JPH0363895B2 - - Google Patents

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JPH0363895B2
JPH0363895B2 JP61292810A JP29281086A JPH0363895B2 JP H0363895 B2 JPH0363895 B2 JP H0363895B2 JP 61292810 A JP61292810 A JP 61292810A JP 29281086 A JP29281086 A JP 29281086A JP H0363895 B2 JPH0363895 B2 JP H0363895B2
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JP
Japan
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cleaning liquid
water level
electrodes
electrode
liquid tank
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Takashi Tanaka
Koichiro Tamakoshi
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主に業務用に使用される食器洗浄機
に関し、特に、洗浄液タンク内に貯留される洗浄
液の水位を検知する技術の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、多数の食器を扱う飲食店や食堂等に
おいて、汚れた食器を迅速に洗浄してその使用効
率を良くするというニーズに応じるため、食器を
自動的に洗浄するようにした各種の食器洗浄機が
提供されている。そして、この食器洗浄機で使用
される洗浄液としては、通常、一定量の洗剤を混
入した所定濃度の水ないし湯が利用される。
このような食器洗浄機においては、洗浄室底部
に配置される洗浄液タンク内から洗浄液を吸引し
て食器に吹き付けるための洗浄ポンプの空運転等
をなくすために、洗浄液タンク内の洗浄液が所定
水位以上貯留されているかどうかを水位検知装置
により判定し、洗浄液量が不足しているときには
給湯装置によつて洗浄液タンクに給湯するように
することが行われている。
この洗浄液の水位を検知する水位検知装置の一
例としては、従来、例えばフロート式のものや圧
力スイツチを利用したもの(例えば能研工業(株)の
圧力スイツチ(商品名「OLスイツチ」)のカタロ
グNo.213に記載されているもの)等がよく知られ
ている。
一方、こうして洗浄液タンク内の洗浄液水位を
検知するほか、不足する洗剤を供給するために同
じ洗浄液の濃度を検知することも行われ、これら
洗浄液の水位およびその濃度の検知を別個の検知
装置により行うときのメインテナンスの複雑化を
避ける等の目的から、空気を媒体とする電気抵抗
と洗浄液(水ないし湯)を媒体とする電気抵抗と
は大きな差があることを有効に活用し、その空気
または洗浄液を媒体とする電気抵抗を同じ電極で
もつて検出してその検出値に基づいて洗浄液の水
位を検知するようにした、電極式のものがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この電極式のものでは、電極が水垢
の付着堆積や循環する洗浄液中のゴミ等による洗
浄液タンク自体の汚れ等により汚れた場合、洗浄
液が所定水位以上あるにも拘らずそれとは逆に判
定されて誤作動が生じる虞れがあり、この誤作動
を防ぐため、電極を定期的に清掃する必要があ
る。しかし、その電極の汚れ具合は水質や洗浄液
タンクの汚れ具合によつて大きく左右されるの
で、清掃タイミングを使用者に適正に報知するこ
とは難しく、その対策が望まれていた。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、電極により検出された
抵抗値を比較するしきい値を適正に設定すること
により、電極間抵抗値に基づいて洗浄液の水位の
みならずその汚れをも正確に検知し得るように
し、よつて電極の清掃タイミングを安定して適正
に使用者に報知できるようにすることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段
は、水位検知時と電極汚れの検知時とで電極によ
る電気抵抗の判定基準を異ならせるようにしたも
のである。
すなわち、本発明は、第1図に示すように、洗
浄室5の底部に配置され、洗浄液を貯留する洗浄
液タンク7と、該洗浄液タンク7の壁部7aに、
該洗浄液タンク7内に所定水位まで供給された洗
浄液に接触可能に取り付けられた1対の電極1
4,14と、該両電極14,14間に交流の所定
電圧を印加する電圧印加手段17と、該電圧印加
手段17によつて印加された電圧に基づいて上記
電極14,14間の抵抗値rを検出する電極間抵
抗検出手段18と、該電極間抵抗検出手段18の
出力を受け、検出された電極間抵抗値rを第1の
しきい値r1(例えば50KΩ)と比較して、洗浄液タ
ンク7内に洗浄液が所定水位以上供給されている
ことを検知する水位検知手段23と、該水位検知
手段23の出力を受け、洗浄液タンク7内の洗浄
液水位が所定水位よりも低いときに作動する、例
えば洗浄液タンク7に給湯する給湯装置等の水位
低下時作動手段12とを備えてなる食器洗浄機を
前提とする。
そして、上記水位検知手段23および上記電極
間抵抗検出手段18の各出力を受け、水位検知手
段23により洗浄液タンク7内に洗浄液が所定水
位以上供給されていないときに、電極間抵抗値r
を上記第1のしきい値r1よりも高い第2のしきい
値r2(例えば1MΩ)と比較して、電極14,14
が汚れていることを検知する電極汚れ検知手段2
8を設ける。
さらに、上記電極汚れ検知手段28の出力信号
を受け、電極14,14が汚れているときには電
極清掃時期表示手段30を作動させる制御手段2
9を設ける。
(作用) 以上の構成により、本発明では、洗浄液タンク
7の壁部7aに取り付けられた1対の電極14,
14間に電圧印加手段17により交流の所定電圧
が印加され、この印加電圧に基づいて電極間抵抗
検出手段18により電極14,14間の電気抵抗
値rが検出され、この検出抵抗値rは水位検知手
段23で第1のしきい値r1と比較されるととも
に、電極汚れ検知手段28で第2のしきい値r2
比較される。そして、洗浄液タンク7内に洗浄液
が所定水位以上供給されていないときには、上記
1対の電極14,14に洗浄液が接触せず、その
電極14,14間の電気抵抗値rは空気を媒体と
するために大きな値となり、上記第1のしきい値
r1よりも増大する。このため、上記水位検知手段
23では洗浄液タンク7内の洗浄液水位が所定水
位よりも低い状態にあると判定され、この水位検
知手段23の出力信号(作動指令信号)により水
位低下時作動手段12が作動して洗浄液タンク7
内への給湯等が行われる。一方、洗浄液タンク7
内に洗浄液が所定水位以上供給されているときに
は、上記1対の電極14,14に洗浄液が接触し
て、両者間の電気抵抗値rは洗浄液を媒体とする
ために低下して第1のしきい値r1以下となり、こ
のため、水位低下時作動手段12は作動しない。
そして、このように水位検知手段23において
洗浄液タンク7内に洗浄液が所定水位以上供給さ
れていないと判断されたときには、上記電気抵抗
値rを電極汚れ検知手段28において第2のしき
い値r2と比較することにより、電極14,14が
汚れているかどうかが判定され、同検知手段28
で電極間抵抗値rが第1および第2のしきい値
r1,r2間にあつて電極14,14が汚れていると
判定されると、電極汚れ検知手段28から信号が
出力され、この電極汚れ検知手段28の出力信号
を受けた制御手段29により電極清掃時期表示手
段30が作動して電極14,14の汚れが表示さ
れる。
したがつて、こうして電極間電気抵抗値rに基
づいて電極14,14の汚れを検知するので、該
電極14,14の汚れを正確に検出して電極14
や洗浄液タンク7の適正な清掃タイミングを使用
者に報知できることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基
づいて説明する。
第4図において、Aは本発明の実施例に係わる
三方開き式の食器洗浄機であつて、この洗浄機A
は基台1を備え、該基台1の上面右側縁部にはシ
ンクSを有する予洗テーブルT1が、また基台1
の上面前縁部には水切テーブルT2がそれぞれ掛
止め連結されており、汚れた食器(図示せず)は
食器洗浄機Aで本洗浄される前に落ちにくい汚れ
が予洗テーブルT1のシンクSで予洗されて落と
された後、篭状のラツクRに載置されて洗浄機A
に収容され、一方、食器洗浄機AからラツクRと
共に取り出された食器は水切テーブルT2上に一
時放置されてその水切りが行われる。
上記食器洗浄機Aはその基台1上面に洗浄槽2
を備え、その洗浄槽2の上方空間をハンドル3の
操作により昇降する矩形箱状のフード4によつて
密閉区画することにより、食器洗浄のための洗浄
室5が形成される。この洗浄室5内の天井部およ
び底部にはそれぞれ洗浄槽2上にセツトされた食
器に向けて洗浄液を上下方向から吹き付ける1対
の洗浄アーム6,6が回転自在に支持されてい
る。
また、第2図に示すように、上記基台1におい
て上記洗浄室5の底部に相当する洗浄槽2底部に
は上方に開放された洗浄液タンク7が設置されて
いる。この洗浄液タンク7は該洗浄液タンク7下
方の基台1内に装備した洗浄ポンプ8の吸込側に
回収配管9を介して接続され、該洗浄ポンプ8の
吐出側は供給配管10を介して上記上下の洗浄ア
ーム6,6に接続されており、洗浄液タンク7内
に貯留されている洗浄液を洗浄ポンプ8により両
洗浄アーム6,6に圧送して該洗浄アーム6,6
から洗浄室5内に放出するとともに、この洗浄室
5内に放出された洗浄液をその底部の洗浄液タン
ク7に回収するようにした洗浄液循環系11が構
成されている。
尚、上記洗浄液タンク7にはその洗浄液を略一
定温度に加熱保持するためのヒータ装置(図示せ
ず)が取り付けられている。また、洗浄液は水に
洗剤を所定濃度で混入したものであり、水は洗浄
液循環系11(洗浄液タンク7内)に対してポン
プまたは給水電磁弁(いずれも図示せず)を有す
る水位低下時作動手段としての給水装置12によ
り、洗剤は洗剤供給装置13によりそれぞれ供給
される。
上記洗浄液タンク7の側壁7aには1対の電極
14,14がその各先端部を洗浄液タンク7内に
所定水位まで供給される洗浄液と接触可能に取り
付けられている。この電極14,14は、第3図
に拡大詳示するように、上縁に覆い部15aを有
する略小判形状の電気絶縁体よりなる取付板15
により水平横方向に所定間隔をあけて洗浄液タン
ク7に対し絶縁状に固定されている。そして、上
記各電極14,14の基部は洗浄タンク7の側壁
7a外に延びていてコントロールユニツト16に
接続されている。
上記コントロールユニツト16は、上記両電極
14,14間に所定電圧(例えば24V)の交流電
圧を印加する電圧印加手段としての電源回路17
を有する。この電源回路17は従来周知のもので
あり、外部電源電圧を降圧するトランスTを有
し、このトランスTにより降圧された交流電圧が
電極14,14間に印加される。
また、コントロールユニツト16には、上記電
源回路17によつて両電極14,14間に印加さ
れた電圧に基づいて電極14,14間の電気抵抗
値rを検出する電極間抵抗検出回路18が設けら
れている。この検出回路18は、上記両電極1
4,14間に印加される交流電圧を整流して電極
間抵抗値に対応する直流電圧信号に変換する第1
および第2の2つの整流回路19,20からなる
ものである。
上記第1整流回路19の出力信号は第1コンパ
レータ21の一方の入力部に入力されている。ま
た、この第1コンパレータ21の他方の入力部に
は電極間抵抗値の比較基準となるべき第1のしき
い値r1を設定する第1しきい値設定回路22が接
続されており、この第1コンパレータ21におい
て、上記第1整流回路19を経た電極間抵抗値r
(詳しくは該抵抗値rに対応する電圧信号)を第
1のしきい値r1と比較し、電極間抵抗値rが第1
のしきい値r1以上のときにHiレベル信号を出力
することにより、洗浄液タンク7内に洗浄液が所
定水位以上供給されているかどうかを検知するよ
うにした水位検知回路23が構成されている。
そして、上記水位検知回路23の第1コンパレ
ータ21の出力信号は、上記洗浄液タンク7内に
水を供給する給水装置12(水位低下時作動手
段)に入力されており、洗浄液タンク7内の洗浄
液水位が所定水位よりも低くて第1コンパレータ
21の出力信号がHiレベルになつたときに、給
水装置12を作動させて洗浄液タンク7内に不足
した水を供給するようになされている。尚、上記
第1のしきい値r1は、水を媒体とする抵抗値(水
道水では数KΩ)よりも遥かに大きい例えば
50KΩに設定されている。
一方、上記第2整流回路20の出力信号は第2
コンパレータ24の一方の入力部に入力されてい
る。また、この第2コンパレータ24の他方の入
力部には上記第1のしきい値r1よりも高い第2の
しきい値r2(例えば1MΩ)を設定する第2しきい
値設定回路25が接続されており、この第2コン
パレータ24において、上記第2整流回路20を
経た電圧信号としての電極間抵抗値rを第2のし
きい値r2と比較し、抵抗値rが第2のしきい値r2
以上のときにHiレベル信号を出力するようにな
されている。さらに、上記水位検知回路23の第
1コンパレータ21および第2コンパレータ24
の各出力信号は該各出力信号が共にHiレベルで
あるときにHiレベル信号を出すAND回路26に
入力され、該AND回路26の出力信号は所定時
間(例えば10秒間)を計時するオンデイレータイ
マ回路27に入力されている。このタイマ回路2
7はコンデンサCを有していて該コンデンサCの
充電によりHi信号を出力するものである。よつ
て、上記第2コンパレータ24、AND回路26
およびオンデイレータイマ回路27により、水位
検知手段23の第1コンパレータ21および電極
間抵抗検出回路18の第2整流回路20の各出力
を受け、第1コンパレータ21により洗浄液タン
ク7内に洗浄液が所定水位以上供給されていない
と判定されたときに、電極間抵抗値rを上記第1
のしきい値r1よりも高い第2のしきい値r2と比較
して、電極間抵抗値rが第1および第2のしきい
値r1,r2間の範囲にタイマ回路27により設定さ
れる所定時間だけ留まると、電極14,14が汚
染されていると判定してタイマ回路27からHi
信号を出力させるようにした電極汚れ検知回路2
8が構成される。
また、上記オンデイレータイマ回路27はトラ
ンジスタTrを有する制御回路29を介して電極
清掃時期表示手段としての発光ダイオードからな
る清掃時期表示灯30に接続されており、この制
御回路29により、電極14,14が汚染されて
タイマ回路27からHi信号が出力されたときに、
清掃時期表示灯30を点灯させるように構成され
ている。
尚、コントロールユニツト16は、洗浄液タン
ク7内の洗浄液濃度が所定濃度以上にあることを
検知する濃度検知回路31を有している。この濃
度検知回路31は、上記水位検知回路23と同様
の構成であり、電極間抵抗値rをコンパレータに
おいて上記第1のしきい値r1よりも低い例えば
1KΩのしきい値と比較することにより、洗浄液
濃度を検知するものである。そして、この濃度検
知回路31の出力信号は上記洗剤供給装置13に
入力されており、洗浄液タンク7内の洗浄液濃度
が所定濃度よりも低いときに、洗剤供給装置13
をON作動させるように構成されている。
次に、上記実施例の作動について説明すると、
洗浄液タンク7の側壁7aに取り付けられた1対
の電極14,14間に電源回路17からの交流電
圧が印加され、この電極14,14間の印加電圧
に基づいて該電極14,14間の電気抵抗値rが
検出される。そして、例えば初期給湯以前の段階
あるいは運転中に洗浄液タンク7が空状態になつ
たとき等、洗浄液タンク7内に供給された洗浄液
の水位が所定水位未満であるときには、上記電極
14,14間の電気抵抗値rは空気が媒体となつ
て高くなる。このため、水位検知手段としての第
1コンパレータ21の一方の入力部の電位が上昇
し、それは第1しきい値設定回路22により設定
されて他方の入力部に入力される第1のしきい値
r1よりも高くなり、このことによつて該第1コン
パレータ21からHiレベル信号が出力され、こ
の第1コンパレータ21からのHiレベル信号を
受けて給水装置12が作動制御される。そして、
この後、上記給水装置12の作動によつて洗浄液
タンク7内の洗浄液水位が所定水位以上に達する
と、上記電極14,14間の抵抗値rが水を媒体
とするために低下して、第1コンパレータ21の
一方の入力部への入力信号レベルが他方の入力部
へのそれよりも低下し、該第1コンパレータ21
の出力信号がLoレベルとなることにより、上記
給水装置12の作動が停止される。
また、上記の如く電極14,14間の電気抵抗
値rと第1のしきい値r1との比較によつて洗浄液
タンク7内の洗浄液水位が所定水位未満であると
判定されて、第1コンパレータ21からHiレベ
ル信号が出力された状態において、上記電極間抵
抗値rが第2コンパレータ24で第2のしきい値
r2と比較される。そして、電極14,14の水垢
の付着堆積や洗浄液タンク7自体の汚れ等による
汚れに伴い電極間抵抗値rが見掛上上昇するが、
その抵抗値rが第2のしきい値r2以下であるとき
に、該第2コンパレータ回路24からHiレベル
信号が出力され、この第1および第2コンパレー
タ21,24からのHiレベル信号によりAND回
路26の出力信号がHiレベルとなり、このAND
回路26からのHiレベル信号がオンデイレータ
イマ回路27により設定される所定時間連続する
と、制御回路29のON作動により清掃時期表示
灯30が点灯されて、電極14,14や洗浄液タ
ンク7の清掃を促すための表示が行われる。
この場合、電極間抵抗値rを第1および第2の
しきい値r1,r2と比較して、抵抗値rが両しきい
値r1,r2間にあれば、電極14,14に汚れが生
じていると判定して、清掃時期表示灯30を点灯
させるので、水質の変化に関係なく、電極14,
14の汚れを正確に検知して電極14や洗浄液タ
ンク7の適正な清掃タイミングを使用者に確実に
報知することができる。
また、電極間抵抗値rが両しきい値r1,r2間の
範囲にオンデイレータイマ27によつて設定され
る所定時間継続したときに限定して電極14,1
4が汚れていると判定するので、洗浄液タンク7
からの通常の排水時に電極間抵抗値rが上記しき
い値r1,r2間の範囲に一時的に入つたとしても、
清掃時期表示灯30が誤つて点灯することはな
く、電極14,14や洗浄液タンク7の清掃タイ
ミングを正確に報知することができる。
尚、上記の如く電極14,14間の電気抵抗値
rと第1しきい値r1との比較によつて洗浄液タン
ク7内の洗浄液水位が所定水位以上にある場合に
おいて、該タンク7内の洗浄液濃度が検知され、
例えば初期給湯終了時等、洗浄液の濃度が所定濃
度未満であるときには、上記電極14,14間の
電気抵抗値rは高くなり、このことにより濃度検
知回路31からHiレベル信号が出力されて、洗
剤供給装置13の作動が行われる。そして、この
後、上記洗剤供給装置13の作動によつて洗浄液
タンク7内洗浄液の濃度が所定濃度以上に達する
と、上記電極14,14間の抵抗値rが低下し
て、濃度検知回路32の出力信号がLoレベルと
なり、洗剤供給装置13の作動制御が停止され
る。
(発明の効果) 以上説明の如く、本発明によれば、食器洗浄機
における洗浄液タンクの壁部に取り付けた1対の
電極間の電気抵抗値を2種類のしきい値と大小比
較し、その結果に基づいて洗浄液の水位のみなら
ず電極の汚れをも検知するようにしたことによ
り、電極や洗浄液タンクの汚れを正確に検知する
ことができ、よつて電極の清掃タイミングを適正
の使用者に報知することができるものである。
また、電極間抵抗値が2種類のしきい値間に所
定時間以上連続して止まつたときに、電極が汚れ
ていると判定するようにすると、排水のために洗
浄液タンクが一時的に空になつた場合でも、誤つ
て電極の汚れが報知されることがなくなり、電極
の汚れを正確に報知できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す構成図である。第
2図〜第4図は本発明の実施例を示すもので、第
2図は食器洗浄機の全体構成を概略的に示す説明
図、第3図は電極の拡大正面図、第4図は食器洗
浄機およびその周辺のテーブルを示す斜視図であ
る。 A……食器洗浄機、5……洗浄室、7……洗浄
液タンク、7a……側壁、12……給水装置、1
4……電極、16……コントロールユニツト、1
5……電源回路、18…電極間抵抗検出回路、2
3……水位検知回路、27……オンデイレータイ
マ回路、28……電極汚れ検知回路、29……制
御回路、30……清掃時期表示灯、r……電極間
抵抗値、r1,r2……しきい値。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 洗浄室5の底部に配置され、洗浄液を貯留す
    る洗浄液タンク7と、該洗浄液タンク7の壁部7
    aに該洗浄液タンク7内に所定水位まで供給され
    た洗浄液に接触可能に取り付けられた1対の電極
    14,14と、該両電極14,14間に交流の所
    定電圧を印加する電圧印加手段17と、該電圧印
    加手段17によつて印加された電圧に基づいて上
    記電極14,14間の抵抗値rを検出する電極間
    抵抗検出手段18と、該電極間抵抗検出手段18
    により検出された電極間抵抗値rを第1のしきい
    値r1と比較して、洗浄液タンク7内に洗浄液が所
    定水位以上供給されていることを検知する水位検
    知手段23と、該水位検知手段23の出力を受
    け、洗浄液タンク7内の洗浄液水位が所定水位よ
    りも低いときに作動する水位低下時作動手段12
    と、上記水位検知手段23および電極間抵抗検出
    手段18の各出力を受け、水位検知手段23によ
    り洗浄液タンク7内に洗浄液が所定水位以上供給
    されていないと判定されたときに、電極間抵抗値
    rを上記第1のしきい値r1よりも高い第2のしき
    い値r2と比較して、上記電極14,14が汚れて
    いることを検知する電極汚れ検知手段28と、該
    電極汚れ検知手段28の出力信号を受け、電極1
    4,14が汚れているときに電極清掃時期表示手
    段30を作動させる制御手段29とを備えたこと
    を特徴とする食器洗浄機。 2 電極汚れ検知手段28は、電極間抵抗値rが
    第1および第2のしきい値r1,r2間の範囲に所定
    時間以上連続して留まつたときに、電極14,1
    4が汚れていると判定するように構成されている
    特許請求の範囲第1項記載の食器洗浄機。
JP61292810A 1986-12-09 1986-12-09 食器洗浄機 Granted JPS63145623A (ja)

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