JPH0366702B2 - - Google Patents

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JPH0366702B2
JPH0366702B2 JP58027332A JP2733283A JPH0366702B2 JP H0366702 B2 JPH0366702 B2 JP H0366702B2 JP 58027332 A JP58027332 A JP 58027332A JP 2733283 A JP2733283 A JP 2733283A JP H0366702 B2 JPH0366702 B2 JP H0366702B2
Authority
JP
Japan
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black
slope
pattern
character
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58027332A
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English (en)
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JPS59153270A (ja
Inventor
Naoki Nakajima
Takahiko Kawatani
Sueji Myahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP58027332A priority Critical patent/JPS59153270A/ja
Publication of JPS59153270A publication Critical patent/JPS59153270A/ja
Publication of JPH0366702B2 publication Critical patent/JPH0366702B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の属する分野の説明 本発明は、位相幾何学的にみて複雑な構造を持
つ漢字等のパタンを、予め定められた方向に走査
しつつ、各黒点に文字線の傾斜の情報を集積させ
ることによつて、識別に有効な特徴を高速に抽出
する特徴抽出処理方式に関し、特にその方向線分
抽出を効率的に行うための手段に関するものであ
る。
(2) 従来の技術の説明 黒・白の2値パタンの全ての文字線縁上の黒点
に傾斜符号を付与したパタンを基に、文字線の全
ての内部点に傾斜符号を伝播し、該伝播されたパ
タンを予め定められた方向に走査し、走査過程に
おける黒点の連続数、傾斜符号の種類と個数とに
よつて、走査方向と反対方向に文字線が延びてい
ることを判断し、符号化する方向線分抽出手段を
備えた特徴抽出処理方式として特願昭57−135433
がある。この方式においては伝播されたパタンを
走査し、方向線分を1つの走査に対して1方向の
方向線分を表わす特徴を抽出しているため、文字
パタンの持つ様々な角度の文字線分を確実に抽出
するには、16方向以上の走査が必要となり、処理
時間がかかるという欠点があつた。
(3) 発明の目的 本発明は、以上の欠点を解決するため、文字パ
タンの全ての黒点に傾斜符号が付与されたパタン
から方向線分を抽出する際に、1つの走査で複数
方向の方向線分を同時に検出することにより、少
ない走査回数で、種々な傾斜を持つ文字線の方向
線分を抽出できるようにしたものである。以下、
図面について詳細に説明する。
(4) 発明の構成および作用の説明 第1図は、本発明の実施例であつて、図中、1
00は走査部、200はパタンメモリ部、300
は黒点1次特徴抽出部、310は特徴初期化部、
330は特徴伝播部、350は方向線分抽出部、
400は特徴集積処理部、500は識別部、60
0は制御部、700は出力端子である。同図の動
作で特徴伝播が終了する迄については、特願昭57
−135433に明確に記述されているのでここでは詳
述しない。
文字パタンの全ての黒点に傾斜符号が付与され
た特徴伝播終了後のパタンについて、第2図の5
1,53,55,57,59,61,63,65
の8方向のラスタ走査を順次行つていく。その
際、注目する黒点を含め、N個以上の黒点が連続
する場合に、N個の黒点の中で水平H、垂直V、
左斜L、右斜Rの4種から成る傾斜符号の各々に
ついて何個存在するかを計数する。この計数結果
を所定の複数組の条件と比較を行う。この複数組
の条件の中から満足した条件の組に対応する検出
方向の文字線分が注目する黒点に存在していると
判定し、出力のパタンメモリの所定の各位置に情
報を付与する。
このようにして黒点の特徴抽出が終了すると特
徴集積処理を行う。この特徴集積処理については
特願昭51−85708号に明確に記述されているので
ここでは述べない。この処理が終了すると、結果
は識別部へ転送される。
識別部500では、各語について予め指定され
たコードと一致するものがあるか否か、あるいは
一致するものの個数を計数し、この情報をもとに
入力文字が何であるかを決定し、その結果を出力
する。
第3図は、方向線分抽出部350の一実施例を
示すブロツク図であり、8方向のパタンメモリ走
査で16方向のパタンメモリ走査を行つた場合と同
等の方向線分検出能力を持たせたものである。
特徴伝播終了後のパタンが格納されているパタ
ンメモリ部200から転送される入力信号351
は、入力バツフア(1)353、入力バツフア(2)35
4に格納される。
入力バツフア(1)353は、黒点であるか白点で
あるかを示す信号を格納する。また入力バツフア
(2)354は、傾斜情報を格納する。黒白判定回路
356は、入力された信号が黒、白何れを表わす
信号かを判定し、白点の時にはカウンタ(1)357
の内容をクリアし、後述の処理は行わない。黒点
に時はカウンタ(1)357の内容に1を加え、後述
の処理を続行する。358は1語4ビツトで一定
値以上の語数を有するシフトレジスタであり、バ
ツフア(2)354の内容が入力される。
加算回路359は、シフトレジスタ358の最
も新しく書き込まれた語から予め定められたN語
を読出し、水平傾斜H、垂直傾斜V、左上り傾斜
L、右上り傾斜Rの各々の存在を示すビツトがN
語のうちの何語に存在するかを求め、符号化回路
(1)360,(2)370,(3)380へそれぞれ送出す
る。符号化回路(1)360と判定テーブル(1)36
1、カウンタ(2)363は、走査方向と逆の方向の
線分、たとえば走査方向が51の場合59の方向
の線分を検出するための回路である。
符号化回路(2)370と判定テーブル(2)371、
符号化回路(3)380と判定テーブル(3)381は、
それぞれ走査方向を時計周りへ回転させた次の方
向の逆方向と、走査方向を反時計周りへ回転させ
た次の方向の逆方向の線分を検出するための回路
である。たとえば前者では、走査方向が51の場
合において、その時計周りの回転の次の方向は6
6であり、その逆方向の58の方向の線分が同時
に検出される。
走査方向と逆方向の線分の検出は次のように行
われる。
符号化回路(1)360は、カウンタ(1)357の内
容がN以上である時、水平傾斜H、垂直傾斜V、
左上り傾斜L、右上り傾斜Rの各々の存在する数
を示すnH、nV、nL、nRと、判定テーブル(1)361
に記憶されている条件とを照合する。判定テーブ
ル(1)361に記憶されている条件の一例を第4図
に示す。ただし、同図において走査方向が( )
内の時、検出方向はその( )内に示される。例
えば、走査方向が51のとき、文字線検出方向は
59であり、nH7、nL3、nR3を満足した
ら、59の方向に文字線が延びていると判定し、
出力バツフア362の所定ビツト位置に「1」を
セツトし、カウンタ(2)363に予め定められた定
数α1をセツトする。また条件を満足せず、文字線
が延びていないと判定された時には、カウンタ(2)
363の内容が正であるか否かをチエツクし、正
である場合にのみ出力バツフアの所定ビツト位置
に「1」をセツトするとともに、カウンタ(2)36
3の内容から1を減ずる。
この結果、一旦線分を検出した後、α1の値に相
当する黒点の数だけ、すなわちカウンタ(2)363
の値が零になるまで、線分の検出を延長すること
ができ、文字線検出がより安定となる。
符号化回路(2)370による方向線分検出は、次
のように行われる。
走査方向が51のとき、文字線の検出方向は5
8であり、検出と条件は、第4図よりnH4、nL
4、hr1、nR1である。この条件を満足し
たら、58の方向に文字線が延びていると判断
し、出力バツフア362の所定ビツト位置に
「1」をセツトする。符号化回路(3)380の動作
も同様に、たとえば走査方向が51のとき、検出
方向60について行われる。
次に第5図ないし第7図に示す具体例を用い
て、方向線分抽出部350の動作の概略を説明す
る。
方向線分抽出部350の動作概略を述べる。
第6図を第5図に示す“技”の字の四角く囲つ
た部分の拡大図であるものとする。第6図におけ
る○は文字線を構成する黒点とし、各黒点には傾
斜符号が付与された状態を示している。傾斜符号
は各黒点に水平、垂直、左斜め、右斜めの4種類
の方向の1つ以上の方向を付与したものである。
第6図の各○から延びている線分は各々水平、
垂直、左斜め、右斜めの傾斜を有していることを
表している。次に同図に対し、第6図の61の方
向にラスター走査するものとする。ここで第6図
の61の点を着目点とする。また、観測範囲Nを
5とする。このとき第6図の点線で囲つた部分が
観測範囲となる。
この中に存在する方向別の傾斜符号数を数える
と次のようになる。
nH=5 nL=0 nV=0 nR=4 この結果を第4図の条件(走査方向61の部分
を参照)と比較すると、文字線検出方向53と照
合がとれるので、着目の黒点は第2図53の方向
に延びた文字線の一部と判断する。
このような操作を全ての黒点に対し、8方向の
ラスター走査を行うことにより各方向の文字線を
検出することになる。第7図はその結果であり、
第6図と同じ黒点である71には矢印で右斜め線
分が右上方向に続いていることを示している。
出力バツフア362に書込まれた信号は、パタ
ンメモリ部200に転送されパタンメモリ210
の読出された時と同じアドレスの1語の所定ビツ
ト位置に書込まれる。
以上、説明したように文字パタンの全ての黒点
に傾斜符号が付与されたパタンから方向線分を抽
出する際、1つのパタンメモリ走査方向におい
て、複数種の方向線分を同時に抽出することによ
り、少ないパタンメモリ走査、例えば8方向の走
査で16方向を走査した場合と同等の文字線の方向
線分の検出が可能となり、処理を高速化できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の全体構成図、第2図は
パタンメモリ走査方向および文字線の検出方向を
示す図、第3図は方向線分抽出部の実施例構成
図、第4図は判定テーブルの条件の例を示す説明
図、第5図は2値パタンの例の説明図、第6図は
第5図の2値パタンの一部分を拡大したもので傾
斜情報付与パタンを示す説明図、第7図は文字線
検出後のパタンを示す説明図である。 図中100は走査部、200はパタンメモリ
部、210はパタンメモリ、300は黒点1次特
徴抽出部、310は特徴初期化部、330は特徴
伝播部、350は方向線分抽出部、351は方向
線分抽出部の入力端子、353,354は入力バ
ツフア、356は黒白判定回路、357はカウン
タ、358はシフトレジスタ、359は加算回
路、360,370,380は符号化回路、36
1,371,381は判定テーブル、363はカ
ウンタ、362は出力バツフア、352は方向線
分抽出部の出力端子、400は特徴集積処理部、
500は識別部、600は制御部、700は出力
端子部を表わす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 認識対象の文字を走査して得られる黒白の2
    値パタンに含まれる文字線縁上の各点について傾
    斜の方向により傾斜符号を付与し、該傾斜符号を
    全ての文字線内部点に伝播したパタンを用いて文
    字線上の黒点を符号化し、方向線分を抽出したパ
    タンを用いて文字の認識を行う文字読取装置にお
    いて、傾斜符号の伝播されたパタンを予め定めら
    れた方向に走査し、各黒点に達した時に該黒点か
    ら予め定められた個数以上の黒点が連続するか否
    かを判断し、連続する場合は該黒点と連続する黒
    点の傾斜符号の各々が何個存在するかを計数し、
    各々の計数値を予め定められた複数組の条件と照
    合することにより該黒点から走査方向と反対方向
    あるいはそれに近接する方向に線分が延びている
    か否かを判定して、各黒点を符号化する方向線分
    抽出手段を有することを特徴とする特徴抽出処理
    方式。
JP58027332A 1983-02-21 1983-02-21 特徴抽出処理方式 Granted JPS59153270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58027332A JPS59153270A (ja) 1983-02-21 1983-02-21 特徴抽出処理方式

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JP58027332A JPS59153270A (ja) 1983-02-21 1983-02-21 特徴抽出処理方式

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Publication Number Publication Date
JPS59153270A JPS59153270A (ja) 1984-09-01
JPH0366702B2 true JPH0366702B2 (ja) 1991-10-18

Family

ID=12218109

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58027332A Granted JPS59153270A (ja) 1983-02-21 1983-02-21 特徴抽出処理方式

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JP (1) JPS59153270A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2502991Y2 (ja) * 1990-01-18 1996-06-26 スギハラ貿易株式会社 チェンソ―のガイドバ―

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2502991Y2 (ja) * 1990-01-18 1996-06-26 スギハラ貿易株式会社 チェンソ―のガイドバ―

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JPS59153270A (ja) 1984-09-01

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