JPH036421A - 平均値検出回路 - Google Patents

平均値検出回路

Info

Publication number
JPH036421A
JPH036421A JP14180889A JP14180889A JPH036421A JP H036421 A JPH036421 A JP H036421A JP 14180889 A JP14180889 A JP 14180889A JP 14180889 A JP14180889 A JP 14180889A JP H036421 A JPH036421 A JP H036421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
digital signal
average value
cumulative
cumulative addition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14180889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07109369B2 (ja
Inventor
Sumitaka Takeuchi
竹内 澄高
Takahiro Miki
隆博 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14180889A priority Critical patent/JPH07109369B2/ja
Publication of JPH036421A publication Critical patent/JPH036421A/ja
Publication of JPH07109369B2 publication Critical patent/JPH07109369B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、平均値検出回路に関し、特に、入力データ
の平均値を検出するための平均値検出機能を有する平均
値検出回路に関する。
[従来の技術] 第12図は、従来の平均値検出回路の概略ブロック図で
ある。
図において、平均値検出回路は、減算回路21、大小比
較回路22、切換回路23、カウンタ回路24、デジタ
ル信号入力端子2、デジタル信号入力端子10およびデ
ジタル信号出力端子3を含む。
今、Aは前段の処理で得られる入力データの累積加算値
、Yは同様に前段の処理で得られる入力データの累積加
算回数およびMは累積加算値Aを累積加算回数Yで除し
て得られる平均値とする。
また、減算回路21は、累積加算値Aおよび累積加算回
数Yを2の補数で表現し、(A+(−Y))を行なう全
加算器を用いて構成され、その減算結果はCとなる。同
様に、大小比較回路22は、(C+ (−Y) )を行
なう全加算器を用いて構成され、正負を表わすサインビ
ットを検出することにより大小比較を行なうようにして
いる。切換回路23およびカウンタ回路24は、このサ
インビットの状態によりその回路動作が制御されるよう
な回路である。
第12図に示す回路の平均値検出の処理動作について、
図を参照して詳細に説明する。
まず、前段の処理により得られる累積加算値Aはデジタ
ル信号入力端子10を介して減算回路21に入力し、同
様に、累積加算回数Yもデジタル信号入力端子2を介し
て減算回路21に入力する。
このとき、累積加算回数Yは、大小比較回路22にも入
力する。
減算回路21は、累積加算値Aおよび累積加算回数Yが
与えられると、(A−Y−C)で示される減算処理を実
行し、得られる減算値Cを大小比較回路22および切換
回路23に与える。大小比較回路22は、与えられる累
積加算回数Yと減算値Cとの大小関係を比較する。つま
り、大小比較回路22は、大小関係の比較結果に応じて
、切換/カウントアツプ信号C/Cの設定信号レベルを
切換え、これを、切換回路23およびカウンタ回路24
に与えている。さらに詳細に説明するなら、大小比較回
路22は、その大小比較において(Y≦C)が成立して
いると判定すると、たとえば、切換/カウントアツプ信
号C/Cの信号レベルを“HIGH”に設定し、反対に
(Y>C)が成立していると判定すると、たとえば、切
換/カウントアツプ信号C/Cの信号レベルを“LOW
”設定し、切換回路23およびカラン回路24に与える
ように動作している。
切換回路23は、与えられる減算値Cを並行して与えら
れる切換/カウントアツプ信号C/Cの信号レベルに応
じて累積加算値Aに設定するように動作している。つま
り、切換/カウントアツプ信号C/Cの信号レベルが“
HIGH”である間は、減算値Cをデジタル信号入力端
子10を介して、減算回路21に新たな累積加算値Aと
して与える。一方、カウンタ回路24は、切換/カウン
トアツプ信号C/Cの信号レベルに応じて平均値Mをカ
ウントアツプするように動作している。っまり、切換/
カウントアツプ信号C/Cの信号レベルが“HIGH”
である間は、平均値Mを1カウントずつインクリメント
するような動作を繰返し、減算回路21での減算回数を
カウントアツプするようにしている。その後、大小比較
回路22において、(Y>C)の成立が判定されると、
切換/カウントアツプ信号C/Cは信号レベル“LOW
″として与えられるので、これに応じて、平均値Mをデ
ジタル信号出力端子3を介して外部に出力する。但し、
出力される平均値Mは誤差を含んでおり、小数点以下は
切捨てとなっている。
以上のようにして、従来の平均値検出回路は、減算回路
21の減算有効の間、その減算回数を繰返しインクリメ
ントすることで、入力データの平均値を求めるように動
作している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の平均値検出回路は、入力データの
累積加算を予め行なった後、累積回数で除算を行ない平
均値を検出していた。この場合、従来の平均値検出のた
めの除算機能は第12図にあるような構成により減算と
大小比較を繰返すため演算速度が遅くなり、その結果平
均値の検出速度が遅くなるという問題点があった。また
、除算機能を構成する減算回路と大小比較回路は全加算
器を用いて構成されているので桁上げ遅延が発生し、そ
のため信号の最大伝搬経路が長くなる。これは、処理す
べきデジタル信号が大きくなるほど顕著なものとなり、
また、累積回数が前もって設定され固定された場合にお
いても信号の最大伝搬経路は変わらない。
それゆえに、本発明の目的は、演算の繰返し処理がなく
、入力データの平均値を高速に検出することのできる平
均値検出回路を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る平均値検出回路は、入力データを累積加算
して、複数ビットからなるデジタル信号として出力する
ための累積加算手段と、複数ビットからなるデジタル信
号の形式で累積回数を入力するデジタル信号入力手段と
、前記デジタル信号入力手段からの複数ビットのデジタ
ル信号入力に応答して、入力可能な累積加算数と累積回
数との関係に基づき予め定められた複数種類の制御信号
を発生する制御信号発生手段と、前記制御信号発生手段
により発生される制御信号に応答して、前記累積加算手
段から出力される複数ビットのデジタル信号をデコード
し、それにより前記入力データの平均値をデコードして
出力する手段を備えて構成される。
[作用] 本発明に係る平均値検出回路は、入力データを累積加算
して、複数ビットからなるデジタル信号として出力する
ための累積加算手段と、複数ビットからなるデジタル信
号の形式で累積回数を入力するデジタル信号入力手段と
、前記デジタル信号入力手段からの複数ビットのデジタ
ル信号入力に応答して、入力可能な累積加算数と累積回
数との関係に基づき予め定められた複数種類の制御信号
を発生する制御信号発生手段とを備えて構成される。し
たがって、前記制御信号発生手段により発生される制御
信号に応答して、前記累積加算手段から出力される複数
ビットのデジタル信号をデコードし、それにより前記入
力データの平均値をデコードして出力することにより入
力データの平均値を高速に検出することが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第1図は、本発明の第1の実施例の平均値検出回路の概
略ブロック図である。
図において、平均値検出回路は、累積加算器4、検出回
路5、デジタル信号入力端子1.2および10、デジタ
ル信号出力端子3を含む。
累積加算器4は、デジタル信号入力端子1を介して外部
より与えられる複数個の入力データXを累積加算回数Y
で示される回数だけ累積加算し、累積加算値Aをデジタ
ル信号として、デジタル信号入力端子10を介して検出
回路5に与えるように動作している。
検出回路5は、デジタル信号入力端子10を介して累積
加算器4より与えられる累積加算値Aおよびデジタル信
号入力端子2を介して外部より与えられる累積加算回数
Yとを入力し、平均値Mの検出を行ないデジタル信号出
力端子3を介して外部に出力するように動作している。
なお、デジタル信号入力端子2を介して外部より与えら
れる累積加算回数Yは固定であっても可変であってもよ
い。
さらに、第1図に示す検出回路5について説明を加える
第2図は、第1図に示す検出回路5の一具体例を示す概
略ブロック図である。
図において、検出回路5は、デジタル信号入力回路51
、制御信号発生回路52およびデコード回路53を含む
デジタル信号入力回路51は、デジタル信号入力端子2
を介して外部より与えられる累積加算回数Yを回路内に
入力するように動作しており、たとえば、nビットのデ
ジタル信号を入力するためにnビットのシフトレジスタ
で構成され、入力端子2よりシリアルあるいはパラレル
に与えられるデジタル信号を入力するように動作してい
る。制御信号発生回路52は、デジタル信号入力回路5
1より与えられる累積加算回数Yに基づいて平均値検出
のための複数種類の制御信号を発生するように動作して
いる。デコード回路53は、制御信号発生回路52より
与えられる複数種類の制御信号によりデジタル信号入力
端子10を介して与えられる累積加算値Aをデコードし
た値が変化するように構成されており、結果として複数
の入力データXの平均をデコードして、平均値Mとして
デジタル信号出力端子3を介して外部に出力するように
動作している。
次に、第2図に示す制御信号発生回路52について第3
図および第4図を参照してさらに説明を加える。
第3図は、第2図に示す制御信号発生回路の制御信号発
生過程を説明する図である。
第4図は、第2図に示す制御信号発生回路の制御0 御信号発生のための論理式とその回路構成の一具体例を
示す図である。
なお、本発明において、累積加算値Aおよび累積加算回
数Yの大きさは任意に設定可能であるが、本実施例では
説明の便宜上、累積加算回数Yは2以上であり、両者と
もに2ビツトのデジタル信号として扱われると想定する
。したがっ□て、この場合、累積加算値Aおよび累積加
算回数Yは、最大値(22−1)で抑えられる。
まず、第3図において、AOは累積加算値Aのデジタル
信号の第1ビツトを示し、A1は累積加算値Aのデジタ
ル信号の第2のビットを示している。また、M3、M5
、M6、MIOおよびM2Sはデコードされたデジタル
信号であり、それぞれ除算結果であるところの0.3.
0.5.0゜6.1.0および1.5に相当する信号を
表わしており、平均値Mとして外部出力される。但し、
この場合、平均値Mは誤差を含んでおり、小数点第2位
以下は切捨て処理されるものとする。また、累積加算回
数Yについては、1以下の値を除くも1 のとする。
第3図(a)において、図中の数字2および3は累積加
算回数Yを10進で表わしている。つまり、第3図(a
)は、累積加算値Aのデジタル信号が1(HIGH)と
なるビット位置に、そのときの累積加算回数Yを10進
数で対応させて、求まる平均値Mに対応させるように配
置している様子を示している。さらに詳細に説明するな
らば、たとえば、累積加算値Aが2、累積加算回数Yが
3である場合、累積加算値Aのデジタル信号の第2のビ
ットA1のみ1(HIGH)となり、ここに累積加算回
数Yの3が当てられて、その位置に平均値Mを表わすM
6 (=0.6)が配置される。
また、累積加算値Aが3、累積加算回数Yが3である場
合、累積加算値AのビットAOおよびA1が1(HIG
H)となり、ここに累積加算回数Yであるところの3が
当てられて、その位置に平均値Mを表わすMIO(=1
.0)が配置される。
以上のように、第3図(a)に示すように累積加算回数
Yにより決まる制御信号は5O=0、S12 =2U3.52−2.53=3の4種類となる。
第3図(b)は、制御信号SOないしS3を用いて第3
図(a)を書き換えた図である。
第4図(a)は、第3図(b)に示す制御信号SOない
しS3を論理式で表わした図であり、YOおよびYlは
累積加算回数Yの2ビツト構成のデジタル信号を表わし
ており、YOは第1のビット、Ylは第2のビットの信
号を示す。
第4図(b)は、第4図(a)に示す論理式に基づいて
構成した論理回路であり、第2図に示す制御信号発生回
路52の一興体例を示すブロック図である。
第4図(b)において、制御信号発生回路52は、デジ
タル信号入力端子2を介して累積加算回数Yの2ビツト
のデジタル信号YOおよびYlを入力し、これを、イン
バータ回路6aおよび6b。
AND回路7a、7bおよび7cを用いて第4図(a)
に示す論理式を実現するように処理し、制御信号5O1
S1、S2およびS3を出力するように動作している。
また、制御信号発生回路523 は、制御信号S i (i=1. 2. 3.−、 n
)を記憶するROM (Read  On 1 y  
Mem。
ryの略)を含み、累積加算回数Yをアドレス入力とし
てROMに記憶された相応する制御信号S、を読出すよ
うにして構成してもよい。
次に、第2図に示すデコード回路53について第5図を
参照してさらに説明を加える。
第5図は、第2図に示すデコード回路の一興体例を示す
ブロック図である。
第5図において、デコード回路53は制御信号SO,S
l、S2およびS3が制御信号発生回路52より与えら
れ、デジタル信号入力端子10を介して累積加算値Aの
2ビツトのデジタル信号AOおよびA1が与えられる。
また、デコード回路53は、排他的NOR回路8aない
し8jおよびAND回路9aないし9eを含む。各排他
的NOR回路の2入力のうち、一方の入力にデジタル信
号AOまたはA1が与えられ、他方の入力には制御信号
5O1S1、S2およびS3のうちのいずれかが与えら
れる。各AND回路には、これら排4 他的NOR回路の出力信号が与えられ、デジタル信号M
3、M5、M6、MIOおよびM2Sがデタル信号出力
端子3を介して外部に出力される。
次に、第1図に示す平均値検出回路の動作について、第
6図を参照して説明する。
第6図は、第1図に示す平均値検出回路の動作を説明す
るために各信号の値を示す図である。
今、本回路において、累積加算値Aは3、累積加算回数
Yは2であると想定する。
第6図(a)に示すように、本回路に、累積加算回数Y
 (=2)のデジタル信号がYO=O(LOW) 、Y
1=1 (HIGH)で外部より与えられ、シリアルあ
るいはパラレルにデジタル信号入力回路51に入力する
。一方、累積加算器4で求まる累積加算回路Yに基づく
入力データXの累積加算値Aは、第6図(b)に示すよ
うに、そのデジタル信号がAO−1(HIGH) 、A
1=1(HIGH)で与えられ、デジタル信号入力端子
10を介してデコード回路53に入力する。次に、制御
信号発生回路52は、デジタル信号入力回路5 51より累積加算回数Yのデジタル信号YOおよびYl
が与えられ、これに応答して、第6図(c)に示すよう
な制御信号SOないしS3を出力する。
この場合、制御信号SOおよびS3はO(LOW)、制
御信号S1およびS2は1(HIGH)に設定されて、
次段のデコード回路53に与えられる。
これにより、デコード回路53には、制御信号SOない
しS3および累積加算値Aのデジタル信号AOおよびA
1が与えられる。これに応答して、デコード回路53の
各排他的NOR回路の出力は、排他的NOR回路8 a
 s 8 b18 cおよび8hは1(HIGH)、排
他的NOR回路8d、8e。
8f、gg、8iおよび8jは0 (LOW)となり、
次段の各AND回路の入力に与えられる。各AND回路
の出力は、第6図(d)に示すように平均値Mのデジタ
ル信号M15のみ1(HIGH)となって、デジタル信
号出力端子3を介して外部に出力される。これは、第6
図(e)に示すように求められる平均値Mは、1.5で
あることを表わす。
6 また、デコード回路53の出力を、エンコード回路に与
え、入力データXの平均値Mを2進数にエンコードして
外部に出力することもできる。
また、累積加算値Aが0、すなわち平均値Mが0となる
ような入力データXが想定される場合は、第7図に示す
ようなデジタル信号MOを求めるような回路を、第5図
に示すデコード回路53に付加すればよい。
次に、累積加算値Aが負数となるような入力データXが
想定される場合は、第8図に示すような平均値検出回路
となる。
第8図は、負数の平均値検出機能も有する平均値検出回
路の概略ブロック図である。
第8図の構成を、第1図に示す構成と比較して異なる点
は、第1図に示す構成に新たに符号変換回路I 10a
および符号変換回路l110bを追加している点にある
。符号変換回路I 10aは、累積加算器4より累積加
算値A1が与えられ、これを処理して累積加算値A2を
検出回路5に与えるよう動作している。一方、符号変換
回路l110b7 は、検出回路5より平均値Mが与えられ、これを処理し
て平均値MNを平均値出力端子3aに与えるよう動作し
ている。
次に、第8図に示す負数の平均値検出機能も有する平均
値検出回路の動作について説明する。
入力データX1の累積加算値A1が負数である場合を想
定して、累積加算値A1の最上位ビットをサインビット
MSBとする。たとえば、今、累積加算値A1が4ビツ
トのデジタル信号で与えられる場合、累積加算値A2は
、サインビットMSBの1ビツトを除く、3ビツトのデ
ジタル信号で示されるので、検出回路5は第1図に示す
検出回路5と同様な回路構成となる。さらに、入力デー
タX1および累積加算値A1が第9図に示すような2の
補数で表わされているとする。ここで、累積加算値A1
が負数、たとえば、−3として符号変換回路110aに
与えられると、符号変換回路110aは、累積加算値A
1のサインビットMSBを検出し、これを符号変換回路
n1Obに与え、その後、サインビットMSBがOであ
ることに応8 答して累積加算値A1の全ビットを反転し、その結果に
+1する。つまり、累積加算値A1を+3に変換し、累
積加算値A2として検出回路5に与えている。今、累積
加算回数Yが2として検出回路5に与えられているとす
れば、検出回路5では(3÷2)が実行されて、平均値
MはM2Sとして符号変換回路l110bに与えられる
。符号変換回路1110bは、M2Sを2進数にエンコ
ードし、その後、サインビットMSBに応答して、エン
コドされた全ビットを反転してその結果に+1する。つ
まり、平均値M15は+1.5から−1゜5に変換され
て、平均値出力端子3aより平均値MNつまり−1,5
を出力する。
上述のように、平均値が負数となるような平均値検出機
能を併せ持つ平均値検出回路を容易に得ることができる
次に、第2の実施例について、累積加算値Aが3ビツト
のデジタル信号で取扱われ累積加算回数Yが2ビツトの
デジタル信号で取扱われる例について示す。
−9 第10図は、本発明の第2の実施例の累積加算値、累積
加算回数および平均値の関係について示す図である。
第10図において、平均値Mは、小数点第2位以下切捨
てとなっている。ここで、平均値Mの0゜3ないし7.
0をデコードされたデジタル信号としてM3ないしM2
Oで表わす。したがって、これをエンコード出力する場
合には、7ビツト(O〜127)のデジタル信号が必要
となる。同様にして、平均値Mを小数点第3位以下切捨
てと想定すると、平均値MはMB2ないしM2O3のデ
コードされたデジタル信号として表わされ、これをエン
コード出力する場合は10ビツト(0〜1023)のデ
ジタル信号が必要となる。
次に、第10図に示す累積加算値AをAOないしA2の
3ビツトのデジタル信号で表わすようにして、第10図
に示す関係を前述の第3図および第4図のように書き換
えると、第11図で表わされる。第11図は、第2の実
施例の制御信号発生過程を説明する図である。
0 第11図(a)は、第1の実施例の第3図(a)と同様
な考え方で作成されるため、詳細説明を省略するが、第
11図(a)中の0ないし3の数字は累積加算回数Yを
10進数で示している。
次に、第11図(a)を第4図(a)のように書き換え
ると第11図(b)に示す論理式を用いて制御信号が表
わされる。
第11図(b)に示す論理式は、第1の実施例の第4図
(a)に示される論理式と同様な考え方で得られるため
、詳細説明を省略するが、第11図(b)に示されるよ
うに、制御信号は5O1S1、S2、S3、S4、S5
、S6の7種類となる。
なお、第11図(b)に示す論理式を実現するための論
理回路は第4図(b)と同様な考え方で容易に構成され
るので、制御信号も容易に得ることができる。また、第
1の実施例の第5図と同様な考え方により、第2の実施
例を満足するようなデコード回路についても容易に構成
することができる。
1 [発明の効果] 以上のように、本発明によれば、平均値検出回路に入力
する入力データの平均値検出が演算手段によらず、デコ
ード手段によって達成可能とされる。さらに、回路中に
おいて処理すべきデジタル信号が大きくなっても、従来
の加算器処理によるキャリー伝搬がないので信号の最大
伝搬経路は変わらない。また、累積加算回数が予め固定
で設定される場合には、信号の最大伝搬経路は短くなり
、その結果、検出速度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例の平均値検出回路の概
略ブロック図である。第2図は第1図に示す検出回路の
一具体例を示す概略ブロック図である。第3図は、第2
図に示す制御信号発生回路の制御信号発生過程を説明す
る図である。第4図は、第2図に示す制御信号発生回路
の制御信号発生のための論理式とその回路構成の一具体
例を示す図である。第5図は、第2図に示すデコード回
路の一具体例を示すブロック図である。第6図は、2 第1図に示す平均値検出回路の動作を説明するために各
信号の値を示す図である。第7図は、累積加算値が0と
なる場合の平均値のデジタル信号を求めるデコード回路
の図である。第8図は、負数の平均値検出機能も有する
平均値検出回路の概略ブロック図である。第9図は、第
8図に示すデータの2の補数表示とその処理の説明図で
ある。第10図は、本発明の第2の実施例の累積加算値
、累積加算回数および平均値の相互関係について示す図
である。第11図は、第2の実施例の制御信号発生過程
を説明する図である。第12図は、従来の平均値検出回
路の概略ブロック図である。 図において、1.2および10はデジタル信号入力端子
、3はデジタル信号出力端子、4は累積加算器および5
は検出回路である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力データを累積加算して、複数ビットからなるデジタ
    ル信号として出力するための累積加算手段と、 複数ビットからなるデジタル信号の形式で累積回数を入
    力するデジタル信号入力手段と、前記デジタル信号入力
    手段からの複数ビットのデジタル信号入力に応答して、
    入力可能な累積加算数と累積回数との関係に基づき予め
    定められた複数種類の制御信号を発生する制御信号発生
    手段と、 前記制御信号発生手段により発生される制御信号に応答
    して、前記累積加算手段から出力される複数ビットのデ
    ジタル信号をデコードし、それにより前記入力データの
    平均値をデコードして出力する手段を備えた、平均値検
    出回路。
JP14180889A 1989-06-02 1989-06-02 平均値検出回路 Expired - Lifetime JPH07109369B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14180889A JPH07109369B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 平均値検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14180889A JPH07109369B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 平均値検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH036421A true JPH036421A (ja) 1991-01-11
JPH07109369B2 JPH07109369B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=15300610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14180889A Expired - Lifetime JPH07109369B2 (ja) 1989-06-02 1989-06-02 平均値検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07109369B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447005B1 (ko) * 2002-07-13 2004-09-07 최정화 치마의 고정구

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447005B1 (ko) * 2002-07-13 2004-09-07 최정화 치마의 고정구

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07109369B2 (ja) 1995-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2819006B2 (ja) サーモメータ・バイナリ・エンコード方法
JPH0479013B2 (ja)
JPH0428180B2 (ja)
JPS5922165A (ja) アドレス制御回路
JPH04223525A (ja) 2進数の和比較用回路装置
JPH036421A (ja) 平均値検出回路
Ahmed et al. Multiplier design using RBSD number system
US4142239A (en) Apparatus for generating digital streams having variable probabilities of error
JPH07118654B2 (ja) 算術演算装置
JP2991788B2 (ja) 復号器
JP2838326B2 (ja) ディジタル乗算器
JPH0778748B2 (ja) ガロア体演算ユニット
KR0182169B1 (ko) 로그값 계산회로
US5983250A (en) Arithmetic circuit for obtaining absolute-valued distance
JPH06131158A (ja) 加算方法及び加算回路
JP2599984B2 (ja) 入力データのピーク値検出回路
JP2699624B2 (ja) 乗算器
JPH03156530A (ja) 絶対値演算回路
JPH06168101A (ja) 加算装置及び加算方法
JPH0137049B2 (ja)
JPS62260229A (ja) 乗算回路
JPH02178831A (ja) ―1倍回路および方法
JPH0133055B2 (ja)
JPH09167082A (ja) 乗算装置
JPH05216916A (ja) 乗算器