JPH0364330B2 - - Google Patents

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JPH0364330B2
JPH0364330B2 JP61045263A JP4526386A JPH0364330B2 JP H0364330 B2 JPH0364330 B2 JP H0364330B2 JP 61045263 A JP61045263 A JP 61045263A JP 4526386 A JP4526386 A JP 4526386A JP H0364330 B2 JPH0364330 B2 JP H0364330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber sheet
vehicle
rubber
steel plate
sheet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61045263A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62203848A (ja
Inventor
Masahiro Nojima
Taketoshi Hirata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tokushu Toryo Co Ltd filed Critical Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Priority to JP61045263A priority Critical patent/JPS62203848A/ja
Publication of JPS62203848A publication Critical patent/JPS62203848A/ja
Publication of JPH0364330B2 publication Critical patent/JPH0364330B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/08Insulating elements, e.g. for sound insulation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、車両の防音処理工法に関し、詳細に
は車両製造工程の焼付け工程を利用して、遮音シ
ートと共に使用するゴムシートの発泡により車両
鋼板との優れた密着性および優れた防音効果を顕
現する車両の防音処理工法に関する。
B 従来の技術 従来より例えば車両のエンジンルームと車室内
とを区切るダツシユパネルの車室内側等に防音材
を適用して、エンジンルーム内で発生する騒音の
車室内への侵入を防止せんと、繊維性フエルトと
遮音シートを一体化した防音材が提案されている
が、かかる防音材は金型での深絞り成形性に乏し
く、鋼板と繊維性フエルトの間に隙間が生じた
り、また単に接触しているに過ぎない状態で遮音
面に満足なる効果を発揮し得ない欠点があつた。
C 発明が解決しようとする問題点 ダツシユパネルを代表とする車両鋼板の振動に
起因する車室内への騒音を防止することを目的と
して、従来より繊維性フエルトを鋼板面に接する
ようにして防音材を装しているが繊維性フエルト
と鋼板面とは接着しているものではなく、従つて
満足なる遮音性は期待し得ず、その対策方法が検
討されているのが現状である。
D 問題点を解決するための手段 そこで、本発明者らは鋼板と防音材とを簡便な
る工法により接着させ、優れた防音効果を顕現す
べく、車両製造工程の焼付工程を利用し、発泡剤
及び熱可塑性樹脂を含んだゴムシートの使用によ
り解決し得ることを知見し、本発明に至つたもの
であり、 而してその要旨は、 ゴム成分、充填材及び発泡剤を必須とし、必要
に応じてアスフアルト等を含有する未発泡ゴムシ
ート成分に、更にホツトメルト性を有する熱可塑
性樹脂を必須成分として配合してなるゴムシート
とゴム、アスフアルト、合成樹脂成分等の1種以
上と充填材成分を主成分としてなる遮音シートか
らなる防音材を、車両製造工程の電着塗装焼付
後、車両鋼板部に未発泡ゴムシート面を接するよ
うに適用し、その後の中塗塗膜焼付工程もしくは
上塗塗膜焼付工程等により未発泡ゴムシートを発
泡させると共に車両鋼板部との〓間を充填し、併
せてゴムシート内部に含有するホツトメルト性を
有する熱可塑性樹脂により発泡したゴムシートを
車両鋼板部に接着させることを特徴とする車両の
防音材処理方法に存する。
E 作用 本発明で使用する防音材は、発泡すると共に内
在する熱可塑性樹脂がホツトメルトの働きをし、
従つて鋼板面に満足に接着するゴムシートと遮音
シートとの相乗効果により優れた防音効果を顕現
し、またその適用に際しても車両製造工程を利用
した作業性に優れる処理工法をなすものである。
F 構成 本発明の防音材に用いる、ゴムシートは、ゴム
成分、充填材、発泡材及び熱可塑性樹脂を必須成
分として、シート状物となすのであつて、ゴム成
分としては、天然ゴムやポリブタジエン、スチレ
ン−ブタジエンゴム、ブチルゴム、ネオプレンゴ
ム、クロロプレンゴム等の合成ゴムを選択使用し
て良い。また、再生ゴムの使用はコスト面よりし
て好ましいことである。
無機質充填材は、タルク、クレー、炭酸カルシ
ウム等の粉末状、アスベスト、スラツグウール等
の繊維状、マイカ、雲母等の鱗片状、シリカバル
ーン等の中空球状等の任意の通常無機質充填材と
して用いられるものの単独もしくは2種以上の混
合物の使用が好ましく、有機質充填材を併せて使
用する場合は、合成樹脂粉末、合成繊維屑等を用
いる。
必須成分である発泡剤は、フレオン11、ニトロ
アルカン、ニトロ尿素、活性メチレン化合物、ア
ゾジカルボンアミド等が例示できる。
鋼板面との接着のために使用する熱可塑性樹脂
は、酢酸ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチ
レン−酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアセタール樹
脂、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリビニ
ルアルコール樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド
樹脂等を用いる。
その他触媒、加硫剤、整泡剤等を適宜混入す
る。
必要に応じて使用するアスフアルトは、任意の
アスフアルトであつてよく、ストレートアスフア
ルト、ブロンアスフアルト、セミブロンアスフア
ルト等の1種もしくは2種以上の混合物であつて
よい。一般的にはストレートアスフアルト単独、
ブロンアスフアルト単独、ストレートアスフアル
トとブロンアスフアルトの混合物である。
遮音シートは、ゴム、アスフアルト、合成樹脂
成分の1種以上と充填材成分を主成分としてな
り、 ゴム、アスフアルト及び充填材成分はゴムシー
トと同様のものからの選択が可能であり、合成樹
脂成分としては、石油樹脂、ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、フエノール樹脂、エチレン
−酢ビ共重合樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン
樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂等の1種も
しくは2種以上の使用が好ましい。
一般的に、アスフアルトの単独又は混合アスフ
アルト及びこれらとゴム及び/又は樹脂成分との
混合物の軟化点は65〜115℃、針入度は5〜100で
ある。針入度を大きくした場合にアスフアルトの
軟化点が下がり、作業性に劣る欠点があるため、
かかる不具合を解消するために、ゴム成分及び/
又は樹脂成分を配合し、軟化点を上げ、作業性を
良くすることは好ましいことである。
ゴムシート及び遮音シートと製造工程として
は、例えば加熱溶融したゴム等の1種以上と充填
材を混練機にて混合し、押し出した後圧延する工
程を用いる。
ゴムシート及び遮音シートは、ともに可塑剤、
安定剤、難燃剤等の添加剤を適宜混入したもので
も良い。
車両鋼板面に適用する場合は、例えば予めゴム
シートと遮音シートをホツチキス、ホツトメル
ト、接着剤等により一体化したのち防音材のゴム
シート面を接するようにして、ダツシユ部鋼板面
凸部に引つ掛ける方法によるか、又は鋼板面上に
順次シートを載置したのち車両製造工程に於ける
中塗塗膜焼付工程又は、上塗塗膜焼付工程におい
て80〜180℃で10〜60分間加熱する工法による。
鋼板面は、例えば予めダツシユパネルに粘弾性
シートを介した鋼板面でも一層の防音性向上のた
めに好ましいことである。
かかる工法により鋼板と防音材を接着一体化さ
せることが可能となるのであり、鋼板形状によつ
ては部分的にゴムシートの厚みを厚くすることは
好ましく、ゴムシートと遮音シートの間に網状物
を挟置することも可能である。
以下に実施例を挙げ本発明のより詳細な理解に
供する。当然のことながら本発明は以下の実施例
のみに限定されるものではない。
実施例 ポリブタジエンゴム100重量部、炭酸カルシウ
ム35重量部、アゾジカルボンアミド(発泡剤)5
重量部、ポリプロピレン25重量部、プロセスオイ
ル4重量部、加硫剤0.9重量部、及び加硫促進剤
1.5重量部を混練、圧延して、1.5m/m厚のゴム
シートを得た。
ポリブタジエンゴム25重量部、ポリプロピレン
樹脂10重量部、プロセスオイル5重量部、炭酸カ
ルシウム60重量部を混練、圧延して2.0m/m厚
の遮音シートを得た。
実施例になるゴムシートと遮音シートを積層
し、四隅をホツチキスで止め一体化した防音処理
材を車両製造工程の中塗塗料焼付前工程に於てダ
ツシユパネルに仮止めし、中塗塗料の焼付けと同
時にダツシユパネルに発泡接着させた。
ダツシユパネルと防音処理材が接着しているた
めかかる簡便な工法により、従来にない優れた遮
音性能を顕現した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゴム成分、充填材及び発泡剤を必須とし、必
    要に応じてアスフアルト等を含有する未発泡ゴム
    シート成分に、更にホツトメルト性を有する熱可
    塑性樹脂を必須成分として配合してなるゴムシー
    トとゴム、アスフアルト、合成樹脂成分等の1種
    以上と充填材成分を主成分としてなる遮音シート
    からなる防音材を、車両製造工程の電着塗装焼付
    後、車両鋼板部に未発泡ゴムシート面を接するよ
    うに適用し、その後の中塗塗膜焼付工程もしくは
    上塗塗膜焼付工程等により未発泡ゴムシートを発
    泡させると共に車両鋼板部との〓間を充填し、併
    せてゴムシート内部に含有するホツトメルト性を
    有する熱可塑性樹脂により発泡したゴムシートを
    車両鋼板部に接着させることを特徴とする車両の
    防音処理方法。
JP61045263A 1986-03-04 1986-03-04 車両の防音処理工法 Granted JPS62203848A (ja)

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JP61045263A JPS62203848A (ja) 1986-03-04 1986-03-04 車両の防音処理工法

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JPS62203848A JPS62203848A (ja) 1987-09-08
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JPS597840B2 (ja) * 1976-10-04 1984-02-21 三菱製紙株式会社 透明紙の製造方法

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