JPH0368489B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0368489B2 JPH0368489B2 JP18134985A JP18134985A JPH0368489B2 JP H0368489 B2 JPH0368489 B2 JP H0368489B2 JP 18134985 A JP18134985 A JP 18134985A JP 18134985 A JP18134985 A JP 18134985A JP H0368489 B2 JPH0368489 B2 JP H0368489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- pair
- parallel
- magnetic field
- sheath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 4
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 3
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、長さ方向に対撚部と、平行融着部を
交互に設けて成るフラツトケーブルを幅方向に丸
めて、その外周にシースを施して成る丸型多対ケ
ーブルのシース外部より、内部の平行融着部を検
出する新規な丸型多対ケーブルの平行融着部検出
方法に係わるものである。
交互に設けて成るフラツトケーブルを幅方向に丸
めて、その外周にシースを施して成る丸型多対ケ
ーブルのシース外部より、内部の平行融着部を検
出する新規な丸型多対ケーブルの平行融着部検出
方法に係わるものである。
［従来の技術］
端末処理特性が良く、しかも機器間配線も可能
な電子機器用ケーブルとして、長さ方向に対撚部
と、平行融着部を交互に設けたフラツトケーブル
を幅方向に丸めて、その外周にシースを施して成
る所謂丸型多対ケーブルが提案されている。
な電子機器用ケーブルとして、長さ方向に対撚部
と、平行融着部を交互に設けたフラツトケーブル
を幅方向に丸めて、その外周にシースを施して成
る所謂丸型多対ケーブルが提案されている。
即ち、フラツトケーブルの平行融着部で一括コ
ネクターを用いることにより、端末処理が容易で
あり、フラツトケーブルには対撚部があるため漏
話防止効果があるもので、一方フラツトケーブル
外周にシースが施してあるため、機器間の配線に
も使用できるものである。
ネクターを用いることにより、端末処理が容易で
あり、フラツトケーブルには対撚部があるため漏
話防止効果があるもので、一方フラツトケーブル
外周にシースが施してあるため、機器間の配線に
も使用できるものである。
ところで従来、この種ケーブルの端末処理を行
う場合、平行融着部近傍で切断して、シースを剥
ぎ取りフラツトケーブルを露出させる必要があ
り、その平行融着部を検出する方法としては、ケ
ーブル外形を測定し、この外形のちがいにより平
行融着部を検出するか、或いは、人が手で触つて
平行融着部を検出する方法が用いられていた。
う場合、平行融着部近傍で切断して、シースを剥
ぎ取りフラツトケーブルを露出させる必要があ
り、その平行融着部を検出する方法としては、ケ
ーブル外形を測定し、この外形のちがいにより平
行融着部を検出するか、或いは、人が手で触つて
平行融着部を検出する方法が用いられていた。
しかし、外形を測定する方法も、人が手で触つ
てみる方法の両者とも、平行融着部が比較的長い
場合は、確実に検出できるが、平行融着部が短い
場合は、内部のフラツトケーブルの対撚の凹凸や
このフラツトケーブルを丸める時の、撚合せの凹
凸等の影響で確実に、内部の平行融着部を検出す
ることは不可能であつた。
てみる方法の両者とも、平行融着部が比較的長い
場合は、確実に検出できるが、平行融着部が短い
場合は、内部のフラツトケーブルの対撚の凹凸や
このフラツトケーブルを丸める時の、撚合せの凹
凸等の影響で確実に、内部の平行融着部を検出す
ることは不可能であつた。
［発明が解決しようとする問題点］
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解
消し、丸型多対ケーブルの内部の平行融着部を確
実に検出できる丸型多対ケーブルの平行融着部検
出方法を提供することにある。
消し、丸型多対ケーブルの内部の平行融着部を確
実に検出できる丸型多対ケーブルの平行融着部検
出方法を提供することにある。
［問題点を解決するための手段］
即ち、本発明の要旨は、長さ方向に対撚部と、
平行融着部を交互に設けたフラツトケーブルを幅
方向に丸めて、その外周にシースを施して成る丸
型多対ケーブルの一対の素線に電流を流すと共
に、シース上よりケーブル長さ方向に磁界センサ
ーを移動させて、ケーブルより発生する磁界を検
出してケーブルシース内部の平行融着部を検出す
ることを特徴とする丸型多対ケーブルの平行融着
部検出方法にある。
平行融着部を交互に設けたフラツトケーブルを幅
方向に丸めて、その外周にシースを施して成る丸
型多対ケーブルの一対の素線に電流を流すと共
に、シース上よりケーブル長さ方向に磁界センサ
ーを移動させて、ケーブルより発生する磁界を検
出してケーブルシース内部の平行融着部を検出す
ることを特徴とする丸型多対ケーブルの平行融着
部検出方法にある。
［実施例］
次に本発明の一実施例を添付図面を参照してさ
らに説明する。
らに説明する。
第１図は本発明の被検出物である丸型多対ケー
ブルの撚合せする前のフラツトケーブルを示すも
ので、長さ方向に対撚部１と平行融着部２が交互
に設けられている。
ブルの撚合せする前のフラツトケーブルを示すも
ので、長さ方向に対撚部１と平行融着部２が交互
に設けられている。
このフラツトケーブルは図示しないが、撚合せ
（幅方向に丸め）られ、その外周にシースが施さ
れ、丸型多対ケーブルを構成している。
（幅方向に丸め）られ、その外周にシースが施さ
れ、丸型多対ケーブルを構成している。
第２図は磁界センサーの原理を示すもので、導
体３に電流I1が流れると、Ｈなる磁界を発生させ
る。
体３に電流I1が流れると、Ｈなる磁界を発生させ
る。
４は磁界センサーのコイル状アンテナであり、
磁界Ｈを受けて誘起電流I2が発生し、この電流を
検出器５により検出するものである。
磁界Ｈを受けて誘起電流I2が発生し、この電流を
検出器５により検出するものである。
第３図は対撚素線導体３に流れる電流I1と、そ
れにより発生する磁界の方向H1，H2との関係を
示すもので、対撚ピツチ毎に磁界の方向が交互に
変化するものである。
れにより発生する磁界の方向H1，H2との関係を
示すもので、対撚ピツチ毎に磁界の方向が交互に
変化するものである。
第４図は第１図のケーブルの一対の素線に、電
流を流した時の対撚部１と平行融着部２から発生
する磁界の方向と、その磁界を検出する磁界セン
サーとの関係を示すものである。
流を流した時の対撚部１と平行融着部２から発生
する磁界の方向と、その磁界を検出する磁界セン
サーとの関係を示すものである。
即ち、丸型多対ケーブルの多対導体である一対
の導体３に電源６を接続し、I1なる電流を流す
と、この時の電流I1による磁界Ｈの方向は、第２
図に示す通り、導体３に流れる電流I1の方向に対
して、導体３を中心として時計方向であり、ゆえ
に、導体３を対撚した時の磁界の方向は、第３図
に示したH1，H2のように対ピツチ毎に全く逆と
なる。
の導体３に電源６を接続し、I1なる電流を流す
と、この時の電流I1による磁界Ｈの方向は、第２
図に示す通り、導体３に流れる電流I1の方向に対
して、導体３を中心として時計方向であり、ゆえ
に、導体３を対撚した時の磁界の方向は、第３図
に示したH1，H2のように対ピツチ毎に全く逆と
なる。
従つて、第４図に示すように各対撚毎の磁界の
方向は、H1，H2と交互に方向が切り変わり、平
行融着部２では同一方向の磁界が発生する。
方向は、H1，H2と交互に方向が切り変わり、平
行融着部２では同一方向の磁界が発生する。
この磁界の強さを、対撚ピツチの２ケ所分、即
ち、H1，H2を同時に検出できる能力を有するコ
イル状アンテナ４をケーブルに近づけると、コイ
ル状アンテナ４には磁界H1，H2により誘起電流
I2が流れる。
ち、H1，H2を同時に検出できる能力を有するコ
イル状アンテナ４をケーブルに近づけると、コイ
ル状アンテナ４には磁界H1，H2により誘起電流
I2が流れる。
しかし対撚部ではコイル状アンテナ４は逆方向
の磁界H1，H2を検出するため、誘起電流I2が打
ち消されてしまう。
の磁界H1，H2を検出するため、誘起電流I2が打
ち消されてしまう。
一方、平行融着部では磁界の方向H1は一方向
のため誘起電流I2が流れるもので、これを検出器
５で検出する事により、シース外部から内部の平
行融着部を検知する事ができるものである。
のため誘起電流I2が流れるもので、これを検出器
５で検出する事により、シース外部から内部の平
行融着部を検知する事ができるものである。
［発明の効果］
以上の様にしてなる本発明検出方法は、シース
内部の平行融着部が確実に検出できるため、ケー
ブルの端末処理に当たつては迅速に平行融着部近
傍でケーブルを切断することができ、シースを剥
ぎ取りフラツトケーブルを露出させる端末処理が
極めて容易となる利点がある。
内部の平行融着部が確実に検出できるため、ケー
ブルの端末処理に当たつては迅速に平行融着部近
傍でケーブルを切断することができ、シースを剥
ぎ取りフラツトケーブルを露出させる端末処理が
極めて容易となる利点がある。
また、ケーブルを誤つて切断することが無いた
めケーブルのロスがなく経済的にも優れているも
のである。
めケーブルのロスがなく経済的にも優れているも
のである。
第１図は本発明検出方法が適用される被検出物
である丸型多対ケーブルの内部のフラツトケーブ
ルの一例を示す説明図、第２図は本発明に用いら
れる磁気センサーの原理を示す説明図、第３図は
対撚素線に電流を流した場合の磁界の発生する様
子を示す説明図、第４図は本発明検出方法の一実
施例を示す説明図である。 １：対撚部、２：平行融着部、３：導体、４：
コイル状アンテナ、５：検出器、６：電源。
である丸型多対ケーブルの内部のフラツトケーブ
ルの一例を示す説明図、第２図は本発明に用いら
れる磁気センサーの原理を示す説明図、第３図は
対撚素線に電流を流した場合の磁界の発生する様
子を示す説明図、第４図は本発明検出方法の一実
施例を示す説明図である。 １：対撚部、２：平行融着部、３：導体、４：
コイル状アンテナ、５：検出器、６：電源。
Claims (1)
- １ 長さ方向に対撚部と、平行融着部を交互に設
けたフラツトケーブルを幅方向に丸めて、その外
周にシースを施して成る丸型多対ケーブルの一対
の素線に電流を流すと共に、シース上よりケーブ
ル長さ方向に磁界センサーを移動させて、ケーブ
ルより発生する磁界を検出してケーブルシース内
部の平行融着部を検出することを特徴とする丸型
多対ケーブルの平行融着部検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18134985A JPS6243011A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | 丸型多対ケ−ブルの平行融着部検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18134985A JPS6243011A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | 丸型多対ケ−ブルの平行融着部検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6243011A JPS6243011A (ja) | 1987-02-25 |
| JPH0368489B2 true JPH0368489B2 (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=16099153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18134985A Granted JPS6243011A (ja) | 1985-08-19 | 1985-08-19 | 丸型多対ケ−ブルの平行融着部検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6243011A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0218813A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-23 | Fujitsu Ltd | シールド付きツイストペア線フラットケーブル並びにその切断位置検出装置 |
| CN109581162B (zh) * | 2018-12-20 | 2022-11-18 | 深圳科安达电子科技股份有限公司 | 一种铁路信号电缆绝缘测试系统 |
-
1985
- 1985-08-19 JP JP18134985A patent/JPS6243011A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6243011A (ja) | 1987-02-25 |
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