JPH03646B2 - - Google Patents

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JPH03646B2
JPH03646B2 JP54077242A JP7724279A JPH03646B2 JP H03646 B2 JPH03646 B2 JP H03646B2 JP 54077242 A JP54077242 A JP 54077242A JP 7724279 A JP7724279 A JP 7724279A JP H03646 B2 JPH03646 B2 JP H03646B2
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JP
Japan
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ignition
firing
circuit
signal
command signal
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP54077242A
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English (en)
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JPS562023A (en
Inventor
Isao Iyoda
Masayoshi Kumano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS562023A publication Critical patent/JPS562023A/ja
Publication of JPH03646B2 publication Critical patent/JPH03646B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電力系統に接続され、無効電力を供
給する無効電力供給装置に関するもので、特にそ
の動作の安定化を向上せんとするものである。
第1図は、従来の無効電力供給装置の一例を単
線結線図で示すものである。同図において、1は
電力系統の送配電線、2は進相無効電力を供給す
る(遅相無効電力を消費する)手段で、この手段
2はリアクトル21と、互いに逆並列接続された
サイリスタ22とから成る直列体により構成され
る。3は遅相無効電力を供給する(進相無効電力
を消費する)コンデンサ、4はサイリスタ22の
点弧を制御する制御装置である。5は電力系統の
電圧信号を伝える信号線である。
次にこのように構成されたものの動作について
説明する。制御装置4は電力系統の電圧波形に同
期して、サイリスタ22に点弧信号を印加する。
又、サイリスタ22の導通角を拡げて供給する進
相無効電力量を増加させると電力系統の電圧は下
がり、導通角を小さくすると電圧は上昇する。こ
の事を用いて、電力系統の平均電圧を検出して、
その値を一定に基準値に保つ様に点弧信号を印加
する。
この様な動作を行なつている従来の無効電力系
統装置では、事故中においては電力系統の電圧が
下がるので遅相無効電力が供給されることにな
る。この状態で事故が除去されて系統が回復して
も、無効電力供給装置は瞬時に応答する事は出来
ないので、応答出来るまでの間は、過度に遅相無
効電力を供給した状態となり、その結果電力系統
の電圧が異常に上昇すると言う欠点があつた。
又、電力系統が多相であつた場合、例えば3相の
時、一線地絡事故の様に不平衡事故が生じると、
第2図(第2図にはC相が地絡した場合の電圧を
ベクトル表示してある。)に示す様に、その平均
電圧は低下するので、電圧を維持するため、制御
装置4は電圧を上げる様に点弧信号を発生する。
従つて、事故相と同時に健全相も電圧が上昇する
と言う問題があつた。
本発明は、上記の様な従来の装置の欠点を除去
するためになされたもので、事故中において、サ
イリスタの点弧制御を、事故前の状態に固定する
ように構成することにより、事故中における無効
電力供給装置の異常な応答を防止し、事故中、事
故後にわたつて安定で、電力系統に悪影響を与え
ない装置を提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例について説明する。
第3図において、4は制御装置で、この制御装置
4は通常時に逆並列サイリスタ22の点弧角を制
御する点弧制御回路41、通常時と事故時の動作
モードを切り替えるスイツチ手段42、点弧制御
回路41から出力される点弧指令信号に応じて点
弧信号を発生する点弧信号発生手段43事故を指
示する事故指示信号線44及びサンプルホールド
回路45等から構成される。
以下、このように構成された装置の動作につい
て説明する。まず通常時においては、スイツチ4
2は、第3図とは逆の位置にセツトされており、
通常の点弧制御回路41より出力された点弧指令
信号はそのまま点弧信号発生手段43に入力され
る。点弧信号発生手段43では、信号線5からの
系統電圧信号に同期して点弧指令信号に応じた点
弧信号を出力する。一方、通常の点弧制御回路4
1から出力された点弧指令信号はサンプルホール
ド回路45にも入力される。通常時においては、
事故指示信号線44は“High”レベルとなつて
おり、そのためサンプルホールド回路45は、利
得が1倍の増幅器として働くだけであり、サンブ
ルホールド回路45の入力と出力は等しくなつて
いる。
次に電力系統に事故が発生する場合について説
明すると、事故発生により事故指示信号線44は
“Low”レベルとなり、サンプルホールド回路4
5は、ホールドモードとなつて、その出力は、事
故直前の値が維持される。これと同時に、スイツ
チ42が第3図に示される位置にセツトされるの
で、点弧信号発生手段43には、サンプルホール
ド回路45を介して事故前と等しい指令信号が入
力される事になり、無効電力供給装置は、事故前
と等しい状態を維持する。その後、事故が除去さ
れた後は再び通常時の動作に復帰する。
ところで、事故時において、無効電力供給装置
は上述のように事故発生前と等しい状態を維持す
る事が出来るので、不平衡事故中に健全相の電圧
が異常に上昇する恐れはない。又、遅相無効電力
を過度に供給する事もないので、事故後に電力系
統の電圧が過渡的に異常に上昇する恐れもない。
なお、切り替えスイツチ42は機械式に限らず、
通常の各種半導体スイツチが使用出来る。
第4図は本発明の他の実施例である。図中46
はA/D変換器(アナログ−デイジタル変換器)、
47はレジスタ、48は論理積回路で、この論理
積回路48の入力信号線48sにはクロツクパル
スが印加されている。49はD/A変換器(デジ
タル−アナログ変換器)、40はPLL発振器で、
その動作は後述する。42aは切り替えスイツチ
である。
通常時には、スイツチ42aは、第4図に示す
位置とは逆の位置にセツトされており、このとき
事故指示信号線44は“High”レベルとなつて
いる。このとき、論理積回路48の他方の入力信
号線48sに入力される一定周期のクロツクパル
スが、そのままレジスタ47に伝達され、そのク
ロツクパルスの周期に合わせて、レジスタ47に
ストアされたデータが書き替えられる。このレジ
スタ47にストアされるデータは、制御回路41
の出力を、A/D変換器46によりデイジタルデ
ータの形に変換したものである。レジスタ47に
ストアされたデータはD/A変換器49により再
びアナログデータの形になり、点弧信号発生手段
43に入力される。又、点弧信号発生手段43
は、電力系統電圧そのものに同期して、点弧信号
を発生している。尚、PLL発振器40は規定の
電力系統電圧に同期した出力を発生しているか正
常時であるので、この同期した出力は点弧信号発
生手段43には入力されず、送配電線1から電力
系統電圧がそのまま点弧信号発生手段43に入力
され、上述のように、電力系統電圧そのものによ
る点弧制御が行なわれる。
電力系統に事故が発生すると、事故指示信号線
44は“Low”レベルとなり、レジスタ47に
は論理積回路48からクロツクパルスが入力され
なくなるので、データが書き換えられる事はなく
なり、事故前の値が維持される。従つて、点弧信
号発生手段43に入力される指令信号も、事故前
の値が維持される。一方、スイツチ42aが第4
図に示される位置にセツトされて、同期信号とし
て、PLL発振器40からの出力が点弧信号発生
手段43に入力される。ここで、PLL発振器4
0はその入力信号が多少変化しても、すぐには応
答せず、一定の信号を出力する事が出来るので、
事故により、系統電圧のみかけ上の位相が変化し
たり、電圧が異常に低下しても、同期信号を発生
する事が出来る。これにより、無効電力供給装置
の動作状態を更に確実に、事故前の状態に維持出
来るので、第3図の場合と同様の効果を得る事は
言うまでもない。
以上の様に第の発明によれば制御装置に事故時
において点弧制御回路よりも点弧指令信号を事故
発生前と等しい状態に維持する保持回路を設けた
ので、不平衡事故中に健全相の電圧が異常に上昇
する恐れはなく、また遅相無効電力を過度に供給
することもないので、事故後に電力系統の電圧が
過渡的に異常に上昇することはない。また、第2
の発明によれば制御装置に正常時には点弧制御回
路よりの点弧指令信号を逐次送出するとともに、
事故時には事故発生前に点弧制御回路より出力さ
れた点弧指令信号を事故時の点弧指令信号として
送出する指令信号選択回路と、事故時に規定の電
力系統電圧の対応した所定の基準信号を発生する
基準信号発生回路とを設けたので、事故により系
統電圧の見掛け上の位相が変化したり、電圧が異
常に低下しても同期信号を発生することができる
から、動作状態を更に確実に事故前の状態に維持
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の無効電力供給装置の構成図、第
2図は3相の電力系統において送配電線が一線地
絡した場合の電力系統電圧のベクトル表示図であ
る。第3図は本発明による無効電力供給装置の一
実施例の構成を示す図、第4図は本発明による無
効電力供給装置の他の実施例の構成を示す図であ
る。 図において、1は電力系統の送配電線、2は進
相無効電力供給手段、21はリアクトル、22は
逆並列サイリスタ22、3はコンデンサ、4は制
御装置、5は信号線、41は点弧制御回路、4
2,42aはスイツチ手段、43は点弧信号発生
手段、44は事故指示信号線、45はサンプルホ
ールド回路、46はA/D変換器、47はレジス
タ、48は論理積回路、49はD/A変換器、4
2a,40はPLL発振器である。なお、図中、
同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに逆並列接続されたサイリスタにリアク
    トルを直列接続した直列体と、この直列体に並列
    接続されたコンデンサと、上記サイリスタの点弧
    を制御する制御装置とを有し、電力系統に無効電
    力を供給するようにした無効電力供給装置におい
    て、上記制御装置は上記サイリスタの点弧角を制
    御する点弧指令信号を発する点弧制御回路と、こ
    の点弧制御回路から系統事故発生前に出力された
    点弧指令信号を系統事故発生時に保持する保持回
    路と、上記系統事故の有無に応じてスイツチ手段
    を介して上記点弧制御回路又は保持回路のいずれ
    かの出力側に選択的に接続され、その接続態様に
    応じて上記点弧制御回路又は保持回路からのいず
    れかの出力信号を上記電力系統の系統電圧に同期
    して点弧信号として出力する点弧信号発生回路と
    から構成されていることを特徴とする無効電力供
    給装置。 2 互いに逆並列接続されたサイリスタにリアク
    トルを直列接続した直列体と、この直列体に並列
    接続されたコンデンサと、上記サイリスタの点弧
    を制御する制御装置とを有し、電力系統に無効電
    力を供給するようにした無効電力供給装置におい
    て、上記制御装置は上記サイリスタの点弧角を制
    御する点弧指令信号を発する点弧制御回路と、系
    統正常時には上記点弧制御回路から発せられる点
    弧指令信号を逐次送出するとともに系統事故発生
    時には系統事故発生前に上記点弧制御回路から出
    力された点弧指令信号を系統事故発生後の点弧指
    令信号として送出する指令信号選択回路と、規定
    の電力系統電圧に対応した所定の基準信号を発生
    する基準信号発生回路と、系統正常時には電力系
    統に接続され、系統事故発生時には上記基準信号
    発生回路に接続されてそれぞれの接続態様に応じ
    た信号を導出するスイツチ手段と、上記指令信号
    選択回路からの出力信号を上記スイツチ手段から
    の出力信号に同期して点弧信号として出力する点
    弧信号発生回路とから構成されていることを特徴
    とする無効電力供給装置。
JP7724279A 1979-06-18 1979-06-18 Reactive electric power supply unit Granted JPS562023A (en)

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