JPH0367842B2 - - Google Patents

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JPH0367842B2
JPH0367842B2 JP55157407A JP15740780A JPH0367842B2 JP H0367842 B2 JPH0367842 B2 JP H0367842B2 JP 55157407 A JP55157407 A JP 55157407A JP 15740780 A JP15740780 A JP 15740780A JP H0367842 B2 JPH0367842 B2 JP H0367842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
veneers
processing
wire
reel
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP55157407A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5780001A (en
Inventor
Katsuji Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meinan Machinery Works Inc
Original Assignee
Meinan Machinery Works Inc
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Publication date
Application filed by Meinan Machinery Works Inc filed Critical Meinan Machinery Works Inc
Priority to JP15740780A priority Critical patent/JPS5780001A/ja
Publication of JPS5780001A publication Critical patent/JPS5780001A/ja
Publication of JPH0367842B2 publication Critical patent/JPH0367842B2/ja
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベニヤ単板の処理方法に関するもので
ある。
従来、合板の製造工程に於て例えばベニヤレー
ス・ベニヤクリツパー等の処理装置から不連続状
のまま大量に搬出される定形あるいは不定形なベ
ニヤ単板(以下単に単板と称す)の処理には多く
の人員と場所とを必要とし、而も人手によつて単
板を取扱う為に損傷が頻発して単板歩留りが低下
する不具合があつた。又、単板に繊維と直交方向
に延びる切溝を形成して、該切溝内に糸条を埋設
し、不連続状の単板を糸条によつて連結する事に
よりり処理工程の合理化を計らんとする試みも成
されたが、前記切溝が単板の強度を低下させると
共に、切溝の形成が可能な単板の厚さは限られて
おり、また埋設する糸条の消耗費も安からず必ず
しも合理的・実用的な処理方法ではなかつた。
更に連続状の単板であつても、例えば原木の芯
部から削成される如き小幅化する可能性を有する
軟弱な単板は、リーリング処理を行う事が困難
で、前記した小幅単板の場合とほぼ同様な取扱い
が行なわれていた。
そこで本出願人は例えば「中板用単板の処理方
法及びその装置」(特開昭52−10410号公報)・「中
板用単板の処理方法及びその装置」(特開昭52−
31809号公報)等に開示する如く、ベニヤレー
ス・ベニヤクリツパー等の処理装置から不連続状
に搬出される各単板相互の間隔を詰めて糸条等の
線材により外面全周を押えながらリールに前記線
材共々リーリングし、次いで前記線材回収しなが
らアンリーリングして各単板を次工程へ移送する
事によつて、省力化及び狭少スペースに於ける単
板を損傷しない大量蓄積と、次工程への移送を合
理化する事ができる単板の処理方法を発明した。
該処理方法よれば処理可能な単板の厚さや形状に
は制約がなく、而も単板をリーリングするに用い
る線材は回収して繰返し使用できるので極めて有
効的であり、処理工程の合理化に大きく貢献する
ものであつた。
しかしながら前記処理方法は第1図からも明ら
かな如く、ベニヤレース・ベニヤクリツパー等の
処理装置から不連続状に搬出される各単板S相互
の間隔を詰めて、ボビン3などからガイド4を介
して繰出される糸条等の線材1により外面全周を
押えながらリール2に前記線材1共々リーリング
して巻玉Saとし、次に該巻玉Saをそのまま巻き
戻し位置に移動した後に、前記線材1が単板Sの
上面に位置する状態で回収しながらアンリーリン
グを行うものである為に、巻玉又はリールと線材
とによる拘束を解かれた比較的小幅の単板などが
自重により落下して損傷する不具合が生じ、特に
不定形な小幅単板は局部的な拘束によつて転回落
下する為に、折角の配列が大きく乱れてそれ以降
の省力化を阻害する不具合も生じる。
図中Aはシヤフト5・プーリー6・ベルト7な
どからなる搬入側のコンベア、Bはシヤフト8・
プーリー9・ベルト10などから成る搬出側のコ
ンベアである。
本発明は前述従来の処理方法を更に改良すべく
成されたものであり、能率的なリーリング処理の
みならず、合理的なアンリーリング処理を行う事
により、単板の損傷防止と次工程への単板移送の
省力化・充実化を計らんとするものである。
以下本発明を図面に例示した実施の一例と共に
詳述すれば次の通りである。
本発明は例えば第2図に例示する如く、ベニヤ
レース・ベニヤクリツパー等の処理装置から不連
続状に搬出される定形あるいは不定形な各単板S
相互の間隔を詰めて、ボビン3などからガイド4
を介して繰出される糸条等の線材1により外面全
周を押えながらリール2に前記線材1共々リーリ
ングし、次にそのリーリングした巻玉Saを例え
ば180度転回させて巻き戻し位置に移動し、線材
1が単板Sの下面に位置する状態で回収しながら
アンリーリングを行うものである。
勿論、リーリング処理するに際しては前述の如
く処理可能な単板の形状に制約がないので、連続
状の単板をそのままリーリングする事も可能であ
り、又、不連続状の単板といえども前記「中板用
単板の処理方法及びその装置」にに開示される如
く、必ずしも相互の間隔を詰める必要はないが、
次工程への単板移送の充実化を計る意味で相互の
間隔を詰めてリーリングするのが好ましい。
本発明は以上の如く構成するものであり、リー
リング時には線材によつて外面全周を押えながら
各単板をリールあるいは巻玉の外周へ巻き付ける
ものであるから、いかなる厚さ・形状の単板であ
つても極めて安定的且つ能率的なリーリング処理
が可能となつて、省力化・単板の損傷防止・処理
スペースの狭少化などが計れるのは勿論の事、ア
ンリーリング時には線材が単板の下面に位置する
状態で回収しながら各単板を例えば搬出側のコン
ベア上などへ案内・解放するものであるから、解
放に伴う単板の自重による落下や転回が防止で
き、単板の損傷防止と例えば切断工程あるいは乾
燥工程等の次工程への単板移送の省力化・充実化
が計れる。
第3図に例示するのは本発明の他の実施例であ
つて、この場合は前記実施例と同様の手順でリー
リングした巻玉Saをそのまま巻き戻し位置に移
動した後に、線材1が単板Sの下面に位置する状
態で回収しながら一旦逆向きにアンリーリング
し、次に例えばシヤフト11・プーリー12・ガ
イドベルト13などから成る反転機構Cによつて
単板Sの移送方向を反転して、各単板を次工程へ
移送するものであり、前記実施例と同様の効果を
得る事ができる。勿論、巻玉の巻き戻し位置を著
しく後方に設定すると共に、次工程の単板移送方
向を従来と逆向きに設定し、逆向きにアンリーリ
ングしたまま引続き処理を行う事も可能である
が、巻玉の移送や第3次工程以降への単板の移送
が極めて大掛かりで不便となるので、第3図に例
示する如き反転機構などを用いてアンリーリング
直後に単板の移送方向を反転するのが望ましい。
第4図に例示するのも本発明の他の実施例であ
つて、この場合は前述した二つの実施例と異な
り、リーリング時にリールを従来の回転方向と逆
方向に回転させてリーリング処理を行うもので、
斯様にすればアンリーリング時に巻玉を180度転
回したりあるいは逆向きにアンリーリングする事
なくそのまま巻き戻し位置に移動して、線材が単
板の下面にに位置する状態で回収しながらアンリ
ーリングを行う事ができる。勿論、本出願人が先
に出願した「ベニヤレース」(特公昭54−2958号
公報)等に開示される如く、単板の削成と同時に
該単板にテンダー処理を施す事のできるベニヤレ
ースの出現によつて、従来極めて困難とされてい
た裏割れと反対側への単板の彎曲が可能となつた
事により、従来まつたく行なわれていなかつたリ
ールの逆方への回転が実施できるものであるが、
搬入側のコンベアとリールとの間で単板搬送力が
欠如して小幅単板などが停止しないよう、例えば
第4図に例示する如く、シヤフト14・プーリー
15・刺着ベルト16などから成る刺着コンベア
Dあるいは図示は省略したが前記刺着ベルトを吸
着ベルルトと置換して成る吸着コンベアなどの補
助送り機構をリールの上手側に備えるなどの手段
により、小幅単板でも確実にリールまで搬送でき
るように考慮するのが望ましい。
尚、第3図からも明らかな如くリーリング時や
アンリーリング時に線材のみによつて単板を下面
から支持し、単板を斜め上方あるいは斜め下方の
所望位置まで誘導する様にしても差支えないが、
この場合には単板と線材との係止具合を考慮した
範囲内の勾配にとどめて、単板が線材上をすべり
落ちない様にするのが望ましい。
又、比較的小幅の単板をリーリングする場合な
どに、先述した「中板用単板の処理方法及びその
装置」に開示される如く、各単板一枚毎にリール
の回転・停止を繰返すと、巻玉の外径が太くなる
に伴つて間歇駆動機構などの摩耗が著しく増大す
る共に、各単板相互の間隔を詰める精度が悪化す
る傾向があるので、例えば第5図に例示した実施
例の如く、あるかじめ各単板相互の間隔を詰めて
成る略一定長さの単板群毎にリーリングを行う様
にすれば効果的である。即ち、第5図に於てJは
例えば単板搬送体と刃物受けを兼ねる上下一対の
ロール17と、刃先を単板の進行方向と逆向きに
し、且つ該刃先が前記上下一対のロール17の出
口側周面に交互に接する範囲内を往復回動自在に
備えた切断刃18などから成る単板弁別装置であ
つて、挿入コンベアEによつて挿入される各単板
Sの幅を積算した長さが略一定の長さ、例えば後
述する集積コンベアF,Gによつて各単板S相互
の間隔を詰める精度に支障が無い程度の略一定長
さとなる毎に、該長さを検出する検出器(図示省
略)からの信号に基づく前記切断刃18の作動に
より、必要に応じては通過中の単板Sを切断して
集積コンベアF,G上へ交互に各単板Sを弁別誘
導するものであり、更にF及びGは前記単板弁別
装置Jの単板搬出側に備えた集積コンベアであ
り、単板弁別装置Jから単板Sが搬出される都
度、該単板Sの通過を検知する検知器(図示省
略)からの信号に基づく間歇駆動装置Hの駆動に
よつて間歇搬送を繰返し、各単板S相互の間隔を
詰めると共に、各単板Sの幅を積算した長さが略
一定長さに達して後続する単板Sが他方の集積コ
ンベアへ弁別誘導された後に、例えば前記間歇駆
動装置Hあるいは図示しない別の駆動装置によつ
て駆動され、略一定長さの単板群をリーリング装
置へ連続的に搬送するものであつて、第5図に例
示する如くリーリング装置の単板搬送方向上手側
に単板返弁別装置と複数段の集積コンベアとを備
えて、各集積コンベア上に於て略一定長さ毎に各
単板相互の間隔を詰め、略一定長さに達した単板
群毎にリーリングを行う様にすれば、単にリール
を回転・停止する頻度が低減するのみならず、単
板一枚毎に回転・停止を繰返す場合の如き急激な
起動・制動が不要となるので、巻玉の大径化に伴
うリーリング装置の間歇駆動機構や線材などの摩
耗が大幅に低減できると共に、各単板相互の間隔
を詰める精度が大幅に向上するので、一層処理能
力の向上並びに次工程への単板移送の充実化・安
定化が計れ極めて効果的である。
尚、第5図に於てKは各集積コンベアF,Gか
ら単板群を受け取るべく往復回動自在に備えた受
け取りコンベア、19は巻玉Saを180度軸回せし
めるべく転回自在に備えたフツクであり、又、単
板弁別装置Jは例示した構成のものに限るもので
はなく、同様の作用を行う他の公知の装置を応用
する事が可能である。
以上明らかな如く本発明は極めて能率的なリー
リング処理と共に、該リーリング処理と密接に関
連せしめた極めて合理的なアンリーリング処理を
行う事によつて、単板の損傷防止と処理工程の合
理化・省力化並びに次工程への単板移送の安定
化・充実化を可能にしたもので、合板工場に於け
る実施効果は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を説明する為のものであつて、第
1図は従来の処理方法の工程を例示する工程図、
第2図乃至第5図は本発明に係る単板の処理方法
の工程を例示する工程図である。 1…線材、2…リール、3…ボビン、4…ガイ
ド、A…搬入側のコンベア、B…搬出側のコンベ
ア、C…反転機構、D…刺着コンベア、F,G…
集積コンベア、J…単板弁別装置、S…単板、
Sa…巻玉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 種々の形状のベニヤ単板をリーリング処理す
    るに際し、該ベニヤ単板を糸条等の線材によつて
    リール外周に案内しながら前記線材と一諸にリー
    リングし、次いいで前記線材を回収しながらアン
    リーリングして前記ベニヤ単板を次工程へ移送す
    るに際し、前記線材がベニヤ単板の下面に位置す
    る状態で回収しながらアンリーリングする事を特
    徴とするベニヤ単板の処理方法。
JP15740780A 1980-11-07 1980-11-07 Method of treating veneer Granted JPS5780001A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15740780A JPS5780001A (en) 1980-11-07 1980-11-07 Method of treating veneer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15740780A JPS5780001A (en) 1980-11-07 1980-11-07 Method of treating veneer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5780001A JPS5780001A (en) 1982-05-19
JPH0367842B2 true JPH0367842B2 (ja) 1991-10-24

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ID=15648947

Family Applications (1)

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JP15740780A Granted JPS5780001A (en) 1980-11-07 1980-11-07 Method of treating veneer

Country Status (1)

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JP (1) JPS5780001A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4858107A (ja) * 1971-11-30 1973-08-15
JPS49482A (ja) * 1972-04-19 1974-01-05
JPS5212908A (en) * 1975-07-21 1977-01-31 Meinan Machinery Works Method of and apparatus for releeling veneers

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4858107A (ja) * 1971-11-30 1973-08-15
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JPS5780001A (en) 1982-05-19

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