JPH0366635A - 1,2,3―シクロヘキサントリオールの製造方法 - Google Patents

1,2,3―シクロヘキサントリオールの製造方法

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JPH0366635A
JPH0366635A JP1204409A JP20440989A JPH0366635A JP H0366635 A JPH0366635 A JP H0366635A JP 1204409 A JP1204409 A JP 1204409A JP 20440989 A JP20440989 A JP 20440989A JP H0366635 A JPH0366635 A JP H0366635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyrogallol
cyclohexanetriol
liquid phase
usually
hydrogen
Prior art date
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Pending
Application number
JP1204409A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hara
善則 原
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
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Publication of JPH0366635A publication Critical patent/JPH0366635A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はピロガロールを水素化して1,2.3=シクロ
ヘキサントリオールを製造する方法に関する。
(従来の技術) 1.2.3−シクロヘキサントリオールを製造する方法
としては下記の方法が知られている。即ち、例えば、シ
クロヘキセンをエポキシ化して得うレるヒドロキシシク
ロヘキセンオキシドを水和する方法やピロガロールをラ
ネーニッケルやルテニウム担持型触媒等の不均一系触媒
を用いて液相下積水素化反応する方法がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者の方法では出発原料の入手が困難で
コスト高となり、工業的に不利であった。
また、後者の方法ではピロガロールを核水素化して一段
で1.2.3−シクロヘキサントリオールを得ているが
、水素化する際にヒドロキシ基の水素化分解が顕著であ
り効率よ<1,2.3−シクロヘキサントリオールを製
造することができなかった。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明者はピロガロールの核水素化反応による
方法について種々検討した結果、ピロガロールの核水素
化反応を特定の条件下において行えば効率よ<1,2.
3−シクロヘキサントリオールが得られることを見出し
、本発明に到達した。
すなわち、本発明の目的はピロガロールを核水素化する
に際し、ヒドロキシ基の水素化分解を抑制して目的の1
.2.3−シクロヘキサントリオールを効率よく製造す
る方法を提供することにある。
そして、その目的はピロガロールをアルミナ担持ロジウ
ム触媒の存在下、1〜110気圧の水素圧及び30〜1
50 ’Cの温度で、液相で水素添加することを特徴と
する1、2.3−シクロヘキサントリオールの製造方法
により容易に達成される。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いるアルミナ担持ロジウム触媒は通常の方法
で調製されたものでよく、特に限定されるものではない
が、例えばロジウムの塩酸塩、硝酸塩等の無機塩や酢酸
塩、シュウ酸塩等の有機塩等の各種の塩の水溶液をアル
ξす担体に含浸させた後、焼成還元すること等によって
得ることができる。
アルミナ担体へのロジウム金属の担持量は通常担体に対
して0.001〜30重量%、好ましくは0.01〜1
0重量%である。
触媒の使用量は液相中の濃度として通常、0.001〜
20!i量%、好ましくは0.1〜10重量%である。
本発明の方法では、反応温度30〜150℃の範囲、好
ましくは40〜120″Cの範囲で行われる。30゛C
未満の温度では水素化反応速度が遅く工業的に好ましく
ない。また、150″Cを越える温度では水素化分解に
よる副反応が著しく、生成物の純度が低下するので好ま
しくない。
本発明の方法では、液相中でピロガロールを水素添加す
ることから溶媒が必要であるが、ピロガロール及び生成
物である1、2.3−シクロヘキサントリオールを溶解
するものであれば特に限定されるものではない。具体的
にはヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロ
ヘキセン、シクロペンクン、ジクロロメタン、モノクロ
ロベンゼン、オルトジクロロベンゼン等の炭化水素類ま
たはハロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノール、
プロパノール等のアルコール類、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル等
のエステル類、N−メチルピロリドン、ジメチルイミダ
ゾリトン等のアミド系溶媒等が用いられる。
これらの溶媒中のピロガロールの濃度は通常l〜50重
量%、好ましくは5〜30重量%の範囲がよい。
本発明の方法では、水素化剤として水素ガス又は水素含
有ガスが用いられる。水素含有ガスとしては、水性ガス
やアンモニア合成原料として用いられる水素と窒素の混
合ガス等が挙げられる。水素ガスまたは水素含有ガスの
圧力は、反応系内の水素分圧で1気圧以上、特に5気圧
以上が好ましい。また、水素分圧の上限を設ける必要は
ないものの、あまり高圧にすることは工業的に好ましく
ないので110気圧以下、通常は100気圧以下とする
(実施例) 以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、
本発明の要旨を越えない限り下記の実施例に限定される
ものではない。
実施例1 10m1のスピナー攪拌オートクレーブに5%Rh/ア
ルミナ(日本エンゲルハルト社製)0.4g1ピロガロ
一ル2g及び溶媒としてエタノールを15mj!仕込み
、室温で100気圧の水素を仕込み、100″Cで1.
5時間反応させた。反応後、生成物である1、2.3−
シクロヘキサントリオールは固化していた。過剰のメタ
ノールを加えて生成物を溶解させてガスクロマトグラフ
ィー分析で定量したところ、ピロガロールの転化率は1
00%であり、1,2.3−シクロヘキサントリオール
の選択率は85.4%であった。シクロヘキサンジオー
ルが9.5%副生していた。1,2.3−シクロヘキサ
ントリオールは、反応液から濾過により触媒分離後、炉
液を濃縮してメタノールで晶析後、白色結晶として取得
した。この白色結晶の元素分析値は以下のようになった
C(%)   H(%) 理論値   54.55   9.09分析値   5
4.12   9.25比較例1 実施例1で用いた5%Rh/アルミナの代りに5%Rh
/活性炭(日本エンゲルハルト社製)を用いて実施例1
と同様の反応を行ったところ、ピロガロールの転化率は
100%であったが、■。
2.3−シクロヘキサントリオールの選択率は32.9
%であった。シクロヘキサンジオールが51゜9%副生
していた。
比較例2 70mfのスピナー攪拌ミクロオートクレーブに5%P
d/活性炭(日本エンゲルハルト社製)0.4g、ピロ
ガロール2.0g及び溶媒として酢酸メチル15mlを
加えて、室温で100気圧の水素を圧入して130 ’
Cで3時間反応を行ったところ、ピロガロールの転化率
は100%であったが、1.2.3−シクロヘキサント
リオールの生成は認められず、シクロヘキサンジオール
が、99.6%の収率で生成していた。
実施例2 70mfのスピナー攪拌ミクロオートクレーブに2%R
h/アルミナ(日本エンゲルハルト社製)0.4g、ピ
ロガロール4.0g及びエタノールを15m1仕込み、
室温で100気圧の水素を圧入して反応温度50″Cで
2.5時間反応を行った。ピロガロールの転化率は10
0%であり、1,2.3−シクロヘキサントリオールの
選択率は88.9%であった。他にシクロヘキサンジオ
ールが6.8%副生していた。
(発明の効果) 本発明の方法により効率よく且つ高純度の1゜2.3−
シクロヘキサントリオールを工業的に製造することが可
能となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピロガロールをアルミナ担持ロジウム触媒の存在
    下、1〜110気圧の水素圧及び30〜150℃の温度
    で、液相で水素添加することを特徴とする1,2,3−
    シクロヘキサントリオールの製造方法。
JP1204409A 1989-08-07 1989-08-07 1,2,3―シクロヘキサントリオールの製造方法 Pending JPH0366635A (ja)

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JPH0366635A true JPH0366635A (ja) 1991-03-22

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