JPH0367625A - 医療用バッグと、その製造方法及び製造装置 - Google Patents
医療用バッグと、その製造方法及び製造装置Info
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- JPH0367625A JPH0367625A JP2017309A JP1730990A JPH0367625A JP H0367625 A JPH0367625 A JP H0367625A JP 2017309 A JP2017309 A JP 2017309A JP 1730990 A JP1730990 A JP 1730990A JP H0367625 A JPH0367625 A JP H0367625A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/0015—Making articles of indefinite length, e.g. corrugated tubes
- B29C49/0021—Making articles of indefinite length, e.g. corrugated tubes using moulds or mould parts movable in a closed path, e.g. mounted on movable endless supports
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/32—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C43/44—Compression means for making articles of indefinite length
- B29C43/48—Endless belts
- B29C2043/483—Endless belts cooperating with a second endless belt, i.e. double band presses
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、輸液バッグ、薬液バッグ、血液バッグ等の医
療用バッグの製造方法及びその製造装置に関するもので
、特に医療用バッグの構成材料が押し出し成形時から最
終製品に至るまで外気と全く接触することなく無菌、無
塵の条件で医療用バッグを製造する方法及びその製造装
置を提供するものである。 [従来の技術1 現在、使用されている医療用バッグは、バッグ本体が2
枚の合成樹脂製シートがら形成されているちのやチュー
ブ状の合成樹脂から形成されているちのがある。 前者の場合は、前記2枚のシート間に2輸液口等を介在
させて該シートの周囲を溶着して袋状に形成していた。 他方、後者の場合は、前記チューブを所定の寸法に切断
して切断により形成された開口端部に輸液口等を介在さ
せて、該開口端部を溶着して袋状に形成していた。
療用バッグの製造方法及びその製造装置に関するもので
、特に医療用バッグの構成材料が押し出し成形時から最
終製品に至るまで外気と全く接触することなく無菌、無
塵の条件で医療用バッグを製造する方法及びその製造装
置を提供するものである。 [従来の技術1 現在、使用されている医療用バッグは、バッグ本体が2
枚の合成樹脂製シートがら形成されているちのやチュー
ブ状の合成樹脂から形成されているちのがある。 前者の場合は、前記2枚のシート間に2輸液口等を介在
させて該シートの周囲を溶着して袋状に形成していた。 他方、後者の場合は、前記チューブを所定の寸法に切断
して切断により形成された開口端部に輸液口等を介在さ
せて、該開口端部を溶着して袋状に形成していた。
【従来技術の課Ill
しかしながらこらの方法では、シート又はチューブの端
部を溶着して1袋状に形成する場合、輸液口等をシート
又はチューブの端部に介在させるためバッグ本体初内面
が外気にさらされるので、その間に微小なゴミ、輸液口
等の切りクズがバッグ本体内面に付着することがあり、
衛生的に好ましくない。 また、医療用バッグとして形成した後に、薬液等を充填
しているため、製造工程が多くなり又薬液充填の際に薬
液又は、バッグ内部が汚染される危険性があった。そこ
で本発明者は、以上の課題を解決するために鋭意検討を
重ねた結果法の発明に到達した。 [課題を解決するための手段] 第1の発明として、 可とう性の合成樹脂からなる医療用バッグ8を製造する
方法であって。 ■押し出し成形機lよりチューブ状に熱可塑性の合成樹
脂を押し出す工程。 ■該合成樹脂を成型装置3により所定の医療用バッグ8
の形状に成型する工程。 ■成型された医療用バッグ8を個々のバッグに切断する
工程。 以上の[1]〜[3]よりなる医療用バッグ8の製造方
法を提供するものである。 第2の発明として、 押し出し成形機lと金型2と成形装置3と切断装置4と
から構成され。 前記金型2には、無菌エアーの供給パイプ5が装着され
、 前記成型装置3は、駆動軸12とコンベヤ13からなり
、該コンベヤ13には成型金型11が複数設置され。 前記切断装置4は駆動軸16とコンベヤ18からなり、
該コンベヤ18には切断金型17が設置されている。医
療用バッグの製造装置を提供するものである。 【作用】 医療用バッグの構成部材の押し出しと成型を同時に実施
でき、また最初から最終工程に至るまで、医療用バッグ
の内部が外気と接することなく、完全に無菌、無塵の状
態で医療用バッグを製造することができる。 [実施例] 第1図は本発明を実施するための製造工程の概略図を示
す。 本発明の製造工程は、基本的に (1)押し出し成形機1.(2)金型2、(3)医療用
バッグの成型装置3.(4)医療用バッグの切断装置4
から構成され、金型2には、無菌エアーの供給パイプ5
が装着され、該パイプ5の先端は、金型2のノズル7付
近まで延びている。 本発明の概要は次の通りである。 押し出し成形機lから溶融樹脂を金型2内に押し出して
、金型2内のノズル7からチューブ9状に押して、該チ
ューブ状の押し出し樹脂9を、成型装置3により、医療
用バッグ8の形状に成型して、個々の医療用バッグ8に
切断するものである。尚1本発明では、医療用バッグ8
の成型と切断を同時に実施することができる。 以下本発明を実施するための各製造工程について説明す
る(単一チューブの押し出しの場合は押し出し成形機l
と金型2は通常の物を使用することができるので説明は
省略する)。 第2図は、医療用バッグの成型装置3の概略図、第3図
は、成型金型11の拡大図を示す。 成型装置3は、駆動軸12とコンベヤ13からなり、コ
ンベヤ13の表面には、第3図に示すような成型金型1
1が複数設置されている。 これら成型装置3は、金型2より押し出された医療用バ
ッグ8を構成する押し出し樹脂9を両側からはさみ込む
事ができるように、前記樹脂通路をはさんで対に形成さ
れている。 成型金型11の表面は、第3図に示す様な医療用バッグ
8の形状に合せて形成された溝部14が形成されている
。 15は嵌合突起部で、成型金型11と対に形成された他
方の成型金型11表面には、該嵌合突起部15と対向す
る位置に嵌合溝(図示せず)が形成されている。 金型2のノズル7から押し出された樹脂は、両側から成
型金型11に押圧されて医療用バッグ8の形状に成型さ
れる。 成型金型11は、駆動軸12により適宜押圧されるので
チューブ状の押し出し樹脂9を熱いうちに成型すれば医
療用バッグ8の形状を整える事は容易である。また、医
療用バッグ8の形状は無菌エアーの供給パイプ5からの
エアーの供給圧力及び/又は成型金型11に形成される
溝部14の形状、深さに応じて適宜設定することができ
る。 成型金型11は、コンベヤ13の移動に伴なって周期的
に回転するので、金型2から前記押し出し樹脂9を連続
的に医療用バッグ8の形状に成型することができる。 このように成形した一連の医療用バッグ8は第4図に示
す切断装置4により切断して最終的に個々の医療用バッ
グ8得ることができる。 切断装置4も前述の成型装置3と同様に一対の駆動軸1
6と表面に複数の切断金型17を装着したコンベヤ18
から構成されている。該切断金型17の表面には1例え
ば第5図に示す様に医療用バッグ8の周縁形状に沿った
切断刃19が形成されている。 第6図は以上のようして成型した医療用バッグ8の概略
図である。金型2から押し出した樹脂9は、最終的な医
療用バッグ8の形状に仕上げられるまで医療用バッグ8
内部に微少ゴミ等が入る余地は全くない。 また医療用バッグ8の形状は1周縁部が曲面状に形成さ
れているので衝撃に強く容易に破裂することはない、特
に血液バッグとして使用する場合、遠心力を付与して内
部に収納した血液成分を分離する際には2通常の二枚の
合成樹脂シートを重ね合せて形成した血液バッグより6
耐遠心力性が良好である。 尚、本発明では、医療用バッグ8の成型と切断を同時に
実施することができる1例えば切断刃19を成型金型1
1の表面に装着(一体又は着脱自在)することにより、
医療用バッグ8の成型と切断を同時に実施することがで
きる。 さらに成型と切断をスムーズに実施することができるよ
うに、成型金型11または表面に切断刃19を装着した
成型金型11(切断刃19及び/又は成型金型11)に
高周波、超音波、電熱等を通電して6良い。 さらに本発明では、二色押し出し成型によりバッグ本体
58と把持部59を一体に接合した医療用バッグ8aを
製造することができる。 例えば、第7図に示す様に、第1の押し出し成形tji
51と第2の押し出し成形機52から溶融樹脂を金型5
3内に押し出して、該金型53内で接合させて、金型5
3のノズル61からチューブ状のバッグ本体58と板状
の把持部59から構成される樹脂を押し出すものである
。 以下、これらの押し出しを実施する方法について詳述す
る。 第8図は、押し出し成形機51.52と金型53付近の
拡大断面図、第9図は、金型53のノズル11付近の拡
大図、第10図は、金型53のノズル61から押し出さ
れた押し出し樹脂(バッグ本体58と把持部59が一体
に形成されている。 )の拡大断面図である。 押し出し成形機51には、プレート70.71及びポル
ト72を介して金型53が装着固定され、該金型53に
は、プレート73及びボルト74を介して押し出し成形
機52が装着固定されている。 金型53は、外型75.内型76、出口内型77より構
成されている。 内型76の先端部は、円柱部78と板状部79かも構成
され、該円柱部78には、リブ80が周方向に間隔をお
いて複数形成されており、該リブ80より外型75に装
着固定されている。 出口内型77は円錐部(円柱部含む、以下「円錐部」と
略記する)81と板状部82から構成されており、該出
口内型77はボルト(図示せず)を介して内型76に装
着固定されている。 押し出し成形機51.52と内型76の溶融樹脂通路は
エルボ83.84より連結されている。 エルボ83.84の先端部85.86は、押し出し成形
機51.52より押し出された溶融樹脂が内型76又は
出口内型77の内部で接合する事ができるように並列に
配置されている。 必要に応じて内型76の円柱部78と板状部79及び/
又は出口内型77の円錐部81と板状部82の間に仕切
りを設けても良い。 押し出し成形機51と押し出し成形機52のスクリュー
87.88の回転速度を適宜調整しながら溶融樹脂をエ
ルボ83.84を介して、チューブ状と板状に押し出し
て、内型76溶融樹脂の流路66の中に導入される。前
述した様にエルボ83.84の先端は並列に配置されて
いるので、押し出し成形機51と押し出し成形機52か
ら金型53内に導入された溶融樹脂は、内型76又は出
口内型77内で適宜の割合で接合し、出口内型77内の
溶融樹脂の流路67を通過する間に整流されながら夫々
チューブ状のバッグ本体58と把持部59の形状で一体
に接合した状態でノズル61から押し出される。 また押し出し成形Il!51と押し出し成形機52から
押し出された樹脂の接合点Pの位置はスクリュー87.
88の回転速度を適宜設定することより調整する事がで
きる。 以下は、前述した医療用バッグ8の製造方法と同様にし
て、医療用バッグ8aを成型し、切断することにより医
療用バッグ8aを製造することができる。 すなわち、把持部59に対応する溝59aを形成した成
型金型11a(第11図参照)を有する第2図と同様の
成型装置によりバッグ本体58と把持部59を一体に成
型した医療用バッグ8aの形状に成型し、最後に把持部
59に対応する切断刃19a、19bを形成した切断金
型17a(第12図参照)を有する第4図と同様の切断
装置により医療用バッグ8aの形状に切断する(もちろ
ん前述と同様にして、成型と切断を同時に実施すること
ができる)。 第13図は、このようにして製造した医療用バッグ8a
の概略図である。 把持部59が本体58に一体に形成されている以外は、
前述の医療用バッグ8と同様である1把持部59には、
イルリガートル台のフックの挿入溝90が形成されてお
り、挿入溝90は前述した様に成型金型11aで成型す
る際又は切断装置17aで切断する際に、挿入溝90が
形成されるように、成型金型11aに挿入溝90と対応
する突起又は切断装置17aに挿入溝90と対応する切
断刃を形成して挿入溝90を形成するようにしても良い
し、あるいは医療用バッグ8aとして成型し後に、挿入
溝90を形成するようにしても良い。 また本発明では、二色押し出し成形により医療用バッグ
を製造する場合には1例えば第8図の押し出し成形機5
1.52において、スクリュー87.88の回転速度を
適宜調節して例えば第13図に示すように、本体58b
と把持部59bを金型53のノズル61からの押し出し
圧力の加減を調節することにより、第14図に示すよう
に本体58bを湾曲して形成した異型の医療用バッグ8
bを製造することができる。医療用バッグ8bの場合は
1本体58bの底部が湾曲しているので薬液の排出をス
ムーズに行うことができる。 [発明の効果] 以上説明した様に、本発明は ■医療用バッグの各構成部材の押し出しから、最終形状
の医療用バッグの製造工程に至るまで、医療用バッグの
内部が外気と接することがないので、完全に無菌、無塵
の状態で医療用バッグを製造することができる。 ■医療用バッグの各構成部材の押し出しと成型を同時に
実施できるので、製造工程が大幅に簡略化でき、量産化
に有利である。 等の効果を有する優れた発明である。
部を溶着して1袋状に形成する場合、輸液口等をシート
又はチューブの端部に介在させるためバッグ本体初内面
が外気にさらされるので、その間に微小なゴミ、輸液口
等の切りクズがバッグ本体内面に付着することがあり、
衛生的に好ましくない。 また、医療用バッグとして形成した後に、薬液等を充填
しているため、製造工程が多くなり又薬液充填の際に薬
液又は、バッグ内部が汚染される危険性があった。そこ
で本発明者は、以上の課題を解決するために鋭意検討を
重ねた結果法の発明に到達した。 [課題を解決するための手段] 第1の発明として、 可とう性の合成樹脂からなる医療用バッグ8を製造する
方法であって。 ■押し出し成形機lよりチューブ状に熱可塑性の合成樹
脂を押し出す工程。 ■該合成樹脂を成型装置3により所定の医療用バッグ8
の形状に成型する工程。 ■成型された医療用バッグ8を個々のバッグに切断する
工程。 以上の[1]〜[3]よりなる医療用バッグ8の製造方
法を提供するものである。 第2の発明として、 押し出し成形機lと金型2と成形装置3と切断装置4と
から構成され。 前記金型2には、無菌エアーの供給パイプ5が装着され
、 前記成型装置3は、駆動軸12とコンベヤ13からなり
、該コンベヤ13には成型金型11が複数設置され。 前記切断装置4は駆動軸16とコンベヤ18からなり、
該コンベヤ18には切断金型17が設置されている。医
療用バッグの製造装置を提供するものである。 【作用】 医療用バッグの構成部材の押し出しと成型を同時に実施
でき、また最初から最終工程に至るまで、医療用バッグ
の内部が外気と接することなく、完全に無菌、無塵の状
態で医療用バッグを製造することができる。 [実施例] 第1図は本発明を実施するための製造工程の概略図を示
す。 本発明の製造工程は、基本的に (1)押し出し成形機1.(2)金型2、(3)医療用
バッグの成型装置3.(4)医療用バッグの切断装置4
から構成され、金型2には、無菌エアーの供給パイプ5
が装着され、該パイプ5の先端は、金型2のノズル7付
近まで延びている。 本発明の概要は次の通りである。 押し出し成形機lから溶融樹脂を金型2内に押し出して
、金型2内のノズル7からチューブ9状に押して、該チ
ューブ状の押し出し樹脂9を、成型装置3により、医療
用バッグ8の形状に成型して、個々の医療用バッグ8に
切断するものである。尚1本発明では、医療用バッグ8
の成型と切断を同時に実施することができる。 以下本発明を実施するための各製造工程について説明す
る(単一チューブの押し出しの場合は押し出し成形機l
と金型2は通常の物を使用することができるので説明は
省略する)。 第2図は、医療用バッグの成型装置3の概略図、第3図
は、成型金型11の拡大図を示す。 成型装置3は、駆動軸12とコンベヤ13からなり、コ
ンベヤ13の表面には、第3図に示すような成型金型1
1が複数設置されている。 これら成型装置3は、金型2より押し出された医療用バ
ッグ8を構成する押し出し樹脂9を両側からはさみ込む
事ができるように、前記樹脂通路をはさんで対に形成さ
れている。 成型金型11の表面は、第3図に示す様な医療用バッグ
8の形状に合せて形成された溝部14が形成されている
。 15は嵌合突起部で、成型金型11と対に形成された他
方の成型金型11表面には、該嵌合突起部15と対向す
る位置に嵌合溝(図示せず)が形成されている。 金型2のノズル7から押し出された樹脂は、両側から成
型金型11に押圧されて医療用バッグ8の形状に成型さ
れる。 成型金型11は、駆動軸12により適宜押圧されるので
チューブ状の押し出し樹脂9を熱いうちに成型すれば医
療用バッグ8の形状を整える事は容易である。また、医
療用バッグ8の形状は無菌エアーの供給パイプ5からの
エアーの供給圧力及び/又は成型金型11に形成される
溝部14の形状、深さに応じて適宜設定することができ
る。 成型金型11は、コンベヤ13の移動に伴なって周期的
に回転するので、金型2から前記押し出し樹脂9を連続
的に医療用バッグ8の形状に成型することができる。 このように成形した一連の医療用バッグ8は第4図に示
す切断装置4により切断して最終的に個々の医療用バッ
グ8得ることができる。 切断装置4も前述の成型装置3と同様に一対の駆動軸1
6と表面に複数の切断金型17を装着したコンベヤ18
から構成されている。該切断金型17の表面には1例え
ば第5図に示す様に医療用バッグ8の周縁形状に沿った
切断刃19が形成されている。 第6図は以上のようして成型した医療用バッグ8の概略
図である。金型2から押し出した樹脂9は、最終的な医
療用バッグ8の形状に仕上げられるまで医療用バッグ8
内部に微少ゴミ等が入る余地は全くない。 また医療用バッグ8の形状は1周縁部が曲面状に形成さ
れているので衝撃に強く容易に破裂することはない、特
に血液バッグとして使用する場合、遠心力を付与して内
部に収納した血液成分を分離する際には2通常の二枚の
合成樹脂シートを重ね合せて形成した血液バッグより6
耐遠心力性が良好である。 尚、本発明では、医療用バッグ8の成型と切断を同時に
実施することができる1例えば切断刃19を成型金型1
1の表面に装着(一体又は着脱自在)することにより、
医療用バッグ8の成型と切断を同時に実施することがで
きる。 さらに成型と切断をスムーズに実施することができるよ
うに、成型金型11または表面に切断刃19を装着した
成型金型11(切断刃19及び/又は成型金型11)に
高周波、超音波、電熱等を通電して6良い。 さらに本発明では、二色押し出し成型によりバッグ本体
58と把持部59を一体に接合した医療用バッグ8aを
製造することができる。 例えば、第7図に示す様に、第1の押し出し成形tji
51と第2の押し出し成形機52から溶融樹脂を金型5
3内に押し出して、該金型53内で接合させて、金型5
3のノズル61からチューブ状のバッグ本体58と板状
の把持部59から構成される樹脂を押し出すものである
。 以下、これらの押し出しを実施する方法について詳述す
る。 第8図は、押し出し成形機51.52と金型53付近の
拡大断面図、第9図は、金型53のノズル11付近の拡
大図、第10図は、金型53のノズル61から押し出さ
れた押し出し樹脂(バッグ本体58と把持部59が一体
に形成されている。 )の拡大断面図である。 押し出し成形機51には、プレート70.71及びポル
ト72を介して金型53が装着固定され、該金型53に
は、プレート73及びボルト74を介して押し出し成形
機52が装着固定されている。 金型53は、外型75.内型76、出口内型77より構
成されている。 内型76の先端部は、円柱部78と板状部79かも構成
され、該円柱部78には、リブ80が周方向に間隔をお
いて複数形成されており、該リブ80より外型75に装
着固定されている。 出口内型77は円錐部(円柱部含む、以下「円錐部」と
略記する)81と板状部82から構成されており、該出
口内型77はボルト(図示せず)を介して内型76に装
着固定されている。 押し出し成形機51.52と内型76の溶融樹脂通路は
エルボ83.84より連結されている。 エルボ83.84の先端部85.86は、押し出し成形
機51.52より押し出された溶融樹脂が内型76又は
出口内型77の内部で接合する事ができるように並列に
配置されている。 必要に応じて内型76の円柱部78と板状部79及び/
又は出口内型77の円錐部81と板状部82の間に仕切
りを設けても良い。 押し出し成形機51と押し出し成形機52のスクリュー
87.88の回転速度を適宜調整しながら溶融樹脂をエ
ルボ83.84を介して、チューブ状と板状に押し出し
て、内型76溶融樹脂の流路66の中に導入される。前
述した様にエルボ83.84の先端は並列に配置されて
いるので、押し出し成形機51と押し出し成形機52か
ら金型53内に導入された溶融樹脂は、内型76又は出
口内型77内で適宜の割合で接合し、出口内型77内の
溶融樹脂の流路67を通過する間に整流されながら夫々
チューブ状のバッグ本体58と把持部59の形状で一体
に接合した状態でノズル61から押し出される。 また押し出し成形Il!51と押し出し成形機52から
押し出された樹脂の接合点Pの位置はスクリュー87.
88の回転速度を適宜設定することより調整する事がで
きる。 以下は、前述した医療用バッグ8の製造方法と同様にし
て、医療用バッグ8aを成型し、切断することにより医
療用バッグ8aを製造することができる。 すなわち、把持部59に対応する溝59aを形成した成
型金型11a(第11図参照)を有する第2図と同様の
成型装置によりバッグ本体58と把持部59を一体に成
型した医療用バッグ8aの形状に成型し、最後に把持部
59に対応する切断刃19a、19bを形成した切断金
型17a(第12図参照)を有する第4図と同様の切断
装置により医療用バッグ8aの形状に切断する(もちろ
ん前述と同様にして、成型と切断を同時に実施すること
ができる)。 第13図は、このようにして製造した医療用バッグ8a
の概略図である。 把持部59が本体58に一体に形成されている以外は、
前述の医療用バッグ8と同様である1把持部59には、
イルリガートル台のフックの挿入溝90が形成されてお
り、挿入溝90は前述した様に成型金型11aで成型す
る際又は切断装置17aで切断する際に、挿入溝90が
形成されるように、成型金型11aに挿入溝90と対応
する突起又は切断装置17aに挿入溝90と対応する切
断刃を形成して挿入溝90を形成するようにしても良い
し、あるいは医療用バッグ8aとして成型し後に、挿入
溝90を形成するようにしても良い。 また本発明では、二色押し出し成形により医療用バッグ
を製造する場合には1例えば第8図の押し出し成形機5
1.52において、スクリュー87.88の回転速度を
適宜調節して例えば第13図に示すように、本体58b
と把持部59bを金型53のノズル61からの押し出し
圧力の加減を調節することにより、第14図に示すよう
に本体58bを湾曲して形成した異型の医療用バッグ8
bを製造することができる。医療用バッグ8bの場合は
1本体58bの底部が湾曲しているので薬液の排出をス
ムーズに行うことができる。 [発明の効果] 以上説明した様に、本発明は ■医療用バッグの各構成部材の押し出しから、最終形状
の医療用バッグの製造工程に至るまで、医療用バッグの
内部が外気と接することがないので、完全に無菌、無塵
の状態で医療用バッグを製造することができる。 ■医療用バッグの各構成部材の押し出しと成型を同時に
実施できるので、製造工程が大幅に簡略化でき、量産化
に有利である。 等の効果を有する優れた発明である。
第1図は本発明を実施するための製造工程の概略図、第
2図は医療用バッグの成型装置の概略図、第3図、第1
1図は成型金型の拡大図、第4図は切断装置の拡大図、
第5図、第12図は切断金型の概略図、第6図、第14
図、第14図は医療用バッグの概略図、第7図は本発明
を実施するためのその他の製造工程の概略図、第8図は
押し出し成形機と金型付近の拡大断面図、第9図は金型
のノズル付近の拡大図、第10図、第13図は金型のノ
ズルから押し出された押し出し樹脂の概略図である。 図中、lは押し出し成形機、2は金型、3は成型装置、
4は切断装置、5は無菌エアーの供給ライン、8は医療
用バッグを示す。
2図は医療用バッグの成型装置の概略図、第3図、第1
1図は成型金型の拡大図、第4図は切断装置の拡大図、
第5図、第12図は切断金型の概略図、第6図、第14
図、第14図は医療用バッグの概略図、第7図は本発明
を実施するためのその他の製造工程の概略図、第8図は
押し出し成形機と金型付近の拡大断面図、第9図は金型
のノズル付近の拡大図、第10図、第13図は金型のノ
ズルから押し出された押し出し樹脂の概略図である。 図中、lは押し出し成形機、2は金型、3は成型装置、
4は切断装置、5は無菌エアーの供給ライン、8は医療
用バッグを示す。
Claims (2)
- (1)可とう性の合成樹脂からなる医療用バッグ8を製
造する方法であって、 [1]押し出し成形機1よりチューブ状に熱可塑性の合
成樹脂を押し出す工程、 [2]該合成樹脂を成型装置3により所定の医療用バッ
グ8の形状に成型する工程、 [3]成型された医療用バッグ8を個々のバッグに切断
する工程、 以上の[1]〜[3]より医療用バッグ8を製造する方
法。 - (2)押し出し成形機1と金型2と成形装置3と切断装
置4とから構成され、 前記金型2には、無菌エアーの供給パイプ5が装着され
、 前記成型装置3は、駆動軸12とコンベヤ13からなり
、該コンベヤ13には成型金型11が複数設置され、 前記切断装置4は駆動軸16とコンベヤ18からなり、
該コンベヤ18には切断金型17が設置されている、こ
とを特徴とする医療用バッグの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017309A JPH0367625A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 医療用バッグと、その製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017309A JPH0367625A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 医療用バッグと、その製造方法及び製造装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63077520A Division JPH01249056A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 医療用バッグとその製造方法及びその製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0367625A true JPH0367625A (ja) | 1991-03-22 |
JPH0588658B2 JPH0588658B2 (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=11940411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017309A Granted JPH0367625A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 医療用バッグと、その製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0367625A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 1990-01-26 JP JP2017309A patent/JPH0367625A/ja active Granted
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JP4570281B2 (ja) * | 2001-05-25 | 2010-10-27 | 川澄化学工業株式会社 | 体外循環回路用構成部品の製造装置及び体外循環回路用構成部品の製造方法 |
JP2009525889A (ja) * | 2005-11-16 | 2009-07-16 | レオ ヘインズ,アンドリュー | 成形装置における又は成形装置に関する改良 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0588658B2 (ja) | 1993-12-24 |
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