JP2014098561A - 水位検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の水位を検出するための一対の電極及び電源用配線の診断を行う機能を備えた可動部のない高信頼性の水位検出装置を提供する。
【解決手段】導電性の液体に浸漬可能な一対の電極2,3、一対の電極を接続する電源用配線4、一対の電極間に電圧を印加する電源部7、一対の電極間の電圧を測定する測定部12、測定部が測定した測定値から液体の水位を算出する水位算出部15を備える水位検出装置1において、電源用配線と並列に一対の電極を接続する診断用配線16、診断用配線を導通と非導通とに切り換える切換部19を備え、切換部により診断用配線を導通あるいは非導通に切り換えて測定部により一対の電極間の電圧を測定し、測定部が測定した測定値と予め設定した判定値とを比較して一対の電極及び電源用配線の状態を判定する判定部21を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は水位検出装置に係り、特に、液体の水位を検出するための一対の電極及び電源用配線の診断を行う機能を備えた可動部のない高信頼性の水位検出装置に関する。
タンクなどに貯められた液体の水位を検出する水位検出装置には、フロートスイッチや超音波スイッチを利用したもの、光反射方式、熱放散方式等がある。検出対象の液体が水である水位検出装置の場合は、検出部が微生物で汚染(ヌメリ)されて検出精度が低下する問題がある。フロートスイッチのような可動部を有する水位検出装置は、汚染により可動部の動作が損なわれることから、作動信頼性が低い問題がある。超音波スイッチを有する水位検出装置は、汚れに弱く、コストが高価となる問題がある。熱放散方式の水位検出装置は、温度変化の影響があり、高速な応答性に問題がある。
このようなことから、コスト的に安価な一対の電極を利用した水位検出装置が提案されている。電極式の水位検出装置は、導電性の液体に浸漬可能な一対の電極間に電圧を印加し、一対の電極間の電圧の変化から水位を算出する。(特許文献1、特許文献2)
実開昭58−114828号公報 特開平3−63895号公報
ところが、電極式の水位検出装置は、一対の電極間に導電性の液体を介して電流が流れることで水位を検出する原理であるため、一対の電極に接続された電源用配線に断線があった場合に水位を検出できない問題がある。とりわけ、液体のオーバフローの水位を検出する用途には、電極式の水位検出装置は選択肢から外れる。これは、オーバーフローの水位検出に電極式の水位検出装置を使用した場合、断線により水位の検出ができなくなると、オーバフローを回避するための液体の供給停止や排出を行うないことができなくなるからであり、電極式の水位検出装置の信頼性を損なわせる問題がある。
この発明は、液体の水位を検出するための一対の電極及び電源用配線の診断を行う機能を備えた可動部のない高信頼性の水位検出装置を提供するを目的とする。
この発明は、導電性の液体に浸漬可能な一対の電極を備え、前記一対の電極を接続する電源用配線を備え、前記電源用配線に接続されて前記一対の電極間に電圧を印加する電源部を備え、前記一対の電極間の電圧を測定する測定部を備え、前記測定部が測定した測定値に基づいて前記液体の水位を算出する水位算出部を備える水位検出装置において、前記電源用配線と並列に前記一対の電極を接続する診断用配線を備え、前記診断用配線を導通と非導通とに切り換える切換部を備え、前記切換部により前記診断用配線を導通あるいは非導通に切り換えて前記測定部により前記一対の電極間の電圧を測定し、前記測定部が測定した測定値と予め設定した判定値とを比較して前記一対の電極及び前記電源用配線の状態を判定する判定部を備えることを特徴とする。
この発明は、一対の電極に電源用配線と並列に診断用配線を接続し、この診断用配線を導通あるいは非導通に切り換えて一対の電極間の電圧を測定し、得られた測定値と予め設定した判定値とを比較して一対の電極及び電源用配線の状態を判定するので、別途に診断装置を用意することなく、一対の電極及び電源用配線の状態を診断することができる。
このため、この発明は、水位検出値の信頼性を向上することができ、液体のオーバーフローの水位を検出する用途にも使用でき、可動部がなく、高信頼性を実現することができる。
図1は水位検出装置のブロック図である。(実施例) 図2は水位検出装置を使用した加湿機のブロック図である。(実施例)
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1・図2は、この発明の実施例を示すものである。図1において、水位検出装置1は、タンクなどに貯められた導電性の液体に浸漬可能な一対の電極2、3を備えている。一対の電極2、3は、基準電極2と、基準電極2に対して所定距離だけ離して配置した検出電極3とから構成される。基準電極2と検出電極3とは、電源用配線4により接続している。電源用配線4は、基準電極2に一端を接続した基準側電源用配線5と、検出電極3に一端を接続した検出側電源用配線6とにより構成される。電源用配線4は、基準側電源用配線5と検出側電源用配線6とによりアースを介して基準電極2と検出電極3とを接続している。
電源用配線4の検出側電源用配線6には、電源部7を接続している。電源部7は、バッテリ8と増幅回路(ボルテージフォロア)9とを有し、抵抗10を介して検出側電源用配線6に接続している。電源部7は、電源用配線4により一対の基準電極2・検出電極3間に電圧を印加する。
水位検出装置1は、検出制御を行う制御手段11に測定部12を備えている。測定部12は、一対の基準電極2・検出電極3間の電圧を測定する。測定部12は、検出側電源用配線6から分岐した測定用配線13と基準側電源用配線5とを接続している。測定用配線13には、増幅回路14を設けている。測定部12は、測定用配線13と基準側電源用配線5とにより一対の基準電極2・検出電極3間の電圧を測定してA/D変換し、測定値を次段の水位算出部15に出力する。水位算出部15は、測定部12が測定した測定値から液体の水位を算出する。水位の算出値は、タンクなどに溜められた液体量の管理に使用される。
この水位検出装置1は、電源用配線4と並列に一対の基準電極2・検出電極3を接続する診断用配線16を備えている。診断用配線16は、基準電極2に一端を接続した基準側診断用配線17と、検出電極3に一端を接続した検出側診断用配線18とから構成される。基準側診断用配線17と検出側診断用配線18とは、切換部19に接続されている。切換部19は、オン抵抗の小さいFETなどからなり、基準側診断用配線17と検出側診断用配線18とを接続・切断し、診断用配線16を導通と非導通とに切り換える。
前記切換部19は、切換用配線20により制御手段11の判定部21に接続している。切換用配線20には、ノット回路22を設けている。判定部21は、判定の際に、切換部19にオンあるいはオフの診断用信号を出力し、切換部19により診断用配線16を導通あるいは非導通に切り換える。診断用配線16の導通で、電源用配線4と診断用配線16とは、一対の基準電極2・検出電極3を介して直列接続の状態になる。判定部21は、切換部19により診断用配線16を導通あるいは非導通に切り換えて一対の基準電極2・検出電極3間の電圧を測定部12により測定し、測定部12が測定した測定値と予め設定した判定値とを比較して、一対の基準電極2・検出電極3及び電源用配線4の状態を診断する。
前記判定部21は、測定値と比較する判定値として、第1判定値〜第3判定値を予め設定して記憶部23に記憶している。第1判定値〜第3判定値は、電圧印加時の一対の基準電極2・検出電極3の電圧の試験確認による測定結果に、電極摩耗、電極間汚染、電極表面皮膜、基板表面汚染を考慮して設定する。
判定部20は、測定値をVs、第1判定値をV1(例えば、0.5V)、第2判定値をV2(例えば、1.5V)、第3判定値をV3(例えば、3V)とした場合、以下のように判定する。
(1).診断用信号がオンの時の測定値Vsが第1判定値V1未満の場合(Vs<V1)は、電源用配線4の接続が正常であると判定する。
(2).診断用信号がオフの時の測定値Vsが第1判定値V1よりも大きい第2判定値V2未満の場合(Vs<V2)は、一対の基準電極2・検出電極3間に水位が有ると判定する。
(3).診断用信号がオフの時の測定値Vsが第2判定値V2以上且つ第2判定値V2よりも大きい第3判定値V3未満の場合(V2≦Vs<V3)は、一対の基準電極2・検出電極3間に汚染が有ると判定する。
(4).診断用信号がオフの時の測定値Vsが第3判定値V3以上の場合(V3≦Vs)は、一対の基準電極2・検出電極3間に水位が無いと判定する。
水位検出装置1は、一対の基準電極2・検出電極3及び電源用配線4の判定の際に、切換部19で診断用配線16を導通に切り換えて、並列に接続した電源用配線4と診断用配線16とにより一対の基準電極2・検出電極3を擬似的に短絡させる。短絡により、一対の基準電極2・検出電極3間の電圧は、0V近傍まで低下する。この値は、仮に一対の基準電極2・検出電極3間に液体があっても、電極電位からあり得ない数値である。また、この値は、一対の基準電極2・検出電極3間に水位が無いとき、及び一対の基準電極2・検出電極3間に汚染が有るときよりも、低い数値であることは明らかである。
よって、並列に接続した電源用配線4と診断用配線16により一対の基準電極2・検出電極3を擬似的に短絡させたときの、一対の基準電極2・検出電極3間の電圧の測定値が第1判定値V1未満の場合(Vs<V1)は、電源用配線4の接続が正常であると判定する。
また、水位検出装置1は、一対の基準電極2・検出電極3及び電源用配線4の判定の際に、切換部19で診断用配線16を非導通に切り換える。このときの一対の基準電極2・検出電極3の電圧の測定値Vsを判定値と比較し、測定値Vsが第2判定値V2未満の場合(Vs<V2)は一対の基準電極2・検出電極3間に水位が有ると判定し、測定値Vsが第2判定値V2以上且つ第3判定値V3未満の場合(V2≦Vs<V3)は一対の基準電極2・検出電極3間に汚染が有ると判定し、測定値Vsが第3判定値V3以上の場合(V3≦Vs)は、一対の基準電極2・検出電極3間に水位が無いと判定する。
このように、水位検出装置1は、一対の基準電極2・検出電極3に電源用配線4と並列に診断用配線16を接続し、この診断用配線16を導通あるいは非導通に切り換えて一対の基準電極2・検出電極3間の電圧を測定し、得られた測定値Vsと予め設定した第1判定値V1〜第3判定値V3とを比較して一対の基準電極2・検出電極3及び電源用配線4の状態を判定するので、別途に診断装置を用意することなく、一対の基準電極2・検出電極3及び電源用配線4の状態を診断することができる。
このため、この水位検出装置1は、液体の水位を検出するための一対の基準電極2・検出電極3及び電源用配線4の診断を行う機能を備え、水位検出値の信頼性を向上することができ、液体のオーバフローの水位を検出する用途にも使用でき、可動部がなく、高信頼性を実現することができる。
図2は、診断機能を備えた水位検出装置1の使用例を示すものである。図2において、水位検出装置1は、加湿機24に設置されている。加湿機24は、給水電磁弁25を有する給水配管26と、給水配管26により給水される給水器27と、給水器27の水を気化素子28で気化する気化器29と、気化器29の水を受ける受け皿30と、受け皿30からドレーン配管31で排出される水を溜める排水タンク32と、排水タンク32の水を排出する排水ポンプ33を有する排水配管34と、を備えてる。
加湿機24には、排水タンク32の水位を検出する水位検出装置1を設けている。なお、以下においては、上述実施例の図1の符号を用いるとともに主要ではない一部の構成要素を省略し、水位検出装置1の概略構成を説明する。また、電極3、電源用配線4などの二組設けた構成要素については、それぞれの組の符号にA、Bを付して説明する。
水位検出装置1は、排水タンク32に貯められた水に浸漬可能な一対の電極2、3を2組備えている。一方の組の電極2、3は、基準電極2と低側の水位を検出するための低位検出電極3Aとから構成される。他方の組の電極2、3は、基準電極2と高側(オーバフロー)の水位を検出するための高位検出電極3Bとから構成される。したがって、この水位検出装置1は、1つの基準電極2を、低位検出電極3Aと高位検出電極3Bとの各組において共通して使用としている。
前記基準電極2と低位検出電極3Aとは、低位電源用配線4Aにより接続している。低位電源用配線4Aは、基準電極2に一端を接続した低位基準側電源用配線5Aと、低位検出電極3Aに一端を接続した低位検出側電源用配線6Aとから構成される。低位検出側電源用配線6Aには、低位電源部7Aを接続している。低位電源部7Aは、低位電源用配線4Aにより一対の基準電極2・低位検出電極3A間に電圧を印加する。
また、前記基準電極2と高位検出電極3Bとは、高位電源用配線4Bにより接続している。高位電源用配線4Bは、基準電極2に一端を接続した高位基準側電源用配線5Bと、高位検出電極3Bに一端を接続した高位検出側電源用配線6Bとから構成される。高位検出側電源用配線5Bには、高位電源部7Bを接続している。高位電源部7Bは、高位電源用配線4Bにより一対の基準電極2・高位検出電極3B間に電圧を印加する。
水位検出装置1は、制御手段11に低位測定部12Aを備えている。低位測定部12Aは、一対の基準電極2・低位検出電極3A間の電圧を測定する。低位測定部12Aは、低位検出側電源用配線6Aから分岐した低位測定用配線13Aと低位基準側電源用配線5Aとを接続している。低位測定部12Aは、低位測定用配線13Aと低位基準側電源用配線5Aとにより一対の基準電極2・低位検出電極3A間の電圧を測定してA/D変換し、測定値を次段の水位算出部15に出力する。
また、水位検出装置1は、制御手段11に高位測定部12Bを備えている。高位測定部12Bは、一対の基準電極2・高位検出電極3B間の電圧を測定する。高位測定部12Bは、高位検出側電源用配線6Bから分岐した高位測定用配線13Bと高位基準側電源用配線5Bとを接続している。高位測定部12Bは、高位測定用配線13Bと高位基準側電源用配線5Bとにより一対の基準電極2・高位検出電極3B間の電圧を測定してA/D変換し、測定値を次段の水位算出部15に出力する。
前記水位算出部15は、低位測定部12A、高位測定部12Bが測定した測定値から、排水タンク32に貯められた排水のそれぞれ低位、高位を算出する。
この水位検出装置1は、低位電源用配線4Aと並列に一対の基準電極2・低位検出電極3Aを接続する低位診断用配線16Aを備えている。低位診断用配線16Aは、基準電極2に一端を接続した基準側診断用配線17と、低位検出電極3Aに一端を接続した低位検出側診断用配線18Aとから構成される。基準側診断用配線17と低位検出側診断用配線18Aとは、低位切換部19Aに接続されている。低位切換部19Aは、低位診断用配線16Aを導通と非導通とに切り換える。
また、水位検出装置1は、高位電源用配線4Bと並列に一対の基準電極2・高位検出電極3Bを接続する高位診断用配線16Bを備えている。高位診断用配線16Bは、基準電極2に一端を接続した基準側診断用配線17と、高位検出電極3Bに一端を接続した高位検出側診断用配線18Bとから構成される。基準側診断用配線17と高位検出側診断用配線18Bとは、高位切換部19Bに接続されている。高位切換部19Bは、高位診断用配線16Bを導通と非導通とに切り換える。
前記低位切換部19A、高位切換部19Bは、それぞれ低位切換用配線20A、高位切換用配線20により制御手段11の判定部21に接続している。判定部21は、判定の際に、低位切換部19A、高位切換部19Bにオンあるいはオフの診断用信号を出力し、低位切換部19Aにより低位診断用配線16Aを導通あるいは非導通に切り換え、高位切換部19Bにより高位診断用配線16Bを導通あるいは非導通に切り換える。
低位診断用配線16Aの導通で、低位電源用配線4Aと低位診断用配線16Aとは、一対の基準電極2・低位検出電極3Aを介して直列接続の状態になる。判定部21は、低位切換部19Aにより低位診断用配線16Aを導通あるいは非導通に切り換えて一対の基準電極2・低位検出電極3A間の電圧を測定し、低位測定部12Bが測定した測定値と予め設定した判定値とを比較して、一対の基準電極2・低位検出電極3A及び低位電源用配線4Aの状態を診断する。
また、高位診断用配線16Bの導通で、高位電源用配線4Bと低位診断用配線16Bとは、一対の基準電極2・高位検出電極3Bを介して直列接続の状態になる。判定部21は、高位切換部19Bにより高位診断用配線16Bを導通あるいは非導通に切り換えて一対の基準電極2・高位検出電極3B間の電圧を測定し、高位測定部12Bが測定した測定値と予め設定した判定値とを比較して、一対の基準電極2・高位検出電極3B及び低位電源用配線4Bの状態を診断する。
前記判定部21は、測定値と比較する判定値として、第1判定値〜第3判定値を予め設定して記憶部23に記憶している。判定部21は、測定値をVs、第1判定値をV1(例えば、0.5V)、第2判定値をV2(例えば、1.5V)、第3判定値をV3(例えば、3V)とした場合、以下のように判定する。
(1).診断用信号がオンの時の測定値Vsが第1判定値V1未満の場合(Vs<V1)は、電源用配線4の接続が正常であると判定する。
(2).診断用信号がオフの時の測定値Vsが第1判定値V1よりも大きい第2判定値V2未満の場合(Vs<V2)は、一対の基準電極2・検出電極3間に水位が有ると判定する。
(3).診断用信号がオフの時の測定値Vsが第2判定値V2以上且つ第2判定値V2よりも大きい第3判定値V3未満の場合(V2≦Vs<V3)は、一対の基準電極2・検出電極3間に汚染が有ると判定する。
(4).診断用信号がオフの時の測定値Vsが第3判定値V3以上の場合(V3≦Vs)は、一対の基準電極2・検出電極3間に水位が無いと判定する。
水位検出装置1は、一対の基準電極2・低位検出電極3A及び低位電源用配線4Aの判定の際に、例えば、低位診断用配線16Aを導通に切り換えて、並列に接続した低位電源用配線4Aと低位診断用配線16Aとにより一対の基準電極2・低位検出電極3Aを擬似的に短絡させる。このとき、一対の基準電極2・低位検出電極3A間の電圧の測定値が第1判定値V1未満の場合(Vs<V1)は、低位電源用配線4Aの接続が正常であると判定する。
また、水位検出装置1は、一対の基準電極2・低位検出電極3A及び低位電源用配線4A判定の際に、低位診断用配線16Aを非導通に切り換える。このときの一対の基準電極2・低位検出電極3A間の電圧の測定値Vsを判定値と比較し、測定値Vsが第2判定値V2未満の場合(Vs<V2)は一対の基準電極2・低位検出電極3A間に水位が有ると判定し、測定値Vsが第2判定値V2以上且つ第3判定値V3未満の場合(V2≦Vs<V3)は一対の基準電極2・低位検出電極3A間に汚染が有ると判定し、測定値Vsが第3判定値V3以上の場合(V3≦Vs)は一対の基準電極2・低位検出電極3A間に水位が無いと判定する。
水位検出装置1は、一対の基準電極2・低位検出電極3A間に水位が有ると判定した場合、判定部21によって排水ポンプ33を作動し、排水タンク32の水を排出する。
このように、水位検出装置1は、低位電源用配線4Aと並列に接続した低位診断用配線16Aを導通あるいは非導通に切り換えて一対の基準電極2・低位検出電極3A間の電圧を測定し、得られた測定値Vsと予め設定した第1判定値V1〜第3判定値V3とを比較して、一対の基準電極2・低位検出電極3A及び低位電源用配線4Aの状態を判定するので、別途に診断装置を用意することなく、一対の基準電極2・低位検出電極3A及び低位電源用配線4Aの状態を診断することができる。
同様に、水位検出装置1は、一対の基準電極2・高位検出電極3B及び高位電源用配線4Bの判定の際に、例えば、高位診断用配線16Bを導通に切り換えて、並列に接続した高位電源用配線4Bと高位診断用配線16Bとにより一対の基準電極2・高位検出電極3Bを擬似的に短絡させる。このとき、一対の基準電極2・高位検出電極3B間の電圧の測定値が第1判定値V1未満の場合(Vs<V1)は、高位電源用配線4Bの接続が正常であると判定する。
また、水位検出装置1は、一対の基準電極2・高位検出電極3B及び高位電源用配線4B判定の際に、高位診断用配線16Bを非導通に切り換える。このときの一対の基準電極2・高位検出電極3B間の電圧の測定値Vsを判定値と比較し、測定値Vsが第2判定値V2未満の場合(Vs<V2)は一対の基準電極2・高位検出電極3B間に水位が有ると判定し、測定値Vsが第2判定値V2以上且つ第3判定値V3未満の場合(V2≦Vs<V3)は一対の基準電極2・高位検出電極3B間に汚染が有ると判定し、測定値Vsが第3判定値V3以上の場合(V3≦Vs)は一対の基準電極2・高位検出電極3B間に水位が無いと判定する。
水位検出装置1は、一対の基準電極2・高位検出電極3B間に水位が有ると判定した場合、判定部21によって給水電磁弁25を閉止して給水器27への給水を停止するとともに、排水ポンプ33を作動して排水タンク32の水を排出する。
このように、水位検出装置1は、高位電源用配線4Bと並列に接続した高位診断用配線16Bを導通あるいは非導通に切り換えて一対の基準電極2・高位検出電極3B間の電圧を測定し、得られた測定値Vsと予め設定した第1判定値V1〜第3判定値V3とを比較して、一対の基準電極2・高位検出電極3B及び高位電源用配線4Bの状態を判定するので、別途に診断装置を用意することなく、一対の基準電極2・高位検出電極3B及び高位電源用配線4Bの状態を診断することができる。
このため、この水位検出装置1は、加湿機24の排水タンク32に貯められた排水の水位を検出するための一対の基準電極2・低位検出電極3A及び低位電源用配線4A、一対の基準電極2・高位検出電極3B及び高位電源用配線4Bの診断を行う機能を備え、低側、高側の水位検出値の信頼性を向上することができ、排水タンク32のオーバフローの水位を検出する用途にも使用でき、可動部がなく、高信頼性を実現することができる。
この発明の水位検出装置は、水位検出値の信頼性を向上することができ、液体のオーバーフローの水位を検出する用途にも使用でき、可動部がなく、高信頼性を実現することができるものであり、加湿機に限らず、液体を溜める構造の機器に適用することができる。
1 水位検出装置
2 基準電極
3 検出電極
4 電源用配線
5 基準側電源用配線
6 検出側電源用配線
7 電源部
11 制御手段
12 測定部
13 測定用配線
15 水位算出部
16 診断用配線
17 基準側診断用配線
18 検出側診断用配線
19 切換部
20 切換用配線
21 判定部
23 記憶部
24 加湿機
25 給水電磁弁
26 給水配管
27 給水器
28 気化素子
29 気化器
30 受け皿
31 ドレーン配管
32 排水タンク
33 排水ポンプ
34 排水配管

Claims (2)

  1. 導電性の液体に浸漬可能な一対の電極を備え、前記一対の電極を接続する電源用配線を備え、前記電源用配線に接続されて前記一対の電極間に電圧を印加する電源部を備え、前記一対の電極間の電圧を測定する測定部を備え、前記測定部が測定した測定値に基づいて前記液体の水位を算出する水位算出部を備える水位検出装置において、前記電源用配線と並列に前記一対の電極を接続する診断用配線を備え、前記診断用配線を導通と非導通とに切り換える切換部を備え、前記切換部により前記診断用配線を導通あるいは非導通に切り換えて前記測定部により前記一対の電極間の電圧を測定し、前記測定部が測定した測定値と予め設定した判定値とを比較して前記一対の電極及び前記電源用配線の状態を判定する判定部を備えることを特徴とする水位検出装置。
  2. 前記判定部は、前記判定値として第1判定値〜第3判定値を予め設定し、前記切換部により前記診断用配線を導通に切り換えて前記測定部により測定した測定値が第1判定値未満の場合は前記電源用配線の接続が正常であると判定し、前記切換部により前記診断用配線を非導通に切り換えて前記測定部により測定した測定値が第1判定値よりも大きい第2判定値未満の場合は前記一対の電極間に水位が有ると判定し、前記切換部により前記診断用配線を非導通に切り換えて前記測定部により測定した測定値が第2判定値以上且つ第2判定値よりも大きい第3判定値未満の場合は前記一対の電極間に汚染が有ると判定し、前記切換部により前記診断用配線を非導通に切り換えて前記測定部により測定した測定値が第3判定値以上の場合は前記一対の電極間に水位が無いと判定することを特徴とする請求項1に記載の水位検出装置。
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