JPH0366197A - プリント回路基板用係止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フレームに収容されてコネクタにょ従来の技
術 複数のプリント回路基板を組合せて装置を実現するもの
にあっては、第５図に示したように複数の溝Ａ、Ａ、・
・・を平行に形成したフレームＢを用い、これらの溝Ａ
、Ａ・・・・にプリント回路基板Ｃ２Ｃ・・・・の側部
を挿入することにより、プリント回路基板Ｃ１Ｃ・・・
・のコネクタＤとフレームＢのコネクタＥを係合させて
複数のプリント回路基板を収容、実装することが行われ
ている。

ところで、このような実装方法にあっては、プリント回
路基板ＣとフレームＢとの固定は、主にコネクタＤ、Ｅ
の結合力だけに頼っているため、外部からの振動を受け
た場合にコネクタの接続が外れ易いという問題がある。

このため、特に高い信頼性を要求される装置にあっては
、プリント回路基板Ｃの手前側に押え部材Ｆを取り付け
て回路基板をフレームＢに固定する手法が採られている
。

発明が解決しようとする課題 このような手法によれば、プリント回路基板の抜けを確
実に防止することが可能となる反面、別途押え部材Ｆを
必要とするばがりではなく、回路基板の着脱に際しては
押え部材の取外しを必要とするために作業性が悪く、さ
らには押え部材の装着を忘却し易いと言う問題がある。

本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、押え部材を必要とすることにある
。

問題を解決するための手段 このような問題を解決するために本発明においては、プ
リント回路基板の挿入方向に一致する側に挿入方向奥が
基板側となる斜面部を、また手前側に垂直面部を有する
突起を形成するとともに、フレームに前記突起と係合す
る凹部を形成した。

作用 プリント回路基板をフレームに押込むと、突起の斜面が
凹部に落ち込み、垂直面部が凹部に係止される。これに
より手前側への移動が阻止される。また回路基板を外す
場合には、弾性片を押し曲げて垂直面を凹部から外すこ
とにより、凹部との係合が解かれるから、そのままプリ
ント回路基板を手前側に引出せばよい。

実施例 そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。

第１図、第２図は、本発明の一実施例を示すものであっ
て、図中符号１は、プリント回路基板で、部品が実装さ
れた面の周縁部には枠部材２゜２を設けて回路の保護を
図るように構成されている。３，３は、弾性片で、回路
基板１を後述するフレーム１０に装着するとき移動方向
と平行とな共 る枠部材２，２から一体的に傅出させてそれぞれ外側に
Ｕ字状に折曲げて形成され、先端には挿入方向奥が基板
１の側に、また手前側を外方とする斜面部４ａと、手前
側が壁面となる垂直面部４ｂからなる係止用の突起４が
形成されている。さらに枠部材２，２の外側には、挿入
方向に平行な溝５が形成されている。

１０は、前途のフレームで、プリント回路基板１の挿入
が可能な間隔を持たせて平行に凸状体１１が設けられ、
また突起４，４が当接する位置に凹部１２を形成して構
成される。この四部１２は、突起４，４が完全に挿入さ
れたとき、突起４の垂直面４ｂが当接する壁面１２ａを
有している。なお図中符号８，１４は、それぞれプリン
ト回路基板１とフレーム１０に設けられたコネクタを示
す。

この実施例において、プリント回路基板棒部材２．２の
溝５をフレーム１０の凸状体１１に沿わせて押込むと、
プリント回路基板１の突起４がフレーム１０に当接する
。この段階でさらにプリント回路基板１を押込むと、突
起４の斜面４ａはフレーム１０の凹部１２に案内されて
弾性片３，３を内側に押し曲げなから凹部１２に進入す
る。このようにして斜面４ａが壁面１２ａを乗越えるま
で押込むと、プリント回路基板１のコネクタ８とフレー
ム１０のコネクタ１４とが係合した状態で、弾性片３，
３の弾力により突起４の垂直面４ｂが凹部１２に落ち込
む（第３図）。これにより、プリント回路基板１を引抜
く力が作用したとしても、垂直面４ｂが凹所１２の壁面
１２ａを乗越えることができないから、抜けが防止され
ることになる。

一方、プリント回路基板１を取り出す場合には、フレー
ム１０から突出している弾性片３．３を挟んで内側に押
し曲げると、突起４の垂直面４ｂがフレーム１０の凹所
１２から引上げられる。

この状態でプリント回路基板１を引出せば、突起４は凹
所１２を素通りするからプリント回路基板１を取り出す
ことができる。

なお、この実施例においては、プリント回路基板の両側
に弾性片を形成しているが、一方だけに形成するように
しても同様の作用を奏することは明らかである。

第４図は、本発明の第２実施例を示すものであって、図
中符号２０は、ケーブル保持用の通孔でプリント回路基
板１の弾性片３の折曲げ部３ａにケーブルにの直径より
も若干量さい幅を持つ切欠き２１を通じて、弾性片３の
折曲げ部３ａに開放されている。

この実施例によれば、プリント回路基板ｌのそばを通る
ケーブルＫを切欠き２１に押込むと、ケーブルには、自
身や弾性片３の相対的変形によって通孔２０まで移動し
て通孔２０に保持されることになり、その引回しに便利
である。

発明の効果 以上、説明したように本発明においては、プリント回路
基板の挿入方向に一致する側面手前側内奥が基板側とな
る斜面部を、また手前側に垂直面部を有する突起を形成
するとともに、フレームに前記突起と係合する凹部を形
成したので、プリント回路基板をフレームに押込むだけ
で、弾性片の付勢力により垂直面をフレームに係合させ
て抜けを確実に防止することができ、また弾性片を押し
曲げるという操作だけで簡単に引抜くことができる。ま
た、押え用の別部材の取付が不要となるから、コストの
低減を図るとともに、部材の取付忘れによる事故の発生
を確実に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は本発
明の要部を拡大して示す斜視図、第３図は装着時におけ
る弾性片の状態を示す断面図、第４図は本発明の他の実
施例を示す弾性片の斜視図、及び第５図は従来のプリン
ト回路基板をフレームに装着した状態を示す斜視図であ
る。 １・・・プリント回路基板、２・・・枠部材、３・・・
弾性片、４・・・突起、４ａ・・・斜面部、４ｂ・・・
垂直面、１０・・・フレーム、１１・・・凸状体、１２
・・・凹部、１２ａ・・・壁面、８．１４・・・コネク
タ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　プリント回路基板の挿入方向に一致する側面手前側に
   、側面外方に「Ｕ」字状の弾性片をプリント回路基板か
   ら延出させ、前記弾性片の先端に挿入方向奥が基板側と
   なる斜面部を、また手前側に垂直面部を有する突起を形
   成するとともに、フレームに前記突起と係合する凹部を
   形成してなるプリント回路基板用係止装置。