその残像消去操作に要求される精度に照
らして十分センシテイブであるような範囲内のフ
オトマルの出力電流値であれば任意に選ぶことが
でき、とくに、フオトマルの出力電流値−X線照
射量(入射光量)曲線がほぼ線形である範囲内の
出力電流値を選ぶことが好ましく、更には、フオ
トマルの出力電流値−X線照射量(入射光量)曲
線の傾きの絶対値がブリーダ抵抗電圧−X線照射
量(入射光量)曲線の傾きの絶対値と等しくなる
X線照射量(入射光量)の値に対応する出力電流
値を選ぶことがより好ましい。
本発明において、放射線画像情報読取りとして
は、特開昭58−67241号、同58−83937号等に開示
されている放射線画像情報再生のための読取操作
(「本読み」とよばれる。)に先立つてシートの蓄
積記録情報を予め把握するための読取操作、いわ
ゆる先読みも含まれる。一般に先読み前にシート
に蓄積記録されている放射線エネルギー量は、本
読み後にシートに蓄積記録されている残留放射線
エネルギー量と比例関係にあるからである。
本発明において、フオトマルのブリーダ抵抗電
圧或いはフオトマルの出力電流値に基づいて、残
像消去光の照射量を制御する方法は、マニユアル
操作としても或いは自動操作としてもよい。
マニユアル操作による場合には、シートの残留
エネルギーに対応するフオトマルのブリーダ抵抗
電圧或いは出力電流値とこれに対する残像消去光
の最適照射量とを予め求めておき、これにより、
得られたフオトマルのブリーダ抵抗電圧或いは出
力電流値に基いて残像消去光の照射量を指定する
ことが簡便である。
本発明において、残像消去光の照射量を制御す
る方法としては、照射時間のみを制御する方法、
消去光源の照度及び照射時間を制御する方法、消
去光源はオンにしたままで消去光照射部分にシー
トが滞留する時間を制御する方法など、いかなる
方法によつてもよくとくに限定されない。
本発明において、残像消去光の照射量の制御
は、シートの最大残留エネルギーに基いておこな
うことが望ましい。
しかしながら、ベタ部が存在しないなどシート
に記録された放射線画像のコントラストが小さい
場合には、最大残留エネルギーに基かず、残留エ
ネルギーの平均値に基いて残像消去光を制御して
もよい。
本発明において用いられる蓄積性螢光体として
は、輝尽発光光の波長域が励起光の波長域と重複
しないものであることがS/Nを向上させるため
に好ましく、具体的には、励起光波長が500〜900
mmであるときに、輝尽発光光の波長が300〜500mm
となるようなものが望ましい。
このように、300〜500mmの輝尽発光光を発し、
本発明において好ましく使用しうる蓄積性螢光体
としては、例えば、希土類元素付活アルカリ土類
金属フルオロハライド螢光体〔具体的には、特開
昭55−12143号公報に記載されている(Ba1−x
−y、Mgx、Cay)FX:aEu2+(但しXはClおよ
びBrのうちの少なくとも1つであり、xおよび
yは0<x+y≦0.6かつxy≠0であり、aは
10-6≦a≦5×10-2である)、−特開昭55−12145
号公報に記載されている(Ba1−x、M〓x)
FX:yA(但しM〓はMg、Ca、Sr、ZnおよびCd
のうちの少なくとも1つ、XはCl、Brおよび
のうちの少なくとも1つ、AはEu、Tb、Ce、
Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、YbおよびErうちの少
なくとも1つ、xは0≦x≦0.6、yは0≦y≦
0.2である)等〕;特開昭55−12142号公報に記載
されているZnS:Cu、Pb、BaO・xAl2O3:Eu
(但し0.8≦x≦10)およびM〓O・xSiO2:A(但
しM〓はMg、Ca、Sr、Zn、CdまたはBaであり、
AはCe、Tb、Eu、Tm、Pb、Tl、BiまたはMn
であり、xは0.5≦x≦2.5である);および特開
昭55−12144号公報に記載されたLnOX:xA(但
しLnはLa、Y、GdおよびLuのうちの少なくと
も1つ、XはClおよびBrのうちの少なくとも1
つ、AはCeおよびTbのうちの少なくとも1つ、
xは0<x<0.1である);特願昭58−193161号明
細書に記載されているM〓X2・aM〓X′2:xEu2+
(但し、M〓はBa、SrおよびCaからなる群より選
ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であ
り;XおよびX′はCl、Brおよびからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のハロゲンであつて、
かつX≠X′であり;そしてaは0.1≦a≦10.0の
範囲の数値であり、Xは0<X≦0.2の範囲の数
値である);などが挙げられる。これらの内でも
好ましいのは希土類元素付活アルカリ土類金属ハ
ロゲン化物螢光体であり、とくに二価ユーロピウ
ム付活アルカリ土類金属ハロゲン化物螢光体が好
ましい。
これらの内、バリウムフルオロハライド螢光体
に特開昭56−2385号公報、同56−2386号公報に開
示される如く金属弗化物を添加したもの、或いは
特開昭56−74175号公報に開示される如く金属塩
化物、金属臭化物、金属沃化物の少なくとも一種
を添加したものは、輝尽発光が更に改善され、好
ましい。
また、特開昭55−163500号公報に開示される如
く前述の如き蓄積性螢光体を用いて作成された蓄
積性螢光体板の螢光体層を顔料又は染料を用いて
着色すると、最終的に得られる画像の鮮鋭度が向
上し、好ましい。
(実施態様) 以下、図面を参照して本発明の実施態様につい
て説明する。
第3図は本発明の第1実施態様を示す概略図で
ある。
第3図においてレーザ光源1はレーザ光2を放
出し、このレーザ光2の光路中にはガルバノミラ
ー等の光偏向器3が配され、レーザ光2を一次元
的に偏向せしめ、蓄積性螢光体シート4に入射さ
せる。螢光体シート4は搬送用ローラ5により一
定速度で移送されることにより、シート全面にわ
たつてレーザ光2の照射を受けることになる。レ
ーザ光2を照射された螢光体シート4は輝尽発光
を示し、この光は導光性シート6に入射する。こ
の導光性シート6はその入射面が直線状をなし、
蓄積性螢光体シート4上の走査線に臨接する如く
配置され、その射出面は円環状をなし、光検出器
としてのフオトマル7の受光面に密着せしめられ
ている。この導光性シート6は、アクリル系樹脂
等の透明熱可塑性樹脂シートを加工して作られて
おり、蓄積性螢光体シート4よりの発光光がその
内部を全反射しつつ伝達されるよう構成されてい
る。その好ましい形状、材質、製造法について
は、米国特許第4346295号等に記載されている。
フオトマル7には例えばS−11タイプの分光感
度をもつたフオトマルが用いられる。このフオト
マル7の受光面には、特定の波長の光を選択的に
透過するフイルター(図示せず)が貼着されてお
り、これにより励起光をカツトして輝尽発光光を
高S/Nで検出するよう構成されている。このフ
オトマル7の出力電流信号S11は増幅器8に入力
され、その出力信号S12は比較器9に入力される。
この比較器9においては、前記増幅器8の出力信
号S12と所定の基準信号Ecとの比較が行なわれ
る。一方上記フオトマル7の所定のブリーダ抵抗
に加わる電圧を示すブリーダ抵抗電圧信号S21
非線形増幅器10に入力される。なお上記所定の
ブリーダ抵抗は、複数のブリーダ抵抗のうちフオ
トマルに入射する光量変化に対してブリーダ抵抗
電圧の変化が大きい特性を示すものを選択するの
が好ましい。次に前記非線形増幅器10の出力信
号S22および前記増幅器8の出力信号S12は選択回
路11に入力される。この選択回路11は前記比
較器9の比較結果を示す信号を入力することによ
り、前記増幅器8の出力信号S12および前記非線
形増幅器10の出力信号S22のうちいづれか一方
を選択し出力信号Sとして出力する。
次に第4図に示すブラフにより、前記フオトマ
ル7、増幅器8、非線形増幅器10、および選択
回路11の入出力特性について説明する。
曲線S11はフオトマル7に入射する光の強度に
対応して出力されるフオトマル7の出力電流信号
を示すものであり、入射光量がIc以上となると次
第にその出力が飽和している。一方曲線S21はフ
オトマル7に入射する光の強度に対応して検出さ
れるフオトマル7のブリーダ抵抗の出力電圧レベ
ルを示すものであり、入射光量がIc以上となつて
も出力電圧レベルは飽和することなくほぼ線形に
減少している。一方、前記増幅器8は直線aで示
す入出力特性を有し、前記非線形増幅器10は曲
線bで示す入出力特性を有するものである。また
直線Sは、前記選択回路11の入出力特性を示す
ものであるが、前記フオトマル7の出力信号S11
に対応する前記増幅器8の出力を示す曲線S12
直線部分と、前記フオトマル7のブリーダ抵抗の
電圧レベルを示す出力信号S21に対応する前記非
線形増幅器10の出力を示す曲線S22の直線部分
とが合成されてなる。
したがつて本実施態様における選択回路11の
出力信号Sとしては、フオトマル7への入射光強
度がIc以下の場合は、フオトマル7の出力信号
S11が増幅器8により増幅された信号S12が出力さ
れ、フオトマル7への入射光強度がIcを超える場
合には、フオトマル7の所定のブリーダ抵抗に加
わる出力電圧信号S21が非線形増幅器10により
増幅された信号S22が出力される。
次に第3図に戻つて、前記選択回路11の出力
信号Sはピーク検出器12に入力され、該ピーク
検出器12により出力信号Sの最大値Smaxが検
出される。この最大値Smaxは螢光体シート4か
らの輝尽発光光の発光強度の最大値、すなわち螢
光体シート4に残留している最大放射線エネルギ
ーレベルに対応する値を示すものである。
ピーク検出器12からの出力Smaxは、次の消
去照射時間決定回路14に入力されこの回路によ
りSmaxに対応する照射時間が決定される。この
照射時間決定回路14は、予め定められた前記最
大値Smaxと消去光照射時間との関係に従つて消
去照射時間を決定するものである。前記照射時間
決定回路14からの出力信号は一且メモリ15に
保持される。
積残留する放射線エネルギーレベルの検出を終
了した螢光体シート4は搬送用ローラ5により残
像消去用ランプ16の下に移送され、そこで保持
される。螢光体シート4が保持されると、メモリ
15に保持されている値に応じて、照射時間調節
手段17がランプ16の点灯時間をコントロール
する。この照射時間調節手段17はランプ16の
電源とタイマーを含むものであり、メモリ15に
保持されている値に応じてタイマーを働かせてラ
ンプ16の点灯時間をコントロールしている。
上記のような制御を行なうことにより、消去光
照射量は螢光体シート4のベタ部分に残留してい
る放射線エネルギーをほぼ完全に放出させるに必
要かつ十分な量に設定され、無駄なエネルギー消
費が抑えられ、ランプ16の寿命も延びる。
なお、前記選択回路11の出力信号Sは画像処
理回路13にも入力され、この処理回路13によ
り適当な画像処理が施されて最終的にはハードコ
ピーとして再生されるか、あるいはCRT上に再
生される。
上述の実施態様においては、螢光体シート4か
らの輝尽発光光の強度に対応する信号すなわち、
前記選択回路11の出力信号Sに応じて、ピーク
検出器12、消去光照射時間決定回路14、メモ
リ15、から成る照射時間決定手段18と、照射
時間調節手段17とから構成される消去照射制御
手段により消去用ランプ16の点灯時間がコント
ロールされているが、消去用ランプ16は連続点
灯させておいて、消去用ランプ16の下を通過す
る螢光体シート4の搬送スピードあるいは消去用
ランプ16の下での螢光体シート4の停止時間を
コントロールする様にしても良い。このような態
様を第2の実施態様として第5図に示す。
第5図は本発明の第2の実施態様を示す概略図
であるが、第1の実施態様と比較すると、消去光
照射時間決定回路14の代わりにシート搬送速度
決定回路14aを、消去用ランプ16の電源とタ
イマーを含む照射時間調節手段17の代わりに速
度制御回路19と搬送用ロータ駆動モータMを含
む照射時間調節手段17aを有していることが異
なつている。このような構成は、消去用ランプ1
6が連続点灯して使用するようなタイプの場合に
採用される。なお、第5図中番号20はランプ1
6の電源である。
上述の第1および第2の実施態様では、残像消
去用ランプの照度は一定であり、消去光の照射時
間のみをコントロールしているが、消去光の照度
および照射時間をコントロールするようにしても
良い。このような態様を第3の実施態様として、
第6図に示す。
第6図は本発明の第3の実施態様を示す概略図
であるが、第1の実施態様と比較すると、照射時
間決定手段18の代わりに、消去光の照度および
照射時間を決定する消去光照射量決定回路14b
のピーク検出器12とメモリ15とから成る消去
光照射量決定手段18aを、消去光照射時間調節
手段17の代わりに、電源21と電力制御回路2
2とタイマー23とを含む消去光照射調節手段1
7bを有していることが異なつている。
消去光照射量決定回路14bは、予め定められ
た前記ピーク検出器12からの出力Smaxとそれ
に対応する消去光の照度および照射時間との関係
に従つて消去光の照度および照射時間を決定する
ものである。消去光照射量決定回路14bからの
信号は、一且メモリ15に保持された後螢光体シ
ート4が消去用ランプ16の下に移送されて保持
されると、消去光照射量調節手段17bの電力制
御回路22およびタイマー23に入力され、消去
用ランプ16に供給する電力およびランプ16の
点灯時間がコントロールされる。
第7図は本発明の第4の実施態様を示す概略図
である。
本実施態様は第3の実施態様と比較すると電力
制御回路22の代わりに閾値Va,Vb(Va>Vb)
のそれぞれを有したコンパレータ24a,24
b、スイツチ25a,25bを有し、消去用ラン
プ16がそれぞれ独立の発光部26a,26b,
26cを有していることが異なつている。本実施
態様においては、第3の実施態様と同様にして消
去光照射量決定手段18aにより決定された信号
が消去光照射量調節手段17bに入力されるが、
消去光の照度を表わす信号はコンパレータ24a
および24bに入力される。この信号値がVaよ
りも大きい場合にはスイツチ25aおよび25b
がオンとなり、発光部26a,26b,26cが
同時に発光し、最大の照度を得ることができる。
VaとVbとの中間値の場合にはスイツチ25aは
オフとなりスイツチ25bがオンとなり、発光部
26bおよび26cが同時に発光する。Vbより
も小さい場合にはスイツチ25aおよび25bが
オフとなり、発光部26cのみが発光する。なお
消去光の照射時間を表わす信号はタイマー23に
入力され、タイマ23からの信号により発光部2
6a,26b,26cの発光時間がコントロール
される。本実施態様によると、第3の実施態様で
用いた電力制御回路22を使用する必要がないの
で回路的に簡易になり、実用的である。
なお相異なつた閾値を持つたコンパレータを数
多く並列的に設けることもできる。
第8図は本発明の第5の実施態様を示す概略図
である。
本実施態様は予め放射線画像情報の状況を検出
する先読み手段により消去光の照射量を制御する
ものである。
放射線画像情報を蓄積記録された螢光体シート
はまず先読み用読取部において予め放射線画像の
蓄積記録情報を把握する先読みが行なわれる。こ
こで先読みは画像読取りとほぼ同様にして行なわ
れる。すなわち、レーザ光源27から放出された
レーザ光28を光偏向器29により螢光体シート
4上を一次元的に走査しつつ、螢光体シート4を
搬送ローラ5により一定速度で移送することによ
り、シート全面にわたつてレーザ光28を照射せ
しめる。レーザ光28を照射された螢光体シート
は輝尽発光を示し、この光は導光性シート30に
入射し、フオトマル31によつて検出される。
このフオトマル31によつて得られる信号は、
前記第1の実施態様の場合と同様のフオトマルの
出力電流信号S11′および所定のブリーダ抵抗に加
わる電圧を示すブリーダ抵抗電圧信号S12′であ
る。これらの信号の増幅器、比較器、選択回路、
さらには消去光照射時間決定手段および照射時間
調節手段も第1の実施態様の場合と同一のもので
構成されている。
選択回路11からの出力信号S′は演算回路32
に入力される。この演算回路32は先読みによつ
て得られた放射線画像の蓄積記録情報すなわち前
記出力信号S′に基づいて読取りゲイン設定値a、
収録スケールフアクタb、および再生画像処理条
件cを決定する。
一方、先読みを終了した螢光体シート4は搬送
用ローラ5により移送され画像読取りが行なわれ
る。この画像読取りは第1実施態様において説明
されたのと同時に行なわれる。即ち、レーザ光2
の励起によつて発生した放射線画像情報に対応し
た光量の輝尽発光光がフオトマル7によつて検出
される。フオトマル7によつて検出された画像信
号S1は読取りゲイン設定値aにより感度設定され
た増幅器33により適正なレベルの電気信号に増
幅される。この増幅された信号はA/D変換器3
4に入力される。A/D変換器34で収録スケー
ルフアクタ設定値bにより信号変動幅に適したス
ケールフアクタでデジタル信号に変換され、信号
処理回路35に入力される。信号処理回路35で
は、再生画像処理条件設定値cに基づき最終的に
観察読影適性のよい画像信号として記録装置(図
示せず)へ出力される。画像読取りを終了した螢
光体シート4は残像消去用ランプ16下に搬送用
ローラ5で移送され、そこで保持される。この装
置で前記第1の実施態様におけるのと同様に、消
去光照射時間決定手段18からの出力信号によつ
て消去光照射時間調節手段17を働かせて消去用
ランプ16の点灯時間がコントロールされる。
当然ながら先読みにおいても、シート4からの
輝尽発光光の強度は残留放射エネルギーレベルに
対応するので、前記先読み用フオトマル31によ
り検出した輝尽発光光のレベルによつて消去用ラ
ンプ16の点灯時間を制御することにより、無駄
の無い経済的な残像消去が可能となる。
なお本実施態様においては、先読み用フオトマ
ル31により検出した輝尽発光光の強度に応じ
て、消去光照射時間を制御することにより消去光
照射量を制御するようにしたが、すでに述べたよ
うに消去光の照度および照射時間の両方を制御す
るようにしてもよい。
なお、以上説明した4つの実施態様において
は、ピーク検出器12は、選択回路11からの出
力信号S(又はS′)の最大値Smax(又はS′max)
を検出するものであり、この検出した最大値に応
じて残像消去光の照射量が制御されるように構成
されているが、この様に出力信号Sの最大値に応
じて残像消去光の照射量を制御するのが効率的で
あり好ましい。しかしながら、前記最大値の代わ
りに前記選択回路11からの出力信号Sの最大
値、最小値、平均値を求め、最大値と最小値との
差が所定の値より小さければすなわち残像のコン
トラストが小さい場合には、出力信号Sの平均値
に応じて残像消去光の照射量を制御するようにし
ても良い。
また蓄積性螢光体シートに放射線画像を記録す
る直前に再度残像消去を行なう様な場合には、前
述の実施態様の様な画像情報読取直後の残像消去
の段階では前記選択回路からの出力信号Sの平均
値に応じて残像消去光の照射量を制御するように
しても良い。
(発明の効果) 以上の如く、本発明においては、放射線画像形
成に起因した蓄積残留エネルギーレベルを予め検
出し、そのレベルに応じて残像消去光の照射量を
制御させるため、必要最小限の光照射量(照度×
時間)により経済的かつ確実に残像消去を行なう
ことが可能となつている。しかも上記蓄積残留エ
ネルギーレベルの検出は、フオトマルのブリーダ
抵抗の電圧を検出するという全く新しい手法によ
り、画像読取り用のフオトマルを使用して行なわ
れるから、放射線画像情報読取装置を小型化する
上で極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は蓄積性螢光体シートへのX線照射量
と、そのシートに励起光を照射して輝尽発光せし
めこの輝尽発光光をフオトマルで検出した際、フ
オトマルのブリーダ抵抗に加わる電圧との関係を
示すグラフ、第2図は本発明の残像消去装置に使
用されるフオトマルの構造を示す概略図、第3図
は本発明装置の第1の実施態様を示す概略図、第
4図は第3図に示した装置におけるフオトマル、
増幅器、および選択回路の入出力特性を示すグラ
フ、第5,6,7および8図はそれぞれ本発明の
装置の第2、3、4および5の実施態様を示す概
略図である。 1,27……レーザ光源、2,28……レーザ
光、3,24……光偏向器、4……蓄積性螢光体
シート、5……搬送用ローラ、7,31,50…
…フオトマル、8……増幅器、9……比較器、1
0……非線形増幅器、11……選択回路、12…
…ピーク検出器、13……画像処理回路、14…
…消去光照射時間決定回路、14a……シート搬
送速度決定回路、14b……消去光照射量決定回
路、15……メモリ、16……消去用ランプ、1
7,17a……消去光照射時間調節手段、18…
…消去光照射時間決定手段、17b……消去光照
射量調節手段、18a……消去光照射量決定手
段、19……速度制御回路、20,21……電
源、22……電力制御回路、23……タイマー、
24a,24b……コンパレータ、25a,25
b……スイツチ、Rb1,Rb2……Rbn……ブリー
ダ抵抗、S11,S11′……フオトマル出力電流信号、
S21,S21′……ブリーダ抵抗電圧信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (1) 蓄積性螢光体シートに記録された放射線
    画像情報の読取りを行なう光電子増倍管、 (2) 前記蓄積性螢光体シートの残像消去のための
    光を発する光源、 (3) 前記光電子倍増管のブリーダ抵抗に加わる電
    圧を検出する電圧検出手段、および (4) 該電圧検出手段により検出された電圧に応じ
    て前記残像消去のための光の照射量を制御する
    制御手段から成ることを特徴とする蓄積性螢光
    体シートの残像消去装置。 2 (1) 蓄積性螢光体シートに記録された放射線
    画像情報の読取りを行なう光電子増倍管、 (2) 前記蓄積性螢光体シートの残像消去のための
    光を発する光源、 (3) 前記光電子倍増管の出力電流信号と所定の基
    準値とを比較する比較手段、 (4) 前記光電子増倍管のブリーダ抵抗に加わる電
    圧を検出する電圧検出手段、 (5) 前記光電子増倍管の出力電流信号と前記電圧
    検出手段により検出された電圧信号とが入力さ
    れ、前記比較手段からの出力を受け前記光電子
    増倍管の出力電流信号が前記基準値以下のとき
    は該光電子増倍管の出力電流信号を選択して出
    力し、前記光電子増倍管の出力電流信号が前記
    基準値を超えるときは前記電圧信号を選択して
    出力する選択回路、および (6) 該選択回路の出力に応じて前記残像消去のた
    めの光の照射量を制御する制御手段から成るこ
    とを特徴とする蓄積性螢光体シートの残像消去
    装置。 3 放射線画像情報の記録読取りが繰返し可能な
    蓄積性螢光体シートに、放射線画像情報読取り後
    に光照射を行なつて、残留放射線エネルギーによ
    る残像を消去する蓄積性螢光体シートの残像消去
    方法において、前記放射線画像情報読取り時、少
    なくともX線照射量が所定レベルより大きいシー
    ト或いはシートの部分については、該読取りを行
    なう光電子増倍管のブリーダ抵抗に加わる電圧を
    検出し、この値に応じて前記光の照射量を制御す
    ることを特徴とする蓄積性螢光体シートの残像消
    去方法。 4 放射線画像情報の記録読取りが繰返し可能な
    蓄積性螢光体シートに、放射線画像情報読取り後
    に光照射を行なつて、残留放射線エネルギーによ
    る残像を消去する蓄積性螢光体シートの残像消去
    方法において、前記放射線画像情報の読取りを行
    なう光電子倍増管の出力電流値がその飽和値より
    も小さい所定の値以下のときは該光電子倍増管の
    出力電流値に応じて前記光の照射量を制御し、前
    記光電子増倍管の出力電流値が前記所定の値を超
    えるときは該光電子増倍管のブリーダ抵抗に加わ
    る電圧を検出しその値に応じて前記光の照射量を
    制御することを特徴とする蓄積性螢光体シートの
    残像消去方法。
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