JPH0367224B2 - - Google Patents

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JPH0367224B2
JPH0367224B2 JP58189162A JP18916283A JPH0367224B2 JP H0367224 B2 JPH0367224 B2 JP H0367224B2 JP 58189162 A JP58189162 A JP 58189162A JP 18916283 A JP18916283 A JP 18916283A JP H0367224 B2 JPH0367224 B2 JP H0367224B2
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light
microparticles
particles
time
cell
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JP58189162A
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JPS6080764A (ja
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Mikio Yamashita
Takuzo Sato
Yoshio Noguchi
Yoshinobu Uchibori
Akio Shinohara
Hiroshi Soga
Sadayuki Myazaki
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Resonac Holdings Corp
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Agency of Industrial Science and Technology
Showa Denko KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1456Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals
    • G01N15/1459Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals the analysis being performed on a sample stream
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/149Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry specially adapted for sorting particles, e.g. by their size or optical properties

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
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  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 技術分野 本発明は现胞、现胞内の高分子等の生䜓粒子又
は有機高分子等の埮小粒子を識別区分又は遞
別する方法および該方法を実斜する装眮に関す
る。曎に詳しくは連続的に流動しおいる懞濁液䞭
の埮小粒子にレヌザヌ光等の匷光線のパルス光を
照射しおその粒子から螢光や燐光等を発光せし
め、流れる埮小粒子からの発光を分光噚で波長垯
に分光した埌の光をシンクロスキダン方匏のスト
リヌクカメラで怜出した結果での発光スペクトル
の時間的倉化の特性に基づいお埮小粒子流内の埮
小粒子を識別する方法およびその装眮に関する。
埓来技術 现胞孊の分野においおは、现胞の自動分析およ
び分別の芁求が増倧し぀぀ある。珟圚、现胞暙本
のスクリヌニング、䟋えばガン现胞又は悪性现胞
の発芋は䞻ずしお皮たたはそれ以䞊の方法によ
぀おなされおいる。先ず最初に现胞サンプルは芖
芚的にスクリヌニングされお、異垞现胞を含有し
おいるず思われる现胞サンプルが捜し出される。
これらの现胞サンプルは保管され现胞怜査技垫
又は病理孊者等の専門家によ぀おその现胞が真に
ガン现胞であるか吊かの刀断を䞋す。このような
方法は珟圚のずころ適切に行なわれおはいるが、
倚くの欠点を有しおいる。すなわち手間がかか
り、非垞な熟緎を芁するために高䟡なものずなり
曎に異垞性の刀断の基準は倧郚分䞻芳的なもので
あるため定量的でない。又、時間ず費甚のため
に、この方法を莫倧な数のサンプルに察しお適甚
するこずは困難である。
流動システム分析法は、生䜓埮小粒子の分析の
堎合、フロヌサむトメトリFlow Cytometry
ず称されるが、この流動システム分析法ず称され
る方法は、以䞊の欠点を幟分でも克服するこずの
できる可胜性をも぀おいる方法である。フロヌサ
むトメトリヌは、现胞懞濁液から光孊的、電気的
信号を怜出し、现胞の性質、構造を解明する方法
である。これに基づくフロヌサむトメヌタヌ
Flow Cytometerは、小さな怜出容量内を高
速で流れる现胞懞濁液に光を照射し、现胞からの
光孊信号や電気信号を怜出し解析する装眮であ
る。これによれば倚数の现胞を短時間に芳察しお
正垞现胞ず異垞现胞を識別するこずができ、埓぀
お自動的な现胞のスクリヌニングを迅速に行なう
こずができる可胜性がある。
照射光ずしおは連続のレヌザ光が通垞甚いら
れ、现胞を芳察するために䜿甚されるパラメヌタ
ヌは、䟋えば现胞の倧きさのみのように単䞀のも
のでは䞍十分であるこずが知られおおり、今日で
はこの倖、现胞の光吞収・螢光・光散乱あるいは
それらの組合せがパラメヌタヌずしお甚いられる
ようにな぀おきおいる。ここに、パラメヌタヌが
䟋えば现胞の倧きさであるずいうのは、正垞现胞
ず異垞现胞ずで现胞の倧きさが異なる堎合に、现
胞の倧きさを芳察しお、正垞のものず異垞のもの
ずを識別するこずをいう。现胞の倧きさの比范だ
けでは正垞のものず異垞のものずが識別できない
ような皮類の现胞の堎合には、他の識別できるよ
うなパラメヌタヌが䜿甚されるわけである。しか
しお、倚くのパラメヌタヌを䜿甚するこずによ぀
おスクリヌニングの粟床が䞊るこずずなる。
曎に、现胞からの光孊信号、電気信号を怜出、
区分するにずどたらず、信号解析により现胞のグ
ルヌプ分け、䟋えば正垞现胞のグルヌプず異垞现
胞のグルヌプぞのグルヌプ分け、のできるように
振り分ける機胜をも぀装眮もセル゜ヌタヌCell
Sortorず呌ばれ実甚化されおいる。
以䞊のフロヌサむトメトリヌおよびセル゜ヌタ
ヌに぀いおは、䟋えば電子技術総合研究所圙報第
44巻第号1980幎に野口によ぀お報告され、
セル゜ヌタヌに぀いおは特公昭46−27118号、特
公昭56−13266号公報にも蚘茉されおいる。
フロヌサむトメヌタヌを甚いる流動システム分
析法は、顕埮鏡䞋又は詊料セルにおける现胞分析
ずは異なり现胞を流しながら、特定の性質をも぀
现胞を、短時間に、倧量に識別でき、埓぀お統蚈
的凊理を可胜にした点ですぐれおいる。しかし、
ただ现胞の圢態に関する情報、分子生物孊的情報
又は分子化孊的情報等の现胞の異垞に盎接結び぀
きうる高䟡倀の情報によ぀お識別するようなパラ
メヌタヌはなか぀た。このような高䟡倀の情報
は、现胞の異垞の原因に盎接係るものであるた
め、パラメヌタヌの増加に基づきスクリヌニング
の粟床向䞊による臚床的有甚性が増すだけでな
く、基瀎医孊ぞの有甚性が生れるこずずなる。
本発明者は、流動システム分析法本来の優れた
機胜に前蚘高䟡倀の情報によ぀お埮小粒子を識別
できるような新たなパラメヌタヌを付加するこず
に぀いお探究を行぀た。
他方、レヌザの技術分野においお、今日短パル
ス列可同調レヌザの技術が確立し぀぀ある。近幎
色玠溶液をレヌザの媒質ずする色玠レヌザ等の出
珟によ぀お、玫倖から赀倖におよぶ広い範囲にわ
たり任意の波長に同調可胜なレヌザ光が埗られる
ようになり、曎にこの可同調レヌザによ぀お非垞
に短かい時間軞のパルス光が埗られるようにな぀
た。
このような短パルス光を埗る方法ずしおモヌド
同期法がある。モヌド同期を達成させるには皮々
の方法があるが最も広く容易に甚いられおいる方
法は、シンクロナスモヌド同期法である。この方
法では色玠レヌザを励起する励起光源ずしお䟋え
ばモヌド同期アルゎンむオンレヌザの短パルス光
を甚い、そのパルス列の呚期に察応しお色玠レヌ
ザの共振噚長を蚭定するこずによ぀お色玠レヌザ
の利埗を呚期的に倉調しお超短パルス列光を発生
させる方法である。
このモヌド同期法を甚いるこずによりパルス幅
τが数ナノ秒10-9秒から数ピコ秒10-12秒
のオヌダヌの高出力、単色性、指向性の可同調短
パルス列レヌザ光を埗るこずができる。その呚期
はキダビテむダンプ法によ぀お数ミリ秒乃至数ナ
ノ秒の範囲で可倉にできる。
これらのレヌザ光はレヌザ共振噚内に甚いられ
おいる光孊玠子がブリナヌスタヌ角で蚭定されお
いるためにおよび励起レヌザ光が盎線偏光である
ために出力も盎線偏向であるのが䞀般的である。
このような高速で倉化する光を物質に照射しお
物質を発光させる堎合、その発光の時間倉化も盞
圓に高速であるから、その発光の時間倉化の芳枬
偎も高床の時間粟床をもたなければならない。
その倉化時間領域がサブナノ秒より長い堎合に
は、被枬定光の時間倉化をフオトダむオヌドや光
電子増倍管等の光電怜出噚で受けお電気的な信号
に倉換しお、その電気パルス信号を必芁に応じ信
号凊理、䟋えばオツシロスコヌプに入力しおブラ
りン管䞊に描かせる方法がある。
しかしピコ秒又はサブピコ秒の超高速時間領域
のパルス光の枬定では、これらの光電怜出噚では
その応答速床たたは感床の点で問題ずなるので流
しどりカメラストリヌクカメラが甚いられ
る。なかでも埮匱で繰返しか぀超高速の発光の時
間倉化を枬定するにはシンクロナススキダンスト
リヌクカメラ法が適圓である。ストリヌクカメラ
は、被枬定光の受光面からの光電子を加速、偏向
するこずにより、時間倉化が電子の結像螢光面䞊
の空間䜍眮の倉化ずなるようにした装眮である。
前述の短パルス列レヌザヌ励起による過枡的な
発光匷床の時間倉化の枬定がヘモグロビンの錯䜓
等の光化孊反応物質でなされ、曎に生䜓高分子ぞ
の適甚が提案され、その局所構造の解析に有甚で
あるこずが期埅されおいるが、ただその有甚性を
チ゚ツクするための詊料セル䞭の基瀎研究にずど
た぀おいる。
本発明者は、流動システム分析にこれを組蟌
み、いわゆるオンラむンで生䜓粒子又は有機高分
子粒子等の埮小粒子の分子レベルの局所構造にた
でたちかえ぀おその違いによ぀お埮小粒子の識別
すなわち、埮小粒子の区分の怜出を行うかたたは
その区分に応じお埮小粒子の遞別を行う可胜性に
぀いお探究を行぀た。
発明の目的 本発明の目的は、照射甚匷光線ずしお匷パルス
光を甚い、パルス光の照射による特定波長毎の発
光匷床の時間倉化又は発光スペクトルの時間倉化
を枬定するずいう構想にもずづき、流れる埮小粒
子からの発光を分光噚で波長垯に分光した埌の光
のシンクロスキダン方匏のストリヌクカメラで怜
出した結果での発光スペクトルの時間的倉化の特
性に基づき、埮小粒子流内の埮小粒子の識別を迅
速か぀高粟床に行うこずにある。
発明の構成 本発明においおは、埮小粒子を識別、遞別する
方法であ぀お、該方法が、 埮小粒子の懞濁液から実質的に該埮小粒子を
個づ぀間隔を持たせお含む粒子流を生成させる過
皋、 該生成された粒子流に、光源から光パルスの数
の制埡甚のキダビテむヌダンパヌを通しお、匷床
の倧なる光パルスを照射する過皋、 該光パルスを照射された粒子からの発光を、分
光噚で波長垯に分光し、分光埌の光匷床をシンク
ロスキダン方匏のストリヌクカメラで怜出する過
皋、および、 該怜出過皋埌に遞別された該埮小粒子を含む液
滎を垯電し、高い電堎䞭で該液滎を偏向させる過
皋を具備し、 流れる該粒子からの発光を、分光噚で波長垯に
分光し、分光した埌の光をシンクロスキダン方匏
のストリヌクカメラで怜出し、該怜出結果での発
光スペクトルの時間的倉化の特性に基づいお、該
粒子流内の埮小粒子を識別、遞別するこずを特城
ずする埮小粒子を識別する方法、が提䟛される。
たた本発明においおは、埮小粒子を識別、遞別
する方法であ぀お、該装眮が、 埮小粒子の懞濁液から実質的に該埮小粒子を
個づ぀間隔を持たせお含む粒子流を生成させる手
段、 該生成された粒子流に、光源から光パルスの数
の制埡甚のキダビテむヌダンパヌを通しお、匷床
の倧なる光パルスを照射する手段、 該光パルスを照射された粒子からの発光を、分
光噚で波長垯に分光し、分光埌の光匷床をシンク
ロスキダン方匏のストリヌクカメラで怜出する手
段、 該怜出埌に遞別された該埮小粒子を含む液滎を
垯電し、高い電堎䞭で該液滎を偏向させる手段を
具備し、 流れる該粒子からの発光を、分光噚で波長垯に
分光し、分光した埌の光をシンクロスキダン方匏
のストリヌクカメラで怜出し、該怜出結果での発
光スペクトルの時間的倉化の特性に基づいお、該
粒子流内の埮小粒子を識別、遞別するこずを特城
ずする埮小粒子を識別する装眮、が提䟛される。
本発明による方法および装眮は䞋蚘の事実にそ
の基瀎をおくものである。
たず、埮小粒子内に発光成分を有する粒子、䟋
えば発光する生䜓構成物質などの粒子そのもの又
は染色甚色玠を結合した埮小粒子は、その埮小粒
子に含たれる分子の吞収垯に同調した匷い光即ち
パルス光を受けお励起され、螢光や燐光等の光を
発し、倱掻する。
このパルス光励起により分子から発した特定波
長の光は、その分子又は分子同志の盞互䜜甚に固
有な匷床の時間倉化をみせる。たた、特定波長を
逐次に連続的に遞べば発光のスペクトルの時間倉
化が各分子などに個有であり、埓぀おそれを包含
する埮小粒子に固有である。
ここに各粒子に固有ずは、䟋えば倧郚分の正垞
な现胞のグルヌプず、ガン现胞又は悪性现胞等の
異垞な现胞のグルヌプにそれぞれに固有であるこ
ずを云い、埓぀お现胞に固有な特定波長の発光匷
床の時間倉化あるいは発光スペクトルの時間倉化
を怜知するこずができれば、正垞な现胞ず異垞な
それずを区分するこずが可胜である。
埮小粒子に含たれる分子の吞収垯には、倧略、
分子骚栌、䟋えばDNA塩玠の分子骚栌、が光吞
収する吞収垯ず、色玠、䟋えばアクリゞン染料等
の色玠が光吞収する吞収垯があり、そのどちらの
吞収垯に同調するパルス光を照射するかによ぀お
埗られる情報が異な぀おくる。
第図は、光照射に察する発光および倱掻に぀
いおの説明図であり、瞊軞に゚ネルギレベルE.
L.をずる。実線矢印はレヌザヌ光吞収、励起
EXを、屈曲状矢印は螢光FLを、砎線矢
印ぱネルギトランスフアヌTRをそれぞれ
あらわす。(a)は分子骚栌の吞収垯に同調するパル
ス光を照射した堎合であ぀お、分子骚栌自身ず色
玠からの䞡方から異皮の光が発せられる。(b)は分
子骚栌に察しお、぀の色玠が結合され、゚ネル
ギヌのドナヌずなる色玠の吞収垯に同調するパル
ス光を照射した堎合であ぀お、ドナヌ色玠ずアク
セプタヌ色玠ずからなる異皮の光が発せられる。
(c)は぀の色玠䟋えばドナヌ色玠ずアクセプタ
ヌ色玠が結合された分子骚栌の吞収垯に同調す
るパルス光を照射した堎合であ぀お、分子骚栌自
身ず、぀の色玠から異皮の光が発せられる。
以䞊の発光は、パルス光であるが、これらを埮
小粒子の識別のパラメヌタヌずするためには、こ
れら発光を分光しお、粒子を特城づける特定波長
に぀いお、発光の立䞊り時間、枛衰時間あるいは
発光スペクトルの時間倉化を枬定するこずずな
る。
曎に照射するパルス光が盎線偏向である堎合に
は、光の電気ベクトルの方向に遷移モヌメントを
も぀た分子が遞択的に励起される。この分子は熱
運動によ぀お回転し、励起盎埌の異方性を倱い、
等方的にな぀おいく。この配向緩和の様子は、励
起分子からの螢光等の発光の特定波長毎の偏光の
時間倉化あるいは特定波長を逐次に連続的に遞ん
だずきの偏光のスペクトルの時間倉化を芳枬する
こずずなり、これらの時間倉化以䞋配向緩和時
間ずいうは各分子に個有であり、分子の倧き
さ、それを取り囲む溶媒や他分子ずの盞互䜜甚の
皋床により異なり、配向緩和時間を枬定するこず
ができれば粒子の識別が可胜ずなる。この堎合の
䟋を掲げるず、现胞膜は異方性に敏感であるた
め、现胞膜に関する现胞の識別にこのパラメヌタ
ヌは有効である。
なお励起パルス光の偏光角に察し、䞊行方向
0゜ず盎角方向90゜に生ずるそれぞれの発光
匷床を、90ずする各波長毎の発光偏
光床は −9090、 異方性は−902I
90 で定矩される。これらの時間倉化を粒子区分のパ
ラメヌタヌずするこずができる。
実斜䟋 本発明の方法および装眮を、正垞现胞ず異垞现
胞を識別区分又は遞別するこずを䞀態様ずし
お、以䞋に曎に詳しく説明する。
第図は、本発明の䞀実斜䟋ずしおの埮小粒子
の識別区分又は遞別を行う装眮の党䜓的な構
成を瀺す図である。第図および第図は第図
装眮における流動チダンバヌの構造の䟋を瀺す図
である。
现胞サンプルは必芁ならばたず適切な螢光色玠
により染色される。適切な色玠ずは、现胞ず結合
しおパルス光の吞収垯をも぀ような、そしお奜た
しくは異垞现胞の異垞郚䜍に遞択的に結合するよ
うなものである。䟋えばフオむルゲン染料やアク
リゞン染料などが甚いられる。たたモノクロヌナ
ル抗䜓ず称し、特定现胞の特定郚䜍にしか぀かな
い抗䜓を现胞に぀け、その抗䜓に色玠を吞着させ
るようなこずも遞択的な結合に有甚である。
そしお现胞サンプル又は適切な螢光色玠により
染色された现胞サンプルは生理食塩氎の劂き液に
懞濁させ氎性懞濁液ずし、過しお倧きなくずや
かたたりを陀去しお詊料容噚に入れられる。詊
料容噚から懞濁液は、加圧されお、管を通じお
流動チダンバヌに送られる。加圧の手段の䞀䟋
は第図の管に瀺されるような空気等の気䜓
による加圧である。又他の䟋は脈動のない又は脈
動の消去されたポンプ加圧である。流動チダンバ
ヌに送られた懞濁液は、そのチダンバヌ内で现
流ずなる。现流は、流動チダンバヌ内で、现流䞭
の现胞が装眮の䞭心軞にくるようにするため、又
现胞の区分又は遞別が可胜ら間隔をずるために包
囲鞘ずしおの圹割をするシヌス液、䟋えば生
理食塩氎に同心円的に包囲されお流動チダンバヌ
の出口ノズルから泚入される。
シヌス液は、容噚から加圧され管を通぀お
流動チダンバヌ内の出口ノズルを同軞的に包囲す
るシヌス管に送られる。シヌス液ず懞濁液ずの圧
力調敎は、现胞が実質的に個ず぀出口ノズルを
通過できるようになされる。
流動チダンバヌの型匏には、第図の现流の段
階でパルス光の照射を受けるように光源の投射口
ず芳枬口を有し、出口ノズルを有する液䞭枬定型
のものがある。たた第図のように流動チダンバ
ヌは噎出流を圢成するものであ぀お、流動チダン
バヌから噎出された噎出流がパルス光の照射を受
けるような空䞭枬定型のものがある。本発明で
は、このいずれの型でも適甚できる。そしおいず
れにしおも液滎ずなり萜䞋する。
流動チダンバヌの䞊郚には流れ出おくる液䜓噎
出流を芏則的に振動させるこずによ぀お均䞀な液
滎を生ぜしめるために機械的に接続された振動手
段、䟋えば圧電型結晶が蚭けられる。党おの
液滎に现胞を含むずは限らず、又ある液滎には耇
数個の现胞を含むこずもあるが、統蚈的には倧郚
分の现胞は、぀の液滎に個に単離されるこず
が理想的であるが、珟実には、数個の液滎に现胞
が個ずいう颚に若干垌釈される。
これらの調節は现胞懞濁液ずシヌス液の加圧の
皋床ず、圧電型結晶に印加される呚波数ず電圧、
通垞では呚波数40〜50kHz、電圧15Vを制埡する
こずによ぀おなされる。
前述のように现流又は噎出流ずな぀た现胞流
は、パルス光の照射を受ける。光源は、䟋えば、
モヌド同期によりパルス光ずなる機構を備えたア
ルゎン・むオンレヌザず波長可倉およびパル
ス幅の極小化を行なう色玠レヌザおよびパル
ス列呚期のコントロヌルを行なうキダビテむヌダ
ンパヌにより構成される。
光源ずしおはいずれもパルス光を䜿甚するが、
䜿甚する光ビヌムずしおは、アルゎンむオンレヌ
ザの発振波長、䞻ずしお488nmたたは514.5nmが
匷くその他玫倖領域の波長、および、色玠レヌザ
より出おくる波長、䟋えば色玠ずしおロヌダミン
6Gを甚いた堎合は600nm前埌の波長、の䞡者を
䜿甚する。これら䞡者の波長を甚いるず、ダブル
ビヌムの光源ずなり、现胞ぞの最適励起波長の遞
択が容易ずなる。
このパルス光のレヌザビヌム、䟋えばパルス幅
ずしお10psec〜10nsecのレヌザビヌムを、
比を向䞊させるために、そのり゚ストポむントが
现胞流の郚分にくるように集光しお、现胞流にほ
が盎角に照射する。
照射光の现胞流を぀きぬけた偎に、照射光源に
向けたフオトダむオヌドは、现胞が怜出範
囲に入぀た事を怜知し、䟋えばストリヌクカメラ
のシダツタヌを開閉するための信号を取り出
すために䜿甚される。フオトダむオヌドぞ
の入射光は通垞パルス動䜜をしおいるが、现胞が
パルス光に入぀おくるず吞収が起り信号に倉化が
起きるのでこれをシダツタヌ開信号ずする。
现胞がパルス光で暪切らないずきには、螢光は
発せられないのでストリヌクカメラからはベ
ヌスノむズ以倖の信号は出力されないが、このベ
ヌスノむズを消去するためにフオトダむオヌド
の出力信号をストリヌクカメラに入力し
お、现胞がパルス光をさえぎらないずきには、ス
トリヌクカメラの加速電圧をずし、チダン
ネルプレヌトの操䜜電圧をずするようなシダツ
タヌ同期信号を発せしめる。シダツタヌを開いお
加速電圧およびチダンネルプレヌトが動䜜開始し
た埌シダツタヌを閉じる信号は、䟋えばパルスが
100個通過しおのち、又は、1ÎŒs経過埌に発せられ
る。
パルス光ず现胞流が亀わる点に现胞が流れおく
るず、そこで现胞内の生䜓高分子又はそれに結合
した色玠が励起され、パルス状の螢光が発せられ
る。この螢光の列は、现胞流ずパルス光の照射方
向の双方にほが盎亀する方向にお、できるだけ広
角で集光レンズで集め、分光噚又は特
定波長のバンドパスフむルタヌ等
の分光手段を介しおストリヌクカメラおよ
びたたは光電子増倍管やフオトダむオヌド
に送られ、必芁ならば、これらの怜知
手段の前には偏光板図瀺せずが眮かれる。
䜆し、第図装眮における流動チダンバヌが第
図、第図に䟋瀺したものでなく、现胞流が入
射光軞に平行しお流れるタむプのもの、又は斜め
に入射されるタむプのものの堎合には、螢光の怜
知は、前蚘现胞流ずパルス光の照射方向の双方に
盎亀する必芁はなく入射光の圱響を受けないよう
に螢光が怜知されればよい。
光電子増倍管やフオトダむオヌドは、応答時定
数が倧きいため、その時定数より短いパルス光
は、怜知できない。逆にストリヌクカメラの時定
数は長くできない堎合がある。埓぀お、怜知手段
ずしお䞡者を遞択䜿甚すればよいこずずなる。な
お䟋えば入射パルス光のパルス幅が0.1nsecでく
り返し間隔が10nsecずするず、现胞がパルス光を
通過する間に受けるパルスの数は、现胞流速によ
るが100〜1000個ずなる。
ストリヌクカメラの動䜜が第図を参照し
぀぀説明される。第図には、分光噚を通぀
た光がストリヌクカメラで時間・䜍眮倉換を
受け、次元ストリヌク像ずしお結像する様子が
瀺される。発光パルスはたず光電面に入射
しお、その刻々の光の匷さに応じ、光電子
を攟出する。入射光の暪軞が波長ずなる。刻々の
光電子は、加速電極で初速床を揃えお加速
されおチダンネルプレヌトに向う䞀方、電
子ビヌムの進行方向に垂盎な、偏向電極に
よる偏向電堎で䞊䞋方向に偏向される。
この偏向電極には、シンクロスキダン方
匏を甚いお、ほが発光パルスに同期する高速掃匕
電圧が印加されおおり、埓぀お遅れお発生する光
電子は䟋えばチダンネルプレヌトの䞋方に入射す
るこずずなり、その埌電子増倍されお螢光面に衝
突し、再び光に倉換される。結局この螢光面に
は、時間を瞊軞ずし、波長λを暪軞ずしお螢光
パルスの匷床が茝床ずしお衚わされた像が
䞎えられる。分光噚で光は暪方向、すなわち
波長方向に広がり、ストリヌクカメラでそれ
ぞれの波長垯での光匷床の時間的倉化が瞊方向、
すなわち䜍眮的倉化に倉換され、光匷床の次元
濃淡像になる。この光像は、光電子ビヌムが螢光
パルス毎に発生し、高速掃匕されるけれども、螢
光面の残像効果のために、パルスの环積されたも
の、すなわち、现胞毎の像である。
この光像は、出力リレヌレンズ、オプテむカル
フアむバヌ等を通しお撮像管又はダむオヌド
アレむ等の受光玠子に結像する。この結果、
受光玠子を掃匕しお埗られる電気信号は、励起発
光パルスの匷床の時間倉化又は発光スペクトルの
時間倉化を瀺すものずなる。
前蚘発光パルスに同期する偏向電極の高
速掃匕電圧は、同期源ずしおは、照射パルス光の
䞀郚をフオトダむオヌドで受けたずきの出
力を甚いた掃匕同期回路によ぀お埗られる。
配向緩和時間は次のようにしおストリヌクカメ
ラによ぀お怜知できる。即ち、発光パルスを0゜お
よび90゜の぀の偏光板を通る光路に分け、ある
特定波長のそれぞれを各々のストリヌクカメラで
怜知する方法や、偏光板を通した偏光角0゜および
90゜の぀の偏光螢光パルスをある特定波長のそ
れぞれを台のストリヌクカメラの巊半分および
右半分に別けお入光し、チダンネルプレヌトの埌
の螢光面の巊右に別けおそれぞれの光像を描か
せ、別々にそれぞれの光像の電気信号を埗る方法
である。
前蚘したように、励起パルス光がレヌザパルス
である堎合には、パルス光が盎線偏光であるこず
が䞀般的であるが、この堎合、発光パルスに぀い
お偏光の効果を陀いお、発光の枛衰時間を枬定す
るには、偏光角がマゞツクアングルず呌ばれる
54.7゜に蚭定された偏光板を通しお芳枬すればよ
い。
光電子増倍管やフオトダむオヌドアレむ
を発光パルスの怜知手段に䜿甚する堎
合は、぀の现胞に぀いお数倚く発せられる螢光
パルスの぀を怜知しお、盎接に、発光の立䞊り
時間、枛衰時間や、配向緩和時間を怜知するこず
ができる。高感床を埗るために数個のパルスの平
均倀をず぀おもよい。
ストリヌクカメラ又は、光電子増倍管やフオト
ダむオヌドからの電気信号は、埌蚘される時定数
蚈時回路によ぀お特定波長の発光の立䞊り時間、
枛衰時間、配向緩和時間又は発光スペクトルの時
間倉化が挔算される。
第図装眮における信号凊理郚の構成が第
図に瀺される。
時定数蚈時回路の挔算出力
である発光の立䞊り時間、枛衰時間、配向緩和時
間はデヌタマルチプレクサ及び゜ヌテむング
マルチプレクサに送られる。
デヌタマルチプレクサは、䞭倮凊理ナニツト
CPUの指什に基づき、各センサヌの信号
を順次切換えおメモリに曞き蟌む。メモリ
に曞き蟌たれた信号は、埮小粒子の識別の衚瀺
ずしお、CPUの指什によりCRT等のデむス
プレむ䞊に枬定倀あるいはグラフ等のデヌタ
ずしお衚瀺し、たた、印字装眮にそれらのデヌタ
を印字し、ハヌドコピヌを䜜成する。
䞀方、゜ヌテむングマルチプレクサは、゜
ヌテむング分取すべき芁玠、䟋えば波長、立
䞊り時間、枛衰時間、配向緩和時間等の芁玠が蚭
定されるず、CPUからの指什により぀又
は耇数の芁玠の信号が遞択され、぀又は耇数の
䞊限あるいは䞋限比范噚に送られる。
ここであらかじめ蚭定された倀又はスペクトルず
枬定倀又は枬定スペクトルが比范され、所定の範
囲䟋えば䞊限以䞋でか぀䞋限以䞋にあるずき
は、信号凊理郚の動䜜により荷電パルス発生回
路は䞀定の遅延時間、䟋えば500〜1000ÎŒs繋
床をもたせお偏向信号を出力する。
このようにしお個の现胞の特定波長の螢光の
立䞊り時間、枛衰時間、発光スペクトルの時間倉
化又は配向緩和時間が正垞な现胞のも぀これらの
基準倀前蚘蚭定倀又は蚭定スペクトルず比范
され、その基準倀ずの隔りに応じお識別され偏向
信号が现胞の゜ヌテむング分取のために出力
されるこずずなる。
现胞流が液滎を圢成する所に、现胞流をはさん
で荷電電極が蚭けられおおり、荷電電極に
は、パルス幅50〜200ÎŒs、電圧±50〜300Vのパル
スが荷電パルス発生回路から印加されおいる。そ
しお液滎が圢成される瞬間に液滎はその荷電パル
スに応じお荷電される。この荷電パルスは、前蚘
のように现胞がパルス光の照射を受けお、螢光等
を怜知され、比范挔算されたのち遅延されおいる
ので、その现胞が䞁床荷電電極を通過するずきに
は、比范挔算の結果ずしおの荷電を受けるように
されおいる。
次いで液滎は、液滎流をはさむ圢で〜cmの
間隔で察向しおおかれおいる枚の偏向板の
間を通過する。偏向板には±1500〜2000Vの電圧
が加えられおおり、荷電された液滎は、静電気力
により偏向され偏向板の〜cm䞋方の现胞受噚
に集められる。荷電されおいない液滎はその
たた偏向されずに萜䞋する。
なお偏向信号を荷電パルス発生回路から出力さ
せる代りに、荷電電極では䞀定の荷電状態ずし
お、偏向板の電堎を駆動する回路を甚いお偏向電
堎の匷さを倉化させるようにしおもよい。
第図装眮における粒子流、照射するパルス
光、発生する発光パルス、ストリヌクカメラのシ
ダツタヌ甚ゲヌト、ストリヌクカメラの掃匕電
圧、液滎にかける荷電電堎、盞互間の時間的関係
が第図の波圢図を参照し぀぀説明される。
第図のは埮粒子がパルス光を暪切るずきを
レベル、そうでないずきをレベルずしお粒子
流の状態を瀺したものである。第図のは照射
するパルス光を瀺し、第図のは発生する発光
パルスを瀺しおいる。第図のおよびはそれ
ぞれストリヌクカメラのシダツタヌ甚ゲヌトず、
ストリヌクカメラの掃匕電圧を瀺し、第図の
は荷電電極にかける電圧を぀のレベルで瀺しお
いる。第図のからの間は、発光の立䞊り時
間だけ少し遅れ、ピヌクに達したあず、緩やかに
枛衰する。
第図のの呚期は、発光源からストリヌクカ
メラたでの光の到達時間だけの遅れを生じるが、
図では無芖した。第図のは、埮小粒子がパル
ス光の照射を受けおから、荷電電堎に至る時間差
だけ遅れる。光の遅れを問題ずする第図の〜
の遅れに比べれば比范にならない皋の遅れずな
るが、䟿宜䞊図では若干倧きく画くこずにずどめ
た。
第図回路における時定数蚈時回路の構成が第
図および第図に瀺される。時定数蚈時回路が
発光パルスの立䞊り時間、又は枛衰時間を挔算す
る堎合の時定数蚈時回路は第図のように構成さ
れる。
第図回路においお、発光の立䞊り時間の枬定
は、光像を倉換した電気信号OPTをたず前
眮増幅し、スムヌゞング等の前凊理を行な぀たの
ち、第比范噚により立䞊りの基準レベル
を定め、これを信号703ずする。信号
703ずする立䞊りの基準レベルは、しきい倀蚭
定噚により任意の倀に蚭定702できるものず
する。このしきい倀は、発光信号の無信号時から
の倉化点、光孊系あるいはこの回路に入る迄の電
気系のノむズ等を勘案しお決められる。
立䞊り時間の枬定䞊信号がピヌク倀に到達した
時の信号が必芁ずなるが、これには第比范噚
により䜜成される信号705を甚いる。即
ち発光信号ずそのピヌクホヌルド回路の信号を第
比范噚で比范し、発光信号の方が小さくなるず
きのピヌク点の信号を埗る。この703、
705の぀の信号発生時点の時間差を立䞊り時
間蚈時回路にお蚈枬する事により発光の立䞊り時
間を枬定できる。
発光の枛衰時間の枬定は、たず第比范噚
により前蚘ピヌク点ずなるべき時間をずらえ
る。それには発光信号ずピヌクホヌルド回路を通
぀た信号を比范すれば発光信号の方が小さくな぀
た所で第比范噚の出力が逆転するので、
これを信号705ずしお時間枬定回路の時間蚈
枬開始の信号ずしお䜿甚する。
枛衰時間ずは、通垞、信号ピヌク倀からの倀が
63になるたでの時間を採甚すればよ
いがこの又はその他の倀を枛衰比蚭定噚に
蚭定し、これず発光信号を第比范噚に入
れ、倧きさの逆転する時出力信号708が埗ら
れる。枛衰時間の枬定は、その信号705、
708を甚い、枛衰時間枬定回路により蚈枬され
る。STTは蚈時開始を、STPは蚈時停止を、そ
れぞれあらわす。
立䞋り時間蚈時回路の蚈時終了信号COMPLに
より、ピヌクホヌルド回路および぀の蚈時回路
をリセツトRSTする。このようにしお第図回
路により立䞊り時間蚈時信号707、立䞋り時
間蚈時信号709が埗られる。
以䞊は特定の䞀波長に関する時定数蚈時回路で
あるが、特定波長が耇数ある堎合には、特定波長
の数に応じおそれぞれの波長に぀いお同様の凊理
を行なえばよい。たた、第図回路が甚いられる
堎合においおは、信号707、信号709の
䞀方を省略するこずが可胜である。
時定数蚈時回路が配向緩和時間を挔算する堎合
の時定数蚈時回路は、第図のように構成され
る。第図回路においお、光像怜出噚よりの偏光
角0゜および90゜の電気信号OPTを前眮増幅を
行な぀たのち、前蚘偏光を瀺す換算倀、䟋えば発
光偏光床を挔算させる。その回路よりの出力を前
蚘枛衰時間蚈時ず同様に凊理するものである。こ
のようにしお第図回路により配向緩和時間蚈時
信号716が埗られる。耇数の特定波長に぀い
おは、その各々に同様の凊理を行なえばよい。
粒子からの螢光を分光噚で波長垯に分光し、分
光した埌の光をシンクロスキダン方匏のストリヌ
クカメラで怜出した、発光スペクトルの時間倉化
が第図に瀺される。本発明による装眮におい
おは、このようなストリヌク像を取扱いの察象ず
する。たた、スペクトルの時間倉化を、時間分解
スペクトルずも蚀う。
第図においおは、軞が時間軞、70ピコ秒
ごずの区切り、軞が蛍光の波長、軞が蛍光の
匷さを衚す。B2皮類の粒子の時間分解スペ
クトルを、重ねお衚瀺した。実線は粒子の、点
線は粒子の、スペクトルの時間倉化を瀺し、
぀のカヌブが重なる郚分は、実線で衚した。
第図においおは、粒子からの蛍光が速く
枛衰し、粒子からの蛍光が比范的にゆ぀くり枛
衰するこずが瀺される。したが぀お、最初の曲線
時間の蛍光匷床のスペクトル匷いパル
スレヌザを照射した盎埌のスペクトルに泚目す
れば、ずの粒子が識別出来るこずが、第
図から読み取れる。もし、スペクトル分解しなけ
れば、粒子の時間での蛍光匷床差は
わずかであるから、ずの区別が぀かない。
第図以倖でも、スペクトル分解するこず
で、流れる粒子からの蛍光の枛衰が、赀色シフト
長波長偎の光匷床が匷くなる、青色シフト波
長500nm付近の光匷床が匷くなる、倉化しない、
等に分かれる堎合があり、このこずに泚目するこ
ずで、粒子が識別できる。
第図装眮においおは、埮小粒子の区分、遞別
のパラメヌタヌは、埮小粒子の分子レベルの局所
構造の違いに基づくものである。具䜓的には、生
䜓埮小粒子に぀いお蚀えば、分子生物孊的又は分
子化孊的な现胞レベル、染色䜓レベル曎には生䜓
分子レベルにたでたちかえ぀たものである。曎に
具䜓的には、たず第に各構成分子、郚䜍の接近
床、䟋えば栞酞−塩基ペアの距離、染色甚色玠分
子−分子骚栌の距離、ドナ色玠分子ずアクセプタ
色玠分子ずの距離等であり、第に栞酞、タンパ
ク質などの粒子の倧きさや型であり、第に分子
の構造に関し、䟋えば重らせんのピツチ、分子
の内郚振動、ブラりン運転、鎖のベンデむング、
分子の局郚的な回転運動等の情報である。
第に光化孊反応を含む生化孊反応の過枡䞭間
生成物の怜出であり、第に现胞の領域の情報で
あ぀お、䟋えば、现胞膜ずタンパク質ずの結合状
態や膜の厚さである。第に现胞の融合状態、衚
面レクチンリセプタヌの分垃、クロメヌシペン接
近などの生䜓埮小粒子のその他の性質に関する情
報である。
これらは、生䜓埮小粒子の異垞因子に盎接係わ
る高䟡倀の情報である。第図装眮においおは、
これらの高䟡倀の情報によ぀お生䜓埮小粒子を区
分、遞別でき、しかもそれを倧量のサンプルを短
時間でオンラむンで行なうこずが可胜である。こ
のこずは、第図装眮の医孊分野における臚床的
有甚性ず、その基瀎医孊ぞの有甚性を意味し、た
たその他の埮小粒子の区分、遞別ぞの有甚性をも
意味する。
本発明の実斜にあた぀おは、前述の実斜䟋のほ
か、皮々の倉圢圢態をずるこずが可胜である。た
た、本発明の方法および装眮には、前蚘特公昭56
−13266号公報に蚘茉されたようなコりルタヌオ
リフむスを䜿甚する容量怜知システムやパルス光
照射による粒子からのパルス状の螢光や散乱光を
連続光ずしおならしおその匷匱を怜知し、それら
を粒子の区分、遞別のパラメヌタヌずするこず、
即ち、埓来の流動システム分析の手法を䜵甚する
こずは勿論可胜である。
発明の効果 本発明によれば、埮小粒子を個づ぀間隔を持
たせお含み生成された粒子流に、光源から光パル
スの数の制埡甚のキダビテむヌダンパヌを通し
お、匷床の倧なる光パルスが照射され、該照射さ
れた粒子からの発光を、分光噚で波長垯に分光し
た埌の光匷床がシンクロスキダン方匏のストリヌ
クカメラで怜出され、該怜出過皋埌に遞別された
該埮小粒子を含む液滎が垯電させられ高い電堎䞭
で偏向させられ、流れる埮小粒子からの発光を分
光噚で波長垯に分光した埌の光をシンクロスキダ
ン方匏のストリヌクカメラで怜出した結果での発
光スペクトルの時間的倉化の特性に基づき該粒子
流内の埮小粒子の識別を迅速か぀高粟床に行うこ
ずができる。
【図面の簡単な説明】
第図は、光照射に察する粒子の発光および倱
掻の状況を説明する図、第図は、本発明の䞀実
斜䟋ずしおの埮小粒子の識別区分又は遞別を
行う装眮の党䜓的な構成を瀺す図、第図および
第図は流動チダンバヌの構造䟋を瀺す図、第
図はストリヌクカメラの動䜜を説明する図、第
図は第図装眮における信号凊理郚の構成を瀺す
図、第図は、第図装眮における各郚の信号の
時間的関係を瀺す波圢図、第図および第図
は、第図回路における時定数蚈時回路の構成を
瀺す図、第図は粒子からの発光を分光噚で波
長垯に分光した埌の光をシンクロスキダン方匏の
ストリヌクカメラで怜出した発光スペクトルの時
間的倉化を瀺す特性図である。   シヌス液容噚、  詊料容噚、
  管、  流動チダンバヌ、  信号凊理
郚、  アルゎンむオンレヌザ、  色
玠レヌザ、  キダビテむヌダンパヌ、
  分光噚、  ストリヌクカメラ、 
 荷電電極、  偏向板、  现胞受
噚、  管、  振動手段、  出
口ノズル、  シヌス液、  デむスプ
レむ郚、  荷電パルス発生郚、  掃
匕同期回路、  シダツタヌ同期回路、
〜  ハヌフミラヌ、 
 ダむクロむツクミラヌ、  党
反射ミラヌ、〜  レンズ、
  フオトダむオヌド、
  光電子増倍管又はフオトダむオヌド、
〜  バンドパスフむルタ。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  埮小粒子を識別、遞別する方法であ぀お、該
    方法が、 埮小粒子の懞濁液から実質的に該埮小粒子を
    個づ぀間隔を持たせお含む粒子流を生成させる過
    皋、 該生成された粒子流に、光源から光パルスの数
    の制埡甚のキダビテむヌダンパヌを通しお、匷床
    の倧なる光パルスを照射する過皋、 該光パルスを照射された粒子からの発光を、分
    光噚で波長垯に分光し、分光埌の光匷床をシンク
    ロスキダン方匏のストリヌクカメラで怜出する過
    皋、および、 該怜出過皋埌に遞別された該埮小粒子を含む液
    滎を垯電し、高い電堎䞭で該液滎を偏向させる過
    皋を具備し、 流れる該粒子からの発光を、分光噚で波長垯に
    分光し、分光した埌の光をシンクロスキダン方匏
    のストリヌクカメラで怜出し、該怜出結果での発
    光スペクトルの時間的倉化の特性に基づいお、該
    粒子流内の埮小粒子を識別、遞別するこずを特城
    ずする埮小粒子を識別する方法。  埮小粒子を識別、遞別する装眮であ぀お、該
    装眮が、 埮小粒子の懞濁液から実質的に該埮小粒子を
    個づ぀間隔を持たせお含む粒子流を生成させる手
    段、 該生成された粒子流に、光源から光パルスの数
    の制埡甚のキダビテむヌダンパヌを通しお、匷床
    の倧なる光パルスを照射する手段、 該光パルスを照射された粒子からの発光を、分
    光噚で波長垯に分光し、分光埌の光匷床をシンク
    ロスキダン方匏のストリヌクカメラで怜出する手
    段、 該怜出埌に遞別された該埮小粒子を含む液滎を
    垯電し、高い電堎䞭で該液滎を偏向させる手段を
    具備し、 流れる該粒子からの発光を、分光噚で波長垯に
    分光し、分光した埌の光をシンクロスキダン方匏
    のストリヌクカメラで怜出し、該怜出結果での発
    光スペクトルの時間的倉化の特性に基づいお、該
    粒子流内の埮小粒子を識別、遞別するこずを特城
    ずする埮小粒子を識別する装眮。
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