JPH0367723A - 車両のスライドルーフ構造 - Google Patents

車両のスライドルーフ構造

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JPH0367723A
JPH0367723A JP20432889A JP20432889A JPH0367723A JP H0367723 A JPH0367723 A JP H0367723A JP 20432889 A JP20432889 A JP 20432889A JP 20432889 A JP20432889 A JP 20432889A JP H0367723 A JPH0367723 A JP H0367723A
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roof
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roof panel
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JP20432889A
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Motoyoshi Yoshida
吉田 元喜
Ikuhisa Okuda
奥田 育久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体ルーフの開口部がスライドルーフパネル
により開閉可能に設けられてなる車両のスライドルーフ
構造に関するものである。
(従来の技術) 一般に、この種車両のスライドルーフ構造は、例えば実
開昭61−146422号公報に開示されるように、車
体のルーフパネルに開口部を形威し、該開口部に対応す
るフレーム開口を有するスライドルーフフレームを上記
ルーフパネルの下方に配置するとともに、該スライドル
ーフフレーム上に上記開口部を開閉するスライドルーフ
パネルをスライド可能に設ける構成になっている。
この場合、上記スライドルーフパネルを支持するスライ
ドルーフフレームは、スライドルーフパネルが開口部を
閉じた状態で該スライドルーフパネルとルーフパネルと
がほぼ面一になるように車体のルーフレール等に組み付
けられるが、部材の寸法誤差等によってスライドルーフ
パネルとルーフパネルとの間に段差が生じることがある
。このため、上記スライドルーフフレームを車体に組み
付けるに当り、ルーフパネルに対するスライドルーフフ
レームの高さを調節部材により調節可能とすることがあ
る。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記調節部材をルーフレールに取付けた場合
には、スライドルーフフレームがルーフパネルの下方つ
まり車室内側にかなり突出した状態に配置され、車室内
の居住空間が狭められるという問題がある。また一方、
調節部材をルーフパネルの下面にブラケットを介して取
付けた場合には、部品点数の増加を招くとともに、ルー
フパネルがスライドルーフフレーム等の重量を受けて変
形するという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、特に、ルーフパネルの開口部周縁を
補強するために設けられるフィキシングプレートに着目
し、該フィキシングプレートを利用して、調節部材を強
固にかつ実施上有効に支持し得るようにするものである
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、車両の
スライドルーフ構造として、車体のルーフパネルに開口
部が形成され、該開口部に対応するフレーム開口を有す
るスライドルーフフレームが上記ルーフパネルの下方に
配置され、該スライドルーフフレーム上に上記開口部を
開閉するスライドルーフパネルがスライド可能に設けら
れていることを前提とする。
そして、このようなスライドルーフ構造において、上記
ルーフパネル下面の開口部周縁にフィキシングプレート
を配置するとともに、該フィキシングプレートをルーフ
レールのインナパネルと接合して該フィキシングプレー
トとルーフレールとルーフパネルとで閉断面を形成する
。そして、上記フィキシングプレートに、上記ルーフパ
ネルに対するスライドルーフフレームの高さを調節する
調節部材を取付ける構成にしたものである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、調節部材を取付けるフ
ィキシングプレートは、本来ルーフパネルの開口部周縁
を補強するためのものであって、調節部材の取付部材と
して別個新たに設けるものではなく、部品点数の増加を
招くことはない。
しかも、上記フィキシングプレートは、従来の如く単に
ルーフパネルの下面の開口部周縁に接合されるだけでな
く、ルーフレールのインナパネルとも接合されて該ルー
フレールおよびルーフパネルと協働して閉断面を形成す
ることにより剛性強度が高められているので、高さ調節
時等にスライドルーフフレーム等の重量が調節部材を介
して作用しても該フィキシングプレートおよびルーフパ
ネルが変形することはない。
さらに、上記フィキシングプレートはルーフパネル下面
に近接して設けられ、該フィキシングプレートに調節部
材を介して支持されるスライドルーフフレームもルーフ
パネル下面に可及的に近接した状態で配置されるので、
スライドルーフフレームにより車室内の居住空間が、狭
められることはない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例に係わる車両の
スライドルーフ構造を示し、1は車体ルーフの外面を構
成するルーフパネルであって、該ルーフパネル1には開
口部2(第4図では仮想線で示す)が形成されている。
3はインナパネル4とアウタパネル5とにより車体前後
方向に延びる閉断面を形成するルーフレールである。上
記ルーフパネル1の側縁部は、上記ルーフレール3のア
ウタパネル5の上方を覆って延長され、かつ該アウタパ
ネル5にレインレール6を介して接合されている。
また、7は上記ルーフパネル1の下方に配置されたスラ
イドルーフフレームであって、該スライドルーフフレー
ム7の前部には、ルーフパネル1の開口部2に対向しか
つ該開口部2よりも小さなフレーム開口8が形成されて
いるとともに、スライドルーフフレーム7上には該フレ
ーム開口8の側縁を前後方向に延びるガイトレール9が
設けられている。10はルーフパネル1の開口部2を開
閉するスライドルーフパネルであって、該スライドルー
フパネル10の下面にはりフタ一部材11が取付けられ
ている。該リフタ一部材11には、上記ガイドレール9
のガイド満9aにスライド可能に嵌合する摺動子11が
設けられているとともに、駆動モータ(図示せず)に連
結された駆動ケーブル13が接続されている。しかして
、上記駆動モータの作動により上記スライドルーフパネ
ル10がガイドレール9と摺動子12との案内の下にス
ライドルーフフレーム7上を前後移動し、該スライドル
ーフパネル10によりルーフパネル1の開口部2が開閉
されるようになっている。尚、第1図および第3図は、
スライドルーフパネル10およびそのスライド機構を省
略した状態で示す。
上記ルーフパネル1の開口部2周縁には該開口部2周縁
を補強する補強部材としてのフィキシングプレート14
が開口部2の全周囲に亘って延びて配置されており、該
フィキシングプレート14の内周縁部は、ルーフパネル
1の開口部2周縁を下方に折り曲げて形成したフランジ
部1aと接合されている。上記フィキシングプレート1
4の外周縁部とルーフレール3のインナパネル4の内側
縁部とは、第1図および第3図に示すように、該インナ
パネル4の内側縁部をアウタパネル5との接合部よりル
ーフパネル1の開口部2側に延長することにより互いに
重ね合わせられ、かつ溶接15により接合されており、
この両者14.4の接合部16ではフィキシングプレー
ト14とルーフパネル1とルーフレールインナパネル4
とで車体前後方向に延びる閉断面17が形成されている
尚、第4図では、ループレールインナパネル4の内縁ラ
インを仮想線aで、フィキシングプレート14の外縁ラ
インを仮想線すでそれぞれ示すとともに、その両者4.
14の接合部16の領域を斜線で示す。
さらに、上記スライドルーフフレーム7にはルーフパネ
ル開口部2の隅角部に対応する部位にサイドブラケット
21の一端部(内端部)が溶接等により接合されている
とともに、上記ルーフレール3のインナパネル4には上
記サイドブラケット21に対応する部位にサイドルーフ
ブラケット22の一端部(外端部)がボルト23止めに
より取付けられ、上記両ブラケット21.22の雌端部
同士を重ね合わせかつボルト24で結合することにより
、スライドルーフフレーム7が該両ブラケット21.2
2を介してルーフレール3に取付けられている。
ここで、上記スライドルーフフレーム7の取付けは、そ
の上に支持するスライドルーフパネル10がルーフパネ
ル1の開口部2を閉じた状態で該スライドルーフパネル
10とルーフパネル1とがほぼ面一になる高さ位置で行
う必要がある。このため、第2図に示すように、基準高
さ側のルーフレール3およびルーフパネル1に対するス
ライドルーフフレーム7の高さ位置を調節する調節部材
25がスライドルーフフレーム7の四つの隅角部に各々
装備されている。上記調節部材25は、フィキシングプ
レート14から垂下し、かつサイドブラケット21を貫
通するボルト25aと、該ボルト25aに螺合され、サ
イドブラケット21を下方より保合支持するナツト25
bとからなる。
尚、スライドルーフフレーム7のルーフレール3への取
付は構造においては、調節部材25によるスライドルー
フフレーム7の高さ調節を自在とするために、第5図お
よび第6図に詳示するように、サイドルーフブラケット
22をルーフレールインナパネル4にボルト23止めす
るために該ブラケット22に設けられたボルト挿通孔2
6、およびサイドルーフブラケット22とサイドブラケ
ット21とをボルト24により連結するために該サイド
ブラケット21に設けられたボルト挿通孔27はそれぞ
れ長孔に形成されている。また、第2図中、31はスラ
イドルーフパネル10の下面に装着されたサンルーフト
リム、32はルーフレール3およびスライドルームフレ
ーム7等をその下方より覆うルーフトリム、33はスラ
イドルーフパネル10の外周縁に装着されたシール材、
34はスライドルーフフレーム7の外周縁に装着された
シール材であって、該シール材34は、スポンジゴム等
の弾性変形の容易なものからなり、スライドルーフフレ
ーム7の高さ調節時スライドルーフフレーム7の外周縁
とフィキシングプレート14との間に介設された状態で
弾性変形することによりスライドルーフフレーム7の上
下変位を許容するようになっている。
次に、上記実施例の作用・効果を説明するに、ルーフレ
ール3に対してスライドルーフフレーム7を取付けると
きには、先ず、フィキシングプレート14に設けられた
調節部材25によって上記スライドルーフフレーム7の
高さ位置を調節して、該スライドルーフフレーム7上に
支持されたスライドルーフパネル10がルーフパネル1
の開口部2にてルーフパネル1とほぼ面一になるように
仮止めする。しかる後、ボルト23.24を締め付ける
ことにより、上記スライドルーフフレーム7をサイドブ
ラケット21およびサイドルーフブラケット22を介し
てルーフレール3に取付ける。
この場合、上記フィキシングプレート14は、ルーフパ
ネル1の下面の開口部2周縁に接合されるだけでなく、
ルーフレール3のインナパネル4とも接合されて該ルー
フレール3およびルーフパネル1と協働して閉断面17
を形成することにより剛性強度が高められているので、
スライドルーフフレーム7の高さ調節時ないし仮止め時
にフイキシングプレート14が調節部材25からスライ
ドルーフフレーム7およびその上のスライドルーフパネ
ル10等の重量を受けても該フィキシングプレート14
およびルーフパネル1が下方に湾曲するなどの変形を生
じることはない。
しかも、上記フィキシングプレート14は、調節部材2
5の取付けのためにのみ別個に設けられるものてはなく
、ルーフパネル1の開口部2周縁を補強するために設け
られる既設の部材であるので、部品点数の増加を招くこ
とがなく、組付けの簡易化およびコストの低廉化等を図
りながら実施化を有効に図ることができる。
さら1こ、上二己フィキシングプレート14はル−フパ
ネル1の下面に近接して設けられ、該フイキシングプレ
ート14に調節部材25を介して支持されるスライドル
ーフフレーム7もルーフパネル1の下面に可及的に近接
した状態で配置されているので、該フィキシングプレー
ト14の配置による影響を可及的に少なくして車室内の
居住空間を上方に広く確保することができる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明における車両のスライドルーフ構造
によれば、ルーフパネル下面の開口部周縁に配置される
フィキシングプレートをルーフレールのインナパネルと
接合して該フィキシングプレートとルーフレールとルー
フパネルとで閉断面を形威し、該フィキシングプレート
に、ルーフパネルに対するスライドルーフフレームの高
さを調節する調節部材を取付けたことによって、部品点
数の増加を招くことなく、調節部材ひいてはスライドル
ーフフレーム等を充分な剛性でもって強固に支持するこ
とができ、ルーフパネルの変形を確実に防止することが
できる。また、居住空間を広く確保することができると
いう効果をも併せ有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図、第2図お
よび第3図はそれぞれ第4図の1−1線、■−■線およ
び■−■線に沿って車体ルーフ部の構造を示す断面図、
第4図は車体ルーフ部の構成部材の配置レイアウトを示
す部材配置図である。 第5図および第6図はそれぞれサイドルーフブラケット
およびサイドブラケットの斜視図である。 1・・・ルーフパネル、 2・・・開口部、 3・・・ルーフレール、 4・・・インナパネル、 7・・・スライドルーフフレーム、 8・・・フレーム開口、 10・・・スライドルーフパネル、 14・・・フィキシングプレート、 17・・・閉断面、 25・・・調節部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体のルーフパネルに開口部が形成され、該開口
    部に対応するフレーム開口を有するスライドルーフフレ
    ームが上記ルーフパネルの下方に配置され、該スライド
    ルーフフレーム上に上記開口部を開閉するスライドルー
    フパネルがスライド可能に設けられた車両のスライドル
    ーフ構造において、上記ルーフパネル下面の開口部周縁
    にはフィキシングプレートが配置され、該フィキシング
    プレートは、ルーフレールのインナパネルと接合されて
    該ルーフレールおよびルーフパネルと協働して閉断面を
    形成しており、上記フィキシングプレートには、上記ル
    ーフパネルに対するスライドルーフフレームの高さを調
    整する調節部材が取付けられていることを特徴とする車
    両のスライドルーフ構造。
JP1204328A 1989-08-07 1989-08-07 車両のスライドルーフ構造 Expired - Lifetime JP3065626B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6899380B2 (en) * 2001-05-09 2005-05-31 Webasto Vehicle Systems International Gmbh Sunshade for a motor vehicle roof

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614685A (ja) * 1984-06-14 1986-01-10 日産自動車株式会社 工業用ロボツトのメカニカルハンド

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