JPH036456A - 歯周疾患検査方法 - Google Patents

歯周疾患検査方法

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JPH036456A
JPH036456A JP14231689A JP14231689A JPH036456A JP H036456 A JPH036456 A JP H036456A JP 14231689 A JP14231689 A JP 14231689A JP 14231689 A JP14231689 A JP 14231689A JP H036456 A JPH036456 A JP H036456A
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JP
Japan
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indole
color forming
color
degree
reagent
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Application number
JP14231689A
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English (en)
Inventor
Yoji Yamazaki
洋治 山崎
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Publication of JPH036456A publication Critical patent/JPH036456A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産栗↓勿程朋分界 本発明は、歯周疾患の検査方法に関する。
従来の技術 従来より、歯周炎などの歯周疾患の検査方法としては、
歯垢中の歯周病原性細菌を直接あるいは間接的に検出す
る方法、歯肉溝浸出液などから炎症性酵素を検出する方
法が知られている。
例えば、モノクローナル抗体を用いる方法としては、バ
クテロイデス・ジンジバリス(Bacteroides
 gingivalis)に対するモノクローナル抗体
を用いて、歯周病の病巣におけるB、gingival
isの動態を調べることによる歯周病の診断法(特開昭
60−73463号公報);アクチノバチルス・アクチ
ノミセテムコミタンス (Actinobacillus actinomyc
etemcomitans)に特異的なモノクローナル
抗体を用いる検査方法(特開昭62−211558号公
報)が報告されている。
しかし、これらのモノクローナル抗体法は、高度の技術
を必要とし、判定までに時間を要するという問題があっ
た。
また、特開昭61−257200号公報には、プローブ
RNAまたはDNAと接触させ、歯周疾患に伴う微生物
細胞またはヒト細胞を検出する方法が提案されている。
しかし、このDNAプローブ法は、感度は高いが、アイ
ソトープを使うなど操作性において問題があった。
さらに、ある種の基質を用いることにより、細菌が産生
するアミノペプチターゼ様酵素活性を特異的に、かつ簡
便、迅速に検出する試みも為されている(特開昭63−
36800号公報、同6387999号公報)。しかし
、この方法は良好な操作性が期待されるものの、臨床で
の対応が明確でない。
一方、炎症症状が存在するときに酵素活性が増加するこ
とから、コラゲナーゼ酵素活性(特開昭61−7100
0号公報)、ペルオキシダーゼ酵素活性(特開昭60−
222768号公報、同61−254854号公報)を
呈色により検出することが報告されている。
発明が解決しようとする課題 本発明は、歯周疾患を迅速、簡便、かつ正確に、しかも
視覚によって容易に判定できる検査方法を提供するもの
である。
溌1譚城ヨ 本発明の歯周疾患検査方法は、インドールと反応して発
色する発色成分を含むインドール発色試薬に、検体を接
触させ、その際のインドール発色試薬の発色程度によっ
て、歯周疾患の程度の診断あるいは進行の予測を行うこ
とを特徴とする。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明において用いられる発色成分としては、例えば、
p−ジメチルアミノケイ皮アルデヒド、p−ジメチルア
ミノベンズアルテヒド、ピリジルピリジニウム、1,2
−ナフトキノン−4スルホン酸ナトリウム、キサントヒ
トロール、シュウ酸、ニトロプルジッドナトリウム、亜
硝酸ナトリウム等が例示され、これらは一種で、または
2種以上組み合わせて用いられる。
インドール発色試薬は、これら発色成分を適当な溶媒に
溶解して液状発色試薬としたり、あるいは適当な基体に
担持させるなど、適宜の方法によって調製される。
担持型の発色試薬は、発色成分を酸、水、有機溶媒など
に溶解して基体に含浸したり、塗布することなどにより
調製され、さらにこれを乾燥させてもよい。この場合、
発色成分は、乾燥時に基体重量の0.00001〜」−
%となるように担持させることが好ましい。なお、上記
基体の材質は特に制限されないが、毛細管現象等による
吸水性を有するものであることが好ましく、例えば「新
包装技術便覧J (1971年日本包装技術協会編、日
本生産性本部発行)第202〜251頁及び第447〜
486頁に記載された紙、織布、不織布、フェルト、焼
成されたシリカ等の無機多孔質体、発泡ウレタン等の有
機スポンジ体、ガラス管、プラスチック管等のキャピラ
リ管、水溶性もしくは水膨潤性高分子物質からなる乾膠
体、こう膠体などが好適に用いられる。なお、基体はフ
ィルム状等の適宜な形状に形成することができ、さらに
必要により基体を水不溶性の保持体に保持させるように
してもよい。
インドール発色試薬と検体とを接触させることにより、
検体中に含まれるインドール量を化学的な発色反応で測
定でき、発色程度を視覚で判定することができる。発色
成分の量にもよるが、検体中のインドールの量に応じて
発色試薬が強く発色し、例えば、発色成分としてp−ジ
メチルアミノケイ皮アルデヒドを用いた場合は、黄色の
発色試薬が、黄緑色→緑色→濃緑色の順に強く発色する
。発色の度合いを判断することにより、歯周疾患の程度
が診断でき、あるいは、連続して検査を繰り返すことに
より、歯周疾患の進行状態の診断、予測を行うこともで
きる。
検体としては、歯垢、歯肉溝浸出液、唾液などを用いる
ことができる。
見更勿羞来 本発明によれば、インドール発色試薬と検体とを接触さ
せ、インドール発色試薬の発色程度によって歯周疾患を
検査することにより、簡便、迅速かつ正確に、しかも視
覚によって容易に、歯周疾患の程度を診断したり、歯周
疾患の進行状況を予測したりすることができる。
実施例1 各種口腔細菌のインドール産生量を、下記に示すように
評価した。
使用した細菌は、パイテロイデス・ジンジバリス3株、
バクテロイデス・インターメディアス2株、フシバクテ
リウム・ヌクレイタム3株、アクチノバチラス・アクチ
ノミセテムコミタンス3株、バイロネラ・アルカレンセ
ンス3株、アクチノマイセス・ビスコサス2株、ストレ
プトコッカス・サンイス2株およびストレプトコッカス
・ミュータンス2株を用いた。
バクテロイデス属およびフシバクテリウム属の細菌は、
ヘミン(3μg/m Q )、メナジオン(0,5μg
/m Q )を含むトッド・ヘイット・ブロス培地を用
いた。
バイロネラ属の細菌はロゴサ培地を用いた。
他の細菌は、トッド・ヘイット・ブロス培地を用いた。
培養は、いずれも37℃で、24〜72時間行った。
培養液中のインドールの測定は、次のように行った。培
養液2mflにトルエン3muを加え、1分間撹拌後、
遠心してトルエン層2mρを採取した。これに、0.5
%P−ジメチルアミノケイ皮アルデヒド溶液を0.5m
l1添加し、37℃で10分間反応させた。続いて、8
%硫酸溶液を0.25mfl添加し、37℃で10分反
応させて発色の程度を肉眼で判定した。
判定基準は下記に示した通りである。
:黄色 +:黄緑色 ++:緑色 十十十二濃緑色 結果は表−1に示すごとく、歯周病原細菌の一つとして
考えられているバクテロイデス・ジンジバリス、バクテ
ロイデス・インターメディアスおよびフシバクテリウム
・ヌクレイタムは強いインドール産生能を有していた。
バクテロイデス・ジンジバリス バクテロイデス・インターメディアス フゾバクテリウム・ヌクレイタム アクチノバチラス・ アクチノミセテムコミタンス バイロネラ・アルカレッセンス アクチノマイセス・ビスコサス ストレプトコッカス・サンギス ストレプトコッカス・ミュータンス 十十+ +++ 千十+ 7 実施例2 下記方法により、本発明の歯周疾患検査方法の有効性を
確認した。
臨床所見上、健常であると認められた者5名および歯周
炎患者5名から、各々、スケーラ−により歯肉溝内プラ
ークを採取し、トルエン100μQを加えて1分間撹拌
した後、0.5%P−ジメチルアミノケイ皮アルデヒド
溶液(n−プロパツール中)25μ℃を加えて37℃で
10分間反応させ、さらに8%硫酸溶液(95%エタノ
ール中) 12.5μQを加えて37℃で10分間放置
し、色の変化を以下の判定基準に従い肉眼で判定した。
インドールを測定することにより、歯周疾患の診断を客
観的に行うことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、インドールと反応して発色する発色成分を含むイン
    ドール発色試薬に、検体を接触させ、その際のインドー
    ル発色試薬の発色程度によって、歯周疾患の程度の診断
    あるいは進行の予測を行うことを特徴とする歯周疾患検
    査方法。
JP14231689A 1989-06-01 1989-06-01 歯周疾患検査方法 Pending JPH036456A (ja)

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JP14231689A JPH036456A (ja) 1989-06-01 1989-06-01 歯周疾患検査方法

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ID=15312522

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JP14231689A Pending JPH036456A (ja) 1989-06-01 1989-06-01 歯周疾患検査方法

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