JPS6373411A - クロツク供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はクロック供給装置に関し、特に情報処理装置な
どの電子機器にクロック信号を供給するクロック供給装
置に関する。

従来技術 従来、この種のクロック供給装置では、情報処理装置や
他の電子機器が供給されたクロック信号に同期して演算
処理や他の処理動作の制御を行っている場合に、通常必
要な精度の周波数の矩形波発振器の出力をそのまま用い
て各機器の各部に分配し、また、この矩形波発振器の出
力から作られた複数の矩形波信号などを各機器の各部に
分配して供給している。

このような従来のクロック供給装置では、矩形波発振器
の出力をそのまま各機器の各部に供給しているので、こ
の矩形波発振器に異常が生じると各機器にも異常が生じ
てしまう。重要な様器においては、矩形波発振器の異常
を検出する検出回路を設けている場合もあるが、この検
出回路は異常を検出するにとどまっている。

また、検出回路を設けていない場合には、そのｎ器の処
理動作の障害出力などから矩形波発振器の異常を判定し
ており、矩形波発振器に異常が発生した直後に各様器の
障害が検出されないと、それらの機器では誤動作したま
ま処理動作が進んでしまうという問題がある。

すなわち、従来のクロック供給装置では、矩形波発振器
の異常が検出されても、各機器における処理動作が正常
に行われず、信頼性や稼働性の低下を招くという欠点が
ある。

発明の目的 本発明は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、クロック信号の異常を速やかに検出し、
誤動作せずに処理動作を続行することができ、信頼性と
稼働性との向上を計ることができるクロック供給装置の
提供を目的とする。

発明の構成 本発明によるクロック供給装置は、クロック信号を発生
する信号発生手段と、このクロック信号を所定時間遅延
させる遅延手段と、バックアップ用クロック信号を発生
する手段と前記遅延手段の出力クロック信号と前記バッ
クアップ用クロック信号とを択一的に導出する選択手段
と、前記信号発生手段の出力クロック信号が異常となっ
たときに前記選択手段を制御して前記遅延手段の出力か
ら前記バックアップ用クロック信号に切換える制御手段
とを有することを特徴とする。

１亙Ｍ 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。図
において、本発明の一実施例は、クロック信号１１を出
力する矩形波発振器１と、矩形波発振器１から出力され
るクロック信号１１を遅延させて、遅延クロック信号１
２を出力する遅延回路２と、矩形波発振器１から出力さ
れるクロック信号１１の異常を検出するための異常検出
回路３と、バックアップ系クロック信号１４を送出する
バックアップ系矩形波発振器４と、遅延回路２からの遅
延クロック信号１２を異常検出回路３から送出される異
常検出信号１３の制御によりバックアップ系矩形波発振
器４から出力されるバックアップ系クロック信号１４に
切換えるクロック切換回路５と、クロック切換回路５か
ら出力されるフクロツク信号１７を図示せぬ各ユニット
へ分配するクロック分配回路６とにより構成されている
。

クロック切換回路５は、異常検出信号１３により遅延ク
ロック信号１２とバックアップ系クロック信号１４との
切換えを制御する切換制御回路５１と、アンドゲート５
２，５３と、オアゲート５４とにより構成されている。

第２図は本発明の一実施例のタイミングチャートである
。第１図と第２図とを用いて本発明の一実施例の動作に
ついて説明する。

矩形波発振器（以下Ｏ８Ｃとする）１から出力されるク
ロック信号１１は、遅延回路（以下ＤＬとする）２に入
力されて、あらかじめ定められた一定の時間だけ遅延さ
れて遅延クロック信号１２として出力され、クロック切
換回路５に入力される。

また、ｏｓｃｉから出力されるクロック信号１１は異常
検出回路３に入力され、ｏｓｃｉに何らかの異常が発生
し、出力されるクロック信号１１に乱れが生じた場合、
異常検出回路３はそのクロック信号１１の異常を検出し
、異常検出信号１３をクロック切換回路５に送出する。

Ｏ１２は異常を起したクロック信号１１が異常検出回路
３で異常を検出される前に、クロック切換回路５に入力
されてクロック分配回路６に送出されるのを防ぐために
、一定の時間だけクロック信号１１を遅延させて異常検
出信号１３がクロック切換回路５に入力されるまで、正
常なりロック信号１１がクロック切換回路５に送られる
ように保障したものである。

クロック切換回路５は異常検出信号１３が入力されると
、遅延クロック信号１２に同期して遅延クロック信号１
２のストップ信号１５を送出して、ＤＬ２から送られて
くる遅延クロック信号１２を停止させ、クロック信号１
７のクロック分配回路６への送出が中断される。

次に、異常検出信号１３および遅延クロック信号１２が
停止したことにより、バックアップ系クロック信号１４
に同期してバックアップ系クロック信号１４のスタート
信号１６を送出して、バックアップ系０３Ｃ４から出力
されるバックアップ系クロック信号１４がクロック信号
１７となり、クロック分配回路６へ送出される。

この間、クロック信号１７は非同期である正常なりロッ
ク信号同士が切換わり、不安定パルスやヒゲ状パルスの
発生はなく、正常なりロック信号切換が行われる。クロ
ック分配回路６はクロック信号１７の切換時には、クロ
ックの波汰けは生じるが誤動作はせず各ユニットに必要
なりロック・パルスを作成した後分配する。さらに、こ
れらのクロック信号切換のために異常検出信号１３によ
ってセットされる保持回路を設けることも有効である。

このように、クロック信号１１を遅延させて供給するよ
うにし、このクロック信号１１に異常が発生したときに
、異常が発生したクロック信号を停止するまでの間、遅
延させたクロック信号を供給し、そののちにバックアッ
プ用のクロック信号１４に切換えて供給するようにする
ことによって、クロック信号１１の異常を速やかに検出
することができ、クロック信号１１に異常が起った場合
に、遅延クロック信号１２によりクロック切換回路５の
処理動作を保障して矩形波発振器１をバックアップ系矩
形波発振器４に切換えることにより、誤動作せずに処理
動作が続行され、信頼性と稼働性との向上を計ることが
できる。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、クロック信号に異常
を検出したときに、この異常が生じたクロック信号の供
給が停止するまでの間、このクロック信号を遅延させて
供給し、その後は他のバックアップ用クロック信号を供
給するようにすることによって、クロック信号の異常を
速やかに検出し、誤動作せずに処理動作を続行すること
ができ、信頼性と稼働性との向上を計ることができると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本発明の一実施例のタイミングチャートである。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・矩形波発振器 ２・・・・・・遅延回路 ３・・・・・・異常検出回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. クロック信号を発生する信号発生手段と、このクロック
   信号を所定時間遅延させる遅延手段と、バックアップ用
   クロック信号を発生する手段と、前記遅延手段の出力ク
   ロック信号と前記バックアップ用クロック信号とを択一
   的に導出する選択手段と、前記信号発生手段の出力クロ
   ック信号が異常となつたときに前記選択手段を制御して
   前記遅延手段の出力から前記バックアップ用クロック信
   号に切換える制御手段とを有することを特徴とするクロ
   ック供給装置。