JPH0364040A - 試料ホルダ - Google Patents

試料ホルダ

Info

Publication number
JPH0364040A
JPH0364040A JP1199399A JP19939989A JPH0364040A JP H0364040 A JPH0364040 A JP H0364040A JP 1199399 A JP1199399 A JP 1199399A JP 19939989 A JP19939989 A JP 19939989A JP H0364040 A JPH0364040 A JP H0364040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
holder
semiconductor
high melting
sample holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1199399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hide Uda
宇田 日出
Nobuo Owada
伸郎 大和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1199399A priority Critical patent/JPH0364040A/ja
Publication of JPH0364040A publication Critical patent/JPH0364040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、試料ホルダに関し、特に、高温下における試
料のその場観察などに用いられる試料ホルダに適用して
有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、半導体集積回路装置の製造プロセスに関する
技術開発などにおいては、株式会社工業調査会、昭和6
0年11月20日発行、「電子材料J 1985年11
月号別冊P210〜P214などの文献に記載されてい
るように、透過型電子顕微鏡や走査電子顕微鏡などを用
いた高倍率での試料観察や、分析などが必須となってい
る。
ところで、透過型電子顕微鏡や走査電子顕微鏡などを用
いた高倍率での試料観察において、たとえば製造プロセ
スでの熱処理温度などの高温下における半導体の挙動を
その場(in 5itu)観察する場合には、目的の半
導体などの試料を高温状態で安定に保持する試料ホルダ
が必要となる。
このため、従来では、このような試料ホルダとして、た
とえば、ヒータが設けられた本体部分をステンレス鋼な
どによって構成し、試料を下側から支持する台部をタン
タル(Ta)とし、さらにこの台に螺着して試料を固定
する試料押さえを白金(pBなどで構成することにより
、高い耐熱性や耐蝕性などを実現するとともにヒータか
ら試料への熱伝達を良好にするような配慮がなされてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような従来の試料ホルダにおいては、
シリコンなどの半導体を試料とする場合には、試料に接
するタンタルや白金がたとえば600℃程度でシリコン
と合金化反応を起こすため、試料としての半導体の性質
自体が損なわれることが懸念され、たとえば700℃以
上の高温下でのその場観察において正確な観察結果が得
られなかったり、試料が試料ホルダに結合した状態とな
って観察後に取り外すことが困難になるなどして、試験
研究作業などを円滑に遂行できないという問題があるこ
とを本発明者は見出した。
そこで、本発明の目的は、汎用性が高く、広範囲な温度
領域で使用可能な試料ホルダを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明になる試料ホルダは、少なくとも、担
持される試料に対する接触部位をセラミックスまたは高
融点金属または高融点金属の化合物で構成したものであ
る。
〔作用〕
上記した本発明の試料ホルダによれば、当該試料ホルダ
自体が高温下で安定であるばかりでなく、たとえば試料
がシリコンその他の半導体である場合でも試料と試料ホ
ルダとが合金化反応を起こすことがないので、半導体な
どを含む多様な種類の試料の広い温度範囲での観察を円
滑に遂行することができる。
〔実施例1〕 以下、本発明の一実施例である試料ホルダにっいて図面
を参照しながら詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例である試料ホルダの構造の
一例を模式的に示す断面図である。
たとえばステンレス鋼などからなるホルダ本体1の基端
部側にはヒータ2が設けられており、このヒータ2から
発生する熱が先鋭にされた先端部側へ移動することによ
り当該先端部側が所望の温度に加熱されるようになって
いる。
ホルダ本体lにおいて、ヒータ2と先端部との間には、
逆円錐台形を呈し、中心部に観察孔3aが貫通して形成
された環状の試料台3が嵌合されており、この試料台3
の底部は段差R3bをなしている。
さらに、試料台3の内周面には、ネジ部3cが刻設され
ており、同じく逆円錐台形を呈し、中心部に観察孔4a
が貫通して形成されている環状のネジ蓋4が同輪に螺着
される構造となっている。
そして、試料台3の段差部3bに落とし込まれた、たと
えばシリコンなどの半導体の薄片からなの先端部4bと
の間で挟圧することにより、試料5を試料台3に対して
安定に固定するとともに、試料台3およびネジ蓋4の観
察孔3aおよび4aを、図示しない透過型電子顕微鏡に
おける電子光学系の光軸が通過するように位置決めし、
ヒータ2を作動させてホルダ本体1の全体を所望の温度
に加熱することで、高温下における半導体などの試料5
のその場観察などを行うものである。
この場合、試料台3において、試料5に接する段差部3
b、およびネジ蓋4の先端部4bの各々には、たとえば
セラミックスや、半導体集積回路装置の製造プロセスな
どにおいてバリヤ・メタルとして用いられる窒化チタン
(TiN)、チタンタングステン(TiW)、タングス
テンシリサイ)’ (WS i、 )  、  シT)
コンカーバイド(SiC)などからなり、試料5である
半導体などに対して、たとえば950℃程度の高温下で
も合金化反応を起こさない安定なコート層6aおよびコ
ート層6bが被着されている。
このコート層6aおよび6bは、たとえば、スバッタリ
ングなどの方法によって浴底される。
このように、本実施例の試料ホルダにおいては、たとえ
ばシリコンなどの半導体からなる試料5に対して高温下
でも合金反応を生じない安定なコート層6aおよび6b
が当該試料5に接する構造となっているため、高温下で
のその場観察などの過程で、合金化反応によって試料5
自体の性質が損なわれたり、試料5と試料台3およびネ
ジ蓋4・とが固着状態となって試料5を試料ホルダから
取り外すことが困難になるなどの支障を生じることがな
い。
これにより、本実施例の試料ホルダを用いることで、半
導体などを含む多様な試料5について、たとえば950
℃程度の高温度までの広い温度範囲でのその場観察によ
る試験研究作業を円滑に遂行することができる。
〔実施例2〕 第2図は、本発明の他の実施例である試料ホルダの略断
面図である。
一本実施例2の場合には、たとえばセラミックスや、半
導体集積回路装置の製造プロセスなどにおいてバリヤ・
メタルとして用いられる窒化チタン。
チタンタングステン、タングステンシリサイド。
シリコンカーバイドなどからなるリング状のスペーサ7
aおよびスペーサ7bによって、試料5を挟むことで、
試料5が試料台3の段差部3bおよびネジ蓋4の先端1
4bに直接的に接触しないようにしたものである。
本実施例の場合にも、高温下で半導体などからなる試料
5に対する合金化反応などを生じないスペーサ7aおよ
び7bのみが1核試料5に接する状態となるので、前記
実施例1の場合と同様の効果が得られるとともに、既存
の試料ホルダに対しても容易に実施でき、また、スペー
サ7aおよびスペーサ7bを試料5に最適な所望の物質
のものに容易に交換できるという利点がある。
〔実施例3〕 第3図は、本発明のさらに他の実施例である試料ホルダ
の略断面図である。
本実施例3の場合には、ホルダ本体1に嵌合する試料台
30およびそれに螺着されるネジ蓋40の全体を、たと
えばセラミックスや、半導体集積回路装置の製造プロセ
スなどにおいてバリヤ・メタルとして用いられる窒化チ
タン、チタンタングステン、シリコンカーバイドなどか
らなる物質で構成するようにしたものである。
本実施例3の場合にも前記実施例1の場合と同様の効果
を得ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
たとえば、試料に接する部位を構成する物質としては前
記各実施例に例示されたものに限らず、他のバリヤ・メ
タルであってもよい。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりで
ある。
すなわち、本発明になる試料ホルダによれば、少なくと
も、担持される試料に対する接触部位がセラミックスま
たは高融点金属または高融点金属の化合物からなるので
、試料ホルダ自体が高温下で安定であるばかりでなく、
たとえば試料がシリコンその他の半導体である場合でも
試料と試料ホルダとが合金化反応を起こすことがないの
で、半導体などを含む多様な種類の試料の広い温度範囲
での観察を円滑に遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である試料ホルダの構造の
一例を模式的に示す断面図、 第2図は、本発明の他の実施例である試料ホルダの略断
面図、 第3図は、本発明のさらに他の実施例である試料ホルダ
の略断面図である。 l・・・ホルダ本体、2・・・ヒータ、3・・・試料台
、3a・・・観察孔、3b・・・段差部、3C・・・ネ
ジ部、30・・・試料台、4・・・ネジ蓋、4a・・・
観察孔、4b・・・先端部、40・・・ネジ蓋、5・・
・試料、6a・・・コー)lit、6b・・・コート層
、7a・・・スペーサ、7b・・・スペーサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも、担持される試料に対する接触部位がセ
    ラミックスまたは高融点金属または高融点金属の化合物
    からなることを特徴とする試料ホルダ。 2、前記試料が半導体であり、前記高融点金属または高
    融点金属の化合物が、当該半導体からなる半導体集積回
    路装置の製造プロセスに用いられるバリヤ・メタルであ
    ることを特徴とする請求項1記載の試料ホルダ。 3、高融点金属の化合物がシリサイドもしくはナイトラ
    イドであることを特徴とする請求項1または2記載の試
    料ホルダ。
JP1199399A 1989-08-02 1989-08-02 試料ホルダ Pending JPH0364040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199399A JPH0364040A (ja) 1989-08-02 1989-08-02 試料ホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199399A JPH0364040A (ja) 1989-08-02 1989-08-02 試料ホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0364040A true JPH0364040A (ja) 1991-03-19

Family

ID=16407141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1199399A Pending JPH0364040A (ja) 1989-08-02 1989-08-02 試料ホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0364040A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060401A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 半導体装置の製造方法、半導体装置の製造用治具、および半導体装置の製造装置
WO2015128679A1 (en) * 2014-02-28 2015-09-03 Oxford Instruments Nanotechnology Tools Limited Sample holding system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008060401A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 半導体装置の製造方法、半導体装置の製造用治具、および半導体装置の製造装置
US8703626B2 (en) 2006-08-31 2014-04-22 Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. Method, tool, and apparatus for manufacturing a semiconductor device
WO2015128679A1 (en) * 2014-02-28 2015-09-03 Oxford Instruments Nanotechnology Tools Limited Sample holding system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW416117B (en) Monocrystalline ceramic electrostatic chuck
KR100242897B1 (ko) 플라즈마 처리챔버의 가열된 금속 표면들을 화학적으로 공격성인 기체상의 종들로 부터 보호하기 위한 방법 및 그에 사용되는 세라믹 보호층(ceramic protection for heated metal surface of plasma processing chamber exposed to chemically aggressive gaseous environment therein and method of protecting such heated metal surface)
JP3663056B2 (ja) 電子顕微鏡用試料加熱ホルダ及び試料観察方法
EP0073643A1 (en) Sputtering apparatus
JP2004517481A (ja) 半導体処理装置の炭窒化物でコーティングされた要素及びその製造方法
JP2008510066A5 (ja)
TWI732151B (zh) 發熱構件
US20030047283A1 (en) Apparatus for supporting a substrate and method of fabricating same
Kim et al. Tem specimen heating during ion beam thinning: microstructural instability
JP2008288161A (ja) マイクロサンプル加熱用試料台
JPH11278951A (ja) 接合体の製造方法および接合体
JPH1064986A (ja) 汚染抑制層を有する基板支持チャック及びその製造方法
JPH0364040A (ja) 試料ホルダ
JPH09115471A (ja) 電子顕微鏡試料台
JP3776499B2 (ja) 金属部材とセラミックス部材との接合構造およびその製造方法
JPH0215631B2 (ja)
US8591697B2 (en) Transmission electron microscopy sample etching fixture
US6193803B1 (en) Substrate holding apparatus for processing semiconductors
JP3771722B2 (ja) ウエハ支持部材
JP3037669B1 (ja) セラミック部材と金属部材の接合体及びこれを用いたウエハ支持部材
WO2022082989A1 (zh) 一种透射电镜高分辨原位温差加压芯片及其制备方法
JPH0774451B2 (ja) 成膜装置
JP3078671B2 (ja) 耐蝕性部材、その使用方法およびその製造方法
EP0492159A1 (en) Metal growth accelerator shell for the chemical vaporization deposition of diamond
JP2000183145A (ja) ウエハステージ及び真空熱処理装置